JPH0718440Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH0718440Y2
JPH0718440Y2 JP1990116628U JP11662890U JPH0718440Y2 JP H0718440 Y2 JPH0718440 Y2 JP H0718440Y2 JP 1990116628 U JP1990116628 U JP 1990116628U JP 11662890 U JP11662890 U JP 11662890U JP H0718440 Y2 JPH0718440 Y2 JP H0718440Y2
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JP
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rails
turntable
rail
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wheels
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俊一 斉藤
雅彦 深草
民雄 西川
佳宏 片山
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はターンテーブルのような旋回テーブルにレー
ルを備えた搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、レールを備えたターンテーブルを旋回させ
て、ターンテーブル上の搬送車の進行方向を変換する搬
送装置がある(たとえば、社団法人自動車技術会編集
「自動車工学便覧」S59.10.10発行,1−10頁の図1−9
参照)。この種のターンテーブルを用いた搬送システム
の一例を第6図に示す。
第6図において、この搬送システムは一点鎖線で示す金
型Cを搬送する第1および第2の搬送車2A,2Bを備えて
いる。中央のターンテーブル10Aは、搬送車2A,2Bを案内
する一対のレール11を有しており、垂直軸(図示せず)
まわりに旋回することにより、搬送車2A,2Bの進行方向
を変換するものである。このターンテーブル10Aは、縦
方向に延びる縦レール31と横方向に延びる横レール32と
が交差する箇所に設けられている。上記横レール32は、
左側のプレス機40のベース41上にも埋設されているとと
もに、右側の金型予熱装置42まで延びている。一方、縦
レール31は、図示しない金型ストレージまで延びてい
る。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
プレス機40内に進入している第1の搬送車2Aは、金型C
が載せられた後、ターンテーブル10A上に進入する。こ
の進入後、ターンテーブル10Aが時計回りに90度旋回し
て、第1の搬送車2Aが進行方向を変え、第7図のよう
に、ターンテーブル10Aから縦レール31に沿って走行す
る。この走行後、ターンテーブル10Aは反時計回りに90
度旋回(反転)する。この旋回後、第2の搬送車2Bは、
予熱された金型Cを載せた状態で、ターンテーブル10A
上を通過して、プレス機40内に進入する。
上記のようにして、金型Cが交換されるのであるが、上
記従来技術では、第2の搬送車2Bがプレス機40に進入す
る前に、ターンテーブル10Aを反時計回りに旋回させる
必要がある。そのため、第2の搬送車2Bは、第1の搬送
車2Aがターンテーブル10Aから抜け出した直後には、タ
ーンテーブル10Aに進入することができず、したがっ
て、搬送のサイクルタイムが長くなり、金型Cの交換時
間が長くなる。ここで、搬送のリサイクルタイムを短縮
するために、独立して旋回する複数の車輪をもつ搬送車
における個々の車輪を、交差する複数のレールを設けた
個々のターンテーブルで旋回させる第2の従来技術があ
る(実開平2-118733号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記第2の従来技術では、車輪の数と同数だけターンテ
ーブルが必要となるので、構造が複雑化するうえに、複
数の車輪を独立して円滑に旋回させるために、上記複数
のレールが交差するレール分断部に車輪を少し落とし込
んで搬送車を位置決めする方が好ましいと考えられる。
ところが、これでは旋回後に搬送車を動かすとき、車輪
が分断部から離脱しにくくなるために円滑に回転できな
いおそれがある。
この考案は上記従来の課題に鑑みてなされたもので、搬
送のサイクルタイムを短縮することができ、かつ構造が
簡単で、複数のレールが交差するレール分断部において
も搬送車の車輪が円滑に回転できる搬送装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は、単一の旋回テ
ーブルに搬送車のすべての車輪を案内するレールを備
え、垂直軸まわりに上記旋回テーブルを旋回させて上記
搬送車の進行方向を変換する搬送装置において、互いに
交差する複数のレールが、上記旋回テーブルに設けら
れ、上記複数のレールが交差するレール分断部に上記搬
送車の車輪の鍔部を支持する補助レールが設けられてい
る。
〔作用〕
この考案によれば、互いに交差するレールが設けられて
いるので、旋回テーブルの旋回位置に拘わらず、上記レ
