JPH0718364Y2 - 食器乾燥器 - Google Patents

食器乾燥器

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JPH0718364Y2
JPH0718364Y2 JP1989012382U JP1238289U JPH0718364Y2 JP H0718364 Y2 JPH0718364 Y2 JP H0718364Y2 JP 1989012382 U JP1989012382 U JP 1989012382U JP 1238289 U JP1238289 U JP 1238289U JP H0718364 Y2 JPH0718364 Y2 JP H0718364Y2
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JP
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heater
fan
tableware
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base body
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浩 石田
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は食器乾燥器に関し、詳しくは上面に食器かごを
載置する中空の基体内にヒータとファンとを設け、基体
の上面の開閉できるカバーにより覆われた乾燥空間内
に、前記ヒータとファンとによって熱風を送るようにし
た食器乾燥器に関するものである。
(従来の技術) この種の食器乾燥器は、例えば特開昭62−243529号公報
に開示するものがある。
このものは、中空の基体内に設けたファンとヒータとに
よって、基体の上面の開閉カバーにより覆われた乾燥空
間に熱風を送るのに、基体の上面の周壁部の後部内面に
送風口を設け、送風口のために基体がかさ張らないよう
にしている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、送風口が前記のように、基体上面の偏った位置
から、基体の上面に載置される食器かごの底部の下に横
向きに熱風を吹き出すので、食器かご内の食器に熱風が
直接及ばないので、乾燥効率が悪い。また、前記偏った
位置からの吹出しにより食器かご内の食器に万遍に及び
にくい面でも乾燥効率が悪い。さらに、基体中央に位置
したファンから前記基体の周辺部に位置した送風口まで
の送風路の途中にヒータがあるので、室温の影響を受け
やすい冬期や寒冷地等では熱風が送風口に至る間に温度
が下がってしまうことがあり、熱効率の悪いものとな
る。また、ヒータは上記構成上、基体内で偏って位置す
るとこになるし、熱効率をよくする上で、ヒータを前記
送風口に近づければ、近づけるほど、周辺部へ偏り、基
体の周辺部に熱影響を及ぼして危険であるとともに寿命
が短くなる。
また、基体の食器かごの載置面の中央にドレン溜り用の
凹部が後部で高く前部で低くなるように傾斜するように
設けられているが、ファンは傾斜したドレン溜りの途中
位置にあるので、ドレン溜り用の凹部はファンの高さ位
置からさらに上部にまで延びているので、この分だけ基
体の高さがファンよりも高くなりかさ高である。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、ヒータおよびファン
の配置構造を改良することにより、基体のかさ張りなし
に前記のような問題を解消することができる食器乾燥器
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するため、上面の周辺に食器
かごを載置する載置面を有した中空の基体内にヒータと
ファンとを設け、基体の上面の開閉できるカバーにより
覆われた乾燥空間内に、前記ヒータとファンとによって
熱風を送るようにした食器乾燥器であって、基体の上面
の載置面の中央部を後部で高く前部で低くなるように傾
斜したドレン溜り用の凹部を設けるとともに、ヒータと
ファンとを基体内に並べ設け、熱風の送風口は乾燥空間
のほぼ中央部に対応して位置し、かつファンからの送風
路の先端部で立上がって基体のドレン溜り内へ載置面高
