JPH07186160A - モールドイン成形体、成形方法、成形用係止部材 - Google Patents

モールドイン成形体、成形方法、成形用係止部材

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JPH07186160A
JPH07186160A JP5331511A JP33151193A JPH07186160A JP H07186160 A JPH07186160 A JP H07186160A JP 5331511 A JP5331511 A JP 5331511A JP 33151193 A JP33151193 A JP 33151193A JP H07186160 A JPH07186160 A JP H07186160A
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    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 モールドイン成形手段によりクツシヨン体を
製造せんとするのに、その作業性、安全性に優れ、また
不要な廃棄物をも生ぜず、また、クツシヨン材とシート
カバーとの3次元的な、断続することのない連続した滑
らかな係止結合関係が得られる成形体およびその製造技
術を提供する。 【構成】 モールドイン成形材をシートカバーで被覆し
てなる成形体において、成形材はその表面に溝を備え、
該溝の底面には、フツクあるいは/およびループからな
る係合素子群が断面円形状の可撓性体周面上に形成され
た係止部材がその周面の一部を露出した状態で配設さ
れ、シートカバーには、上記溝に嵌合する部位に、前記
係止部材周面上の係合素子群と係合する被係合素子群を
備えており、特に成形材の表面に備えた溝が3次元方向
に屈曲して延びる構造とする場合に、シートカバーが該
溝内の係止部材によって3次元立体的な曲面に沿って連
続的に滑らかに係止される成形体となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡物質をモールド成
形して得られる自動車や事務用椅子などのモールドイン
成形体とその製造法、並びにそのモールドイン成形に用
いる係止部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車や事務用椅子などに用い
られるシートは、発泡ウレタンなどからなるクツシヨン
材の表面に、シートカバーを取付けて構成している。こ
のクツシヨン材表面へのシートカバーの取付けにあたっ
ては、最近では、表面に多数の係合素子群を、裏面に多
数の埋設素子群をそれぞれ備えた面フアスナテープを用
い、このテープをモールドイン成形技術を利用して、上
記クツシヨン材の表面に、上記埋設素子群がクツシヨン
材内に埋設し、かつ、上記係合素子群がクツシヨン材の
表面に露出するように埋め込み一体成形することが行わ
れている。そして、上記シートカバーには、上記面フア
スナテープの係合素子群に係合可能な被係合素子群が設
けられ、これら各素子を係合させることにより、上記シ
ートカバーが上記クツシヨン材に沿わせて係止され密着
被覆される。
【0003】ところで、上記の面フアスナテープを用い
たモールドイン成形を行うときには、上記面フアスナテ
ープを成形金型に固定セツトして、成形時に成形材料の
発泡原液が上記テープの係合素子群側に流入するのを阻
止する必要がある。従って、この場合には、面フアスナ
は図6に示すような手段を用いて原液の流入を阻止して
いる。
【0004】即ち、図6は面フアスナを用いる場合の該
係合素子群側への原液流入阻止手段を示す面フアスナ体
Aの断面図で、該面フアスナ体Aは、基材Bの表裏両面
に多数の係合素子Cと埋設素子Dとを備えた面フアスナ
テープEを用い、上記係合素子Cの外表面側に、モール
ド成形時に金型に埋設された磁石体に吸着するスチール
ペーパFを設けるとともに、このスチールペーパFおよ
び係合素子Cの全体を覆って、モールド成形時に係合素
子C側に成形材料が流入するのを阻止するフアスナカバ
ーフイルムGを取付けている。このフイルムGは、その
外周縁部が上記テープEの周縁部にホットメルト、超音
波加工等の加工手段で接合一体化されている。
【0005】そして、上記スチールペーパFを金型内の
磁石体に吸着させて、この金型に対する上記面フアスナ
体Aの位置決めを行い、この後金型内に発泡原液を注入
して上記埋設素子Dが埋め込まれたクツシヨン材を成形
し、この後上記ペーパFとフイルムGとを取外し、上記
係合素子Cをクツシヨン材の表面に露出させる。
【0006】ところが、この成形手段による場合は、上
記クツシヨン材の成形後に、上記スチールペーパFとフ
アスナカバーフイルムGとを取外す必要がある。しか
も、この作業で出る前記各F、Gは不要の廃棄物となっ
て公害上の問題が発生する。更に、上記フイルムGの取
外し時に、フイルム屑が上記係合素子面に残ったりする
