JPH07185850A - レーザ加工機におけるオーバーライド設定装置 - Google Patents
レーザ加工機におけるオーバーライド設定装置Info
- Publication number
- JPH07185850A JPH07185850A JP5330181A JP33018193A JPH07185850A JP H07185850 A JPH07185850 A JP H07185850A JP 5330181 A JP5330181 A JP 5330181A JP 33018193 A JP33018193 A JP 33018193A JP H07185850 A JPH07185850 A JP H07185850A
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- JP
- Japan
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- override
- value
- setting device
- unit
- laser beam
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な構成でオーバーライドの種類を
増加し、また1%の微調整が可能なレーザ加工機におけ
るオーバーライド設定装置を提供する。 【構成】 オーバーライドの種類を変更するオーバーラ
イド種類切換えスイッチ3と、オーバーライドの単位を
1%と10%に変更するオーバーライド単位切換えスイ
ッチ5と、手動パルス発生器7と、パルスカウンタ13
と、オーバーライド値を演算するCNC装置11の演算
部と、オーバーライド値を数値で示す表示器9とからな
る。
増加し、また1%の微調整が可能なレーザ加工機におけ
るオーバーライド設定装置を提供する。 【構成】 オーバーライドの種類を変更するオーバーラ
イド種類切換えスイッチ3と、オーバーライドの単位を
1%と10%に変更するオーバーライド単位切換えスイ
ッチ5と、手動パルス発生器7と、パルスカウンタ13
と、オーバーライド値を演算するCNC装置11の演算
部と、オーバーライド値を数値で示す表示器9とからな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ加工機におけ
るオーバーライド設定装置に関する。
るオーバーライド設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工機はCNC装置によって制御
されるが、従来から図3に示すように、プログラムされ
た加工条件を作業者が手動により調整できる制御機能と
して、送り速度とレーザ出力について、オーバーライド
スイッチを操作パネルに備えている。通常、送り速度の
オーバーライドの範囲は0〜150%で、その目盛りは
10%刻みである。レーザ出力のオーバーライドの範囲
は60〜120%で、その目盛りは同様に10%刻みで
ある。
されるが、従来から図3に示すように、プログラムされ
た加工条件を作業者が手動により調整できる制御機能と
して、送り速度とレーザ出力について、オーバーライド
スイッチを操作パネルに備えている。通常、送り速度の
オーバーライドの範囲は0〜150%で、その目盛りは
10%刻みである。レーザ出力のオーバーライドの範囲
は60〜120%で、その目盛りは同様に10%刻みで
ある。
【0003】レーザ加工における加工条件の調整要素に
は、送り速度やレーザ出力の他にもレーザパルスデュウ
ティ比や、パルスの周波数(この二つからレーザパルス
の放電時間等が決まる)や、アシストガスの圧力等があ
る。しかし、CNC装置の操作パネルのスイッチ類を増
加すると、パネルのスペイスや、製造コスト等が増大す
るため、これらの加工条件については、オーバーライド
スイッチは取付けられていなかった。
は、送り速度やレーザ出力の他にもレーザパルスデュウ
ティ比や、パルスの周波数(この二つからレーザパルス
の放電時間等が決まる)や、アシストガスの圧力等があ
る。しかし、CNC装置の操作パネルのスイッチ類を増
加すると、パネルのスペイスや、製造コスト等が増大す
るため、これらの加工条件については、オーバーライド
スイッチは取付けられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、レーザ
加工においては、送り速度やレーザ出力の他にもパルス
デュウティ比、周波数、アシストガスの圧力等の調整が
必要であり、また従来の10%刻みのオーバーライドス
イッチでは,厚板加工の場合に調整目盛りが荒すぎ、厚
板加工に必要な微調整が不可能であった。
加工においては、送り速度やレーザ出力の他にもパルス
デュウティ比、周波数、アシストガスの圧力等の調整が
必要であり、また従来の10%刻みのオーバーライドス
イッチでは,厚板加工の場合に調整目盛りが荒すぎ、厚
板加工に必要な微調整が不可能であった。
【0005】この発明は、このような問題に着目してな
されたもので、比較的簡単な構成でオーバーライドの種
類を増加し、また1%の微調整が可能なオーバーライド
設定装置を提供することを目的とする。
されたもので、比較的簡単な構成でオーバーライドの種
