JPH07185969A - ドリブンギヤ・スリーブの組立方法 - Google Patents

ドリブンギヤ・スリーブの組立方法

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JPH07185969A
JPH07185969A JP35281493A JP35281493A JPH07185969A JP H07185969 A JPH07185969 A JP H07185969A JP 35281493 A JP35281493 A JP 35281493A JP 35281493 A JP35281493 A JP 35281493A JP H07185969 A JPH07185969 A JP H07185969A
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賢治 川村
Shogo Tanno
昌吾 丹野
Atsushi Ohori
篤 大堀
Kazumasa Nishida
和正 西田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動化が実現し、省力化と品質の安定化を図
り得るドリブンギヤ・スリーブの組立方法を提供する。 【構成】 スリーブ2の軸心孔にその先端側からドリブ
ンギヤ3の軸部を挿入してなるワークWを、組立ステー
ジ28に供給してスリーブ2を掴持し、次に、オイルシー
ルを保持した組込ヘッドを、スリーブ2の軸心孔にその
基端側から挿入して、ドリブンギヤ3を押し出しつつ、
オイルシールを軸心孔に嵌着し、その後、スリーブ2か
ら突出した状態のドリブンギヤ3を抜き出し、次に、O
リング5を拡径した状態で外嵌した組付ヘッド59から、
スリーブ2の外面にOリング5を移動させて嵌着し、そ
の後、スリーブ2の軸心孔にドリブンギヤ3の軸部を挿
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドリブンギヤ・スリーブ
の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドリブンギヤ・スリーブは、自動車のト
ランスミッションに取付けられるスピードメータ部品
で、トランスミッション内のドライブシャフトの回転を
ドライブギヤを介して取り出し、回転伝達用ケーブルを
経てインストルメンツパネルの速度計に伝える役目をし
ている。
【0003】このドリブンギヤ・スリーブは、軸心孔を
有するスリーブと、軸部と歯車部とからなるドリブンギ
ヤと、オイルシール及びOリングと、を備えており、次
のようにして組立られる。
【0004】即ち、スリーブの軸心孔の所定部位にオイ
ルシールを嵌着すると共に、スリーブの外面にOリング
を嵌着し、さらに、軸心孔にドリブンギヤの軸部を回転
自在に挿入して、ドリブンギヤ・スリーブを組立てる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ドリブン
ギヤ・スリーブの組立作業は、従来、人手により行われ
ていたため、手間が掛かり作業性が悪かった。
【0006】そこで、本発明は、自動化が実現し、省力
化を図り得るドリブンギヤ・スリーブの組立方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、スリーブの軸心孔にその先端側からドリ
ブンギヤの軸部を挿入してなるワークを、組立ステージ
に供給して該スリーブを掴持し、次に、オイルシールを
保持した組込ヘッドを、上記スリーブの軸心孔にその基
端側から挿入して、上記ドリブンギヤを押し出しつつ、
該オイルシールを該軸心孔に嵌着し、その後、上記スリ
ーブから突出した状態の上記ドリブンギヤを抜き出し、
次に、Oリングを拡径した状態で外嵌した組付ヘッドか
ら、上記スリーブの外面に該Oリングを移動させて嵌着
し、その後、該スリーブの軸心孔に上記ドリブンギヤの
軸部を挿入するものである。
【0008】
【作用】組立ステージにあるワークに、組込ヘッドと組
付へッドにより、オイルシールとOリングを、夫々自動
的に嵌着して、ドリブンギヤ・スリーブを、自動的に組
立てることができる。
【0009】スリーブの軸心孔にドリブンギヤの軸部を
挿入した状態のものをワークとして、組立ステージに供
給するから、ワーク搬送に無駄が無く、供給中に、該軸
