JPH07183772A - バイポーラ信号切換器 - Google Patents
バイポーラ信号切換器Info
- Publication number
- JPH07183772A JPH07183772A JP32651393A JP32651393A JPH07183772A JP H07183772 A JPH07183772 A JP H07183772A JP 32651393 A JP32651393 A JP 32651393A JP 32651393 A JP32651393 A JP 32651393A JP H07183772 A JPH07183772 A JP H07183772A
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- JP
- Japan
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- signal
- bipolar
- switch
- signals
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- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現用・予備の２つのバイポーラ信号の一方を
スイッチで選択して出力するバイポーラ信号切換器にお
いて、スイッチによる切換のタイミングが切換器後段の
装置におけるバイポーラ信号の識別タイミングと一致す
るのを避け、後段装置における信号識別で、ビット誤り
が生じることのないようにする。 【構成】 現用・予備の２つのユニポーラ信号は、移相
器６，７を介して信号変換器８，９に送られ、バイポー
ラ信号に変換される。この２つのバイポーラ信号の位相
差及び極性の一致を極性切換器１２にて検出し移相器
６，７及び極性切換器１０により互いに位相・極性を合
せておく。この状態でスイッチ１３で２つの信号を切換
える場合に、切換タイミングが後段のバイポーラ信号の
識別タイミングと一致してビット誤りが生じないようフ
リップフロップ１１で切換タイミングを信号の立上がり
に合わせる。
スイッチで選択して出力するバイポーラ信号切換器にお
いて、スイッチによる切換のタイミングが切換器後段の
装置におけるバイポーラ信号の識別タイミングと一致す
るのを避け、後段装置における信号識別で、ビット誤り
が生じることのないようにする。 【構成】 現用・予備の２つのユニポーラ信号は、移相
器６，７を介して信号変換器８，９に送られ、バイポー
ラ信号に変換される。この２つのバイポーラ信号の位相
差及び極性の一致を極性切換器１２にて検出し移相器
６，７及び極性切換器１０により互いに位相・極性を合
せておく。この状態でスイッチ１３で２つの信号を切換
える場合に、切換タイミングが後段のバイポーラ信号の
識別タイミングと一致してビット誤りが生じないようフ
リップフロップ１１で切換タイミングを信号の立上がり
に合わせる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラ信号の切替
器に関し、特に現用・予備のバイポーラ信号を信号誤り
を生じること無しに切換えるバイポーラ信号切換器に関
する。
器に関し、特に現用・予備のバイポーラ信号を信号誤り
を生じること無しに切換えるバイポーラ信号切換器に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来のバイポーラ信号切換器では、図２
に示す様に、現用および予備のユニポーラデータ・クロ
ックが各々移相器６，７に加えられて遅延量の制御をう
け、移相器６，７の出力はユニポーラ・バイポーラ変換
器８，９でバイポーラ信号に変換され、両バイポーラ信
号はスイッチ１３に入力される。スイッチ１３は、端子
３に外部から与えられる制御信号応じて、現用または予
備いずれか一方の信号を選択して出力する。移相極性検
出器１２は、現用および予備の信号の位相差及び極性の
一致を検出する。ここでは極性切換器１０の出力を現用
とし、信号変換器９の出力を予備とする。操作者は、そ
の位相差および極制を検出器１２で見て、移相器６，７
及び極性切換器１０により２つのバイポーラ信号の位相
および極性を合わせておく。
に示す様に、現用および予備のユニポーラデータ・クロ
ックが各々移相器６，７に加えられて遅延量の制御をう
け、移相器６，７の出力はユニポーラ・バイポーラ変換
器８，９でバイポーラ信号に変換され、両バイポーラ信
号はスイッチ１３に入力される。スイッチ１３は、端子
３に外部から与えられる制御信号応じて、現用または予
備いずれか一方の信号を選択して出力する。移相極性検
出器１２は、現用および予備の信号の位相差及び極性の
一致を検出する。ここでは極性切換器１０の出力を現用
とし、信号変換器９の出力を予備とする。操作者は、そ
の位相差および極制を検出器１２で見て、移相器６，７
及び極性切換器１０により２つのバイポーラ信号の位相
および極性を合わせておく。
【０００３】特開照５４−１２８６４４号公報にはクロ
ックだけを現用と予備との間で切換える回路が示されて
いる。
ックだけを現用と予備との間で切換える回路が示されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図２の従来のバイポー
ラ信号切換器では、位相極性検出器１２で２つの信号の
位相および極性を検出し、位相器６，７、極性切換器１
０で位相・極性を一致させているものの、スイッチ１３
で切換えるタイミングは任意となってる。この場合、ス
イッチ１３の出力の後段に接続される受端装置（伝送端
末装置）におけるバイポーラ識別回路の識別タイミング
とこのスイッチ１３で切換えるタイミングとが一致する
と、信号切換の過渡期に信号の識別を行うことになり、
受端装置において信号誤りを起す可能性がある。
