JPH07184257A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH07184257A
JPH07184257A JP5346675A JP34667593A JPH07184257A JP H07184257 A JPH07184257 A JP H07184257A JP 5346675 A JP5346675 A JP 5346675A JP 34667593 A JP34667593 A JP 34667593A JP H07184257 A JPH07184257 A JP H07184257A
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JP
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switch
unit
stationary
mobile
handset
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JP5346675A
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Kuniaki Otsuka
邦明 大塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動機が通話可能か否かを迅速かつ正確に判
別可能なコードレス電話装置を提供する。 【構成】 本装置は、ハンドセット(送受話器)21
3、スイッチ(検出手段)209、中央制御装置(通知
手段)201を備え、有線による通話が可能な固定機2
と、LED(表示手段)119を備え、固定機2から所
定の範囲内で電波による通話が可能な移動機1とからな
る。固定機2側で通話を行う場合は、ハンドセット21
3を固定機本体から持ち上げるため、スイッチ209に
よりハンドセット213の固定機本体に対する離着を検
出し、その結果を中央制御装置201により移動機1に
通知して、LED119にて可視表示することにより、
移動機1が固定機2から離れた位置で固定機2が使用中
であるか否かを迅速かつ正確に判別することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有線にて電話回線,構
内交換機又はボタン電話主装置に接続された固定機と、
この固定機との間で所定の電波により通信を行う移動機
とからなるコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話装置は、固定機から離れ
た所で移動機により通話が行えることから、近年、その
普及は著しいものがある。
【0003】このコードレス電話装置には、有線で接続
される固定機が、発信手段,着信応答手段及び通話手段
を有するものと、上記発信手段,着信応答手段及び通話
手段を有さないものとがある。
【0004】何れの装置も固定機と移動機との間で所定
の電波にて通信を行い、移動機からの発呼信号、ダイヤ
ル信号等の制御信号及び音声信号を変換して電話回線へ
電気信号として送出し、電話回線からの呼出信号検出及
び音声信号(受話信号)を制御信号又は音声信号として
電波により移動機へ送信できる。
【0005】ところが固定機から離れた所で移動機から
発信しようとした際、発信手段、着信応答手段及び通話
手段を有する固定機で他の人が通話中であるにも拘らず
発信操作を行った場合には、通話中の固定機との間で制
御信号の通信ができないため、または通話チャネルの設
定ができないため、移動機が発信不可能であることを示
す警告音を発するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動機
が固定機に対して電波が届かない位置にある場合でも、
同様に発信操作を行うと同様の警告音を発するため、移
動機の使用者は固定機が使用中であるか、電波が届かな
いいわゆる圏外であるか、又はその他ノイズ等の要因に
より発信できないのかが判別できないという欠点があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、移動機が通話可能か否かを迅速かつ正
確に判別可能なコードレス電話装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のコードレス電話装置は、送受話器を備
え有線による通話が可能な固定機と、この固定機から所
定の範囲内で電波による通話が可能な移動機とを有する
コードレス電話装置において、前記送受話器の固定機本
体に対する離着を検出する検出手段と、この検出手段の
検出結果を前記移動機に通知する通知手段と、前記移動
機に設けられ前記通知手段からの通知内容に応じて固定
機が使用中であるか否かを表示する表示手段とを具備す
ることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載のコードレス電話装置
は、前記表示手段は、前記表示内容を可視表示すること
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載のコードレス電話装置によれば、
固定機側で通話を行う場合は、送受話器を固定機本体か
