JP2561018B2 - 伝送路インタフェース切替装置 - Google Patents
伝送路インタフェース切替装置Info
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- JP2561018B2 JP2561018B2 JP5329690A JP32969093A JP2561018B2 JP 2561018 B2 JP2561018 B2 JP 2561018B2 JP 5329690 A JP5329690 A JP 5329690A JP 32969093 A JP32969093 A JP 32969093A JP 2561018 B2 JP2561018 B2 JP 2561018B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路インタフェース切
替装置に関し、特に平衡伝送路信号のインタフェースの
切替装置に関する。
替装置に関し、特に平衡伝送路信号のインタフェースの
切替装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の伝送路インタフェース切
替装置は、図４に示されているように、２つの信号線対
１００及び２００に夫々対応して設けられたインタフェ
ース部１２及び１３と、これらの出力を択一的に送出す
るセレクタ部（ＳＥＬ）１１と、これらを制御する制御
部１４とを含んで構成されていた。そして、セレクタ部
１１により、インタフェース部１２及び１３のうちの現
用側の出力を送出し、その現用側に故障等の異常が生じ
た場合には予備側の出力を送出するように切替え制御を
行っていた。
替装置は、図４に示されているように、２つの信号線対
１００及び２００に夫々対応して設けられたインタフェ
ース部１２及び１３と、これらの出力を択一的に送出す
るセレクタ部（ＳＥＬ）１１と、これらを制御する制御
部１４とを含んで構成されていた。そして、セレクタ部
１１により、インタフェース部１２及び１３のうちの現
用側の出力を送出し、その現用側に故障等の異常が生じ
た場合には予備側の出力を送出するように切替え制御を
行っていた。
【０００３】インタフェース部１２，１３は同一の内部
構成であり、夫々伝送路と内部回路とを接続／開放する
リレースイッチ（以下、リレーと呼ぶ）１５，１６と、
伝送路のバイポーラ信号をユニポーラ信号に変換するＢ
／Ｕ変換部５，６と、フレーム同期を取るフレーム終端
部７，８と、一次側の中点が接地され二次側がＢ／Ｕ変
換部に接続されたトランス９，１０とを含んで構成され
ている。
構成であり、夫々伝送路と内部回路とを接続／開放する
リレースイッチ（以下、リレーと呼ぶ）１５，１６と、
伝送路のバイポーラ信号をユニポーラ信号に変換するＢ
／Ｕ変換部５，６と、フレーム同期を取るフレーム終端
部７，８と、一次側の中点が接地され二次側がＢ／Ｕ変
換部に接続されたトランス９，１０とを含んで構成され
ている。
【０００４】かかる構成からなる従来のインタフェース
切替装置においては、インタフェース部１２が現用、イ
ンタフェース部１３が予備のときに、現用をインタフェ
ース部１２から１３に切替える場合、まずリレー１５を
オフ状態にして伝送路から切離し、その後にセレクタ部
１１を切替え、リレー１６をオン状態にして伝送路に接
続して同期引込みを行うように制御していた。
切替装置においては、インタフェース部１２が現用、イ
ンタフェース部１３が予備のときに、現用をインタフェ
ース部１２から１３に切替える場合、まずリレー１５を
オフ状態にして伝送路から切離し、その後にセレクタ部
１１を切替え、リレー１６をオン状態にして伝送路に接
続して同期引込みを行うように制御していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の伝送路
インタフェース切替装置では、切替え制御の際、２つの
インタフェース部が共に伝送路より切離される瞬間があ
るため、伝送路信号が瞬断するという欠点があった。
インタフェース切替装置では、切替え制御の際、２つの
インタフェース部が共に伝送路より切離される瞬間があ
るため、伝送路信号が瞬断するという欠点があった。
【０００６】本発明は上述した従来の欠点を解決するた
めになされたものであり、その目的は切替え制御の際に
伝送路信号が瞬断することのない伝送路インタフェース
切替装置を提供することである。
