JP2001097400A - 包装容器 - Google Patents
包装容器Info
- Publication number
- JP2001097400A JP2001097400A JP27500399A JP27500399A JP2001097400A JP 2001097400 A JP2001097400 A JP 2001097400A JP 27500399 A JP27500399 A JP 27500399A JP 27500399 A JP27500399 A JP 27500399A JP 2001097400 A JP2001097400 A JP 2001097400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging container
- sheet
- upper seal
- seal portion
- back sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】吊り下げ状態で携帯できるようにするとともに
包装容器が携帯者に触れることによる内容物の温度上昇
を抑え、携帯時に手持ちしなくともすぐに適切な温度に
保たれた食品を食することができるようにする。 【解決手段】正面シート2と背面シート3との間に飲料
や粘稠な食品などを収める収納空間を形成し、正面シー
ト2と背面シート3との上辺を貼り合わせてなる上部シ
ール部5に注出具6が設けられ、上部シール部5の両側
部に吊り具10を架け渡し、正面シート2と背面シート
3との少なくとも一方にシート状の保冷材13を配した
収納部12を設けた。
包装容器が携帯者に触れることによる内容物の温度上昇
を抑え、携帯時に手持ちしなくともすぐに適切な温度に
保たれた食品を食することができるようにする。 【解決手段】正面シート2と背面シート3との間に飲料
や粘稠な食品などを収める収納空間を形成し、正面シー
ト2と背面シート3との上辺を貼り合わせてなる上部シ
ール部5に注出具6が設けられ、上部シール部5の両側
部に吊り具10を架け渡し、正面シート2と背面シート
3との少なくとも一方にシート状の保冷材13を配した
収納部12を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装容器、特に飲料
や粘稠な食品を収めて携帯に適する包装容器に関するも
のである。
や粘稠な食品を収めて携帯に適する包装容器に関するも
のである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、片手
で手持ちできる大きさで変形容易なシート材からなる包
装容器に飲料などを収めてなる商品が携帯に便利なもの
として提供されるようになってきており、その一つとし
て、変形容易な正面シートと背面シートとを対向させて
その両側にマチとなる側面シートを介在させた状態で四
方シールし、正面シートと背面シートとの間に形成され
た収納空間に飲料や粘稠な食品を収め、その内容物を注
出できるように下端が前記収納空間に達するとともに上
端が正面シートと背面シートとの上辺を貼り合わせてな
る上部シール部を通って外部に表出した注出具を取り付
け、その注出具の上端をキャップで覆った包装容器があ
り、内容物を食するには前記キャップを取り外し、注出
具の上端に口を当てがって容器全体を握りつぶすように
して内容物を口内に送り出すようにしているものであ
る。そして、このような片手にて容易に携帯できる包装
容器が広く流通するようになってつぎのような要望がな
されるようになってきた。即ち、商品購入後すぐに食さ
ない場合でも手持ちしなければならないことから、肩や
首に掛けた紐などにて吊り下げ支持した状態で携帯が可
能で、また、その吊り下げ支持した状態で携帯者の体に
触れても体温により内容物が加温されないようにとの要
望がなされていた。そこで本発明は上記事情に鑑み、吊
り下げ状態で携帯できるようにするとともに包装容器が
携帯者に触れることによる内容物の温度上昇を抑えるこ
とを課題とし、携帯時に手持ちしなくともすぐに適切な
温度に保たれた食品を食することができ、る商品を提供
するものである。
で手持ちできる大きさで変形容易なシート材からなる包
装容器に飲料などを収めてなる商品が携帯に便利なもの
として提供されるようになってきており、その一つとし
て、変形容易な正面シートと背面シートとを対向させて
その両側にマチとなる側面シートを介在させた状態で四
方シールし、正面シートと背面シートとの間に形成され
た収納空間に飲料や粘稠な食品を収め、その内容物を注
出できるように下端が前記収納空間に達するとともに上
端が正面シートと背面シートとの上辺を貼り合わせてな
る上部シール部を通って外部に表出した注出具を取り付
け、その注出具の上端をキャップで覆った包装容器があ
