JP3536312B2 - 映像処理装置およびコンピュータシステム - Google Patents

映像処理装置およびコンピュータシステム

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JP3536312B2
JP3536312B2 JP15433093A JP15433093A JP3536312B2 JP 3536312 B2 JP3536312 B2 JP 3536312B2 JP 15433093 A JP15433093 A JP 15433093A JP 15433093 A JP15433093 A JP 15433093A JP 3536312 B2 JP3536312 B2 JP 3536312B2
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啓佐敏 竹内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
に適用される映像処理装置に関し、特に、第1の映像の
少なくとも一部に第2の映像を重畳(スーパーインポー
ズ)する映像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の映像に第2の映像をスーパーイン
ポーズして画面表示することについては、すでに本発明
と同一出願人による特開平2−298176号公報の第
2図とその説明文に開示されている。
【0003】図18は、従来技術により2つの映像をパ
ーソナルコンピュータのモニター上でスーパーインポー
ズする方法を示す説明図である。パーソナルコンピュー
タによって生成された第1の映像(図18における文字
「A」「B]等の映像)は矩形のスーパーインポーズ領
域SIAにおいてマスキングされており、このスーパー
インポーズ領域SIA内に他の映像機器から与えられた
第2の映像(車両を含む映像)が表示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図18の例において、
第2の映像の車両以外の背景部分は表示する必要は無い
ので、この背景部分を表示する代わりにパーソナルコン
ピュータで生成した映像を表示したい場合がある。しか
し、従来は所定形状のスーパーインポーズ領域を設定す
る必要があったので、車両部分のみをスーパーインポー
ズすることは不可能であった。従って、スーパーインポ
ーズ領域SIA内の所望の映像部分(車両部分)の周囲
には、表示が不要な部分がかなり存在することになり、
パーソナルコンピュータで生成した映像を表示するため
の画面の面積がその分だけ減少してしまうという問題が
あった。このような問題は、パーソナルコンピュータの
みでなく、プレゼンテ−ションツ−ルやゲーム器などの
各種の映像機器に共通した問題であった。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、第1の映像に第
2の映像の所望の部分のみをスーパーインポーズする映
像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】この発明によ
る映像処理装置は、第1の映像信号と第1の同期信号と
を生成する映像信号生成手段と、前記第1の同期信号に
同期して映像を表示するための表示手段とを備えるコン
ピュータシステムに使用され、前記第1の映像信号で表
わされる第1の映像の少なくとも一部に他の映像をスー
パーインポーズする映像処理装置であり、背景部と動画
部とを含む動画を表す第2の映像信号を逐次記憶する
めの映像メモリと、前記第2の映像信号を前記第1の同
期信号とは異なる第2の同期信号に同期して前記映像メ
モリに格納する書込制御手段と、前記背景部の色度の範
囲を規定するための色範囲データを記憶するメモリと、
前記映像メモリから前記第1の同期信号に同期して前記
第2の映像信号を読み出す読出制御手段と、前記第2の
映像メモリから読み出された前記第2の映像信号を前記
色範囲データと比較して、該比較結果を示す色比較信号
を生成する色比較手段と、前記色比較信号に応じて前記
第1の同期信号に同期する前記第1と第2の映像信号の
一方を選択して前記表示手段に出力することによって、
前記第1の映像の中において前記動画部が移動する合成
画像を前記表示手段に表示させる選択手段とを備えてい
る。
【0007】選択手段は、色比較信号に応じて第1と第
2の映像信号の一方を選択するので、背景部と動画部と
を含む第2の映像の中で所定の色度の範囲内にある映像
部分である動画部を第1の映像にスーパーインポーズす
るか、または、第2の映像の中で所定の色度の範囲外に
ある映像部分である動画部を第1の映像にスーパーイン
ポーズすることができるこの結果、第1の映像の中に
おいて、第2の映像の動画部が移動するような合成画像
を表示手段に表示させることができる。
【0008】好ましくは、前記色比較手段は、前記第2
の映像信号で表わされる色度が前記所定の色度の範囲内
である場合には前記第1の映像信号の選択を示すレベル
に前記色比較信号を設定し、前記第2の映像信号で表わ
される色度が前記所定の色度の範囲外である場合には前
記第2の映像信号の選択を示すレベルに前記色比較信号
を設定する手段、を有する。こうすれば、第2の映像の
中で所定の色度の範囲外にある映像部分のみが第1の映
像にスーパーインポーズされる。
【0009】また、前記色範囲データは、RGBの3原
色に対する色信号の上限値と下限値とをそれぞれ含んで
いるのが好ましく、また、前記色比較手段は、さらに、
