JPH07183844A - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
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- JPH07183844A JPH07183844A JP5324383A JP32438393A JPH07183844A JP H07183844 A JPH07183844 A JP H07183844A JP 5324383 A JP5324383 A JP 5324383A JP 32438393 A JP32438393 A JP 32438393A JP H07183844 A JPH07183844 A JP H07183844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- cordless telephone
- receiving
- antenna
- reception level
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 相手の子機または親機からの電波の到来方向
および受信レベルの強弱を表示できるとともに、その表
示により概略の子機または親機の位置を把握できるコー
ドレス電話機を得る。 【構成】 少なくとも4個以上の指向性を持つアンテナ
装置4a〜4dを四方に向けて配置し、かつ、上記アン
テナ装置4a〜4dと送受信部との間にスイッチ5を設
け、マイコン6によりスイッチ5を制御し、各アンテナ
装置の受信レベルを判定し、最も受信レベルの高いアン
テナ装置を送受信部2に接続し、ディスプレイ表示部9
に子機または親機からの電波の到来方向または受信レベ
ルの強弱を表示する。
および受信レベルの強弱を表示できるとともに、その表
示により概略の子機または親機の位置を把握できるコー
ドレス電話機を得る。 【構成】 少なくとも4個以上の指向性を持つアンテナ
装置4a〜4dを四方に向けて配置し、かつ、上記アン
テナ装置4a〜4dと送受信部との間にスイッチ5を設
け、マイコン6によりスイッチ5を制御し、各アンテナ
装置の受信レベルを判定し、最も受信レベルの高いアン
テナ装置を送受信部2に接続し、ディスプレイ表示部9
に子機または親機からの電波の到来方向または受信レベ
ルの強弱を表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス電話機の
アンテナ装置に関するものである。
アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、特開平5−1
02896号公報および特開平3−230603号公報
に開示されたものを説明する。まず、特開平5−102
896号公報よれば、移動受信装置は複数のブロックア
レイアンテナを配置して、各ブロックアレイで受信され
た電波のCN比を測定し、所定レベルを超えたC/Nを
有するブロックアレイの出力信号のみスイッチを介して
同相合成し、受信機の入力とするものである。また、特
開平3−230603号公報によれば、平面形アンテナ
は扇形バッチ共振放射器と方向性結合器を組み合わせる
ことにより指向性を切り替えられるものである。
02896号公報および特開平3−230603号公報
に開示されたものを説明する。まず、特開平5−102
896号公報よれば、移動受信装置は複数のブロックア
レイアンテナを配置して、各ブロックアレイで受信され
た電波のCN比を測定し、所定レベルを超えたC/Nを
有するブロックアレイの出力信号のみスイッチを介して
同相合成し、受信機の入力とするものである。また、特
開平3−230603号公報によれば、平面形アンテナ
は扇形バッチ共振放射器と方向性結合器を組み合わせる
ことにより指向性を切り替えられるものである。
【0003】図6は従来のコードレス電話機を示す切欠
き斜視図である。図において、1はホイップアンテナか
らなるアンテナ装置、2は送受信部、3はアンテナ装置
1を支持するとともに、送受信部2を収納固定するコー
ドレス電話機本体である。
き斜視図である。図において、1はホイップアンテナか
らなるアンテナ装置、2は送受信部、3はアンテナ装置
1を支持するとともに、送受信部2を収納固定するコー
ドレス電話機本体である。
【0004】次に、動作について説明する。音声回路
(図示せず)からの音声信号は送受信部2で無線信号に
変換され、アンテナ装置1を介して無線電波として子機
(図示せず)へ送信される。また、アンテナ装置1で受
信された子機からの無線電波の受信信号は、送受信部2
に入力され音声回路により音声信号に変換される。ここ
で、子機との無線電波の送受信に用いられるアンテナ装
置1は、通常1/4波長のホイップアンテナが用いられ
る。このホイップアンテナ1は指向性がなく、周囲に満
遍なく電波が送信され、また、方向に無関係に電波が受
