JPH0718268Y2 - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
- Publication number
- JPH0718268Y2 JPH0718268Y2 JP3391089U JP3391089U JPH0718268Y2 JP H0718268 Y2 JPH0718268 Y2 JP H0718268Y2 JP 3391089 U JP3391089 U JP 3391089U JP 3391089 U JP3391089 U JP 3391089U JP H0718268 Y2 JPH0718268 Y2 JP H0718268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- sorting case
- threshing device
- swing
- rocking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、扱室の下方に配設された揺動選別ケースの前
部を、脱穀装置の側壁と揺動選別ケースの内のいずれか
一方に設けたローラーと、他方に設けたガイドフレーム
とによって前後摺動自在に支持するとともに、前記揺動
選別ケースの後部を、前記揺動選別ケースの下部に設け
た揺動リンクを介して前後揺動自在に支持し、さらに、
脱穀装置本体がわに設けたエキセンアームの遊端を前記
揺動リンクの中間部に枢支連結して、前記揺動リンクを
揺動駆動可能に構成してある脱穀装置に関する。
部を、脱穀装置の側壁と揺動選別ケースの内のいずれか
一方に設けたローラーと、他方に設けたガイドフレーム
とによって前後摺動自在に支持するとともに、前記揺動
選別ケースの後部を、前記揺動選別ケースの下部に設け
た揺動リンクを介して前後揺動自在に支持し、さらに、
脱穀装置本体がわに設けたエキセンアームの遊端を前記
揺動リンクの中間部に枢支連結して、前記揺動リンクを
揺動駆動可能に構成してある脱穀装置に関する。
上記脱穀装置においては、揺動選別ケースの前部をロー
ラーとガイドレールとによって摺動自在に支持してある
から、揺動選別ケース後部の揺動リンクと、揺動選別ケ
ースとの連結を解除すれば、揺動選別ケースを脱穀装置
の後方からスライドさせて引き出せるという利点を有す
る。
ラーとガイドレールとによって摺動自在に支持してある
から、揺動選別ケース後部の揺動リンクと、揺動選別ケ
ースとの連結を解除すれば、揺動選別ケースを脱穀装置
の後方からスライドさせて引き出せるという利点を有す
る。
清掃の為に、脱穀装置の後部から揺動選別ケースを取り
出すに当って、従来は、第３図に示す如く、揺動選別ケ
ース（５）と揺動リンク（30）とを連結する軸（31）の
ブラケット（32）を取り外して、揺動選別ケース（５）
と揺動リンク（30）との連結を解除して取り出すべく構
成していた。
出すに当って、従来は、第３図に示す如く、揺動選別ケ
ース（５）と揺動リンク（30）とを連結する軸（31）の
ブラケット（32）を取り外して、揺動選別ケース（５）
と揺動リンク（30）との連結を解除して取り出すべく構
成していた。
揺動リンクが脱穀装置側に残ることと、脱穀装置の後部
上方には、脱穀装置内のワラ屑を吸引して機外に放出す
る為の排塵ファンが設けられていることにより、上下方
向の間隔が狭く、揺動選別ケースと揺動リンクとを連結
する軸が邪魔となって、揺動選別ケースを取り出し難い
という不都合があった。
上方には、脱穀装置内のワラ屑を吸引して機外に放出す
る為の排塵ファンが設けられていることにより、上下方
向の間隔が狭く、揺動選別ケースと揺動リンクとを連結
する軸が邪魔となって、揺動選別ケースを取り出し難い
という不都合があった。
そこで上記欠点を解消する手段として、揺動リンクを短
くする、又は、排塵ファンを小さくして、上下方向の間
隔を広くすることが考えられるが、斯かる場合には、揺
動選別ケースの篩い運動が小さくなって選別処理が低下
したり、又は、排塵処理能力が低下したりする不都合が
生じる。
くする、又は、排塵ファンを小さくして、上下方向の間
隔を広くすることが考えられるが、斯かる場合には、揺
動選別ケースの篩い運動が小さくなって選別処理が低下
したり、又は、排塵処理能力が低下したりする不都合が
生じる。
本考案は、揺動選別ケースの着脱構造を工夫することに
よって、揺動選別ケースを容易に取り出せるようにする
ことを目的とする。
よって、揺動選別ケースを容易に取り出せるようにする
ことを目的とする。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、前記揺動
