JPH07186394A - インク噴射装置の製造方法 - Google Patents

インク噴射装置の製造方法

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JPH07186394A
JPH07186394A JP33153893A JP33153893A JPH07186394A JP H07186394 A JPH07186394 A JP H07186394A JP 33153893 A JP33153893 A JP 33153893A JP 33153893 A JP33153893 A JP 33153893A JP H07186394 A JPH07186394 A JP H07186394A
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JP
Japan
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ink
manifold
sealing resin
nozzle
channel
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JP33153893A
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Takahiro Kanegae
隆弘 鐘ケ江
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Brother Industries Ltd
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非噴射チャンネルにインクを入れないように
でき、歩留まりが高く、大量生産性に優れるインク噴射
装置の製造方法を提示すること。 【構成】 圧電セラミックスプレート2、カバープレー
ト3、ノズルプレート31とを接着する。そして、全て
の溝15にマニホールド22から目止め用樹脂45を注
入した後、ノズル32b、32dより圧縮空気50を流
入して、注入した目止め用樹脂45を溝15b、15d
から除去し、溝15a、15c、15eの目止め用樹脂
45を硬化させる。このようにして、マニホールド22
からインクが供給されるインク液室12b、12dと、
目止め用樹脂45によってマニホールド22からインク
が供給されない空気室20a、20c、20eを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク噴射装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、これまでのインパクト方式の印字
装置にとってかわり、その市場を大きく拡大しつつある
ノンインパクト方式の印字装置のなかで、原理が最も単
純で、かつ多階調化やカラー化が容易であるものとし
て、インクジェット方式の印字装置が上げられる。なか
でも印字に使用するインク滴のみを噴射するドロップ・
オン・デマンド型が、噴射効率の良さ、ランニングコス
トの安さなどから急速に普及している。
【0003】ドロップ・オン・デマンド型として特公昭
53−12138号公報に開示されているカイザー型、
あるいは特公昭61−59914号公報に開示されてい
るサーマルジェット型がその代表的な方式としてある。
このうち、前者は小型化が難しく、後者は高熱をインク
に加えるためにインクの耐熱性に対する要求が必要とさ
れ、それぞれに非常に困難な問題を抱えている。
【0004】以上のような欠陥を同時に解決する新たな
方式として提案されたのが、特開昭63−247051
号公報に開示されているせん断モード型である。
【0005】図6に示すように、上記せん断モード型の
インク噴射装置600は、底壁601、天壁602及び
その間のせん断モードアクチュエータ壁603からな
る。そのアクチュエータ壁603は、底壁601に接着
され、且つ矢印611方向に分極された下部壁607
と、天壁602に接着され、且つ矢印609方向に分極
された上部壁605とからなっている。アクチュエータ
壁603は一対となってその間にインク流路613を形
成し、且つ次の一対のアクチュエータ壁603の間に
は、インク流路613よりも狭い空間615を形成して
いる。
【0006】各インク流路613の一端には、ノズル6
18を有するノズルプレート617が固着され、各アク
チュエータ壁603の両側面には電極619、621が
金属層として設けられている。各電極619、621は
インクと絶縁するための絶縁層(図示せず)で覆われて
