JP3083538U

JP3083538U - 飲料瓶の掛け具

Info

Publication number: JP3083538U
Application number: JP2001004776U
Authority: JP
Inventors: チソク−イル
Original assignee: チソク−イル
Priority date: 2000-08-19
Filing date: 2001-07-19
Publication date: 2002-02-08
Anticipated expiration: 2007-07-19
Also published as: KR200210743Y1

Abstract

(57)【要約】【課題】携帯及び保管が容易な飲料瓶の掛け具を提供
する。【解決手段】飲料瓶の掛け具(10)は、一方が開放されて
飲料瓶が挿入される上段部(13)と、使用者の腰ベルトの
内側で飲料瓶の掛け具を支持する側面部(15)と、腰ベル
トを間に置いて側面部(15)と対向側で飲料瓶の掛け具を
支持する腰ベルト支持部(17)と、側面部(15)の下段延長
線上に形成されて飲料瓶の掛け具を紐を使用して使用者
の首にかけたり、壁面または車両室内に装着できるよう
にする掛け孔(19)を含んでなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は飲料瓶の掛け具に関するもので、特に、飲料瓶の着用を強固にすることができ、室内、車両の内部、または器具の外面等に設けることができるようにした飲料瓶の掛け具に関する。

【０００２】近来、ミネラルウォーターをはじめとする各種飲料水はアルミニウム缶、紙パック、またはいわゆるペット(pet)ボトルと呼ばれる合成樹脂材の瓶に注入して消費者に販売されており、優れた強度を有し、円形を保持しながらも携帯の便利性、軽さなどの長所を有するペット瓶の需要は顕著に漸次増加している実情である。

【０００３】

【従来の技術】

しかし、このようなペット瓶は消費者が直接手で携帯しなければならないため不便であり、図書館または学校のような公共の場所では携帯が統制され、若しくは携帯しても、非常に不便であるという問題点があった。

【０００４】更には、消費者がペットボトルの中心を把持して携帯するとき、体温により内容物が容易に変質、例えば高温化することもある。このような問題点を解決するために、最近では、ペットボトルを携帯するための器具が多数提案され、一例として韓国実用新案公開番号1999-33426では、かかりあごが形成されたＬ字状の掛け具を提案している。

【０００５】図1は、前記実用新案登録出願件の使用状態を示す図面であって、図示の通り、飲料瓶の掛け具(1)は、先端及び上面に飲料瓶の着用時に腰ベルト(8)から容易に離脱しないように離脱防止部(2)と飲料瓶挿入部(3)を一方が開放されるように形成し、縦面(4)の上方には掛け孔を、また下部には靴べらとして活用できるようにべら部(6)を形成し、縦面(4)の内側面に両面接着テープを取り付け固定させて構成している。

【０００６】このような構成から、腰ベルトをはじめとして壁面や机及びテーブルの側面に簡単に取り付け使用し、若しくはくぎを利用して掛けて使用することができるようにし、更に、靴べらとして使用することも可能になる。

【０００７】しかし、前記掛け具は単純な嵌め込み方式により身体に取り付けるので、掛け具が身体から離脱しやすく、内容物が一杯になったペットボトルを腰ベルトに掛ける場合、内容物の重量に伴う圧迫により、長時間使用の際、消費者の健康を害する恐れがあった。

【０００８】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、前記の従来技術の問題点を解決するために案出されたもので、本考案の目的は、携帯及び保管が容易な飲料瓶の掛け具を提供するものである。

【０００９】本考案の他の目的は、前記飲料瓶の掛け具に腰ベルト支持部を形成するので、安定した携帯を保障する。本考案のまた他の目的は、前記飲料瓶の掛け具を消費者の首にかけたり、壁面または車両室内に装着できるようにすることで、活用度を高められる。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

