JPH07180956A - 浴室用除湿乾燥装置 - Google Patents

浴室用除湿乾燥装置

Info

Publication number
JPH07180956A
JPH07180956A JP32692593A JP32692593A JPH07180956A JP H07180956 A JPH07180956 A JP H07180956A JP 32692593 A JP32692593 A JP 32692593A JP 32692593 A JP32692593 A JP 32692593A JP H07180956 A JPH07180956 A JP H07180956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
air
dehumidifying
passage
exhaust passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32692593A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yokota
修 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hokoku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokoku Kogyo Co Ltd filed Critical Hokoku Kogyo Co Ltd
Priority to JP32692593A priority Critical patent/JPH07180956A/ja
Publication of JPH07180956A publication Critical patent/JPH07180956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥効率が高くかつ高いエネルギー効率を持
つ浴室用除湿乾燥装置を得る。 【構成】 浴室内の湿り空気を吸引しかつ排気するため
の送風機16と、送風機の排気側と排気口31とを連通
する排気通路30と、送風機と浴室内に面した吹き出し
口とを連通する循環通路20と、吸湿剤を表面に付着し
ており回転することにより吸湿剤を付着させた表面が排
気通路30と循環通路20の双方を連続して通過し得る
ようになっている除湿ロータ41とを有し、前記除湿ロ
ータ41の上流側には送風機からの送風を排気通路30
と前記循環通路20、あるいはその双方に分配する可変
ダンパー25が設けられる。 【効果】 浴室内空気の水分は循環通路を通過するとき
に除湿ロータ41により吸着され、該吸着されい水分は
除湿ロータの回転により排気通路において外気に放湿さ
れる。それにより高い乾燥効率が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴室用除湿乾燥装置に関
し、特に、家庭の浴室の天井空間などに取り付けること
により浴室内を洗濯物などの乾燥室として有効に利用す
ることができるようにし、かつ浴室の換気手段としても
有効に用いることのできる浴室用除湿乾燥装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室には換気を目的とした換気扇
が、浴室内にその吸気口を位置させた状態で、その天井
または側壁の空間に取り付けられており、換気扇の作用
により浴室内の高温多湿の湿り空気を強制的に外気に排
出するようにしている。近年にいたり、換気扇による浴
室内空気の外気への排気のみでは結露した水滴の除去が
困難であることや、換気により浴室内の温度が降下する
のを回避する目的から、換気扇の下流側にダンパーを設
けて該ダンパーの切り換えにより換気扇からの送風を外
気側と浴室内側とに切り換え可能とし、かつ浴室内側へ
の送風送り出し口にはヒータを配置するようにした浴室
用換気・乾燥装置が提案されている(例えば、実開平2
−24223号公報など参照)。このものにあっては、
浴室内側へ循環される空気をヒータにより加温する構成
であることから、ダンパーの切り換えを適宜行うことに
より浴室内を衣類などの乾燥室として利用することも可
能となり、個人住宅の浴室などに採用されるようになり
つつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で提案されているこの種の浴室用換気・乾燥装置は、い
ずれも、浴室内の空気を循環させるための循環通路にヒ
ータを配置して、循環する湿り空気を加温した後に浴室
内に戻すようにしたものであり、換気による浴室内の温
度低下に対しては有効なものであるとしても、乾燥装置
としての観点からは十分なものとはいえない。
【0004】すなわち、湿り空気を加熱することはその
相対湿度を下げるに過ぎず、衣類などの乾燥にともない
浴室内の空気の湿度がある一定値以上となった際には、
昇温された状態で循環していた浴室内の空気を一旦建物