さ近くまで突出するように形成し、この送風口の立上が
り部内に前記ヒータを収容し、基体内のドレン溜り用の
凹部が最も高くなる後部に位置させたことを特徴とす
る。
この場合、ヒータは縦軸まわりに送風口の内周に沿って
コイル状に巻かれたものであるのが好適である。
(作用) 本考案の上記構成によれば、ヒータとファンとが中空の
基体内に並べ設けられているので、基体がこれらの高さ
寸法程度に大きさが抑えられる上、基体の食器かごの上
面に有する載置面の中央部に後部から前部に低くなるド
レン溜り用の凹部を設けて、ドレンが前部に集まるよう
にするのに、この最も高くなる後部に対向してファンを
位置させてあるので、ドレン溜り用の凹部を持ちながら
基体をファンの高さ程度にかさ低く抑えることができる
し、送風口は乾燥空間のほぼ中央部に対応して位置し、
前記ヒータを収容しているので、ファンからの送風を乾
燥空間の底部中央で加熱して即時に上向きに吹出し、食
器かご内の食器類に中央下部から直接吹きつけて、まわ
りへ分散させるので、食器類を万遍なくかつ効率よく乾
燥することができる。
また送風口はファンからの送風路先端部で立ち上がって
基体の上面の前記ドレン溜り用の凹部内に載置面高さ近
くまで突出した状態で、ドレン溜り用凹部を流れるドレ
ンが入り込ませるようなことなく前記ヒータを収容して
おり、前記ドレン溜り用の凹部とヒータおよびファンの
配置による基体のかさ低さを阻害しないで、前記立上が
りを利用して比較的高い容量のヒータを収容し乾燥性能
の高いものとすることができるし、ヒータが中央部に位
置することにより基体の周辺に及ぼす熱影響を小さくす
ることができるし、ヒータの熱は前記送風口を上方へ通
過する送風によって奪われ、熱が基体の底部側や送風口
まわりに影響することもないので、熱的な安全性が高く
寿命の長いものとすることができる。
さらに、ヒータが縦軸まわりに送風口の内周に沿ってコ
イル状に巻かれたものであると、送風口の一定の高さ内
に、これの平面的広がりを利用して長尺のヒータタを収
容し、基体のかさ低さを阻害せずに、さらに高容量のヒ
ータを採用し乾燥性能を高めることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図を参照しなが
ら説明する。
1は基体であり、底体2とその上に結合した収容体3と
から構成されている。底体2の下面には脚4が取付けら
れ、底体2の内部には熱風ユニット5が配設されてい
る。
熱風ユニット5は、基板6にファン7との駆動モータ8
及びヒータ部9を装着して構成されている。一方、底体
2の底部は、前記熱風ユニット5の基板6を取付けたと
きにこの基板6と底体2の内底面との間にファンケース
10と送風路11が形成されるように構成されている。前記
ファン7はこのファンケース10内に位置するように基板
6の下面側に配置され、基板6の上面側にロータ8a、鉄
心8b及びコイル8cから成る前記駆動モータ8が配置され
ている。10aはファンケース10の中央部の下面に形成さ
れた吸入口である。前記ヒータ部9は基板6上に立設さ
れた筒体9a内にヒータ9bを配置して構成され、筒体9aの
下端が前記送風路11に連通している。
収容体3は内部に食器かご20を収容するように構成さ
れ、その内底面の外周部が食器かご20の載置面12と成っ
ている。この載置面12の中央部にはドレン溜り用の凹部
13が後部で高く前部で低くなるように傾斜して形成さ
れ、かつその適所に上方に突出する環状フランジ14にて
囲まれた開口15が形成されている。この開口15内に前記
ヒータ部9の筒体9aが挿通されている。また、開口15の
上方は前記環状フランジ14の上端との間に吹出し口15a
となる間隔を設けて送風カバー16にて覆われている。環
状フランジ14の内周に沿って吹出し口15aからヒータ部
9内に異物が侵入するのを防止するラス網等の網状体17
が配設され、環状フランジ14の下端内周に形成された断
面形状L字状の受鍔14aにて支持されている。
前記載置面12の前縁部は低い段部をなす前壁21で、両側
部は前記前壁21の両側端に連続するとともに前後方向の
略中央部まで上方に徐々に立ち上がる傾斜部22aを有す
る側壁22で、後縁部は側壁22の後端に連続する後壁23で
取り囲まれて、食器かご収容凹部40をなしている。