めになされたものであり、その目的は切替え制御の際に
伝送路信号が瞬断することのない伝送路インタフェース
切替装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による伝送路イン
タフェース切替装置は、平衡伝送路信号を伝達する第１
及び第２の信号線からなる第１の信号線対と、前記平衡
伝送路信号を伝達する第３及び第４の信号線からなる第
２の信号線対と、前記第１の信号線対に対応して設けら
れ一次側中点が接地された第１のトランスと、前記第２
の信号線対に対応して設けられ一次側中点が接地された
第２のトランスと、前記第１及び第２のトランスの両出
力を択一的に送出するセレクタとを有する伝送路インタ
フェース切替装置であって、前記第１の信号線と前記第
１のトランスとの接続状態を制御する第１のスイッチ
と、前記第２の信号線と前記第１のトランスとの接続状
態を制御する第２のスイッチと、前記第３の信号線と前
記第２のトランスとの接続状態を制御する第３のスイッ
チと、前記第４の信号線と前記第２のトランスとの接続
状態を制御する第４のスイッチと、前記第１のスイッチ
をオフ状態にする前に前記第３のスイッチをオン状態に
制御し、前記第２のスイッチをオフ状態にする前に前記
第４のスイッチをオン状態に制御するスイッチ制御手段
と、この制御の際前記セレクタを、前記第１のトランス
の出力送出状態から前記第２のトランスの出力送出状態
に切替えるセレクタ制御手段とを有することを特徴とす
る。本発明による他の伝送路インタフェース切替装置
は、平衡伝送路信号を伝達する第１及び第２の信号線か
らなる第１の信号線対と、前記平衡伝送路信号を伝達す
る第３及び第４の信号線からなる第２の信号線対と、前
記第１の信号線対に対応して設けられ一次側中点が接地
された第１のトランスと、前記第２の信号線対に対応し
て設けられ一次側中点が接地された第２のトランスと、
前記第１及び第２のトランスの両出力を択一的に送出す
るセレクタとを有する伝送路インタフェース切替装置で
あって、前記第１の信号線と前記第１のトランスとの接
続状態を制御する第１のスイッチと、前記第２の信号線
と前記第１のトランスとの接続状態を制御する第２のス
イッチと、前記第３の信号線と前記第２のトランスとの
接続状態を制御する第３のスイッチと、前記第４の信号
線と前記第２のトランスとの接続状態を制御する第４の
スイッチと、外部指令に応答して前記第１及び第２のス
イッチが接続されている状態から前記第１〜第３のスイ
ッチが接続されてい る状態に切替える第１の制御手段
と、この切替後の状態から前記第２及び第３のスイッチ
が接続されている状態に切替える第２の制御手段と、こ
の切替後の状態から前記第２〜第４のスイッチが接続さ
れている状態に切替える第３の制御手段と、この切替後
の状態から前記第３及び第４のスイッチが接続されてい
る状態に切替える第４の制御手段と、前記第１〜第３の
制御手段の切替後の状態のいずれかの状態において前記
セレクタを、前記第１のトランスの出力送出状態から前
記第２のトランスの出力送出状態に切替えるセレクタ制
御手段とを含むことを特徴とする。本発明による他の伝
送路インタフェース切替装置は、平衡伝送路信号を伝達
する第１及び第２の信号線からなる第１の信号線対と、
前記平衡伝送路信号を伝達する第３及び第４の信号線か
らなる第２の信号線対と、前記第１の信号線対に対応し
て設けられ一次側中点が接地された第１のトランスと、
前記第２の信号線対に対応して設けられ一次側中点が接
地された第２のトランスと、前記第１及び第２のトラン
スの両出力を択一的に送出するセレクタとを有する伝送
路インタフェース切替装置であって、前記第１の信号線
と前記第１のトランスとの接続状態を制御する第１のス
イッチと、前記第２の信号線と前記第１のトランスとの
接続状態を制御する第２のスイッチと、前記第３の信号
線と前記第２のトランスとの接続状態を制御する第３の
スイッチと、前記第４の信号線と前記第２のトランスと
の接続状態を制御する第４のスイッチと、外部指令に応
答して前記第１及び第２のスイッチが接続されている状
態から前記第１及び第２並びに第３のスイッチが接続さ
れている状態に切替える第１の制御手段と、この切替後
の状態から前記第１〜第４のスイッチが接続されている
状態に切替える第２の制御手段と、この切替後の状態か
ら前記第２〜第４のスイッチが接続されている状態に切