信される。このため、子機の存在方向を把握することな
く、子機からの電波を受信する。
(図示せず)からの音声信号は送受信部2で無線信号に
変換され、アンテナ装置1を介して無線電波として子機
(図示せず)へ送信される。また、アンテナ装置1で受
信された子機からの無線電波の受信信号は、送受信部2
に入力され音声回路により音声信号に変換される。ここ
で、子機との無線電波の送受信に用いられるアンテナ装
置1は、通常1/4波長のホイップアンテナが用いられ
る。このホイップアンテナ1は指向性がなく、周囲に満
遍なく電波が送信され、また、方向に無関係に電波が受
信される。このため、子機の存在方向を把握することな
く、子機からの電波を受信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のコードレス電話
機は以上のように構成され、アンテナ装置1が無指向性
であるので、受信した電波の到来方向が分からず、本機
を親機とすれば相手の子機の存在方向が不明であり、子
機を探すことができないなどの問題点があった。また、
本機を子機とすれば、相手の親機の存在方向を把握でき
ず、例えば、子機が親機を中心とする通信圏内から外れ
てしまい、再び通信圏内へ戻りたい場合、親機の存在方
向が分からないために戻れないなどの問題点があった。
機は以上のように構成され、アンテナ装置1が無指向性
であるので、受信した電波の到来方向が分からず、本機
を親機とすれば相手の子機の存在方向が不明であり、子
機を探すことができないなどの問題点があった。また、
本機を子機とすれば、相手の親機の存在方向を把握でき
ず、例えば、子機が親機を中心とする通信圏内から外れ
てしまい、再び通信圏内へ戻りたい場合、親機の存在方
向が分からないために戻れないなどの問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、相手の子機または親機からの
電波の到来方向および受信レベルの強弱を表示できると
ともに、その表示により概略子機または親機の存在方向
を把握できるコードレス電話機を得ることを目的とす
る。
るためになされたもので、相手の子機または親機からの
電波の到来方向および受信レベルの強弱を表示できると
ともに、その表示により概略子機または親機の存在方向
を把握できるコードレス電話機を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるコード
レス電話機は、指向性を有し、四方に配置された複数の
アンテナ装置と、この複数のアンテナ装置を介して電波
を受信する受信部と、この受信部に前記複数のアンテナ
装置のうち、いずれか1つを接続するスイッチ部と、受
信電波の到来方向または受信レベルを表示する表示部
と、前記スイッチ部により前記受信部に前記複数のアン
テナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レベ
ルを判定し、この受信レベルに基づいて前記表示部に受
信電波の到来方向または受信レベルの強弱を表示させる
制御部とを備えたものである。
レス電話機は、指向性を有し、四方に配置された複数の
アンテナ装置と、この複数のアンテナ装置を介して電波
を受信する受信部と、この受信部に前記複数のアンテナ
装置のうち、いずれか1つを接続するスイッチ部と、受
信電波の到来方向または受信レベルを表示する表示部
と、前記スイッチ部により前記受信部に前記複数のアン
テナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レベ
ルを判定し、この受信レベルに基づいて前記表示部に受
信電波の到来方向または受信レベルの強弱を表示させる
制御部とを備えたものである。
【0008】また、少なくとも4個以上の上記アンテナ
装置,上記受信部,上記スイッチ,,上記表示部,上記
制御部を親機または子機に設け、それぞれ前記子機また
は前記親機からの電波の到来方向または受信レベルの強
弱を上記表示部に表示するものである。
装置,上記受信部,上記スイッチ,,上記表示部,上記
制御部を親機または子機に設け、それぞれ前記子機また
は前記親機からの電波の到来方向または受信レベルの強
弱を上記表示部に表示するものである。
【0009】また、上記複数のアンテナ装置を上記コー
ドレス電話機本体の側壁内側に配置し、上記表示部をコ
ードレス電話機の上面に平坦に設置し、上記制御部によ
り上記表示部に受信電波の到来方向または受信レベルの
強弱を表示するものである。
ドレス電話機本体の側壁内側に配置し、上記表示部をコ
ードレス電話機の上面に平坦に設置し、上記制御部によ
り上記表示部に受信電波の到来方向または受信レベルの
強弱を表示するものである。
【0010】さらに、指向性を有し、四方に配置された
複数のアンテナ装置と、この複数のアンテナ装置を介し
て電波を受信する受信部と、この受信部に前記複数のア
ンテナ装置のうち、いずれか1つを接続するスイッチ部
