JPH0847827A - リング状パッキンの自動装着機 - Google Patents

リング状パッキンの自動装着機

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Publication number
JPH0847827A
JPH0847827A JP18257194A JP18257194A JPH0847827A JP H0847827 A JPH0847827 A JP H0847827A JP 18257194 A JP18257194 A JP 18257194A JP 18257194 A JP18257194 A JP 18257194A JP H0847827 A JPH0847827 A JP H0847827A
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JP
Japan
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ring
packing
suction
shaped packing
suction head
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Pending
Application number
JP18257194A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Nakamatsu
修 中松
Motoichi Furukawa
素一 古川
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リング状パッキンを確実に吸着して精密に自
動挿着すると同時に正常な状態に装着されたか否かを簡
便に操作することができ、しかも比較的クリーン度の高
い部屋でも使用可能なリング状パッキンの自動装着機を
提供する。 【構成】 パッキン搬送装置50から搬送されるリング
状パッキンPを位置決めするパッキン位置決め手段10
と、前記リング状パッキンPを装着する部品を保持する
部品保持手段20と、位置決めされたリング状パッキン
Pを吸着して前記部品まで搬送し、装着する搬送装着手
段30とから構成されている。前記パッキン位置決め手
段10は、側面にテーパー部が形成されたパッキン嵌合
凹部を有するパッキン受け台11とこのパッキン受け台
11の搬送装置19とから成る。前記搬送装着手段30
は、リング状パッキンPの上半部に一致する凹状の吸着
面とこの吸着面に形成された複数の吸排気孔とから成る
吸引ヘッド31と、この吸引ヘッド31の駆動手段41
とによって構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばゴム製のOリ
ング等のリング状パッキンをキャップやフランジ等に設
けられた平面シール用パッキン装着溝に自動装着するリ
ング状パッキンの自動装着機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴム製のOリングやパッキン等の
リング状パッキンをキャップやフランジ等に設けられた
平面シール用のパッキン装着溝に装着する作業は手作業
による組みつけがほとんどであった。このように、パッ
キン装着工程の自動化が行われていないのは、パッキン
が柔軟であって容易に変形し、滑りに対して摩擦力が大
きいため、その位置決めやハンドリング等が非常に困難
であることに起因している。
【0003】上記問題点を解決する為、今までに種々検
討がなされており、例えば実開昭62−46588号公
報、実公平4−26230号公報に示される様な装置が
考案されている。また、自動装着された後に正常に装着
されているか否かを検知する装置についても実公平1−
23707号公報に示される様な装置が知られている。
【0004】実開昭62−46588号公報に記載され
た装置は、図11(a)に示すように、吸引ヘッド10
0に円環状に形成された段状のOリング吸着部101に
吸引孔102を設けると共にそのOリング吸着部101
の外周部と内周部とに可撓性のベロー103、104を
設け、図11(b)に示すように、前記Oリング吸着部
101にOリングPを吸着する際、前記ベロー103、
104がOリングPの表面に密着してOリングPに対す
る吸引ヘッド100の吸引力を有効に作用させるように
したものである。
【0005】また、実公平4−26230号公報に記載
された装置は、図12に示すように、OリングPの吸引
ヘッド110を筒状のヘッド本体111とこのヘッド本
体111内に出没自在に収容された心棒112とによっ
て構成し、この心棒112には中央部及び先端外周部に
真空導入路113を形成すると共にその先端にOリング