替える第３の制御手段と、この切替後の状態から前記第
３及び第４のスイッチが接続されている状態に切替える
第４の制御手段と、前記第１〜第３の制御手段の切替後
の状態のいずれかの状態において前記セレクタを、前記
第１のトランスの出力送出状態から前記第２のトランス
の出力送出状態に切替えるセレクタ制御手段とを含むこ
とを特徴とする。
タフェース切替装置は、平衡伝送路信号を伝達する第１
及び第２の信号線からなる第１の信号線対と、前記平衡
伝送路信号を伝達する第３及び第４の信号線からなる第
２の信号線対と、前記第１の信号線対に対応して設けら
れ一次側中点が接地された第１のトランスと、前記第２
の信号線対に対応して設けられ一次側中点が接地された
第２のトランスと、前記第１及び第２のトランスの両出
力を択一的に送出するセレクタとを有する伝送路インタ
フェース切替装置であって、前記第１の信号線と前記第
１のトランスとの接続状態を制御する第１のスイッチ
と、前記第２の信号線と前記第１のトランスとの接続状
態を制御する第２のスイッチと、前記第３の信号線と前
記第２のトランスとの接続状態を制御する第３のスイッ
チと、前記第４の信号線と前記第２のトランスとの接続
状態を制御する第４のスイッチと、前記第１のスイッチ
をオフ状態にする前に前記第３のスイッチをオン状態に
制御し、前記第２のスイッチをオフ状態にする前に前記
第４のスイッチをオン状態に制御するスイッチ制御手段
と、この制御の際前記セレクタを、前記第１のトランス
の出力送出状態から前記第２のトランスの出力送出状態
に切替えるセレクタ制御手段とを有することを特徴とす
る。本発明による他の伝送路インタフェース切替装置
は、平衡伝送路信号を伝達する第１及び第２の信号線か
らなる第１の信号線対と、前記平衡伝送路信号を伝達す
る第３及び第４の信号線からなる第２の信号線対と、前
記第１の信号線対に対応して設けられ一次側中点が接地
された第１のトランスと、前記第２の信号線対に対応し
て設けられ一次側中点が接地された第２のトランスと、
前記第１及び第２のトランスの両出力を択一的に送出す
るセレクタとを有する伝送路インタフェース切替装置で
あって、前記第１の信号線と前記第１のトランスとの接
続状態を制御する第１のスイッチと、前記第２の信号線
と前記第１のトランスとの接続状態を制御する第２のス
イッチと、前記第３の信号線と前記第２のトランスとの
接続状態を制御する第３のスイッチと、前記第４の信号
線と前記第２のトランスとの接続状態を制御する第４の
スイッチと、外部指令に応答して前記第１及び第２のス
イッチが接続されている状態から前記第１〜第３のスイ
ッチが接続されてい る状態に切替える第１の制御手段
と、この切替後の状態から前記第２及び第３のスイッチ
が接続されている状態に切替える第２の制御手段と、こ
の切替後の状態から前記第２〜第４のスイッチが接続さ
れている状態に切替える第３の制御手段と、この切替後
の状態から前記第３及び第４のスイッチが接続されてい
る状態に切替える第４の制御手段と、前記第１〜第３の
制御手段の切替後の状態のいずれかの状態において前記
セレクタを、前記第１のトランスの出力送出状態から前
記第２のトランスの出力送出状態に切替えるセレクタ制
御手段とを含むことを特徴とする。本発明による他の伝
送路インタフェース切替装置は、平衡伝送路信号を伝達
する第１及び第２の信号線からなる第１の信号線対と、
前記平衡伝送路信号を伝達する第３及び第４の信号線か
らなる第２の信号線対と、前記第１の信号線対に対応し
て設けられ一次側中点が接地された第１のトランスと、
前記第２の信号線対に対応して設けられ一次側中点が接
地された第２のトランスと、前記第１及び第２のトラン
スの両出力を択一的に送出するセレクタとを有する伝送
路インタフェース切替装置であって、前記第１の信号線
と前記第１のトランスとの接続状態を制御する第１のス
イッチと、前記第２の信号線と前記第１のトランスとの
接続状態を制御する第２のスイッチと、前記第３の信号
線と前記第２のトランスとの接続状態を制御する第３の
スイッチと、前記第４の信号線と前記第２のトランスと
の接続状態を制御する第４のスイッチと、外部指令に応
答して前記第１及び第２のスイッチが接続されている状
態から前記第１及び第２並びに第３のスイッチが接続さ
れている状態に切替える第１の制御手段と、この切替後
の状態から前記第１〜第４のスイッチが接続されている