リンクを前記エキセンアームの枢支部よりも上方で分離
自在な分割リンクに構成した点にあり、その作用、効果
は次の通りである。
リンクを前記エキセンアームの枢支部よりも上方で分離
自在な分割リンクに構成した点にあり、その作用、効果
は次の通りである。
揺動リンクを、エキセンアームの連結部よりも上方で分
離可能な分割リンクに構成したから、揺動選別ケースを
取り出す時には、リンク同士を分離することによって、
揺動選別ケースと揺動リンクとを連結する軸を付けたま
ま揺動選別ケースを取り外すことができる。
離可能な分割リンクに構成したから、揺動選別ケースを
取り出す時には、リンク同士を分離することによって、
揺動選別ケースと揺動リンクとを連結する軸を付けたま
ま揺動選別ケースを取り外すことができる。
上記構成の結果、揺動選別装置による選別性能を低下さ
せることなく、又は、排塵ファンによる排塵能力を低下
させることなく、揺動選別ケースを容易に取り出すこと
ができるに至った。
せることなく、又は、排塵ファンによる排塵能力を低下
させることなく、揺動選別ケースを容易に取り出すこと
ができるに至った。
第１図はコンバインに搭載される脱穀装置を示し、フィ
ードチェーン（１）にて挟持搬送される穀稈が扱胴
（２）によって脱穀処理され、扱室（３）の受綱（４）
から漏下した処理物が下方の揺動選別ケース（５）によ
り篩い選別され、篩い選別により単粒化された穀粒は１
番物回収部（６）に回収され、枝付き穀粒等は２番物回
収部（７）に回収され、１番物は揚穀筒（図示せず）を
介して籾袋に袋詰めされるとともに、２番物は還元スロ
ワー（８）を介して扱室（３）に還元されて再処理され
る。そして、受綱（４）終端の送塵口（９）から落下し
たワラ屑は揺動選別ケース（５）による篩をかけられた
後、唐箕（10）による風によって後方に吹き飛ばされ、
排塵ファン（11）によって吸引されて機外に放出される
ように構成されている。
ードチェーン（１）にて挟持搬送される穀稈が扱胴
（２）によって脱穀処理され、扱室（３）の受綱（４）
から漏下した処理物が下方の揺動選別ケース（５）によ
り篩い選別され、篩い選別により単粒化された穀粒は１
番物回収部（６）に回収され、枝付き穀粒等は２番物回
収部（７）に回収され、１番物は揚穀筒（図示せず）を
介して籾袋に袋詰めされるとともに、２番物は還元スロ
ワー（８）を介して扱室（３）に還元されて再処理され
る。そして、受綱（４）終端の送塵口（９）から落下し
たワラ屑は揺動選別ケース（５）による篩をかけられた
後、唐箕（10）による風によって後方に吹き飛ばされ、
排塵ファン（11）によって吸引されて機外に放出される
ように構成されている。
前記揺動選別ケース（５）は、前部が、揺動選別ケース
（５）の下部に設けたローラー（12）と脱穀装置の側壁
に設けた横Ｕの字状のガイドフレーム（13）とによって
前後方向に摺動自在に支持され、後部が、揺動リンク
（14）を介して前後揺動自在に支持され、そして、脱穀
装置の側壁に装着したエキセンアーム（15）の遊端を前
記揺動リンク（14）の中間に枢支連結して、揺動駆動可
能に構成されている。
（５）の下部に設けたローラー（12）と脱穀装置の側壁
に設けた横Ｕの字状のガイドフレーム（13）とによって
前後方向に摺動自在に支持され、後部が、揺動リンク
（14）を介して前後揺動自在に支持され、そして、脱穀
装置の側壁に装着したエキセンアーム（15）の遊端を前
記揺動リンク（14）の中間に枢支連結して、揺動駆動可
能に構成されている。
前記揺動リンク（14）は、エキセンアーム（15）の連結
部よりも上方位置で分離可能な分割リンクに構成され、
下部リンク（14b）には、篩い作用を円滑に行わせるた
めのバランスウェイト（16）が一体的に設けられてい
る。上部リンク（14a）と下部リンク（14b）はボルト
（17）を介して一体連結され、一体連結を解除して揺動
選別ケース（５）を取り出す場合には上部リンク（14
a）が取手がわりに利用される。
部よりも上方位置で分離可能な分割リンクに構成され、
下部リンク（14b）には、篩い作用を円滑に行わせるた
めのバランスウェイト（16）が一体的に設けられてい
る。上部リンク（14a）と下部リンク（14b）はボルト
（17）を介して一体連結され、一体連結を解除して揺動
選別ケース（５）を取り出す場合には上部リンク（14
a）が取手がわりに利用される。
尚、上記実施例の中で、揺動選別ケース（５）に設けら
れた上下２段のストローラック（18），（19）の内の下
段のストローラック（19）の取付フレーム（20）は、従
