JPH07184117A - 映像表示装置およびそれを用いた表示システム - Google Patents

映像表示装置およびそれを用いた表示システム

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JPH07184117A
JPH07184117A JP32446393A JP32446393A JPH07184117A JP H07184117 A JPH07184117 A JP H07184117A JP 32446393 A JP32446393 A JP 32446393A JP 32446393 A JP32446393 A JP 32446393A JP H07184117 A JPH07184117 A JP H07184117A
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video
signal
image
display
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JP32446393A
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English (en)
Inventor
Masayasu Eto
正容 江渡
Atsushi Maruyama
敦 丸山
Hiroyuki Urata
浩之 浦田
Fumio Inoue
文夫 井上
Masanori Ogino
正規 荻野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 周波数の異なる映像AおよびBに各々対応す
る映像信号および同期信号の入力手段10A,10Bお
よび40A,40Bと、2つの映像A,Bのうち一方の
映像Bをディジタル化するA/D変換手段21と、A/
D変換したディジタル信号を記憶するメモリ22と、他
方の映像信号Aに同期してメモリから映像Bのディジタ
ル信号を読み出すための読出制御手段26と、読み出し
た映像Bのディジタル信号をアナログ映像信号に変換す
るD/A変換手段23と、D/A変換した映像Bに基づ
いて合成用のキー信号を発生する手段9と、映像Aおよ
びD/A変換した映像Bとを合成して一つの映像信号N
を形成する合成手段5と、合成された映像信号Nを1つ
の映像信号として表示する映像表示手段8を設ける。 【効果】 映像Aの表示画面に周波数の異なる映像Bの
手書き文字合成、ポインタ合成、ウィンド合成が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像表示を行う映像表
示装置およびそれを用いた表示システムに係り、特に、
外部から入力する周波数の異なる映像信号を用いて親画
面上に手書き文字や矢印などを合成表示することができ
る映像表示装置およびそれを用いた表示システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像表示装置は、特公平5−25
432号公報に記載されるテレビジョン装置のように、
特定の親画面上に子画面を合成表示する場合には、表示
する子画面の映像信号は同じ映像信号を圧縮し、長方形
の窓形状で子画面を合成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】親画面中に合成表示さ
れる子画面がテレビジョン信号である場合には、窓形状
の子画面であっても不都合はない。しかし、子画面に相
当する映像信号が、矢印もしくは手書きの落書文字であ
る場合、矢印の形状もしくは曲線そのものを親画面に合
成する方が好ましい。
【0004】このような矢印形状もしくは曲線を親画面
に合成するには、形状に即したタイミングで合成を制御
すること必要であるが、子画面の周波数が親画面と異な
る場合にはタイミングが一意的には決定できない。した
がって、親画面に周波数の異なる矢印形状もしくは曲線
を画面合成するのは非常に困難であった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、周波数の異なる映像信号
を用いて親画面上に手書き文字や矢印などを容易に合成
表示できる映像表示装置およびそれを用いた表示システ
ムを提供することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】親画面(映像A)に、水
平・垂直周波数の異なる子画面(映像B)を合成表示す
る場合を想定する。まず、映像Aおよび映像Bに各々対
応する映像信号および同期信号の入力手段を表示装置に
設け、上記入力手段に入力する映像Aに対してはスルー
表示とする。一方の映像Bに対しては、アナログ信号を
ディジタル化するA/D変換手段と、A/D変換した映
像Bのディジタル信号を記憶するメモリと、他方の映像
信号Aに同期してメモリから映像Bのディジタル信号を
読み出すための読出制御手段と、読み出した映像Bのデ
ィジタル信号をアナログ映像信号に変換するD/A変換
手段とを設け、例えばD/A変換後の映像Bのレベルに
より映像Bの合成キー信号(合成用タイミング信号)を
発生するキー信号回路と、該キー信号回路からのキー信
号に基づいて映像AおよびD/A変換した映像Bを1つ
の映像信号Nに合成する合成手段と、合成された映像信
号Nを表示する映像表示手段とを設ける。
【0007】
【作用】映像Bのメモリ読み出しタイミングを映像Aに
同期させることにより、映像Aに周波数の異なる映像B
を同期させることが可能となる。さらに、同期を合わせ
た映像Bを基にキー信号回路で、あらかじめ設定した電
圧と映像Bのレベルとを比較し、映像Bの内容に即した
キー信号を発生する。この映像Aに同期したキー信号を
用いることにより、映像Bが矢印あるいは手書き文字で
あっても、映像Aに合成することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示した各実施例によって詳
細に説明する。
【0009】〈第1実施例〉図1は本発明の第1実施例
に係る拡大処理回路を内蔵した映像表示装置のブロック
図であり、本実施例の映像表示装置は、2つのアナログ
入力映像信号をアナログ合成して表示ディスプレイ上に
表示する。
【0010】図1のブロック図に示す点線枠の映像表示
装置1は、映像Aの入力端子10A、映像Bの入力端子
