JPH05101629A - 光デイスク装置におけるカートリツジ挿入口の構造 - Google Patents

光デイスク装置におけるカートリツジ挿入口の構造

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JPH05101629A
JPH05101629A JP3280316A JP28031691A JPH05101629A JP H05101629 A JPH05101629 A JP H05101629A JP 3280316 A JP3280316 A JP 3280316A JP 28031691 A JP28031691 A JP 28031691A JP H05101629 A JPH05101629 A JP H05101629A
Authority
JP
Japan
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cartridge
opening
cartridge insertion
locking
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP3280316A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaharu Kaneko
久治 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH05101629A publication Critical patent/JPH05101629A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な操作を必要とせずカートリッジの挿抜
操作に伴い開閉蓋をロックしたりロック解除することが
でき、オートチェンジャへの適用を可能にすると共に、
埃等の侵入を確実に防止することができ、また幼児等が
誤って開けたり手を差し込むことのないようにすること
を目的とする。 【構成】 筐体1に開設されたカートリッジ挿入口2に
回動自在な開閉蓋4と、通常開閉蓋4を閉位置にロック
するロック機構5を設ける。ロック機構5は、上下動自
在なロック部材9と、このロック部材9を上方に付勢す
る圧縮コイルばね8とを備えている。ロック部材9は、
前面上端部に設けられ通常カートリッジ挿入口2内に突
出する当接部11と、上面に形成され通常開閉蓋4の下
端部をロックする係止部12とを備え、カートリッジ3
が当接部11を押圧すると圧縮コイルばね8に抗して下
降して係止部12による開閉蓋4のロックを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク媒体に情報を
光学的に記録したり、記録されている情報を再生した
り、あるいはまた情報を消去したりする光ディスク装置
におけるカートリッジ挿入口の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の光ディスク装置は、
ローディング機構、光源を含む光学ヘッド等の各種機
構、部品を内蔵し、フロントパネルにカートリッジ挿入
口を有する筐体を備えている。カートリッジ挿入口には
通常開閉蓋が設けられているだけで、開閉蓋のロック機
構がなかったり、またはロック機構があったとしても、
カートリッジ挿入口とは離れた位置にあるスイッチ等を
操作することによってロックを解除するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロック
機構のない従来の光ディスク装置にあっては、カートリ
ッジを挿入しないときも開閉蓋を容易に開けることがで
きるので、大気中の埃等が装置内部に侵入し易く、特に
光学ヘッドを用いた装置等では、侵入した埃等がレンズ
に付着して光ディスク媒体に情報を記録したり、記録し
た情報を消去したり、再生したりする性能が劣化すると
いう問題がった。しかも、家庭用VTR等のように幼児
が手に触れる可能性がある装置では、カートリッジ以外
のものを入れてしまったり、うっかり手を入れて怪我を
するという危険性もはらんでいる。一方、カートリッジ
挿入口とは離れた位置にあるスイッチ等を操作すること
によりロックを解除するタイプの装置においては、カー
トリッジの挿入がダイレクトに(ワンタッチで)できな
いため、操作が煩雑になるし、光ディスク媒体を自動的
に交換する所謂オートチェンジャに対応できないという
問題があった。
【0004】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、特別な操作を必要とせずカートリッジの挿抜操作
に伴い開閉蓋をロックしたりロック解除することがで
き、オートチェンジャへの適用を可能にすると共に、埃
等の侵入を確実に防止することができ、また幼児等が誤
って開けたり手を差し込むことのないようにした光ディ
スク装置におけるカートリッジ挿入口の構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その第1の発明は、光ディ
スク装置の筐体に開設され光ディスクを収納したカート
リッジの挿入排出を行うためのカートリッジ挿入口に対
し、回動自在に前記筐体内に設けられた開閉蓋と、前記
開閉蓋を係止して該開閉蓋を閉位置にロックするための
係止部、前記カートリッジが当接する当接部、および通
常は前記カートリッジ挿入口内に突出しており前記カー
トリッジの挿入時に前記当接部がカートリッジによって
押圧されることでカートリッジ挿入口から退出して前記
開閉蓋のロックを解除するロック部材とを有するロック
機構と、を備えていることを特徴とする光ディスク装置
におけるカートリッジ挿入口の構造を提供する。第2の
発明は、上記第1の発明において、前記ロック機構を、
カートリッジ挿入口の幅方向に複数個並設したものであ
る。
【0006】