ら持ち上げるため、検出手段により送受話器の固定機本
体に対する離着を検出し、その結果を移動機に設けられ
た表示手段にて表示することにより、移動機が固定機か
ら離れた位置で固定機が使用中であるか否かを迅速かつ
正確に判別することが可能となる。
【0011】請求項2記載のコードレス電話装置によれ
ば、検出結果が可視表示されるので、固定機が使用中で
あるか否かをより迅速かつ正確に判別することが可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0013】図1は本発明のコードレス電話装置の一実
施例を示す移動機のブロック図、図2は同コードレス電
話装置の固定機のブロック図である。
【0014】本実施例のコードレス電話装置は、有線に
て電話回線,構内交換機又はボタン電話主装置に接続さ
れた固定機2と、この固定機2との間で所定の電波によ
り通信を行う移動機1とから構成されている。
【0015】本実施例の移動機1は、図1に示すよう
に。この移動機1の各部を制御するとともに、後述する
固定機2の中央制御装置201に対して制御信号の送受
信を行うCPU101と、このCPU101に接続され
たROM102、RAM103、変復調装置104、送
受信部105、コンパンダ107、D/A変換器11
2、キーマトリクス115、第1のスイッチ116、第
2のスイッチ117、第3のスイッチ118及びLED
(表示手段)119と、D/A変換器112にスピーカ
アンプ113を介して接続されたサウンダ114と、コ
ンパンダ107にマイクアンプ108を介して接続され
たマイク110と、第3のスイッチ118にレシーバア
ンプ109を介して接続されたレシーバ111と、この
移動機1の各部が動作するのに必要な電源を供給する電
池120等を有して構成されている。次に、移動機1各
部の詳細を説明する。
【0016】ROM102には、CPU101が読み出
すプログラム及びIDコードが格納されている。
【0017】RAM103は、CPU101が必要に応
じてデータの書込み・読出しを行うためのものである。
【0018】変復調装置104は、CPU101が固定
機2の中央制御装置201と制御信号の通信を行う際、
CPU101からの送信データをFSK変調して送受信
部105に送るものであり、また、固定機2の中央制御
装置201からのFSK変調され送受信部105から送
られたデータを復調し、いわゆるNRZ信号としてCP
U101へ送出するようになっている。この時、第2の
スイッチ117は、図1に示すように、変復調装置10
4側に接続され、固定機2の第3のスイッチ218は、
図2に示すように、同変復調装置217側に接続されて
いる。
【0019】送受信部105は、送信部105aと、受
信部105bと、アンテナ106とを備えている。送信
部105aは、CPU101から固定機2への送信デー
タが変復調装置104により変調されたFSK変調信号
をFM変調し、CPU101により設定された制御チャ
ネルでアンテナ106から固定機2のアンテナ216へ
電波として送るものである。受信部105bは、固定機
2から受信した電波をアンテナ106で電気信号に変換
し、その変換されたFM変調波を復調するものである。
【0020】コンパンダ107は、コンプレッサ(圧縮
器)と、エキスパンダ(伸張器)とを備えている。コン
プレッサは、マイク110から入力されマイクアンプ1
08で増幅された音声を圧縮し、第2のスイッチ117
が送信部105aとコンパンダ107とを接続する状態
になっている場合に、その圧縮した音声を送信部105
aに出力するようになっている。エキスパンダは、固定
機2から送信され受信部105bで復調された音声信号
を伸張し、第3のスイッチ118がコンパンダ107と
レシーバアンプ109とを接続する状態になっている場
合に、その伸張した音声信号をレシーバアンプ109に
出力するようになっている。レシーバアンプ109に出
力された音声信号は、レシーバアンプ109により増幅
され、レシーバ111へ到達して音声として出力され
る。
【0021】D/A変換器112は、固定機2からCP
U101が着信鳴動指示を受けた場合、CPU101の
出力信号(矩形波)を擬似サイン波に変換し、スピーカ
アンプ113に出力するものである。擬似サイン波は、
スピーカアンプ113を介してサウンダ114へ送出さ
れ、着信音を鳴動させる。
【0022】キーマトリクス115には、ダイヤルキー
その他の機能キーがマトリクス状に配列されている。
【0023】第1のスイッチ116は、移動機1を図示
しない充電台から上げることによりオンするものであ
る。
【0024】第2のスイッチ117は、CPU101の
制御により、変復調装置104からの信号(制御信号)
及びコンパンダ107からの信号(送話信号)を切り替
えて送信部105aへ送信するものである。
【0025】第3のスイッチ118は、CPU101の
制御により、コンパンダ107からの受話信号をレシー
バアンプ109へ接続するか切断するかを切り替えるも
のである。
【0026】電池120は、前記図示しない充電台へ載
置している間充電される充電可能な例えばNiCd電池
である。
【0027】本実施例の固定機2は、図2に示すよう
に、この固定機2の各部を制御するとともに、状態によ
って移動機1のCPU101へ制御信号を送信し、また
