JPH0718591Y2 - 金属製容器運搬用吊下げ取手 - Google Patents

金属製容器運搬用吊下げ取手

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Publication number
JPH0718591Y2
JPH0718591Y2 JP7754392U JP7754392U JPH0718591Y2 JP H0718591 Y2 JPH0718591 Y2 JP H0718591Y2 JP 7754392 U JP7754392 U JP 7754392U JP 7754392 U JP7754392 U JP 7754392U JP H0718591 Y2 JPH0718591 Y2 JP H0718591Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
handle
hanging
insertion groove
hanging handle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7754392U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0635137U (ja
Inventor
文男 飯島
Original Assignee
有限会社ニトモ精機
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社ニトモ精機 filed Critical 有限会社ニトモ精機
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、金属製の容器である
罐、詳しくは上面全体が開口された状態の容器を運搬す
るのに用いられる簡易吊下げ取手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品、塗料、樹脂等が入っている金属製
の容器は、使用する際作業をしやくするため容器上面に
切込みを入れ上面を起こすか上面を切り落すことによ
り、上面全体を開口させて用いることが一般に行われて
いる。しかし、一度上面部分を開口させてしまうと持ち
運びしずらく、持ち運ぶためには起こした上面部分や容
器上方側面部を把握したり、容器上方部の互いに対向す
る側面部に夫々孔をあけ、その孔に針金等を挿通して容
器開口部に架け渡した簡易取手を設けることにより対処
している。
【0003】また、簡易取手とする針金をより具体的に
したものとしては実開昭60−57528号公報に記載
された吊下げ用取手がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、容器上面に切
込みを入れ起こした上面部分や容器の上方側面部を把握
する方法では、握力がかなり必要であり、かつ切り口で
指等を傷つけてしまう恐れがあり非常に危険であるとと
もに、両手が塞がってしまい片方の手を自由に使うこと
ができず、持ち運びながら別の作業をすることが困難で
あった。
【0005】また、容器側面部に孔をあけ針金を用いる
ことにより簡易取手とする方法では、片手で容器を持ち
運びぶことができもう一方の手で別の作業をすることが
可能であるが、容器や内容物の重みにより針金の取手が
手に食い込み、手を痛めて長時間保持することが困難で
あった。
【0006】また、実開昭60−57528号公報に記
載の吊下げ取手は、前記針金の取手と同様に片手で保持
することが可能なため、他方の手が自由に使えるととも
に、保持しやすい把握部を有しているため手を痛めるこ
となく長時間容器を保持することが可能であるが、容器
上方側面部に孔をあけることにより取手を係止させるた
め、容器や内容物の重さにより係止孔上部に負荷がかか
り、係止孔上部が破損し取手が外れてしまう恐れがあっ
た。本願考案は、このような課題に対処しようとするも
のであり、以下の記載の考案の完成によりその目的を達
成することができたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願考案は、金属製容器
の上方開口縁部に着脱可能な幅溝の挿入溝部を有する保
持部と、該保持部の挿入溝部とほぼ直角をなすように回
動自在に設けられた支把部とからなる支持具を、吊下げ
ベルトを介して2つの該支持具の支把部同士が連結する
ように設けてなるものであり、必要に応じて挿入溝部に
突出部を設けるようにしたものでもある。
【0008】なお、支持具の支把部は保持部に対してほ
ぼ直角をなすように回動自在に設けられているが、予め
支把部を保持部に対してほぼ直角をなした状態で一体的
に形成しても差し支えないが、使用の際、支把部と保持
部の結合部分に負荷がかかり破損しやすくなってしまう
ため、その負荷を柔らげるために支把部は保持部に対し
て回動自在となるように設けた方が好ましい。
【0009】上述にように構成した金属製容器運搬用吊
下げ取手は、金属製容器の上方開口縁部に、2つの支持
具の支把部が互いに外側又は内側のどちらか一方を向く
ように保持部の挿入溝部を嵌着させ、次いで支持具の支
把部同士が連結された吊下げベルトを上方へ持ち上げる
ことにより吊下げ取手として用いることとなる。