と、その係合力が低下したり外観が悪くなったりするた
め、細心で面倒な取外作業を必要として手間がかかり、
作業性が悪いという大きな問題があり、その上、前記ス
チールペーパFの取外時には手指の怪我を招く恐れもあ
った。
【0007】また、上記で用いる面フアスナテープは、
そのフアスナの形状が、まさに、平面状のテープ形状で
あるので、これはそのテープ面に対して上下方向に屈曲
させる場合には滑らかに屈曲できるが、そのテープ面に
対して左右幅方向に、特に同一面内で左右幅方向に屈曲
させようとしても不可能である。従って、このような面
フアスナテープを用い、モールドイン成形でクツシヨン
材の表面に埋め込み成形が可能である場合は、該面フア
スナテープが、クツシヨン材の面上、真っすぐに同一面
上で配置されるか、上下方向に屈曲した状態で配置され
る場合のみである。
【0008】ところで、特に自動車用シートのシート面
は、運転者の身体を運転上最適に保持するために3次元
的な曲面を有する立体的な曲面形態となっており、その
ような3次元的な面に前記面フアスナを自由に沿わせて
配置することは不可能であり、従ってクツシヨン材とシ
ートカバーとを3次元的に連続して滑らかに係止し結合
させることは出来ない。この3次元的な曲面に対応しよ
うとすれば、該面フアスナを細かく分断してそれぞれ面
フアスナの向きを変え配置することとなるが、これは前
記スチールペーパFおよびフアスナカバーフイルムGの
取付け、取外しの作業をより煩雑にするし、またクツシ
ヨン材とシートカバーとの3次元的な連続した結合も望
めない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題に鑑みてなされたもので、モールドイン成形手段
によりクツシヨン体を製造せんとするのに、まず、その
作業性、安全性に優れ、また不要な廃棄物をも生ぜず、
さらに、クツシヨン材とシートカバーとの3次元的な、
断続することのない連続した滑らかな係止結合関係が得
られる成形体およびその製造技術を提供せんとするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、モールドイン成形した成形材をシートカバー
で被覆してなる成形体において、成形材はその表面に溝
を備え、該溝の底面には、フツクあるいは/およびルー
プからなる係合素子群が断面円形状の可撓性体周面上に
形成された係止部材がその周面の一部を露出した状態で
配設され、シートカバーには、上記溝に嵌合する部位
に、前記係止部材周面上の係合素子群と係合する被係合
素子群を備えていることを特徴とするモールドイン成形
体であり、この成形体は、成形材の表面に備えた溝が3
次元方向に屈曲して延びる溝であり、シートカバーが該
溝内の係止部材によって立体的に係止されている場合特
にその特徴が発揮されるものである。
【0011】また本発明の第2の発明は、フツクあるい
は/およびループからなる係合素子群が断面円形状の可
撓性体周面上に形成された係止部材を用い、成形金型
は、前記係止部材の左右を密着状態で嵌合させることが
できる断面凹部状の溝で、特には3次元的に延びた溝を
有する金型を用い、該成形金型内の前記溝内に前記係止
部材を嵌合し、その状態で金型内にモールド発泡原液を
導入し発泡成形することを特徴とするモールドイン成形
材の成形方法である。
【0012】さらに本発明の第3の発明は、モールドイ
ン成形材に埋設される係止部材であって、該係止部材
は、フツクあるいは/およびループからなる係合素子群
が断面円形状の可撓性体周面上に形成されたものである
ことを特徴とするモールドイン成形用係止部材である。
【0013】
【作用】本発明は、クツシヨン体の一方のクツシヨン材
をモールドイン成形するのに、フツクあるいは/および
ループからなる係合素子群が断面円形状の可撓性体周面
上に形成された係止部材を用いることによって、該係止
部材を3次元的な曲面に沿って自由に沿わせることが出
来、クツシヨン材とシートカバーとの3次元的な、断続
することのない連続した滑らかな係止結合関係が得られ
るクツシヨン体を得ることが出来る。また本発明は、こ
の係止部材を用い、また該係止部材の左右を密着状態で
嵌合させることができる断面凹部状で、3次元的に延び
た溝を有する成形金型を用いることによって、前記溝内
に前記係止部材を嵌合してモールドイン成形すれば、該
係止部材側面からの成形材料である発泡原液の流入が阻
止出来、この発泡原液流入阻止のためにスチールペーパ
ーやフアスナカバーの如きフイルムを取付けることが不
要となり、その取付け、取外し作業が不要となり、スチ
ールペーパーやフイルムの廃棄物も出さない。
【0014】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2は、本発明での対象のモールド
イン成形体の適用例として、自動車用シートクツシヨン
1を示しており、このシートクツシヨン1は、発泡ウレ
タンなどからなるモールド成形体であるクツシヨン材2