Pが嵌合する段部114を形成し、この段部114には
め込んだOリングPを確実に吸引するようにしたもので
ある。
【0006】さらに、実公平1−23707号公報に記
載された装置は、図13に示すように、シールリング装
着部121によってワークに装着されたOリングPが正
常に装着されているかどうかを検査するためのシールリ
ング検査装置122であって、インデックステーブル1
20の周囲に前記シールリング装着部121に隣接して
設けられている。このシーリング検査装置122は、図
14に示すように、外周にOリングPが嵌着された円筒
状ワークWを前記OリングPに密着するワークガイド1
23によって覆い、このワークガイド123内の空気を
吸引してワークガイド123内の真空度を検知すること
でワークWにOリングPが適切に装着されているかどう
かを検査するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記実開昭
62−46588号公報及び実公平4−26230号公
報に記載のものは、いずれも吸引ヘッドによるOリング
Pの吸引を確実に行うための吸引ヘッドの改良に関する
技術である。
【0008】しかしながら、実開昭62−46588号
公報に記載のものは、可撓性を有するベロー53、54
が合成ゴム等の材料で構成されている為、ステンレス鋼
などと比較して短期間に劣化が進行し、部品交換等のメ
インテナンスに労力がかかるとともに、ベロー53、5
4の劣化や擦過によりゴミが発生する可能性があり、比
較的クリーン性が必要とされる部分に用いるパッキンの
装着に使用するには十分な配慮が必要となる。また、吸
着すべきOリングPをあらかじめストッカへ多数装着し
ておく、といった操作に手間がかかる欠点も有してい
る。
【0009】また、実公平4−26230号公報に記載
のものは、心棒62がヘッド本体61に対して出没可能
となっているめにヘッド本体61の内周面との摺動によ
りゴミが発生しやすく、比較的クリーン性が必要とされ
る部分に用いるパッキンの装着に使用するには問題とな
る。
【0010】また、実公平1−23707号公報に記載
の装置は、シールリング装着部と互いに連動的に組込ま
れており、シールリング装着部とはインデックステーブ
ル等におけるステーションが異なる為、余計に1ステー
ション必要になる。また、検知を真空吸引によって行な
う為、上述したような円筒面シール用に用いた場合はよ
いが、平面シール用に用いた場合は、せっかく装着した
リング状パッキンを浮き上がらせてしまうので、平面シ
ールの検査には適用することができない。
【0011】そこで、この発明の課題は、単純な構成に
よってリング状パッキンを確実に吸着して精密に自動挿
入すると同時に正常な状態に装着されたか否かを簡便に
検作することができ、しかも比較的クリーン度の高い部
屋でも使用可能な、リング状パッキンの自動装着機を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、供給されるリング状パッキンを吸引ヘ
ッドによって吸引して前記リング状パッキンの被装着体
まで搬送し、前記吸引ヘッドの吸引を解除することによ
って前記被装着体に前記リング状パッキンを装着するよ
うにしたリング状パッキンの自動装着機において、前記
吸引ヘッドの吸引位置に、供給されるリング状パッキン
が嵌り込む、上方に向かって広がったテーパ溝を備えた
位置決め用のパッキン受け台を設け、前記吸引ヘッドに
は、前記リング状パッキンの表面形状に合せたパッキン
の吸着面を形成すると共にそのパッキンの吸着面にエア
吸引源と連通した吸気孔を設けたのである。
【0013】また、前記パッキン受け台のテーパ溝を、
リング状に形成することもでき、前記パッキン受け台の
テーパ溝に、テフロンコーティング等の低摩擦化処理を
施してもよい。さらに、前記パッキン受け台のテーパ溝
に、リング状パッキンを支持する突起を形成することも
できる。
【0014】また、前記吸気孔の孔径を前記吸着面の幅
寸法の20%以上60%以下の範囲内に設定し、前記吸
気孔の数を3個以上にすることが望ましい。
【0015】さらに、供給されるリング状パッキンを吸
引ヘッドによって吸引して前記リング状パッキンの被装
着体まで搬送し、前記吸引ヘッドの吸引を解除すること
によって前記被装着体に前記リング状パッキンを装着す
るようにしたリング状パッキンの自動装着機において、
前記吸引ヘッドには、前記リング状パッキンの吸着面に
エア供給源と連通した排気孔を設け、前記吸引ヘッド又
は前記エア供給源から吸引ヘッドに至るエア供給路にエ
ア圧力検出手段を設け、前記吸引ヘッドの吸引を解除す
ることによって前記被装着体に前記リング状パッキンを
装着した後、前記吸引ヘッドによってリング状パッキン
を前記被装着体に押しつけた状態で、前記前記エア供給