前記側壁22の略中央部の後寄り位置の上端部には、収容
体3の上部開口を覆う開閉でき、かつ着脱できる前部カ
バー25と後部カバー26を揺動自在に支持する枢支部24が
設けられている。前部カバー25は後部カバー26は側壁22
の傾斜部22aよりも後方の部分と後壁23とに載る下向き
口縁26aと、前記傾斜部22aにほぼ連続するとともに枢支
部よりも後方で立ち上がる前向き口縁26bとを有するの
に対し、前部カバー25は前記前向き口縁26bと向き合う
後ろ向き口縁25aと、前記傾斜部22aおよびこれの最低位
に続く前壁21に載る下向き口縁25bとを有するものとし
て、前部カバー25の枢支部をほぼ中心とした側面扇型角
度αが、後部カバー26の側面扇型角度βよりも大きく設
定し、後部カバー26の前向き口縁26bから基体1後部の
設置面近くまでの外面範囲を、前部カバー25の前記扇型
角度αにほぼ等しく、この範囲に前部カバー25が第1図
に実線で示すように回動できるようにする前カバー格納
領域41としてある。
底体2の底面の適所には、第3図及び第4図に示すよう
に凹部31が形成され、前記駆動モータ8やヒータ部9に
電力を供給するコード30が収納されている。この凹部31
の開口部を閉鎖する蓋体32がビス33にて底体2に取付け
られ、かつこの蓋板32にはコード引き出し部35aを切欠
形成された開閉蓋35が薄肉ヒンジ24を介して連設されて
いる。又、コード30の凹部31内への取出し口36には、コ
ード30が丁度嵌まり込む溝37aを形成した段部37が形成
され、前記蓋板32にてコード30を固定するように構成さ
れている。
上記したように、基体1は食器かご20を収容して位置決
めし、これの移動やがたつきを防止する食器かご収容凹
部40を有しているので、食器かご20を所定位置に受入れ
ることができるので、前部カバー25の開閉に邪魔になっ
たり、受け入れた食器かご20が移動したり、がたついた
りすることがないし、持ち運び時等に食器かご20が前、
後部カバー25、26に当たるようなことも回避することが
できる。
側壁22の前後方向中央部よりも前方部が、食器かご収容
凹部40の内底面である載置面12と少しの段部をなしてい
る前壁21の両端に前傾状態にて連続していることによ
り、前方へ大きく開放されているので、食器かご20の位
置決め機能を損なわずに食器かご20を前方から容易に出
し入れできるようにするし、両側壁22の後半部と後壁23
とが高くて、前方から出し入れされる食器かご20を食器
かご収容凹部40に確固に受け止められるので、食器かご
20が食器かご収容凹部40に前方より無造作に嵌め入れら
れても、これを案内して食器かご収容凹部40の所定位置
に難なく落ち着かせることができる。したがって食器か
ご20の嵌め入れが従来のような不都合や不安なく容易に
行える。
また基体1は側壁22のほぼ中央部の上端部に前、後部カ
バー25、26の枢支部24を有し、後部カバー26が前記他よ
りも高い側壁22および後壁23後半部の上に下向き口縁26
aが載り、前向き口縁26bが前記枢支部24よりも後方で立
ち上がっていて、枢支部24をほぼ中心とした小さな側面
扇型角度βによって、食器かご収容凹部40を自身の高さ
を上回る乾燥空間50をなして覆うことができる反面、こ
の乾燥空間50を、自身の前向き口縁26bの枢支部24より
も後退した位置にて、食器かご収容凹部40の前記前方へ
の開放形状に連続していることにより、乾燥空間50を前
方へ大きく開放するので、食器が盛り上がり状態に満載
されている食器かご20でもこれを難なく出し入れするこ
とができる。
また前部カバー25は、前記後部カバー26の前向き口縁26
bと向かい合う後ろ向き口縁25aと、側壁22の傾斜部22a
とこれに連続する前壁21とに載る下向き口縁25bとを有
するもので、後部カバー26よりも大きな前記枢支部21を
ほぼ中心とする側面扇型角度αを持って前記大きな乾燥
空間50の開放部を、後部カバー26と同じ収容空間高さを
なして覆うことができるとともに、後部カバー26の前向
き口縁26bから基体1後部の設置面近くまでの外面範囲
がなす、自身の前記側面扇型角度αとほぼ等しい前部カ
バー格納領域にまで前カバー25を回動することにより格
納し、基体1および後部カバー26の高さを利用して前記