【0010】
【作用】金属製容器の上方開口部縁部に支持具が嵌着さ
れた状態で吊下げベルトを上方へ持ち上げると、支把部
が吊下げベルトの上昇に伴って上方へ回動され、保持部
の挿入溝部とほぼ直角をなすとその状態を維持したまま
さらに保持部とともに上方回動され、この保持部の回動
に伴って容器上方開口縁部が曲折され、吊下げベルトと
支把部が一直線となった状態、すなわち容器上方開口縁
部がほぼ直角に曲折した状態で止まる。この際、容器上
方開口縁部の曲折は容器及び内容物の重さにより容易に
行われる。
【0011】
【実施例】本願考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、本願考案の金属製容器運搬用吊下げ取手(A)
は、金属等の剛性部材からできており、金属製容器(1
0)の上方開口縁部(7)の厚さよりやや大きく、上方
より着脱可能な幅溝をした一直線状の挿入溝部(5)を
有する保持部(2)に、該保持部(2)の挿入溝部
(5)とほぼ直角をなし、かつ、回動自在となるように
支把部(3)をピン(11)を用いて連結して支持具
(1)とし、2つの支持具(1,1)を吊下げベルト
(4)を介して該支持具(1)の支把部(3)同士が連
結するように設けてなるものである。また、必要に応じ
て挿入溝部(5)に突出部(6)を設け、容器の上方開
口縁部(7)が滑らず係止しやすくなるようにする。
【0012】
【効果】上述のように本願考案は、きわめて簡単な手段
により簡易取手とすることができ、容器運搬の際、容器
の上面開口縁部の切り口で指等を傷つけてしまう恐れが
ないとともに片手で持ち運びすることができる。
【0013】また、取手部分を布等の柔軟な部材とする
ことにより、容器を長時間保持しても取手が手に食い込
み手を痛めてしまう恐れがなくなるとともに、取手を小
さくたたんで収容し携帯しやすくすることもできる。
【0014】さらに、容器の開口縁部に支持具の保持部
を嵌着させ折り曲げ、挿入溝部で開口縁部を噛ませるよ
うに保持するので、針金や専用吊下げ取手を係止するた
めに容器側面部に孔をあける手間が不要であるととも
に、孔をあけることにより負荷が一点に集中し、容器側
面部の一部が破損してしまう恐れをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案の吊下げ取手を示す斜視図。
【図2】 本願考案の吊下げ取手の作用を示す要部拡大
説明図。
【図3】 本願考案の吊下げ取手の使用方法を示す斜視
図。
【符号の説明】
A・・・・・・・・金属製容器運搬用吊下げ取手 1・・・・・・・・支持具 2・・・・・・・・保持部 3・・・・・・・・支把部 4・・・・・・・・吊下げベルト 5・・・・・・・・挿入溝部 6・・・・・・・・突出部 10・・・・・・・・金属製容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製容器の開口縁部に着脱可能な挿入
    溝部を有する保持部と該保持部の挿入溝部とほぼ直角を
    なすように回動自在に設けられた支把部とからなる2つ
    の支持具を、吊下げベルトを介して該支持具の支把部同
    士が連結するように設けてなることを特徴とする金属製
    容器運搬用吊下げ取手。
  2. 【請求項2】 挿入溝部に突出部を設けてなることを特
    徴とする請求項1に記載の金属製容器運搬用吊下げ取
    手。
JP7754392U 1992-10-13 1992-10-13 金属製容器運搬用吊下げ取手 Expired - Lifetime JPH0718591Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7754392U JPH0718591Y2 (ja) 1992-10-13 1992-10-13 金属製容器運搬用吊下げ取手

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7754392U JPH0718591Y2 (ja) 1992-10-13 1992-10-13 金属製容器運搬用吊下げ取手

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Publication Number Publication Date
JPH0635137U JPH0635137U (ja) 1994-05-10
JPH0718591Y2 true JPH0718591Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=13636921

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JP7754392U Expired - Lifetime JPH0718591Y2 (ja) 1992-10-13 1992-10-13 金属製容器運搬用吊下げ取手

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JPH0635137U (ja) 1994-05-10

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