10B、拡大制御信号の入力端子30X、表示制御信号
の入力端子30W、映像Aの同期信号(=同期A)の入
力端子40A、映像Bの同期信号(=同期B)の入力端
子40B、入力端子30Xへの拡大制御信号(=拡大
X)に基づいてアナログの映像Bを拡大してアナログ出
力するアナログ入力/アナログ出力の拡大処理回路2、
入力端子30Wへの表示制御信号(=表示W)に基づい
て2画面の合成を制御する表示制御回路4、表示制御回
路4からの制御にしたがって合成キー信号を発生するキ
ー信号回路9、同期Bおよび同期Aの同期切替回路6、
映像Aおよび拡大処理した映像Bをアナログ合成する画
面合成回路5、合成した映像信号を処理する映像処理回
路7、映像処理された映像信号を表示するアナログディ
スプレイ(表示ディスプレイ)8から構成される。
【0011】さらに、拡大処理回路2は、アナログ信号
をディジタル信号に変換するA/D回路21、ディジタ
ル変換した映像信号を記憶するメモリ回路22、メモリ
回路22からのディジタル信号をアナログ信号に変換す
るD/A回路23、A/D回路21からのディジタル信
号をメモリ回路22に書き込むための書込制御回路2
4、メモリ回路22からのディジタル信号をD/A回路
23に読み出すための読出制御回路26、書込制御回路
24および読出制御回路26を制御する拡大制御回路2
5から構成される。
【0012】なお、上記図1の構成では点線枠で示す拡
大処理回路2には例えばキー信号回路9を含んでいない
が、これは説明の便宜上であって、本第1実施例が図1
の構成に限定されることを意図するものではない。点線
枠で示す拡大処理回路2にキー信号回路9等を含む構成
では、構成の説明が異なるだけであり、その動作および
効果は図1と同じである。
【0013】また、図1の構成は当然のことながら、前
提として映像Aおよび映像Bはカラー信号であって、例
えばRGB原色信号を1組とする映像信号である。すな
わち、図1の回路ブロックにおける少なくとも同期回路
を除く各回路は、例えばRGB原色信号を処理すること
を意味する。なお、これは以下の実施例においても同様
である。
【0014】映像表示装置1の動作は、以下のとおりで
ある。入力端子10Aには映像Aを入力し、合成する1
つの信号として画面合成回路5に映像Aを入力する。入
力端子10Bには映像Bを入力し、拡大処理回路2で
は、映像Bの所定部分を拡大しかつ同期切替回路6の出
力に基づいて同期を合わせて、合成する他方の信号とし
て画面合成回路5に入力する。キー信号回路9は、表示
制御回路4からの制御信号に基づいて、拡大処理回路2
から出力される映像Bの合成キー信号を発生し、画面合
成回路5の合成タイミングを制御する。映像処理回路7
では、画面合成した映像信号に振幅調整や輪郭補正など
の映像処理を施して、表示ディスプレイ8に表示させ
る。
【0015】上記動作において、映像表示装置1では、
画面合成回路5および同期切替回路6の状態によって、
次の4つの表示モードが可能である。 表示モード:入力端子10Aに入力する映像Aだけを
スルーにて表示する場合。 表示モード:入力端子10Bに入力する映像Bだけを
拡大し、同期Bに同期して表示する場合。 表示モード:入力端子10Bに入力する映像Bだけを
拡大し、同期Aに同期して表示する場合。 表示モード:入力端子10Aおよび入力端子10Bに
それぞれ入力する映像Aおよび映像Bを合成し、同期A
に同期して表示する場合。上記の各表示モードは、以下
のとおりに実現できる。
【0016】表示モード:入力端子10Aに入力する
映像Aだけをスルーにて表示する場合は、同期切替回路
6は同期Aを通過させ、画面合成回路5は映像Aだけを
通過させる。すなわち、画面合成回路5では映像Aだけ
が出力され、映像処理回路7では同期Aに同期した映像
処理を映像Aに施し、アナログディスプレイ8では映像
Aだけを表示する。
【0017】表示モード:入力端子10Bに入力する
映像Bだけを拡大し、同期Bに同期して表示する場合
は、同期切替回路6は同期Bを通過させ、画面合成回路
5は拡大処理回路2で処理された映像B(以下、これを
拡大映像Bと称す)だけを通過させる。すなわち、画像
合成回路5では拡大映像Bだけが出力され、映像処理回
路7では同期Bに同期した映像処理を拡大映像Bに施し
て、アナログディスプレイ8に拡大映像Bだけを表示さ
せる。ここで、拡大処理回路2では以下の処理により、
映像Bに対する拡大処理を行い、同期切替回路6の出力
信号、この表示モードの場合には同期Bに、同期して
拡大映像Bを出力する。
【0018】拡大制御回路25は、入力端子30Xに入
力する拡大X(=拡大制御信号X)に準拠して書込制御
回路24と読出制御回路26を制御し、まず、書込制御
回路24は、同期B(=映像Bの同期信号)に同期して
A/D回路21およびメモリ回路22のタイミング制御
を行う。A/D回路21は入力端子40Bに入力する同
期B(=映像Bの同期信号)に同期して、入力端子10
Bに入力する映像B(=映像信号B)をディジタル信号
に変換する。メモリ回路22はA/D変換したディジタ
ル信号で拡大すべき部分を一時的に記憶する。次に、読
出制御回路26は、映像Bの拡大処理のみの場合である
ので、同期切替回路6の同期Bに同期してメモリ回路2
2およびD/A回路23のタイミング制御を行う。メモ
リ回路22は切替回路6の同期Aあるいは同期Bの切替
出力に同期して(ここでは同期Bに同期して)、記憶し
たディジタル信号を拡大して読み出す。D/A回路23
は読み出されたディジタル信号をアナログ信号に変換
し、同期Bに同期した周波数のアナログ映像信号を出力
する。
【0019】表示モード:入力端子10Bに入力する
映像Bだけを拡大し、同期Aに同期して表示する場合
は、同期切替回路6は同期Aを通過させ、画面合成回路
5は拡大処理回路2で処理された映像B(拡大映像B)
だけを通過させる。すなわち、画面合成回路5では拡大
映像Bだけが出力され、映像処理回路7では同期Aに同
期した映像処理を拡大映像Bに施して、アナログディス
プレイ8に拡大映像Bだけを表示させる。ここで、拡大
処理回路2では映像Bに対する拡大処理を行い、同期切
替回路6の出力信号、この表示モードでは同期Aに、
同期して拡大映像Bを出力する。
【0020】表示モード:入力端子10Aおよび入力
端子10Bにそれぞれ入力する映像Aおよび映像Bを合
成して表示する場合には、同期切替回路6は同期Aを通
