JP3009468U - 鍋の取手 - Google Patents

鍋の取手

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JP3009468U
JP3009468U JP1994011862U JP1186294U JP3009468U JP 3009468 U JP3009468 U JP 3009468U JP 1994011862 U JP1994011862 U JP 1994011862U JP 1186294 U JP1186294 U JP 1186294U JP 3009468 U JP3009468 U JP 3009468U
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handle
pan
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JP1994011862U
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Inventor
賢吉 中澤
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中澤工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小さな力で鍋を持運びすることができ
る鍋の取手を提供する。 【構成】 偏平に形成された取手本体12Aを縦向きに設
ける。取手本体12Aの細幅な上面部及び下面部には夫々
上部及び下部指掛け部15,16を形成する。 【効果】 取手本体12Aの正面に手掌Tを当てることに
より、包むようにして取手本体12Aを持つことができ
る、取手12における鍋11の重みと腕Aによる力がほぼ平
行となり、比較的小さい腕Aの力で鍋11を持運ぶことが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鍋の取手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の鍋の取手は、例えば図10に示すように鍋1の外側に連結部2を介して設 けられる取手3は、円柱状或いは角柱状等のものであった。そして前記円柱状等 の取手3に指Fの先端を掛けて鍋1を持ち運んだりするものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、鍋1の重みGが取手3を介して指Fの先端に加わり 、さらに指Fの力が手掌Tから腕Aへ伝わるものである。したがって図10に示す ように重みGの垂直方向に対して手掌Tが斜め上方へ向き、さらに腕Aも斜め上 方へ向くために、指F、手掌T、腕Aにおいては比較的強力な力を発揮する必要 がある。特にそうめん、うどん、パスタ類を茹でるには大型の鍋を用いるが、こ のような際には強力な腕力を発揮する必要があった。
【0004】 そこで、本考案は比較的小さな力で鍋を持運びすることができる鍋の取手を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のものは、鍋の外側に連結部を介して固定される鍋の取手におい て、偏平に形成された取手本体を縦向きに設けると共に、該取手本体の細幅な上 面部及び下面部には夫々上部及び下部指掛け部が形成されることを特徴とする鍋 の取手である。
【0006】 請求項2記載のものは、前記偏平な取手本体の高さが3.5〜10.5cmで あり、横幅が5〜12cmであることを特徴とする請求項1記載の鍋の取手であ る。
【0007】 請求項3記載のものは、前記取手本体の上部及び下部指掛け部の幅は夫々0. 5〜5cmであることを特徴とする請求項2記載の鍋の取手である。
【0008】 請求項4記載のものは、前記取手本体の正面が略楕円形であることを特徴とす る請求項2又は3記載の鍋の取手である。
【0009】 請求項5記載のものは、前記連結部は前記取手本体の両側面部に先端が連結さ れ、かつ前記下部指掛け部には長手方向に沿って凹部が複数形成されていること を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鍋の取手である。
【0010】
【作用】
前記請求項1記載の鍋の取手では、第1指を前記上部指掛け部に掛け、手掌を 前記正面に当て、さらに第2指乃至第5指を下部指掛け部に掛けて使用する。
【0011】 前記請求項2記載の鍋の取手では、手で取手本体を包むようにして持つことが できる。
【0012】 前記請求項3記載の鍋の取手では、各指の先端側を確実に上部及び下部指掛け 部に掛けることができる。
【0013】 前記請求項4記載の鍋の取手では、取手本体の正面を手掌が包み込み易くなり 、安定感に優れる取手を提供することができる。
【0014】 前記請求項5記載の鍋の取手では、凹部が形成されていることにより、指を前 記下部指掛け部に掛けた場合に各指が滑るようなことはなく、指掛けできる。