心孔や軸部に塵等が付着するのを防止でき、かつ、組立
ステージに供給するまで、スリーブとドリブンギヤを別
個に置いておく必要がないので、置き場のスペースをと
らない。
【0010】オイルシールを保持した組込ヘッドを、ス
リーブの軸心孔に挿入して、ドリブンギヤを押し出しつ
つ、オイルシールを該軸心孔に嵌着するので、ドリブン
ギヤが自動的にスリーブから突出した状態となって、ド
リブンギヤを抜き出し易い。このとき、ドリブンギヤの
軸部を掴んで抜き出せば、歯の部分の損傷を防止でき
る。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0012】図1は、本発明のドリブンギヤ・スリーブ
の組立方法に用いられる組立装置の一実施例を示す側面
図であり、図2はその平面図である。
【0013】そして、図3は、本発明にて組立られるド
リブンギヤ・スリーブ1の一例を示している。このドリ
ブンギヤ・スリーブ1は、軸心孔2aを有するスリーブ
2、ドリブンギヤ3、円環状オイルシール4及びOリン
グ5を、備えている。
【0014】スリーブ2は、合成樹脂製スリーブ本体6
と、円筒状であって先端が拡径状となった薄肉の金属製
軸受部7と、からなり、両者6,7は射出成形等にて一
体化される。スリーブ本体6はその外面に、周方向等ピ
ッチで形成された四枚のリブ部8…と、矩形状断面の凹
周溝9と、円孔10が貫設された突片部11と、雄ねじ部12
と、を有している。
【0015】さらに、スリーブ本体6には、その軸心に
沿って複数段の円形状孔部13a,13b,13c,13dが貫
設される。軸受部7は、先端側(同図上側)の孔部13a
に固着されており、この軸受部7の内周面と孔部13b,
13c,13dにて、軸心孔2aが形成される。
【0016】ドリブンギヤ3は、所定のネジレ角θのハ
スバ歯車に形成された合成樹脂製歯車部14と、歯車部14
の一端面から突出する円形の金属製軸部15と、からな
り、両者14,15は射出成形等にて一体化される。
【0017】軸部15は、摺動部15aと、摺動部15aより
も小径の逃げ部15bと、からなり、、逃げ部15bには盲
孔16とスリット17が形成される。軸部15は、スリーブ2
の軸心孔2aに回転自在に挿入され、摺動部15aの外周
面と軸受部7の内周面が摺接する。この軸部15の長さ
は、その基端面15cが、スリーブ2の基端面2bより僅
かに軸内方に位置する程度に設定される。
【0018】次に、オイルシール4は、その内径側に円
環状の傾斜リップ部18を有している。このオイルシール
4の外面が、スリーブ2の軸心孔2a(孔部13c)に嵌
着され、傾斜リップ部18の内周縁部が軸部15の摺動部15
aに摺接する。これにより、スリーブ2と軸部15との間
隙部が密封される。
【0019】Oリング5は、スリーブ2の外面の凹周溝
9に嵌着され、ドリブンギヤ・スリーブ1をトランスミ
ッションに取付けることにより、トランスミッションと
凹周溝9にOリング5を密着させ、その間隙部を密封す
る。
【0020】しかして、Oリング5及びオイルシール4
が未嵌着のスリーブ2の軸心孔2aにその先端側からド
リブンギヤ3の軸部15を挿入した状態のものをワークW
とし、該ワークWに、上記組立装置にて、Oリング5及
びオイルシール4を自動的に嵌着して、図3の如くドリ
ブンギヤ・スリーブ1の組立てが行われる。
【0021】上記組立装置は、図1と図2に示すよう
に、ワークW等を搬送するハンドリング手段19と、組立
ステージ28のワークWにオイルシール4を組込むオイル
シール組込手段20と、組立ステージ28のワークWにOリ
ング5を組付けるOリング組付手段21と、ドリブンギヤ
3の軸部検査手段22と、ドリブンギヤ3の回転・識別手
段23と、多数のワークW…を収納したトレーを搬送する
図示省略のコンベアと、図示省略の油タンクとポンプで
構成されて油を滴下・循環させる油塗布手段と、を備え
ている。
【0022】ハンドリング手段19は、ワークW等を掴持
するハンド24を有する垂直多関節のロボットにて構成さ
れる。ハンド24は、図4と図5に示すように、矢印B方
向へ開閉駆動する一対の掴持アーム25,25と、流体圧等
にて矢印A方向へ進退駆動する位置決め部材26と、ゴム
等の弾性板からなる直線運動部材27と、を備えている。
