JPH07186382A - インク噴射装置及びその製造方法 - Google Patents

インク噴射装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07186382A
JPH07186382A JP33153793A JP33153793A JPH07186382A JP H07186382 A JPH07186382 A JP H07186382A JP 33153793 A JP33153793 A JP 33153793A JP 33153793 A JP33153793 A JP 33153793A JP H07186382 A JPH07186382 A JP H07186382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
channel
resin
ejection channel
ejecting apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33153793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Ohashi
弓子 大橋
Nobuo Aoki
信夫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP33153793A priority Critical patent/JPH07186382A/ja
Publication of JPH07186382A publication Critical patent/JPH07186382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留まりが高く、大量生産性に優れるインク
噴射装置及びその製造方法を提供すること。 【構成】 インクを噴射するインク室と、インク室の両
側に設けられた空気室とが設けられたインク噴射装置1
では、溝15a、15c、15eにおける、カバープレ
ート3のマニホールド22直下付近に、樹脂100が形
成されている。この樹脂100は、溝15a、15c、
15eの長手方向全体には充填されていないが、溝15
a、15c、15eの幅方向及び高さ方向全体には充填
されている。この樹脂100により、マニホールド22
に連通しない空気室が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク噴射装置及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、これまでのインパクト方式の印字
装置にとってかわり、その市場を大きく拡大しつつある
ノンインパクト方式の印字装置のなかで、原理が最も単
純で、かつ多階調化やカラー化が容易であるものとし
て、インクジェット方式の印字装置が上げられる。なか
でも印字に使用するインク滴のみを噴射するドロップ・
オン・デマンド型が、噴射効率の良さ、ランニングコス
トの安さなどから急速に普及している。
【0003】ドロップ・オン・デマンド型として特公昭
53−12138号公報に開示されているカイザー型、
あるいは特公昭61−59914号公報に開示されてい
るサーマルジェット型がその代表的な方式としてある。
このうち、前者は小型化が難しく、後者は高熱をインク
に加えるためにインクの耐熱性に対する要求が必要とさ
れ、それぞれに非常に困難な問題を抱えている。
【0004】以上のような欠陥を同時に解決する新たな
方式として提案されたのが、特開昭63−247051
号公報に開示されているせん断モード型である。
【0005】図9に示すように、上記せん断モード型の
インク噴射装置600は、底壁601、天壁602及び
その間のせん断モードアクチュエータ壁603からな
る。そのアクチュエータ壁603は、底壁601に接着
され、且つ矢印611方向に分極された下部壁607
と、天壁602に接着され、且つ矢印609方向に分極
された上部壁605とからなっている。アクチュエータ
壁603は一対となってその間にインク流路613を形
成し、且つ次の一対のアクチュエータ壁603の間に
は、インク流路613よりも狭い空間615を形成して
いる。
【0006】各インク流路613の一端には、ノズル6
18を有するノズルプレート617が固着され、各アク
チュエータ壁603の両側面には電極619、621が
金属層として設けられている。各電極619、621は
インクと絶縁するための絶縁層(図示せず)で覆われて
いる。そして、空間615に面している電極619、6
21はアース623に接続され、インク流路613内に
設けられている電極619、621は、アクチュエータ
駆動回路を与えるシリコン・チップ625に接続されて
いる。
【0007】次に、このインク噴射装置600の製造方
法を説明する。まず、矢印611に分極された圧電セラ
ミックス層を底壁601に接着し、矢印609に分極さ
れた圧電セラミックス層を天壁602に接着する。各圧
電セラミックス層の厚みは、下部壁607、上部壁60
5の高さに等しい。次に、圧電セラミックス層に、平行
な溝をダイヤモンドカッティング円板の回転などによっ
て形成して、下部壁607、上部壁605を形成する。