と、このスイッチ部により前記受信部に前記複数のアン
テナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レベ
ルを判定し、最も受信レベルの高いアンテナ装置を前記
受信部に接続する制御部とを備えたものである。
複数のアンテナ装置と、この複数のアンテナ装置を介し
て電波を受信する受信部と、この受信部に前記複数のア
ンテナ装置のうち、いずれか1つを接続するスイッチ部
と、このスイッチ部により前記受信部に前記複数のアン
テナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レベ
ルを判定し、最も受信レベルの高いアンテナ装置を前記
受信部に接続する制御部とを備えたものである。
【0011】また、少なくとも4個以上の上記アンテナ
装置,上記受信部,上記スイッチ部,上記制御部を親機
または子機に設け、それぞれ前記子機または前記親機か
ら送信された電波を上記受信部により受信するものであ
る。
装置,上記受信部,上記スイッチ部,上記制御部を親機
または子機に設け、それぞれ前記子機または前記親機か
ら送信された電波を上記受信部により受信するものであ
る。
【0012】
【作用】この発明におけるコードレス電話機は、スイッ
チ部により受信部に複数のアンテナ装置を切り替え接続
し、各アンテナ装置の受信レベルを判定し、この受信レ
ベルに基づいて表示部に受信電波の到来方向または受信
レベルの強弱を表示することにより、電波送信機の存在
方向を把握する。
チ部により受信部に複数のアンテナ装置を切り替え接続
し、各アンテナ装置の受信レベルを判定し、この受信レ
ベルに基づいて表示部に受信電波の到来方向または受信
レベルの強弱を表示することにより、電波送信機の存在
方向を把握する。
【0013】さらに、少なくとも4個以上のアンテナ装
置,受信部,スイッチ部,表示部,制御部を親機または
子機側に設け、それぞれ子機または親機からの電波の到
来方向または受信レベルの強弱を表示部に表示すること
により、親機に対する子機の存在方向が、または子機に
対する親機の存在方向が把握できる。
置,受信部,スイッチ部,表示部,制御部を親機または
子機側に設け、それぞれ子機または親機からの電波の到
来方向または受信レベルの強弱を表示部に表示すること
により、親機に対する子機の存在方向が、または子機に
対する親機の存在方向が把握できる。
【0014】また、複数のアンテナ装置をコードレス電
話機本体の内側の側壁に配置し、表示部をコードレス電
話機の上面に平坦に設置し、制御部により上記表示部に
受信電波の到来方向または受信レベル強弱を表示するこ
とによりアンテナ装置の形状を大きく取れ、また、表示
部が見やすくなる。
話機本体の内側の側壁に配置し、表示部をコードレス電
話機の上面に平坦に設置し、制御部により上記表示部に
受信電波の到来方向または受信レベル強弱を表示するこ
とによりアンテナ装置の形状を大きく取れ、また、表示
部が見やすくなる。
【0015】また、スイッチ部により受信部に複数のア
ンテナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レ
ベルを判定し、最も受信レベルの高いアンテナ装置を受
信部に接続することにより電波の受信状態を最良にす
る。
ンテナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レ
ベルを判定し、最も受信レベルの高いアンテナ装置を受
信部に接続することにより電波の受信状態を最良にす
る。
【0016】また、少なくとも4個以上のアンテナ装
置,スイッチ部,受信部,制御部を親機または子機に設
け、それぞれ子機または親機から送信された電波を受信
部により受信することによって、親機における子機から
の電波の受信状態、また、子機における親機からの電波
の受信状態を最良にする。
置,スイッチ部,受信部,制御部を親機または子機に設
け、それぞれ子機または親機から送信された電波を受信
部により受信することによって、親機における子機から
の電波の受信状態、また、子機における親機からの電波
の受信状態を最良にする。
【0017】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示すコードレス電話
機の要部構成図、図2はそのコードレス電話機の斜視図
である。図において、従来例と同一または相当部分には
同一符号を付し、説明を省略する。4a〜4dは四方に
配置された平面パッチアンテナ等の指向性を持つ4個の
アンテナ装置、5はアンテナ装置4a〜4dと送受信部
2の間に設けられ、両者を接続する4端子スイッチ、6
は送受信部2からの受信信号7が入力され、受信信号7
の強弱に応じてスイッチ5に制御信号8を送出し、スイ
ッチ5を切り替える制御部を有するマイコン、9は例え
ば、液晶ディスプレイ(LCD)等からなるディスプレ