を備え、このクツシヨン材2の外表面にシートカバー3
を被覆させている。図2は、図1のX−X断面での部分
的な断面での上記クツシヨン材2とその外表面のシート
カバー3との係止結合関係を示している。図2で、クツ
シヨン材2の外表面には、その外周縁部に沿って溝4が
形成され、この溝4内にモールドイン成形用の係止部材
5がモールドイン成形され、この係止部材5の係合素子
に上記シートカバー3の被係合素子を係止させることに
より、該シートカバー3をクツシヨン材2に取付けてい
る。
【0015】上記係止部材5は、図3に示すように、断
面円形状の可撓性体6の外周面上に係合素子7を備えた
ものである。この部材5は、シートを構成するクツシヨ
ン材2の外表面でその3次元的な曲面に自由に沿わせて
屈曲させることが出来るようにするために、基本的に、
その形状が、断面が円形状もしくはそれに近い類似形状
で長尺の棒状物あるいはチユーブ状物で、可撓性である
ことが必要である。このような部材は、例えば通常の有
機繊維からなる芯材の外周面に同じく繊維を編組して形
成した太紐とか、合成樹脂製の棒状物あるいはチユーブ
状物を芯素材として用い、この芯素材の外周面に、通常
のいわゆる面フアスナを接着剤で接着することによって
作成することが出来る。
【0016】この面フアスナの芯素材への取付けは、該
面フアスナを芯素材上に螺旋状に巻き接着させることに
より容易に出来るが、螺旋状に限らず、芯素材長手方向
に並べて接着しても、あるいは円周方向に並べて接着し
てもよい。なお、この面フアスナの上記芯素材への取付
け方は、例えばフツク側の係合素子群を植付けた形態の
面フアスナのみを巻付け、あるいは並べて取付けるばか
りでなく、ループ側の係合素子群を植付けた形態の面フ
アスナと交互に巻付け、あるいは並べて取付けることが
出来る。
【0017】またこの芯素材上に取付ける面フアスナ
は、基材上に、フツク側の係合素子群を植付けた形態の
ものでも、ループ側の係合素子群を植付けた形態のもの
でもよく、さらにまた、フツク側およびループ側の両者
の係合素子群を混在させて植付けた形態のものでもよ
い。
【0018】クツシヨン材2の成形金型8は、図4に示
すように、内部にクツシヨン材2の成形面9を備え、こ
の成形面9の一部を形成する底壁に上記(クツシヨン材
2外表面側での係止部材5を配置する)前記溝4を形成
するための突部10を設けると共に、この突部10の上
部側に係止部材5取付用の凹部溝11を設けている。
【0019】そして、この係止部材取付用の断面凹部溝
11は、例えば図1のクツシヨン材2上で係止部材5を
3次元曲面に沿わせて設置するために、図5で示すよう
に、その凹部溝11が該3次元曲面と一致するように、
金型が予め作成してある。
【0020】また、この係止部材取付用凹部溝11は、
図4で示されるように、そのモールドイン成形時に係止
部材5を嵌合したとき、該係止部材5の左右最外周位置
12a、12bが該凹部溝11の幅方向の対向壁面13
a、13b間で密着状態となり、空隙部をつくることの
ないような寸法関係の幅となっている。この密着状態と
は、少なくとも、係止部材5表面上の係合素子7群先端
が対向壁面13a、13bと接触状態となる程度を意味
する。両者接触状態にあれば、発泡原液の粘度がある程
度高いために、その接触位置で発泡原液の凹部溝11内
の内方空間S1への流入が阻止出来、即ちシールが出
来、これにより、後にシートカバー3側の被係合素子1
4群と係合することとなる係止部材5側の係合素子7d
群を発泡物質で埋設してしまうことがないようにするこ
とが出来る。しかし両者間に接触状態がなくなり、1m
m以上の空隙部が出来るような寸法関係となると、両者
間での発泡原液のシール効果は損なわれる。また、この
係止部材5取付用凹部溝11と係止部材5の長さ方向で
の両端面部でのシールも、上記と同様、両者端面間で少
なくとも接触状態にある長さとなるようにカツトして調
整すればよい。
【0021】以上のようなモールドイン成形用係止部材
5を使用した上記クツシヨン材2の製造例について説明
する。まず、上記モールドイン成形用係止部材5とし
て、図3に示したような、フツクあるいは/およびルー
プからなる係合素子7群が断面円形状の周面上に形成さ
れた部材を使用し、これを、図5に示すように、成形金
型8の凹部溝11内にセツトする。このセツトされた状
態で、該係止部材5の幅方向左右端および長さ方向前後
端と凹部溝11の幅方向対向壁面13a、13bおよび
長さ方向前後端とは密着状態となり、これにより、該凹
部溝11の内方空間S1と、金型8におけるモールド樹
脂が充満する金型内部空間S2との間をシールして、上
記成形金型8内への発泡原液の注入時に、発泡原液が凹
部溝11内方空間S1内の係合素子7d群側に流入する
のを阻止する。
【0022】この状態で、上記成形金型8の内方空間S
2に樹脂を注入して発泡させ、その硬化後に上記成形金
型8からクツシヨン材2を外部に取出すことにより、こ
のクツシヨン材2の表面側溝4に、前記空間S2内に存