ールが、床面などに埋設されたレールに連なる。したが
って、台車が旋回テーブルから第1の方向へ走行した直
後に、別の台車が第2の方向から旋回テーブル上に進入
することができる。また、旋回テーブルが単一であるか
ら構造が複雑化せず、しかも、複数のレールが交差する
レール分断部に搬送車の車輪の鍔部を支持する補助レー
ルが設けられているので、分断部においても搬送車の車
輪が円滑に回転できる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。第1図において、ターンテーブル(旋回テーブル)
10には、互いに直交する第1および第2のレール13,14
が井形状に埋設されている。上記ターンテーブル10は、
第2図のように、ピット50内のフレームに設置されてお
り、その上面が縞綱板12で覆われている。この縞綱板12
は、第1図の上記レール13,14の内側がレール13,14に沿
って切欠されており、井形状の切欠部15が形成されてい
る。なお、この第1図では、図の理解を容易にするため
に、レール13,14,31,32に斜線を施している。また、フ
レームはピット50の基礎と一体に図示している。
上記切欠部15には、第2図のように、第1および第2の
レール13,14(第1図)に案内される車輪21の鍔部22が
若干入り込んでいる。なお、上記車輪21は、前述の搬送
車2A,2B(第6図)に6つ設けられている。また、第1
図の床面30に埋設された縦レール31および横レール32の
内側にも、切欠部15と同様な溝33が形成されている。
上記各レール13,14は、上記切欠部15によって、3本に
分断されている。この第1および第2のレール13,14に
おける分断部16の側方には、それぞれ、第1および第2
の補助レール17および18が切欠部15に埋設されている。
第3図(a)において、上記第1の補助レール17は、ほ
ぼ方形状の板からなり、車輪21の鍔部22の突出量hに等
しい高さだけ、第1のレール13よりもレール19が若干低
く設定されている。したがって、車輪21は、分断部16に
おいては、第1のレール13に支持されず、第1の補助レ
ール17に支持される。なお、上記第1の補助レール17の
レール面19には、テーパ面19aが形成されている。
第1図のように、上記第2の補助レール18は、第1の補
助レール17にT字状に溶着されている。この第2の補助
レール18と第2のレール14との関係は、第3図(b)に
示すように、上記第1の補助レール17の場合と同様であ
り、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その
説明を省略する。
第2図において、上記ターンテーブル10は、その中央の
下部に下方に突出する垂直軸61のまわりに回転自在に支
持されている。この垂直軸61は、ピット50内のフレーム
に固定されたベース62に固定されている。モータ63は正
逆回転可能で、減速機64および駆動ギヤ65を介して、従
動ギヤ66を正逆回転させることにより、上記ターンテー
ブル10を垂直軸61まわりに旋回させる。なお、ターンテ
ーブル10の旋回角度は90度であり、ターンテーブル10の
外周上に等角度ピッチで図示しない4つのストッパが設
けられている。上記ターンテーブル10の被支持部67は、
第1図の破線で部分的に示すように、円環状に形成され
ており、支持ローラ68に支持されている。なお、支持ロ
ーラ68は、ピット50内のフレームに固定したブラケット
69に回転自在に軸支されており、複数個設けられてい
る。
つぎに、上記ターンテーブル10を、第4図および第5図
に示すように、前述の従来例と同様な搬送システムに使
用した場合の動作について説明する。
第4図において、プレス機40内に進入している第1の搬
送車2Aは、金型Cが載せられた後、横レール32および第
2のレール14上を走行して、ターンテーブル10内に進入
する。この進入後、ターンテーブル10が時計回りに90度
旋回して、第1の搬送車2Aが進行方向を変え、第5図の
ように、ターンテーブル10から第2のレール14および縦
レール31に沿って走行する。この走行後、第2の搬送車
2Bは、予熱された別の金型Cを載せた状態で、プレス機
40に向かって走行する。
ここで、この考案は、互いに直交する2組のレール13,1
4をターンテーブル10上に設けているので、上記のよう
に、ターンテーブル10が旋回して、第2のレール14が縦
レール31に連なった状態になっても、別のレールである
第1のレール13が横レール32に連なる。そのため、従来
のターンテーブル10A(第6図)と異なり、第2の搬送
車2Bがプレス機40に進入する前に、ターンテーブル10を
反転させる必要がない。したがって、第2の搬送車2B
は、第1の搬送車2Aがターンテーブル10から抜け出した
直後に、横レール32および第1のレール13上を走行し
て、ターンテーブル10上に進入することができる。その
結果、搬送のサイクルタイムが短くなり、金型Cの交換
時間が短くなる。
ところで、搬送車2A,2Bの第2図の車輪21には鍔部22が
設けられているので、第1図の第1および第2のレール
13,14の内側に切欠部15を設ける必要があり、一方、両
レール13,14が互いに交差していることから、両レール1
3,14が分断されている。そのため、第3図(a),
(b)のように、分断部16においては、車輪21を両レー