外に排気し、より湿度の低い空気を新たに取り込むこと
が必要となる。この換気により循環する空気の湿度は低
下するものの同時に浴室内の温度も低下することとな
り、再度ヒータよる加熱が必要となることから、電力消
費も大きくなりエネルギー効率が高いとはいえない。
【0005】また、衣類などの乾燥効率は、循環する空
気の温度が一定であれば、その湿度に左右されるが、上
記のような循環する空気を単にヒータにより加熱する方
法は結果的に浴室内の空気と浴室外の空気とを単に入れ
換えるだけであり、乾燥効率は浴室外空気の湿度に依存
することとにり、常に外的環境に左右される不都合も有
している。
【0006】本発明の目的は、従来知られた上記のよう
な浴室用換気・乾燥装置の持つ不都合を解消することに
あり、より具体的には、浴室内の空気の換気機能、浴室
内の乾燥機能、浴室内の空気の循環機能とを有しかつ選
択的に任意の機能を使用し得るようにした浴室用除湿乾
燥装置であって、特に乾燥装置として使用する際に浴室
内の温度低下を生起しないことから高いエネルギー効率
を維持することのできる浴室用除湿乾燥装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決しかつ目的を達成するために、浴室内の湿り空気を
吸引しかつ排気するための送風機と、前記送風機の排気
側と外気に面した排気口とを連通する排気通路と、前記
送風機の排気側と浴室内に面した吹き出し口とを連通す
る循環通路と、吸湿剤を表面に付着させた除湿ロータで
あって回転することにより前記吸湿剤を付着させた表面
が前記排気通路と前記循環通路の双方を連続的に通過し
得るようになっている除湿ロータと、前記除湿ロータの
上流側に位置しており前記送風機からの送風を前記排気
通路と前記循環通路とに分配する可変ダンパーとを少な
くとも有することを特徴とする浴室用除湿乾燥装置を開
示する。
【0008】本発明の浴室用除湿乾燥装置において、必
ずしも必須のものではないが、前記可変ダンパーと前記
前記除湿ロータとの間の前記排気通路に位置するヒータ
をさらに有すること、あるいは、前記除湿ロータと前記
吹き出し口との間の循環通路に位置するヒータをさらに
有することは、特に好ましい態様である。
【0009】
【作 用】衣類などの乾燥を効率よく行うためには湿度
(絶対湿度)の低い空気に衣類などを曝すことが望まれ
る。空気の湿度を下げるには、その目的や規模に応じ
て、冷却除湿、圧縮除湿、吸着除湿などが適宜用いられ
るが、そのなかでも固体吸着方式はその湿球温度線に沿
い除湿されることから除湿と同時に加温されるものであ
り(例えば、20℃で65%の湿り空気を固体吸着によ
り除湿した場合、30℃で20%、40℃で5%と加温
除湿される)、本発明の対象のような浴室を衣類などの
乾燥に使用する場合にはこの方式は最も適している。従
って、本発明による浴室用除湿乾燥装置においては、吸
着剤による固体吸着方式を採用することとした。
【0010】しかし、固体吸着による除湿の場合は、固
体吸着剤に吸湿された水分を加熱などの手段により放湿
する必要があり、連続して除湿する場合には、一方にお
いて湿り空気からの吸湿と他方において吸湿した水分の
放湿とを連続的にかつ平行して行うことが必要となる。
そのために、本発明による浴室用除湿乾燥装置において
は、吸湿剤を表面に付着させた除湿ロータであって回転
することにより前記吸湿剤を付着させた表面が排気通路
と循環通路の双方を連続的に通過し得るようになってい
る除湿ロータを用いることとした。
【0011】浴室内の湿り空気の通路である循環通路内
を前記除湿ロータの吸着剤付着表面部分が通過する過程
において、湿り空気の湿気は吸着剤に吸着される。除湿
ロータの回転により、湿気を吸着した吸着剤表面部分
は、外気へ連通する排気通路内を通過する。好ましくは
排気通路を通過する空気は加熱されており、排気通路を
通過する間に、吸着剤に吸着された水分は放湿される。
放湿され乾燥状態となった吸湿剤は除湿ロータの回転に
より再び前記循環通路内に入り、そこにおいて再び吸湿
を行う。以下、そのような吸湿及び放湿を繰り返す。
【0012】循環通路を通過する過程において除湿され
た空気は、好ましくは前記除湿ロータと浴室への吹き出
し口との間の循環通路に設けられたヒータにより加熱さ
れ、相対湿度も低下させた状態で浴室内に吹き出され
る。除湿されかつ好ましくは加熱された空気の投入によ
り、衣類などの乾燥が一層促進される。上記のように、
この乾燥装置としての作用時に、本発明による浴室用除
湿乾燥装置においては、外気の導入は積極的には行わな
い。従って、乾燥の過程において浴室内の温度が低下す
ることを回避することができ、高いエネルギー効率を維
持して乾燥作業を行うことができる。
【0013】また、本発明による浴室用除湿乾燥装置に
おいては、前記した除湿ロータの上流側に前記送風機か
らの送風を前記排気通路と前記循環通路とに分配する可
変ダンパーを有している。可変ダンパーの切り換えによ