いる。そして、空間615に面している電極619、6
21はアース623に接続され、インク流路613内に
設けられている電極619、621は、アクチュエータ
駆動回路を構成するシリコン・チップ625に接続され
ている。
【0007】次に、このインク噴射装置600の製造方
法を説明する。まず、矢印611に分極された圧電セラ
ミックス層を底壁601に接着し、矢印609に分極さ
れた圧電セラミックス層を天壁602に接着する。各圧
電セラミックス層の厚みは、下部壁607、上部壁60
5の高さになどしい。次に、圧電セラミックス層に、平
行な溝をダイヤモンドカッティング円板の回転などによ
って形成して、下部壁607、上部壁605を形成す
る。そして、真空蒸着によって下部壁607の側面に電
極619を形成し、その電極619上に前記絶縁層を設
ける。同様にして上部壁605の側面に電極621、前
記絶縁層を設ける。
【0008】上部壁605の天頂部と下部壁607の天
頂部とを接着してインク流路613と空間615とを形
成する。次に、ノズル618が穿孔されているノズルプ
レート617を、ノズル618がインク流路613と対
応するように、底壁601、天壁602及びアクチュエ
ータ壁603の一端に接着し、インク流路613と空間
615との他端をシリコン・チップ625とアース62
3とに接続する。
【0009】そして、各インク流路613の電極61
9、621にシリコン・チップ625が電圧を印加する
ことによって、各アクチュエータ壁603がインク流路
613の容積を増加する方向に圧電厚みすべり変形し
て、所定時間後電圧印加が停止されてインク流路613
の容積が増加状態から自然状態となってインク流路61
3内のインクに圧力が加えられ、インク滴がノズル61
8から噴射される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のインク噴射装置600を示した特開昭63−2
47051号公報には、インク流路613のみにインク
を充填し、空間615にインクを充填しないが、その具
体的構成および方法が開示されていない。そこで、例え
ば、底壁601あるいは天壁602に、インク流路61
3に連通する貫通孔を各インク流路613に対応して設
けて、インク流路613のみにインクを供給し、空間6
15にインクを供給しないようにすると、それら貫通孔
が微小なため、加工が難しく、歩留まりが悪い。また、
加工に時間がかかり、大量生産性に劣るといった問題が
あった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、非噴射チャンネルにインクを入
れないようにでき、歩留まりが高く、大量生産性に優れ
るインク噴射装置の製造方法を提示することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1では、インクを噴射する噴射チャン
ネルと、前記噴射チャンネルの両側に設けられ、インク
を噴射しない非噴射チャンネルと、前記噴射チャンネル
に連通し、前記非噴射チャンネルに連通しないノズル
と、噴射チャンネルにインクを供給するためのマニホー
ルドとを有するインク噴射装置の製造方法において、前
記噴射チャンネル及び前記非噴射チャンネルに、前記マ
ニホールドもしくは前記ノズル側から目止め部材を注入
する工程と、前記マニホールドもしくは前記ノズルを通
して、少なくとも前記噴射チャンネル内に圧力を与え
て、噴射チャンネル内のみの前記目止め部材を取り除く
工程と、前記非噴射チャンネル内の前記目止め部材を硬
化させる工程とからなる。
【0013】請求項2では、前記目止め部材は、熱硬化
製樹脂または光硬化製樹脂であることを特徴とする。
【0014】
【作用】上記の構成を有する本発明のインク噴射装置の
製造方法では、前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャ
ンネルに、前記マニホールドもしくは前記ノズル側から
目止め部材が注入され、前記マニホールドもしくは前記
ノズルを通して、少なくとも前記噴射チャンネル内に圧
力が与えられ、前記ノズルが噴射チャンネルに連通し、
非噴射チャンネルに連通していないことによって、噴射
チャンネル内のみの前記目止め部材が取り除かれ、前記
非噴射チャンネル内の前記目止め部材が硬化される。従
って、前記マニホールドから前記噴射チャンネルのみに
インクが供給され、前記非噴射チャンネルにインクが供
給しないインク噴射装置が形成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。
【0016】まず、インク噴射装置1の斜視図を示す図