大きな乾燥空間50の開放部全域を開くことができるの
で、前記食器類を満載した食器かご20の出し入れを邪魔
することはない。
そして食器乾燥器を使用するには、まず前部カバー25を
図1の実線位置にまで開いておき、食器類を入れた食器
かご20を基体1の食器かご収容凹部40内に収容する。
その後前部カバー25を閉じ、電源スイッチを入れて適当
に設定された時間駆動モータ8を駆動してファン7にて
送風するとともにその風をヒータ部9にて加熱すること
によって、熱風が収容体3の内底部の吹出し口15aから
収容体3内に供給される。この熱風にて食器かご20内の
食器に付着している水滴が蒸発し、その水蒸気を含んだ
空気は排気口27から排出される。
食器が乾燥した後これを取り出すときには、前部カバー
25を開き、食器かご20の前部を少し持ち上げて引き出す
ことによって容易に取り出すことができる。
なお、送風カバー16と環状フランジ14の間の吹出し口15
aに網状体17が配設されているので、食器かご20から落
ちたフォークやスティックのような小物が吹出し口15a
からヒータ部9に侵入するのを確実に防止でき、発火や
感電の恐れはない。
またコンセントの位置によってコード30の長さが余るよ
うな場合にも、コード30の余分な長さ部分を凹部31内に
収納しておくことができるのでコード30が邪魔になるこ
となく、コード30がすっきりする。さらに製品の梱包時
や陳列時にも邪魔にならない。
更に、ファン7とその駆動モータ8とヒータ部9を基板
6に装着して熱風ユニット5としてユニット化している
ので、この熱風ユニット5を底体2に設置し、収容体3
を組み付け、前部カバー25と後部カバー26を取付けるだ
けで主要な組立が完了し、組立工数が少なくて済む。
要するに、本実施例では、基体1の上面の載置面12の中
央部に後部で高く前部で低くなるように傾斜したドレン
溜り用の凹部12を設けるとともに、前記ヒータ部9と吹
出し口15aは、送風口Aをなしており、ヒータ9bとファ
ン7とを基体1内に並べ設け、熱風の送風口Aは乾燥空
間50のほぼ中央部に対応して位置し、かつファン7から
の送風路11の先端部で立上がって基体1の上面の載置面
12の高さ近くまで突出するように形成し、この送風口A
の立上がり部内に前記ヒータ9bを収容した構成になって
いる。
これにより、ヒータ9bとファン7とが中空の基体1内に
並べ設けられているので、基体1がこれらの高さ寸法程
度に大きさが抑えられる上、基体1の食器かごの上面に
有する載置面12の中央部に後部から前部に低くなるドレ
ン溜り用の凹部13を設けて、ドレンが前部に集まるよう
にするのに、この最も高くなる後部に対向してファン7
を位置させてあるので、ドレン溜り用の凹部13を持ちな
がら基体1をファン7の高さ程度にかさ低く抑えること
ができるし、送風口7は乾燥空間50のほぼ中央部に対応
して位置し、前記ヒータ9bを収容しているので、ファン
7からの送風を乾燥空間50の底部中央で加熱して即時に
上向きに吹出し、食器かご20内の食器類に中央下部から
直接吹きつけて、まわりへ分散させるので、食器類を万
遍なくかつ効率よく乾燥することができる。
また送風口Aはファン7からの送風路11先端部で立ち上
がって基体1の上面の載置面12の高さ近くまで突出した
状態で前記ヒータ9bを収容しており、前記ドレン溜り用
の凹部13とヒータ9bおよびファン7の配置により基体1
のかさ低さを阻害しないで、前記立上がりを利用して比
較的高い容量のヒータ9bを収容し乾燥性能の高いものと
することができるし、ヒータ9bが中央部に位置すること
により基体1の周辺に及ぼす熱影響を小さくすることが
できるし、ヒータ9bの熱は前記送風口Aを上方へ通過す
る送風によって奪われ、熱が基体1の底部側や送風口A
まわりに影響することもないので、熱的な安全性が高く
寿命の長いものとすることができる。
また、ヒータ9bは図1、図2に示すように縦軸まわりに
送風口Aの内周に沿ってコイル状に巻かれたものである
ので、送風口Aの一定の高さ内に、これの平面的広がり
を利用して長尺のヒータ9bを収容し、基体1のかさ低さ
を阻害せずに、さらに高容量のヒータ9bを採用し乾燥性
能を高めることができる。
(考案の効果) 本考案の食器乾燥器によれば、ヒータとファンとが中空
の基体内に並べ設けられているので、基体がこれらの高
