JPH07183230A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

Info

Publication number
JPH07183230A
JPH07183230A JP32838393A JP32838393A JPH07183230A JP H07183230 A JPH07183230 A JP H07183230A JP 32838393 A JP32838393 A JP 32838393A JP 32838393 A JP32838393 A JP 32838393A JP H07183230 A JPH07183230 A JP H07183230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
cassette
semiconductor manufacturing
shelf
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32838393A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Hosaka
英二 保坂
Takayuki Sato
崇之 佐藤
Kazuto Ikeda
和人 池田
Hideki Kaihatsu
秀樹 開発
Hisashi Yoshida
久志 吉田
Riichi Kano
利一 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP32838393A priority Critical patent/JPH07183230A/ja
Publication of JPH07183230A publication Critical patent/JPH07183230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットのバッファ棚へのアクセス時間が無
くなり、ウェーハキャリア搬送時間を短くすることがで
き、装置の稼動効率がよくなると共に、ウェーハの品質
及び歩留りを向上させることのできる半導体製造装置を
提供する。 【構成】 ウェーハの加熱処理を行うバッチ式の半導体
製造装置において、十字形状で且つ突出した4つのウイ
ングに上下方向に複数段となるカセット収容部分16を
有し、かつその中心に回転機構15を設けて回転可能で
あるバッファ棚12を有することを特徴とする。また、
上記バッファ棚12を気密室21で囲い、該気密室21
中を不活性ガス置換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウェーハをバッチ式で加
熱処理(CVD,拡散)を施す半導体製造装置、特に従
来技術の問題点であるウェーハキャリアのカセット棚へ
のアクセスの時間を短縮し、スループットの向上した半
導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体製造装置について、図7及
び図10により説明する。図において1は反応室、2は
ボート、3はキャップ、4はボート2のエレベータ、5
は移載機6を上下動させるエレベータである。図10示
のようにこの移載機6はウェーハカセット14内に収容
された多数のウェーハ19,19・・・を一挙に取り出
して搬送する多数のプレート20,20・・・(図9参
照)を有する。7は移載カセット棚8を左右に移動させ
る移動部で、カセット棚8はウェーハカセット14を2
列4段に収納する。9はカセットローダ10を上下動さ
せるエレベータ、11はカセット受け渡し位置である。
18は反応室1の外側に置いた加熱用のヒータである。
【0003】この装置の動作を説明すると、カセット受
け渡し位置11で図9示のウェーハカセット14をカセ
ットローダ10にセットする。次にカセットローダ10
により、ウェーハカセット14を2カセット若しくは1
カセットずつ2列4段の移載カセット棚8に載置する。
但し、受け渡しの際は、ウェーハカセット14の受け渡
し位置にカセット棚8をカセット棚移動部7により移動
させておく。以上の動作を繰り返し、所要数のウェーハ
カセット14が載置され終わると、移載機6が回転,摺
動及び上下動の動作をし、そのプレート20,20・・
・によりウェーハカセット14に保持されたウェーハ1
9,19・・・をボート2へ搬送し、該ボート2上に保
持させる。なお、これらの動作は本発明の要旨と関係が
ないのでその詳細な説明を省略する。この場合、図8の
カセット棚Bの位置からウェーハ19を搬送する場合
は、カセット棚8はウェーハカセット14の受け渡し位
置で行い、図8のカセット棚Aの位置から右側(図8に
おいて上方)に移動した位置で行う。
【0004】これらのウェーハ19は、ボートエレベー
タ4により反応室1内に挿入され、ヒータ18により各
種加熱処理を施される。処理が終わると、ボートエレベ
ータ4により、ウェーハ19は反応室1外に取り出さ
れ、ウェーハ19が自然放熱して温度が下がってから、
上記搬送の反対の動作でウェーハ19が取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の装置にお
いては、移載機6でカセット棚A側のウェーハカセット
14に保持されているウェーハ19を搬送する場合、カ
セット棚8がカセット棚Bの位置に移動する必要があ
り、この移動するスペースを確保するために装置内には
2列のカセット棚8しか設置できず、図7,8の従来例
の場合にはカセット棚8に、4×2=8個の8カセット
しか置けず、この1バッチ分しか置くことができないと
いう問題があった。また、従来のカセット棚8は2バッ
チ以上のウェーハカセットを収納可能にすることから、
バッチ間の待機ウェーハが、大気中に露出し、その酸素
による自然酸化膜をウェーハ表面に形成してしまい、デ
バイス特性が劣化もしくは不能になるという問題点があ
った。
【0006】本発明の第1の目的は、カセット数が1バ
ッチ分程度しか置けないという従来の問題点を解決し、
連続処理をすることができる半導体製造装置を提供する
ことにある。また、本発明の第2の目的は、従来技術の
問題点であるウェーハ表面の自然酸化膜の形成を防ぎ、
デバイス特性の向上及び歩留りの向上のためN2 ガス等
の不活性ガスで酸素をパージできるダブルラック式のバ
ッファ棚を有する縦型拡散・CVD装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェーハの加
熱処理を行うバッチ式の半導体製造装置において、十字
形状で且つ突出した4つのウイングに上下方向に複数段
となるカセット収容部分16を有し、かつその中心に回
転機構15を設けて回転可能であるバッファ棚12を有
することを特徴とする半導体製造装置である。また、上
記バッファ棚12を気密室21で囲い、該気密室21中
