JP3083537U - 大容量ペットボトルの掛け具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】把持が容易で且つ衛生的に使用することができ
る大容量ペットボトルの掛け具を提供する。 【解決手段】大容量ペットボトルの掛け具は、一方が開
放されてペットボトルが挿入される上段部(10)と、上段
部(10)を介して挿入されたペットボトルを弾力的に支持
する弾力支持部(13)と、弾力支持部(13)から挿入された
ペットボトルの縦方向に平行するように延長形成されて
掛け具の全体を支持する側面部(15)と、側面部(15)の一
方に形成された取っ手(17)と、側面部(15)の下段に形成
された締結部(23)を介して締結され、ペットボトルの中
心を把持するように円形の一方が開放された支え板(19)
と、支え板(19)の一方及びこれと対向する部分に形成さ
れて広告販促物を嵌むことができるようにした、かかり
あご(21)を含んでなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はペットボトルの掛け具に関するもので、特にペットボトルの把持を強 固にすることができ、衛生的に使用することができるようにした大容量ペットボ トルの掛け具に関する。

【０００２】 いわゆる、ペット(pet)ボトルと呼ばれる合成樹脂材の瓶は、ミネラルウォー ターをはじめとする各種飲料水及び食用油、醤油などを貯蔵する容器に広く使わ れており、携帯の便利性、軽さなどの長所を有するペットボトルは引続きその使 用が増えている実情である。

【０００３】

【従来の技術】

いろいろな種類のペットボトルのうち、携帯用の小型ペットボトルを除いた大 型ペットボトル、特に、飲料水及びミネラルウォーターの瓶として用いられる大 型ペットボトルは、内容物の新鮮度を保持するため、冷蔵または冷凍状態で販売 されるが、消費者が手で携帯する場合、ペットボトル表面の冷たい水分が手に直 接つくことから非常に不快であり、内容物を取り出す時も、相対的に手の力が弱 い子供や女性は内容物が充満している場合、取り扱いが容易でなかった。

【０００４】 また、家庭で食用油瓶または醤油瓶等としてペットボトルを使用するとき、内 容物の利用後、ペットボトルの表面に内容物が流れ、後の使用時に手で直接携帯 するのに不便で、且つ衛生上非常に好ましくないという問題点があった。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、前記の従来技術の問題点を勘案してなされたもので、本考案の目的 は、把持が容易で且つ衛生的に使用することができる大容量ペットボトルの掛け 具を提供することである。

【０００６】 本考案の他の目的は、前記大容量ペットボトルの掛け具を多様な大きさのペッ トボトルに適用できるようにすることである。 本考案のまた他の目的は、前記大容量ペットボトルの掛け具とペットボトルと の着脱を容易にすることである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

前記の目的を達成するために、本考案による大容量ペットボトルの掛け具は一 方が開放されてペットボトルが挿入される上段部と、上段部を介して挿入された ペットボトルを弾力的に支持する弾力支持部と、前記弾力支持部から挿入された ペットボトルの縦方向に平行するように延長形成されて掛け具の全体を支持する 側面部と、側面部の一方に形成された取っ手と、前記側面部の下段に形成された 締結部を介して締結され、ペットボトルの中心を把持するように円形の一方が開 放された支え板と、支え板の一方及びこれと対向する部分に形成されて広告販促 物を嵌めることができるようにしたかかりあごを含んでなされる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の望ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本考案による大容量ペットボトルの掛け具の斜視図、図2は側面図、図 3は使用状態図を示す。

【０００９】 図示の通り、本考案による大容量ペットボトルの掛け具は一方が開放されてペ ットボトルが挿入される上段部(10)と、上段部(10)を介して挿入されたペットボ トル(30)を弾力的に支持する弾力支持部(13)と、前記弾力支持部(13)から挿入さ れたペットボトル(30)の縦方向に平行するように延長形成されて掛け具の全体を 支持する側面部(15)と、側面部(15)の一方に形成された取っ手(17)と、前記側面 部(15)の下段に形成された締結部(23)を介して締結され、ペットボトル(30)の中 心を把持するように円形の一方が開放された支え板(19)を含んでなされる。

【００１０】 側面部(15)と支え板(19)の締結において、現在市販されているペットボトルは その大きさが非常に限定されていて、支え板(19)の締結適用の範囲が広範囲であ るが、特別な場合、大きさの異なる支え板を締結するために支え板は締結部(23) を介して締結が自由になるように着脱式で提供される。また、ペットボトル(30) の首部分(上段部(10)に挟まれる部分)は大部分その直径が限定され、上段部(10) はペットボトル(30)が挿入された後、支持の役割のみを行うので、上段部(10)の 大きさは特に限定されない。

【００１１】 上段部(10)はペットボトル(30)の挿入時、これを支持するために端部が円の内 側に若干曲がっており、上段部(10)が側面部(15)と連係する前に所定の間隔で折 れている区間、即ち弾力支持部(13)が形成され、ペットボトル(30)の挿入時に、 内容物の重量による弾力によってペットボトル(30)が掛け具に安全に装着される 。

【００１２】 図面の符号21は、かかりあごを示すものであって、支え板(19)の一方及びこれ と対向する部分に形成されて広告の販促物を嵌めることができるようにする。 たとえ、図面に示していないとしても、前記広告販促物は商品のイメージなど を効果的にあらわすことができる物品または掛け具の美観をより美しくする物品 などを前記かかりあご(21)に嵌めて使用する。この時、前記かかりあご(21)は図 面のような形態に限定されず、他の締結方法を取ることも可能である。

【００１３】 本考案の大容量ペットボトルの掛け具は通常のプラスチックのような弾性力の 優れた材料が望ましいところ、特に限定されない。 以下、図3を参考にして本考案の大容量ペットボトルの掛け具の使用例を考察 してみる。

【００１４】 まず、使用者が支え板(19)の開放部にペットボトル(30)を嵌めた後、ペットボ トル(30)の首部分を掛け具の上段部(10)に嵌めることにより、ペットボトル(30) は掛け具に安定して装着されるようになる。その後、使用者は取っ手(17)を掴ん でペットボトル(30)を傾け、所望するだけの内容物を瓶の外に放出させる。以上 のような過程の繰り返しによりペットボトル(30)の内容物が一定量放出されるよ うになると、使用者は前記組み合わせ過程と反対の過程を通じてペットボトル(3 0)を掛け具から取り外す。

【００１５】

【考案の効果】

本考案の大容量ペットボトルの掛け具により、ペットボトルの把持を強固にす ることができ、ペットボトルを衛生的に使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案による大容量ペットボトルの掛け具の
斜視図である。

【図２】 本考案による大容量ペットボトルの掛け具の
側面図である。

【図３】 本考案による大容量ペットボトルの掛け具の
使用状態図である。

【符号の説明】

10---上段部 13---弾力支持部 15---側面部 17---取っ手 19---支え板 21---かかりあご 23---締結部 30---ペットボトル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一方が開放されてペットボトル(30)が挿
   入される上段部(10)と、前記上段部(10)を介して挿入さ
   れたペットボトル(30)を支持する弾力支持部(13)と、前
   記弾力支持部(13)から挿入されたペットボトル(30)の縦
   方向に平行するように延長形成された側面部(15)と、前
   記側面部(15)の一方に形成された取っ手(17)と、前記側
   面部(15)の下段に形成された締結部(23)を介して締結さ
   れ、ペットボトル(30)の中心を把持するように円形の一
   方が開放された支え板(19)を含んでなされた大容量ペッ
   トボトルの掛け具。