JPH02128812A - 樹脂成形体の製造方法 - Google Patents
樹脂成形体の製造方法Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/12—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels
- B29C33/14—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels against the mould wall
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
- B29C70/68—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts by incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or layers, e.g. foam blocks
- B29C70/681—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C70/683—Pretreatment of the preformed part, e.g. insert
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車両用のシートなどの各種樹脂成形体の製造
方法、より詳しくは、係合素子を有する薄板状のファス
ナ部材をクツション体等の樹脂成形体に固定する方法に
関するものである。
方法、より詳しくは、係合素子を有する薄板状のファス
ナ部材をクツション体等の樹脂成形体に固定する方法に
関するものである。
[従来の技術]
発砲樹脂からなるクツション体を表皮で覆ってなる車両
用のシートでは、従来より、クツション体に面フアスナ
部材を固定したものがある。上記面フアスナ部材は、シ
ートの裏地に係合する多数の係合素子を表面に有し、一
方、クツション体に成型時に埋め込まれる多数の固定素
子を裏面に宥している。この面フアスナ部材の係合素子
に表皮の5Jll!!を係合させて、表皮をクツション
体に密着させている。
用のシートでは、従来より、クツション体に面フアスナ
部材を固定したものがある。上記面フアスナ部材は、シ
ートの裏地に係合する多数の係合素子を表面に有し、一
方、クツション体に成型時に埋め込まれる多数の固定素
子を裏面に宥している。この面フアスナ部材の係合素子
に表皮の5Jll!!を係合させて、表皮をクツション
体に密着させている。
上記面フアスナ部材の固定方法としては、成形用の金型
の内面に針を植設し、この針に面フアスナ部材を突き刺
した状態でクツション体を成型する方法が知られている
(実開昭57−129472号)、また、金型に磁石を
内装し、この磁石に吸引される鉄板を上記面フアスナ部
材の片面に取り付けて、面フアスナ部材を金型に固定し
た状態でクツション体を成型する方法も知られている。
の内面に針を植設し、この針に面フアスナ部材を突き刺
した状態でクツション体を成型する方法が知られている
(実開昭57−129472号)、また、金型に磁石を
内装し、この磁石に吸引される鉄板を上記面フアスナ部
材の片面に取り付けて、面フアスナ部材を金型に固定し
た状態でクツション体を成型する方法も知られている。
(特開昭60−179003号)。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上記2つの方法では、面フアスナ部材と金型
との密着度が不十分であるため、クツション体を構成す
る樹脂が1面ファスナ部材の周知から面フアスナ部材と
金型との間に流れ込むことがある。このような場合は面
フアスナ部材の係合素子が、樹脂におおわれてしまい、
面フアスナ部材の係合素子とシートの裏地が十分に係合
しない。
との密着度が不十分であるため、クツション体を構成す
る樹脂が1面ファスナ部材の周知から面フアスナ部材と
金型との間に流れ込むことがある。このような場合は面
フアスナ部材の係合素子が、樹脂におおわれてしまい、
面フアスナ部材の係合素子とシートの裏地が十分に係合
しない。
そこで、係合素子の表面にマスキングを施すこともなさ
れているが、この方法はマスキング用の部材が必要にな
るばかりでなく、マスキング用部材を除去する必要が生
じ、面倒である。
れているが、この方法はマスキング用の部材が必要にな
るばかりでなく、マスキング用部材を除去する必要が生
じ、面倒である。
また、上記針に面フアスナ部材を突き刺す方法では、針
で指先に傷をつけたり、面フアスナ部材の取付位置が一
定しないなど、面フアスナ部材の金型への取付けが容易
でない。
で指先に傷をつけたり、面フアスナ部材の取付位置が一
定しないなど、面フアスナ部材の金型への取付けが容易
でない。
本発明は上記従来の欠点に鑑みてなされたもので、ヤス