【0023】各掴持アーム25の対向面には、ドリブンギ
ヤ3の軸部15(図3参照)を掴持可能なようにV溝25a
が形成される。また、位置決め部材26の先端には、台形
状の凹部26aが形成される。
【0024】次に、図1,図6及び図7に示すように、
組立ステージ28は、基台32の水平状プレート32a及び支
持部材32bに設けられる。この組立ステージ28は、スリ
ーブ2の基端部を嵌め込む凹窪部29と、オイルシール4
が通る挿通孔31と、を有している。
【0025】凹窪部29は上下二段に形成され、上側凹窪
部29aは上方へいくにしたがって拡大する。下側凹窪部
29bは円形で、その底面の内周縁に沿って形成された凹
周溝には、Oリング30が嵌着される。
【0026】また、プレート32a上には、組立ステージ
28のワークWを掴持して固定可能かつ下方へ押圧可能な
クランプ機構33,33が、設けられる。このクランプ機構
33,33は、組立ステージ28を間に置いて対称に配設され
る。
【0027】クランプ機構33は、図6,図7及び図8に
示すように、挟持体34、保持体35、駆動部材36及びシリ
ンダ37を、備えている。挟持体34は、細長であって倒立
T字形断面に形成される。さらに、挟持体34の先端に
は、円弧状凹面部34aと矩形状凹溝34bが形成される。
【0028】保持体35は、挟持体34が嵌合する蟻溝35a
を有し、挟持体34が、該保持体35にガイドピン38,38及
びボールブッシュ39,39を介して上下方向Dにスライド
自在に保持され、かつ、圧縮コイルバネ等の弾発部材40
にて挟持体34が上方へ常時弾発付勢される。
【0029】駆動部材36は、シリンダ36aと、シリンダ
36aにスライド自在に取付けられた摺動体36bと、を一
体に備えたもので、いわゆるテーブル型シリンダと呼ば
れるものである。このシリンダ36a側がプレート32aに
固着され、摺動体36b側が保持体35に固着される。従っ
て、シリンダ36aが往復駆動すると、挟持体34及び保持
体35が一体に水平方向Cに往復動する。
【0030】シリンダ37は、駆動部材36、保持体35及び
挟持体34を跨ぐようにしてプレート32aに設けられた支
持体41に、固定される。このシリンダ37により、(弾発
部材40の弾発力に抗して)挟持体34を下方へ押圧する。
なお、図示省略するが、保持体35等には、(図3の如
く)Oリング5がスリーブ2に嵌着されているか否かを
検査する光センサが設けられる。
【0031】次に、図1,図2,図6及び図9に示すよ
うに、オイルシール組込手段20は、オイルシール供給機
構42、分離搬送バー43、組込ヘッド44及びシリンダ45,
50等を、備えている。
【0032】オイルシール供給機構42はパーツフィーダ
等からなり、多数のオイルシール4…を順次分離搬送バ
ー43まで供給する。
【0033】分離搬送バー43には、一個のオイルシール
4が通る上下方向の貫孔43aと、オイルシール供給機構
42から送られてきたオイルシール4を貫孔43a内に案内
する切欠溝43bと、が形成される。
【0034】この分離搬送バー43は、基台32のガイド部
材32cと支持部材32bに摺動自在に保持されており、シ
リンダ45にて水平方向Cに往復駆動される。これによ
り、オイルシール4が一個づつ分離されて、組立ステー
ジ28の挿通孔31の直下に搬送される。
【0035】一方、支持部材32b下面の凹所46にはリン
グ体48が嵌合されており、リング体48の上面側はOリン
グ47aを介して組立ステージ28の下端面に当接し、リン
グ体48の下面側はOリング47bを介して分離搬送バー43
の上面に摺接する。このリング体48には、組立ステージ
28の挿通孔31と分離搬送バー43の貫孔43aを連通させる
連通孔48aが貫設される。
【0036】さらに、リング体48には、連通孔48aと繋
がる吸引孔48bが貫設され、吸引孔48bは図示省略の真
空ポンプに接続される。
【0037】また、組込ヘッド44は、挿通軸52、当接リ
ング53及び押圧体54からなり、基台32の固定部材49に取
付けられたシリンダ50にて、上下方向Dへ往復駆動され
る。挿通軸52は、先端部(上端部)が基端部(下端部)
よりも大径に形成され、オイルシール4の中心孔に挿通
可能とされる。
【0038】当接リング53は、挿通軸52にスライド自在
に外嵌されており、オイルシール4の一端面に当接す