【0015】
【実施例】 以下、本考案の第1実施例を図1乃至図7を参照して説明する。11は鍋であり 、この鍋11の両側には取手12が連結部13を介して固定されている。前記取手12は 偏平に形成された合成樹脂製の取手本体12Aを縦向きに設けると共に、その正面 14は図3に示すように略楕円形に形成されている。さらに前記取手本体12Aの細 幅な上面部により上部指掛け部15が形成され、一方細幅な下面部により下部指掛 け部16が形成されている。
【0016】 前記取手本体12Aは前記正面14側に手掌Tを当て第1指(拇指)F1 を前記上 部指掛け部15に上側から掛ると共に第2指乃至第5指F2 ,F3 ,F4 ,F5 を 前記下部指掛け部16に下側から掛るように手で包んで持つことができるような大 きさとしたものであり、高さHは3.5〜10.5cm、横幅Lは5〜12cm 、上部及び下部指掛け部15,16の幅Wは夫々0.5〜5cmに形成されている。 そして、前記下部指掛け部16には長手方向に前記第2指乃至第5指F2 ,F3 , F4 ,F5 に対応して凹部17,18,19,20が複数形成されている。尚、前記高さ H、横幅L、幅Wは鍋11の大きさ等により適宜選択されるものであって、鍋11が 大きい程前記高さH、横幅L,幅Wを大きくすることが好ましい。また、前記高 さHが3.5cmより小さいと手掌Tで取手本体12Aを包み込むには小さすぎ、 高さHが10.5cmより大きいと手掌Tで包み込みにくい。また横幅Lが5c mより小さいと手掌Tで包み込むには小さすぎ、横幅Lが12cmより大きいと 手掌Tで包み込みにくい。さらに上部及び下部指掛け部15,16の幅Wが夫々0. 5cmより小さいと指Fを掛けるには小さすぎ、幅Wが夫々5cmより大きいと 指Fを掛けにくい。前記上部及び下部指掛け部15,16は同一の幅Wではなく夫々 が前記範囲内であればよい。
【0017】 そして、例えばアルミニュームダイキャスト等によりなる前記連結部13はその 基端21を鋲22等により鍋11の側面に固定し、さらに前記基端21より二股状に形成 された突設部23の先端24が相互に内向き形成され、そして前記取手本体12Aの側 面に挿着して固着されている。
【0018】 次に前記構成についてその作用を説明する。図1及び図2に示すように、取手 12を持つときには、第1指F1 前記上部指掛け部15に掛け、手掌Tを前記正面14 に当て、さらに第2指乃至第5指F2 ,F3 ,F4 ,F5 を下部指掛け部16に形 成された凹部17,18,19,20に掛ける。この結果前記取手12は手全体で包まれる ように持たれるため、取手12における鍋11の重みGと、この重みGに抗する腕A による力Pがほぼ平行となり、腕Aには余分な力が不要となり、比較的小さい力 で持ち上げることができる。
【0019】 以上のように、本考案の実施例では請求項1に対応して鍋11の外側に連結部12 を介して固定される鍋の取手において、偏平に形成された取手本体12Aを縦向き に設けると共に、該取手本体12Aの細幅な上面部及び下面部には夫々上部及び下 部指掛け部15,16を形成することにより、前記上部及び下部指掛け部15,16に夫 々第1指F1 ,第2指乃至第5指F2 ,F3 ,F4 ,F5 を掛け、さらに取手本 体12Aの正面14に手掌Tを当てることにより、包むようにして取手本体12Aを持 つことができ、この結果取手12における鍋11の重みGと、この重みGに抗する腕 Aによる力Pがほぼ平行となり、比較的小さい腕Aの力で鍋11を持上げることが できる。
【0020】 また、本考案の実施例では請求項2に対応して、前記偏平な取手本体12Aの高 さHが3.5〜10.5cmであり、横幅Lが5〜12cmであるために、取手 本体12Aが手掌Tとほぼ同一の大きさとなり、簡単に取手本体12Aを包むように して持つことができる。尚、前記高さHが3.5cmより小さいと手掌Tで取手 本体12Aを包み込むには小さすぎて力が入らず、一方高さHが10.5cmより 大きいと手掌Tで包み込みにくく力が入らない。また横幅Lが5cmより小さい と手掌Tで取手本体12Aを包み込むには小さすぎて力が入らず、横幅Lが12c mより大きいと手掌Tで包み込みにくく力が入らない。
【0021】 また、本考案の実施例では請求項3に対応して、取手本体12の上部及び下部指 掛け部15,16の幅Wは夫々0.5〜5cmであるために、各指Fの先端側を確実 に上部及び下部指掛け部15,16に掛けることができる。尚、上部及び下部指掛け 部15,16の幅Wが夫々0.5cmより小さいと指Fを掛けるには小さすぎて力が 入らず、一方幅Wが5cmより大きいと指Fを掛けにくいく力が入らない。
【0022】 さらに、本考案の実施例では請求項4に対応して、前記取手本体12Aの正面14 が略楕円形であるために、前記正面14を手掌Tが包み込み易くなり、安定感に優 れる取手12を提供することができる。