そして、真空蒸着によって下部壁607の側面に電極6
19を形成し、その電極619上に前記絶縁層を設け
る。同様にして上部壁605の側面に電極621、前記
絶縁層を設ける。
【0008】上部壁605の天頂部と下部壁607の天
頂部とを接着してインク流路613と空間615とを形
成する。次に、ノズル618が穿孔されているノズルプ
レート617を、ノズル618がインク流路613と対
応するように、底壁601、天壁602、アクチュエー
タ壁603の一端に接着し、インク流路613と空間6
15との他端をシリコン・チップ625とアース623
とに接続する。
【0009】そして、各インク流路613の電極61
9、621にシリコン・チップ625が電圧を印加する
ことによって、各アクチュエータ壁603がインク流路
613の容積を増加する方向に圧電厚みすべり変形し
て、所定時間後電圧印加が停止されてインク流路613
の容積が増加状態から自然状態となってインク流路61
3内のインクに圧力が加えられ、インク滴がノズル61
8から噴射される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のインク噴射装置600を示した特開昭63−2
47051号公報には、インク流路613のみにインク
を充填し、空間615にインクを充填しないが、その具
体的構成および方法が開示されていない。そこで、例え
ば、底壁601あるいは天壁602に、インク流路61
3に連通する貫通孔を各インク流路613に対応して設
けて、インク流路613のみにインクを供給し、空間6
15にインクを供給しないようにすると、それら貫通孔
が微小なために、その加工が難しく、歩留まりが悪い。
また、加工に時間がかかり、大量生産性に劣るといった
問題があった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、非噴射チャンネルにインクが入
らないようにすることができ、歩留まりが高く、大量生
産性に優れるインク噴射装置及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1では、インクを噴射する噴射チャン
ネルと、前記噴射チャンネルの両側に設けられインクを
噴射しない非噴射チャンネルとを有するインク噴射装置
において、前記非噴射チャンネル内の一部あるいは全部
に設けられた目止め部材を備えている。
【0013】請求項2では、前記目止め部材は、紫外線
等の特定波長の光に対して硬化する光硬化性樹脂であ
り、その樹脂を前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャ
ンネルに注入し、非噴射チャンネルのみに選択的に露光
することを特徴とする。
【0014】請求項3では、圧電材料で少なくとも一部
が形成された隔壁によって隔てられた溝を有するアクチ
ュエータプレートと、前記アクチュエータプレートの前
記溝の開口部を塞ぐカバープレートとを有し、そのカバ
ープレートには、光を透過する透過領域と、光を透過し
ない非透過領域とが設けられていることを特徴とする。
【0015】請求項4では、前記目止め部材は、導電性
を有する導電性樹脂であることを特徴とする。
【0016】請求項5では、インクを噴射する噴射チャ
ンネルと、前記噴射チャンネルの両側に設けられインク
を噴射しない非噴射チャンネルとを有するインク噴射装
置の製造方法において、前記噴射チャンネル及び前記非
噴射チャンネルの一部あるいは全部に、紫外線等の特定
波長の光に対して硬化する光硬化性樹脂を注入する第一
工程と、前記非噴射チャンネルの前記光硬化性樹脂のみ
に選択的に露光する第二工程とからなる。
【0017】請求項6では、インクを噴射する噴射チャ
ンネルと、前記噴射チャンネルの両側に設けられインク
を噴射しない非噴射チャンネルと、前記噴射チャンネル
にインクを供給するためのマニホールドとを有するイン
ク噴射装置の製造方法において、前記非噴射チャンネル
に連通する連通孔を有するプレートを前記非噴射チャン
ネルの一部に配置する第一工程と、前記プレートの前記
連通孔から前記非噴射チャンネル内に目止め部材を注入
する第二工程と、前記非噴射チャンネル内の前記目止め
部材を硬化する第三工程とからなる。
【0018】請求項7では、前記目止め部材は、紫外線
等の特定波長の光に対して硬化する光硬化性樹脂であ
り、前記第三ステップは、マニホールドから前記非噴射
チャンネルに光を照射して、前記目止め部材を硬化する
ことを特徴とする。
【0019】請求項8では、前記目止め部材は、所定の
熱に対して硬化する熱硬化性樹脂であり、前記第三ステ
ップは、所定の熱を与えて、前記目止め部材を硬化する
ことを特徴とする。
【0020】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1のインク
噴射装置では、前記非噴射チャンネル内の全部あるいは
一部に目止め部材が設けられて、非噴射チャンネル内に
インクが供給されず、噴射チャンネルのみにインクが供
給される。
【0021】請求項5のインク噴射装置の製造方法で
は、前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャンネルの一