状態に切替える第２の制御手段と、この切替後の状態か
ら前記第２〜第４のスイッチが接続されている状態に切
替える第３の制御手段と、この切替後の状態から前記第
３及び第４のスイッチが接続されている状態に切替える
第４の制御手段と、前記第１〜第３の制御手段の切替後
の状態のいずれかの状態において前記セレクタを、前記
第１のトランスの出力送出状態から前記第２のトランス
の出力送出状態に切替えるセレクタ制御手段とを含むこ
とを特徴とする。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明による伝送路インタフェース
切替装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、図
４と同等部分は同一符号により示されている。図におい
て、本発明の一実施例による伝送路インタフェース切替
装置が従来のものと異なる点は、トランス９の一次側と
伝送路との接続状態を制御するためのリレー１及び２
と、トランス１０の一次側と伝送路との接続状態を制御
するためのリレー３及び４とが設けられ、伝送路信号の
瞬断が生じないようにこれらリレーをオンオフ制御する
点である。なお、対向の出力元伝送装置の出力トランス
の伝送路側は中点接地されているものとする。
切替装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、図
４と同等部分は同一符号により示されている。図におい
て、本発明の一実施例による伝送路インタフェース切替
装置が従来のものと異なる点は、トランス９の一次側と
伝送路との接続状態を制御するためのリレー１及び２
と、トランス１０の一次側と伝送路との接続状態を制御
するためのリレー３及び４とが設けられ、伝送路信号の
瞬断が生じないようにこれらリレーをオンオフ制御する
点である。なお、対向の出力元伝送装置の出力トランス
の伝送路側は中点接地されているものとする。
【００１０】図において、伝送路からの平衡伝送信号は
チップ側（＋側）はリレー１及び３に、リング側（−
側）はリレー２及び４に入力されている。リレー１及び
２が共にオン状態（閉状態）の場合は、平衡伝送信号は
そのままこれらのリレーを通過してトランス９に入力さ
れる。トランス９を抜け直流的に伝送路と切離された信
号は、Ｂ／Ｕ変換部５に入力される。Ｂ／Ｕ変換部５で
はバイポーラ／ユニポーラ変換が行われ、その出力であ
るユニポーラ信号はフレーム終端部７に入力される。
チップ側（＋側）はリレー１及び３に、リング側（−
側）はリレー２及び４に入力されている。リレー１及び
２が共にオン状態（閉状態）の場合は、平衡伝送信号は
そのままこれらのリレーを通過してトランス９に入力さ
れる。トランス９を抜け直流的に伝送路と切離された信
号は、Ｂ／Ｕ変換部５に入力される。Ｂ／Ｕ変換部５で
はバイポーラ／ユニポーラ変換が行われ、その出力であ
るユニポーラ信号はフレーム終端部７に入力される。
【００１１】また、リレー３及び４が共にオン状態（閉
状態）の場合は、平衡伝送信号はそのままこれらのリレ
ーを通過してトランス１０に入力される。トランス１０
を抜け直流的に伝送路と切離された信号は、Ｂ／Ｕ変換
部６に入力される。Ｂ／Ｕ変換部６ではバイポーラ／ユ
ニポーラ変換が行われ、その出力であるユニポーラ信号
はフレーム終端部８に入力される。
状態）の場合は、平衡伝送信号はそのままこれらのリレ
ーを通過してトランス１０に入力される。トランス１０
を抜け直流的に伝送路と切離された信号は、Ｂ／Ｕ変換
部６に入力される。Ｂ／Ｕ変換部６ではバイポーラ／ユ
ニポーラ変換が行われ、その出力であるユニポーラ信号
はフレーム終端部８に入力される。
【００１２】フレーム終端部７、８では、同期検出が行
われ、装置内部のクロックに乗せ換えられて出力され
る。これによりセレクタ部１１の入力点では、インタフ
ェース部１２及び１３の両出力信号はいずれも装置内部
のクロックに同期することになる。これらの出力信号は
セレクタ部１１の制御により一方のみが選択され送出さ
れる。
われ、装置内部のクロックに乗せ換えられて出力され
る。これによりセレクタ部１１の入力点では、インタフ
ェース部１２及び１３の両出力信号はいずれも装置内部
のクロックに同期することになる。これらの出力信号は
セレクタ部１１の制御により一方のみが選択され送出さ
れる。
【００１３】以下、これらリレー１〜４のオンオフ制御