キングを施さなくても面フアスナ部材の係合素子の保護
が十分にできるとともに1面ファスナ部材の金型への取
付けが容易な樹脂成形体の製造方法を提供することを目
的としている。
キングを施さなくても面フアスナ部材の係合素子の保護
が十分にできるとともに1面ファスナ部材の金型への取
付けが容易な樹脂成形体の製造方法を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段]
すなわち本発明は、一面に多数の係合素子を有し裏面に
樹脂成形体に埋め込まれる多数の固定素子を有し、かつ
その周縁部に金型に設けられた突起と嵌着する溝部を有
するファスナ部材を、金型から空間部に向って突出する
堤状の突起をもつ金型に対して、該金型の突起とファス
ナ部材の溝部が嵌着するように固定し、該金型に成形用
樹脂を導入し、該ファスナ部材の多数の固定素子が樹脂
成形体の表面に埋め込まれかつ多数の係合素子が表面に
露出した樹脂成形体を製造することを特徴とする樹脂成
形体の製造方法である。
樹脂成形体に埋め込まれる多数の固定素子を有し、かつ
その周縁部に金型に設けられた突起と嵌着する溝部を有
するファスナ部材を、金型から空間部に向って突出する
堤状の突起をもつ金型に対して、該金型の突起とファス
ナ部材の溝部が嵌着するように固定し、該金型に成形用
樹脂を導入し、該ファスナ部材の多数の固定素子が樹脂
成形体の表面に埋め込まれかつ多数の係合素子が表面に
露出した樹脂成形体を製造することを特徴とする樹脂成
形体の製造方法である。
本発明において使用されるファスナ部材は。
般に面ファスナ又はマジックテープ(登録商標)として
知られるものが含まれ、その一面には鉤状、キノコ状、
傘状等の多数の係合素子をもつものである。該係合素子
は、シート等の樹脂成形体の表面を被う表皮の裏地の繊
維と係合するものであれば、特に制限はない、該係合素
子の材質はナイロン、ポリエステル等の合成樹脂が好ま
しく、モノフィラメントを編織成するか又はプラスチッ
クスの押出成形法により製造できる。
知られるものが含まれ、その一面には鉤状、キノコ状、
傘状等の多数の係合素子をもつものである。該係合素子
は、シート等の樹脂成形体の表面を被う表皮の裏地の繊
維と係合するものであれば、特に制限はない、該係合素
子の材質はナイロン、ポリエステル等の合成樹脂が好ま
しく、モノフィラメントを編織成するか又はプラスチッ
クスの押出成形法により製造できる。
ファスナ部材の裏面には多数の固定素子が設けられる。
固定素子は樹脂成形体を製造する際に、樹脂成形体に埋
め込まれファスナ部材と樹脂成形体を固定する機能を有
する。固定素子としては、樹脂が浸透しうる不織布のほ
か、鉤状、キノコ状、傘状、ループ状等の突出体が好ま
しく使用できる。固定素子の材質は、ナイロン、ポリエ
ステル等の合成樹脂が好ましく、モノフィラメントの編
織成かプラスチックの押出成形により製造することがで
きる。
め込まれファスナ部材と樹脂成形体を固定する機能を有
する。固定素子としては、樹脂が浸透しうる不織布のほ
か、鉤状、キノコ状、傘状、ループ状等の突出体が好ま
しく使用できる。固定素子の材質は、ナイロン、ポリエ
ステル等の合成樹脂が好ましく、モノフィラメントの編
織成かプラスチックの押出成形により製造することがで
きる。
本発明によるファスナ部材は、上記した係合素子と固定
素子をもつ部材を別々に用意し、これを接合一体止する
か、−枚の基体の両面に夫々係合素子と固定素子をもつ
ように作製することができる。
素子をもつ部材を別々に用意し、これを接合一体止する
か、−枚の基体の両面に夫々係合素子と固定素子をもつ
ように作製することができる。
ファスナ部材の周縁部には溝部を設ける。該溝部は成形
体用の金型に設けられた堤状の突起と嵌着するものであ
り、ファスナ部材の全周縁にわたって設けることが好ま
しいが、必ずしも全周縁に設ける必要はない。
体用の金型に設けられた堤状の突起と嵌着するものであ
り、ファスナ部材の全周縁にわたって設けることが好ま
しいが、必ずしも全周縁に設ける必要はない。
ファスナ部材がテープ状で非常に細長い形状の場合は、
長辺の2周縁に対して該溝部を設け、短辺の2周縁に対
しては、樹脂浸入を防ぐようなフィルムを前だれ状に設
けてもよい。
長辺の2周縁に対して該溝部を設け、短辺の2周縁に対
しては、樹脂浸入を防ぐようなフィルムを前だれ状に設
けてもよい。
ファスナ部材の溝部は、溝部形成用の金型を用いてファ
スナ部材の周縁部に設けるか、溝部を設けた枠状のもの
を別に用意し、該枠状のものとファスナ部材を接合一体
止することにより設けてもよい。
スナ部材の周縁部に設けるか、溝部を設けた枠状のもの
を別に用意し、該枠状のものとファスナ部材を接合一体
止することにより設けてもよい。
ファスナ部材の溝部と、樹脂成形体用の金型に設けられ
た堤状の突起とを嵌着することにより。
た堤状の突起とを嵌着することにより。
金型内にファスナ部材が固定配置される。ファスナ部材
は、固定素子が金型の内側すなわち空間部に向かい、導