部あるいは全部に光硬化性樹脂が注入され、前記非噴射
チャンネルの前記光硬化性樹脂のみが選択的に露光され
て、非噴射チャンネルに硬化した光硬化性樹脂が設けら
れる。これにより請求項1記載のインク噴射装置が製造
される。
【0022】請求項6のインク噴射装置の製造方法で
は、前記非噴射チャンネルに連通する連通孔を有するプ
レートが前記非噴射チャンネルの一部に配置され、前記
プレートの前記連通孔から前記非噴射チャンネル内に目
止め部材が注入され、前記非噴射チャンネル内の前記目
止め部材が硬化される。これにより請求項1記載のイン
ク噴射装置が製造される。
【0023】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。
【0024】まず、インク噴射装置1の斜視図を示す図
1によって、本発明の第一実施例の構成を説明する。イ
ンク噴射装置1は、圧電セラミックスプレート2とカバ
ープレート3とノズルプレート31とから構成されてい
る。
【0025】圧電セラミックスプレート2は、強誘電性
を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミッ
クス材料で形成され、矢印5方向に分極処理が施されて
いる。そして、圧電セラミックスプレート2には、薄い
円板状のダイヤモンドブレードを使用した切削加工など
によって、複数の溝15が作製される。溝15は圧電セ
ラミックスプレート2のほぼ全域で同じ深さの平行な溝
であるが、端面17に近づくにつれて徐々に浅くなり、
端面17付近では浅く平行な浅溝18となるように作製
される。
【0026】この溝15の上半分の領域および浅溝18
の内面には、アルミニウム、ニッケル、カーボンなどの
導電材料からなる電極13、19が真空蒸着やスパッタ
リングなどによって形成される。この電極13、19の
形成時には、溝15を隔てる側壁11の天頂部にも電極
が形成されるため、側壁11の両側の電極を分離するた
めに、側壁11の天頂部の電極がラッピングなどにより
除去される。このようにして、溝15の内面にはその側
面の上半分のみに電極13が形成され、浅溝18の内面
にはその側面および底面全体に電極19が形成される。
この電極19によって、溝15の両側の側壁11の表面
に形成された電極13は電気的に接続されている。
【0027】そして溝15a、15c、15eにおけ
る、後述するカバープレート3のマニホールド22直下
付近に対応する位置は、目止め部材としての樹脂100
が形成されており、この樹脂100は、溝15a、15
c、15eの長手方向全体には充填されていないが、溝
15a、15c、15eの幅方向及び高さ方向全体には
充填されている。
【0028】また、研削加工または切削加工などによっ
てマニホールド22が作製されたカバープレート3を、
圧電セラミックスプレート2の溝15加工側に、エポキ
シ系の接着剤4(図2)によって接着する。このとき、
マニホールド22と前記樹脂100との位置関係は以下
に示す通りである。樹脂100における圧電セラミック
スプレート2の端面16側の形成端は、マニホールド2
2のそれよりも端面16側に設けられて、マニホールド
22のインクが、溝15a、15c、15eにおいて樹
脂100よりも端面16側へ流れない構造になってい
る。また、樹脂100における圧電セラミックスプレー
ト2の端面17側の形成端は、マニホールド22のそれ
よりも端面16側でも良いし、端面17側でも良い。
【0029】そして、溝15b、15dに対応した位置
にノズル32が設けられたノズルプレート31を圧電セ
ラミックスプレート2及びカバープレート3の一端面1
6に接着する。
【0030】このように、圧電セラミックスプレート
2、カバープレート3、ノズルプレート31及び樹脂1
00により、マニホールド22と連通する噴射チャンネ
ルとしてのインク室12b、12d(図2)及び樹脂1
00によってマニホールド22と連通しない非噴射チャ
ンネルとしての空気室12a、12c、12e(図2)
が形成されたインク噴射装置1が構成される。インク室
12b、12dは、インクが充填され、空気室12a、
12c、12eは空気が充填される。
【0031】次に、図2、図3によって、インク噴射装
置1の動作を説明する。インク噴射装置1において、所
望の印字データに従って例えばインク室12bが選択さ
れると、電極13eと13fに急速に正の駆動電圧が印
加され、電極13dと13gは接地される。これにより
側壁11bの上半分には矢印14bの方向の駆動電界が
作用し、側壁11cの上半分には矢印14cの方向の駆
動電界が作用する。このとき駆動電界方向14bおよび
14cと分極方向5とが直交しているため、側壁11b
および11cは、圧電厚みすべり効果によってインク室
12bの内部方向に急速に変形する。この変形によって
インク室12bの容積が減少してインク室12bのイン
ク圧力が急速に増大し、圧力波が発生して、インク室1
2bに連通するノズル32(図1)からインク滴が噴射
される。
【0032】また、駆動電圧の印加を停止すると、側壁
11bおよび11cが変形前の位置(図2参照)に戻る
ためインク室12b内のインク圧力が低下し、マニホー
ルド22(図1)を通してインク室12b内にインクが
供給される。