る。なお、当接リング53は、その下端の内鍔部が、挿通
軸52の先端部に係止することにより、挿通軸52の先端面
より上方へ突出しないようになっている。
【0039】押圧体54は、挿通軸52と一体に上下動し
て、当接リング53の下端面に当接し、当接リング53を押
上げる。この組込ヘッド44は、貫孔43a、連通孔48a及
び挿通孔31内を上下動可能に構成される。
【0040】次に、図1と図2に示すように、Oリング
組付手段21は、Oリング供給機構55、ピックアップステ
ージ56、ピックアップヘッド57、組付ヘッド59及び拡径
ステージ58等を、備えている。
【0041】Oリング供給機構55はパーツフィーダ等か
らなり、多数のOリング5…を順次ピックアップステー
ジ56まで供給する。ピックアップステージ56は、供給さ
れたOリング5を所定位置に位置決めする。このピック
アップステージ56には、ピックアップヘッド57を逃がす
ための逃げ凹部56aが形成される。
【0042】ピックアップヘッド57と組付ヘッド59は、
駆動部材65,71を介してスライド板60aに所定ピッチP
をもって取付けられる。スライド板60aは、基台32の支
持板60cに固定されたガイド体60bに、水平方向Cへス
ライド自在に取付けられる。
【0043】支持板60cにはシリンダ61が取付けられ、
該シリンダ61にて、ピックアップヘッド57、組付ヘッド
59及びスライド板60a等が一体に水平方向Cへ往復駆動
される。
【0044】ピックアップステージ56と、拡径ステージ
58と、組立ステージ28は、ピックアップヘッド57と組付
ヘッド59のピッチPと、同一のピッチP,Pをもって配
設され、上記スライド板60aの往復駆動により、ピック
アップヘッド57とピックアップステージ56、ピックアッ
プヘッド57と拡径ステージ58、組付ヘッド59と拡径ステ
ージ58、組付ヘッド59と組立ステージ28、が夫々上下に
対向するように構成される。
【0045】ピックアップヘッド57は、図10、図11及び
図12に示すように、保持部材62、シリンダ63及び取付部
材64を、備える。保持部材62は、取付部材64に固定され
た上下二段の保持円筒66と、押出体67とからなり、保持
円筒66の下端部には、等中心角で四つの案内溝66b…が
凹設される。
【0046】保持円筒66の下側小径部66aの外径G
1 は、自由状態のOリング5の内径G2よりも所定寸法
(G1 −G2 )だけ大きくなるように形成される。例え
ば、Oリング5内に小径部66aを挿入したときに、振動
などで容易に小径部66aから抜け落ちない程度の締付力
(縮径する方向の弾発力)がOリング5に生じるよう
に、寸法(G1 −G2 )を設定する。
【0047】押出体67は、保持円筒66の中心孔に上下ス
ライド自在に挿通された支持杆67aと、支持杆67aの下
端部から外径方向へ放射状に突出する四本の押下足部67
b…と、からなり、押下足部67b…は案内溝66b…に上
下スライド自在に嵌合される。
【0048】この押出体67は、取付部材64に固定された
シリンダ63にて、上下方向Dに往復駆動される。なお、
図例では、押下足部67b…と案内溝66b…は、夫々四箇
所となっているが、その数の増減は自由である。
【0049】駆動部材65は、シリンダ65aと、シリンダ
65aにスライド自在に取付けられた摺動体65bと、を一
体に備えたもので、いわゆるテーブル型シリンダと呼ば
れているものである。
【0050】このシリンダ65a側がスライド板60aに固
着され、摺動体65b側が取付部材64に固着される。従っ
て、シリンダ65aが往復駆動すると、ピックアップヘッ
ド57、即ち保持部材62、シリンダ63及び取付部材64が、
一体に上下方向Dに往復動する。
【0051】次に、組付ヘッド59は、図13と図14に示す
ように、保持部材68、シリンダ69及び取付部材70を、備
える。
【0052】保持部材68は、取付部材70に固定された外
鍔付保持円筒72と、保持円筒72にスライド自在に外嵌さ
れた押出円筒73と、水平状の連結杆74と、取付部材70と
保持円筒72の外鍔部を貫通して押出円筒73の外鍔部と連
結杆74を連結するガイドピン75,75と、ガイドピン75,
75を摺動自在に案内するボールブッシュ76,76と、から
なる。
【0053】そして、取付部材70に固定されたシリンダ