前記第2の映像信号で表わされる3原色の色信号のすべ
てが前記上限値と下限値の間の範囲内にあるか否かを判
断する手段、を有することが好ましい。こうすれば、3
原色の色信号と上限値と下限値によって色度の範囲を任
意に設定することができる。
【0010】映像処理装置は、前記第1の映像内の予め
指定された領域に前記第2の映像を表示するタイミング
で、前記第2の映像信号の読出しを許可する読出許可信
号を前記第2の映像メモリに与える制御手段を備えるよ
うにしても良い。第1の映像内の指定領域において第2
の映像信号が読出されるので、指定領域内において第2
の映像をスーパーインポーズすることができる。
【0011】映像処理装置は、前記色比較手段と前記選
択手段との間に介挿され、前記色比較信号と所定の切換
信号との論理演算を行なうことによって選択信号を生成
し、該選択信号を前記選択手段に与えることによって前
記第1と第2の映像信号の一方を前記選択手段に選択さ
せる選択信号生成手段を備えるようにしてもよい。選択
信号生成手段により、色比較信号のレベルを切換えて、
スーパーインポーズの態様を切換えることができる。
【0012】映像処理装置は、前記第1の映像にスーパ
ーインポーズされた前記第2の映像の少なくとも一部に
前記第1の映像をさらにスーパーインポーズするか否か
を示す許可信号を、前記切換信号として生成する多重ス
ーパーインポーズ制御手段を備えるようにしてもよい。
多重スーパーインポーズ制御手段によって、第1と第2
の映像の多重スーパーインポーズを行なうことができ
る。
【0013】前記多重スーパーインポーズ制御手段は、
前記第1の映像信号で表わされる3原色の色信号の少な
くとも1つが所定のレベル以上である場合に前記許可信
号を生成する手段、を有するようにしてもよい。こうす
れば、第1の映像の中で所定のレベル以上の部分のみが
第2の映像にスーパーインポーズされる。
【0014】映像処理装置は、前記色比較信号を反転す
るか否かを指定する反転指定信号を、前記切換信号とし
て生成する反転手段を備えるようにしても良い。こうす
れば、反転手段によって色比較手段を反転させることに
よって、第2の映像の中でスーパーインポーズされる部
分とスーパーインポーズされない部分とを交換すること
ができる。
【0015】映像処理装置は、外部から与えられるアナ
ログコンポジット信号である第3の映像信号をデコード
して、同期信号とアナログ色信号とに分解するデコード
手段と、前記アナログ色信号をデジタル色信号に変換す
る変換手段と、前記デジタル色信号を前記第2の映像
として前記第2の映像メモリに書き込む書込制御手段
とを備えるようにしてもよい。こうすれば、外部から与
えられるコンポジット信号で表わされる第2の映像を第
1の映像にスーパーインポーズすることができる。
【0016】映像処理装置は、さらに、テレビジョン信
号を前記第3の映像信号として受信するテレビジョンチ
ューナを備えるようにしてもよい。こうすれば、テレビ
ジョンの映像を第1の映像にスーパーインポーズするこ
とができる。
【0017】本発明によるコンピュータシステムは、
1の映像信号と第1の同期信号とを生成する映像信号生
成手段と、前記第1の同期信号に同期して映像を表示す
るための表示手段と、上記の映像処理装置と、を備えて
いる。このコンピュータシステムにおいても、上述した
映像処理装置の機能を発揮することができる。
【0018】
【実施例】
A.システム構成:図1は、本発明による映像処理回路
を備えたコンピュータシステムを示す斜視図である。こ
のコンピュータシステムは、パーソナルコンピュータ本
体50と、カラーモニタ52と、キーボード54と、マ
ウス56と、ビデオプレーヤ60とを備えている。ま
た、パーソナルコンピュータ本体50の拡張スロットに
は、後述する映像処理回路を含む拡張ボード70が挿入
されている。この拡張ボード70は、図示しないケーブ
ルによって、パーソナルコンピュータ本体50と、カラ
ーモニタ52と、ビデオプレーヤ60とにそれぞれ接続
されている。ビデオプレーヤは、スーパーインポーズさ
れる第2の映像を表わす第2の映像信号を拡張ボード7
0に出力する。
【0019】B.スーパーインポーズ用の映像データの
準備:図2は、この実施例においてスーパーインポーズ
される第2の映像を準備する様子を示す説明図である。
図2において、一様な色の背景BGの上に車両の絵が載
置されている。背景BGは表示が不要な画像部分であ
り、車両部分の色とは異なる所定の色を有している。後
述するように、背景BGの色とほぼ同じ色を有する映像
部分は、スーパーインポーズの際に画面に表示されな
い。スーパーインポーズ用の第2の映像を準備する際に
は、まず、背景BGの色を以下のようにして分析する。
【0020】背景BGのみを含む領域(例えば領域R
1)をビデオカメラで撮像し、その映像データをパーソ
ナルコンピュータによって分析する。図3は、背景BG
の映像データを色分解して得られたR(レッド),G
(グリーン),B(ブルー)各色の輝度を示すヒストグ
ラムである。横軸は輝度の%であり、縦軸は画素数Nで
ある。なお、この明細書における「輝度」という用語
は、3原色の刺激値を示している。図3に示すように、
RGB各色についての輝度の最大値と最小値に所定の余
裕εを取り、各色の上限値DUR,DUG,DUBと下限値D
LR,DLG,DLBとをそれぞれ決定する。スーパーインポ
ーズの際には、後述するように、RGBの色信号がそれ
ぞれの上限値DUR,DUG,DUBと下限値DLR,DLG,D
LBとの間に入る映像部分は、背景BGとほぼ同じ色を有
すると判断される。なお、背景BGの映像データを分析
して上限値DUR,DUG,DUBと下限値DLR,DLG,DLB
とを決定する処理は、所定のソフトウエアプログラムに
よって実現される。
【0021】図4は、こうして得られたRGB各色の上
限値DUR,DUG,DUBと下限値DLR,DLG,DLBとによ
って規定される指定色領域CAをCIE色度図上で示す
図である。このCIE色度図は、国際照明委員会によっ
て推奨された色度図であり、日本ではJIS Z870
1で規定されている。なお、図4における指定色領域C
Aは、ピンク色に近い色度の範囲である。背景BGの色
としては、スーパーインポーズしたい所望の画像部分
(図2の例では車両部分)に含まれていない任意の色を
選択することが可能である。
【0022】次に、背景BGの前で車両が動く映像を撮
像する。図2は平面的な物体の映像の例であるが、所定
の色のスクリーンや壁を背景BGとして用い、その前で
3次元の物体(人,動物,ロボットなど)が動く映像を
撮像してもよい。こうして映像データが作成されると、
以下に詳述するように、ビデオプレーヤ60によってそ
の映像が再現され、パーソナルコンピュータ本体50に
よって生成された映像にスーパーインポーズされてカラ
ーモニタ52に表示される。
【0023】C.画像処理装置の内部構成:図5は、拡
張ボード70に含まれる映像処理回路を示すブロック図
である。ただし、図5にはパーソナルコンピュータ本体
50に含まれているCPU620とCPUバス610と
ビデオRAM630も描かれている。
【0024】この映像処理回路は、音声信号を取り扱う
音声部ACUと、テレビ信号などアナログ映像信号を取
り扱うアナログ部ANUと、映像メモリ部IMUと、映
像メモリ部IMUへの映像データの書き込みを制御する
書込制御部WCUと、映像メモリ部IMUに記憶された
映像データを外部に読出す読出制御部RCUと、映像を
再生する映像再生部IRUとを有している。
【0025】音声部ACUは、音声入力端子101と、
音声信号選択回路110と、音量制御回路120と、音
声出力端子102とを有している。音声入力端子101
には、ビデオプレーヤ60から与えられた音声信号AS
EXが入力される。音声信号選択回路110は、この音
声信号ASEXと、アナログ部ANUのテレビチューナ
710から入力される音声信号ASTVの一方を選択し
て出力する。なお、テレビチューナ710における選局
はCPU620から指示される。選択された音声信号
は、音量制御回路120によって音量が調節され、音声
出力端子102から出力される。音声出力端子102か
ら出力される音声信号ASMONは、カラーモニタ52
の音声入力端子またはスピーカに与えられる。
【0026】アナログ部ANUは、テレビチューナ71
0と、テレビアンテナ711と、映像入力端子103
と、映像信号選択回路130と、映像信号デコーダ14
0と、AD変換器210と、デジタイズ制御回路220
とを有している。映像入力端子103には、ビデオプレ
ーヤ60から与えられた映像信号VSEXが入力され
る。映像信号選択回路130は、この映像信号VSEX
と、CPU620により選局指示されたテレビチューナ
710から与えられる映像信号VSTVとの一方を選択
して出力する。選択された映像信号は、映像信号デコー
ダ140によって映像信号LSTVと同期信号SSTV
とに分離される。この映像信号LSTVは、RGBの3
原色の色信号である。AD変換器210は、アナログ信
号である映像信号LSTVをデジタル信号に変換し、書
込制御部WCUに供給する。デジタイズ制御回路220
は、同期信号SSTVに基づいてAD変換器210を制
御しており、また、書込制御部WCUを経由して映像メ
モリ310を制御している。
【0027】書込制御部WCUは、映像データ選択回路
320と、映像メモリ制御信号選択回路330と、書込
制御回路340とを有している。映像データ選択回路3
20は、書込制御回路340から出力される書込選択信
号CCに応じて、映像信号LSTVを入力とするAD変
換器210の出力と、CPU620によって外部記憶装
置などの外部装置から読出された映像信号LSWPCと
の一方を選択して出力する。映像メモリ制御信号選択回
路330は、書込選択信号CCに応じて、デジタイズ制
御回路220が出力する映像メモリ制御信号WETV
と、書込制御回路340が出力する映像メモリ制御信号
WEPCとの一方を選択して出力する。書込制御回路3
40は、CPU620によって外部装置から読出された
映像信号LSWPCを映像メモリ部IMUに書き込む動
作を制御する。
【0028】読出制御部RCUは、読出制御回路350
と、先入れ先出しメモリ(FIFOメモリ)360と、
FIFO読出制御回路370とを有している。FIFO
読出制御回路370によって映像メモリ部IMUから読
出された映像信号LSFIFは、FIFOメモリ360
に記憶される。FIFOメモリ360に記憶された映像
信号LSFIFは、読出制御回路350によって外部に
読出される。読出制御部RCUは、映像メモリ部IMU
に記憶された映像データを、CPU620の命令に応じ
て外部装置に出力する際に使用される。
【0029】映像メモリ部IMUは、1つの書き込みポ
ートと2つの読出しポートを有する3ポート映像メモリ
310を有している。3ポート映像メモリ310として
は、ソニー株式会社製のCXK1206または富士通株
式会社製のMB81C1501を使用することができ
る。3ポート映像メモリ310の構成と機能について
は、本出願人により開示された特開平2−298176
号公報に記載されているので、ここでは説明を省略す
る。なお、この映像メモリ310は、特に3ポートに限
ることはなく映像データを記憶するビデオメモリであれ
ばよい。
【0030】図6は、映像再生部IRUと映像メモリ3
10とを拡大して示すブロック図である。映像再生部I
RUは、DA変換器410と、ビデオスイッチ510
と、ビデオスイッチ制御回路550と、スーパーインポ
ーズ制御回路420と、NAND回路450と、AND
回路451と、電圧比較回路540とを有している。ビ
デオスイッチ510としては、株式会社日立製作所製の
HA118104を使用することができる。
【0031】図7は、映像再生部IRUによるスーパー
インポーズの処理内容を示す説明図である。映像再生部
IRUは、コンピュータ本体50のビデオRAM630
から出力された第1の映像信号LSPCと、映像メモリ
310から出力された第2の映像信号LSMEMとを合
成して第3の映像信号LSMONを生成し、これをカラ
ーモニタ52に出力する機能を有する。
【0032】図6に示す各信号のはそれぞれ次の内容を
表わしている。 LSPC:コンピュータ本体50のビデオRAM630
から出力された第1の映像信号。 LSMEM:映像メモリ310から読出された第2の映
像信号。 LSDA:アナログ化された第2の映像信号。 LSMON:カラーモニタ52に表示される映像を表わ
す第3の映像信号。
【0033】S1:第2の映像信号LSMEMで表わさ
れる色が、指定色領域CA(図4)の中にある場合にH
レベル、指定色領域CAの外にある場合にLレベルとな
る色比較信号。 S2:ビデオスイッチ510に与えられる選択信号。選
択信号S2がHレベルの場合には第2の映像信号LSD
Aが選択され、Lレベルの場合には第1の映像信号LS
PCが選択される。 CNT:スーパーインポーズの可否を切換える切換信
号。切換信号CNTがHレベルの場合には、色比較信号
S1に応じて第2の映像信号LSDAが第1の映像信号
LSPCにスーパーインポーズされる。
【0034】SENBL:スーパーインポーズの可否を
指定する第1の許可信号。第1の許可信号SENBL
は、オペレータがキーボード54またはマウス56を用
いてスーパーインポーズを行なうモードを指定するとH
レベルに切り換わり、スーパーインポーズを行なわない
モードを指定するとLレベルに切り換わる。 SSENBL:画面上におけるスーパーインポーズ領域
SIA(図7(C)参照)に相当するタイミングを示す
第2の許可信号。第2の許可信号SSENBLは、スパ
ーインポーズ領域SIA内でHレベルとなり、スーパー
インポーズ領域SIA外ではLレベルとなる。なお、ス
ーパーインポーズ領域SIAは、オペレータによってカ
ラーモニタ52の画面上で指定される。 NENBL:多重スーパーインポーズの可否を示す第3
の許可信号。第3の許可信号NENBLは、第1の映像
信号LSPCにスーパーインポーズされた第2の映像信
号LSDAの一部に、さらに第1の映像信号LSPCを
スーパーインポーズするか否かを示す。
【0035】COMP:多重スーパースーパーインポー
ズの領域を示す信号。この比較信号COMPのレベル
は、第2の映像信号LSPCを所定の基準電圧Vrと比
較することによって決定され、第2の映像信号LSDA
の一部に第1の映像信号LSPCをスーパーインポーズ
する領域ではHレベルとなる。比較信号COMPは、次
に述べる許可信号CENBLがHレベルの時には有効と
されて、上記の第3の許可信号NENBLとなる。 CENBL:多重スーパーインポーズの可否を指定する
許可信号。許可信号CENBLのレベルは、オペレータ
によって切換えられる。
【0036】図6に示すDA変換器410は、映像メモ
リ310から読みだされた第2映像信号LSMEMをア
ナログ信号に変換してビデオスイッチ510に供給す
る。ビデオスイッチ510は、コンピュータ本体50の
ビデオRAM630から出力された第1の映像信号LS
PCと、DA変換器410から出力された第2の映像信
号LSDAの一方を選択して、第3の映像信号LSMO
Nとしてカラーモニタ52に供給する。ビデオスイッチ
510の選択信号S2は、ビデオスイッチ制御回路55
0から与えられる。
【0037】ビデオスイッチ制御回路550は、AND
回路451から与えられる切換信号CNTに応じて選択
信号S2を生成する回路である。ビデオスイッチ制御回
路550は、図6に示すように、比較値記憶回路552
と、色比較回路554と、AND回路556とを有して
いる。比較値記憶回路552は、背景BGのRGB各色
の上限値DUR,DUG,DUBと下限値DLR,DLG,DLB
(図3)を記憶する。これらの上限値と下限値は、比較
値記憶回路552から読出されて色比較回路554に与
えられる。
【0038】図8は、色比較回路554の内部構成を示
すブロック図である。色比較回路554は、RGBの各
色の色信号に対するウインドウ比較器560と、AND
回路570とを有している。ただし、図7では図示の便
宜上、G成分とB成分に対するウインドウ比較器は省略
されている。以下では、映像信号のR成分に対する色比
較回路554の処理について説明する。
【0039】ウインドウ比較器560は、2つの比較器
562,564と、AND回路566とを有している。
第1の比較器562は、比較値記憶回路552から与え
られた上限値DURと、映像メモリ310から与えられた
第2の映像信号LSMEMのR成分とを比較する。一
方、第2の比較器564は、比較値記憶回路552から
与えられた下限値DLRと、第2の映像信号LSMEMの
R成分とを比較する。2つの比較器562,564の出
力はAND回路566に入力される。この結果、AND
回路566から比較信号CR が出力される。比較信号C
R は、第2の映像信号LSMEMのR成分の値が上限値
DURと下限値DLRの範囲内にある場合にはHレベルとな
り、上限値DURと下限値DLRの範囲外にある場合にはL
レベルとなる。G成分およびB成分に対するウインドウ
比較器560も同様にして比較信号CG ,CB をそれぞ
れ生成する。これらの比較信号CR ,CG ,CB は3入
力AND回路570に入力される。
【0040】3入力AND回路570の出力である色比
較信号S1は、映像信号のRGBの各色成分の値のすべ
てが、それぞれの上限値と下限値の範囲内にある場合に
Hレベルとなる。一方、少なくとも1つの色成分の値が
上限値と下限値の範囲外にある場合には、色比較信号S
1はLレベルとなる。言い換えれば、色比較信号S1
は、第2の映像信号LSMEMで表わされる色が、図4
に示す指定色領域CAの中に含まれる場合にはHレベル
となり、指定色領域CAの外にある場合にはLレベルと
なる。指定色領域CAの示す範囲は、図7(B)に示す
映像の背景BGの色度を示しているので、第2の映像信
号LSMEMで表わされる色が、背景BGと等しい色度
を有している部分では色比較信号S1がHレベルとなる
(図7(C)参照)。
【0041】図6に示すように、色比較信号S1は反転
されてAND回路556の入力端子に与えられる。AN
D回路556の他方の入力端子には、AND回路451
から与えられる切換信号CNTが入力されている。切換
信号CNTがHレベルの場合には、色比較信号S1がA
ND回路556で反転されて選択信号S2としてビデオ
スイッチ510に与えられる。すなわち、第2の映像信
号LSMEMで表わされる色が、背景BGと等しい色度
を有している場合には信号S2がLレベルとなり、第1
の映像信号LSPCがビデオスイッチ510によって選
択される。一方、第2の映像信号LSMEMで表わされ
る色が、背景BGの色と異なる場合には信号S2がHレ
ベルとなり、第2の映像信号LSDAがビデオスイッチ
510によって選択される。この結果、図7(C)に示
すように、コンピュータ本体50で生成された映像の一
部に映像メモリ310に記憶された映像の所望の部分
(車両部分)のみがスーパーインポーズされる。
【0042】なお、切換信号CNTがLレベルの場合に
は、選択信号S2は常にLレベルとなるので、ビデオス
イッチ510からは第1映像信号LSPCが常に選択さ
れて出力される。
【0043】スーパーインポーズ制御回路420は、コ
ンピュータ本体50から出力された水平同期信号HSP
Cおよび垂直同期信号VSPCに応じて、3ポート映像
メモリ310に各種の制御信号を与えて映像メモリ31
0からのデータの読出しのタイミングを制御するととも
に、DA変換器410にクロック信号CKDAを与えて
いる。スーパーインポーズ制御回路420は、さらに、
3入力AND回路451に第1の許可信号SENBLと
第2の許可信号SSENBLを供給しており、NAND
回路450には第3の許可信号CENBLを与えてい
る。なお、スーパーインポーズ制御回路420の内部構
成については後述する。
【0044】電圧比較回路540は、基準電圧Vrと第
1の映像信号LSPCとを比較して、その比較結果に応
じた比較信号COMPをNAND回路450に与えてい
る。NAND回路450には第3の許可信号CENBL
と比較信号COMPとが入力されており、第4の許可信
号NENBLをAND回路451に出力する。
【0045】図9は、電圧比較回路540の内部構成を
示すブロック図である。電圧比較回路540は、RGB
の各色のための3つの電圧比較器542,544,54
6と、3入力OR回路548とを有している。3つの電
圧比較器542,544,546には、RGB各色の基
準電圧Vrr,Vrg,Vrbがそれぞれ与えられている。第
1の映像信号LSPCのRGBの各信号成分は、電圧比
較器542,544,546において基準値Vrr,Vr
g,Vrbとそれぞれ比較され、それらの出力が3入力O
R回路548に与えられている。基準値Vrr,Vrg,V
rbは、第2の映像信号LSPCの雑音レベルを越える所
定の値に設定されている。この結果、第1の映像信号L
SPCの3色すべての信号成分が基準値Vrr,Vrg,V
rbよりも小さい場合には、比較信号COMPがLレベル
となり、許可信号CENBLのレベルに係わらずに第3
の許可信号NENBLがHレベルになる。なお、電圧比
較回路540とNAND回路450による多重スーパー
インポーズの機能については更に後述する。
【0046】D.スーパーインポーズの動作:図10
は、スーパーインポーズの動作を示すタイミングチャー
トである。図10の各信号は、図7(C)に示す水平な
走査線Lに沿った信号を示している。ただし、第1と第
2の映像信号LSPC,LSDAの波形は簡略化されて
いる。図10において、第1の許可信号SENBLはH
レベルに指定されており、これによってスーパーインポ
ーズが許可されている。また、許可信号CENBLはL
レベルに指定されており、これによって多重スーパーイ
ンポーズが禁止されている。許可信号CENBLはLレ
ベルに指定されているので、第3の許可信号NENBL
はHレベルに固定されている。
【0047】第2の許可信号SSENBLは、カラーモ
ニタ52の画面上のスーパーインポーズ領域SIA(図
7(C))内においてHレベルとなる信号である。前述
したように、スーパーインポーズ領域SIAはオペレー
タによって予め指定されており、この指定に応じてスー
パーインポーズ制御回路420が第2の許可信号SSE
NBLを生成している。第1と第3の許可信号SENB
L,NENBLは共にHレベルなので、第2の許可信号
SSENBLに応じて切換信号CNTのレベルが切り替
わる。スーパーインポーズ制御回路420は、第2の許
可信号SSENBLがHレベルである期間において映像
メモリ310の出力をイネーブルにする信号を出力して
おり、この結果、第2の映像信号LSDAがビデオスイ
ッチ510に供給される。
【0048】図7(C)の走査線L上において、位置A
1とA2の間の区間、および、位置A3とA4の間の区
間は、スーパーインポーズされる第2の映像(図7
(B))の背景BGの部分に相当する。従って、これら
の区間では、色比較回路554(図6)の出力である色
比較信号S1がHレベルとなる。また、位置A2とA3
の間の区間では色比較信号S1はLレベルとなる。位置
A1とA4の間の区間では、切換信号CNTはHレベル
に保たれているので、AND回路556の出力である選
択信号S2は色比較信号S1を反転したものとなる。従
って、選択信号S2は位置A2とA3の間の区間におい
てHレベルとなる。この結果、位置A2とA3の間の区
間において第2の映像信号LSDAが第1のLSPCに
スーパーインポーズされる。図7(C)の映像は、この
ようにして生成された第3の映像信号LSMON(図1
0(k))に従って表示された映像である。
【0049】以上説明したように、図5に示す映像処理
回路では、第2の映像における背景BGをスーパーイン
ポーズせずに車両部分の映像のみをスーパーインポーズ
することができ、従って、パーソナルコンピュータで生
成した映像を表示するためのモニタ画面の面積を減少さ
せることがない。また、第2の映像を準備する際に車両
が移動する映像を撮像しておけば、カラーモニタ52の
画面上で車両が移動する効果が得られる。
【0050】なお、図11に示すように、風景を表わす
第1の映像信号LSPCに人物を表わす第2の映像信号
LSDAをスーパーインポーズすると、風景の中を人物
が移動していくような映像が得られる。この際、第2の
映像信号LSDAは、所定色のスクリーンの前で人物が
移動する様子を撮影することによって準備できる。
【0051】図12は、多重スーパーインポーズを行な
う場合の映像処理回路の動作を示すタイミングチャート
である。図12(e)の第3の許可信号CENBLは、
オペレータによってHレベルに指定されている。この
時、NAND回路450(図6)の出力である許可信号
NENBLは、比較信号COMPを反転した信号とな
る。比較信号COMPは、第1の映像信号LSPCが所
定の雑音レベル以上の場合にHレベルとなる信号であ
る。位置A1とA4の間の区間では、第1と第2の許可
信号SENBL,SSENBLは共にHレベルに保たれ
ているので、この区間において、切換信号CNTは許可
信号NENBLと同じ挙動を示す。選択信号S2は切換
信号CNTと色比較信号S1を反転した信号とのAND
演算の結果なので、位置A2とA3の間においても切換
信号CNTがLレベルである期間では選択信号S2はL
レベルとなる。この結果として得られる第3の映像信号
LSMONは、第1の映像信号LSPCの一部に第2の
映像信号LSDAがスーパーインポーズされ、さらに、
第2の映像信号LSDAの一部に第1の映像信号LSP
Cがスーパーインポーズされた信号となる。
【0052】図13は、図12(k)に示す第3の映像
信号LSMONに応じて表示された映像を示す平面図で
ある。図13では十分に表現できていないが、車両の映
像の中に、コンピュータ本体50が生成した文字が浮き
出て見える映像が得られている。
【0053】図14は、ビデオスイッチ制御回路550
内の色比較回路554とAND回路556との間にEX
OR回路558を設けた回路を示すブロック図である。
図14のEXOR回路558以外の回路要素は図6に示
すものと同じである。EXOR回路558の一方の入力
端子には色比較回路554から出力された色比較信号S
1が与えられており、他方の入力端子には反転信号IN
Vが入力されている。反転信号INVは、色比較回路5
54の出力信号S1を反転するか否かを制御する信号で
あり、そのレベルはオペレータによって指定される。
【0054】図15は反転信号INVをHレベルに設定
した場合における映像処理回路の動作を示すタイミング
チャートである。図15(a)〜(h)の各信号は、図
10に示すものと同じである。反転信号INVがHレベ
ルに設定されている場合には、EXOR回路558の出
力信号S1aは色比較信号S1を反転した信号となる。
従って、選択信号S2は図15(l)に示すように、位
置A1とA2の間、および、位置A3とA4の間の区間
ではHレベルとなり、これらの区間では第2の映像信号
LSDAが第3の映像信号LSMONとして選択され
る。また、位置A2とA3の間の区間では選択信号S2
はLレベルとなり、第1の映像信号LSPCが第3の映
像信号LSMONとして選択される。図16は、図15
(m)に示す第3の映像信号LSMONによって表示さ
れる映像を示す平面図である。このように、反転信号I
NVがHレベルに設定されている場合には、第2の映像
の背景BGのみがスーパーインポーズされた映像がカラ
ーモニタ52に表示される。一方、反転信号INVをL
レベルに設定すれば、図7(C)と同じ映像がカラーモ
ニタ52に表示される。
【0055】このように、EXOR回路558を追加し
た映像処理回路では、スーパーインポーズの対象とする
映像部分(車両部分)とスーパーインポーズしない映像
部分(背景)とを交換することが可能である。なお、図
14に示す回路において多重スーパーインポーズの可否
を指定する許可信号CENBLをHレベルに設定すれ
ば、前述した図12および図13の場合と同様に、スー
パーインポーズされた領域(図16の背景BGの領域)
に、さらに第1の映像信号LSPCの映像をスーパーイ
ンポーズすることができる。
【0056】E.スーパーインポーズ制御部の内部構
成:図17は、スーパーインポーズ制御回路420の内
部構成を示すブロック図である。このスーパーインポー
ズ制御回路420は、本出願人により開示された特開平
2−298176号公報の第14図に記載された回路
に、レジスタ440を追加したものである。ただし、特
開平2−298176号公報の第14図における許可信
号SENBLは、本出願の図17における許可信号SS
ENBLと同じである。許可信号SENBL,CENB
Lと、反転信号INVのレベルは、オペレータの指定に
応じてレジスタ440内に設定される。NOR回路43
3の出力信号/RE1は、スーパーインポーズ領域SI
A(図7(C))に第2の映像を表示するタイミング
で、映像メモリ310からの第2の映像信号LSDAの
読出しを許可するイネーブル信号である。なお、スーパ
ーインポーズ制御回路420の詳細な機能と動作につい
ては、特開平2−298176号公報に記載されている
ので、ここでは省略する。
【0057】F.変形例:上述の映像処理回路は正論理
で構成してもよく、また、負論理で構成してもよい。A
ND回路451およびNAND回路450は、OR回
路、マルチプレクサ、アナログスイッチなどのスイッチ
機能を有する同等の回路でも容易に実現できる。
【0058】また、図6における色比較回路554はデ
ジタル回路であるが、アナログ回路としてもよい。色比
較回路554をアナログ回路にする場合には、上限値D
U と下限値DL をアナログ値に変換して第2の映像信号
LSDAと比較する。
【0059】なお、第1の映像信号LSPCはデジタル
映像信号なので、液晶表示体のようにデジタル映像信号
で動作するモニタを使用する場合には、図6のDA変換
器410を省略して、ビデオスイッチ510としてデジ
タル式のセレクタを用いればよい。
【0060】映像メモリ310に記憶させる映像信号と
しては、NTSC信号などの各種のテレビジョン信号を
利用することができる。また、CD−ROM(コンハ゜クトテ゛
ィスクROM)に記憶されていた静止画や動画の圧縮映像デー
タを利用することもできる。また、コンピュータ本体5
0のビデオRAM630から映像処理回路に与えられる
第1の映像信号LSPCは、静止画を表わす信号でもよ
く、また、動画を表わす信号でもよい。
【0061】この発明は、パーソナルコンピュータに限
らず、プレゼンテ−ションツ−ル,教育ツ−ル,ゲ−ム
器,TV電話,デジタルTV,複写機,通信機器等の各
種の映像機器に適用することが可能である
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、第2の映像の中で所定の色度の範囲内
にある映像部分を第1の映像にスーパーインポーズする
か、または、第2の映像の中で所定の色度の範囲外にあ
る映像部分を第1の映像にスーパーインポーズする。従
って、不要な映像部分をスーパーインポーズすることな
く、第1の映像に第2の映像の所望の部分のみをスーパ
ーインポーズすることができるという効果がある。ま
た、選択信号生成手段により色比較信号のレベルを切換
えて、スーパーインポーズの態様を切換えることがで
き、さらに、多重スーパーインポーズ制御手段によっ
て、第1と第2の映像の多重スーパーインポーズを行な
うことができるという効果がある。
【0063】請求項2に記載した発明によれば、第1の
映像の中で所定のレベル以上の部分のみが第2の映像に
スーパーインポーズされるという効果がある。
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像処理回路を備えたコンピュー
タシステムを示す斜視図。
【図2】スーパーインポーズされる映像を示す平面図。
【図3】背景の映像データを色分解して得られた各色の
輝度を示すヒストグラム。
【図4】RGB各色の上限値と下限値とによって規定さ
れる指定色領域CAを示す色度図。
【図5】拡張ボード70に含まれる映像処理回路を示す
ブロック図。
【図6】映像再生部IRUと映像メモリ310とを拡大
して示すブロック図。
【図7】映像再生部IRUによるスーパーインポーズの
機能を示す説明図。
【図8】色比較回路554の内部構成を示すブロック
図。
【図9】電圧比較回路540の内部構成を示すブロック
図。
【図10】スーパーインポーズの動作を示すタイミング
チャート。
【図11】スーパーインポーズされた映像の他の例を示
す平面図。
【図12】多重スーパーインポーズを行なう場合の映像
処理回路の動作を示すタイミングチャート。
【図13】図12に示す第3の映像信号LSMONに応
じて表示された映像を示す平面図。
【図14】ビデオスイッチ制御回路にEXOR回路を追
加した回路構成を示すブロック図。
【図15】反転信号INVをHレベルに設定した場合に
おける映像処理回路の動作を示すタイミングチャート。
【図16】図15に示す第3の映像信号LSMONによ
って表示される映像を示す平面図。
【図17】スーパーインポーズ制御回路420の内部構
成を示すブロック図。
【図18】従来技術によるスーパーインポーズされた映
像を示す平面図。
【符号の説明】
50…パーソナルコンピュータ本体 52…カラーモニタ 54…キーボード 56…マウス 60…ビデオプレーヤ 70…拡張ボード 101…音声入力端子 102…音声出力端子 103…映像信号端子 110…音声信号選択回路 120…音量制御回路 130…映像信号選択回路 140…映像信号デコーダ 210…AD変換器 220…デジタイズ制御回路 310…映像メモリ 320…映像データ選択回路 330…映像メモリ制御信号選択回路 340…書込制御回路 350…読出制御回路 360…FIFOメモリ 370…FIFO読出制御回路 410…DA変換器 420…スーパーインポーズ制御回路 433…NOR回路 440…レジスタ 450…NAND回路 451…AND回路 510…ビデオスイッチ 540…電圧比較回路 542,544,546…電圧比較器 550…ビデオスイッチ制御回路 552…比較値記憶回路 554…色比較回路 556…AND回路 558…EXOR回路 560…ウインドウ比較器 562,564…比較器 566…AND回路 570…AND回路 610…CPUバス 620…CPU 630…ビデオRAM 710…テレビチューナ 711…テレビアンテナ ACU…音声部 ANU…アナログ部 ASEX…音声信号 ASMON…音声信号 ASTV…音声信号 BG…背景 CR ,CG ,CB …比較信号 CA…指定色領域 CC…書込選択信号 CENBL…第3の許可信号 CKDA…クロック信号 CNT…切換信号 COMP…比較信号 DL ,DLR…下限値 DU ,DUR…上限値 HSPC…水平同期信号 IMU…映像メモリ部 INV…反転信号 IRU…映像再生部 LSDA…第2の映像信号(アナログ信号) LSFIF…映像信号 LSMEM…第2の映像信号(デジタル信号) LSMON…第3の映像信号 LSPC…第1の映像信号 LSTV…映像信号 LSWPC…映像信号 NENBL…許可信号 RCU…読出制御部 RE1…読出イネーブル信号 S1…色比較信号 S2…選択信号 SENBL…第1の許可信号 SIA…スーパーインポーズ領域 SSENBL…第2の許可信号 SSTV…同期信号 Vr,Vrr,Vrg,Vrb…基準電圧 VSEX…映像信号 VSPC…垂直同期信号 VSTV…映像信号 WCU…書込制御部 WEPC…映像メモリ制御信号 WETV…映像メモリ制御信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−118787(JP,A) 特開 平3−261992(JP,A) 特開 平3−58678(JP,A) 特開 昭63−85596(JP,A) 特開 平2−86285(JP,A) 特開 昭60−220387(JP,A) 特開 昭63−74265(JP,A) 特開 平2−210585(JP,A) 実開 平4−15366(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 3/00 300 G09G 5/02 H04N 5/278 H04N 9/74

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理演算を行なうプロセッサと、前記プ
    ロセッサにより制御されて第1の映像信号を第1の映像
    データとして記憶する第1の映像メモリと、映像を表示
    する表示手段とを備えるコンピュータシステムに適用さ
    れ、前記第1の映像信号で表わされる第1の映像の少な
    くとも一部に第2の映像信号で表わされる第2の映像を
    スーパーインポーズする映像処理装置であって、 前記第2の映像信号を第2の映像データとして記憶する
    第2の映像メモリと、 所定の色度の範囲を規定するための色範囲データを記憶
    するメモリと、 前記第2の映像信号を前記色範囲データと比較して、該
    比較結果を示す色比較信号を生成する色比較手段と、 前記色比較信号に応じて前記第1と第2の映像信号の一
    方を選択して前記表示手段に出力する選択手段と、前記色比較手段と前記選択手段との間に介挿され、前記
    色比較信号と所定の切換信号との論理演算を行なうこと
    によって選択信号を生成し、該選択信号を前記選択手段
    に与えることによって前記第1と第2の映像信号の一方
    を前記選択手段に選択させる選択信号生成手段と、 前記第1の映像にスーパーインポーズされた前記第2の
    映像の少なくとも一部に前記第1の映像をさらにスーパ
    ーインポーズするか否かを示す許可信号を、前記切換信
    号として生成する多重スーパーインポーズ制御手段と、 を備える 映像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の映像処理装置であって、 前記多重スーパーインポーズ制御手段は、 前記第1の映像信号で表わされる3原色の色信号の少な
    くとも1つが所定のレベル以上である場合に前記許可信
    号を生成する手段、を有する映像処理装置。
  3. 【請求項3】 論理演算を行なうプロセッサと、 前記プロセッサにより制御されて第1の映像信号を第1
    の映像データとして記憶する第1の映像メモリと、 映像を表示する表示手段と、 請求項1または2記載の映像処理装置と、 を備えるコンピュータシステム。
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