入される樹脂と一体化されるように配置される。
は、固定素子が金型の内側すなわち空間部に向かい、導
入される樹脂と一体化されるように配置される。
金型内に樹脂が導入されると、ファスナ部材の固定素子
は樹脂と一体化され成形体に埋め込まれるが、堤状の突
起により、ファスナ部材の係合素子側への樹脂の浸入が
防止され係合素子が樹脂に埋入して損なわれることが防
げる。
は樹脂と一体化され成形体に埋め込まれるが、堤状の突
起により、ファスナ部材の係合素子側への樹脂の浸入が
防止され係合素子が樹脂に埋入して損なわれることが防
げる。
成形型内に導入できる樹脂は、ポリウレタン、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリエステル
、ポリアミド、ゴム等であり、液状で注入することがで
きる。成形体は目的に応じて各種のものとすることがで
き、クツションや椅子が具体例である。
レン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリエステル
、ポリアミド、ゴム等であり、液状で注入することがで
きる。成形体は目的に応じて各種のものとすることがで
き、クツションや椅子が具体例である。
[作用]
この発明によれば、金型に形成された堤状の突起に、フ
ァスナ部材の溝部が嵌着しているから。
ァスナ部材の溝部が嵌着しているから。
突起と溝部との間が密着するので、溝部の内側にある係
合素子に、樹脂が流れ込みにくい。
合素子に、樹脂が流れ込みにくい。
また、突起に溝部を嵌着させるから、金型に対する面フ
アスナ部材の取付位置がずれるおそれもなく、また、針
を有していないので、指先を傷つけるおそれもない。
アスナ部材の取付位置がずれるおそれもなく、また、針
を有していないので、指先を傷つけるおそれもない。
[実施例〕
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は、本発明に用いる成形体用金型の1例の構造を
示す断面図である。第2図は本発明に用いるファスナ部
材の部品及びその構成体の1例を示す斜視図と断面図で
ある。第3図は本発明により金型内部にファスナ部材を
設置した状態を示す断面図である。第4図は本発明によ
り得られる成形体の1例を示す斜視図である。第4図に
おいて、lはクツション体で、たとえば発・砲ウレタン
からなり、表皮(図示せず)を被せることによって、車
両用のシートを構成する。このクツション体1の表面1
aには、クツション体lの成型時に埋め込まれたファス
ナ部材2が固着されている。
示す断面図である。第2図は本発明に用いるファスナ部
材の部品及びその構成体の1例を示す斜視図と断面図で
ある。第3図は本発明により金型内部にファスナ部材を
設置した状態を示す断面図である。第4図は本発明によ
り得られる成形体の1例を示す斜視図である。第4図に
おいて、lはクツション体で、たとえば発・砲ウレタン
からなり、表皮(図示せず)を被せることによって、車
両用のシートを構成する。このクツション体1の表面1
aには、クツション体lの成型時に埋め込まれたファス
ナ部材2が固着されている。
上記ファスナ部材2は、この実施例の場合、第2図(a
)のポリプロピレン製の面ファスナ3と、第2図(b)
のポリプロピレン製の枠体4とが、熱溶着されて第2図
(C)に示されるように一体になって、合成樹脂で薄板
状に形成されている。上記面ファスナ3は、たとえばシ
ートの表皮の裏面に係合する傘状の保合素子5を、基板
6の表面に多数有している。$2図(d)のように、面
ファスナ3の裏面には、クツション体l(第4図)に埋
め込まれる多数の固定素子7を有している。
)のポリプロピレン製の面ファスナ3と、第2図(b)
のポリプロピレン製の枠体4とが、熱溶着されて第2図
(C)に示されるように一体になって、合成樹脂で薄板
状に形成されている。上記面ファスナ3は、たとえばシ
ートの表皮の裏面に係合する傘状の保合素子5を、基板
6の表面に多数有している。$2図(d)のように、面
ファスナ3の裏面には、クツション体l(第4図)に埋
め込まれる多数の固定素子7を有している。
つぎに、シートの製造方法を図面にもとづいて説明する
。
。
まず、第1図のクツション体l(第4図)の成型用金型
lOを予め製造する。金型10は、空間部11に向って
突出する堤状の突起12を有する。この突起12の形状
は、この実施例の場合、第2図(b)の枠体4の溝部9
の形状に合致するように形成され、したがって、突起1
2は無端状になっている。なお、第1図の金型10には
、第3図の係合素子5を収容する凹所13が形成されて
いる。
lOを予め製造する。金型10は、空間部11に向って
突出する堤状の突起12を有する。この突起12の形状
は、この実施例の場合、第2図(b)の枠体4の溝部9
の形状に合致するように形成され、したがって、突起1
2は無端状になっている。なお、第1図の金型10には