り、内容物を食するには前記キャップを取り外し、注出
具の上端に口を当てがって容器全体を握りつぶすように
して内容物を口内に送り出すようにしているものであ
る。そして、このような片手にて容易に携帯できる包装
容器が広く流通するようになってつぎのような要望がな
されるようになってきた。即ち、商品購入後すぐに食さ
ない場合でも手持ちしなければならないことから、肩や
首に掛けた紐などにて吊り下げ支持した状態で携帯が可
能で、また、その吊り下げ支持した状態で携帯者の体に
触れても体温により内容物が加温されないようにとの要
望がなされていた。そこで本発明は上記事情に鑑み、吊
り下げ状態で携帯できるようにするとともに包装容器が
携帯者に触れることによる内容物の温度上昇を抑えるこ
とを課題とし、携帯時に手持ちしなくともすぐに適切な
温度に保たれた食品を食することができ、る商品を提供
するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、正面シートと背面シートとの間に
飲料や粘稠な食品などを収める収納空間を形成し、前記
正面シートと背面シートとの上辺を貼り合わせてなる上
部シール部に、下端が前記収納空間に位置し上端が前記
上部シール部から外方に表出した注出具が設けられてい
る包装容器において、上部シール部の両側部に吊り具取
付用の取付部を設け、正面シートと背面シートとの少な
くとも一方に保冷材収納用の収納部が設けられているこ
とを特徴とする包装容器を提供して、上記課題を解消す
るものである。そして、本発明においては、上記取付部
に吊り具を取り付けて、該吊り具が上部シール部の両側
部に架け渡されているものとすることができ、また、上
記収納部に保冷材が収納されているものとすることがで
きるものである。
してなされたもので、正面シートと背面シートとの間に
飲料や粘稠な食品などを収める収納空間を形成し、前記
正面シートと背面シートとの上辺を貼り合わせてなる上
部シール部に、下端が前記収納空間に位置し上端が前記
上部シール部から外方に表出した注出具が設けられてい
る包装容器において、上部シール部の両側部に吊り具取
付用の取付部を設け、正面シートと背面シートとの少な
くとも一方に保冷材収納用の収納部が設けられているこ
とを特徴とする包装容器を提供して、上記課題を解消す
るものである。そして、本発明においては、上記取付部
に吊り具を取り付けて、該吊り具が上部シール部の両側
部に架け渡されているものとすることができ、また、上
記収納部に保冷材が収納されているものとすることがで
きるものである。
【0004】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図中1は包装容器で、
該包装容器1は正面シート2と背面シート3とを対向さ
せてその両側にマチとなる側面シート4を介在させた状
態で四方シールを行い、正面シート2と背面シート3と
の間に形成された収納空間に飲料や粘稠な食品が収めら
れている。そして、内容物を注出できるように下端が収
納空間の底部までに達するとともに上端が正面シート2
と背面シート3との上辺を貼り合わせてなる上部シール
部5を通って外部に表出している注出具6を取り付け、
その注出具6の上端に形成されている飲み口をキャップ
7で覆っている。前記各シートは変形容易な素材であっ
て、内容物を注出する場合には、キャップ7を取り外
し、飲み口に口を当てて容器全体を握り潰すようにする
ものであり、以上の点は従来のものと同じである。そし
て、本発明においては、図示されているように上記上部
シール部5の両端に、上方に延設して透孔8を開口した
取付部9が設けられており、この両取付部9に所要長さ
の吊り紐よりなる吊り具10が着脱可能(取付部に対す
る結び付けと解きにより着脱させる)に架け渡されてい
る。これによって首に掛けることでこの包装容器1を手
持ちすることなく携帯できるものとなる。勿論、携帯者
が前記吊り具10の長さを調節して手掛けできる長さに
してもよい。さらにこの包装容器1にあっては正面シー
ト1の前面に同一素材からなるシートを重ね合わせて製
袋時に両側辺と底辺とをヒートシールして上方を出し入
れ口11として開放してなる収納部11が設けられてお
り、この収納部12に薄型の保冷材13が出し入れ可能
に、或いは出し入れ不能の状態として入っている。この
ように包装容器1では保冷材13が一体的に組み付けら
れているため、この包装容器1に食品を収めてショーケ
ースなどにおいて所要の温度環境の下で陳列販売されて
いる商品を購入し、首掛けや肩掛けして携帯しながらす
ぐには食さない場合でも前記保冷材13の働きにより内
容物の温度が適正温度に保たれ、携帯者の体温の影響を
受け難くなる。
形態に基づいて詳細に説明する。図中1は包装容器で、
該包装容器1は正面シート2と背面シート3とを対向さ
せてその両側にマチとなる側面シート4を介在させた状
