JPH0718049Y2 - ディスクプレーヤのディスク取り出し装置 - Google Patents

ディスクプレーヤのディスク取り出し装置

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JPH0718049Y2
JPH0718049Y2 JP1989057935U JP5793589U JPH0718049Y2 JP H0718049 Y2 JPH0718049 Y2 JP H0718049Y2 JP 1989057935 U JP1989057935 U JP 1989057935U JP 5793589 U JP5793589 U JP 5793589U JP H0718049 Y2 JPH0718049 Y2 JP H0718049Y2
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JP
Japan
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disc
lift plate
push button
player
locking means
Prior art date
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JP1989057935U
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JPH02149151U (ja
Inventor
芳正 森谷
博克 金子
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、コンパクト・ディスク・プレーヤ(CDプレ
ーヤ)等のディスク取り出し装置に関し、特に、CDプレ
ーヤに装着された光ディスク等のディスクを取り出す際
に、簡単なプッシュボタンの操作でディスクの一端を持
ち上げて取り出し易くしたディスクプレーヤのディスク
取り出し装置に関する。
「従来の技術」 従来この種のCDプレーヤにおいては、キャビネットに装
着れたCDを取り出し易くするために、例えば第8図で示
すようにCD24が装着されるキャビネット2の両側に、指
先30の入る切欠き31が欠切されていた。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、より薄く、より小型化が望まれているポ
ータブルCDプレーヤでは、その構造上からCD24とキャビ
ネット2との間に指先が入る十分な隙間を得ることがで
きなかった。
また、CDのセンターホールは、ディスクテーブル25のス
ピンドル26に嵌合されるために、取り扱いが面倒で、CD
を傷つけることがないような十分な配慮が必要であっ
た。
さらに、指先30が入る切欠き31を切欠すると、その切欠
き31からごみや塵が入り、機能障害を起すおそれがあっ
た。
この考案は、上記のような点に鑑みなされたもので、CD
を傷つけることなく簡単に取り出すことができ、かつ、
CDプレーヤの密封性が保たれるディスクプレーヤのディ
スク取り出し装置の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上述の問題点を解決するため、この考案においては、デ
ィスクプレーヤ本体に対し常時開方向に付勢された蓋体
と、蓋体を付勢力に抗して閉状態で係止する第1係止手
段と、ディスクプレーヤ本体に装着されたディスクの下
方に配され、装着されたディスクの端部を持ち上げるよ
うに常時上昇側に付勢されたリフトプレートと、リフト
プレートを付勢力に抗してディスクの下方に係止する第
2係止手段と、蓋体を開蓋すると共にディスクを取り出
すため第1係止手段及び第2係止手段による係止を解除
する操作部とを備え、操作部の操作によって第1係止手
段による係止が解除されて蓋体が開蓋されると共に、第
2係止手段による係止が解除されてリフトプレートが上
昇し、装着されたディスクの端部が持ち上げられるよう
にしたことを特徴とするものである。
「作用」 実施例において、CDプレーヤでの再生が終了し、CD24を
取り出すのには、先ず、操作部、本例では、プッシュボ
タン1を押すと、そのプッシュボタン1と一体的な操作
脚4の滑斜面4aが第1係止手段、本例ではドアフック7
の滑斜面7aを接触押動し、ドアフック7がコイルスプリ
ング10の付勢力に抗して、第2図で示す状態から第3図
に示す状態に移行する。
ドアフック7が第3図で示すように移行すると、蓋体、
本例ではドア9の係合受片9aを掛止していたネック7bが
外れる。すなわち、ドア9の係止が解除され、ドア9が
スプリングの付勢力によって約60度開く。
さらに、プッシュボタン1を押すと、短い方の操作脚5
の滑斜面5aが主動レバー8の滑斜面8aと接触して押動
し、固定軸13を中心として主動レバー8を反時計方向に
揺動させる。
主動レバー8が反時計方向に揺動すると、主動レバー8
の他端のピン14と係合した第2係止手段、本例では従動
レバー15が固定軸16を中心としてコイルスプリング19の
付勢力に抗して、第4図で示す状態から第5図で示すよ
うに時計方向に揺動する。
従動レバー15が揺動すると、従動レバー15のネック15a
が第6図で示す状態から第7図で示すように、リフトプ
レート17のフック17aから外れてリフトプレート17の係
止が解除される。
フック17aが外れると、リフトプレート17はコイルスプ
リング23の付勢力によって軸21を中心として揺動し、CD
24の一方を持ち上げる。この時、CD24の他方は、第7図
で示すようにキャビネット2の後方の立ち上がりによっ
て支えられる。従って、CD24の取り出しが容易の状態に
なる。
プッシュボタン1を離すと、プッシュボタン1に内蔵さ
れたコイルスプリング6および従動レバー15のコイルス
プリング19の付勢力によって初期状態に復帰する。
CD24を取り出した後は、そのままドア9を閉じるか、新
たなCD24をセットしてドア9を閉じると、ドア9のガイ
ド9bがリフトプレート17の突起17bを接触押動し、ドア
9が初期状態に閉塞される。
この時、新たなCD24がセットされている場合には、ディ
スクテーブル25のスピンドル26によって正常にセンタリ
ングされ、ドア9のチャック27でチャッキングされる。
以上の動作によって、リフトプレート17のフック17aが
従動レバー15のネック15aに、ドア9の係合受片9aがド
アフック7のネック7bに各係止される。