同CPU101から制御信号を受信して各部を制御する
中央制御装置(通知手段)201と、この中央制御装置
201に接続されたROM202、RAM203、表示
器204、キーマトリクス205、着信検出回路20
6、第1のスイッチ(検出手段)209、ダイヤルパル
ス生成回路210、DTMF信号生成回路211、送受
信部215、変復調装置217、第2のスイッチ21
8、第3のスイッチ219、第4のスイッチ222、第
5のスイッチ223及び応答検出回路224と、着信検
出回路206に接続されたサウンダ207と、スピーチ
ネットワーク212と、電話回線220に接続されたフ
ックスイッチ208と、第3のスイッチ219に接続さ
れたハンドセット(送受話器)213と、コンパンダ2
14と、この固定機2の各部が動作するのに必要な電源
を供給する電源部221等を有して構成されている。
【0028】次に、固定機2各部の詳細を説明する。
【0029】ROM202には、中央制御装置201が
読み出すプログラム及びIDコード等が格納されてい
る。
【0030】RAM203は、中央制御装置203が必
要に応じてデータの書込み又は読出しを行うためのもの
である。
【0031】表示器204は、中央制御装置201の制
御により点灯又は消灯する例えばLED、液晶表示器等
である。
【0032】キーマトリクス205には、ダイヤルキー
その他の機能キーがマトリクス状に配列されている。
【0033】着信検出回路206は、電話回線220か
らの着信信号(例えば16Hz、75Vrmsの呼出信
号)を検出するものである。
【0034】サウンダ207は、着信検出回路206が
着信信号を検出した時に着信検出回路206の出力によ
り鳴動する例えばスピーカ又は圧電ブザー等である。
【0035】フックスイッチ208は、ハンドセット2
13を通話のために持ち上げる(いわゆるオフフックす
る)と、電話回線220とダイヤルパルス生成回路21
0を接続し、ハンドセット213を再び元の位置に戻す
(いわゆるオンフックする)と、電話回線220と着信
検出回路206とを接続するものである。
【0036】第1のスイッチ209は、フックスイッチ
208と連動し、オフフックした時中央制御装置201
にローレベル信号を、オンフック状態の時中央制御装置
201にハイレベル信号を入力するものである。
【0037】ダイヤルパルス生成回路210は、中央制
御装置201の制御により、キーマトリクス205内の
押下されたダイヤルキーに従ってダイヤル番号数のダイ
ヤルパルスを出力するものである。
【0038】DTMF生成回路211は、中央制御装置
201の制御により、キーマトリクス205内の押下さ
れたダイヤルキーに従ってDTMF信号(押ボタンダイ
ヤル信号)を出力するものである。
【0039】スピーチネットワーク212は、通話信号
の増幅、側音の制御等を司るものである。
【0040】ハンドセット213は、送話器及び受話器
を備えている。
【0041】コンパンダ214は、移動機1のコンパン
ダ107と同一機能を有するものである。
【0042】送受信部215は、移動機1の送受信部1
05と同様の機能を有し、受信部215aと、送信部2
15bと、電波の送受信のためのアンテナ216とを備
えている。
【0043】変復調装置217は、移動機1の変復調装
置104と同様の機能を有し、中央制御装置201から
移動機1のCPU101へ送信する制御データを変調
し、また移動機1のCPU101から送られてきた制御
データを復調するものである。第2のスイッチ218
は、中央制御装置201により制御され、送信部215
bをコンパンダ214へ接続するか、又は送信部215
bを変復調装置217へ接続するかを切り替えるもので
ある。
【0044】第3のスイッチ219は、中央制御装置2
01により制御され、スピーチネットワーク212をハ
ンドセット213へ接続するか、又はコンパンダ214
へ接続するかを切り替えるものである。
【0045】電話回線220は、図示しない交換機へ接
続される。
【0046】電源部221は、商用電源から固定機2の
各部を動作させるのに必要な電圧・電流を供給するため
のものである。
【0047】第4のスイッチ222及び第5のスイッチ
223は、中央制御装置201の制御によりオン/オフ
されるものである。
【0048】応答検出回路224は、電話回線220の
極性反転等により相手応答を検出するものである。
【0049】次に、本実施例の動作を図3、図4及び図
5をも参照して説明する。
【0050】図3は固定機2のハンドセット213によ
る通話を行う場合の制御フローチャートであり、図4及
び図5は移動機1による通話を行う場合の制御フローチ
ャートである。なお、図3、図4及び図5に示すフロー
チャートのスタート以前は、各スイッチは図1及び図2
に示す状態になっているとする。
【0051】まず、図3に従って説明する。固定機2の
使用者が、固定機2のハンドセット213を上げる(即
ちオフフックする)と(S101)、フックスイッチ2
08が自動的に図2の状態から電話回線220とダイヤ
ルパルス生成回路210とを接続する状態に切り替わる
とともに(S102)、第1のスイッチ209がオンし
(S103)、中央制御装置201への入力信号がハイ
レベルからローレベルへ変化する。中央制御装置201