69により、連結杆74、ガイドピン75,75及び押出円筒73
が一体に上下方向Dに往復駆動する。なお、保持円筒72
の先端部(下端部)は他の部位より小径部72aに形成さ
れ、該小径部72aに押出円筒73の内鍔部73aが摺動自在
に嵌合する。
【0054】保持円筒72は、(図33の如く)寸法G3
所定公差内とされたスリーブ2のみに外嵌可能なように
構成されており、外径ゲージとしても機能する。また、
取付部材70のうち、保持円筒72の上端内周縁に対応する
部位には、金属センサー77が、設けられる。
【0055】駆動部材71は、シリンダ71aと、シリンダ
71aにスライド自在に取付けられた摺動体71bと、を一
体に備えたもので、いわゆるテーブル型シリンダと呼ば
れているものである。
【0056】このシリンダ71a側がスライド板60aに固
着され、摺動体71b側が取付部材70に固着される。従っ
て、シリンダ71aが往復駆動すると、組付ヘッド59、即
ち、保持部材68、シリンダ69及び取付部材70が、一体に
上下方向Dに往復動する。
【0057】次に、図15,図16及び図17に示すように、
拡径ステージ58は、四つの拡径ユニット78…と、押出体
79と、シリンダ80と、を備える。
【0058】拡径ユニット78は、プレート32a上に固定
された案内レール81と、案内レール81にスライド自在に
取付けられたスライド体82と、スライド体82を水平方向
Cに往復駆動させるシリンダ83と、からなり、四つの案
内レール81…及びスライド体82…は、十字形に配置され
る。
【0059】スライド体82はその先端に起立部84を有
し、この起立部84の上端面には薄肉で円弧状の引掛突部
84aが形成される。さらに、起立部84の先端は、円弧面
84cと傾斜面84b,84bに形成される。
【0060】そして、各スライド体82の傾斜面84b,84
bを相互に当接させた状態では、(図29の如く)引掛突
部84a…により、短円筒部Kが形成されるように構成さ
れる。この短円筒部Kの外径寸法G4 は、(図12に示
す)保持円筒66の小径部66aの外径寸法G1 と同一乃至
僅かに小さく設定される。
【0061】また、押出体79は、プレート32aの貫孔に
スライド自在に挿通された支持杆79aと、支持杆79aの
上端部から外径方向へ放射状に突出する四本の押上足部
79b…と、からなる。
【0062】この押出体79は、プレート32aに固定され
たシリンダ80にて、各スライド体82が相互に離間するこ
とにより形成される空隙部Uを通って、上下方向Dに往
復駆動される。
【0063】次に、図1,図2及び図18に示すように、
軸部検査手段22は、基台32の側方に付設された鉛直状の
検査スタンド85と、検査スタンド85上に於て基台32にU
字形の支持アーム86を介して上下に設けられた投光部87
a,87c及び受光センサー部87b,87dと、を備えてい
る。
【0064】検査スタンド85は、ドリブンギヤ3の軸部
15と所定の許容間隙(公差)をもって嵌合するゲージ孔
85a及びゲージピン85bを有しており、軸部15が上記公
差内であればドリブンギヤ3が実線で示すように所定深
さまで挿入される。
【0065】ところが、軸部15が上記公差外であればド
リブンギヤ3が、検査スタンド85に所定深さまで入らず
に、仮想線の如く、公差内のものよりも歯車部14が上方
に位置する。
【0066】この歯車部14の位置を、投光部87a,87c
及び受光センサー部87b,87dにて検出して、軸部15の
良・不良を判別できるように構成される。例えば、図例
では、上側の投光部87aからの光が、歯車部14にて遮光
されて受光センサー部87bにて検出されなければ、軸部
15が不良と判別する。
【0067】また、図19と図20に示すように、回転・識
別手段23は、プレート32a上に設けられたシリンダ88
と、シリンダ88のロッド先端に設けられた投光部89a及
び受光センサー部89bと、を備えている。この投光部89
aから受光センサー部89bへ向かう光Iが、歯車部14の
歯ミゾに沿って透過するように構成される。
【0068】しかして、上述の如く構成された組立装置
を用いたドリブンギヤ・スリーブの組立方法を説明す
る。
【0069】図1と図21に示すように、多数のワークW
…を倒した状態でトレー90に載置し、コンベアにて、ハ