過させ、画面合成回路5は、映像A、および映像Aと同
じ周波数となるように拡大処理回路2で処理された映像
B(拡大映像B)を適宜切り替えて出力する。すなわ
ち、画面合成回路5から映像Aおよびこれと同じ周波数
の拡大映像Bの合成画面が出力され、この合成画面に対
して映像処理回路7では同期Aに同期した映像処理を施
して、アナログディスプレイ8に表示させる。この表示
モードでは、拡大処理回路2は、以下の処理により映
像Bに対する拡大処理を行い、同期切替回路6の出力信
号、この表示モードでは同期Aに、同期して拡大映像
Bを出力する。
【0021】拡大制御回路25は、入力端子30Xに入
力する拡大Xに準拠して書込制御回路24と読出制御回
路26を制御し、まず、書込制御回路24は、同期Bに
同期してA/D回路21およびメモリ回路22のタイミ
ング制御を行う。A/D回路21は入力端子40Bに入
力する同期Bに同期して、入力端子10Bに入力する映
像Bをディジタル信号に変換する。メモリ回路22はA
/D変換したディジタル信号で拡大すべき部分を一時的
に記憶する。次に、読出制御回路26は、映像Bと映像
Aの画面合成を行う場合であるので、同期切替回路6の
同期Aの出力に同期してメモリ回路22およびD/A回
路23のタイミング制御を行う。すなわち、メモリ回路
22は同期切替回路6の同期Aの切替出力に同期して、
記憶したディジタル信号を拡大して読み出す。D/A回
路23は読み出されたディジタル信号をアナログ信号に
変換し、同期Aの周波数に基づくアナログ映像信号を出
力する。
【0022】なお、以上の表示モード〜の説明で
は、映像処理回路7あるいは表示ディスプレイ8の表示
周波数については特に言及していないが、表示ディスプ
レイ8は少なくとも映像Aおよび映像Bの周波数で表示
できるいわゆるマルチスキャンタイプのディスプレイで
あることを想定している。なお、これは以下の実施例に
おいても同様である。
【0023】なおまた、表示ディスプレイ8がマルチス
キャンタイプのディスプレイでなくても、例えば表示デ
ィスプレイ8が映像Aの周波数のみに対応するシングル
スキャンタイプのディスプレイであっても、映像Aと映
像Bとの画面合成が可能であることはいうまでもない。
ただしこの場合には、表示ディスプレイ8が映像A(す
なわち同期A)に対応するシングルスキャンであるとき
には、例えば本実施例における「同期Bに同期して表示
する」表示モードは実施出来ない等、表示モードの機
能が若干制限される。
【0024】また、図1に示す本実施例では、映像Aと
D/A回路23の出力との直流分があらかじめ決定して
いるものとして、直流分再生するためにクランプ回路を
明示していない。もちろん、必要に応じてクランプ回路
を設けても、本実施例の本質は同じであることはいうま
でもない。
【0025】また、図1では映像Aがアナログ信号とし
て仮定しているが、ディジタル信号であっても例えば画
面合成回路5がアナログ合成からディジタル合成となる
だけであって、拡大処理を行って合成する構成の本質は
同じであり、本実施例(本発明)の効果は同じであるこ
とは明かである。
【0026】上述したように本実施例の映像表示装置に
よれば、周波数の異なる映像A,映像Bを入力として、
映像Aのスルー表示、映像Bの拡大表示、あるいは映像
Aと映像Bの合成画面表示を行うことが出来る。
【0027】次に、本実施例の画面合成について、図
2,図3,図4を用いてさらに具体的に説明する。
【0028】図2は、本実施例の映像表示装置1での合
成の流れを示す説明図である。ここで、映像AはEWS
(画素数が水平1280×垂直1024ドット)とし、
映像BはVGA(Video Graphic Array :画素数が水平
640×垂直480ドット)に準拠する落書あるいは矢
印画面として、両者の表示画素数にしたがって、また走
査周波数も異なるものとして具体的に合成のフローを説
明する。
【0029】映像Aの信号源110Aからの映像信号
は、信号処理を行わずスルーで画面121Aとして表示
できる。映像Bの信号源110Bからの映像信号は、A
/D変換した後に、本来水平640×垂直480ドット
の表示画面120Bの内で合成すべき所定の箇所をビデ
オメモリに記憶する。メモリに記憶した映像Bを拡大し
て、EWSの仮想的な表示画面121Bが得られるよう
に拡大処理を行う。この表示画面120Bを拡大処理し
た仮想画面121Bを、映像Aの表示画面121Aの同
期信号(同期A)に基づいてビデオメモリから読み出
す。ビデオメモリから読み出した仮想的な表示画面12
1Bと表示画面121Aとは、同じ画素数のEWS映像
でありかつ走査の同期が一致するので、ビデオスイッチ
等により両映像信号を適宜切替えて合成することが可能
である。合成した映像信号は1つの映像信号として信号
処理してディスプレイ上に表示することができる。
【0030】このように、映像Aの表示画面121Aに
周波数の異なる映像Bの表示画面120Bの落書曲線を
合成した表示画面130、あるいは映像Aの表示画面1
21Aに映像Bの表示画面120Bの矢印を合成した表
示画面131を表示することが可能となる。
【0031】図3は、図1中におけるキー信号回路9の
構成例を示すブロック図である。同図に示すキー信号回
路9は、映像Bの入力端子9−1、アナログ比較器9−
3、比較基準電源9−6、比較用の基準電圧の制御端子
9−4、EOR(Exclusive-OR)回路9−7、EOR回
路9−7を制御して出力極性を決める制御端子9−5、
キー信号の出力端子9−2から構成される。
【0032】アナログ比較器9−3は、映像Bと基準電
圧源9−6とを比較し、例えば映像BのレベルVbが基
準電圧源9−6の基準電圧Vrより高い場合は、出力V
cとして論理Highを出力し、映像BのレベルVbが
基準電圧源9−6の基準電圧Vrより低い場合は、出力
Vcとして論理Lowを出力する。そして、EOR回路
9−7でアナログ比較器9−3の出力電圧Vcの極性を
定めて、キー信号Vkとして端子9−2から出力する。
【0033】図3のキー信号回路9の動作は、映像信号
の振幅Vb、基準電圧の制御端子9−4で制御される基
準電圧Vr、EOR回路9−7の制御端子9−5への電
圧VeのHigh/Low論理によって、 (1)モード1:黒レベル<Vr<白レベル,Ve=L
の場合 Vb>VrのときVk=H Vb<VrのときVk=L (2)モード2:黒レベル<Vr<白レベル,Ve=H
