JP3068756U - 省力型携行容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ 非力な人にとっては携行容器から携行容器内
の液体を他の容器又は器具に注ぐのは重くて困難なこと
である。それを容易に行なえるようにしたものである。 ［解決手段］ 携行容器の両底部又は一方の底部に携行
容器内の液体を注ぐ方向と直角となるように片方の手で
握れる取っ手をつける。取っ手部分がテコの原理により
作用点となり容易に注ぐことができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は携行容器内の液体を他の容器又は器具に注ぐことを容易にする携行容 器に関するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来の携行容器は底部の一部分に窪みをつけていた。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 上記携行容器では老人、女性、子供、あるいは非力な人が他の容器や器具に携 行容器内の液体を注ぐことは重くて困難である。 この考案は、その様な欠点を除くために考えたものである。

【０００４】 ［課題を解決するための手段」 携行容器の底部に片方の手で握れる取っ手を携行容器内の液体を注ぐ方向に直 角となるように設けたものである。

【０００５】 ［作用」 一方の手が支点となり、他方の取っ手を握った手が作用点となり、テコの原理 により容易に注ぐことが出来る。

【０００６】 ［実施例］ 本考案を図面にもとずいて説明すれば、金属製、あるいは合成樹脂製の携行容 器の底部の両端、あるいは一端に底部と同じ接地高さ、あるいは接地しない高さ で、携行容器の幅、及び奥行からはみださない構造で、注ぎ口の方向とは直角に なるように握り部分を設ける。

【０００７】 ［考案の効果］ このようにすると、携行容器内の液体は、テコの原理により容易に老人、女性 、非力な人でも他の容器、器具に注ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】携行容器の斜視図である。

【図２】携行容器を手で持った図である。

【符号の説明】

（１）取っ手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】携行容器の両底部又は一方の底部に取っ手
   （１）を設け、携行容器内の液体を他の容器又は器具に
   注ぐときに、非力な人でも容易に扱えるようにしたこと
   を特徴とする携行容器である。