、第3図の係合素子5を収容する凹所13が形成されて
いる。
第2図(a)の面ファスナ3と第2図(b)の枠体4と
をそれぞれ用意し、第2図(C)のように、面ファスナ
3を枠体4の中央の穴あき部8に装着し、面ファスナ3
の周縁部6と穴あき部8の周縁部を重ね合せ高周波溶着
や超音波溶着により一体化する。これにより、溝部9を
、周縁部にもつファスナ部材2が得られる。
をそれぞれ用意し、第2図(C)のように、面ファスナ
3を枠体4の中央の穴あき部8に装着し、面ファスナ3
の周縁部6と穴あき部8の周縁部を重ね合せ高周波溶着
や超音波溶着により一体化する。これにより、溝部9を
、周縁部にもつファスナ部材2が得られる。
第2図(a)において、上記ファスナ部材2の溝部9を
、第3図に示すように、堤状の突起12に嵌着させて、
面フアスナ部材4が金型10に固定される。ここで、突
起12に溝部9を嵌着させるから、金型lOに対してフ
ァスナ部材2が位置ずれするおそれがなく、また、従来
と異なり金型に針を設けていないので、指先を傷つける
おそれもない、したがって、面フアスナ部材2の金型1
0への取り付けが容易になる。
、第3図に示すように、堤状の突起12に嵌着させて、
面フアスナ部材4が金型10に固定される。ここで、突
起12に溝部9を嵌着させるから、金型lOに対してフ
ァスナ部材2が位置ずれするおそれがなく、また、従来
と異なり金型に針を設けていないので、指先を傷つける
おそれもない、したがって、面フアスナ部材2の金型1
0への取り付けが容易になる。
上記嵌着させた状態で、金型の空間部ll内に発シ包ウ
レタン原料樹脂(図示せず)を注入して第4図のクツシ
ョン体lが成型される。得られたクツシン体lに裏面に
繊維層を有する表皮(図小せず)を被せてシートが製造
されるのであるが、表皮の裏面に設けられたループ状の
保合部材に、ファスナ部材2の係合素子5が係合して、
ファスナ部材2とシートの裏面とが密着固定されど3,
6第3図のファスナ部材2の溝部9が堤状の突起12に
嵌着しているから、ファスナ部材2の周縁における金型
10に対する密着度が向上する。したがって、溝部9よ
りも内側にある保合素子5に、つまり凹所13に樹脂が
流れ込むのを防止できる0本発明方法を用いれば係合素
子5の表面にマスキングを施す必要もない。
レタン原料樹脂(図示せず)を注入して第4図のクツシ
ョン体lが成型される。得られたクツシン体lに裏面に
繊維層を有する表皮(図小せず)を被せてシートが製造
されるのであるが、表皮の裏面に設けられたループ状の
保合部材に、ファスナ部材2の係合素子5が係合して、
ファスナ部材2とシートの裏面とが密着固定されど3,
6第3図のファスナ部材2の溝部9が堤状の突起12に
嵌着しているから、ファスナ部材2の周縁における金型
10に対する密着度が向上する。したがって、溝部9よ
りも内側にある保合素子5に、つまり凹所13に樹脂が
流れ込むのを防止できる0本発明方法を用いれば係合素
子5の表面にマスキングを施す必要もない。
ファスナ部材2に設ける溝部は、第2図(C)の溝9は
無端状に構成されているが、第5図のように、面フアス
ナ部材2が長い長方形状である場合などは、投手力向に
延びる一対の溝9としてもよい、この場合、投手力向の
端末9aには、第6図のように、フィルムや不織布など
で発泡合成樹脂の流れ込みを防止する前だれ部14を取
り付けるのが好ましい。
無端状に構成されているが、第5図のように、面フアス
ナ部材2が長い長方形状である場合などは、投手力向に
延びる一対の溝9としてもよい、この場合、投手力向の
端末9aには、第6図のように、フィルムや不織布など
で発泡合成樹脂の流れ込みを防止する前だれ部14を取
り付けるのが好ましい。
また、第2図では、互いに別体の面ファスナ3と枠体4
とを一体にして、ファスナ部材2を形成したが、面フア
スナ部材2は、第5図のように、基板6.溝部9.係合
素子5および固定素子7を射出成型により、一体成型す
ることもできる。
とを一体にして、ファスナ部材2を形成したが、面フア
スナ部材2は、第5図のように、基板6.溝部9.係合
素子5および固定素子7を射出成型により、一体成型す
ることもできる。
[発明の効果1
以上説明したように、本発明によれば、シアスナ部材に
形成した溝部が、金型の堤状の突起に嵌着した状態で、
成形体を成型するから、マスキングを施さなくても係合
素子の保護が十分に行え、ファスナ部材とシートの表皮
の裏面とが十分に係合密着するとともに、ファスナ部材
の金型への取付けが容易になる。また、金型のコストダ
ウンやメンテナンス性の向上を図り得る。
形成した溝部が、金型の堤状の突起に嵌着した状態で、
成形体を成型するから、マスキングを施さなくても係合
素子の保護が十分に行え、ファスナ部材とシートの表皮
の裏面とが十分に係合密着するとともに、ファスナ部材
の金型への取付けが容易になる。また、金型のコストダ
ウンやメンテナンス性の向上を図り得る。
第1図はこの発明方法の一実施例にかかる金型の部分断