の場合 Vb>Vrのとき:Vk=L Vb<Vrのとき:Vk=H (3)モード3:Vr<黒レベル,Ve=Lの場合 常時Vk=H (4)モード4:Vr<黒レベル,Ve=Hの場合 常時:Vk=L (5)モード5:白レベル<Vr,Ve=Lの場合 常時:Vk=L (6)モード6:白レベル<Vr,Ve=Hの場合 常時:Vk=H という、上記の6つのモードが実現できる。
【0034】すなわち、画面合成回路5において、 Vk=Hのとき映像BがON Vk=Lのとき映像BがOFF とすれば、 (a)黒レベル<Vr<白レベルの場合 モード1:Ve=Lのとき、映像Bの白レベル合成 モード2:Ve=Hのとき、映像Bの黒レベル合成 となり、 (b)Vr<黒レベルの場合(Vk=L) モード3:Ve=Lのとき映像A表示 モード4:Ve=Hのとき映像B表示 (c)白レベル<Vrの場合(Vk=H) モード5:Ve=Lのとき映像B表示 モード6:Ve=Hのとき映像A表示 となる。
【0035】したがって、図3に示すキー信号回路9の
構成によれば、映像Bが白背景に黒の落書あるいは矢印
の場合は上記モード1によって、黒背景に白の落書もし
くは矢印の場合は上記モード2によって、それぞれ映像
Aに落書曲線等を合成することが可能である。さらに他
のモード3〜6を用いることにより、映像Aと映像Bと
の切替や、映像Aに映像Bの子画面(窓状)を合成する
ことも可能である。
【0036】図4は、黒レベル<Vr<白レベルでVe
=Hの場合であって、図3に示すキー信号回路9におけ
る上記モード2での動作を説明するための波形図であ
る。
【0037】例えば、映像Bは白地に黒の落書曲線であ
り、n番目の走査線における映像Bの映像電圧Vbを比
較検出するものとする。電圧比較器(アナログ比較器)
9−3のスレシホールド電圧は基準電圧Vrであり、各
時刻tおけるVbの状態に応じて、Vkは、 t<t0:Vb=黒 Vk=H t0:Vb=黒→白 Vk=H→L t1:Vb=白→黒 Vk=L→H t2:Vb=黒→白 Vk=H→L t3:Vb=白→黒 Vk=L→H t4:Vb=黒→白 Vk=H→L t5:Vb=白→黒 Vk=L→H t5<t:Vb=黒 Vk=H のように変化する。
【0038】即ち、t<t0,t1<t<t2,t3<
t<t4,t5<tの期間においてVk=Hとなるの
で、映像合成回路5において映像BがONとなり、映像
Aに映像Bを合成することが可能となる。
【0039】上記図1〜図4を用いて説明した本第1実
施例は、キー信号回路9におけるアナログ比較器9−3
を用いて映像Bの合成キー信号を形成する構成である。
他の方法として、合成キー信号をディジタル比較器で形
成することも可能であって、このように構成した実施例
を図5および図6を用いて説明する。
【0040】〈第2実施例〉図5は、本発明の第2実施
例に係る拡大処理回路を内蔵した映像表示装置のブロッ
クであり、本実施例の映像表示装置も、2つのアナログ
入力映像信号をアナログ合成して表示ディスプレイに表
示する。なお、図5において前述した実施例と均等な構
成要素には同一符号を付し、その説明は重複を避けるた
め割愛する(これは、以下の各実施例においても同様で
ある)。
【0041】図5の構成は、図1に示す映像表示装置1
とほぼ同じであるが、D/A回路23に入力するディジ
タル形式の映像B(ディジタル映像B)を分配し、該デ
ィジタル映像Bを、合成キー信号を発生するキー信号回
路9に入力する点が、図1の構成と異なる。本実施例の
動作は、キー信号回路9でディジタル映像Bを基準にキ
ー信号を形成している点を除き、図1に示す映像表示装
置1と同じである。
【0042】斯様な構成をとる本実施例においても、前
記第1実施例と同様の効果を奏し、周波数の異なる映像
A,映像Bを入力として、映像Aのスルー表示、映像B
の拡大表示、あるいは映像Aと映像Bの合成画面表示を
行うことが出来る。
【0043】図6は、図5中におけるキー信号回路9の
構成例を示すブロック図である。同図に示すキー信号回
路9は、映像Bの入力端子9−1、ディジタル比較器9
−3’、基準電圧データを入力して基準電圧を決める制
御端子9−4、EOR(Exclusive-OR)回路9−7、E
OR回路9−7を制御して出力極性を決める制御端子9
−5、キー信号の出力端子9−2から構成される。即
ち、図6に示すキー信号回路9は、図3におけるアナロ
グ比較器9−3の代りにディジタル比較器9−3’を設
け、さらに図3における比較基準電源9−6省き、制御
端子9−4には基準電圧のデータを入力する構成となっ
ている。
【0044】図6のキー信号回路9の動作も、前記した
図3のキー信号回路9とほとんど同じであり、ディジタ
ル比較器9−3’は、比較するディジタル映像Bと制御
端子9−4の基準電圧データとを比較し、例えばディジ
タル映像Bおよび基準電圧データが8bitであるとし
て、映像BのデータDbより基準電圧データDrが大き
い場合は、出力Vcとして論理Highを出力し、映像
BのデータDbが基準電圧源9−6の基準電圧データD
rより小さい場合は、出力Vcとして論理Lowを出力
する。そして、EOR回路9−7でディジタル比較器9
−3’の出力電圧Vcの極性を定めて、キー信号Vkと
して端子9−2から出力する。
【0045】従って、図6のキー信号回路9の動作は、
映像信号の振幅データDb、基準電圧データの入力端子
9−4での基準電圧データDr、EOR回路9−7の制
御端子9−5への電圧VeのHigh/Low論理によ
って、図3と同じモードが実現できる。
【0046】よって、図6に示すキー信号回路9を用い
れば、前記した図3の場合と同様に、映像Bが白背景に
黒の落書あるいは矢印の場合は、前記したモード1によ
って、また、黒背景に白の落書もしくは矢印の場合は、
前記したモード2によって映像Aに落書曲線等を合成す
ることが可能である。さらにまた図3の場合と同様に、
前記した他のモード3〜6を用いることにより、映像A
と映像Bとの切替や、映像Aに映像Bの子画面(窓状)
を合成することも可能となる。
【0047】なお本実施例では、ディジタル映像Bを基
準にキー信号を形成し、このキー信号でアナログ映像A
にアナログ映像Bを画面合成回路5でアナログ合成する
構成となっている。これは、前記第1実施例にならって
本第2実施例においても、画面合成回路5でアナログ合
成を行うことを前提としているためである。