ンドリング手段19まで搬送し、スリーブ2の所定のリブ
部8を、掴持アーム25,25で掴持する。
【0070】なお、ワークW…は、一個ずつトレー90の
仕切壁90aにて仕切られた状態で収納されているが、図
22の(A)に於て仮想線で図示する如く、掴持予定のリ
ブ部8が傾いた状態で収納されている場合があるため、
スリーブ2の突片部11を、位置決め部材26で押して、ス
リーブ2をその軸心廻りに所定角度回動させ、上記リブ
部8を掴持し易くする。
【0071】このとき、図22の(B)に示すように、位
置決め部材26の凹部26aが突片部11に当接して、突片部
11が凹部26aの中央奥部に誘導案内され、スリーブ2の
軸心方向Cへの位置決めが同時に行われるため、リブ部
8の所定部位をバラツキなく確実に掴持できる。
【0072】次に、図1, 図2及び図6に示すように、
ハンドリング手段19にて、掴持されたワークWを組立ス
テージ28に供給して、スリーブ2の基端部を凹窪部29に
挿入し、立てた状態で載置する。
【0073】ワークWを載置すれば、掴持アーム25,25
を開いてワークWを放し、掴持アーム25,25を、ワーク
Wから退避させて所定位置に待機させる。
【0074】さらに、図23と図24に示すように、挟持体
34,34の凹面部34a…にて、スリーブ2を掴持して固定
する。このとき、リブ部8,8は凹溝34b,34b内に挿
入される。
【0075】また、図6と図9に示すように、オイルシ
ール4…を、オイルシール供給機構42にて分離搬送バー
43まで供給し、分離搬送バー43にてオイルシール4を一
個づつ組立ステージ28の挿通孔31の直下(組込ヘッド44
の真上)まで搬送する。
【0076】そして、図25に示すように、スリーブ2の
固定後に、組込ヘッド44の押圧体54及び挿通軸52を上昇
させて、挿通軸52をオイルシール4の中心孔に串差し状
に挿通し、オイルシール4を、当接リング53及び押圧体
54で、貫孔43a、連通孔48a及び挿通孔31内を押上げて
いき、スリーブ2の軸心孔2aにその基端側から挿入し
て、図26の如く、オイルシール4をスリーブ2の孔部13
cに嵌着する。
【0077】このとき、挿通軸52の先端部はオイルシー
ル4から所定高さだけ上方へ突出した状態となっている
ため、挿通軸52が、オイルシール4に先行してドリブン
ギヤ3の軸部15の基端面15cに当接して、ドリブンギヤ
3が先端方向Eへ押し出される。
【0078】このように、オイルシール4を保持した組
込ヘッド44を、スリーブ2の軸心孔2aにその基端側か
ら挿入して、ドリブンギヤ3を押し出しつつ、オイルシ
ール4を軸心孔2aに嵌着すれば、スリーブ2の先端面
から軸部15が所定長さだけ突出する。
【0079】その後、スリーブ2から突出した状態のド
リブンギヤ3の軸部15を、掴持アーム25,25で掴持し
て、スリーブ2から抜き出す。ドリブンギヤ3を抜き出
すと、組込ヘッド44が元の位置まで降下して、次のオイ
ルシール4の組込みに備えて待機し、また、挟持体34,
34がスリーブ2から離脱して固定が解除される。
【0080】スリーブ2から抜き出されたドリブンギヤ
3は、図18に示すように、検査スタンド85まで搬送さ
れ、上述の如く軸部15の検査が行われる。検査終了後、
検査スタンド85からドリブンギヤ3の軸部15を抜き出し
て、図示省略の油塗布手段により油が滴下されている位
置まで、ドリブンギヤ3を搬送し、該油を軸部15に塗布
する。油塗布後、ドリブンギヤ3を掴持したまま、所定
位置で待機する。
【0081】一方、図1と図2に示すように、Oリング
5…を、Oリング供給機構55にてピックアップステージ
56まで供給し、ピックアップステージ56上に位置させた
ピックアップヘッド57を降下させる。
【0082】そして、図27に示すように、Oリング5内
に保持円筒66の小径部66aを挿入する。すると、自由状
態にあったOリング5は、小径部66aによって拡径する
方向へ僅かに弾性変形して、自身の所定の締付力で保持
される。
【0083】その後、Oリング5を保持したピックアッ
プヘッド57を上昇させて、図28に示すように、ピックア
ップヘッド57を矢印F方向へ移動させて拡径ステージ58
と上下に対向させる。
【0084】このとき、図29に示すように、拡径ステー
ジ58は、その各スライド体82の傾斜面84b,84bを相互