面図、第2図は面フアスナ部材の製造方法を示す工程図
、第3図は面フアスナ部材を金型に嵌着させた状態を示
す断面図、第4図はクツション体の斜視図、第5図およ
び第6図は面フアスナ部材の他の例を示す部分斜視図で
ある。 !・・・クツション体(樹脂成形体)、2・・・ファス
ナ部材、5・・・係合素子、7・・・固定素子、9・・
・溝部、10・・・金型、11・・・キャビティ、12
・・・堤状の突起。 (a) 第2図 11: 金型の空間部 12: 堤状の突起 (b) 2; ファスナ部材
面図、第2図は面フアスナ部材の製造方法を示す工程図
、第3図は面フアスナ部材を金型に嵌着させた状態を示
す断面図、第4図はクツション体の斜視図、第5図およ
び第6図は面フアスナ部材の他の例を示す部分斜視図で
ある。 !・・・クツション体(樹脂成形体)、2・・・ファス
ナ部材、5・・・係合素子、7・・・固定素子、9・・
・溝部、10・・・金型、11・・・キャビティ、12
・・・堤状の突起。 (a) 第2図 11: 金型の空間部 12: 堤状の突起 (b) 2; ファスナ部材
Claims (1)
- (1)一面に多数の係合素子を有し裏面に樹脂成形体に
埋め込まれる多数の固定素子を有し、かつその周縁部に
金型に設けられた突起と嵌着する溝部を有するファスナ
部材を、金型から空間部に向つて突出する堤状の突起を
もつ金型に対して、該金型の突起とファスナ部材の溝部
が嵌着するように固定し、該金型に成形用樹脂を導入し
、該ファスナ部材の多数の固定素子が樹脂成形体の表面
に埋め込まれかつ多数の係合素子が表面に露出した樹脂
成形体を製造することを特徴とする樹脂成形体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63284103A JPH0673864B2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 樹脂成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63284103A JPH0673864B2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 樹脂成形体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128812A true JPH02128812A (ja) | 1990-05-17 |
JPH0673864B2 JPH0673864B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17674241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63284103A Expired - Fee Related JPH0673864B2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 樹脂成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673864B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05261742A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | シートクッション材に面ファスナー止具を装着する方法および発泡成形金型 |
WO2014034039A1 (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-06 | クラレファスニング株式会社 | モールドイン成形用雄型面ファスナー及びそれを用いた雄型面ファスナー付発泡樹脂製成形体の製造方法 |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP63284103A patent/JPH0673864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05261742A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | シートクッション材に面ファスナー止具を装着する方法および発泡成形金型 |
WO2014034039A1 (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-06 | クラレファスニング株式会社 | モールドイン成形用雄型面ファスナー及びそれを用いた雄型面ファスナー付発泡樹脂製成形体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0673864B2 (ja) | 1994-09-21 |
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