類を増加し、また1%の微調整が可能なオーバーライド
設定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明のレーザ加工機におけるオーバーライド
設定装置は、オーバーライドの種類を変更するオーバー
ライド種類切換えスイッチと、オーバーライドの単位を
1%と10%に変更するオーバーライド単位切換えスイ
ッチと、手動パルス発生器と、パルスカウンタと、オー
バーライド値を演算するCNC装置の演算部と、オーバ
ーライド値を数値で示す表示器とからなるものである。
めに、この発明のレーザ加工機におけるオーバーライド
設定装置は、オーバーライドの種類を変更するオーバー
ライド種類切換えスイッチと、オーバーライドの単位を
1%と10%に変更するオーバーライド単位切換えスイ
ッチと、手動パルス発生器と、パルスカウンタと、オー
バーライド値を演算するCNC装置の演算部と、オーバ
ーライド値を数値で示す表示器とからなるものである。
【0007】
【作用】このように構成されているので、オーバーライ
ド種類切換えスイッチによって、オーバーライドの種類
を決め、またオーバーライド単位切換えスイッチによっ
て、オーバーライド単位を決め、手動パルス発生器をつ
まみを回して所望のオーバーライド値にする。手動パル
ス発生器から出力されたパルスは、パルスカウンタを経
て、CNC装置の演算部によって演算され、オーバーラ
イド値が算出される。この値はCNC装置の関係箇所へ
転送され、また、オーバーライド値は表示器によって数
字で表示される。
ド種類切換えスイッチによって、オーバーライドの種類
を決め、またオーバーライド単位切換えスイッチによっ
て、オーバーライド単位を決め、手動パルス発生器をつ
まみを回して所望のオーバーライド値にする。手動パル
ス発生器から出力されたパルスは、パルスカウンタを経
て、CNC装置の演算部によって演算され、オーバーラ
イド値が算出される。この値はCNC装置の関係箇所へ
転送され、また、オーバーライド値は表示器によって数
字で表示される。
【0008】
【実施例】次に、この発明の実施例について、図面に基
づいて説明する。図1はこの発明のレーザ加工機のオー
バーライド設定装置の実施例の概略図である。図示のよ
うに、CNC操作パネル1に、5個の押し釦スイッチか
らなるオーバーライド種類切換えスイッチ3と、ON/
OFF状態によりオーバーライドのデータ変更を1%刻
みとするか10%刻みとするかを決めるオーバーライド
単位切換えスイッチ5と、つまみを回すことによりパル
スを発生する手動パルス発生器7と、7セグメント表示
器9が取付けられている。
づいて説明する。図1はこの発明のレーザ加工機のオー
バーライド設定装置の実施例の概略図である。図示のよ
うに、CNC操作パネル1に、5個の押し釦スイッチか
らなるオーバーライド種類切換えスイッチ3と、ON/
OFF状態によりオーバーライドのデータ変更を1%刻
みとするか10%刻みとするかを決めるオーバーライド
単位切換えスイッチ5と、つまみを回すことによりパル
スを発生する手動パルス発生器7と、7セグメント表示
器9が取付けられている。
【0009】オーバーライド種類切換えスイッチ3と、
オーバーライド単位切換えスイッチ5はCNC装置11
の入力へ接続され、手動パルス発生器7はCNC装置の
パルスカウンタ13へ接続され、7セグメント表示器9
はCNC装置11の出力へ接続されている。
オーバーライド単位切換えスイッチ5はCNC装置11
の入力へ接続され、手動パルス発生器7はCNC装置の
パルスカウンタ13へ接続され、7セグメント表示器9
はCNC装置11の出力へ接続されている。
【0010】次に、この実施例の動作を図2(a)のブ
ロック図によって説明する。図示のように、オーバーラ
イド種類切換えスイッチ3の一つの押し釦によりオーバ
ーライドの種類(送り速度、レーザ出力、パルスデュウ
ティ比、周波数、アシストガスの圧力等)を定め、オー
バーライド単位切換えスイッチ5により必要な刻み(1
%刻み、10%刻み)を選定し、手動パルス発生器7の
つまみによって所望のオーバーライド値を定める。手動
パルス発生器7で発生したパルスは、パルスカウンタ1
3を経てCNC装置11の演算部で演算されオーバーラ
イド値が設定され、7セグメント表示器9に表示され
る。
ロック図によって説明する。図示のように、オーバーラ
イド種類切換えスイッチ3の一つの押し釦によりオーバ
ーライドの種類(送り速度、レーザ出力、パルスデュウ
ティ比、周波数、アシストガスの圧力等)を定め、オー
バーライド単位切換えスイッチ5により必要な刻み(1
%刻み、10%刻み)を選定し、手動パルス発生器7の
つまみによって所望のオーバーライド値を定める。手動
パルス発生器7で発生したパルスは、パルスカウンタ1
3を経てCNC装置11の演算部で演算されオーバーラ
イド値が設定され、7セグメント表示器9に表示され
る。
【0011】次に、CNC装置11の演算部で行なわれ
るオーバーライド値の算出、設定について図2(b)の
フローチャートによって説明する。手動パルス発生器で
発生したパルスはS1でパルス数が読み込まれ、S2で
前値と比較されパルス数の増減値が算出される。S3で
オーバーライド単位切換えスイッチがON(ONの場合