は、この入力信号の変化に基づいてオフフックを検出す
る。
【0052】中央制御装置201は、このオフフックの
検出と同時に、固定機2の変復調装置217、第2のス
イッチ218、送信部215b及びアンテナ216を介
し、更に移動機1のアンテナ106、受信部105b及
び変復調装置104を介して移動機1のCPU101へ
固定機2がオフフックされたことを通知する(S10
4)。
【0053】移動機1のCPU101は、これを受けて
LED119を点灯させ、固定機2が使用中であること
を表示する(S105)。移動機1の使用者は、LED
119が点灯することにより、固定機2が使用中のため
に移動機1により通話できないことを即座に認識する。
【0054】一方、固定機2の中央制御装置201は、
キーマトリクス205からダイヤル番号の入力を検索し
(S106)、入力されたダイヤル番号に従ってダイヤ
ルパルス生成回路210からダイヤルパルスを出力させ
るか、又はDTMF信号生成回路211からDTMF信
号を出力させる(S107)。なお、ダイヤルパルスを
送出するか、又はDTMF信号を送出するかは、図示し
ないスイッチ又は設定データにより予め定められてい
る。この時、第3のスイッチ219は、ハンドセット2
13側へ接続されているので、電話回線210から図示
しない相手を呼出し中はリングバックトーン(呼出音)
が、また上記相手が通話中の場合はビジートーン(話中
音)が、ハンドセット213の受話器から聞こえ、上記
相手が応答すれば通話状態に入る(S108)。
【0055】続いて、固定機2の使用者が、通話を終了
しハンドセット213を元の位置に載置する(即ちオン
フックする)と(S109)、フックスイッチ208は
自動的に図2の状態へ戻り(S110)、第1のスイッ
チ209も自動的にオフとなり(S111)、中央制御
装置201は入力信号がローレベルからハイレベルへ変
化することによりオンフックを検知する。すると中央制
御装置201は前記ステップS104と同一のルートで
移動機1のCPU101へオンフックされたことを通知
する(S112)。
【0056】移動機1のCPU101は、これを受けて
LED119を消灯し、固定機2が使用中であることを
示す表示を消去する(S113)。
【0057】移動機1の使用者は、LED119の消灯
により、移動機1による通話が可能であることを認識す
る。
【0058】次に、図4及び図5に従って説明する。
【0059】まず、移動機1の使用者が、LED119
が消灯していることを確認して移動機1を図示しない充
電台から上げると、第1のスイッチ116が自動的にオ
ン状態になり、CPU101への入力信号がハイレベル
からローレベルへ変化するため、CPU101はオフフ
ックとして検出する(S201)。CPU101は、移
動機1の変復調装置104、第2のスイッチ117、送
信部105a及びアンテナ106を介し、更に固定機2
のアンテナ216、受信部215a及び変復調装置21
7を介して中央制御装置201へ移動機1のオフフック
を通知する(S202)。
【0060】中央制御装置201は、これを受けて通話
チャネルの指定を図3のステップS104と同一のルー
トで通知する(S203)と共に送受信部215の通話
チャネル制御を行う(S204)。CPU101は、同
様に送受信部105の通話チャネル制御を行う(S20
5)と共に第3のスイッチ118をオン状態にする(S
206)。中央制御装置201は、続いて第2のスイッ
チ218を図2の状態から送信部215bとコンパンダ
214を接続する状態に切り替え、更に第3のスイッチ
219を図2の状態から、スピーチネットワーク212
と第4のスイッチ222及びコンパンダ214を接続す
る状態に切り替え(S207)、第4のスイッチ22
2、第5のスイッチ223をオン状態にする(S20
8)。以上により移動機1のレシーバ111に電話回線
220からのダイヤルトーン(発信音)が出力される。
CPU101は、キーマトリクス205からダイヤル入
力を検出すると、ステップS202と同一のルートでダ
イヤルデータを中央制御装置201へ送信する(S20
9)。中央制御装置201は、前述した設定に従い受信
したダイヤルデータをダイヤルパルス又はDTMF信号
として電話回線220へ出力する(S210)。一連の
ダイヤル入力、ダイヤルパルス又はDTMF信号の送出
が終了すると、電話回線220からはリングバックトー
ン(呼出音)又はビジートーン(話中音)が送られ、固
定機2の第5のスイッチ223、ダイヤルパルス生成回
路210、スピーチネットワーク212、第3のスイッ
チ219、コンパンダ214、第2のスイッチ218、
送信部215b及びアンテナ216を介し、更に移動機
1のアンテナ106、受信部105b、コンパンダ10
7、第3のスイッチ118及びレシーバアンプ109を
介してレシーバ111に送られ音として発せられる。
【0061】応答検出回路224が極性反転等により応
答を検出すると(S211)、中央制御装置201へ検
出信号として送られ、中央制御装置201は、第2のス
イッチ218を一度図2の状態へ戻し、前記ステップS
203と同一のルートでCPU101へ相手応答を通知
する(S212)。CPU101は、これを受けて第2