【0033】但し、上記の動作は本実施例の基本動作に
過ぎず、製品として具体化される場合には、まず駆動電
圧をインク室12bの容積が増加する方向に印加して、
インク室12bにインクを供給させ、次に駆動電圧の印
加を停止して、側壁11bおよび11cを変形前の位置
(図2)に戻すことによりインク圧力を増大させてイン
クを噴射させることもある。
【0034】このように、本実施例のインク噴射装置1
では、溝15a、15c、15eにおけるカバープレー
ト3のマニホールド22直下付近に樹脂100が設けら
れるので、インク室12b、12dにマニホールド22
からインクが供給され、且つ空気室12a、12c、1
2eにインクが供給されないようにすることができる。
また、このような構成であると、マニホールド22の形
状が単純であるので、その加工が容易となり、時間が短
縮されて、大量生産性に優れる。
【0035】また、インク室12bおよび12dのみに
インクが供給され、空気室12a、12c、12eには
インクが供給されず空気が充填されるため、インク室1
2bからインク滴を噴射するための側壁11cの変形
が、隣接する空気室12cの空気により吸収され、他の
噴射チャンネル12dに影響を及ぼすことがない。従っ
て、各噴射チャンネル12b、12dから良好にインク
滴が噴射され、印字品質がよい。
【0036】また、本実施例においては、圧電セラミッ
クスプレート2の片面に溝15を形成していたが、圧電
セラミックスプレートの両面に溝を形成して、両側に噴
射チャンネル及び非噴射チャンネルを設けるようにして
もよい。
【0037】また、従来技術のような構成のインク噴射
装置600においても、本発明を用いることができる。
【0038】続いて、第一実施例のインク噴射装置の製
造方法を図4を用いて説明する。
【0039】予め分極を施した圧電セラミックス層に、
平行な溝15をダイヤモンドカッティング円板の回転な
どによって形成して、真空蒸着によって側壁11の側面
に電極13を形成し、その電極13上に絶縁層を設けた
セラミックスプレート2を用意する。その圧電セラミッ
クスプレート2の一端面16(図1)に図示しない板部
材を接合して、一端面16における溝15の開口部を塞
ぐ。そして、UV(紫外線)の照射により硬化する光硬
化樹脂としての樹脂液99、例えばスリーボンド社製の
型番3042のものを溝15に充填する(第一工程)。
この樹脂液99は粘度が20cpsと非常に低いため、
前記溝15の中を速やかに満たす。
【0040】そして、その上にマスク700をフィルム
800を介して載せる。そのフィルム800はマスク7
00が樹脂液99によって汚れるのを防ぐ。また、フィ
ルム800は、後に照射するUV(紫外線)910が広
がるのを防ぐためにできるだけ薄く、且つUV910の
透過を妨げない材質が良く、例えば厚さ20μmで、U
V910の透過率が約80%のセロファンを用いる。そ
してマスク700は、例えば、UV910をよく透過す
るガラス等で形成されており、溝15a、15c、15
eの一部分に対応するUV透過部703と、そのUV透
過部703以外の部分においてUV910を遮蔽するよ
うなクロム(Cr)等が形成されたUV遮蔽部701と
を有する。このUV透過部703は、カバープレート3
のマニホールド22(図1)近傍に対応した位置に設け
られている。
【0041】このようなマスク700を、UV透過部7
03が溝15a、15c、15eに重なるように圧電セ
ラミックスプレート2に載せて、できるだけ密着させ、
前記マスク700を介してUVランプ900を用いてU
V910を照射する(第二工程)。本実施例では、UV
ランプ900に、300〜400nmの光が約12mW
であるものを使用する。
【0042】ここで、UVランプ900は300〜40
0nmの光が約12mWであり、前記樹脂液99の硬化
に必要な光量は3000mJであり、マスク700によ
るUV910の減衰を考慮すると、このような組み合わ
せにおいては、およそUV910を300sec間照射
すれば、樹脂液99が硬化する。尚、UVランプ900
は300〜400nmの光が強いものほど良い。マスク
700のUV透過部703の下にある樹脂液99は、U
V910の照射により速やかに重合硬化し、その他の部
分である遮蔽部701の下の樹脂液99はUV910が
あたらないため、硬化せず液状のまま残っている。
【0043】そして、前記板部材、マスク700及びフ
ィルム800を外し、圧電セラミックスプレート2をア
セトン等の有機溶剤で洗浄し、未硬化の樹脂液を洗い流
す。最後に純水で洗浄し乾燥させて、樹脂100(図
1)が溝15a、15c、15eの一部に、ほぼ側壁1
1の高さで形成される。
【0044】このように樹脂100を形成した圧電セラ
ミックスプレート2に対し、溝15加工側の面とカバー
プレート3のマニホールド22加工側の面が、エポキシ
系接着剤4(図2)などによって接着される。続いて図
1に示すように、圧電セラミックスプレート2およびカ
バープレート3の端面16に、溝15b、15dの位置
に対応した各位置にノズル32が設けられたノズルプレ
ート31がエポキシ系接着剤(図示せず)などによって
接着される。これによって、図2に示すインク室12
b、12d及び空気室12a、12c、12eが形成さ
れる。