来においては、２番処理物を２番物回収部（７）に流下
させる流下板（21）と略平行に設けられていたが、唐箕
（10）によって吹き飛ばされて来たワラ屑等が前記取付
フレーム（20）と流下板（21）との間に詰り易い為に、
前端側の間隔を大きくして取付けてある。
れた上下２段のストローラック（18），（19）の内の下
段のストローラック（19）の取付フレーム（20）は、従
来においては、２番処理物を２番物回収部（７）に流下
させる流下板（21）と略平行に設けられていたが、唐箕
（10）によって吹き飛ばされて来たワラ屑等が前記取付
フレーム（20）と流下板（21）との間に詰り易い為に、
前端側の間隔を大きくして取付けてある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
図面の第１図及び第２図は本考案に係る脱穀装置の実施
例を示し、第１図は脱穀装置の一部を示す縦断側面図、
第２図は要部の一部を破断する背面図である。又、第３
図は従来構造を示す要部の一部を破断する背面図であ
る。 （３）……扱室、（５）……揺動選別ケース、（12）…
…ローラー、（13）……ガイドフレーム、（14）……揺
動リンク、（15）……エキセンアーム。
例を示し、第１図は脱穀装置の一部を示す縦断側面図、
第２図は要部の一部を破断する背面図である。又、第３
図は従来構造を示す要部の一部を破断する背面図であ
る。 （３）……扱室、（５）……揺動選別ケース、（12）…
…ローラー、（13）……ガイドフレーム、（14）……揺
動リンク、（15）……エキセンアーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 耳野 輝夫 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 中村 芳忠 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 安藤 勝 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内
Claims (1)
- 【請求項１】扱室（３）の下方に配設された揺動選別ケ
ース（５）の前部を、脱穀装置の側壁と揺動選別ケース
の内のいずれか一方に設けたローラー（12）と、他方に
設けたガイドフレーム（13）とによって前後摺動自在に
支持するとともに、前記揺動選別ケース（５）の後部
を、前記揺動選別ケース（５）の下部に設けた揺動リン
ク（14）を介して前後揺動自在に支持し、さらに、脱穀
装置本体がわに設けたエキセンアーム（15）の遊端を前
記揺動リンク（14）の中間部に枢支連結して、前記揺動
リンク（14）を揺動駆動可能に構成してある脱穀装置に
おいて、前記揺動リンク（14）を前記エキセンアーム
（15）の枢支部よりも上方で分離自在な分割リンクに構
成してある脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3391089U JPH0718268Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3391089U JPH0718268Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 脱穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02123842U JPH02123842U (ja) | 1990-10-11 |
| JPH0718268Y2 true JPH0718268Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31260628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3391089U Expired - Lifetime JPH0718268Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718268Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP3391089U patent/JPH0718268Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02123842U (ja) | 1990-10-11 |
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