源から前記吸引ヘッドにエアを供給し、前記エア圧力検
出手段によってエア圧力を検出することによって前記リ
ング状パッキンが前記被装着体に適正に装着されたか否
かを判定するようにしたのである。
【0016】また、上述したパッキン受け台と、リング
状パッキンの表面形状に合せたパッキンの吸着面を形成
し、そのパッキンの吸着面にエア吸引源と連通した吸気
孔を設けた吸引ヘッドとを備えた前記リング状パッキン
の自動装着機において、前記吸引ヘッドには、前記リン
グ状パッキンの吸着面にエア供給源と連通した排気孔を
設け、前記吸引ヘッド又は前記エア供給源から吸引ヘッ
ドに至るエア供給路にエア圧力検出手段を設け、前記吸
引ヘッドの吸引を解除することによって前記被装着体に
前記リング状パッキンを装着した後、前記吸引ヘッドに
よってリング状パッキンを前記被装着体に押しつけた状
態で、前記前記エア供給源から前記吸引ヘッドにエアを
供給し、前記エア圧力検出手段によってエア圧力を検出
することによって前記リング状パッキンが前記被装着体
に適正に装着されたか否かを判定するようにしてもよ
い。
【0017】
【作用】以上のように構成されたリング状パッキンの自
動装着機は、パッキン受け台のテーパ溝に供給されたリ
ング状パッキンに吸引ヘッドを押しつけると、変形した
リング状パッキンや若干ずれた位置にあるリング状パッ
キンが前記テーパ溝に沿って正規の位置に移動して正し
く位置決めされるので、リング状パッキンが確実に吸引
ヘッドの吸着面に密着する。
【0018】また、パッキン受け台のテーパ溝がリング
状に形成されているものにあっては、そのテーパ溝によ
ってリング状パッキンの内側と外側の双方から正規の位
置に案内され、より確実にリング状パッキンの位置決め
が行われる。
【0019】また、パッキン受け台のテーパ溝に、テフ
ロンコーティング等の低摩擦化処理を施したものにあっ
ては、吸引ヘッドでリング状パッキンを押しつけた際
に、リング状パッキンがテーパ溝に密着することがない
ので、吸引ヘッドによるリング状パッキンの吸引が阻害
されない。
【0020】さらに、パッキン受け台のテーパ溝にリン
グ状パッキンを支持する突起を形成したものにあって
は、テーパ溝とリング状パッキンとの接触面積が小さく
なるので、リング状パッキンがテーパ溝により密着しに
くい。
【0021】また、吸気孔の孔径を吸着面の幅寸法の2
0%以上60%以下の範囲内に設定し、吸気孔の数を3
個以上としたものにあっては、十分な吸引力がリング状
パッキンに作用して、適切な吸引性能が確保される。
【0022】また、吸引ヘッドのリング状パッキンの吸
着面にエア供給源と連通した排気孔を設け、前記吸引ヘ
ッド又は前記エア供給源から吸引ヘッドに至るエア供給
路にエア圧力検出手段を設けたものにあっては、吸引ヘ
ッドによる一連のパッキン装着動作として検査が行える
ので、時間的にもスペース的にも無駄がない。
【0023】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1に示すように、このリング状パッキンの自動装
着機は、パッキン搬送装置50から1個ずつ搬送されて
くるリング状パッキンPを所定位置に位置決めするパッ
キン位置決め手段10と、前記リング状パッキンPを装
着する部品を保持する部品保持手段20と、前記パッキ
ン位置決め手段10によって位置決めされたリング状パ
ッキンPを吸着して前記部品保持手段20によって保持
された部品まで搬送し、装着する搬送装着手段30とか
ら構成されている。
【0024】前記パッキン搬送装置50は、振動式のパ
ーツフィーダであって、大きく分けて周知のボウルフィ
ーダ部(図示せず)とリニアフィーダ部51からなって
おり、ボウルフィーダ部上部のボウルには多数のリング
状パッキンPが重なりあって供給されている(図示せ
ず)。ボウルの下部には振動発生装置(図示せず)があ
り、この振動発生装置により所定方向に振動を発生させ
ると、リング状パッキンPが確実に1個ずつリニアフィ
ーダ部51に移送されるようになっている。
【0025】リニアフィーダ部51は直線状の搬送部5
2を下部の振動装置(図示せず)により所定方向に振動
させるようになっており、搬送部52の側方には、リン
グ状パッキンPの径より若干広めの幅を有する第1のガ
イド53a、53bが設けられるとともに、搬送部52
の搬送面上方には、ほぼリング状パッキンPの厚さ分の
高さを有して第2のガイド54が付設されており、リン
グ状パッキンPが1個ずつ列をなして搬送されるように
なっている。
【0026】なお、リング状パッキンPの形状は、図2
(a)に示すように円環状のものであって、その断面
は、円形(同図(b)),矩形(同図(c)),コーナ
ーがR状に形成された矩形(同図(d))などの形状で
ガスケットにも使用されるものであり、その素材とし