を不活性ガス置換することを特徴とする。
【0008】
【作用】ウェーハカセット14はバッファ棚12の対面
する部分16内に直接置くことができる。その後回転機
構15によりバッファ棚12を移載機6側へ回転し、移
載機6のプレート20,20・・・と移載機エレベータ
5とによりウェーハ19,19・・・をカセット14か
らボート2上へ搬送する。カセット投入及び移載動作中
以外は、気密室21内において不活性ガスがウェーハ1
9表面上に直接流れるので、自然にその表面の酸化膜の
形成を防ぐことができる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至2につき本発明の実施例1を
従来と同じ部分は同じ符号を用い、異なる部分のみを説
明する。従来のカセット棚8の代わりにバッファ棚12
を設ける。このバッファ棚12はその中心の回転機構1
5により回転機能を持たせると共に、平面形状を十字状
にしてダブルラック方式とし、この各4つのウイングに
夫々ウェーハカセット14を収納する部分16を4段に
設け、この部分16の十字方向外側にウェーハカセット
14のウェーハ19の取出口が外側を向く形で置けるよ
うにする。図2では4つのウェーハカセット14を一度
に置くことができるように4段棚であるが、図3では5
つのウェーハカセットを一度に置くことができるように
5段棚である。
【0010】この構成により従来の段数の倍の数8×2
=16個或いは5×4=20個のウェーハカセット14
を置くことができる。バッファ棚12の開口部の前方に
は左右開閉フロントシャッタ17を配置する。このバッ
ファ棚12と移載機6と左右開閉フロントシャッタ17
からのウェーハキャリア受け渡し位置を一直線上に配置
すると、移載途中でも反対側の棚へウェーハカセットを
置くことができる。
【0011】次にこの装置の動作を説明する。ウェーハ
カセット14は左右開閉フロットシャッタ17を開いて
バッファ棚12の対面する部分16内に直接置くことが
できる。その際、バッファ棚12の段数分を一度に置
く。その後回転機構15によりバッファ棚12を移載機
6側へ回転し、移載機6のプレート20,20・・・と
移載機エレベータ5とによりウェーハ19,19・・・
をカセット14からボート2上へ搬送する。この搬送終
了後、ボート2上のウェーハ19,19・・・はボート
エレベータ4にて反応室1内へ運ばれ、加熱時の処理が
行われる。このウェーハの加熱処理中に、次の処理用ウ
ェーハ19を保持したウェーハカセット14をバッファ
棚12の空いている2列の部分16に載置しておけば、
ウェーハ処理後、ボート2からウェーハ19を取り出し
た後、連続して次の処理用ウェーハ19をボート2に移
替え動作が行なえる。そのため、装置の稼動効率が良く
なる。またバッファ棚12は回転機構15で駆動してい
るので、従来のものより装置の可動部を減らすことがで
きると共に、装置前面の高さを低くでき、またメンテナ
ンスが手の届く範囲でできる。
【0012】図4乃至図6は本発明の実施例2を示すも
ので、実施例1と同じ部分は同じ符号を用いて説明す
る。従来、大気中に露出していたカセット棚8を大気と
遮断する為、この実施例では気密室21内にバッファ棚
12を収納する。この気密室21のカセット投入側22
と移載機側23に、アクセス用のスライド扉24,25
を設け、必要以上に大気と接触できない構造とする。図
4は窒素(N2 )等の不活性ガスの流量系統及び搬送系
統を示すもので、バッファ棚12の中心に窒素ガスを噴出
するノズル管30を挿入し、このノズル管30はバルブ
AV1を介して窒素ガス源に連通する。気密室21内の
四隅に排気ポート31,31・・・を設け、これらの排
気ポート31,31・・・は循環用ファン32及びバル
ブAV2を介して上記ノズル管30に連通し、またバル
ブAV3を介して外界に連通する。なお図中33は酸素
濃度計、34は検知ポート、35は炉口シャッタであ
る。
【0013】次にこの装置の動作を説明する。カセット
投入及び移載動作中以外は、スライド扉24,25を閉
じ、バルブAV1,AV3を開け、窒素導入用ノズル管
30を通じ気密室21内を窒素雰囲気にする。これによ
り、図4〜6の矢視のように窒素ガスは流れ、図6示の
ようにウェーハカセット14の背面側から窒素を吹き出
してウェーハ19表面上に直接窒素を流せるので、自然
にその表面の酸化膜の形成を防ぐことができる。また、
気密室21内の四隅に排気ポート31を設けているの
で、酸素溜まりは出来にくい。これにより、ウェーハの
品質を維持でき、また歩留りが向上する。また、窒素の
循環システムを用いることで窒素の使用量を最少限に抑
えることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バッファ
棚を設けているので、カセットのバッファ棚へのアクセ
ス時間が無くなり、ウェーハキャリア搬送時間を短くす
ることができ、装置の稼動効率がよくなると共に、バッ
ファ棚を気密室で囲い、該気密室中を不活性ガス置換す
るのでウェーハの品質及び歩留りが向上し、装置の高性
能化と共に経済性においても効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の概略図である。
【図2】そのダブルラック部の斜視図である。
【図3】そのダブルラックの他の例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例の全体の概略図である。
【図5】そのダブルラックの平面図である。
【図6】そのカセット14における気流の説明図であ
る。
【図7】従来のウェーハキャリア搬送装置の全体の概略
図である。
【図8】その平面図である。
【図9】(イ)はウェーハ19とその搬送用のプレート
20の平面図、(ロ)はその縦断面図である。
【図10】従来の回転機構の側面図である。
【符号の説明】
16 カセット収容部分 15 回転機構 12 バッファ棚 21 気密室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 T (72)発明者 開発 秀樹 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 吉田 久志 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 狩野 利一 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハの加熱処理を行うバッチ式の半
    導体製造装置において、十字形状で且つ突出した4つの
    ウイングに上下方向に複数段となるカセット収容部分
    (16)を有し、かつその中心に回転機構(15)を設
    けて回転可能であるバッファ棚(12)を有することを