【0045】尚、圧電セラミックスプレート2とカバー
プレート3とを接着すると、そのためのエポキシ系接着
剤4が浅溝18内(図1)に入り込む。このため、マニ
ホールド22(図1)、インク室12b、12d内のイ
ンクが浅溝18から漏れることがない。また、浅溝18
からインクが漏れないように、カバープレート3と浅溝
18との接合部に樹脂などを設けてもよい。
【0046】このようにして、空気室12a、12c、
12eとマニホールド22とを連通させないための、目
止め部材としての樹脂100が形成されるので、インク
室12b、12dにインクを供給するためのマニホール
ド22の形状を単純にでき、そのため加工が容易であ
る。また、UVランプ900によるUV910の照射で
樹脂100が形成されるので、そのための工程が容易で
あり、歩留まりが高く、大量生産性に優れる。
【0047】次に、インク噴射装置の製造方法の第二実
施例を図5を用いて説明する。圧電セラミックスプレー
ト2の溝15加工側の面にカバープレート103を、エ
ポキシ系接着剤4などによって接着する。ここでカバー
プレート103は、例えば、UV910をよく透過する
ガラス等で形成されており、予め溝15a、15c、1
5e(図1)に対応する部分以外に、UV910を遮蔽
するようなクロム(Cr)等の非透過領域としての遮蔽
パターン300が形成されている。また、カバープレー
ト103に形成されたマニホールド(図示せず)におい
ては、遮蔽パターン300形成面とは反対の面にUV遮
蔽シール(図示せず)等で塞いでおく。ここで、カバー
プレート103の前記溝15a、15c、15eに対応
する部分は、UV910を透過するUV透過領域であ
る。
【0048】そしてカバープレート103の遮蔽パター
ン300が形成された面を圧電セラミックスプレート2
側に向け、且つ遮蔽パターン300が圧電セラミックス
プレート2の溝15b、15dに重なるように位置合わ
せした後接着する。その後、UV樹脂液99を、圧電セ
ラミックスプレート2の端面16側の溝15の開口部か
ら溝15の中へ充填する(第一工程)。次に、圧電セラ
ミックスプレート2の端面16に、図示しない板部材を
接着し、溝15を密閉する。
【0049】そして前述したようなUVランプ900を
用いて、UV910を300sec照射する(第二工
程)。するとカバープレート103がマスクとなり、前
記UV透過領域の下にある樹脂液99は、UV910の
照射により速やかに重合硬化し、その他の領域の樹脂液
99は遮蔽パターン300によってUV910があたら
ないため硬化せず液状のまま残っている。続いて、前記
UV遮蔽シール、前記板部材を剥し、アセトン等の有機
溶剤で洗浄し、溝15b、15d内の未硬化の樹脂液9
9を洗い流す。最後に純水で洗浄し乾燥させて、硬化し
た樹脂を溝15a、15c、15e全体に形成する。
【0050】樹脂100を形成した後、続いて図1に示
すように、圧電セラミックスプレート2およびカバープ
レート3の端面16に、溝15b、15dの位置に対応
した各位置にノズル32が設けられたノズルプレート3
1がエポキシ系接着剤(図示せず)などによって接着さ
れる。これによって、噴射チャンネル及び非噴射チャン
ネルが形成される。
【0051】このようにインク噴射装置1を製造して
も、第一の製造方法と同様の効果が得られる。また、前
述したマスク700を用いることなく、カバープレート
103をマスクとするので、第一の製造方法より工程が
少なくなり、製造が容易となる。
【0052】尚、第二実施例では、溝15a、15c、
15e全体に樹脂100を形成したが、溝15a、15
c、15eの一部に樹脂を形成して、マニホールド22
からインクが入らないようにしてもよい。
【0053】続いて、インク噴射装置の製造方法の第三
実施例に付いて図6、7を用いて説明する。前記カバー
プレート3を前記圧電セラミックスプレート2の溝15
加工側に接着した後、圧電セラミックスプレート2およ
びカバープレート3の端面16に、溝15a、15c、
15eの位置に対応した各位置に穴311が設けられた
ダミープレート310を粘着剤等により一時的に貼る
(第一工程)。
【0054】そして前記ダミープレート310の穴31
1を通して、UV(紫外線)の照射により硬化する樹脂
液99を溝15a、15c、15eに注入する(第二工
程)。
【0055】注入された樹脂液99は毛細管現象により
溝15a、15c、15e内を速やかに流れ、カバープ
レート3のマニホールド22の直下を通り、浅溝18に
至る。このとき、マニホールド22を介して溝15にU
V(紫外線)910を全面照射する(第三工程)。
【0056】すると、樹脂液99は、溝15a、15
c、15eの、マニホールド22の下部分で硬化する。
その後、前記ダミープレート310を取り外し、未硬化
の樹脂液99をアセトン等の有機溶剤で洗い流し、純水
洗浄後、乾燥することで樹脂100(図1)が形成され
る。
【0057】樹脂100を形成した後、図1に示すよう
に、圧電セラミックスプレート2およびカバープレート
3の端面16に、溝15b、15dの位置に対応した各
位置にノズル32が設けられたノズルプレート31をエ
ポキシ系接着剤(図示せず)などによって接着する。こ
のようにして、インク室12b、12d及び空気室12
