JPH071856A - オフセット用ブランケット - Google Patents
オフセット用ブランケットInfo
- Publication number
- JPH071856A JPH071856A JP15052493A JP15052493A JPH071856A JP H071856 A JPH071856 A JP H071856A JP 15052493 A JP15052493 A JP 15052493A JP 15052493 A JP15052493 A JP 15052493A JP H071856 A JPH071856 A JP H071856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blanket
- thickness
- layer
- gap
- bars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブランケット装着のためのブランケット胴の
ギャップを狭くすることを可能とした。 【構成】 ブランケット1の両端部1a,1bにブラン
ケットの厚さt以下に剛性の高いバー12を貼り付けた
ことを特徴としている。
ギャップを狭くすることを可能とした。 【構成】 ブランケット1の両端部1a,1bにブラン
ケットの厚さt以下に剛性の高いバー12を貼り付けた
ことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷ユニットのブランケ
ット胴に巻き付けるオフセット用ブランケットに関す
る。
ット胴に巻き付けるオフセット用ブランケットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来印刷ユニットのブランケット胴に巻
付けられるオフセット用ブランケットは例えば図2に示
すように厚さtのブランケット1の両端部に厚さmのコ
字状金具2をかしめ等により固設するか或いは図3に示
すように厚さtのブランケット1の両端部の表面又は裏
面のいづれか一方の面に厚さnのバー3を接着剤等によ
り貼り付け、ブランケット1の両端部の厚さpはブラン
ケット1の厚さtより厚くなっていた。
付けられるオフセット用ブランケットは例えば図2に示
すように厚さtのブランケット1の両端部に厚さmのコ
字状金具2をかしめ等により固設するか或いは図3に示
すように厚さtのブランケット1の両端部の表面又は裏
面のいづれか一方の面に厚さnのバー3を接着剤等によ
り貼り付け、ブランケット1の両端部の厚さpはブラン
ケット1の厚さtより厚くなっていた。
【0003】このため図4に示すようにブランケット1
をブランケット胴4に巻付けるためにブランケット胴4
に一対のテンションバー5と6とを設けギャップ7より
テンションバー5及び6の軸方向に設けられた長い切欠
溝5a及び6aにそれぞれブランケットの両端部1aお
よび1bを挿入しテンションバー5および6をまわしブ
ランケット1をブランケット胴4に巻き付けている。
をブランケット胴4に巻付けるためにブランケット胴4
に一対のテンションバー5と6とを設けギャップ7より
テンションバー5及び6の軸方向に設けられた長い切欠
溝5a及び6aにそれぞれブランケットの両端部1aお
よび1bを挿入しテンションバー5および6をまわしブ
ランケット1をブランケット胴4に巻き付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このブランケットを巻
き付けるためのブランケット胴のギャップは、このブラ
ンケット胴と当接する印刷胴(版胴又は他のブランケッ
ト胴等)との間の印圧が変動し、ショック目発生の原因
となったり、又ギャップ巾は連続した紙を印刷する輪転
機では損紙(非印刷部)の長さに対応するためギャップ
巾をできるだけ狭くする必要があるが、このギャップ巾
は上述した従来例のようにブランケットの厚さより厚い
ブランケットの両端部を交互にギャップを通してテンシ
ョンバーの切欠溝に挿入しなければならないので物理的
にその最小巾が制限される。即ち最小ギャップ巾をgと
するとgはブランケットの厚さtとブランケット両端部
の厚さpとの和となる。
き付けるためのブランケット胴のギャップは、このブラ
ンケット胴と当接する印刷胴(版胴又は他のブランケッ
ト胴等)との間の印圧が変動し、ショック目発生の原因
となったり、又ギャップ巾は連続した紙を印刷する輪転
機では損紙(非印刷部)の長さに対応するためギャップ
巾をできるだけ狭くする必要があるが、このギャップ巾
は上述した従来例のようにブランケットの厚さより厚い
ブランケットの両端部を交互にギャップを通してテンシ
ョンバーの切欠溝に挿入しなければならないので物理的
にその最小巾が制限される。即ち最小ギャップ巾をgと
するとgはブランケットの厚さtとブランケット両端部
の厚さpとの和となる。
【0005】本発明は、上記最小ギャップ巾を更に狭く
なるようなオフセット用ブランケットを提供することを
目的とする。
なるようなオフセット用ブランケットを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1を用いて説明
すると本発明は、ブランケット1の両端部1a,1bに
ブランケットtの厚さt以下に剛性の高いバー12を貼
り付けたことを特徴とする。
めの本発明の構成を実施例に対応する図1を用いて説明
すると本発明は、ブランケット1の両端部1a,1bに
ブランケットtの厚さt以下に剛性の高いバー12を貼
り付けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】そして本発明は上記の手段によりブランケット
両端部における貼り付けられたバーを含む厚さpがブラ
ンケット1の厚さtと同一か、それ以下であるので、こ
のブランケットに対するブランケット胴の最小ギャップ
gはg≦2tとなり、従来のブランケットを使用する時
のギャップより狭くなる。
両端部における貼り付けられたバーを含む厚さpがブラ
ンケット1の厚さtと同一か、それ以下であるので、こ
のブランケットに対するブランケット胴の最小ギャップ
gはg≦2tとなり、従来のブランケットを使用する時
のギャップより狭くなる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1に基づいて説明