に当接させた状態としておく。そして、図30の如く、ピ
ックアップヘッド57を下降させて、拡径ステージ58のス
ライド体82…の引掛突部84a…に小径部66aを当接乃至
近接させる。
【0085】次に、押出体67を下降させて、Oリング5
を、押下足部67b…で押下げて、小径部66aから引掛突
部84a…に移動させる。Oリング5を引掛突部84a…に
移しかえて外嵌した後、押出体67を上昇させると共にピ
ックアップヘッド57を上昇させて、図1の如く、ピック
アップヘッド57をピックアップステージ56上まで戻し、
次のOリング5のピックアップに備える。このとき、同
時に、組付ヘッド59が拡径ステージ58上にくる。
【0086】その後、図31に示すように、各スライド体
82を所定量だけ相互に離間させて、Oリング5を引掛突
部84a…にて四方に引き伸ばし、Oリング5の内径寸法
が、(図32に示す)保持円筒72の小径部72aの外径寸法
と同一乃至僅かに大きくなるまで拡径する。
【0087】次に、図32に示すように、組付ヘッド59を
下降させて、保持円筒72を引掛突部84a…に当接乃至近
接させ、さらに、押出体79を上昇させて、拡径された状
態のままOリング5を、押上足部79b…で押上げて、引
掛突部84a…から保持円筒72に移動させる。
【0088】Oリング5を拡径した状態で保持円筒72に
外嵌した後、Oリング5を保持した組付ヘッド59を上昇
させて、図28に示すように、組付ヘッド59を矢印F方向
へ移動させて組立ステージ28と上下に対向させる。
【0089】その後、図33に示すように、組付ヘッド59
を自重により下降させて、保持円筒72をスリーブ2に被
せる。このとき、外径ゲージを兼ねる保持円筒72にて、
スリーブ2の寸法G3 の検査が行われる。
【0090】保持円筒72がスリーブ2の所定上下位置
(図例では鍔部6a)まで被せられると、押出円筒73を
下降させてOリング5を押下げ、保持円筒72からスリー
ブ2の外面にOリング5を移動させて、凹周溝9に嵌着
する。このとき、同時に、金属センサー77にて、スリー
ブ本体6に対する軸受部7の組付け方向間違いも検査さ
れる。
【0091】Oリング5の嵌着後、押出円筒73を上昇さ
せると共に組付ヘッド59を上昇させて、図1の如く、組
付ヘッド59を拡径ステージ58上まで戻し、次のOリング
5の組付けに備える。
【0092】次に、図24に示すように、スリーブ2を、
挟持体34,34にて再度掴持・固定し、油が塗布されて所
定位置で待機していたドリブンギヤ3の軸部15を、スリ
ーブ2の軸心孔2aに挿入して、ドリブンギヤ・スリー
ブ1の組立が完了する。
【0093】その後、ドリブンギヤ・スリーブ1の各種
検査が行われ、その結果に基づいてドリブンギヤ・スリ
ーブ1を、良品トレーと不良品トレーに分別収納する。
【0094】具体的には、図24の如く、挟持体34,34に
てスリーブ2の鍔部6aを下方へ押圧して、Oリング30
をスリーブ2と組立ステージ28に密着させ密封する。
【0095】さらに、図6に示すように、リング体48の
連通孔48aを遮断した状態の分離搬送バー43を、組込ヘ
ッド44で上方へ押上げて、Oリング47bを分離搬送バー
43とリング体48に密着させ、かつOリング47aを組立ス
テージ28とリング体48に密着させ、密封する。
【0096】そして、図9に示すリング体48の吸引孔48
bから真空引きを行って真空系を作り、その真空度の変
化(エアー漏れ)をチェックすることにより、図3に示
すオイルシール4の傾斜リップ部18が図と上下逆となる
ような組込み方向間違がないか等を検査する。この検査
時に、Oリング5がスリーブ2に嵌着されているか否か
を、上述の光センサにて検査する。
【0097】さらに、このとき同時に、図19,図20及び
図34に示すように、スリーブ2へ歯数の異なるドリブン
ギヤ3を間違って組込んでいないか、あるいはスリーブ
2に対するドリブンギヤ3の回転状態(軸部15に塗布し
た油の潤滑具合)等を検査する。
【0098】即ち、投光部89aから受光センサー部89b
への光Iが、歯車部14の歯ミゾを通過するようにセット
し、ハンドリング手段19の直線運動部材27の一面を歯車
部14の外周(歯先)に軽く接触させて、矢印J方向へ直
線運動させ、歯車部14に回転を与える。