前記の目的を達成するために、本考案による飲料瓶の掛け具は一方が開放されて飲料瓶が挿入される上段部と、使用者の腰ベルトの内側で飲料瓶の掛け具を支持する側面部と、腰ベルトを間に置いて前記側面部と対向側で飲料瓶の掛け具を支持する腰ベルト支持部と、前記側面部の下段延長線上に形成されて飲料瓶の掛け具を紐を使用して使用者の首にかけたり、これを通じて壁面または車両室内に装着できるようにする掛け孔を含んでなされる。

【００１１】

【考案の実施の形態】以下、本考案の望ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。図2は本考案による飲料瓶の掛け具の斜視図、図3は側面図、図4は使用状態図を示す。

【００１２】図示の通り、本考案による飲料瓶の掛け具(10)は、一方が開放されて飲料瓶が挿入される上段部(13)と、使用者の腰ベルト(20)の内側で飲料瓶の掛け具(10)を支持する側面部(15)と、腰ベルト(20)を間に置いて前記側面部(15)と対向側で飲料瓶の掛け具(10)を支持する腰ベルト支持部(17)と、前記側面部(15)の下段延長線上に形成されて飲料瓶の掛け具(10)を紐を使用して使用者の首にかけるための掛け孔(19)を含んでなされる。

【００１３】上段部(13)はペット瓶(30)の挿入時、これを支持するための別の手段、例えば従来のかかりあごと同じ構成を要せず、単に開放部の端部が円の内側に若干曲がっているだけである。また、上段部(13)が側面部(15)と連係する前に所定の間隔で折れているため、ペットボトル(30)の挿入時、内容物の重量による弾力によってペットボトル(30)が掛け具に安全に装着される。

【００１４】側面部(15)は所定の角度に折れて形成するところ、これは使用者の腰部分に及ぼす圧力を軽減し、側面部(15)と腰ベルト支持部(17)との間に腰ベルト(20）の挿入時、二つ部分(15,17)による締付けを極大化させるためである。

【００１５】腰ベルト支持部(17)は、前記上段部(13）の作用と密接な関係を持つ。即ち、ペットボトル(30)が挿入されて内容物の重量により上段部が地面方向に曲がれば、腰ベルト支持部(17)は使用者の体方向(側面部方向)に曲がるようになり、その結果、飲料瓶の掛け具(10)は強い圧力により腰ベルト(20)に密着するようになる。

【００１６】たとえ、図面に示してはいないとしても、本考案の他の実施例では、図2〜図4 に示した掛け孔(19)に紐を挿入して使用者の首にかけて使用したり、掛け孔(19) を通じてくぎ等で壁面または車両の室内に装着することができる。

【００１７】

【考案の効果】

本考案の飲料瓶の掛け具により、飲料瓶を腰に掛けて安定して携帯することができ、紐を利用して使用者の首にかけたり、壁面または自動車の室内にも容易にかけたり、取り付け固定させて飲料瓶をかけて使用することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の飲料瓶の掛け具の使用状態図である。

【図２】本考案による飲料瓶の掛け具の斜視図であ
る。

【図３】本考案による飲料瓶の掛け具の側面図であ
る。

【図４】本考案による飲料瓶の掛け具の使用状態図で
ある。

【符号の説明】

10---飲料瓶の掛け具 13---上段部 15---側面部 17---腰ベルト支持
部 19---掛け孔 20---腰ベルト 30---ペットボトル

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】飲料瓶の携帯のための飲料瓶の掛け具に
おいて、一方が開放されて飲料瓶が挿入される上段部
と、使用者の腰ベルトの内側で飲料瓶の掛け具を支持す
る側面部と、前記腰ベルトを間に置いて前記側面部と対
向側で飲料瓶の掛け具を支持する腰ベルト支持部と、前
記側面部の下段延長線上に形成された掛け孔を含んで、
前記掛け孔に紐を挿入して使用者の首にかけたり、掛け
孔を通じて壁面または車両室内に固定装着できるように
することを特徴とする飲料瓶の掛け具。