1によって、本発明の実施例の構成および製造法を説明
する。インク噴射装置1は、圧電セラミックスプレート
2とカバープレート3とノズルプレート31とから構成
されている。
【0017】圧電セラミックスプレート2は、強誘電性
を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミッ
クス材料で形成され、矢印5方向に分極処理が施されて
いる。そして、圧電セラミックスプレート2には、薄い
円板状のダイヤモンドブレードを使用した切削加工など
によって、複数の溝15が作製される。溝15は圧電セ
ラミックスプレート2のほぼ全域で同じ深さの平行な溝
であるが、端面17に近づくにつれて徐々に浅くなり、
端面17付近では浅く平行な浅溝18となるように作製
される。
【0018】これら溝15の上半分の領域および浅溝1
8の内面には、アルミニウム、ニッケル、カーボンなど
の導電材料からなる電極13、19が真空蒸着やスパッ
タリングなどによって形成される。この電極19によっ
て、溝15の両側の側壁11の表面に形成された電極1
3は電気的に接続されている。
【0019】また、カバープレート3に、研削加工また
は切削加工などによって、マニホールド22が作製され
る。このマニホールド22を備えたカバープレート3
は、圧電セラミックスプレート2の溝15加工側の面
と、エポキシ系樹脂4(図2)などによって接着され
る。また、マニホールド22は、圧電セラミックスプレ
ート2とカバープレート3とを接合したときに、マニホ
ールド22の下面に溝15が位置する。また、図1に示
すように、圧電セラミックスプレート2およびカバープ
レート3の端面16に、溝15b、15dの位置に対応
した各位置にそれぞれノズル32b、32dが穿孔され
たノズルプレート31がエポキシ系接着剤(図示せず)
などによって接着される。
【0020】また、溝15a、15c、15eにおける
前記マニホールド22の対応する位置に、後述するよう
な方法で目止め用樹脂45が形成される。圧電セラミッ
クスプレート2、カバープレート3、ノズルプレート3
1及び目止め用樹脂45により、溝15b、15dに対
応し、マニホールド22に連通する噴射チャンネルとし
てのインク液室12b、12d(図2)と、溝15a、
15c、15eに対応しマニホールド22に連通しない
非噴射チャンネルとしての空気室20a、20c、20
e(図2)とが構成される。
【0021】次に、図2に示すインク液室12b、12
d及び空気室20a、20c、20eの作製方法を説明
する。
【0022】まず、図1に示すように、圧電セラミック
スプレート2の溝15加工側の面に、カバープレート3
をエポキシ系接着剤4(図2)などによって接着し、ま
た圧電セラミックスプレート2およびカバープレート3
の端面16に、ノズルプレート31を接着する。
【0023】次に、図5に示すように、全ての溝15
に、マニホールド22からディスペンサー44等を用い
て目止め用樹脂45を注入する。ここで、目止め用樹脂
45は、適度の粘性を持ち加熱処理をすると硬化する熱
硬化性樹脂、または紫外線を照射すると硬化する紫外線
硬化性樹脂である。
【0024】また、図4に、圧縮空気を噴射する器具を
示す。レギュレータ40によって、ある気圧に調整され
た圧縮空気50は、カップラ41及びエアーマニホール
ド42を介して弾性体で造られたコネクタ43に送られ
て、コネクタ43に形成された噴射口43aより噴射さ
れる。ここで、噴射口43aは横方向に長く長円形状で
あり、前記ノズルプレート31(図1)と前記コネクタ
43を接触させたときに、ノズル32b、32d(図
1)は、噴射口43aに覆い囲まれる。
【0025】そして、前記目止め用樹脂45を注入した
インク噴射装置1のノズルプレート31の表面に前記コ
ネクタ43を押しつけ、図5に示すところのノズル32
bより前記圧縮空気50を勢いよく流入させると、溝1
5bに注入された目止め用樹脂45は、圧縮空気50に
よってマニホールド22より吹き飛ばされる。そして、
溝15bとマニホールド22が再び連通することにな
る。この作用は、同時に溝15dにも同様に行なわれ
る。溝15a、15c、15eは、連通するノズルがノ
ズルプレート31に穿孔されていないので、圧縮空気5
0が流入せず、前記注入された目止め用樹脂45はその
まま残る。この状態で前記目止め用樹脂45が熱硬化性
樹脂であれば加熱処理を行い、また紫外線硬化性樹脂で
あればマニホールド22から紫外線照射を行い、前記目
止め用樹脂45を硬化させる。
【0026】このようにして、図2に示す空気室20
a、20c、20eのマニホールド22(図2)に対応