動作例について図面を参照して説明する。図２は図１の
伝送路インタフェース切替装置のリレーのオンオフ制御
動作例を示すタイムチャートである。
動作例について図面を参照して説明する。図２は図１の
伝送路インタフェース切替装置のリレーのオンオフ制御
動作例を示すタイムチャートである。
【００１４】本例においては、現用インタフェース部１
２から予備インタフェース部１３に切替える場合におけ
るリレー１〜４の動作が示されている。
２から予備インタフェース部１３に切替える場合におけ
るリレー１〜４の動作が示されている。
【００１５】通常状態においては、リレー１及び２がオ
ン状態（接続状態）、リレー３及び４がオフ状態（開放
状態）であり、セレクタ部１１がインタフェース部１２
の出力Ａを選択している。このとき、入力信号の＋側が
リレー１を通過してトランス９に入力されると共に、−
側がリレー２を通過してトランス９に入力される。これ
により、Ｂ／Ｕ変換部８においてバイポーラ／ユニポー
ラ変換が行われる。
ン状態（接続状態）、リレー３及び４がオフ状態（開放
状態）であり、セレクタ部１１がインタフェース部１２
の出力Ａを選択している。このとき、入力信号の＋側が
リレー１を通過してトランス９に入力されると共に、−
側がリレー２を通過してトランス９に入力される。これ
により、Ｂ／Ｕ変換部８においてバイポーラ／ユニポー
ラ変換が行われる。
【００１６】インタフェース部１２になんらかの障害が
発生し、インタフェース部１３を現用に切替える場合
は、図示せぬ障害検出回路から制御部１４に切替え指令
が入力される。これに応答して制御部１４は、リレー３
をオン状態（ｔ１）にした後にリレー１をオフ状態（ｔ
２）に切替える。
発生し、インタフェース部１３を現用に切替える場合
は、図示せぬ障害検出回路から制御部１４に切替え指令
が入力される。これに応答して制御部１４は、リレー３
をオン状態（ｔ１）にした後にリレー１をオフ状態（ｔ
２）に切替える。
【００１７】このとき、伝送路のチップ側が開放状態で
あるため不平衡伝送状態となり現用インタフェース部１
２のＢ／Ｕ変換部５の入力振幅が約１／２になる。この
ため、Ｂ／Ｕ変換部５内のスレッシュホールド電位を予
め平衡伝送状態の振幅の１／３程度に設定しておく。ま
た、伝送路のリング側が予備インタフェース部１３に接
続され、フレーム終端部８において同期引込みが行われ
る。この場合もやはり、不平衡伝送状態となるため、Ｂ
／Ｕ変換部６内のスレッシュホールド電位は平衡伝送状
態の振幅の１／３程度に設定しておく。
あるため不平衡伝送状態となり現用インタフェース部１
２のＢ／Ｕ変換部５の入力振幅が約１／２になる。この
ため、Ｂ／Ｕ変換部５内のスレッシュホールド電位を予
め平衡伝送状態の振幅の１／３程度に設定しておく。ま
た、伝送路のリング側が予備インタフェース部１３に接
続され、フレーム終端部８において同期引込みが行われ
る。この場合もやはり、不平衡伝送状態となるため、Ｂ
／Ｕ変換部６内のスレッシュホールド電位は平衡伝送状
態の振幅の１／３程度に設定しておく。
【００１８】予備インタフェース部１３における最大同
期引込み時間Ｔ１の経過後、セレクタ部１１を予備側に
切替える。この場合、装置内部クロックが現用及び予備
共にローレベルの瞬間に制御信号Ｓが制御部１４から入
力され無瞬断切替えが行われる。具体的にはＴ２の期間
内に切替えられる。
期引込み時間Ｔ１の経過後、セレクタ部１１を予備側に
切替える。この場合、装置内部クロックが現用及び予備
共にローレベルの瞬間に制御信号Ｓが制御部１４から入
力され無瞬断切替えが行われる。具体的にはＴ２の期間
内に切替えられる。
【００１９】この切替え後、制御部１４は、リレー４を
オン状態（ｔ３）にした後にリレー２をオフ状態（ｔ
４）に切替える。以上により、切替え動作が完了とな
る。このリレー４がオン状態になったとき、新たな現用
インタフェース部１３のＢ／Ｕ変換部６に入力される信
号の振幅は、平衡伝送状態となるため不平衡伝送状態の
約２倍の振幅になる。
オン状態（ｔ３）にした後にリレー２をオフ状態（ｔ
４）に切替える。以上により、切替え動作が完了とな
る。このリレー４がオン状態になったとき、新たな現用
インタフェース部１３のＢ／Ｕ変換部６に入力される信
号の振幅は、平衡伝送状態となるため不平衡伝送状態の
約２倍の振幅になる。
【００２０】なお、インタフェース部１３からインタフ