のスイッチ117を図1の状態から送信部105aとコ
ンパンダ107を接続する状態に切り替える(S21
3)と共に、中央制御装置201は、再度第2のスイッ
チ218を送信部215bとコンパンダ214を接続す
る状態へ切り替える(S214)。
【0062】以上により移動機1と図示しない電話回線
220の先の相手と通話可能になる(S215)。移動
機1を充電台に載置すると、第1のスイッチ116が自
動的にオフ状態になり、CPU101への入力信号がロ
ーレベルからハイレベルへ変化することによりオンフッ
クと見なし(S216)、第2のスイッチ117を元の
状態へ戻し、第3のスイッチ118をオフすると共に、
中央制御装置201へステップS202と同一ルートで
オンフックを通知し、中央制御装置201はこれを受け
て第2のスイッチ218及び第3のスイッチ219を元
の状態へ戻し、第4及び第5のスイッチ222、223
をオフする(S217)。
【0063】また、応答検出(S211)の前にビジー
トーン(話中音)を聞いて又は、相手が応答しないと判
断して移動機1をオンフックすると(S218)、ステ
ップS217へ進み元の状態へ戻る。
【0064】以上発信の場合について述べられたが、電
話回線220から着信検出回路206が着信を検出し、
固定機2のサウンダを鳴動させると共に、中央制御装置
201からCPU101へ着信を通知し、移動機1のサ
ウンダ114をも鳴動させ、固定機2が先に応答し、通
話に入った場合も同様に中央制御装置201からCPU
101へ応答のオンフックをしたことを通知し、CPU
101はこれを受けてサウンダ114の鳴動を停止する
と共にLED119を点灯させる。該通話が終了し、固
定機2がオンフックすると再び中央制御装置201から
CPU101へ通知し、CPU101はLED119を
消灯させる。
【0065】このような実施例によれば、固定機2のオ
ンフック状態又はオフフック状態によって移動機1のL
ED119を点灯又は消灯するようにしたので、移動機
1を使用して通話をしようとする際、一見するだけで固
定機2が使用中(通話中)であり、移動機1から発信で
きないことが即座に判別できる効果があり、従来のよう
に、移動機に一度発信操作を施し、警告音等により使用
不能であることが初めて分かるというような手間を省け
る。
【0066】なお、本発明は上述した実施例の他、その
要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、LE
D119は、点灯の代わりに消費電力低減のために点滅
でも良い。また、固定機2はボタン電話装置の主装置に
接続され、電源部221は上記主装置と接続された回線
220からの給電を必要な電圧に変換するものであって
も本発明の本質は何ら変わるものではない。また、LE
D119の代わりに液晶表示器等、他の表示器を用いて
もよく、更には可聴表示を用いることとしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した請求項1記載の発明によれ
ば、移動機側に送受話器の固定機本体に対する離着の検
出結果を表示するようにしたので、移動機が通話可能か
否かを迅速かつ正確に判別可能なコードレス電話装置を
提供することができる。
【0068】また、請求項2記載の発明によれば、検出
結果が可視表示されるので、移動機が通話可能か否かを
より迅速かつ正確に判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話装置の一実施例を示す
移動機のブロック図である。
【図2】同コードレス電話装置の固定機のブロック図で
ある。
【図3】固定機から発信する際の制御フローチャートで
ある。
【図4】移動機から発信する際の制御フローチャートで
ある。
【図5】移動機から発信する際の制御フローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 移動機 2 固定機 101 CPU 119 LED(表示手段) 201 中央制御装置(通知手段) 208 フックスイッチ(検出手段) 213 ハンドセット(送受話器)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受話器を備え有線による通話が可能な
    固定機と、この固定機から所定の範囲内で電波による通
    話が可能な移動機とを有するコードレス電話装置におい
    て、前記送受話器の固定機本体に対する離着を検出する
    検出手段と、この検出手段の検出結果を前記移動機に通
    知する通知手段と、前記移動機に設けられ前記通知手段
    からの通知内容に応じて固定機が使用中であるか否かを
    表示する表示手段とを具備することを特徴とするコード
    レス電話装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記表示内容を可視表
    示することを特徴とする請求項1記載のコードレス電話
    装置。
JP5346675A 1993-12-21 1993-12-21 コードレス電話装置 Pending JPH07184257A (ja)

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