イ表示部であり、送受信部2と接続されたアンテナ装置
4a〜4dによる各受信信号に基づいて、電波の到来方
向および受信レベルの強弱を示す表示信号10がディス
プレイ表示部に入力され、表示される。
する。図1はこの発明の一実施例を示すコードレス電話
機の要部構成図、図2はそのコードレス電話機の斜視図
である。図において、従来例と同一または相当部分には
同一符号を付し、説明を省略する。4a〜4dは四方に
配置された平面パッチアンテナ等の指向性を持つ4個の
アンテナ装置、5はアンテナ装置4a〜4dと送受信部
2の間に設けられ、両者を接続する4端子スイッチ、6
は送受信部2からの受信信号7が入力され、受信信号7
の強弱に応じてスイッチ5に制御信号8を送出し、スイ
ッチ5を切り替える制御部を有するマイコン、9は例え
ば、液晶ディスプレイ(LCD)等からなるディスプレ
イ表示部であり、送受信部2と接続されたアンテナ装置
4a〜4dによる各受信信号に基づいて、電波の到来方
向および受信レベルの強弱を示す表示信号10がディス
プレイ表示部に入力され、表示される。
【0018】次に、動作について説明する。音声回路
(図示せず)から送られる音声信号は送受信部2により
無線信号に変換され、スイッチ5によりアンテナ装置4
a〜4dのいずれかが選択され、子機(図示せず)へ送
信される。また、アンテナ装置4a〜4dのいずれかで
受信された子機からの無線電波の受信信号はスイッチ5
を介して送受信部2に導かれ、音声回路を通り音声信号
に変換される。
(図示せず)から送られる音声信号は送受信部2により
無線信号に変換され、スイッチ5によりアンテナ装置4
a〜4dのいずれかが選択され、子機(図示せず)へ送
信される。また、アンテナ装置4a〜4dのいずれかで
受信された子機からの無線電波の受信信号はスイッチ5
を介して送受信部2に導かれ、音声回路を通り音声信号
に変換される。
【0019】ここで、マイコン6により制御信号8をス
イッチ5に入力し、切り替え動作を行う。すなわち、全
てのアンテナ装置4a〜4dを切り替え、各受信信号レ
ベルを各アンテナ装置4a〜4dと対応させ、マイコン
6に記憶させる。その後、制御信号8により受信信号の
レベルが最大となるアンテナ装置の位置にスイッチ5を
切り替える。
イッチ5に入力し、切り替え動作を行う。すなわち、全
てのアンテナ装置4a〜4dを切り替え、各受信信号レ
ベルを各アンテナ装置4a〜4dと対応させ、マイコン
6に記憶させる。その後、制御信号8により受信信号の
レベルが最大となるアンテナ装置の位置にスイッチ5を
切り替える。
【0020】また、このスイッチ5の切り替えと同時
に、マイコン6からの表示信号10によりディスプレイ
表示部9上に電波の到来方向および受信電波の強弱を表
示させ、ディスプレイ表示部9の表示の明るさを受信信
号のレベルに対応して変化させる。これにより、電波の
発信場所である子機の存在方向を把握する。また、最も
受信レベルの高いアンテナ装置を送受信部2に接続する
ため、雑音等の少ない良好な受信状態を保つことができ
る。
に、マイコン6からの表示信号10によりディスプレイ
表示部9上に電波の到来方向および受信電波の強弱を表
示させ、ディスプレイ表示部9の表示の明るさを受信信
号のレベルに対応して変化させる。これにより、電波の
発信場所である子機の存在方向を把握する。また、最も
受信レベルの高いアンテナ装置を送受信部2に接続する
ため、雑音等の少ない良好な受信状態を保つことができ
る。
【0021】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
示すコードレス電話機の要部構成図である。図におい
て、実施例1と同一または相当部分には同一符号を付
し、説明を省略する。11,12,13は2端子スイッ
チであり、各マイコン6からの制御信号8により制御さ
れる。
示すコードレス電話機の要部構成図である。図におい
て、実施例1と同一または相当部分には同一符号を付
し、説明を省略する。11,12,13は2端子スイッ
チであり、各マイコン6からの制御信号8により制御さ
れる。
【0022】次に、動作について説明する。まず、マイ
コン6によるスイッチ11,12,13によるアンテナ
装置4a〜4dの切替動作以外は、上記実施例1と同一
であるため説明を省略する。次に、アンテナ装置の切替
動作については、アンテナ装置4aにより受信する場合
は、マイコン6によりスイッチ11をa端子に、スイッ
チ13をe端子にそれぞれ切り替える。次に、アンテナ
装置4bにより受信する場合は、スイッチ11をb端子
に切り替える。さらに、アンテナ装置4cにより受信す
る場合は、スイッチ12をc端子に、スイッチ13をf
端子にそれぞれ切り替える。最後にアンテナ装置4dに
より受信する場合には、スイッチ12をd端子に切り替
える。
コン6によるスイッチ11,12,13によるアンテナ
装置4a〜4dの切替動作以外は、上記実施例1と同一