ェース部１２に切替える場合は、以上の逆の動作とな
る。
ェース部１２に切替える場合は、以上の逆の動作とな
る。
【００２１】要するに、リレーを切替える場合、リレー
１をオフ状態にする際には、必ずリレー３をオン状態に
するのであり、しかもリレー３を先にオン状態にした後
でリレー１をオフ状態にするのである。また、リレー２
をオフ状態にする際には、必ずリレー４をオン状態にす
るのであり、しかもリレー４を先にオン状態にした後で
リレー２をオフ状態にするのである。
１をオフ状態にする際には、必ずリレー３をオン状態に
するのであり、しかもリレー３を先にオン状態にした後
でリレー１をオフ状態にするのである。また、リレー２
をオフ状態にする際には、必ずリレー４をオン状態にす
るのであり、しかもリレー４を先にオン状態にした後で
リレー２をオフ状態にするのである。
【００２２】つまり、リレー１及び２がオン状態（初
期状態）→リレー１〜３がオン状態→リレー２及び
３がオン状態→リレー２〜４がオン状態→リレー３
及び４がオン状態（切替え後の状態）と変化するように
順次リレー１〜４を切替え制御しているのであり、この
ように切替え制御すれば伝送路信号の瞬断が生じないの
である。
期状態）→リレー１〜３がオン状態→リレー２及び
３がオン状態→リレー２〜４がオン状態→リレー３
及び４がオン状態（切替え後の状態）と変化するように
順次リレー１〜４を切替え制御しているのであり、この
ように切替え制御すれば伝送路信号の瞬断が生じないの
である。
【００２３】なお、本実施例では上記のリレー２及び
３がオン状態においてセレクタ部１１を切替えている
が、これに限らずリレー１〜３がオン状態及びリレ
ー２〜４がオン状態のいずれかの状態においてセレクタ
部１１を切替えても同様に瞬断が生じないことは明らか
である。
３がオン状態においてセレクタ部１１を切替えている
が、これに限らずリレー１〜３がオン状態及びリレ
ー２〜４がオン状態のいずれかの状態においてセレクタ
部１１を切替えても同様に瞬断が生じないことは明らか
である。
【００２４】また、リレー１及び２がオン状態（初期
状態）→リレー１〜３がオン状態→リレー１〜４が
オン状態→リレー２〜４がオン状態→リレー３及び
４がオン状態（切替え後の状態）と変化するようにリレ
ー１〜４を切替え、リレー１〜３がオン状態、リレ
ー１〜４がオン状態及びリレー２〜４がオン状態のい
ずれかの状態においてセレクタ部１１を切替えても同様
に瞬断が生じないことは明らかである。
状態）→リレー１〜３がオン状態→リレー１〜４が
オン状態→リレー２〜４がオン状態→リレー３及び
４がオン状態（切替え後の状態）と変化するようにリレ
ー１〜４を切替え、リレー１〜３がオン状態、リレ
ー１〜４がオン状態及びリレー２〜４がオン状態のい
ずれかの状態においてセレクタ部１１を切替えても同様
に瞬断が生じないことは明らかである。
【００２５】ここで、セレクタ部１１の内部構成例につ
いて図３を参照して説明する。図において、本例のセレ
クタ部１１は、インタフェース部１２の出力Ａを入力の
片方とするアンド回路１１１と、インタフェース部１３
の出力Ｂを入力の片方とするアンド回路１１２と、これ
らアンド回路１１１及び１１２の出力を出力するオア回
路１１３とを含んで構成されている。そして、アンド回
路１１２の入力のもう一方には制御信号Ｓが入力され、
インバータ１１０によって制御信号Ｓの反転信号がアン
ド回路１１１の入力のもう一方に入力されている。かか
る構成により、インタフェース部１２の出力Ａとインタ
フェース部１３の出力Ｂとを択一的に出力Ｃとして送出
することができるのである。
いて図３を参照して説明する。図において、本例のセレ
クタ部１１は、インタフェース部１２の出力Ａを入力の
片方とするアンド回路１１１と、インタフェース部１３
の出力Ｂを入力の片方とするアンド回路１１２と、これ
らアンド回路１１１及び１１２の出力を出力するオア回
路１１３とを含んで構成されている。そして、アンド回
路１１２の入力のもう一方には制御信号Ｓが入力され、
インバータ１１０によって制御信号Ｓの反転信号がアン
ド回路１１１の入力のもう一方に入力されている。かか
る構成により、インタフェース部１２の出力Ａとインタ
フェース部１３の出力Ｂとを択一的に出力Ｃとして送出
することができるのである。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各信号線