a、12c、12eが形成される。
【0058】尚、マニホールド22と空気室12a、1
2c、12eとを確実に遮断するために、UV910を
端面16に向けて傾斜させて照射するとよい。
【0059】このような製造方法においては、第一実施
例のマスク700(図4)を使用しないので、UV透過
部701(図4)の位置合わせが不要である。また、カ
バープレート3が透過性の材質であれば、一定強度以上
のUV910が得られた場所全てで樹脂液99の硬化が
おき、溝15a、15c、15eの全長で樹脂100を
形成することが可能である。
【0060】尚、第三実施例では、樹脂液99として光
硬化性樹脂を用いて、UV910により硬化させていた
が、熱硬化性樹脂を用いて熱により硬化させてもよい。
【0061】また、第三実施例では、圧電セラミックス
プレート2の端面16側から、ダミープレート310の
穴311を通して、溝15a、15c、15eにのみ樹
脂液99を注入していたが、マニホールド22側から、
溝15a、15c、15eにのみ連通する穴を有するプ
レートを用いて、樹脂液を注入してもよい。
【0062】続いて、インク噴射装置の製造方法の第四
実施例について説明する。第三実施例と同様に、前記圧
電セラミックス2にカバープレート3及びダミープレー
ト310を接着し、ダミープレート310の穴311を
通して溝15a、15c、15eのみに樹脂液を充填す
る。ただし、充填する樹脂液として、例えば、銀粉導電
フィラーの入ったスリーボンド社製の型番3303を用
いる。この樹脂液は体積抵抗率が1〜2×10-3Ω・c
mの導電体である。尚、この樹脂液にはUVに反応して
硬化が始まるUV硬化剤が含まれていないため、UVの
照射に関係なく150℃で一時間ほどベークすることで
硬化が完了する。ここで、前記UV硬化剤が含まれてい
る導電性樹脂液ならば第一、第二実施例ような形成法も
可能である。
【0063】溝15a、15c、15eに充填された樹
脂液を150℃で一時間ほどベークすることで、導電性
樹脂を形成し、ダミープレート310を取り外し、続い
て圧電セラミックスプレート2およびカバープレート3
の端面16(図1)に、図8に示すノズルプレート33
がエポキシ系接着剤(図示せず)などによって接着され
る。これによって、噴射チャンネル及び非噴射チャンネ
ルが形成される。
【0064】ノズルプレート33には、溝15b、15
dの位置に対応した各位置にノズル32が設けられ、ま
た溝15a、15c、15eに対応した部分に突出した
形状の電極パターン34が形成されている。前記電極パ
ターン34は、溝15b、15dを避ける形で溝15
a、15c、15eの側面の電極13を接続する。そし
てパターン電極34は図示しないFPC等を介して接地
される。
【0065】また、上述したような空気室12a、12
c、12eの電極13を接地して駆動するインク噴射装
置では、このように製造すると、樹脂の導電性を利用し
て空気室12a、12c、12eの電極13全てを電気
的に接続することができるので、簡単に接地することが
できる。従って、インク噴射装置のコネクトが簡単にで
きるので、歩留まりが高く、大量生産性に優れる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1のインク噴射装置によれば、前記非噴射
チャンネル内の全部あるいは一部に目止め部材が設けら
れているので、非噴射チャンネル内にインクを供給せ
ず、噴射チャンネルのみにインクを供給することができ
る。
【0067】請求項5のインク噴射装置の製造方法によ
れば、前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャンネルの
一部あるいは全部に光硬化性樹脂が注入され、前記非噴
射チャンネルの前記光硬化性樹脂のみが選択的に露光さ
れて、非噴射チャンネルに硬化した光硬化樹脂が設けら
れるので、非噴射チャンネル内にインクを供給せず、噴
射チャンネルのみにインクを供給するための加工を従来
より容易に行うことができ、歩留まりが高く、大量生産
性に優れる。
【0068】請求項6のインク噴射装置の製造方法で
は、前記非噴射チャンネルに連通する連通孔が有するプ
レートを前記噴射チャンネル及び非噴射チャンネルの一
端側の配置され、前記プレートの前記連通孔から前記非
噴射チャンネル内に前記光硬化性樹脂が注入され、前記
マニホールドから前記非噴射チャンネルに光が照射され
て、非噴射チャンネルに硬化した光硬化樹脂が設けられ
るので、非噴射チャンネル内にインクを供給せず、噴射
チャンネルのみにインクを供給するための加工を従来よ
り容易に行うことができ、歩留まりが高く、大量生産性
に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のインク噴射装置を示す斜
視図である。
【図2】本発明の第一実施例のインク噴射装置の断面図
である。
【図3】本発明の第一実施例のインク噴射装置の動作を
示す説明図である。
【図4】本発明の第一実施例の形成方法を示す断面図で
ある。
【図5】本発明のインク噴射装置の製造方法の第二実施
例を示す説明図である。
【図6】本発明のインク噴射装置の製造方法の第三実施
例を示す説明図である。