り、浴室内の湿り空気をすべて前記排気通路に送気する
態様、浴室内の湿り空気をすべて前記循環通路に送気す
る態様、及び、排気通路と循環通路とに比例配分する態
様とを選択的に選定することかできる。
【0014】浴室内の湿り空気をすべて前記排気通路に
送気する態様は、従来のこの種装置の換気操作の場合と
なる。この場合には、除湿ロータを回転させることは不
必要となる。浴室内の湿り空気をすべて前記循環通路に
送気する態様は浴室内を暖房する態様であり、この場合
には、循環通路に設けられたヒータにより浴室内に吹き
出される空気は加熱される。前記した乾燥処理を行う場
合には、浴室内の湿り空気を排気通路と循環通路とに比
例配分する態様を取る。送風機による吸い込み空気の大
半は循環通路を流れるようにし、前記のように除湿ロー
タに設けた吸湿剤と接触させて水分を分離させ(吸湿剤
の吸湿)、乾燥した空気は、好ましくは加熱後に、浴室
内に放出される。一方、可変ダンパーによって振り分け
られた少量の空気は、好ましくは加熱後に、排気通路に
おいて除湿ロータに設けた吸湿剤と接触して吸湿した水
分を蒸発させ(吸湿剤の放湿)、湿潤空気となって排気
通路を通り室外へ排気される。この時に、浴室内湿度に
よってダンパー位置を調節し、吸湿側と放湿側との風量
分配を変化させることにより、効率のよい除湿を行うこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明による浴室用除湿乾燥装置を添
付の図面を参照しつつより詳細に説明する。図1は本発
明による浴室用除湿乾燥装置の全体を示す上面図、図2
は側面図を示している。図において、Aは浴室の天井ま
たは側壁をなす仕切り壁であり、該仕切り壁Aに形成し
た開口部には除湿乾燥装置用のケーシング10が密封状
態で取り付けられている。該ケーシング10はその前面
(浴室内側)11側に除塵フィルタ12を持つ吸い込み
口13および同様に除塵フィルタ12を持つ吹き出し口
14とを有している。ケーシング10内の前記吸い込み
口13に対向した位置には案内ケーシング15を持つ遠
心ファンのような送風機16が設置されており、該送風
機16のファン回転軸はケーシング10に固定された適
宜の電動モータ17の回転軸に接続している。
【0016】送風機16の排気側に接続する通路は2分
割されており、一方は前記した浴室内空間に面した吹き
出し口14に連通する循環通路20であり、他方は分岐
壁26を介して前記循環通路20に平行に延出し先端を
外気に開放した排気口31に連通している排気通路30
となっている。循環通路20と排気通路30の上流側の
分岐部分である前記分岐壁26の先端には支軸27を介
して可変ダンパー25が回動自在に支持されている。該
ダンパー25は、支軸27を支軸して回動することによ
り、循環通路20の流入口を閉塞する位置イ、排気通路
30を閉塞する位置ロ、および両者の中間位置ハとを選
択的に取ることができる。なお、28は可変ダンパー2
5を位置決めするためのダンパー駆動用モータである。
【0017】循環通路20と排気通路30とが分岐壁2
6を介して平行に走っている部分の適宜箇所は好ましく
は円筒状40に形成され、該円筒状部分40内には、図
3に示すように円筒状の除湿ロータ41が回転可能に取
り付けられている。該除湿ロータ41の径は前記円筒状
部分40の図示しないケーシングの径より僅かに小さい
ものであり、かつその端面42には前記した分離壁26
の端部が中心軸を通る状態で近接している。分離壁2
6、26には軸受けが設けられ除湿ロータ41の回転軸
43が軸支されている。また、該回転軸43にはスプロ
ケット44が取り付けられ、該スプロケット44には回
転用チェーン45が巻装されている。該回転用チェーン
45は除湿ロータ41の回転用モータ47の回転軸に取
り付けたスプロケット47にも巻装されている。従っ
て、回転用モータ46を駆動することにより、回転用チ
ェーン45を介して除湿ロータ41は連続して回転す
る。
【0018】図3に示すように、この実施例において、
除湿ロータ41は平坦な基板48の表面に波形に連続し
て折曲した部材49を接着して構成された矩形長尺部材
を円筒状に巻き込んだものであり、かつその基板48及
び波形部材49の表面には従来知られた方法により水分
吸湿能を持つ固体吸着剤が付着されている。基板48及
び波形部材49の材料はセラミックペーパー、不織布な
どが好適であり、用いる固体吸着剤に特に制限はない
が、シリカゲル、モレキュラーシーブスなどのように通
常水分吸着用に用いられるものを任意に用いうる。な
お、このような構成の乾燥手段としての除湿ロータは例
えばプラスチックペレットの乾燥装置などにおいて用い
られている従来知られたものである。
【0019】上記のように回転ロール41は、波形に連
続して折曲している部材49を巻き込んだ形状であるこ
とから、その端面42側には十分広さの空気流入口を有
しかつその軸心方向にはそこを通過する空気との大きな
接触面積を有する。従って、湿り空気は回転ロール41