毎にオンオフ状態を制御できるスイッチを設け、それら
のスイッチを順次切替えつつインタフェースを現用から
予備に切替えることにより、平衡伝送路の切替えを無瞬
断で行うことができるという効果がある。
毎にオンオフ状態を制御できるスイッチを設け、それら
のスイッチを順次切替えつつインタフェースを現用から
予備に切替えることにより、平衡伝送路の切替えを無瞬
断で行うことができるという効果がある。
【図１】本発明の実施例による伝送路インタフェース切
替装置の構成を示すブロック図である。
替装置の構成を示すブロック図である。
【図２】図１の伝送路インタフェース切替装置の切替え
制御動作例を示すタイムチャートである。
制御動作例を示すタイムチャートである。
【図３】図１中のセレクタ１１の内部構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図４】従来の伝送路インタフェース切替装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
１〜４ リレースイッチ ５、６ Ｂ／Ｕ変換部 ７、８ フレーム終端部 ９、１０ トランス １１ セレクタ部 １２、１３ インタフェース部 １４ 制御部
Claims (4)
- 【請求項１】 平衡伝送路信号を伝達する第１及び第２
の信号線からなる第１の信号線対と、前記平衡伝送路信
号を伝達する第３及び第４の信号線からなる第２の信号
線対と、前記第１の信号線対に対応して設けられ一次側
中点が接地された第１のトランスと、前記第２の信号線
対に対応して設けられ一次側中点が接地された第２のト
ランスと、前記第１及び第２のトランスの両出力を択一
的に送出するセレクタとを有する伝送路インタフェース
切替装置であって、前記第１の信号線と前記第１のトラ
ンスとの接続状態を制御する第１のスイッチと、前記第
２の信号線と前記第１のトランスとの接続状態を制御す
る第２のスイッチと、前記第３の信号線と前記第２のト
ランスとの接続状態を制御する第３のスイッチと、前記
第４の信号線と前記第２のトランスとの接続状態を制御
する第４のスイッチと、前記第１のスイッチをオフ状態
にする前に前記第３のスイッチをオン状態に制御し、前
記第２のスイッチをオフ状態にする前に前記第４のスイ
ッチをオン状態に制御するスイッチ制御手段と、この制
御の際前記セレクタを、前記第１のトランスの出力送出
状態から前記第２のトランスの出力送出状態に切替える
セレクタ制御手段とを有することを特徴とする伝送路イ
ンタフェース切替装置。 - 【請求項２】 平衡伝送路信号を伝達する第１及び第２
の信号線からなる第１の信号線対と、前記平衡伝送路信
号を伝達する第３及び第４の信号線からなる第２の信号
線対と、前記第１の信号線対に対応して設けられ一次側
中点が接地された第１のトランスと、前記第２の信号線
対に対応して設けられ一次側中点が接地された第２のト
ランスと、前記第１及び第２のトランスの両出力を択一
的に送出するセレクタとを有する伝送路インタフェース
切替装置であって、前記第１の信号線と前記第１のトラ
ンスとの接続状態を制御する第１のスイッチと、前記第
２の信号線と前記第１のトランスとの接続状態を制御す
る第２のスイッチと、前記第３の信号線と前記第２のト
ランスとの接続状態を制御する第３のスイッチと、前記
第４の信号線と前記第２のトランスとの接続状態を制御
する第４のスイッチと、外部指令に応答して前記第１及
び第２のスイッチが接続されている状態から前記第１〜
第３のスイッチが接続されている状態に切替える第１の
制御手段と、この切替後の状態から前記第２及び第３の
スイッチが接続されている状態に切 替える第２の制御手
段と、この切替後の状態から前記第２〜第４のスイッチ
が接続されている状態に切替える第３の制御手段と、こ
の切替後の状態から前記第３及び第４のスイッチが接続
されている状態に切替える第４の制御手段と、前記第１
〜第３の制御手段の切替後の状態のいずれかの状態にお
いて前記セレクタを、前記第１のトランスの出力送出状
態から前記第２のトランスの出力送出状態に切替えるセ
レクタ制御手段とを含むことを特徴とする伝送路インタ
フェース切替装置。 - 【請求項３】 平衡伝送路信号を伝達する第１及び第２
の信号線からなる第１の信号線対と、前記平衡伝送路信
号を伝達する第３及び第４の信号線からなる第２の信号
線対と、前記第１の信号線対に対応して設けられ一次側