ル13,14で支持できない。また、搬送車の個々の車輪を
個々のターンテーブルで旋回させる上記第2の従来技術
では、ターンテーブルの数が増して構造が複雑化するう
えに、ターンテーブルに対する搬送車の車輪の厳密な位
置決めが必要となるが、単一の旋回テーブル10によって
搬送車2A,2B全体を旋回させるこの考案では構造の複雑
化を招くことがなく、しかも、そのような厳密な位置決
めは不要であり、したがって、搬送車2A,2Bの車輪21を
分断部16に落とし込んで位置決めする必要もない。これ
に対し、この実施例では、分断部16の近傍に車輪21の鍔
部22を支持する補助レール17,18を設けているので、分
断部16においても、車輪21が円滑に回転する。
なお、上記実施例では、第1図の互いに直交する第1お
よび第2のレール13,14が2組設けられている場合につ
いて説明したが、3組以上設けてもよい。たとえば、レ
ールが3組設けられている場合には、レールを60度ピッ
チで振り分けて配置すればよい。
また、この実施例ではターンテーブル10が、ピット50内
に埋設されている場合について説明したが、この考案
は、ターンテーブル10を天井から吊り下げて設け、搬送
車が天井に沿って走行するものについても適用できる。
この場合、第1および第2のレール13,14は、それぞ
れ、一対設ける必要はなく、モノレールとしてもよい。
また、上記実施例では、第4図のように、ターンテーブ
ル10を十字路の交差する箇所に設けたが、この考案はタ
ーンテーブル10をT字路などに設けてもよい。さらに、
この実施例では、旋回テーブルが90度の範囲で正逆転す
るターンテーブル10である場合について説明したが、旋
回テーブルは、一方向にのみ回転するものであってもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、互いに交差す
る複数のレールが旋回テーブルに設けられているので、
複数の搬送車が交互に旋回テーブルに進入する場合のサ
イクルタイムを短縮できる。また、旋回テーブルが単一
であるから構造が複雑化せず、しかも、複数のレールが
交差するレール分断部に搬送車の車輪の鍔部を支持する
補助レールが設けられているので、分断部においても搬
送車の車輪が円滑に回転できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す搬送装置の平面図、
第2図は同縦断面図、第3図(a)は第1図のIIIa-III
a線断面図、第3図(b)は第1図のIIIb-IIIb線断面
図、第4図および第5図はこの考案の搬送装置を用いた
搬送システムの平面レイアウト図、第6図および第7図
は従来の搬送システムの平面レイアウト図である。 2A,2B……搬送車、10……旋回テーブル、13,14……レー
ル、16……レール分断部、17,18……補助レール、21…
…車輪、22……車輪の鍔部、61……垂直軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 片山 佳宏 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (56)参考文献 実開 平1−75015(JP,U) 実開 平2−118733(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の旋回テーブルに搬送車のすべての車
    輪を案内するレールを備え、垂直軸まわりに上記旋回テ
    ーブルを旋回させて上記搬送車の進行方向を変換する搬
    送装置において、互いに交差する複数のレールが、上記
    旋回テーブルに設けられ、上記複数のレールが交差する
    レール分断部に上記搬送車の車輪の鍔部を支持する補助
    レールが設けられていることを特徴とする搬送装置。
JP1990116628U 1990-11-05 1990-11-05 搬送装置 Expired - Fee Related JPH0718440Y2 (ja)

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JP1990116628U JPH0718440Y2 (ja) 1990-11-05 1990-11-05 搬送装置

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JP1990116628U JPH0718440Y2 (ja) 1990-11-05 1990-11-05 搬送装置

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JPH0475630U JPH0475630U (ja) 1992-07-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009112982A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Toshiba Corp 二酸化炭素吸収装置

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JPH02118733U (ja) * 1989-03-09 1990-09-25

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