て、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、シリコン
ゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、ブチルゴム、エチレ
ンプロピレンゴム、ウレタンゴム、エピクロロヒドリン
ゴム、クロロプレンゴムなど用途に応じた弾性材料が使
用されている。また、これらのリング状パッキンPは外
力を受けた際には変形するが、外力を除去すれば概略円
形状態に復元するようになっている。
【0027】前記リニアフィーダ部51の搬送終端部と
若干の隙間を有して留置装置60が設けられている。こ
の溜置装置60は、ゲートとして2本の支柱61を有
し、その通過幅は、前記リング状パッキンPの外径より
小さく設定されており、リング状パッキンPを変形しな
ければ通過できないようになっている。これにより前記
リニアフィーダ部51から搬送されてきたパッキンPは
確実に留め置きされる。
【0028】また、前記留置装置60の上方にはリング
状パッキンの掻出装置70が設けられている。この掻出
装置70は、掻出し装置本体71に保持された掻出アー
ム72の先端部に掻出棒73が垂下されて固設されてお
り、この掻出棒73の先端をリング状パッキンPのリン
グ部に引っ掛けて、前記溜置装置60の支柱61の規制
に抗して手前側に引き出し、後述する位置決め手段10
の位置決め台11に設置するようになっている。
【0029】前記掻出アーム72及び掻出棒73は掻出
装置71本体に付設されたエアシリンダ74によって上
下方向に駆動され、前記エアシリンダ74のピストンロ
ッドの先端部に付設されたエアシリンダ75によって水
平方向に駆動される。従って、エアシリンダ74、75
の両方の動作の組み合わせで掻出し操作が実行される。
なお、掻出し動作をする駆動機構は、もちろん上記のも
のに限られず、例えばカム式ピックアンドプレイス方式
のものなどであってもよい。
【0030】また、掻出棒73の下端部にはテーパー部
分が設けられているため、リング状パッキンPを掻出し
た後、掻出棒73を上昇させる際にリング状パッキンP
からの離脱が容易であり、リング状パッキンPのリング
部に引っ掛かって位置ずれを発生させるような問題が生
じない。
【0031】さらに掻出棒73の材質は、テフロン製も
しくはステンレスの鏡面仕上げとすれば、リング状パッ
キンPに損傷などを与えず、また錆やごみも付着しない
ので好ましい。
【0032】前記位置決め手段10は、パッキン受け台
11を搬送装置19によって前記パッキン位置決め部a
と後述のパッキン吸引部bとの間を往復動するようにな
っている。
【0033】図3(a)は、前記パッキン受け台11の
斜視図、図3(b)は、図3(a)におけるX−X矢視
断面図である。同図に示すようにパッキン受け台11は
中央部に断面形状がリング状パッキンPと同じ円形のパ
ッキン嵌合凹部12を備えており、そのパッキン嵌合凹
部12の側面には上方に向かって広がったテーパー部1
2aが形成され、掻き出されたリング状パッキンPを内
部に落とし込み易いようになっている。
【0034】前記テーパー部12aの傾斜角度θ1(図
3(b)参照)は、発明者の実験によれば、概ね5°か
ら30°が望ましく、それ以上小さければリング状パッ
キンPが基準面に引っ掛かり、また、それ以上角度が大
きければリング状パッキンPが当該テーパー部に載った
ままで底まで落ち込まず、いずれにしろ正しい位置決め
は困難となる。
【0035】パッキン嵌合凹部12の底面部の直径Do
は、リング状パッキンPの外径より若干大きめの寸法に
設定されるが、リング状パッキンPを精度よく位置決め
するためには、リング状パッキンPの外径に対して0.
1mm 〜0.3mm 程度の寸法誤差にとどめるのが望ま
しい。またパッキン嵌合凹部12の基準面からの深さH
は、リング状パッキンPの厚みのおよそ0.5倍から1
倍程度にしておけば、位置決めに十分であり、また後段
のパッキン取り付けのためのハンドリングもしやすい。
【0036】パッキン嵌合凹部12に連接されて設けら
れた溝14は上記掻出棒73の下端部が通過するための
ものであり、また、外周の側壁部15は、その開口部1
5a方向から搬送されてきたリング状パッキンPをパッ
キン嵌合凹部12までスムーズに導くためのガイドの役
割を果たし、その高さMはリング状パッキンPの厚さに
比べて十分高い方が望ましいが、後段のパッキン取り付
けのためのハンドリングを考慮すると、リング状パッキ
ンPの厚みのおよそ1.2倍から1.8倍程度とするこ
とが好ましい。しかし、この高さに限定されるものでは
ないことはもちろんである。
【0037】図4(a)は、パッキン受け台の別の実施
例の斜視図、図4(b)は、図4(a)におけるY−Y