さ寸法程度に大きさが抑えられる上、基体の食器かごの
上面に有する載置面の中央部に後部から前部に低くなる
ドレン溜り用の凹部を設けて、ドレンが前部に集まるよ
うにするのに、この最も高くなる後部に対向してファン
を位置させてあるので、トレン溜り用の凹部を持ちなが
ら基体をファンの高さ程度にかさ低く抑えることができ
るし、送風口は乾燥空間のほぼ中央部に対応して位置
し、前記ヒータを収容しているので、ファンからの送風
を乾燥空間の底部中央で加熱して即時に上向きに吹出
し、食器かご内の食器類に中央下部から直接吹きつけ
て、まわりへ分散させるので、食器類を万遍なくかつ効
率よく乾燥することができる。
また送風口はファンからの送風路先端部で立ち上がって
基体の上面の前記ドレン溜り用の凹部内に載置面高さ近
くまで突出した状態で、ドレン溜り用凹部を流れるドレ
ンが入り込ませるようなことなく前記ヒータを収容して
おり、前記ドレン溜り用の凹部とヒータおよびファンの
配置による基体のかさ低さを阻害しないで、前記立上が
りを利用して比較的高い容量のヒータを収容し乾燥性能
の高いものとすることができるし、ヒータが中央部に位
置することにより基体の周辺に及ぼす熱影響を小さくす
ることができるし、ヒータの熱は前記送風口を上方へ通
過する送風によって奪われ、熱が基体の底部側や送風口
まわりに影響することもないので、熱的な安全性が高く
寿命の長いものとすることができる。
さらに、ヒータが縦軸まわりに送風口の内周に沿ってコ
イル状に巻かれたものであると、送風口の一定の高さ内
に、これの平面的広がりを利用して長尺のヒータタを収
容し、基体のかさ低さを阻害せずに、さにに高容量のヒ
ータを採用し乾燥性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は縦
断側面図、第2図は部分的に破断して示した斜視図、第
3図は底体のコード収容部の分解斜視図、第4図は同部
分断面側面図である。 1……基体 7……ファン 9b……ヒータ 11……送風路 12……載置面 13……ドレン溜り用の凹部 20……食器かご 25……前部カバー 26……後部カバー 50……乾燥空間 A……送風口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面の周辺に食器かごを載置する載置面を
    有した中空の基体内にヒータとファンとを設け、基体の
    上面の開閉できるカバーにより覆われた乾燥空間内に、
    前記ヒータとファンとによって熱風を送るようにした食
    器乾燥器であって、 基体の上面の載置面の中央部を後部で高く前部で低くな
    るように傾斜したドレン溜り用の凹部を設けるととも
    に、ヒータとファンとを基体内に並べ設け、熱風の送風
    口は乾燥空間のほぼ中央部に対応して位置し、かつファ
    ンからの送風路の先端部で立上がって基体のドレン溜り
    内へ載置面高さ近くまで突出するように形成し、この送
    風口の立上がり部内に前記ヒータを収容し、基体内のド
    レン溜り用の凹部が最も高くなる後部に位置させたこと
    を特徴とする食器乾燥器。
  2. 【請求項2】ヒータは縦軸まわりに送風口の内周に沿っ
    てコイル状に巻かれたものである請求項1に記載の食器
    乾燥器。
JP1989012382U 1989-02-03 1989-02-03 食器乾燥器 Expired - Lifetime JPH0718364Y2 (ja)

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JPH02102167U JPH02102167U (ja) 1990-08-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100390313C (zh) * 2000-09-26 2008-05-28 辛光善 高强度镁合金及其制备方法

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JPH047810Y2 (ja) * 1986-06-10 1992-02-28
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