中をほとんど圧損なく通過することができ、同時に、そ
の通過の過程において回転ロール41の表面部分に付着
された固体吸着剤により湿分は吸着除去される。
【0020】さらに、この実施例において、前記可変ダ
ンパー25と前記除湿ロータである回転ロール41との
間である排気通路30にはヒータ32が取り付けられて
おり、また、回転ロール41と前記吹き出し口14との
間の循環通路20にもヒータ29が取り付けられてい
る。さらに、前記した吸い込み口13近傍には温度セン
サーS1および湿度センサーS2が配置される。CPは
コントロールパネルであり、使用環境および温度センサ
ーS1および湿度センサーS2からの信号を基づいて、
可変ダンパー25の切り換え制御、ヒータ32、29へ
の通電制御、送風機6の送風量制御、回転ロール41の
回転断続制御などを行う。なお、CCはリモコンスイッ
チであり、コントロールパネルCPに必要な信号を発信
する。
【0021】次に、上記の装置の作用について説明す
る。先ず、この装置を換気装置として用いる場合には、
コントロールパネルCPからの信号により可変ダンパー
25をイの位置、すなわち循環通路20を閉塞する位置
に回動させ、送風機16を運転する。その時に回転ロー
ル41の回転は不要である。浴室内の湿り空気は排気通
路30、回転ロール41を通過して、排気口31から外
気へ放出される。湿り空気の通過により回転ロール41
の吸着剤は吸湿を行うので、一定間隔でヒータ32に通
電し空気を加熱して、吸着剤の放湿を行うようにしても
よい。
【0022】浴室内の暖房のために用いる場合には、可
変ダンパー25をロの位置、すなわち排気通路30を閉
塞する位置に回動させ、送風機16を運転する。この場
合にも回転ロール41の回転は必ずしも必要でとされな
い。浴室内の湿り空気は循環通路20、回転ロール41
を通過して、吹き出し口14から浴室内に吹き出され
る。この場合には、除湿ロータ41と吹き出し口14と
の間の循環通路20内に位置させたヒータ29に通電し
空気を加熱する。それにより、循環する空気は温風とし
て浴室内に送られ浴室内を暖房する。
【0023】乾燥装置として用いる場合には、可変ダン
パー25をハの位置、すなわち循環通路20と排気通路
30とに送風される空気を分配し得る位置に回動させ
て、送風機16を運転する。前記のように空気の分配比
率は湿り空気の湿度あるいは温度(それは、温度センサ
ーS1および湿度センサーS2により得られる)に応じ
て適宜調節する。通常の場合、80%〜90%の量の空
気が循環通路20に分配される位置に可変ダンパー25
の位置を制御する。また、この場合には、回転用モータ
46を駆動し、スプロケット47を介して、除湿ロータ
41を低速回転させておく。
【0024】循環通路20を通過する空気はその過程に
おて低速回転している除湿ロータ41内を通過する。そ
れにより、湿り空気の水分は吸着され乾燥した空気とな
って吹き出し口14から浴室内に吹き出される。必要に
応じて前記ヒータ29に通電して空気を加熱する。それ
により、除湿されかつ昇温された空気が浴室内に導入さ
れることとなり、浴室は乾燥室として有効に機能し、高
い乾燥効率を得ることができる。一方、可変ダンパー2
5により振り分けられた残りの空気は、除湿ロータ41
の前面に配置されたヒータ32によって昇温されて除湿
ロータ41を通過する。その時に、吸着剤に吸着されて
いる水分を蒸発させ湿潤空気となって排気口31から外
気へ放出される。
【0025】前記のようにこの乾燥過程においては、除
湿ロータ41は低速回転を行っている。従って、除湿ロ
ータ41の表面部分のうち循環通路20内に位置する部
分は常に吸湿を行い次第に飽和状態に達していくが、除
湿ロータ41の回転により吸湿した表面は次に排気通路
30側を通過することとなり、そこにおいて吸着剤の放
湿が行われる。従って、除湿ロータ41に付着された吸
着剤は吸湿放湿を連続して繰り返すことができ、浴室内
の湿度は一定に保たれかつ吸着潜熱により温度は上昇す
るので、外気の導入は微量であり、浴室内の温度降下を
引き起こさないばかりでなく常に高い効率の乾燥装置と
しての運転を行うことが可能となる。
【0026】特に、吸着剤としてB型シリカゲルを使用
する場合には、室内湿度が高いと吸湿し、湿度が低いと
放湿する性質があることから、ヒータに通電せずに単に
除湿ロータ41を低速回転させながら浴室内空気を通過
させて送風するだけで50%〜60%の湿度に保つこと
ができることから、浴室内の湿気を取り、カビの発生を
防ぐこと低コストで可能となる。
【0027】
【発明の効果】上記のように、本発明の装置によれば、
可変ダンパーの切り換えのみで浴室内の空気の換気機
能、浴室内の乾燥機能、浴室内の空気の循環機能とを選
択的に行うことが可能てなり、特に乾燥装置として使用
する際に浴室内の温度低下を生起しないことからヒータ
の使用は必ずしも必要とせず補助的な使用ですむことか
ら、乾燥効率が高くかつ高いエネルギー効率を持つ浴室