【0048】〈第3実施例〉図7は、本発明の第3実施
例に係る拡大処理回路を内蔵した映像表示装置のブロッ
ク図であり、本実施例の映像表示装置は、2つのディジ
タル入力映像信号をディジタル合成して表示ディスプレ
イに表示する。
【0049】図7の構成は、図5の構成と大部分が同じ
であるが、画面合成回路5でディジタル合成を行うこと
を前提としており、図5におけるD/A回路23、さら
に映像Bがディジタルであることに鑑みてA/D回路2
1も取り除いた構成となっている。そして、本実施例の
動作は、映像Aおよび映像Bをディジタル信号として合
成する点を除いて、図5の動作と同じである。
【0050】なお、映像Aと映像Bの合成信号Nはディ
ジタル信号であるが、映像処理回路7および表示ディス
プレイ8でこのディジタル信号を表示するものとして、
図7を構成している。すなわち、表示ディスプレイ8が
アナログディスプレイであるならば、映像処理回路7に
おいてディジタル信号をアナログ信号に変換する機能を
含むものと看做し、表示ディスプレイ8がディジタルデ
ィスプレイで有るならば、映像処理回路7はディジタル
信号をディジタルで処理して出力する機能を含むものと
看做す。
【0051】斯様な構成をとる本実施例においては、映
像Aに映像Bをディジタル的に合成する場合には、映像
Bのドットクロックでキー信号の形成および画面合成を
同期させることにより、アナログ合成に比べてより精緻
な合成を行うことが可能となる。
【0052】なお、上述してきた第1〜第3実施例にお
いては、2つのアナログ映像信号を入力する場合、およ
び2つのディジタル映像信号を入力する場合について述
べたが、入力映像信号としてアナログ映像とディジタル
映像が混在した場合においても本発明が適用可能である
ことはいうまでもなく、この場合は何れか一方をアナロ
グ信号もしくはディジタルに変換し、画面合成回路5で
アナログ的もしくはディジタル的に合成すればよい。
【0053】〈第4実施例〉図8は、本発明の第4実施
例に係る映像表示装置の概念図であり、本実施例の映像
表示装置は、拡大処理回路を搭載した回路基板を着脱可
能とした構成となっている。
【0054】図8に示す映像表示装置1内には、映像A
および映像Bとを切替もしくは合成して1つの映像信号
Nを形成する画面合成手段と、切り替えた映像信号Nを
1つの映像信号として表示する映像表示手段を内蔵回路
として設けてあり、また、映像表示装置1の筐体部に
は、映像Aに対応する映像信号の入力端子10A、およ
び映像A,Bの同期信号の入力端子40A,40B、表
示制御信号の入力端子30W、映像Bを拡大/縮小する
信号処理用の拡大回路基板31の基板挿入口600が設
けられている。
【0055】また、映像Bを拡大処理する拡大回路基板
31には、少なくとも、例えばA/D変換手段、メモ
リ、D/A変換手段、書込・読出制御手段からなる拡大
処理回路2を搭載すると共に、映像Bの入力端子10
B、拡大制御信号の入力端子30X、および、映像表示
装置1の内蔵回路と接続されて映像Bを出力する映像出
力端子39−1を含む入出力端子部39を設けてある。
【0056】本実施例では、拡大回路基板31を映像表
示装置1に挿入・接続した状態において、映像表示装置
1の前記画面合成手段を制御することにより、映像Aの
表示、映像Bの表示、および映像Aと映像Bの合成表示
が切替可能なディスプレイ装置として機能する。
【0057】斯様な構成をとる本実施例では、拡大回路
基板31に搭載した入力端子30Xへの拡大制御信号を
制御することによって、拡大回路基板31を内蔵した映
像表示装置1を用いたマルチ画面表示システムが構築可
能となり、表示面数を増加させても拡大処理を行う画像
処理部の筐体を増やす必要が無い等の効果が生じる。
【0058】〈第5実施例〉図9は本発明の第5実施例
に係る表示システムのブロック図で、本実施例は前記し
た各実施例の映像表示装置を単体で用いた単体画面表示
システムである。
【0059】図9に示す本実施例の表示システムは、映
像表示装置1と、信号源の1例としてEWS(Engineer
ing Work Station)信号源100およびNTSC(Nati
onalTelevision Systems Commitee;TVの放送規格)
信号源101と、AV(Audio Visual)コントローラ2
00と、集中制御卓300と、講演台500とから構成
される。単体画面表示システムの機器配置には多数の適
用例が考えられるが、図9の構成は特に、講演者が講演
台500に位置し、また進行管理人が集中制御卓300
に位置し、1台の映像表示装置1にEWSあるいはNT
SC映像を表示し、合わせて講演台からの落書文字やポ
インタ(指示矢印)などを合成表示する場合への適用例
である。
【0060】図9の構成においては、映像表示装置1に
表示すべき図面、映像あるいポインタの制御指示を、講
演台500から経路50を介して集中制御卓300に送
信し、またポインタなどの画像情報を経路12を介して
映像表示装置1に送る。集中制御卓300では、講演進
行のプログラムにあわせて経路35を介してAVコント
ローラ200を制御するとともに、AVコントローラ2
00からの経路35’を介して映像表示装置1の表示制
御を行う。AVコントローラ200では、集中制御卓3
00からの制御情報に基づいて、EWS信号源100あ
るいはNTSC信号源101からの映像を切り替え、切
り替えた映像を経路11を介して映像表示装置1に送
る。映像表示装置1では、経路35’からの制御情報に
基づいて表示制御を行い、経路11からのEWSあるい
はNTSC映像に、経路12からの落書文字やポインタ
などを同一画面上に合成表示できる。
【0061】斯様な構成をとる本実施例によれば、異な
る周波数を有する複数の信号源からの映像を表示し、か
つこれらの映像に対して落書文字やポインタなどの映像
を合成表示できる単体画面表示システムを実現できる。
【0062】〈第6実施例〉図10は本発明の第6実施
例に係る表示システムのブロック図で、本実施例は前記
した各実施例の映像表示装置を4台組み合せて用いたマ
ルチ画面表示システムである。
【0063】図10に示す本実施例の表示システムは、
4台の映像表示装置1−1,1−2,1−3,1−4
と、信号源の1例としてEWS(Engineering Work Sta
tion)信号源100,VGA(Video Graphic Array)