であるため説明を省略する。次に、アンテナ装置の切替
動作については、アンテナ装置4aにより受信する場合
は、マイコン6によりスイッチ11をa端子に、スイッ
チ13をe端子にそれぞれ切り替える。次に、アンテナ
装置4bにより受信する場合は、スイッチ11をb端子
に切り替える。さらに、アンテナ装置4cにより受信す
る場合は、スイッチ12をc端子に、スイッチ13をf
端子にそれぞれ切り替える。最後にアンテナ装置4dに
より受信する場合には、スイッチ12をd端子に切り替
える。
【0023】以上によりアンテナ装置4a〜4dの切り
替えが行われる。また、マイコン6には、上記切り替え
動作を行うシーケンス制御を設ける。本実施例2は、汎
用の2連スイッチを用いるため、組立性がよい。
替えが行われる。また、マイコン6には、上記切り替え
動作を行うシーケンス制御を設ける。本実施例2は、汎
用の2連スイッチを用いるため、組立性がよい。
【0024】実施例3.なお、上記実施例1,2は親機
に本発明を実施したものを示したが、子機に用いてもよ
く、同様の効果を奏する。図4は、この発明の他の実施
例を示すコードレス電話機の斜視図であり、図におい
て、14は子機本体、15はレシーバ、16はマイク、
17はダイヤルボタンであり、アンテナ装置4a〜4d
およびディスプレイ表示部9は子機本体14の上部に設
けられている。なお、要部構成図は、図2と同様であ
る。
に本発明を実施したものを示したが、子機に用いてもよ
く、同様の効果を奏する。図4は、この発明の他の実施
例を示すコードレス電話機の斜視図であり、図におい
て、14は子機本体、15はレシーバ、16はマイク、
17はダイヤルボタンであり、アンテナ装置4a〜4d
およびディスプレイ表示部9は子機本体14の上部に設
けられている。なお、要部構成図は、図2と同様であ
る。
【0025】次に、動作について説明する。親機との交
信は、ダイヤルボタン17を操作し、親機、例えばコー
ドレス電話機本体3を呼び出し、レシーバ15およびマ
イク16を用いて通話を行う。ここで、実施例1と同様
にディスプレイ表示部9に親機から送信された電波の到
来方向および受信電波の強弱を表示し、親機の存在方向
を把握する。よって、子機本体14が親機との通信可能
圏から外れた場合は、把握している親機の存在方向へ戻
ることにより、容易に通信を回復することができる。ま
た、親機の設置場所を探す場合には、ディスプレイ表示
部9を見ながら電波の到来方向へ移動することにより可
能となる。一方、アンテナ装置4a〜4dのうち最も受
信レベルの高いアンテナ装置を送受信部2に接続するた
め、雑音等の少ない良好な受信状態を保つことができ
る。
信は、ダイヤルボタン17を操作し、親機、例えばコー
ドレス電話機本体3を呼び出し、レシーバ15およびマ
イク16を用いて通話を行う。ここで、実施例1と同様
にディスプレイ表示部9に親機から送信された電波の到
来方向および受信電波の強弱を表示し、親機の存在方向
を把握する。よって、子機本体14が親機との通信可能
圏から外れた場合は、把握している親機の存在方向へ戻
ることにより、容易に通信を回復することができる。ま
た、親機の設置場所を探す場合には、ディスプレイ表示
部9を見ながら電波の到来方向へ移動することにより可
能となる。一方、アンテナ装置4a〜4dのうち最も受
信レベルの高いアンテナ装置を送受信部2に接続するた
め、雑音等の少ない良好な受信状態を保つことができ
る。
【0026】実施例4.また、上記実施例1,2ではコ
ードレス電話機本体3(親機)の上面の一部分にアンテ
ナ装置4a〜4dを設け、ディスプレイ表示部9の突出
したものを示したが、図5に示すようにコードレス電話
機本体3の周囲の4辺の内側にアンテナ装置4a〜4b
よりも大きいアンテナ装置18a〜18d(18b,1
8cは図示せず)を設け、ディスプレイ表示部9だけを
コードレス電話機本体3の上面の一部分に平坦に設けて
もよい。これにより、コードレス電話機本体3内部の空
間を有効に活用できるとともに、アンテナ装置の形状を
大きく取れるため、受信感度が向上する。また、ディス
プレイ表示部9がコードレス電話機本体3上面から突出
することがなくなるため、ディスプレイ表示部9が見や
すくなり、操作性が向上する。
ードレス電話機本体3(親機)の上面の一部分にアンテ
ナ装置4a〜4dを設け、ディスプレイ表示部9の突出
したものを示したが、図5に示すようにコードレス電話
機本体3の周囲の4辺の内側にアンテナ装置4a〜4b
よりも大きいアンテナ装置18a〜18d(18b,1
8cは図示せず)を設け、ディスプレイ表示部9だけを
コードレス電話機本体3の上面の一部分に平坦に設けて
もよい。これにより、コードレス電話機本体3内部の空
間を有効に活用できるとともに、アンテナ装置の形状を
大きく取れるため、受信感度が向上する。また、ディス
プレイ表示部9がコードレス電話機本体3上面から突出
することがなくなるため、ディスプレイ表示部9が見や