「実施例」 続いて、この考案に係るディスクプレーヤのディスク取
り出し装置の実施の一例について、第1図〜第7図を参
照して詳細に説明する。
第1図において、1は硬質プラスチックで成形した操作
部、本例ではプッシュボタンで、キャビネット2の前部
に形成されたコントロールベース3に配設されている。
さらに詳しくは、第2図で示すようにプッシュボタン1
の裏面側には長短2本の操作脚4,5が垂設され、その操
作脚4,5がコントロールベース3に形成された角穴3aに
昇降自在に嵌挿される。プッシュボタン1は、コイルス
プリング6で上方に付勢されている。上記の操作脚4,5
の下部には、第1係止手段、本例ではドアフック7およ
び主動レバー8の各滑斜面7a,8aと接合する滑斜面4a,5a
が各形成されている。
操作脚4の滑斜面4aと係合する滑斜面7aが形成されたド
アフック7は、一方において蓋体、本例ではドア9の係
合受辺9aと係合するネック7bが形成され、その下方でコ
イルスプリング10によって図中左方に付勢されると共
に、支持部材11によって平行状態が維持され、プッシュ
ボタン1の押動操作によってドア9を開ける構造となっ
ている。
ドア9は、第1図および第7図で示すように、キャビネ
ット2の後端に軸12で開閉自在に軸支され、前方中央に
リブ状のガイド9bが突設され、スプリング(図示しな
い)で開き方向に付勢されると共に、開き角度がCDセッ
トに必要十分な約60度に制限された構造になっている。
第2図および第3図に示すように、操作脚5の滑斜面5a
と係合する滑斜面8aが形成された主動レバー8は、第4
図で示すようにコントロールベース3の下面に垂設した
固定軸13に揺動自在に軸支され、他端に垂設したピン14
で第2係止手段、本例では従動レバー15の一端と係合
し、プッシュボタン1の第2押動操作によって従動レバ
ー15を揺動させる構造となっている。
一端が主動レバー8と係合した従動レバー15は、第4図
および第5図で示すように、キャビネット2の下面に垂
設した固定軸16に揺動自在に軸支され、折り曲げられた
他端のネック15aがリフトプレート17のフック17aと係合
し(第6図参照)、プッシュボタン1の第2押動操作に
よって従動レバー15を介して揺動し、第7図で示すよう
にリフトプレート17のフック17aを外す構造となってい
る。
この従動レバー15は、第4図および第5図で示すよう
に、キャビネット2の下面に垂設したピン18に一端が掛
止されたコイルスプリング19によってピン18方向に付勢
されている。
リフトプレート17は、第1図、第6図および第7図で示
すように、キャビネット2の前面に形成された凹室20に
軸21で揺動自在に軸支され、前記のように従動レバー15
のネック15aと係合するフック17aが垂設されると共に、
先端にリフトプレート17を閉めるための突起17bが第6
図で示すように突設され、一端が凹室20に設けた軸22に
掛止されたコイルスプリング23によって開く方向に付勢
し、プッシュボタン1の第2押動操作によって揺動し、
第7図で示すようにCD24を取り扱い易いよう持ち上げる
構造となっている。このリフトプレート17の上面は、キ
ャビネット2の上面と同一面である。
キャビネット2の中央上面には、第7図で示すように、
CD24を載置するディスクテーブル25およびCD24を正しい
位置にセンタリングするスピンドル26が配設されてい
る。
また、ドア9の中央下面には、第7図で示すようにCD24
をチャッキングするチャック27が取り付けられている。
コントロールベース3には、第1図で示すように電源ス
イッチ、送りや戻し等のキースイッチ28が配設されると
共に、タイマ29等が配設される。
上記構成による取り出し装置で、再生が終了したCD24を
取り出すのには、先ず、プッシュボタン1を押すと、そ
のプッシュボタン1と一体的な操作脚4の滑斜面4aがド
アフック7の滑斜面7aを接触押動し、ドアフック7がコ
イルスプリング10の付勢力に抗して、第2図で示す状態
から第3図に示す状態に移行する。
ドアフック7が第3図で示すように移行すると、ドア9
の係合受片9aを掛止していたネック7bが外れる。すなわ
ち、ドア9の係止が解除され、ドア9がスプリングの付
勢力によって約60度開く。
さらに、プッシュボタン1を押すと、短い方の操作脚5
の滑斜面4aが主動レバー8の滑斜面8aと接触して押動
し、第4図および第5図で示すように固定軸13を中心と
して主動レバー8を反時計方向に揺動させる。
主動レバー8が反時計方向に揺動すると、主動レバー8
の他端のピン14と係合した従動レバー15が固定軸16を中
心としてコイルスプリング19の付勢力に抗して、第4図
で示す状態から第5図で示すように時計方向に揺動す
る。
従動レバー15が、第5図で示すように揺動すると、従動
レバー15のネック15aが第6図で示す状態から第7図で
示すように、リフトプレート17のフック17aから外れて
リフトプレート17の係止が解除される。
第7図で示すように、フック17aが外れると、リフトプ
レート17はコイルスプリング23の付勢力によって軸21を
中心として揺動し、CD24の一方を持ち上げる。この時、
CD24の他方は、第7図で示すようにキャビネット2の後
方の立ち上がりによって支えられる。従って、CD24の取
り出しが容易な状態になる。
プッシュボタン1を離すと、プッシュボタン1に内蔵さ
れたコイルスプリング6および従動レバー15のコイルス
プリング19の付勢力によって初期状態に復帰する。
「考案の効果」 以上のように、本考案に係るディスクプレーヤのディス
ク取り出し装置は、キャビネットの上面にディスクを持
ち上げるリフトプレートが配設され、そのリフトプレー
トをプッシュボタン等で操作できるようにしたもので、
再生が終了したディスクを傷つけることなく簡単に取り
出すことができ、車載用、携帯用として広く利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るディスク取り出し装置を組み込
んだCDプレーヤの一部破断平面図、第2図は押動操作部
の概略図、第3図はプッシュボタン1を一段階押動した
状態の概略図、第4図は伝達機構の平面図、第5図はそ
の動作状態を示す平面図、第6図はリフトプレート17の
概略側面図、第7図はリフトプレート17でディスクの一
方を持ち上げた状態の側断面図、第8図はディスクを取
り出す従来例の概略図である。 1…プッシュボタン 17…リフトプレート 24…CD