【図7】本発明のインク噴射装置の製造方法の第三実施
例を示す説明図である。
【図8】本発明のインク噴射装置の製造方法の第四実施
例のノズルプレート裏のパターンを示す説明図である。
【図9】従来例のインク噴射装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インク噴射装置 2 圧電セラミックスプレート 12a 空気室 12b インク室 12c 空気室 12d インク室 12e 空気室 13 電極 15 溝 18 浅溝 100 樹脂 310 ダミープレート 311 穴 700 マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/16 B41J 3/04 103 H

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを噴射する噴射チャンネルと、前
    記噴射チャンネルの両側に設けられインクを噴射しない
    非噴射チャンネルとを有するインク噴射装置において、 前記非噴射チャンネル内の一部あるいは全部に設けられ
    た目止め部材を備えたことを特徴とするインク噴射装
    置。
  2. 【請求項2】 前記目止め部材は、紫外線等の特定波長
    の光に対して硬化する光硬化性樹脂であり、その樹脂を
    前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャンネルに注入
    し、非噴射チャンネルのみに選択的に露光することを特
    徴とする請求項1記載のインク噴射装置。
  3. 【請求項3】 圧電材料で少なくとも一部が形成された
    隔壁によって隔てられた溝を有するアクチュエータプレ
    ートと、前記アクチュエータプレートの前記溝の開口部
    を塞ぐカバープレートとを有し、そのカバープレートに
    は、光を透過する透過領域と、光を透過しない非透過領
    域とが設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    インク噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記目止め部材は、導電性を有する導電
    性樹脂であることを特徴とする請求項1記載のインク噴
    射装置。
  5. 【請求項5】 インクを噴射する噴射チャンネルと、前
    記噴射チャンネルの両側に設けられインクを噴射しない
    非噴射チャンネルとを有するインク噴射装置の製造方法
    において、 前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャンネルの一部あ
    るいは全部に、紫外線等の特定波長の光に対して硬化す
    る光硬化性樹脂を注入する第一工程と、 前記非噴射チャンネルの前記光硬化性樹脂のみに選択的
    に露光する第二工程とからなることを特徴とするインク
    噴射装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 インクを噴射する噴射チャンネルと、前
    記噴射チャンネルの両側に設けられインクを噴射しない
    非噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルにインクを供
    給するためのマニホールドとを有するインク噴射装置の
    製造方法において、 前記非噴射チャンネルに連通する連通孔を有するプレー
    トを前記非噴射チャンネルの一部に配置する第一工程
    と、 前記プレートの前記連通孔から前記非噴射チャンネル内
    に目止め部材を注入する第二工程と、 前記非噴射チャンネル内の前記目止め部材を硬化する第
    三工程とからなることを特徴とするインク噴射装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記目止め部材は、紫外線等の特定波長
    の光に対して硬化する光硬化性樹脂であり、前記第三ス
    テップは、マニホールドから前記非噴射チャンネルに光
    を照射して、前記目止め部材を硬化することを特徴とす
    る請求項6記載のインク噴射装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記目止め部材は、所定の熱に対して硬
    化する熱硬化性樹脂であり、前記第三ステップは、所定
    の熱を与えて、前記目止め部材を硬化することを特徴と
    する請求項6記載のインク噴射装置の製造方法。