ラ信号切換器では、位相極性検出器１２で２つの信号の
位相および極性を検出し、位相器６，７、極性切換器１
０で位相・極性を一致させているものの、スイッチ１３
で切換えるタイミングは任意となってる。この場合、ス
イッチ１３の出力の後段に接続される受端装置（伝送端
末装置）におけるバイポーラ識別回路の識別タイミング
とこのスイッチ１３で切換えるタイミングとが一致する
と、信号切換の過渡期に信号の識別を行うことになり、
受端装置において信号誤りを起す可能性がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が提供する手段は、第１のユニポーラ信号の
遅延量を変化させる第１の移相器と、この第１の移相器
から出力されるユニポーラ信号を第１のバイポーラ信号
に変換するとともに該第１のバイポーラ信号の極性を必
要に応じて反転させ得る信号変換・極性切換手段とを第
１の信号系に有し、第２のユニポーラ信号の遅延量を変
化させる第２の移相器と、この第２の移送器から出力さ
れるユニポーラ信号を第２のバイポーラ信号に変換する
信号変換手段とを第２の信号系に備え、さらに前記第１
及び第２のバイポーラ信号の位相差および極性の一致・
不一致を検出する検出器と、前記第１及び第２のバイポ
ーラ信号のうちの一方を選択して出力するスイッチとを
備えるバイポーラ信号切換器において、前記第１または
第２のバイポーラ信号とは非同期で外部から与えられる
制御信号を受け、前記スイッチの切換を制御する信号を
生成するフリップフロップを備え、該フリップフロップ
は前記第１または第２の信号系からクロック信号を受
け、該クロック信号に同期して前記外部制御信号に応じ
た信号を前記スイッチ切換制御信号として生成すること
により、前記第１または第２のバイポーラ信号の立上り
に一致させて前記スイッチの切換をすることを特徴とす
るバイポーラ信号切換器である。
めに本発明が提供する手段は、第１のユニポーラ信号の
遅延量を変化させる第１の移相器と、この第１の移相器
から出力されるユニポーラ信号を第１のバイポーラ信号
に変換するとともに該第１のバイポーラ信号の極性を必
要に応じて反転させ得る信号変換・極性切換手段とを第
１の信号系に有し、第２のユニポーラ信号の遅延量を変
化させる第２の移相器と、この第２の移送器から出力さ
れるユニポーラ信号を第２のバイポーラ信号に変換する
信号変換手段とを第２の信号系に備え、さらに前記第１
及び第２のバイポーラ信号の位相差および極性の一致・
不一致を検出する検出器と、前記第１及び第２のバイポ
ーラ信号のうちの一方を選択して出力するスイッチとを
備えるバイポーラ信号切換器において、前記第１または
第２のバイポーラ信号とは非同期で外部から与えられる
制御信号を受け、前記スイッチの切換を制御する信号を
生成するフリップフロップを備え、該フリップフロップ
は前記第１または第２の信号系からクロック信号を受
け、該クロック信号に同期して前記外部制御信号に応じ
た信号を前記スイッチ切換制御信号として生成すること
により、前記第１または第２のバイポーラ信号の立上り
に一致させて前記スイッチの切換をすることを特徴とす
るバイポーラ信号切換器である。
【０００６】
【実施例】次に本発明の一実施例について図１を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００７】端子１，４に入力された現用・予備の２組
のユニポーラデータと、端子２，５に入力されたクロッ
クは、移相器６，７に各々入力され、遅延を与えたられ
る。移相器６，７の出力は信号変換器８，９に加えら
れ、バイポーラデータに変換される。信号変換器８側に
は極性切換器１０を設け、バイポーラ信号の極性を任意
に選べるようにしておく。スイッチ１３は、２組のバイ
ポーラ信号のうちの一方を選択し、出力する。位相極性
検出器１２は、この２組のバイポーラ信号の位相差およ
び極性の一致を検出する。操作者は、位相極性検出器１
２で検出された位相差および極性に基づき、移相器６，
７及び極性切換器１０を調整し、２組のバイポーラ信号
の位相及び極位を合せておく。
のユニポーラデータと、端子２，５に入力されたクロッ
クは、移相器６，７に各々入力され、遅延を与えたられ
る。移相器６，７の出力は信号変換器８，９に加えら
れ、バイポーラデータに変換される。信号変換器８側に
は極性切換器１０を設け、バイポーラ信号の極性を任意
に選べるようにしておく。スイッチ１３は、２組のバイ
ポーラ信号のうちの一方を選択し、出力する。位相極性
検出器１２は、この２組のバイポーラ信号の位相差およ
び極性の一致を検出する。操作者は、位相極性検出器１
２で検出された位相差および極性に基づき、移相器６，
７及び極性切換器１０を調整し、２組のバイポーラ信号
の位相及び極位を合せておく。
【０００８】Ｄ型フリップフロップ１１は、外部から端
子３へ入力させる現用／予備切換制御信号をデータ端子
Ｄに受け、位相器７の出力のクロックをクロック端子Ｃ
へ受ける。
子３へ入力させる現用／予備切換制御信号をデータ端子
Ｄに受け、位相器７の出力のクロックをクロック端子Ｃ
へ受ける。
【０００９】この状態において、スイッチ１３を切換え
る現用／予備切換制御信号を端子３より受けると、実際
にスイッチ１３を駆動するタイミングはフリップフロッ
プ１１により、バイポーラ信号の立上りに一致させる。
スイッチ１３の出力を受ける受端装置は、信号の立上り
の様な識別誤りを発生させる恐れのあるタイミングを避
けるけてバイポーラ信号の識別を行う。そこで、本実施
例を採用して、スイッチ１３によるバイポーラ信号の切
換タイミングを該バイポーラ信号の立上り点と一致させ
れば、信号切換の過渡器に識別を行うことによる信号誤
りの発生を防ぐことがきる。
る現用／予備切換制御信号を端子３より受けると、実際
にスイッチ１３を駆動するタイミングはフリップフロッ