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクプレーヤ本体に対し常時開方向に
    付勢された蓋体と、 上記蓋体を付勢力に抗して閉状態で係止する第1係止手
    段と、 上記ディスクプレーヤ本体に装着されたディスクの下方
    に配され、上記装着されたディスクの端部を持ち上げる
    ように常時上昇側に付勢されたリフトプレートと、 上記リフトプレートを付勢力に抗して上記ディスクの下
    方に係止する第2係止手段と、 上記蓋体を開蓋すると共に上記ディスクを取り出すため
    上記第1係止手段及び上記第2係止手段による係止を解
    除する操作部とを備え、 上記操作部の操作によって上記第1係止手段による係止
    が解除されて上記蓋体が開蓋されると共に、上記第2係
    止手段による係止が解除されて上記リフトプレートが上
    昇し、上記装着されたディスクの端部が持ち上げられる
    ようにしたことを特徴とするディスクプレーヤのディス
    ク取り出し装置。
  2. 【請求項2】上記操作部はプッシュボタンであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲1記載のディスクプ
    レーヤのディスク取り出し装置。
  3. 【請求項3】上記プッシュボタンの押動操作によって第
    1動作と第2動作が連続的に行われ、上記第1動作によ
    って上記蓋体が開蓋し、上記第2動作によって上記リフ
    トプレートが上昇して上記ディスクの端部が持ち上げら
    れるようにしたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲2記載のディスクプレーヤのディスク取り出し装置。
JP1989057935U 1989-05-19 1989-05-19 ディスクプレーヤのディスク取り出し装置 Expired - Lifetime JPH0718049Y2 (ja)

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JPH02149151U JPH02149151U (ja) 1990-12-19
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JP1989057935U Expired - Lifetime JPH0718049Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 ディスクプレーヤのディスク取り出し装置

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JPH0341310Y2 (ja) * 1985-10-19 1991-08-30

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JPH02149151U (ja) 1990-12-19

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