    特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 上記バッファ棚(12)を気密室(2
    1)で囲い、該気密室(21)中を不活性ガス置換する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
JP32838393A 1993-12-24 1993-12-24 半導体製造装置 Pending JPH07183230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32838393A JPH07183230A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32838393A JPH07183230A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07183230A true JPH07183230A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18209638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32838393A Pending JPH07183230A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07183230A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299262A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Tokyo Electron Ltd ロードロック室及びその排気方法
JP2006002970A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Koyo Thermo System Kk 板状処理物冷却装置。
JP2010182919A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Tokyo Electron Ltd 基板処理システム
JP2021504932A (ja) * 2017-11-27 2021-02-15 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. バッチ炉で利用されるウェハカセットを収納するための収納装置
CN117049179A (zh) * 2023-07-11 2023-11-14 上海稷以科技有限公司 半导体自动化设备及自动化控制方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299262A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Tokyo Electron Ltd ロードロック室及びその排気方法
JP2006002970A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Koyo Thermo System Kk 板状処理物冷却装置。
JP4544515B2 (ja) * 2004-06-16 2010-09-15 光洋サーモシステム株式会社 板状処理物冷却装置。
JP2010182919A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Tokyo Electron Ltd 基板処理システム
JP4665037B2 (ja) * 2009-02-06 2011-04-06 東京エレクトロン株式会社 基板処理システム
JP2021504932A (ja) * 2017-11-27 2021-02-15 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. バッチ炉で利用されるウェハカセットを収納するための収納装置
CN117049179A (zh) * 2023-07-11 2023-11-14 上海稷以科技有限公司 半导体自动化设备及自动化控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE43023E1 (en) Dual loading port semiconductor processing equipment
KR100960773B1 (ko) 처리 장비용 더블 이중 슬롯 로드록
US8177550B2 (en) Vertical heat treatment apparatus and method for operating the same
JP3258748B2 (ja) 熱処理装置
KR100618355B1 (ko) 전방 말단 연장부 및 내부 기판 버퍼를 갖춘 기판수송기를 구비한 기판 처리 장치
US7316966B2 (en) Method for transferring substrates in a load lock chamber
JP3239977B2 (ja) 半導体製造装置
US6234107B1 (en) Auxiliary vacuum chamber and vacuum processing unit using same
US20040083955A1 (en) Vacuum chamber load lock structure and article transport mechanism
WO2004007318A2 (en) Loadport apparatus and method for use thereof
KR102491212B1 (ko) 진공 처리 장치 및 기판 반송 방법
JP2000124301A (ja) 容器載置ユニット、容器収納装置、及び処理装置
JPH07183230A (ja) 半導体製造装置
JPH08148503A (ja) 熱処理装置
JP3599322B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP3380570B2 (ja) 搬送装置
JPH07254538A (ja) 加熱処理装置
JP2003068726A (ja) 冷却機能を備えた加熱処理装置
KR100364089B1 (ko) 진공 버퍼 챔버를 구비한 핫플레이트 장치
JP2003142552A (ja) 基板処理装置
KR200444491Y1 (ko) 처리 장비용 더블 이중 슬롯 로드록
JP3608065B2 (ja) 縦型熱処理装置およびそのボートと保温筒のメンテナンス方法
JP2001044183A (ja) 基板処理装置
JP2001284277A (ja) 基板処理装置
JP2002043389A (ja) 基板処理装置