矢視断面図である。両図に示すようにこの第2実施例に
おいては、図3におけるパッキン嵌合凹部12の代わり
に環状溝16を有しており、その内周および外周の側面
部はそれぞれテーパ−部16aを形成し、それぞれの傾
斜角θ2,θ3も図3におけるテーパ−部の傾斜角θ1
同様概ね5°から30°程度にするのが望ましい。
【0038】環状溝16の底面部の外径Doは上述のパ
ッキン嵌合凹部12の外周Doと同じで、内径Diはリ
ング状パッキンPの内径より若干小さめで、その誤差
は、0.1mm 〜0.3mm 程度に止めることが望まし
い。このような環状溝16を形成するとリング状パッキ
ンPの外周部と内周部で嵌合して位置決めできるので、
リング状パッキンPが変形せずより精度良く位置決めで
きるという利点がある。なお、環状溝16に設けられた
溝17は、掻出棒73の下端部が通過するための空間を
提供するためのものであり、上記溝14の延長上に形成
される。
【0039】図5は、パッキン受け台の第3の実施例を
示す縦断面図であり、環状溝16の底面部のほぼ中央部
に環状の突起18が形成されているため、当該環状溝1
6に落とし込まれて位置決めされたリング状パッキンP
が環状溝16の底面に密着することがなく、後段のパッ
キン取付け操作時に当該環状溝16から容易に取り出す
ことができる。特にリング状パッキンPの素材が粘着性
の高いシリコンゴムなどの場合には、上記環状突起18
の効果は大きい。
【0040】前記パッキン受け台の材質は、テフロン製
あるいはステンレス製の鏡面仕上げとすることがリング
状パッキンPに擦傷等のダメージを与えず、錆やゴミも
付着しないので好ましいが、表面のみにテフロンコーテ
ィングやクロムメッキ等を施す手段でも差し支えなく、
材質は特に限定されるものではない。
【0041】このようにして位置決め装置に装着されて
位置決めされたリング状パッキンPは、位置決め台11
の搬送装置19によってパッキン吸引部bに移送され
る。なお、前記搬送装置19は、市販されているベルト
コンベアやチェーンコンベア、フリーフローコンベア、
単軸ロボット、エアシリンダ、ロータリーテーブル、
等、特に限定されるものではない。
【0042】前記パッキン吸引部bには、リング状パッ
キンPを吸引する吸引ヘッド31と、この吸引ヘッド3
1を駆動する駆動手段41とを備えた前記リング状パッ
キンPの搬送装着手段30が設けられている。
【0043】前記吸引ヘッド31は、図6に示すよう
に、ヘッド本体32と、このヘッド本体32に接続され
る支持軸35と、この支持軸35を上下方向にスライド
自在に支持するリニアモーションベアリング39aを備
えた支持部材39と、前記支持軸35に嵌挿されたコイ
ルバネ40とから構成されている。
【0044】前記ヘッド本体32は、前記リング状パッ
キンPの外径より若干大きめに形成された円形状の底板
33aの周縁に周壁33bが連設された下部本体33
と、この下部本体33の周壁上端に取り付けられた上部
本体34とから構成されており、前記上部本体34の中
央部には前記支持軸36を装着するための装着穴34a
が形成されている。
【0045】前記下部本体33の底板33aには下面周
縁部に前記リング状パッキンPのほぼ上半部に一致する
凹状の吸着面33cが形成されており、この吸着面33
cには複数箇所に底板33aの外面から内面に貫通する
吸排気孔33dが形成されている。
【0046】前記吸着面33cの外側高さ寸法h1,内
側高さ寸法h2はリング状パッキンPの厚みの半分程度
の寸法とし、幅寸法Wが極力大きくなるようにする事が
好ましいが、各寸法h1、h2、Wはリング状パッキン
Pを前記部品に装着する際にヘッド本体が被装着体と干
渉しないような寸法としておくことはもちろんである。
【0047】前記吸排気孔33dの数は極力多いほうが
好ましいが、リング状パッキン1の重量や真空ポンプの
能力によっては最低3カ所以上設けられていれば十分で
ある。2カ所以下だとリング状パッキンを吸引して持ち
上げた際に、リング状パッキンにたわみが発生し、吸着
姿勢不良により脱落しやすくなるからである。また、前
記吸排気孔33dの孔径は吸着面33cの幅寸法Wより
も小さくしておく必要があり、通常は幅寸法Wの20%
〜60%程度の寸法とすることが好ましい。60%以上
の寸法とすると、リング状パッキンを吸引ヘッドで押さ
えつけた際にリング状パッキンの弾性変形等による微少
なズレがあっただけでも吸着面がシール出来ずに吸引力
が低下しやすくなり、20%以下の寸法とすると、孔径
の小径化による圧力損失の影響等で吸引に必要とされる
吸着力を得がたくなるからである。
【0048】前記支持軸35は、小径の軸本体36の下
端につば部38を介して、前記上部本体34の装着穴3
4aに装着される大径の装着部37が形成されており、
前記軸本体36の上端から装着部37の下端にわたって