すくなり、操作性が向上する。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スイ
ッチ部により受信部に複数のアンテナ装置を切り替え接
続し、各アンテナ装置の受信レベルを判定し、この受信
レベルに基づいて、表示部に受信電波の到来方向または
受信レベルの強弱を表示することにより電波の送信機の
存在方向を把握でき、発信場所を簡単に検索できるコー
ドレス電話機が得られるという効果がある。
ッチ部により受信部に複数のアンテナ装置を切り替え接
続し、各アンテナ装置の受信レベルを判定し、この受信
レベルに基づいて、表示部に受信電波の到来方向または
受信レベルの強弱を表示することにより電波の送信機の
存在方向を把握でき、発信場所を簡単に検索できるコー
ドレス電話機が得られるという効果がある。
【0028】また、少なくとも4個以上のアンテナ装
置,受信部,スイッチ部,表示部,制御部を親機または
子機側に設け、それぞれ子機または親機からの電波の到
来方向または受信レベルの強弱を表示部に表示すること
により、親機側では相手の子機の存在方向が一目で分か
り、子機を捜し出すことが簡単に行うことができ、ま
た、子機側では親機を中心とする通信圏内から子機が外
れた場合、親機の存在方向が一目で分かり、容易に再び
通信圏内に戻れ、良好な通信状態を保てるという効果が
ある。
置,受信部,スイッチ部,表示部,制御部を親機または
子機側に設け、それぞれ子機または親機からの電波の到
来方向または受信レベルの強弱を表示部に表示すること
により、親機側では相手の子機の存在方向が一目で分か
り、子機を捜し出すことが簡単に行うことができ、ま
た、子機側では親機を中心とする通信圏内から子機が外
れた場合、親機の存在方向が一目で分かり、容易に再び
通信圏内に戻れ、良好な通信状態を保てるという効果が
ある。
【0029】さらに、アンテナ装置をコードレス電話機
本体の内側側壁に配置し、表示部をコードレス電話機上
面に平坦に設置することにより、アンテナ装置の形状を
大きくとれて受信感度が向上でき、また、表示部がより
見やすくなり操作性が向上するという効果がある。
本体の内側側壁に配置し、表示部をコードレス電話機上
面に平坦に設置することにより、アンテナ装置の形状を
大きくとれて受信感度が向上でき、また、表示部がより
見やすくなり操作性が向上するという効果がある。
【0030】また、スイッチ部により受信部に複数のア
ンテナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レ
ベルを判定し、最も受信レベルの高いアンテナ装置を受
信部に接続することにより、電波の受信状態を最良にで
き、ノイズの少ない良好な通話を行えるという効果があ
る。
ンテナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レ
ベルを判定し、最も受信レベルの高いアンテナ装置を受
信部に接続することにより、電波の受信状態を最良にで
き、ノイズの少ない良好な通話を行えるという効果があ
る。
【0031】さらに、少なくとも4個以上のアンテナ装
置,受信部,スイッチ部,制御部を親機または子機側に
設け、それぞれ子機または親機から送信された電波を受
信部により受信することによって、親機または子機から
の電波の受信状態を最良にし、両者間の通話を良好なも
のにできるという効果がある。
置,受信部,スイッチ部,制御部を親機または子機側に
設け、それぞれ子機または親機から送信された電波を受
信部により受信することによって、親機または子機から
の電波の受信状態を最良にし、両者間の通話を良好なも
のにできるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるコードレス電話機の
要部構成図である。
要部構成図である。
【図2】この発明の一実施例によるコードレス電話機を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】この発明の他の実施例によるコードレス電話機
を示す要部構成図である。
を示す要部構成図である。
【図4】この発明の他の実施例によるコードレス電話機
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】この発明の他の実施例によるコードレス電話機
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】従来のコードレス電話機を示す斜視図である。
2 送受信部 3 コードレス電話機本体 4a アンテナ装置 4b アンテナ装置 4c アンテナ装置 4d アンテナ装置 5 スイッチ部 6 マイコン 9 ディスプレイ表示部 11 スイッチ 12 スイッチ 13 スイッチ 14 子機本体 18a アンテナ装置 18d アンテナ装置
Claims (5)