する位置が塞がれ、インク液室12b、12dのみがマ
ニホールド22に連通するインク噴射装置1を製造する
ことができる。このインク液室12b、12dはマニホ
ールド22からインクが充填され、空気室20a、20
c、20eは空気が充填される領域である。
【0027】尚、圧電セラミックスプレート2とカバー
プレート3とを接着すると、そのためのエポキシ系接着
剤4が浅溝18内に入り込む。このため、マニホールド
22、インク液室12b、12d内のインクが、浅溝1
8から漏れることがない。尚、浅溝18からインクが漏
れないように、カバープレート3と浅溝18との接合部
に、接着剤や樹脂等(図示せず)を設けてもよい。
【0028】次に、図2、図3によって、インク噴射装
置1の動作を説明する。インク噴射装置1において、所
望の印字データに従って例えばインク液室12bが選択
されると、電極13eと13fに急速に正の駆動電圧が
印加され、電極13dと13gは接地される。これによ
り側壁11bの上半分の領域には矢印14bの方向の駆
動電界が作用し、側壁11cの上半分の領域には矢印1
4cの方向の駆動電界が作用する。このとき駆動電界方
向14bおよび14cと分極方向5とが直交しているた
め、側壁11bおよび11cは、圧電厚みすべり効果に
よってインク液室12bの内部方向に急速に変形する。
この変形によってインク液室12bの容積が減少してイ
ンク液室12bのインク圧力が急速に増大し、圧力波が
発生して、インク液室12bに連通するノズル32b
(図1)からインク液滴が噴射される。
【0029】また、駆動電圧の印加を停止すると、側壁
11bおよび11cが変形前の位置(図2参照)に戻る
ためインク液室12b内のインク圧力が低下し、マニホ
ールド22(図1)からインク液室12b内にインクが
供給される。
【0030】但し、上記の動作は基本動作に過ぎず、製
品として具体化される場合には、まず駆動電圧をインク
液室12bの容積を増加して、インク液室12bにイン
クを供給させ、次に側壁11bおよび11cを変形前の
位置(図2参照)に戻すことによりインク圧力を増大さ
せてインクを噴射させることもある。
【0031】このように、本実施例のインク噴射装置の
製造方法では、マニホールド22から全ての溝15に注
入された目止め用樹脂45を、ノズル32b、32dか
ら圧縮空気50を流入させて、溝15b、15dの目止
め用樹脂45を除去した後、目止め用樹脂45を硬化さ
せているので、マニホールド22からインクが供給され
るインク液室12b、12dと、目止め用樹脂45によ
ってマニホールド22からインクが供給されない空気室
20a、20c、20eを形成することができる。この
ため、インク液室12bからインク滴を噴射するための
側壁11b、11cの変形が、他のインク液室12dに
影響を及ぼすことがない。従って、各インク液室12
b、12dから良好にインク滴が噴射され、印字品質が
よい。
【0032】また、本実施例のようにインク噴射装置1
を製造すると、マニホールド22の形状が単純となるの
で、その加工が容易で、歩留まりが高く、加工時間が短
く、大量生産性に優れる。
【0033】また、本実施例の製造方法によって製造さ
れたインク噴射装置1においては、インクを噴射するイ
ンク液室12b、12dの数が2個しか例示しなかった
が、インク液室の数は50個、100個などいくつでも
よい。
【0034】また、前記インク噴射装置1においては、
圧電セラミックスプレート2の片面に溝15を形成して
いたが、圧電セラミックスプレートの両面に溝を形成し
て、両側にインク液室及び空気室を設けるようにしても
よい。更に、二枚の圧電セラミックスプレートのそれぞ
れに複数の溝を設け、一方の圧電セラミックスプレート
には、マニホールドを形成し、2枚の圧電セラミックス
プレートの互いの溝加工側を接着して、インク液室及び
空気室を設けるようにしてもよい。
【0035】また、本実施例では、目止め用樹脂45を
マニホールド22より注入し、ノズル32b、32dか
ら圧縮空気50を流入してインク液室12b、12d内
の目止め用樹脂45を除去していたが、マニホールド2
2から目止め用樹脂45を注入し、マニホールド22か
らインク液室12b、12dに圧力を与えてノズル32
b、32dを通して、インク液室12b、12dから目
止め用樹脂45を除去してもよい。更に、ノズルプレー
ト31を圧電セラミックスプレート2及びカバープレー
ト3の端面16に接着する前に、端面16側から目止め
用樹脂45を全ての溝15内に注入し、その後ノズルプ
レート31を接着して、マニホールド22またはノズル
32b、32dを通して、インク液室12b、12dに