態で四方シールを行い、正面シート2と背面シート3と
の間に形成された収納空間に飲料や粘稠な食品が収めら
れている。そして、内容物を注出できるように下端が収
納空間の底部までに達するとともに上端が正面シート2
と背面シート3との上辺を貼り合わせてなる上部シール
部5を通って外部に表出している注出具6を取り付け、
その注出具6の上端に形成されている飲み口をキャップ
7で覆っている。前記各シートは変形容易な素材であっ
て、内容物を注出する場合には、キャップ7を取り外
し、飲み口に口を当てて容器全体を握り潰すようにする
ものであり、以上の点は従来のものと同じである。そし
て、本発明においては、図示されているように上記上部
シール部5の両端に、上方に延設して透孔8を開口した
取付部9が設けられており、この両取付部9に所要長さ
の吊り紐よりなる吊り具10が着脱可能(取付部に対す
る結び付けと解きにより着脱させる)に架け渡されてい
る。これによって首に掛けることでこの包装容器1を手
持ちすることなく携帯できるものとなる。勿論、携帯者
が前記吊り具10の長さを調節して手掛けできる長さに
してもよい。さらにこの包装容器1にあっては正面シー
ト1の前面に同一素材からなるシートを重ね合わせて製
袋時に両側辺と底辺とをヒートシールして上方を出し入
れ口11として開放してなる収納部11が設けられてお
り、この収納部12に薄型の保冷材13が出し入れ可能
に、或いは出し入れ不能の状態として入っている。この
ように包装容器1では保冷材13が一体的に組み付けら
れているため、この包装容器1に食品を収めてショーケ
ースなどにおいて所要の温度環境の下で陳列販売されて
いる商品を購入し、首掛けや肩掛けして携帯しながらす
ぐには食さない場合でも前記保冷材13の働きにより内
容物の温度が適正温度に保たれ、携帯者の体温の影響を
受け難くなる。
【0005】なお、上記取付部9の基端側には折り罫1
4が設けられており、内容物を食するに際してこの折り
罫部分から取付部9を折り曲げるようにすれば、口の回
りにこの取付部9が接触しないようにすることができ
る。なお、上記吊り具は吊り紐として示したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、変形可能な吊り金属
線からこの吊り具を形成することも可能で、上記取付部
の透孔に着脱可能にして通すフックを両端に有するとと
もに、腰ベルトなどに抜き差しできる状態で差し掛ける
形状とすることで、腰にこの包装容器を配置させること
ができる。この場合、吊り金属線の形状は携帯者が自由
に加工することでフィットした携帯感が得られる。
4が設けられており、内容物を食するに際してこの折り
罫部分から取付部9を折り曲げるようにすれば、口の回
りにこの取付部9が接触しないようにすることができ
る。なお、上記吊り具は吊り紐として示したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、変形可能な吊り金属
線からこの吊り具を形成することも可能で、上記取付部
の透孔に着脱可能にして通すフックを両端に有するとと
もに、腰ベルトなどに抜き差しできる状態で差し掛ける
形状とすることで、腰にこの包装容器を配置させること
ができる。この場合、吊り金属線の形状は携帯者が自由
に加工することでフィットした携帯感が得られる。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の包装容器
によれば、正面シートと背面シートとの間に飲料や粘稠
な食品などを収める収納空間を形成し、前記正面シート
と背面シートとの上辺を貼り合わせてなる上部シール部
に、下端が前記収納空間に位置し上端が前記上部シール
部から外方に表出した注出具が設けられているものであ
って、上部シール部の両側部に吊り具取付用の取付部を
設け、正面シートと背面シートとの少なくとも一方に保
冷材収納用の収納部が設けられていることを特徴とする
ものである。これによって携帯に際して吊り具を利用す
ることで首掛け式や肩掛け式に所持することができて手
がふさがれないようになる。そして、首掛け式や肩掛け
式に携帯して携帯者の体に容器が接触していても、予め
収納部に保冷材を入れておくようにすることにより内容
物が適正温度に保たれて、適切な温度に保たれた内容物
を簡単に食することができるようになるなど、実用性に
優れた効果を奏するものである。
によれば、正面シートと背面シートとの間に飲料や粘稠
な食品などを収める収納空間を形成し、前記正面シート
と背面シートとの上辺を貼り合わせてなる上部シール部
に、下端が前記収納空間に位置し上端が前記上部シール
部から外方に表出した注出具が設けられているものであ
って、上部シール部の両側部に吊り具取付用の取付部を
設け、正面シートと背面シートとの少なくとも一方に保
冷材収納用の収納部が設けられていることを特徴とする