中央部にエアの吸排気路36aが形成されている。
【0049】前記装着部37の外周面には溝37aが形
成されており、この溝37aには前記装着穴34aの内
面に密着するOリング37bが嵌め込まれている。前記
つば部38にはビス穴38aが形成されており、このビ
ス穴38aを通したビス38bを前記ヘッド本体32の
上部本体34にねじ込むことで支持軸35をヘッド本体
32に固定することができるようになっている。
【0050】前記コイルバネ40は、前記支持部材39
と前記支持軸35のつば部38との間に圧縮された状態
で挟み込まれており、前記ヘッド本体32を常時下方側
に付勢するようになっている。
【0051】前記吸引ヘッド31は、図7に示すよう
に、前記支持軸35の上端に前記吸排気路36に連通す
る吸排気管45が接続されており、この吸排気管45は
先端部で分岐して、一方が吸気管46を介してエア吸引
源であるバキュームポンプ48に接続され、他方は排気
管47を介してエア供給源であるブロア49に接続され
ている。
【0052】前記吸排気管45には、前記吸引ヘッド3
1に粉塵やゴミ等が入らないように途中にフィルタ45
aが設けられていると共に、管内のエア圧力を検出する
ための圧力スイッチ45bが設けられている。また、前
記吸気管46及び排気管47には、逆動作して吸排気を
切替える切換弁46a、47aが設けられている。
【0053】前記駆動手段41は、図1及び図8に示す
ように、本体部42に水平状態に取り付けられたエアシ
リンダ43と、このエアシリンダ43のピストンロッド
43aの先端に垂直状態に取り付けられたエアシリンダ
44とから構成されており、前記エアシリンダ44のピ
ストンロッド44aの先端が前記支持部材39に取り付
けられている。
【0054】従って、前記エアシリンダ43によって前
記吸引ヘッド32が水平方向に移動し、前記エアシリン
ダ44によって前記吸引ヘッド32が上下方向に移動す
るようになっている。
【0055】なお、この実施例ではエアシリンダを用い
ているが、油圧シリンダや単軸ロボット、カム式ピック
アンドプレイス装置等を用いてもよく、特にエアシリン
ダに限定されるものではない。
【0056】この実施例において、リング状パッキンP
を装着する部品は、図9に示すようなキャップCであ
り、底内面c1にはリング状パッキンPを装着するため
の装着溝c2が形成されている。
【0057】このキャップCは、図1に示すように、回
転する円形のインデックステーブルTの周縁部に一定間
隔で設けられた前記部品保持手段20に保持された状態
で、前記パッキン吸引部bの対面位置に供給されるよう
になっている。この部品保持手段20は、図10(a)
に示すように、切込部22を有する2つのブロック21
から構成されており、前記切込部22でキャップCの外
周面を挟み込むことができるように双方の切込部22を
対向させた状態で2つのブロック21を前記インデック
ステーブルTの上面に固定してある。
【0058】この部品保持手段20は、上述したような
2つのブロック21によって構成されるものに限らず、
同図(b)に示すような筒状部材21aや、同図(c)
に示すように、バネ等によって内側に付勢された開閉自
在の1対のチャッキングアーム21bによって構成する
こともできる。
【0059】以上のように構成されたリング状パッキン
の自動装着機によるリング状パッキンの装着及び検査工
程について説明する。
【0060】まず、前記パッキン位置決め部aにおい
て、前記位置決め受け台11のパッキン嵌合凹部12に
前記パッキン搬送装置50からリング状パッキンPが供
給されると、前記搬送装置19によって前記位置決め受
け台11が前記パッキン吸引部bに搬送される。
【0061】ここで、前記吸引ヘッド31が降下して前
記位置決め受け台11のパッキン嵌合凹部12に供給さ
れたリング状パッキンPを押さえつける。この時、前記
パッキン嵌合凹部12のテーパー部12aによってリン
グ状パッキンPが正規の位置に案内されるので、リング
状パッキンP自体が変形している場合や前記パッキン位
置決め部aにおいて、リング状パッキンPが若干ずれた
位置に供給された場合でも確実に前記吸引ヘッド31の
吸着面33cとリング状パッキンPが密着する。
【0062】そして、前記バキュームポンプ48を作動
させると、吸引ヘッド31の吸排気孔33dから吸引さ
れ、リング状パッキンPが前記吸着面33cに吸着され
る。なお、この時、排気管47の切換弁47aは閉状態
になっており、吸気管46の切換弁46aは開状態にな
っている。
【0063】次に、前記吸引ヘッド31は、リング状パ
ッキンPを吸着した状態で上昇し、前記インデックステ
ーブルT側に水平移動する。この時、前記吸引ヘッド3
1は、インデックステーブルT上の前記部品保持手段2