信号源102,NTSC(National Television System
s Commitee;TVの放送規格)信号源101,HD(Hi
gh Definition or Hi Vision)信号源103と、AV
(Audio Visual)コントローラ201と、集中制御卓3
01とから構成される。マルチ画面表示システムの機器
配置には多数の適用例が考えられるが、図10の構成は
特に、表示監視人が集中制御卓301に位置し、4台の
映像表示装置1−1〜1−4に、EWS,VGA,NT
SC,HDなどの映像を複数表示かつ合成表示するマル
チ表示システムへの適用例である。なお、図10におい
て表示面数を増やすには、本発明による映像表示装置1
を必要な台数だけ付加すればよいことは、当業者には明
らかである。
【0064】図10の構成において、集中制御卓301
では、表示プログラムに合わせて経路36を介してAV
コントローラ201を制御するとともに、AVコントロ
ーラ201からの経路36−1,36−2,36−3,
36−4を介してそれぞれ映像表示装置1−1,1−
2,1−3,1−4の表示制御を行う。AVコントロー
ラ201では、集中制御卓301からの制御情報に基づ
いて、EWS信号源100,VGA信号源102,NT
SC信号源101,HD信号源103などからの映像を
切り替え、切り替えた映像を2系統の経路11−1およ
び12−1,11−2および12−2,11−3および
12−3,11−4および12−4を介してそれぞれ映
像表示装置1−1,1−2,1−3,1−4に送る。こ
れら映像表示装置1−1〜1−4では、それぞれ経路3
6−1〜36−4からの制御情報に基づいて表示制御を
行い、2系統の経路11−1および12−1,11−2
および12−2,11−3および12−3,11−4お
よび12−4を介して送られてくるEWS,VGA,N
TSC,HDなどの映像を、1面表示,2面表示,3面
表示,4面表示,あるいは合成表示する。
【0065】斯様な構成をとる本実施例では、異なる周
波数の複数の信号源から送られてくる映像を1〜4面表
示し、かつこれら映像を表示装置毎に合成表示すること
が可能なマルチ画面表示システムを構築できる。
【0066】以上の図1〜図10を用いて説明した本発
明の各実施例では、合成用キー信号を用いて画面合成回
路5の切替制御を行っている。本発明におけるキー信号
は、画面切替にだけ用いられるものに限定されるもので
はないことを、次の第7実施例によって説明する。
【0067】〈第7実施例〉図11は、本発明の第7実
施例に係る拡大処理回路を内蔵した映像表示装置のブロ
ック図で、本実施例の映像表示装置は、2つのディジタ
ル入力映像信号をディジタル合成して表示ディスプレイ
に表示する。
【0068】図11の構成は、前記図7の第3実施例と
同様に、映像Aおよび映像Bがディジタルである場合の
例であるが、図7においては映像Aと映像Bを切り替え
るのに対して、本実施例では、画面合成回路5’で映像
Aおよび映像Bを、表示ディスプレイ8のγ値でγ処理
した上でディジタル的に加算する構成をとっている。
【0069】すなわち、図11は大部分が図7と同じで
あるが、画面合成回路5’が図7と異なっており、本実
施例の画面合成回路5’は、映像Aの逆γ補正回路5−
Aと、映像Bの逆γ補正回路5−Bと、逆γ補正した映
像A(逆γ映像A)と逆γ補正した映像B(逆γ映像
B)とを加算する加算回路5−Cと、加算後の映像をγ
補正するγ補正回路5−Dと、γ補正した映像の振幅を
調整する振幅調整回路5−Eとから構成される。
【0070】そして、本実施例の映像表示回路1では、
画面合成回路5’において、映像Aおよび映像Bを逆γ
補正し、それぞれA1/γおよびB1/γとして、双方を加
算して映像C=A1/γ+B1/γを形成し、映像Cにγ補
正を加えて、キー信号回路9からの信号に基づいて振幅
制御を行って合成信号を出力する。
【0071】上記のように加算した映像C=A1/γ+B
1/γは、映像Aおよび映像Bの情報を保持した映像信号
であり、前記図7の画面合成回路5における映像Aと映
像Bとの置き換えとは異なり、映像Aに映像Bをスーパ
ーインポーズ(2重表示)した表示となる。
【0072】このとき、スルー信号の映像Aに合成すべ
き映像Bが例えば高輝度表示である場合、キー信号回路
9からの合成キー信号を用いて合成映像Cの振幅を抑制
し、合成映像処理する後段の映像処理回路7での振幅飽
和を避けてスーパーインポーズを維持することが可能と
なる。
【0073】すなわち、本実施例では、映像Aに映像B
をスーパインポーズする場合において、映像Bを加算す
ることによる信号処理の飽和を避けて、より高品位な合
成を行うことが可能となる。
【0074】なお、図11において、振幅調整回路5−
Eの配置は必ずしもγ補正回路5−Dの後段である必要
はなく、例えば、画面合成回路5’ではなく映像処理回
路7の内部に配置しても、その効果は同じである。
【0075】また、図11において、映像Aと映像Bは
必ずしもディジタル信号である必要がないことは言うま
でもない。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したごとく本発明によれば、周
波数の異なる映像信号を用いて親画面上に手書き文字や
矢印なども容易に合成表示できる映像表示装置およびそ
れを用いた表示システムが提供でき、その産業的価値は
多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る映像表示装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の第1実施例における画面合成の流れを
示す説明図である。
【図3】図1中のキー信号回路の構成例を示すブロック
図である。
【図4】図3に示すキー信号回路の所定モードでの動作
状態を説明するための波形図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る映像表示装置のブロ
ック図である。
【図6】図5中のキー信号回路の構成例を示すブロック
図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る映像表示装置のブロ
ック図である。
【図8】本発明の第4実施例に係る映像表示装置の概念
図である。