【0023】 さらに、本考案の実施例では請求項5に対応して、前記連結部13は前記取手本 体12Aの両側面部に先端24が連結されたことにより、前記取手本体12Aを確実に 固定でき、さらに前記下部指掛け部16には長手方向に沿って凹部17,18,19,2
0 が形成されていることにより、第2指乃至第5指F,F3 ,F4 ,F5 を前
記 下部指掛け部16に掛けた場合に各指Fが滑るようなことはなく、安心して使用す ることができる。
【0024】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば図8及び図9に示 すように取手本体12Aの中央部に窓孔31を形成してもよい等の変形が可能である 。
【0025】
【考案の効果】
請求項1記載のものは、鍋の外側に連結部を介して固定される鍋の取手におい て、偏平に形成された取手本体を縦向きに設けると共に、該取手本体の細幅な上 面部及び下面部には夫々上部及び下部指掛け部が形成されることを特徴とする鍋 の取手であり、前記上部及び下部指掛け部に夫々第1指,第2指乃至第5指を掛 け、さらに取手本体の正面に手掌を当てることにより前記取手本体を手で包むよ うに持つことにより鍋の重みと、この重みに抗する腕による力がほぼ平行となり 、比較的小さい腕の力で鍋を簡単に持運ぶことができる。
【0026】 請求項2記載のものは、前記偏平な取手本体の高さが3.5〜10.5cmで あり、横幅が5〜12cmであることを特徴とする請求項1記載の鍋の取手であ り、取手本体が手掌とほぼ同一の大きさとなり、簡単に力を入れて取手本体を包 むようにして持運ぶことができる。
【0027】 請求項3記載のものは、前記取手本体の上部及び下部指掛け部の幅は夫々0. 5〜5cmであることを特徴とする請求項2記載の鍋の取手であり、各指の先端 側を確実に上部及び下部指掛け部に掛けて力を入れて鍋を持運ぶことができる。
【0028】 請求項4記載のものは、前記取手本体の正面が略楕円形であることを特徴とす る請求項2又は3記載の鍋の取手であり、取手本体の正面を手掌が包み込み易く なり、安定感に優れる取手を提供することができる。
【0029】 請求項5記載のものは、前記連結部は前記取手本体の両側面部に先端が連結さ れ、かつ前記下部指掛け部には長手方向に沿って凹部が複数形成されていること を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鍋の取手であり、連結部によ り確実に取手本体を固定でき、さらに下部指掛け部に掛けた各指が滑るようなこ とはなく、安心して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す断面図である
【図3】本考案の一実施例を示す取手の正面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す取手の側面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す取手の平面図である。
【図6】本考案の一実施例を示す取手の背面図である
【図7】本考案の一実施例を示す取手の断面図である。
【図8】本考案の他の実施例を示す取手の背面図であ
る。
【図9】本考案の他の実施例を示す取手の断面図であ
る。
【図10】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
11 鍋 12 取手 12A 取手本体 13 連結部 14 正面 15 上部指掛け部 16 下部指掛け部 17 18 19 20 凹部 24 先端 H 高さ L 横幅 W 幅

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋の外側に連結部を介して固定される鍋
    の取手において、偏平に形成された取手本体を縦向きに
    設けると共に、該取手本体の細幅な上面部及び下面部に
    は夫々上部及び下部指掛け部が形成されることを特徴と
    する鍋の取手。
  2. 【請求項2】 前記偏平な取手本体の高さが3.5〜1
    0.5cmであり、横幅が5〜12cmであることを特
    徴とする請求項1記載の鍋の取手。
  3. 【請求項3】 前記取手本体の上部及び下部指掛け部の
    幅は夫々0.5〜5cmであることを特徴とする請求項
    2記載の鍋の取手。
  4. 【請求項4】 前記取手本体の正面が略楕円形であるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の鍋の取手。
  5. 【請求項5】 前記連結部は前記取手本体の両側面部に
    先端が連結され、かつ前記下部指掛け部には長手方向に
    沿って凹部が複数形成されていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の鍋の取手。
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