0に保持されたキャップCの真上に位置している。
【0064】そして、前記吸引ヘッド31が降下してヘ
ッド本体32がキャップC内に挿入され、吸引ヘッド3
1に吸着されたリング状パッキンPがキャップCの装着
溝c2に装着される。この時、リング状パッキンPは吸
引ヘッド31によって装着溝c2に押圧されている。な
お、前記パッキン吸引部bにおける位置決め受け台11
の高さと、キャップCの高さとが異なっていた場合で
も、前記コイルバネ40によってヘッド本体32が常時
下方側に付勢されているので、その高さの差を吸収する
ことができる。
【0065】ここで、前記バキュームポンプ48を停止
すると共に前記切換弁46a、47aを切換えて前記ブ
ロア49を作動させると、前記排気管47、吸排気管4
5及び吸排気路36を通って前記ヘッド本体32に圧縮
空気が供給される。この時、前記リング状パッキンPが
キャップCの装着溝c2に正しく装着されていれば、リ
ング状パッキンPがヘッド本体32の吸着面33cに密
着しているので、吸排気孔33dがリング状パッキンP
によって完全に閉塞され、排気管47、吸排気管45、
吸排気路36及びヘッド本体32内のエア圧力が上昇す
る。一方、吸引ヘッド31の移動途中にリング状パッキ
ンPが吸着面33cから脱落したり、リング状パッキン
PがキャップCの装着溝c2に正しく装着されなかった
場合には、前記吸排気孔33dが開放された状態又は、
リング状パッキンPとヘッド本体32の吸着面33cと
の間に位置ズレが生じて隙間が形成された状態になるの
で、前記吸排気孔33dから空気が漏れ、排気管47、
吸排気管45、吸排気路36及びヘッド本体32内のエ
ア圧力の上昇が抑制される。
【0066】従って、前記吸排気管45のエア圧力を前
記圧力スイッチ45bによって検出することで、リング
状パッキンPがキャップCの装着溝c2に正しく装着さ
れたかどうかの判別を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、この発明のリング状パッ
キンの自動装着機は、上方に向かって広がったテーパ溝
を備えた位置決め用のパッキン受け台にリング状パッキ
ンを供給し、リング状パッキンの表面形状に合せたパッ
キンの吸着面に吸引孔を設けた吸引ヘッドでリング状パ
ッキンを押しつけて吸引する構成を採用したため、変形
したリング状パッキンや若干ずれた位置にあるリング状
パッキンが前記テーパ溝に沿って正規の位置に移動して
正しく位置決めされてリング状パッキンが吸引ヘッドの
吸着面に密着するので、吸引ヘッドによるリング状パッ
キンの吸引が確実に行われ、しかも、従来技術のように
ゴミの発生原因となるベロー等が存在しない単純な構成
なので、比較的クリーン性が必要とされる部分に用いる
パッキンの装着に使用することができる。
【0068】また、パッキン受け台のテーパ溝がリング
状に形成されているものにあっては、より確実にリング
状パッキンの位置決めが行われるので、リング状パッキ
ンの吸引性能がさらに向上する。
【0069】また、パッキン受け台のテーパ溝に、テフ
ロンコーティング等の低摩擦化処理を施したものにあっ
ては、リング状パッキンがテーパ溝に密着することがな
く、特に、テーパ溝にリング状パッキンを支持する突起
を形成したものにあっては、テーパ溝とリング状パッキ
ンとの接触面積が小さくなるので、リング状パッキンが
テーパ溝により密着しにくく、吸引ヘッドによるリング
状パッキンの吸引が阻害されず、吸引性能が向上する。
【0070】また、吸気孔の孔径を吸着面の幅寸法の2
0%以上60%以下の範囲内に設定し、吸気孔の数を3
個以上としたものにあっては、十分な吸引力が確保さ
れ、適切な吸引性能が得られるという効果がある。
【0071】さらに、前記吸引ヘッドには、前記リング
状パッキンの吸着面にエア供給源と連通した排気孔を設
け、前記吸引ヘッド又は前記エア供給源から吸引ヘッド
に至るエア供給路にエア圧力検出手段を設けたものにあ
っては、吸引ヘッドによる一連のパッキン装着動作とし
て検査が行えるので、別途検査装置を設けた場合に比べ
て短時間で検査が行えると共にスペース的にも有利であ
り、インデックステーブルに検査用のステーションを別
途設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】リング状パッキンを示す図である。
【図3】パッキン受け台を示す図である。
【図4】パッキン受け台の他の実施例を示す図である。
【図5】パッキン受け台のさらに他の実施例を示す断面
図である。
【図6】吸引ヘッドを示す断面図である。
【図7】吸引ヘッドとバキュウムポンプ及びブロアとの
接続関係を示す図である。
【図8】搬送装着手段を示す側面図である。
【図9】キャップを示す図である。
【図10】保持手段を示す斜視図である。