【図9】本発明の第5実施例に係る単体画面表示システ
ムのブロック図である。
【図10】本発明の第6実施例に係るマルチ画面表示シ
ステムのブロック図である。
【図11】本発明の第7実施例に係る映像表示装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 映像表示装置 2 拡大処理回路 21 A/D回路 22 メモリ回路 23 D/A回路 24 書込制御回路 25 拡大制御回路 26 読出制御回路 4 表示制御回路 5,5’ 画面合成回路 5−A 逆γ補正回路 5−B 逆γ補正回路 5−C 加算回路 5−D γ補正回路 5−E 振幅調整回路 6 同期切替回路 7 映像処理回路 8 表示ディスプレイ 9 キー信号回路 9−1 映像入力端子 9−2 キー信号出力端子 9−3 アナログ比較器 9−3’ ディジタル比較器 9−4 基準電圧制御端子 9−5 出力極性制御端子 9−6 基準電圧源 9−7 EOR回路 10A 映像Aの入力端子 10B 映像Bの入力端子 30X 拡大Xの入力端子 30W 表示Wの入力端子 40A 同期Aの入力端子 40B 同期Bの入力端子 31 拡大回路基板 100 EWS信号源 101 NTSC信号源 102 VGA信号源 103 HD信号源 200,201 AVコントローラ 300,301 集中制御卓 500 講演台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 文夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 荻野 正規 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報映像メディア事業部 内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の外部入力端子を有し、入力映
    像信号をディスプレイ上に表示する映像表示装置におい
    て、 複数の映像信号を入力する複数の映像入力手段と、上記
    複数の映像信号にそれぞれ対応する同期信号を入力する
    複数の同期入力手段と、上記複数の同期信号を入力して
    1つの同期信号を出力する同期切替手段と、上記複数の
    映像信号の少なくとも1つを上記同期切替回路の出力同
    期信号に同期させて拡大処理する拡大処理手段と、該拡
    大処理手段からの映像信号の合成キー信号を発生する手
    段と、上記拡大処理手段を経由しない入力映像信号およ
    び上記拡大処理手段からの映像信号を1つの信号として
    合成する合成手段と、上記同期切替回路の出力に合わせ
    て上記合成手段からの映像信号処理する映像処理回路
    と、該映像処理回路からの映像を表示するディスプレイ
    とを具備したことを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記映像表示装置は、アナログ映像Aの入力端子10A
    と、アナログ映像Bの入力端子10Bと、拡大制御信号
    の入力端子30Xと、表示制御信号の入力端子30W
    と、上記アナログ映像Aに対応する同期Aの入力端子A
    と、上記アナログ映像Bに対応する同期Bの入力端子4
    0Bと、上記同期Bおよび同期Aの同期切替回路6と、
    上記アナログ映像Bの拡大処理回路2とを具備し、 上記拡大処理回路2は、アナログ信号をディジタル信号
    に変換するA/D回路21と、ディジタル変換した映像
    信号を記憶するメモリ回路22と、該メモリ回路22か
    らのディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A回
    路23と、上記A/D回路21から上記メモリ回路22
    への書き込みを上記同期Bに同期して制御する書込制御
    回路24と、上記メモリ回路22から上記D/A回路2
    3への読み出しを上記同期切替回路6の切替出力信号に
    同期して制御する読出制御回路26と、上記入力端子3
    0Xに入力する上記拡大制御信号に基づいて上記書込制
    御回路24および読出制御回路26を制御する拡大制御
    回路25とを少なくとも具備し、 さらに前記映像表示装置は、上記拡大処理回路2からの
    上記アナログ映像Bのアナログ振幅に基づいて合成キー
    信号を発生するキー信号回路9と、上記アナログ映像A
    と拡大処理した上記アナログ映像Bとをアナログ合成す
    る画面合成回路5と、上記入力端子30Wへ入力する上
    記表示制御信号に基づいて上記キー信号回路9および画
    面合成回路5を制御する表示制御回路4と、上記画面合
    成回路5で合成した映像信号を処理する映像処理回路7
    と、映像処理された映像信号を表示する表示ディスプレ
    イ8とを具備することを特徴とする映像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 前記映像表示装置は、アナログ映像Aの入力端子10A
    と、アナログ映像Bの入力端子10Bと、拡大制御信号
    の入力端子30Xと、表示制御信号の入力端子30W
    と、上記アナログ映像Aに対応する同期Aの入力端子A
    と、上記アナログ映像Bに対応する同期Bの入力端子4
    0Bと、上記同期Bおよび同期Aの同期切替回路6と、
    上記アナログ映像Bの拡大処理回路2とを具備し、 上記拡大処理回路2は、アナログ信号をディジタル信号
    に変換するA/D回路21と、ディジタル変換した映像
    信号を記憶するメモリ回路22と、該メモリ回路22か
    らのディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A回
    路23と、上記A/D回路21から上記メモリ回路22
    への書き込みを上記同期Bに同期して制御する書込制御
    回路24と、上記メモリ回路22から上記D/A回路2
    3への読み出しを上記同期切替回路6の切替出力信号に
    同期して制御する読出制御回路26と、上記入力端子3
    0Xに入力する上記拡大制御信号に基づいて上記書込制
    御回路24および読出制御回路26を制御する拡大制御