中点が接地された第１のトランスと、前記第２の信号線
対に対応して設けられ一次側中点が接地された第２のト
ランスと、前記第１及び第２のトランスの両出力を択一
的に送出するセレクタとを有する伝送路インタフェース
切替装置であって、前記第１の信号線と前記第１のトラ
ンスとの接続状態を制御する第１のスイッチと、前記第
２の信号線と前記第１のトランスとの接続状態を制御す
る第２のスイッチと、前記第３の信号線と前記第２のト
ランスとの接続状態を制御する第３のスイッチと、前記
第４の信号線と前記第２のトランスとの接続状態を制御
する第４のスイッチと、外部指令に応答して前記第１及
び第２のスイッチが接続されている状態から前記第１及
び第２並びに第３のスイッチが接続されている状態に切
替える第１の制御手段と、この切替後の状態から前記第
１〜第４のスイッチが接続されている状態に切替える第
２の制御手段と、この切替後の状態から前記第２〜第４
のスイッチが接続されている状態に切替える第３の制御
手段と、この切替後の状態から前記第３及び第４のスイ
ッチが接続されている状態に切替える第４の制御手段
と、前記第１〜第３の制御手段の切替後の状態のいずれ
かの状態において前記セレクタを、前記第１のトランス
の出力送出状態から前記第２のトランスの出力送出状態
に切替えるセレクタ制御手段とを含むことを特徴とする
伝送路インタフェース切替装置。 - 【請求項４】 前記第１及び第２のトランスの各出力の
同期検出を行った後これら各出力を前記セレクタに入力
せしめる同期検出手段を更に含み、前記セレ クタ制御手
段は前記同期検出手段による同期引込み時間経過後に前
記セレクタの切替えを行うことを特徴とする請求項１〜
３のいずれかに記載の伝送路インタフェース切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329690A JP2561018B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 伝送路インタフェース切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329690A JP2561018B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 伝送路インタフェース切替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07154450A JPH07154450A (ja) | 1995-06-16 |
| JP2561018B2 true JP2561018B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=18224186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5329690A Expired - Lifetime JP2561018B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 伝送路インタフェース切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561018B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100900469B1 (ko) * | 2007-03-27 | 2009-06-03 | 김정수 | 무순단 교체장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6474843A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Fujitsu Ltd | Non-hit switching method |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP5329690A patent/JP2561018B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07154450A (ja) | 1995-06-16 |
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