【図11】従来例を示す部分断面図である。
【図12】他の従来例を示す部分断面図である。
【図13】さらに他の従来例を示す平面図である。
【図14】同上の部分断面図である。
【符号の説明】
10 パッキン位置決め手段 11 パッキン受け台 12 パッキン嵌合凹部 12a テーパー部 16 環状溝 18 突起 19 搬送装置 20 部品保持手段 21 ブロック 22 切込部 30 搬送装着手段 31 吸引ヘッド 32 ヘッド本体 33c 吸着面 33d 吸排気孔 35 支持軸 36a 吸排気路 39 支持部材 40 コイルバネ 41 駆動手段 45 吸排気管 46 吸気管 47 排気管 48 バキュームポンプ 49 ブロア 50 パッキン搬送装置 60 留置装置 70 掻出装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されるリング状パッキンを吸引ヘッ
    ドによって吸引して前記リング状パッキンの被装着体ま
    で搬送し、前記吸引ヘッドの吸引を解除することによっ
    て前記被装着体に前記リング状パッキンを装着するよう
    にしたリング状パッキンの自動装着機において、 前記吸引ヘッドの吸引位置に、供給されるリング状パッ
    キンが嵌り込む、上方に向かって広がったテーパ溝を備
    えた位置決め用のパッキン受け台を設け、 前記吸引ヘッドには、前記リング状パッキンの表面形状
    に合せたパッキンの吸着面を形成すると共にそのパッキ
    ンの吸着面にエア吸引源と連通した吸気孔を設けたこと
    を特徴とするリング状パッキンの自動装着機。
  2. 【請求項2】 前記パッキン受け台のテーパ溝が、リン
    グ状に形成されている請求項1記載のリング状パッキン
    の自動装着機。
  3. 【請求項3】 前記パッキン受け台のテーパ溝に、テフ
    ロンコーティング等の低摩擦化処理を施した請求項1又
    は2に記載のリング状パッキンの自動装着機。
  4. 【請求項4】 前記パッキン受け台のテーパ溝に、リン
    グ状パッキンを支持する突起を形成した請求項1、2又
    は3に記載のリング状パッキンの自動装着機。
  5. 【請求項5】 前記吸気孔の孔径を前記吸着面の幅寸法
    の20%以上60%以下の範囲内に設定し、前記吸気孔
    の数を3個以上とした請求項1、2、3又は4に記載の
    リング状パッキンの自動装着機。
  6. 【請求項6】 供給されるリング状パッキンを吸引ヘッ
    ドによって吸引して前記リング状パッキンの被装着体ま
    で搬送し、前記吸引ヘッドの吸引を解除することによっ
    て前記被装着体に前記リング状パッキンを装着するよう
    にしたリング状パッキンの自動装着機において、 前記吸引ヘッドには、前記リング状パッキンの吸着面に
    エア供給源と連通した排気孔を設け、 前記吸引ヘッド又は前記エア供給源から吸引ヘッドに至
    るエア供給路にエア圧力検出手段を設け、 前記吸引ヘッドの吸引を解除することによって前記被装
    着体に前記リング状パッキンを装着した後、前記吸引ヘ
    ッドによってリング状パッキンを前記被装着体に押しつ
    けた状態で、前記前記エア供給源から前記吸引ヘッドに
    エアを供給し、前記エア圧力検出手段によってエア圧力
    を検出することによって前記リング状パッキンが前記被
    装着体に適正に装着されたか否かを判定するようにした
    リング状パッキンの自動装着機。
  7. 【請求項7】 前記吸引ヘッドには、前記リング状パッ
    キンの吸着面にエア供給源と連通した排気孔を設け、 前記吸引ヘッド又は前記エア供給源から吸引ヘッドに至
    るエア供給路にエア圧力検出手段を設け、 前記吸引ヘッドの吸引を解除することによって前記被装
    着体に前記リング状パッキンを装着した後、前記吸引ヘ
    ッドによってリング状パッキンを前記被装着体に押しつ
    けた状態で、前記前記エア供給源から前記吸引ヘッドに
    エアを供給し、前記エア圧力検出手段によってエア圧力
    を検出することによって前記リング状パッキンが前記被
    装着体に適正に装着されたか否かを判定するようにした
    請求項1、2、3、4又は5に記載のリング状パッキン
    の自動装着機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009127717A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Aisin Seiki Co Ltd シールリング組付装置
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