    回路25とを少なくとも具備し、 さらに前記映像表示装置は、上記拡大処理回路2からの
    ディジタル変換された上記映像Bのディジタル振幅に基
    づいて合成キー信号を発生するキー信号回路9と、上記
    アナログ映像Aと拡大処理した上記アナログ映像Bとを
    アナログ合成する画面合成回路5と、上記入力端子30
    Wへ入力する上記表示制御信号に基づいて上記キー信号
    回路9および画面合成回路5を制御する表示制御回路4
    と、上記画面合成回路5で合成した映像信号を処理する
    映像処理回路7と、映像処理された映像信号を表示する
    表示ディスプレイ8とを具備することを特徴とする映像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、 前記映像表示装置は、ディジタル映像Aの入力端子10
    Aと、ディジタル映像Bの入力端子10Bと、拡大制御
    信号の入力端子30Xと、表示制御信号の入力端子30
    Wと、上記ディジタル映像Aに対応する同期Aの入力端
    子Aと、上記ディジタル映像Bに対応する同期Bの入力
    端子40Bと、上記同期Bおよび同期Aの同期切替回路
    6と、上記ディジタル映像Bの拡大処理回路2とを具備
    し、 上記拡大処理回路2は、上記ディジタル映像Bを記憶す
    るメモリ回路22と、該メモリ回路22への書き込みを
    上記同期Bに同期して制御する書込制御回路24と、上
    記メモリ回路22からの読み出しを上記同期切替回路6
    の切替出力信号に同期して制御する読出制御回路26
    と、上記入力端子30Xに入力する上記拡大制御情報に
    基づいて上記書込制御回路24および読出制御回路26
    を制御する拡大制御回路25とを少なくとも具備し、 さらに前記映像表示装置は、上記拡大処理回路2からの
    上記ディジタル映像Bのディジタル振幅に基づいて合成
    キー信号を発生するキー信号回路9と、上記ディジタル
    映像Aと拡大処理した上記ディジタル映像Bとをディジ
    タル合成する画面合成回路5と、上記入力端子30Wへ
    入力する上記表示制御情報に基づいて上記キー信号回路
    9および画面合成回路5を制御する表示制御回路4と、
    上記画面合成回路5で合成した映像信号を処理する映像
    処理回路7と、映像処理された映像信号を表示する表示
    ディスプレイ8とを具備することを特徴とする映像表示
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、 前記映像表示装置は、ディジタル映像Aの入力端子10
    Aと、ディジタル映像Bの入力端子10Bと、拡大制御
    信号の入力端子30Xと、表示制御信号の入力端子30
    Wと、上記ディジタル映像Aと対応する同期Aの入力端
    子Aと、上記ディジタル映像Bと対応する同期Bの入力
    端子40Bと、上記同期Bおよび同期Aの同期切替回路
    6と、上記ディジタル映像Bの拡大処理回路2とを具備
    し、 上記拡大処理回路31は、上記ディジタル映像Bを記憶
    するメモリ回路22と、該メモリ回路22への書き込み
    を上記同期Bに同期して制御する書込制御回路24と、
    上記メモリ回路22からの読み出しを上記同期切替回路
    6の切替出力信号に同期して制御する読出制御回路26
    と、上記入力端子30Xに入力する上記拡大制御信号に
    基づいて上記書込制御回路24および読出制御回路26
    を制御する拡大制御回路25とを少なくとも具備し、 さらに前記映像表示装置は、上記拡大処理回路2からの
    上記ディジタル映像Bのディジタル振幅に基づいて合成
    キー信号を発生するキー信号回路9と、上記ディジタル
    映像Aに拡大処理した上記ディジタル映像Bを重ねる加
    算回路を含む画面合成回路5’と、上記入力端子30W
    へ入力する上記表示制御情報に基づいて上記キー信号回
    路9および画面合成回路5を制御する表示制御回路4
    と、上記画面合成回路5’で合成した映像信号を処理す
    る映像処理回路7と、映像処理された映像信号を表示す
    る表示ディスプレイ8とを具備することを特徴とする映
    像表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載におい
    て、 前記拡大処理手段を搭載した回路基板は、前記映像表示
    装置の本体に着脱可能であるように構成されたことを特
    徴とする映像表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載におい
    て、 請求項1乃至6の何れかに記載の前記映像表示装置を1
    台設け、複数の信号源の画像を同一画面上に合成表示す
    るようにしたことを特徴とする表示システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6の何れかに記載におい
    て、 請求項1乃至6の何れかに記載の前記映像表示装置を複
    数台設け、複数の信号源の映像を各映像表示装置に多面
    表示あるいは合成表示するようにしたことを特徴とする
    表示システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8149331B2 (en) 2007-05-31 2012-04-03 Gvbb Holdings S.A.R.L Delay stabilization method and apparatus for video format conversion
JP2012253787A (ja) * 1996-05-06 2012-12-20 Koninkl Philips Electronics Nv グラフィック画像とビデオ画像とを同時に表示する方法ならびに装置
US10867577B2 (en) 2016-12-23 2020-12-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device including data conversion circuit

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