- 【請求項1】 指向性を有し、四方に配置された複数の
アンテナ装置と、この複数のアンテナ装置を介して電波
を受信する受信部と、この受信部に前記複数のアンテナ
装置のうち、いずれか1つを接続するスイッチ部と、受
信電波の到来方向または受信レベルを表示する表示部
と、前記スイッチ部により前記受信部に前記複数のアン
テナ装置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レベ
ルを判定し、この受信レベルに基づいて前記表示部に受
信電波の到来方向または受信レベルの強弱を表示させる
制御部とを備えたことを特徴とするコードレス電話機。 - 【請求項2】 少なくとも4個以上の上記アンテナ装
置,上記受信部,上記スイッチ部,上記表示部,上記制
御部を親機または子機に設け、それぞれ前記子機または
前記親機からの電波の到来方向または受信レベルの強弱
を上記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載
のコードレス電話機。 - 【請求項3】 上記複数のアンテナ装置を上記コードレ
ス電話機本体の側壁内側に配置し、上記表示部をコード
レス電話機の上面に平坦に設置し、上記制御部により上
記表示部に受信電波の到来方向または受信レベルの強弱
を表示することを特徴とする請求項1記載のコードレス
電話機。 - 【請求項4】 指向性を有し、四方に配置された複数の
アンテナ装置と、この複数のアンテナ装置を介して電波
を受信する受信部と、この受信部に前記複数のアンテナ
装置のうち、いずれか1つを接続するスイッチ部と、こ
のスイッチ部により前記受信部に前記複数のアンテナ装
置を切り替え接続し、各アンテナ装置の受信レベルを判
定し、最も受信レベルの高いアンテナ装置を前記受信部
に接続する制御部とを備えたコードレス電話機。 - 【請求項5】 少なくとも4個以上の上記アンテナ装
置,上記受信部,上記スイッチ部,上記制御部を親機ま
たは子機に設け、それぞれ前記子機または前記親機から
送信された電波を上記受信部により受信することを特徴
とする請求項4記載のコードレス電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324383A JPH07183844A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324383A JPH07183844A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | コードレス電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07183844A true JPH07183844A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18165182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5324383A Pending JPH07183844A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07183844A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002135198A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 携帯端末 |
WO2004093443A1 (ja) * | 2003-04-17 | 2004-10-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | 無線通信装置 |
JP2006166363A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Nec Corp | 携帯端末及び携帯端末通信方法 |
JP2019015515A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-31 | 富士通株式会社 | 埋設機器管理装置、埋設機器管理方法及び埋設機器管理プログラム |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324383A patent/JPH07183844A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7663554B2 (en) | 2003-04-17 | 2010-02-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wireless communication device |
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