在した係合素子7uが一体的に埋め込まれたものが得ら
れ、また、前記空間S1内に存在した係合素子7dはク
ツシヨン材2の外表面に確実に露出される。なお、本発
明では、係止部材5の係合素子7は、該係止部材5が断
面円形状の可撓性体の周面上に設けられているので、該
係止部材5が3次元的に屈曲する金型内凹部溝11にセ
ットされ発泡成形を受けても、該周面上の係合素子7の
いずれかが、前記空間S1側の素子7d(即ち、クッシ
ョン材2外表面に露出した係合素子)となり、また空間
S2側の素子7u(即ち、クッション材2内に埋め込ま
れた埋設素子)となり得る特徴点を有しているのであ
る。
【0023】この得られたクツシヨン材2の外表面に露
出される上記係合素子7に、前記シートカバー3の裏面
側に設けた被係合素子14を係合させることにより、こ
のシートカバー3が上記クツシヨン材2の外観形状に沿
って密着状に確実に被覆したクツシヨン体1となる。
【0024】なお、以上の実施例では、本発明の好適な
適用例としてクツシヨン材2示したが、本発明はこのク
ツシヨン材2に限らず、他のモールド成形体にも適用す
ることが出来る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモールド
イン成形技術は、そのモールドイン成形用係止部材とし
て、いずれの方向にも屈曲し、その周面上に係合素子を
備えた部材を使用することによって、従来の面フアスナ
使いの場合に比べて、その作業性および安全性が格段に
優れ、かつ不要な廃棄物を発生させない点で、モールド
イン製造法として優れており、また得られるモールドイ
ン成形体は、特に成形材が3次元の立体的な曲面形状を
有し、そのような立体的な曲面形状に沿って、その被覆
物であるシートカバーを連続的にかつ滑らかに結合する
要請を初めて実現したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモールドイン成形用係止部材が埋
設されるモールド成形体の一例を示すクツシヨン材の斜
視図である。
【図2】図1でのX−X断面での部分的な断面図で、同
クツシヨン材とシートカバーとの要部を示す断面図であ
る。
【図3】本発明に係るモールドイン成形用係止部材の斜
視図である。
【図4】同モールドイン成形用係止部材を成形金型にセ
ツトしてモールドイン成形する方法を示す金型の断面図
である。
【図5】同モールドイン成形用係止部材がセツトされる
金型内の3次元的な凹部溝部を示した斜視図である。
【図6】従来の面フアスナからなる係止部材を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 シートクツシヨン 2 クツシヨン材 3 シートカバー 4 クツシヨン材2外表面の溝 5 係止部材 6 係止部材5を構成する断面円形状の可撓性体 7、7u、7d 可撓性体6の外周面上に設けた係合素
子 8 成形金型 9 金型8内部の成形面 10 金型8内の突部 11 凹部溝 12a、12b 係止部材5の左右最外周位置 13a、13b 凹部溝11の幅方向対向壁面 14 シートカバー3側の被係合素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドイン成形材をシートカバーで被
    覆してなる成形体において、成形材はその表面に溝を備
    え、該溝の底面には、フツクあるいは/およびループか
    らなる係合素子群が断面円形状の可撓性体周面上に形成
    された係止部材がその周面の一部を露出した状態で配設
    され、シートカバーには、上記溝に嵌合する部位に、前
    記係止部材周面上の係合素子群と係合する被係合素子群
    を備えていることを特徴とするモールドイン成形体。
  2. 【請求項2】 請求項1のモールドイン成形体におい
    て、成形材の表面に備えた溝が3次元方向に屈曲して延
    びる構造であり、シートカバーが該溝内の係止部材によ
    って3次元立体的な曲面に沿って連続的に係止されてい
    ることを特徴とするモールドイン成形体。
  3. 【請求項3】 フツクあるいは/およびループからなる
    係合素子群が断面円形状の可撓性体周面上に形成された
    係止部材を用い、その左右を密着状態で嵌合させること
    ができる断面凹部状の溝を有する成形金型内の前記溝内
    に前記係止部材を嵌合し、その状態で金型内にモールド
    発泡原液を注入し発泡成形することを特徴とするモール
    ドイン成形材の成形方法。
  4. 【請求項4】 モールドイン成形材に埋設される係止部
    材であって、該係止部材は、フツクあるいは/およびル
    ープからなる係合素子群が断面円形状の可撓性体周面上
    に形成されたものであることを特徴とするモールドイン
    成形用係止部材。
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