【0099】歯車部14が正規の歯数で、その回転がスム
ースで良好であると、光Iは各歯毎に遮光・透過を所定
回数繰り返すので、その回数をカウントすることによ
り、上記検査を行う。
【0100】このようにして、各種検査が終了すると、
ドリブンギヤ・スリーブ1の挟持体34,34による固定が
解除され、ハンドリング手段19にて、組立ステージ28か
らドリブンギヤ・スリーブ1が取り出されて、上述の如
く所定のトレーに搬送される。
【0101】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0102】ワークWに、オイルシール4とOリング5
を嵌着して、自動的に、ドリブンギヤ・スリーブ1を組
立ることができ、省力化と作業性の向上を図り得る。
【0103】スリーブ2の軸心孔2aにドリブンギヤ3
の軸部15を挿入した状態で、組立ステージ28に供給され
るから、供給中に、軸心孔2aや軸部15に塵等が付着す
るのを防止でき、品質が安定する。しかも、ワークWの
置き場にスペースをとらずに済み、ワークWの搬送を効
率良く行える。
【0104】組込ヘッド44で、ドリブンギヤ3を押し出
しつつ、オイルシール4をスリーブ2の軸心孔2aに嵌
着すれば、スリーブ2からドリブンギヤ3を抜き出し易
く、歯車部14を傷付けないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立方法に用いられる組立装置の一実
施例を示す正面図である。
【図2】組立装置の平面図である。
【図3】ドリブンギヤ・スリーブの半截断面図である。
【図4】ハンドの正面図である。
【図5】ハンドの側面図である。
【図6】図2のX−X線断面図である。
【図7】クランプ機構の平面図である。
【図8】図7のZ−Z線断面図である。
【図9】図2のY−Y線断面図である。
【図10】ピックアップヘッドの側面図である。
【図11】ピックアップヘッドの断面正面図である。
【図12】ピックアップヘッドの底面図である。
【図13】組付ヘッドの側面図である。
【図14】組付ヘッドの断面正面図である。
【図15】拡径ステージの平面図である。
【図16】拡径ステージの要部断面図である。
【図17】拡径ステージの要部断面図である。
【図18】検査スタンドの断面図である。
【図19】回転・識別手段を説明する側面図である。
【図20】回転・識別手段を説明する正面図である。
【図21】ドリブンギヤ・スリーブの組立方法の説明図で
ある。
【図22】同組立方法の説明図である。
【図23】同組立方法の説明図である。
【図24】同組立方法の説明図である。
【図25】同組立方法の説明図である。
【図26】同組立方法の説明図である。
【図27】同組立方法の説明図である。
【図28】同組立方法の説明図である。
【図29】同組立方法の説明図である。
【図30】同組立方法の説明図である。
【図31】同組立方法の説明図である。
【図32】同組立方法の説明図である。
【図33】同組立方法の説明図である。
【図34】ドリブンギヤの検査方法の説明図である。
【符号の説明】
2 スリーブ 2a 軸心孔 3 ドリブンギヤ 4 オイルシール 5 Oリング 15 軸部 28 組立ステージ 44 組込ヘッド 59 組付へッド W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 和正 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブの軸心孔にその先端側からドリ
    ブンギヤの軸部を挿入してなるワークを、組立ステージ
    に供給して該スリーブを掴持し、次に、オイルシールを
    保持した組込ヘッドを、上記スリーブの軸心孔にその基
    端側から挿入して、上記ドリブンギヤを押し出しつつ、
    該オイルシールを該軸心孔に嵌着し、その後、上記スリ
    ーブから突出した状態の上記ドリブンギヤを抜き出し、
    次に、Oリングを拡径した状態で外嵌した組付ヘッドか
    ら、上記スリーブの外面に該Oリングを移動させて嵌着
    し、その後、該スリーブの軸心孔に上記ドリブンギヤの
    軸部を挿入することを特徴とするドリブンギヤ・スリー
    ブの組立方法。
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