ものである。これによって携帯に際して吊り具を利用す
ることで首掛け式や肩掛け式に所持することができて手
がふさがれないようになる。そして、首掛け式や肩掛け
式に携帯して携帯者の体に容器が接触していても、予め
収納部に保冷材を入れておくようにすることにより内容
物が適正温度に保たれて、適切な温度に保たれた内容物
を簡単に食することができるようになるなど、実用性に
優れた効果を奏するものである。
【図1】本発明に係る包装容器の一例を示す説明図であ
る。
る。
1…包装容器 2…正面シート 3…背面シート 5…上部シール部 8…透孔 9…取付部 10…吊り具 12…収納部 13…保冷材
Claims (3)
- 【請求項1】正面シートと背面シートとの間に飲料や粘
稠な食品などを収める収納空間を形成し、前記正面シー
トと背面シートとの上辺を貼り合わせてなる上部シール
部に、下端が前記収納空間に位置し上端が前記上部シー
ル部から外方に表出した注出具が設けられている包装容
器において、上部シール部の両側部に吊り具取付用の取
付部を設け、正面シートと背面シートとの少なくとも一
方に保冷材収納用の収納部が設けられていることを特徴
とする包装容器。 - 【請求項2】上記取付部に吊り具を取り付けて、該吊り
具が上部シール部の両側部に架け渡されている請求項1
に記載の包装容器。 - 【請求項3】上記収納部に保冷材が収納されている請求
項1または2に記載の包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27500399A JP2001097400A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27500399A JP2001097400A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001097400A true JP2001097400A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17549544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27500399A Pending JP2001097400A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001097400A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015063332A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 大日本印刷株式会社 | 把持部を備えた袋 |
KR101913699B1 (ko) | 2018-05-23 | 2018-10-31 | 박경택 | 술과 안주 포장 팩 |
JP2019037748A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 若菜 塩谷 | めん棒 |
KR200488874Y1 (ko) | 2018-10-25 | 2019-03-29 | (주)실리만 | 착탈식 스트랩이 연결되는 물주머니 |
KR20200046506A (ko) * | 2018-10-24 | 2020-05-07 | 박경택 | 술과 안주 포장 팩 |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27500399A patent/JP2001097400A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015063332A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 大日本印刷株式会社 | 把持部を備えた袋 |
JP2019037748A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 若菜 塩谷 | めん棒 |
KR101913699B1 (ko) | 2018-05-23 | 2018-10-31 | 박경택 | 술과 안주 포장 팩 |
KR20200046506A (ko) * | 2018-10-24 | 2020-05-07 | 박경택 | 술과 안주 포장 팩 |
KR102140023B1 (ko) * | 2018-10-24 | 2020-07-31 | 박경택 | 술과 안주 포장 팩 |
KR200488874Y1 (ko) | 2018-10-25 | 2019-03-29 | (주)실리만 | 착탈식 스트랩이 연결되는 물주머니 |
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