圧力を与えてインク液室12b、12dから目止め用樹
脂45を除去してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインク噴射装置の製造方法によれば、前記噴射チ
ャンネル及び前記非噴射チャンネルに、前記マニホール
ドもしくは前記ノズル側から目止め部材が注入され、前
記マニホールドもしくは前記ノズルを通して前記噴射チ
ャンネル内に圧力が与えられて、噴射チャンネル内のみ
の前記目止め部材が取り除かれた後、前記非噴射チャン
ネル内の前記目止め部材が硬化されるので、前記マニホ
ールドからインクが供給される前記噴射チャンネルと、
前記目止め部材によって前記マニホールドからインクが
供給されない前記非噴射チャンネルとを形成することが
できる。
【0037】また、前記マニホールドの形状が単純とな
るので、簡単に加工でき、歩留まりが高く、大量生産性
に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインク噴射装置の製造方法
により製造されるインク噴射装置を示す斜視図である。
【図2】前記実施例のインク噴射装置を示す断面図であ
る。
【図3】前記実施例のインク噴射装置の動作を示す説明
図である。
【図4】前記実施例における圧縮空気噴射治具を示す説
明図である。
【図5】前記実施例における樹脂形成を示す説明図であ
る。
【図6】従来例のインク噴射装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インク噴射装置 2 圧電セラミックスプレート 3 カバープレート 12b インク液室 12d インク液室 15 溝 20a 空気室 20c 空気室 20e 空気室 22 マニホールド 31 ノズルプレート 32b ノズル 32d ノズル 45 目止め用樹脂 50 圧縮空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/055 B41J 3/04 103 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを噴射する噴射チャンネルと、前
    記噴射チャンネルの両側に設けられ、インクを噴射しな
    い非噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルに連通し、
    前記非噴射チャンネルには連通しないノズルと、噴射チ
    ャンネルにインクを供給するためのマニホールドとを有
    するインク噴射装置の製造方法において、 前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャンネルに、前記
    マニホールドもしくは前記ノズル側から目止め部材を注
    入する工程と、 前記マニホールドもしくは前記ノズルを通して、少なく
    とも前記噴射チャンネル内に圧力を与えて、噴射チャン
    ネル内のみの前記目止め部材を取り除く工程と、 前記非噴射チャンネル内の前記目止め部材を硬化させる
    工程とからなることを特徴とするインク噴射装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記目止め部材は、熱硬化製樹脂または
    光硬化製樹脂であることを特徴とする請求項1記載のイ
    ンク噴射装置の製造方法。
JP33153893A 1993-12-27 1993-12-27 インク噴射装置の製造方法 Pending JPH07186394A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2466880B (en) * 2009-01-09 2013-09-25 Sii Printek Inc Liquid jet head chip, manufacturing method therefor, liquid jet head, and liquid jet recording apparatus

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GB2466880B (en) * 2009-01-09 2013-09-25 Sii Printek Inc Liquid jet head chip, manufacturing method therefor, liquid jet head, and liquid jet recording apparatus

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