すると1はブランケットを示し、該ブランケット1はA
部詳細に示すようにゴム層8と布9を挟んでスポンジ層
10と基布層11とより形成されている。そしてブラン
ケット1には剛性のある例えば鋼製のバー12がゴム層
8、布9およびスポンジ層10を取り除いて基布層11
に接着剤等にて貼り付けてある。このバー11の厚さは
剥したゴム層8、布9およびスポンジ層10の合計厚さ
と同一もしくはこの厚さより薄いので、ブランケット1
の両端部1a,1bにおける厚さpはブランケットの厚
さtと同一かそれ以下となっている。
すると1はブランケットを示し、該ブランケット1はA
部詳細に示すようにゴム層8と布9を挟んでスポンジ層
10と基布層11とより形成されている。そしてブラン
ケット1には剛性のある例えば鋼製のバー12がゴム層
8、布9およびスポンジ層10を取り除いて基布層11
に接着剤等にて貼り付けてある。このバー11の厚さは
剥したゴム層8、布9およびスポンジ層10の合計厚さ
と同一もしくはこの厚さより薄いので、ブランケット1
の両端部1a,1bにおける厚さpはブランケットの厚
さtと同一かそれ以下となっている。
【0009】かくてブランケット胴4のギャップ7の巾
gは2t以下となり従来のギャップgより狭くなり、ギ
ャップによる印刷変動が著しく低減し、ショック目が殆
ど消えるか消滅し、また損紙も低減できる。
gは2t以下となり従来のギャップgより狭くなり、ギ
ャップによる印刷変動が著しく低減し、ショック目が殆
ど消えるか消滅し、また損紙も低減できる。
【0010】
【発明の効果】このように本発明によるときはブランケ
ットの両端部に、ブランケットの厚さ以下に剛性の高い
バーを貼り付けたので、ブランケットの両端部がブラン
ケットの厚みと同一か、それ以下となってブランケット
胴のブランケット装着のためのギャップの巾が狭くなり
ショック目が著しく軽減され、あるいはショック目が消
滅し、ショック目により生ずる損紙は殆どなくなる効果
を有する。
ットの両端部に、ブランケットの厚さ以下に剛性の高い
バーを貼り付けたので、ブランケットの両端部がブラン
ケットの厚みと同一か、それ以下となってブランケット
胴のブランケット装着のためのギャップの巾が狭くなり
ショック目が著しく軽減され、あるいはショック目が消
滅し、ショック目により生ずる損紙は殆どなくなる効果
を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すものでaは斜視図、b
はA部詳細図である。
はA部詳細図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【図3】他の従来例を示す斜視図である。
【図4】ブランケット胴の断面図である。
1 ブランケット 1a,1b 両端部 12 バー
Claims (1)
- 【請求項1】 ブランケットの両端部に、ブランケット
の厚さ以下に剛性の高いバーを貼り付けたことを特徴と
するオフセット用ブランケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15052493A JPH071856A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | オフセット用ブランケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15052493A JPH071856A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | オフセット用ブランケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071856A true JPH071856A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15498754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15052493A Withdrawn JPH071856A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | オフセット用ブランケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071856A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0467902A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-03 | Kagoshima Pref Gov | 長尺竹平板製造方法及び装置 |
FR2788720A1 (fr) * | 1999-01-26 | 2000-07-28 | Rollin Sa | Blanchet pour un cylindre a gorge etroite d'une machine a imprimer |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP15052493A patent/JPH071856A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0467902A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-03 | Kagoshima Pref Gov | 長尺竹平板製造方法及び装置 |
FR2788720A1 (fr) * | 1999-01-26 | 2000-07-28 | Rollin Sa | Blanchet pour un cylindre a gorge etroite d'une machine a imprimer |
EP1072434A1 (fr) * | 1999-01-26 | 2001-01-31 | Rollin S.A. | Blanchet pour un cylindre a gorge etroite d'une machine a imprimer |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |