JPH07183908A - メッセージ配送要求処理装置 - Google Patents

メッセージ配送要求処理装置

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JPH07183908A
JPH07183908A JP32364993A JP32364993A JPH07183908A JP H07183908 A JPH07183908 A JP H07183908A JP 32364993 A JP32364993 A JP 32364993A JP 32364993 A JP32364993 A JP 32364993A JP H07183908 A JPH07183908 A JP H07183908A
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Atsuya Suzuki
篤哉 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のメッセージ配送要求が受け付けられた
場合に、それぞれのメッセージ配送要求に対する処理を
偏り無く均等に処理できる。 【構成】 配送要求受付処理(S10)は配送要求の都
度起動される。登録指標ポインタが先ず配送要求登録テ
ーブルを決定(S11)。次に複数の配送要求登録テー
ブルのいずれかの最後尾に登録(S12)。次に配送要
求登録テーブル登録指標ポインタを+1して更新(S1
3)。次に更新された登録指標ポインタの値がmを越え
ていないかを確認(S14)。このS14の処理で登録
指標ポインタの値がmの値よりも越えている場合は1に
登録指標ポインタ値の設定を戻す(S15)。このよう
にして配送要求があった場合にポインタを使用し、指標
ポインタ1〜mの配送要求登録テーブルに配送要求を均
等に登録することで、特定の配送要求登録テーブルに配
送要求が集中しないようにさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメッセージ配送要求処
理装置に関し、特にメッセージ配送要求の登録と、登録
されているメッセージ配送要求の取出しに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、蓄積交換装置は、メッセージ交換
システムに適用されている。例えば、このメッセージ交
換システムとしては、伝票・為替処理システムや、ボイ
スメ−ルシステムやファクスメールシステムなどとして
適用されている。
【0003】そして、従来の蓄積交換装置は配送要求を
受けた順にスケジューリングを行い、配送を行う方式で
あった。
【0004】図2は、配送要求受付の処理フローチャー
トである。この図2において、配送要求受付(S1)処
理は、配送要求の都度起動される。そして、配送要求が
受け付けられると配送要求登録テーブル14の最後部に
登録(S2)していた。
【0005】図3、上述の蓄積交換装置の制御メモリ内
の配送要求登録テーブル14の説明図である。この図3
において、制御メモリ内には配送要求登録テーブル14
内に1〜nの格納領域が構成され、配送要求を登録する
ものである。
【0006】図4は、配送要求取出の処理フローチャー
トである。この図4は、蓄積交換装置の初期設定時に起
動される配送要求取出処理(S3)の流れを表してお
り、先ず蓄積交換装置は、配送要求登録テーブル14に
配送要求が登録されているかその有無を確認し、検出さ
れると(S4)、配送要求登録テーブル14から最も古
い配送要求を取り出す(S5)。その後、n秒のタイミ
ング間隔を取得(S6)して再び上述のS4へ処理を進
めるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓄積交
換装置の配送要求登録テーブル14に同報配送要求と一
般の配送要求とが混在したときに、同報配送要求を優先
して処理する仕組みにされている場合に同報配送要求を
先に受付けた場合に、同報配送要求の処理ばかりに処理
が偏り、後に受付けられた一般の配送要求の処理はなか
なか実行されず、メッセージの配送が非常に遅れてしま
うという問題があった。
【0008】例えば、配送要求登録テーブル14の中に
優先される配送要求が一つでも存在する場合には、残り
の優先されない一般の配送要求に対しては常に後の処理
に回されることが起きていた。このようなことから、端
末−ネットワーク−端末の間のメッセージを配送するネ
ットワークシステムとして捕えた場合に、配送要求メッ
セージの到達(通達)性が非常に悪くなる場合があっ
た。
【0009】従って、このような蓄積交換装置への配送
要求に対する処理が著しく不均等に処理され得るという
問題を解決し得る仕組みが望まれていた。
【0010】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とする所は、複数のメッセージ配送
要求が受け付けられた場合に、それぞれのメッセージ配
送要求に対する処理を偏り無く、均等に処理し得るメッ
セージ配送要求処理装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、第1の発明のメ
ッセージ配送要求処理装置は、以上の目的を達成するた
めに、メッセージの配送要求を受け付けると、メッセー
ジ配送要求を一時格納するための格納手段へ格納し、処
理対象の時期に格納されているメッセージ配送要求を取
り出し、取り出されたこのメッセージ配送要求に基づき
処理するメッセージ配送要求処理装置において、以下の
特徴的な構成で実現した。
【0012】つまり、上記格納手段は、少なくとも2以
上の配送要求登録テーブルを有する。そして、メッセー
ジ配送要求が受け付けられると、上記2以上の配送要求
登録テーブルのそれぞれに均等に分配して登録させる配
送要求登録手段と、上記格納手段からメッセージ配送要
求を取り出すときには、上記2以上の配送要求登録テー
ブルのそれぞれから均等に取り出す配送要求取出手段と
を備えて処理することを特徴とするものである。
【0013】また、第2の発明のメッセージ配送要求処
理装置は、以上の目的を達成するために、幾つかの種類
のメッセージの配送要求を受け付け、メッセージ配送要
求を一時格納するための格納手段へ格納し、処理対象の
時期に格納されているメッセージ配送要求を取り出し、
取り出されたこのメッセージ配送要求に基づき処理する
メッセージ配送要求処理装置において、以下の特徴的な
構成で実現した。
【0014】つまり、上記格納手段は、少なくとも2以
上の配送要求登録テーブルを有し、しかもメッセージ配
送要求の種類によってグループ化構成する。そして、メ
ッセージ配送要求が受け付けられると、このメッセージ
配送要求の種類を識別する識別手段と、受け付けられた
メッセージ配送要求の種類に応じたグループの配送要求
登録テーブルに登録する配送要求登録手段と、上記格納
手段からメッセージ配送要求を取り出すときには、上記
各グループの配送要求登録テーブルからそれぞれ均等に
取り出す配送要求取出手段とを備えて処理することを特
徴とするものである。
【0015】
【作用】上述の第1の発明の構成において、受け付けら
れたメッセージ配送要求は、配送要求登録手段によっ
て、格納手段内の複数の配送要求登録テーブルのそれぞ
れに均等に分配して登録される。これは従来のように特
定の配送要求登録テーブルにメッセージ配送要求が登録
されることを積極的に回避させるためである。これを実
現する仕組みとしては、例えば、メッセージ配送要求が
受け付けられるごとに、各配送要求登録テーブルに順番
に登録することで各配送要求登録テーブルに均等に登録
することを実現できる。
【0016】この他に、例えば、擬似乱数(擬似ランダ
ム符号)を使用して、受け付けられたメッセージ配送要
求を各配送要求登録テーブルにランダムに分配して登録
することでほぼ均等に登録することができる。
【0017】そして、第1の発明の配送要求取出手段に
よって、メッセージ配送要求が登録されている各配送要
求登録テーブルから均等にメッセージ配送要求を取り出
し、取り出されたこのメッセージ配送要求を処理するこ
とで、上述で受け付けられた配送要求を偏りなく均等に
処理することができる。尚、この処理とは、メッセージ
の配送処理であって、具体的には、蓄積されているボイ
スメール、ファクスメールなどを読み出し、回線へ出力
し、指定の配送先に配送処理することなどである。
【0018】また、上述の第2の発明の構成において、
メッセージの配送要求の種類として予め幾つかの種類が
定義されている場合がある。例えば、優先配送要求や、
普通配送要求などが指定されて配送要求される場合など
がある。そこで、このような配送要求の種類に応じて、
格納手段の各配送要求登録テーブルをグループ化するこ
とで、配送要求の種類に応じて、対応する所定のグルー
プの配送要求登録テーブルに登録させるものである。例
えば、優先配送要求は、Aグループの配送要求登録テー
ブルa1〜anに均等に登録し、普通配送要求はBグル
ープの配送要求登録テーブルb1〜bnに均等に登録さ
せることができる。
【0019】そこで、次に登録されているメッセージ配
送要求を取り出すときには、各配送要求登録テーブルか
ら均等に取り出し、取り出されたこのメッセージ配送要
求を処理することで、上述で受け付けられた各種類のメ
ッセージ配送要求を偏りなく均等に処理することができ
る。例えば、最初(1回目)に優先配送要求が登録され
ているAグループの配送要求登録テーブルa1から優先
配送要求を取り出し、2回目にはBグループの配送要求
登録テーブルb1から普通配送要求を取り出し、3回目
にはAグループの配送要求登録テーブルa2から優先配
送要求を取り出し、4回目にはBグループの配送要求登
録テーブルb2から普通配送要求を取り出すようにする
ことで、メッセージ配送要求を均等に取り出すことがで
きる。
【0020】
【実施例】次にこの発明を蓄積交換装置に適用した場合
の好適な実施例を図面を用いて説明する。そして、この
一実施例では、上述の従来の課題を解決するために、蓄
積交換装置が受付けした複数の配送要求を受付けの順序
に従って複数の配送要求登録テーブルに均等に分配して
登録又は登録配送要求を均等に取り出すようにするもの
である。
【0021】『蓄積交換装置の構成』: 図5はこの
一実施例で使用する蓄積交換装置の機能ブロック図であ
る。この図5において、蓄積交換装置は、例えば、配送
メッセージなどを蓄積交換する用途のものであって、主
制御部51と、制御メモリ部52と、入力部53と、出
力部54と、蓄積部55とから構成されている。そし
て、主制御部51と、入力部53と、出力部54と、蓄
積部55との間はバス56でデータ転送し得るように構
成されている。
【0022】そして、図5の入力部53と出力部54と
は電話回線などに接続される。そして、入力部53は、
端末からのメッセージ配送要求が回線から与えられる
と、バス56を通じて主制御部51に与える。更に、メ
ッセージ本体が端末から回線を通じて入力部53に与え
られると、蓄積部55に蓄積する。
【0023】主制御部51は、マイクロプロセッサと処
理プログラムなどで構成され、制御メモリ部52のデー
タを使用してこの一実施例で特徴的なメッセージ配送要
求の処理を行うものである。即ち、図1や図7などに示
しているメッセージ配送要求の処理を行う。この図1、
図7の処理については後で詳細に説明する。
【0024】そして、図5の制御メモリ部52は、特徴
的なメモリ空間を構成しており、図6に示すように、複
数の配送要求登録テーブル15(1)〜15(m)と、
配送要求登録テーブル登録指標ポインタ部16と、配送
要求登録テーブル取出指標ポインタ部17とから構成さ
れている。そして、主制御部51にメッセージ配送要求
が与えられると、配送要求登録テーブル登録指標ポイン
タ部16に示される指標ポインタで指定される15
(1)〜15(m)のいずれかの配送要求登録テーブル
にメッセージ配送要求が登録される。
【0025】また、図5の制御メモリ部52は、符号1
5(1)〜15(m)のいずれかの配送要求登録テーブ
ルからの配送要求の取出しにおいては、配送要求登録テ
ーブル取出指標ポインタ部17の指標ポインタによって
指定される配送要求登録テーブルから配送要求を取出
し、主制御部51に与える。
【0026】そして、図5の主制御部51は、取り出さ
れた配送要求をバス56を通じて出力部54に与えると
共に蓄積部55に与え、例えば、この配送要求に対応す
る配送メッセージを読み出して出力部54に与える。そ
して、出力部54は、配送要求メッセージを回線へ出力
し、端末からの配送要求先へ配送させるものである。 『制御メモリ部52の構成』: 図6は、制御メモリ
部52の内部空間の説明図である。この図6において、
一実施例の配送要求を登録するm個の配送要求登録テー
ブル15(1)〜15(m)は、登録指標ポインタ1〜
mによって登録指定される。また、m個の配送要求登録
テーブル15(1)〜15(m)に登録されている配送
要求は、配送要求登録テーブル取出指標ポインタ部17
からの取出指標ポインタ1〜mによって取出し指定され
る。そして、各配送要求登録テーブル15(1)〜15
(m)は、n個の配送要求1〜nを登録することがで
き、取出しは若い番号の配送要求から順番に取出され、
新規な登録はテーブルの最後尾に登録される。
【0027】尚、このような配送要求登録テーブル15
(1)〜15(m)は、例えば、FIFO(Fast
In Fast Out)IC回路やプログラムなどで
実際には実現することができる。
【0028】『配送要求受付処理の動作』: 図1は
この一実施例の配送要求受付処理のフローチャートであ
る。この図1の配送要求受付処理(ステップS10)
は、配送要求の都度起動される。そして、配送要求登録
テーブル登録指標ポインタが先ず配送要求登録テーブル
を決定する(S11)。そして、次に配送要求登録テー
ブル15(1)〜15(m)のいずれかの最後尾に登録
する(S12)。次に、配送要求登録テーブル登録指標
ポインタを+1して、更新する(S13)。次に、ここ
で更新された登録指標ポインタの値が15(m)を越え
ていないかを確認する(S14)。そして、このS14
の処理で、登録指標ポインタの値が15(m)の値より
も越えている場合は、15(1)に登録指標ポインタ値
の設定を戻す(S15)。
【0029】以上のようにして、配送要求があった場合
には、配送要求登録テーブル登録指標ポインタ部16の
登録指標ポインタを使用して、符号15(1)〜15
(m)の配送要求登録テーブルに配送要求を均等に登録
することで、特定の配送要求登録テーブルに配送要求が
集中しないようにさせることができる。
【0030】『配送要求取出処理の動作』: 図7は
一実施例の配送要求取出処理のフローチャートである。
この図7の配送要求取出処理(S20)は、蓄積交換装
置が初期設定のときに起動される。そして、この処理
(S20)が起動されると、先ず配送要求登録テーブル
取出指標ポインタが示す配送要求登録テーブルを決定す
る(S21)。そして、次に決定された取出指標ポイン
タの配送要求登録テーブルに配送要求が登録されている
か否かを確認する(S22)。そして、ここで配送要求
が登録されていることが確認されると、次に指定された
配送要求登録テーブルから配送要求を取り出す(S2
3)。
【0031】そして、図7において次に配送要求登録テ
ーブル取出指標ポインタの値を+1する(S24)。こ
れは即ち、配送要求登録テーブル15(1)から順番に
15(m)まで配送要求を取り出すテーブルを更新する
ことを表している。そして、次にS24で更新した配送
要求登録テーブル取出指標ポインタの値が、m以上であ
るか否かを確認する(S25)。そして、この確認でm
より大きい値になっている場合は、配送要求登録テーブ
ル取出指標ポインタの値を1へ戻す(S26)。これは
即ち、配送要求登録テーブル15(m)から配送要求を
取出すことから15(1)の配送要求登録テーブルから
取出すことへの変更を表している。
【0032】そして、図7において次にP秒のタイミン
グ間隔を取得して再び上述のS21の処理に進める。ま
た、上述のS25の確認で、更新した配送要求登録テー
ブル取出指標ポインタの値がm以下の場合は、S24で
更新して得られた配送要求登録テーブル取出指標ポイン
タの値に対応する配送要求登録テーブルから配送要求を
取出し、そして上述のS27へ処理を進める。
【0033】以上のようにして、図7において配送要求
登録テーブルからの配送要求の取出しを、配送要求登録
テーブル取出指標ポインタ部17のポインタ値によっ
て、15(1)から15(m)へと取出しを順番に変更
することで、登録配送要求の取出しテーブルを特定の配
送要求登録テーブルに集中させることなく取出すことが
できる。
【0034】従って、図7において配送要求登録テーブ
ル15(1)から15(m)へと順番に取出された配送
要求を順番に主制御部51は配送処理することができ
る。
【0035】『一実施例の効果』: 以上の一実施例
の蓄積交換装置によれば、配送要求が受け付けられる
と、この受け付けられた配送要求は順番に配送要求登録
テーブル15(1)〜15(m)に登録することで、配
送要求が特定の配送要求に集中して登録されないように
できる。更に、配送要求登録テーブル15(1)〜15
(m)へ順番に登録された配送要求に対する取出しにお
いては、配送要求登録テーブル取出指標ポインタを用い
て配送要求登録テーブル15(1)から15(m)まで
順番に配送要求を取出すことができることで、特定の配
送要求登録テーブルの配送要求に対する配送処理に集中
せず、受け付けされた配送要求に対して均等に(分散し
て)に処理することができる。
【0036】従って、以上のようなことから従来に比べ
端末からの特定の配送要求に対して、著しく処理が遅れ
ることを回避させることができる。故に、端末−ネット
ワーク−端末によるメッセージ配送システムを構成した
場合に、従来に比べメッセージの到達(通達)性を改善
させることができる。
【0037】(他の実施例): (1)尚、この発明
は種々の実施態様で実現することができ、上述の一実施
例の構成に限定するものではない。例えば、図5の蓄積
交換装置の機能ブロックは、メッセージ情報の蓄積交換
のための機能ブロック図を表しているが、これは、ボイ
スメール装置や、ファクスメール装置や、伝票・為替処
理装置として構成であっても適用することができる。
【0038】(2)また、上述の一実施例の制御メモリ
部52は、指標ポインタを1〜mまで順番に更新するも
のであったが、この更新を擬似乱数でランダムに行う構
成であってもよい。
【0039】(3)更に、上述の一実施例では、配送要
求に対して種類を定めなかったが、例えば、優先配送要
求と、普通配送要求と、同報配送要求などがある場合に
は、制御メモリ部52の複数の配送要求登録テーブルを
3つのグループに構成し、受け付けられた配送要求をそ
れぞれ対応するグループの配送要求登録テーブルに登録
する。そして、配送要求を取り出す場合には、3つのグ
ループの配送要求登録テーブルからそれぞれ順番に取り
出すことで、各グループの配送要求登録テーブルに登録
されている配送要求を均等に処理することができる。
【0040】(4)更にまた、この発明をボイスメール
装置に適用した場合の構成例を図8に示している。この
図8は、例えば、沖電気工業株式会社製のiOX515
0ボイスメールシステムに適用する場合の構成例であ
る。符号81はボイスメールシステム本体であって、こ
の本体内には電話インタフェースモジュールTIMと、
システム制御モジュールSCMと、大容量蓄積モジュー
ルMSSとから構成されている。そして、この本体81
のシステム制御モジュールSCMには、コンソールCN
SとプリンタPRTとが接続されている。このコンソー
ルは、パーソナルコンピュータの構成である。そして、
このコンソールCNSとプリンタPRTとは、保守運用
のために接続されている。
【0041】そして、図8の本体81内の電話インタフ
ェースモジュールTIMは、公衆電話回線や構内電話回
線へ接続され、内部には網制御機能(NCU)をもって
おり、電話回線からの着信時のリンギング検出、応答信
号送出、発信時のループ閉成、ダイヤルパルス送出、P
B信号送出、終話時のレバース検出、ビジートーン検出
などを行う。そして、大容量蓄積モジュールMSSは、
デジタル化された音声をバッファリングし、必要に応じ
て読み出される。
【0042】更に、図8のシステム制御モジュールSC
Mは、回線対応ごとの電話インタフェースモジュールか
らのデジタルフォーマット化された音声を大容量蓄積モ
ジュールに規則的に送信し、メッセージのトラヒック制
御を行う。また逆に、大容量蓄積モジュールからのメッ
セージを、該当する電話インタフェースモジュールへ振
り分け、デジタルフォーマット化された音声に変換す
る。更に、PBXとの連動時にはPBXがこのモジュー
ルに接続され、転送情報などの送受を行う。更に、この
システム制御モジュールSCMには、上述の一実施例の
制御メモリ部52を内蔵させることで、ボイスメールの
配送要求に対して、上述のような受け付け取出しの動作
を行い、特定の配送要求の処理遅延を回避させることが
できる。
【0043】尚、ボイスメールシステムとして、iOX
5130などもあり、上述のiOX5150と同じよう
な仕組みで適用することができる。
【0044】(5)また、この発明をファクスメール装
置に適用した場合の構成例を図9に示している。この図
9は、例えば、沖電気工業株式製のiOX5320ファ
クスメールシステムに適用する場合の構成例である。こ
のファクスメールシステムは、回線処理部94と、主制
御部91と、蓄積制御部93と、メディア変換部92と
から構成されている。回線処理部94には、G3通信制
御装置CCM−C3と、音声ガイダンス装置CCM−V
Gと、回線処理装置G3−LUと、網制御装置NCU−
MDとが備えられている。更に、主制御部91には、中
央処理モジュールCPMと、フレキシブルディスクドラ
イブFDDと、保守用コンソールMACと、ラインプリ
ンタLPとが備えられている。更にまた、メディア変換
部92には、文字画像変換装置CCM−CHIMが備え
られている。また、蓄積制御部93には、磁気ディスク
制御装置CCM−DKCと、磁気ディスクドライブ装置
DISKとが備えられている。
【0045】そして、回線処理部94は電話回線へ接続
され、ファクスメール情報を取り込み、この情報はメデ
ィア変換部92で文字と画像間の変換を行い、蓄積制御
部93に蓄積される。また、主制御部91は、上述の一
実施例の主制御部51に対応するものであって、しか
も、この図9の主制御部91の中央処理モジュールCP
Mに上述の一実施例の制御メモリ部52を内蔵構成する
ことで、ファクスメールの配送要求の受け付け、取出し
処理の改善を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べた様に第1の発明のメッセージ
配送要求処理装置においては、メッセージ配送要求を登
録する格納手段内に、少なくとも2以上の配送要求登録
テーブルを構成し、そして、配送要求登録手段と、配送
要求取出手段とを備えて処理することで、複数のメッセ
ージ配送要求が受け付けられた場合に、それぞれのメッ
セージ配送要求に対する処理を偏り無く均等に処理で
き、従来のように特定のメッセージ配送要求が非常に遅
れて配送処理されることを回避させることができる。
【0047】また、第2の発明のメッセージ配送要求処
理装置においては、メッセージ配送要求を登録する格納
手段内に、少なくとも2以上の配送要求登録テーブルを
有し、しかもメッセージ配送要求の種類によってグルー
プ化構成し、そして、識別手段と、配送要求登録手段
と、配送要求取出手段とを備えて処理することで、幾つ
かの種類のメッセージの配送要求を受け付けられた場合
に、それぞれの種類のメッセージ配送要求に対する処理
を偏り無く均等に処理でき、特定の種類のメッセージ配
送要求が非常に遅れて配送処理されることを回避させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の蓄積交換装置における配
送要求受付処理のフローチャートである。
【図2】従来例の配送要求受付処理のフローチャートで
ある。
【図3】従来例の配送要求登録テーブルの説明図であ
る。
【図4】従来例の配送要求取出処理のフローチャートで
ある。
【図5】一実施例の蓄積交換装置の機能ブロック図であ
る。
【図6】一実施例の制御メモリ部の説明図である。
【図7】一実施例の配送要求取出処理のフローチャート
である。
【図8】他の実施例の構成図である。
【図9】他の実施例の構成図である。
【符号の説明】
15…配送要求登録テーブル、16…配送要求登録テー
ブル登録指標ポインタ部、17…配送要求登録テーブル
取出指標ポインタ部、51…主制御部、52…制御メモ
リ部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージの配送要求を受け付けると、
    メッセージ配送要求を一時格納するための格納手段へ格
    納し、処理対象の時期に格納されているメッセージ配送
    要求を取り出し、取り出されたこのメッセージ配送要求
    に基づき処理するメッセージ配送要求処理装置におい
    て、 上記格納手段は、少なくとも2以上の配送要求登録テー
    ブルを有し、 メッセージ配送要求が受け付けられると、上記2以上の
    配送要求登録テーブルのそれぞれに均等に分配して登録
    させる配送要求登録手段と、 上記格納手段からメッセージ配送要求を取り出すときに
    は、上記2以上の配送要求登録テーブルのそれぞれから
    均等に取り出す配送要求取出手段とを備えて処理するこ
    とを特徴とするメッセージ配送要求処理装置。
  2. 【請求項2】 幾つかの種類のメッセージの配送要求を
    受け付け、メッセージ配送要求を一時格納するための格
    納手段へ格納し、処理対象の時期に格納されているメッ
    セージ配送要求を取り出し、取り出されたこのメッセー
    ジ配送要求に基づき処理するメッセージ配送要求処理装
    置において、 上記格納手段は、少なくとも2以上の配送要求登録テー
    ブルを有し、しかもメッセージ配送要求の種類によって
    グループ化構成し、 メッセージ配送要求が受け付けられると、このメッセー
    ジ配送要求の種類を識別する識別手段と、 受け付けられたメッセージ配送要求の種類に応じたグル
    ープの配送要求登録テーブルに登録する配送要求登録手
    段と、 上記格納手段からメッセージ配送要求を取り出すときに
    は、上記各グループの配送要求登録テーブルからそれぞ
    れ均等に取り出す配送要求取出手段とを備えて処理する
    ことを特徴とするメッセージ配送要求処理装置。
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