1%刻み)かOFFかを調べられ、ONであればS5へ
飛び、OFFであればS4で増減値を10倍する。S5
でオーバーライド種類切換えスイッチにより選択された
オーバーライド値を更新し、S6でCNC装置の所定箇
所へ更新されたオーバーライド値を転送すると共に、S
7で7セグメント表示器により更新されたオーバーライ
ド値が表示される。
るオーバーライド値の算出、設定について図2(b)の
フローチャートによって説明する。手動パルス発生器で
発生したパルスはS1でパルス数が読み込まれ、S2で
前値と比較されパルス数の増減値が算出される。S3で
オーバーライド単位切換えスイッチがON(ONの場合
1%刻み)かOFFかを調べられ、ONであればS5へ
飛び、OFFであればS4で増減値を10倍する。S5
でオーバーライド種類切換えスイッチにより選択された
オーバーライド値を更新し、S6でCNC装置の所定箇
所へ更新されたオーバーライド値を転送すると共に、S
7で7セグメント表示器により更新されたオーバーライ
ド値が表示される。
【0012】なお、この例ではオーバーライド種類切換
えスイッチに5個の押し釦スイッチを使用しているが、
セレクトスイッチを使用してもよい。また、手動パルス
発生器にはデジスイッチを使用してもよい。
えスイッチに5個の押し釦スイッチを使用しているが、
セレクトスイッチを使用してもよい。また、手動パルス
発生器にはデジスイッチを使用してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、この
発明は特許請求の範囲に記載の構成を備えているので、
比較的簡単な構成でオーバーライドの種類を増加し、ま
た1%の微調整が可能なオーバーライド設定装置を提供
することができる。従って、レーザ加工において、送り
速度やレーザ出力の他にパルスデュウティ比、周波数、
アシストガスの圧力等の調整が可能になり、また、厚板
加工の場合に必要な1%刻みのオーバーライドが可能に
なる。
発明は特許請求の範囲に記載の構成を備えているので、
比較的簡単な構成でオーバーライドの種類を増加し、ま
た1%の微調整が可能なオーバーライド設定装置を提供
することができる。従って、レーザ加工において、送り
速度やレーザ出力の他にパルスデュウティ比、周波数、
アシストガスの圧力等の調整が可能になり、また、厚板
加工の場合に必要な1%刻みのオーバーライドが可能に
なる。
【図1】この発明の実施例の概略図である。
【図2】図(a)、図(b)はこの発明の実施例のそれ
ぞれブロック図、フローチャート図である。
ぞれブロック図、フローチャート図である。
【図3】従来のレーザ加工機におけるオーバーライド設
定装置の概略図である。
定装置の概略図である。
1 CNC操作パネル 3 オーバーライド種類切換えスイッチ 5 オーバーライド単位切換えスイッチ 7 手動パルス発生器 9 7セグメント表示器 11 CNC装置 13 パルスカウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 オーバーライドの種類を変更するオーバ
ーライド種類切換えスイッチと、オーバーライドの単位
を1%と10%に変更するオーバーライド単位切換えス
イッチと、手動パルス発生器と、パルスカウンタと、オ
ーバーライド値を演算するCNC装置の演算部と、オー
バーライド値を数値で示す表示器とからなることを特徴
とするレーザ加工機におけるオーバーライド設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5330181A JPH07185850A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レーザ加工機におけるオーバーライド設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5330181A JPH07185850A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レーザ加工機におけるオーバーライド設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185850A true JPH07185850A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18229737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5330181A Pending JPH07185850A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レーザ加工機におけるオーバーライド設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07185850A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5330181A patent/JPH07185850A/ja active Pending
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