用除湿乾燥装置を得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による浴室用除湿乾燥装置を示す上面
図。
【図2】本発明による浴室用除湿乾燥装置を示す側面
図。
【図3】除湿ロータの取り付け部近傍を示す斜視図。
【符号の説明】
16…送風機、20…循環通路、25…可変ダンパー、
29、32…ヒータ、30…排気通路、41…除湿ロー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の湿り空気を吸引しかつ排気する
    ための送風機と、前記送風機の排気側と外気に面した排
    気口とを連通する排気通路と、前記送風機の排気側と浴
    室内に面した吹き出し口とを連通する循環通路と、吸湿
    剤を表面に付着させた除湿ロータであって回転すること
    により前記吸湿剤を付着させた表面が前記排気通路と前
    記循環通路の双方を連続して通過し得るようになってい
    る除湿ロータと、前記除湿ロータの上流側に位置してお
    り前記送風機からの送風を前記排気通路と前記循環通路
    とに分配する可変ダンパーと、を少なくとも有すること
    を特徴とする浴室用除湿乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記可変ダンパーと前記除湿ロータとの
    間の前記排気通路に位置するヒータをさらに有すること
    を特徴とする請求項1記載の浴室用除湿乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記除湿ロータと前記吹き出し口との間
    の循環通路に位置するヒータをさらに有することを特徴
    とする請求項1記載の浴室用除湿乾燥装置。
JP32692593A 1993-12-24 1993-12-24 浴室用除湿乾燥装置 Pending JPH07180956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32692593A JPH07180956A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 浴室用除湿乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32692593A JPH07180956A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 浴室用除湿乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07180956A true JPH07180956A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18193298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32692593A Pending JPH07180956A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 浴室用除湿乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07180956A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2989513B2 (ja) 除加湿機能付き空気調和機
JP5014378B2 (ja) 除湿乾燥機
US6364942B1 (en) Dehumidifier using non-rotating desiccant material
KR100598214B1 (ko) 데시컨트를 이용한 가습 및 제습장치
JP2000304448A (ja) 乾燥機
JPS631423A (ja) 除湿装置
JP3767301B2 (ja) 乾燥装置
JP2001190324A (ja) 吸湿式ヘアードライヤー
JP2002001051A (ja) 調湿機
JPH07180956A (ja) 浴室用除湿乾燥装置
JP2000126540A (ja) 除湿機
JP3794430B1 (ja) カビ発生防止装置
JP3259376B2 (ja) 浴室乾燥機
JP3554474B2 (ja) 除・加湿装置
JP2001170398A (ja) 衣類乾燥機
JP3003351B2 (ja) 除加湿装置
JP2001050571A (ja) 調湿装置
JP2000051588A (ja) 部屋乾燥装置およびそれを用いた衣類乾燥装置
JP5631148B2 (ja) 屋内用除湿装置
JP5645600B2 (ja) 屋内用除湿装置
JP2002035531A (ja) 除湿機の制御装置
JP2001296083A (ja) 除湿機
JP4219596B2 (ja) 暖房乾燥装置および乾燥装置
JP2001289464A (ja) 調湿機
JPH0849896A (ja) 除湿乾燥装置