プ１１により、バイポーラ信号の立上りに一致させる。
スイッチ１３の出力を受ける受端装置は、信号の立上り
の様な識別誤りを発生させる恐れのあるタイミングを避
けるけてバイポーラ信号の識別を行う。そこで、本実施
例を採用して、スイッチ１３によるバイポーラ信号の切
換タイミングを該バイポーラ信号の立上り点と一致させ
れば、信号切換の過渡器に識別を行うことによる信号誤
りの発生を防ぐことがきる。
【００１０】図１の実施例では、位相器６、信号変換器
８および極制切換器１０の信号系統が前述の第１の信号
系に相当し、位相器７および信号変換器９の系統が前述
の第２の信号系に相当する。例えば、第１の信号系を現
用系とし、第２の信号系を予備系として用いる。
８および極制切換器１０の信号系統が前述の第１の信号
系に相当し、位相器７および信号変換器９の系統が前述
の第２の信号系に相当する。例えば、第１の信号系を現
用系とし、第２の信号系を予備系として用いる。
【００１１】端子３には、現用系および予備系の異常を
監視しているアラー検出装置から現用／予備切換制御信
号が与えられる。
監視しているアラー検出装置から現用／予備切換制御信
号が与えられる。
【００１２】
【発明の効果】以上に説明した様に、本発明によれば、
現用・予備の２つのバイポーラ信号の位相・極性をあら
かじめ合せた上で、信号の切換タイミングをバイポーラ
信号の立上がりに一致させることにより、スイッチによ
るバイポーラ信号の切換をビット誤りを伴うおそれのな
い時点に行うことが出来る。
現用・予備の２つのバイポーラ信号の位相・極性をあら
かじめ合せた上で、信号の切換タイミングをバイポーラ
信号の立上がりに一致させることにより、スイッチによ
るバイポーラ信号の切換をビット誤りを伴うおそれのな
い時点に行うことが出来る。
【図１】本発明の一実施例のブロック回路図。
【図２】従来のバイポーラ信号切換器を示すブロック回
路図。
路図。
６，７ 移相器 ８，９ ユニポーラ・バイポーラ信号変換器 １０ 極性切換器 １１ フリップフロップ １２ 位相極性検出器 １３ スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 第１のユニポーラ信号の遅延量を変化さ
せる第１の移相器と、この第１の移相器から出力される
ユニポーラ信号を第１のバイポーラ信号に変換するとと
もに該第１のバイポーラ信号の極性を必要に応じて反転
させ得る信号変換・極性切換手段とを第１の信号系に有
し、 第２のユニポーラ信号の遅延量を変化させる第２の移相
器と、この第２の移送器から出力されるユニポーラ信号
を第２のバイポーラ信号に変換する信号変換手段とを第
２の信号系に備え、 さらに、前記第１及び第２のバイポーラ信号の位相差お
よび極性の一致・不一致を検出する検出器と、前記第１
及び第２のバイポーラ信号のうちの一方を選択して出力
するスイッチとを備えるバイポーラ信号切換器におい
て、 前記第１または第２のバイポーラ信号とは非同期で外部
から与えられる制御信号を受け、前記スイッチの切換を
制御する信号を生成するフリップフロップを備え、該フ
リップフロップは前記第１または第２の信号系からクロ
ック信号を受け、該クロック信号に同期して前記外部制
御信号に応じた信号を前記スイッチ切換制御信号として
生成することにより、前記第１または第２のバイポーラ
信号の立上りに一致させて前記スイッチの切換をするこ
とを特徴とするバイポーラ信号切換器。 - 【請求項２】 前記フリップフロップは、Ｄ形のフリッ
プフロップでなり、前記外部制御信号をデータ端子Ｄに
入力し、前記第２の移送器の出力のクロック信号をクロ
ック端子Ｃに入力することを特徴とする請求項１に記載
のバイポーラ信号切換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5326513A JP2571007B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | バイポーラ信号切換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5326513A JP2571007B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | バイポーラ信号切換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07183772A true JPH07183772A (ja) | 1995-07-21 |
| JP2571007B2 JP2571007B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=18188675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5326513A Expired - Fee Related JP2571007B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | バイポーラ信号切換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571007B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5326513A patent/JP2571007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571007B2 (ja) | 1997-01-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960903 |
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