JP33153793A 1993-12-27 1993-12-27 インク噴射装置及びその製造方法 Pending JPH07186382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33153793A JPH07186382A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 インク噴射装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33153793A JPH07186382A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 インク噴射装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07186382A true JPH07186382A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18244772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33153793A Pending JPH07186382A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 インク噴射装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07186382A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003064160A1 (fr) * 2002-01-29 2003-08-07 Sharp Kabushiki Kaisha Tete d'imprimante a jet
WO2003072361A1 (fr) * 2002-02-27 2003-09-04 Sharp Kabushiki Kaisha Tête à jet d'encre

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003064160A1 (fr) * 2002-01-29 2003-08-07 Sharp Kabushiki Kaisha Tete d'imprimante a jet
US7293854B2 (en) 2002-01-29 2007-11-13 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet head
WO2003072361A1 (fr) * 2002-02-27 2003-09-04 Sharp Kabushiki Kaisha Tête à jet d'encre
US7156503B2 (en) 2002-02-27 2007-01-02 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet head

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3166530B2 (ja) インク噴射装置
JPH07132596A (ja) インク噴射装置
JP3335972B2 (ja) 流体噴射装置及びその製造方法
JP3183010B2 (ja) インク噴射装置
US4570167A (en) Ink jet recording head
JPH07186382A (ja) インク噴射装置及びその製造方法
JP2000168094A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP3311514B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3633040B2 (ja) インク噴射装置及びその製造方法
JPH0939233A (ja) インクジェットヘッド
JP3147629B2 (ja) インク噴射装置
JPH07186394A (ja) インク噴射装置の製造方法
JP3183075B2 (ja) インク噴射装置およびその製造方法
JP3275655B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法及びこの方法によって製造されたインクジェットヘッド
JPH11179923A (ja) インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JPH07164639A (ja) インクジェット記録ヘッド、その製造方法、およびその記録ヘッドを備えた記録装置
JPH09123466A (ja) インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JP2711016B2 (ja) インクジェット記録ヘッド、該インクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置および前記インクジェット記録ヘッドの製造方法
JPH11348278A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2001232794A (ja) インクジェットヘッド、その製造方法、インクジェット記録装置、及び、アクチュエータ
JP2002210954A (ja) 液滴噴射装置
JPH05212863A (ja) インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法
JPH07186381A (ja) インク噴射装置
JPH08336976A (ja) 液体噴射記録ヘッドおよびその製造方法ならびに前記液体噴射記録ヘッドを搭載する液体噴射記録装置
KR100325525B1 (ko) 유체 분사 장치의 제조 방법