【作用】本発明において、開閉蓋は通常筐体のカートリ
ッジ挿入口を閉鎖する。ロック部材は通常係止部によっ
て開閉蓋を閉位置にロックする。カートリッジの挿入時
にカートリッジの挿入側端がロック部材の当接部を押圧
すると、ロック部材はカートリッジ挿入口から退出して
係止部による開閉蓋のロックを解除し、カートリッジの
筐体内への挿入を可能にする。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る光ディスク装置に
おけるカートリッジ挿入口の構造の一実施例を示す断面
図、図2は筐体の正面図、図3はカートリッジの挿入開
始直後の状態を示す断面図である。これらの図におい
て、1はフロントパネル1aにカートリッジ挿入口2を
有する筐体で、この筐体1の内部にはスピンドルモータ
によって回転されるスピンドル、カートリッジ挿入口2
から挿入されたカートリッジ3をスピンドル上に装填
し、カートリッジの排出、交換時にカートリッジ3をカ
ートリッジ挿入口2から排出するローディング機構、カ
ートリッジ3のシャッタを開閉するシャッタ開閉部材、
光源を含む光学ヘッド、カートリッジ3の位置決めピン
等の諸機構、部品(いずれも周知のものであるため図示
せず)、カートリッジ挿入口2の開閉蓋4および開閉蓋
4を閉位置にロックする左右一対のロック機構5が配設
されている。
【0008】前記開閉蓋4は、カートリッジ挿入口2の
直後に開閉自在に配設されるもので、上端が軸6によっ
て回動自在に軸支されると共に不図示のばねによって閉
方向(図1反時計方向)の回動習性を付与されており、
通常前面上端部がカートリッジ挿入口2の上縁後方側端
面7に圧接され、下端が前記ロック機構5によってロッ
クされることにより、略垂直な閉位置に係止され、前記
カートリッジ挿入孔2を閉鎖している。
【0009】前記ロック機構5は、前記フロントパネル
1aの内面でカートリッジ挿入口2の下方側に設けられ
た上方に開放する収納部8内に上下方向に摺動自在に収
納配置されたブロック状のロック部材9と、このロック
部材9を上方に付勢する圧縮コイルばね10とを備えて
いる。ロック部材9は、収納部8内に上方への抜けを防
止されて配設され、上端部前面が適宜角度を以て前下が
りに傾斜した斜面からなる当接部11とされ、上面中央
部に前記開閉蓋3の下端部を係止するスリット状の溝か
らなる係止部12が形成されている。また、ロック部材
9の上面は、前記係止部12より後方側が、前記当接部
11が設けられている前方側より一段低く形成されるこ
とにより段差部14を有している。この段差部14は、
ロック部材9による開閉蓋4のロックを容易にするため
に設けられている。前記当接部11は通常ロック部材9
が圧縮コイルばね8の力により最上位置に保持されるこ
とにより、前記カートリッジ挿入口2内に突出して筐体
1の前方から視認される状態にあり、これによって係止
部12による開閉蓋4のロックを可能にしている。一
方、ロック部材9の下面中央には前記圧縮コイルばね8
の上端部を収納する凹部15が凹設されている。そし
て、このような構成からなるロック機構5は、カートリ
ッジ挿入口2の両端部にそれぞれ設けられている。
【0010】次に、このような構成からなる光ディスク
装置におけるカートリッジ挿入口の構造において、カー
トリッジ3の挿抜動作について説明する。ロック機構5
のロック部材9は図1に示すように通常圧縮コイルばね
8によって最上位置に押上げられている。この状態にお
いて、開閉蓋4は下端部がロック部材9の係止部12に
挿入係止されることにより閉位置にロックされている。
したがって、手で開閉蓋4を押圧しても開閉蓋4は開く
ことがない。また、開閉蓋4は左右一対のロック機構5
によって両端部をロックされているので、仮に左右いず
れか一方のロック機構5のロック部材9を手等で押し下
げて当該ロック機構によるロックを解除したとしても、
開くことはなく、両方同時に押し下げられた時にのみ開
く。この状態において、カートリッジ3を筐体1内に装
填するためその挿入側端部をカートリッジ挿入口2に差
し込むと、カートリッジ3の挿入側端部の下方側角部が
ロック部材9の当接部11に当接し、更に挿入すると該
当接部11を押圧するため、ロック部材9は圧縮コイル
ばね10に抗して下降し、開閉蓋4のロックを解除す
る。ロック解除されると、カートリッジ3は開閉蓋4を
押し開きながら筐体1の内部に挿入される。この挿入状
態において、開閉蓋4は図1の二点鎖線で示すようにカ
ートリッジ3の上面により開状態に保持される。
【0011】ここで、カートリッジ3がロック部材9上
を通過し図1の二点鎖線で示すように筐体内部に完全に
挿入されると、ロック部材9が圧縮コイルばね8の力に
より上昇復帰し、カートリッジ3の取出しを不能にする
虞れがある。そこで、このロック部材9の復帰を防止す
る1つの方法としては、例えばロック部材9を下方位置
にロックするための適宜なロック機構を設け、これをロ
ーディング機構と作動連結し、カートリッジ3のアンロ
ーディング動作に連動してロック部材9のロックを解除
させるようにするとよい。また、別の方法としてカート
リッジ3をカートリッジ挿入口2の直後まで挿入し、カ
ートリッジ3自体の挿入側とは反対側の下面にてロック
部材9を下方位置に係止するようにしてもよい。
【0012】カートリッジ3の排出動作に際して、排出
終了直前にカートリッジ3の挿入側端面が係止部12の
上方を通過すると、開閉蓋4はカートリッジ3から解放
されるため、回動復帰してロック部材9の当接部11の
背面に後方から当接し閉位置に係止される。そして、カ
ートリッジ3をカートリッジ挿入口2から抜き出すと、
ロック部材9はカートリッジ3から解放されるため、圧
縮コイルばね8の力により上昇復帰し係止部12によっ
て開閉蓋4を再びロックする。
【0013】なお、上記実施例はロック機構5を2つ設
けた場合に付いて説明したが、本発明はこれに特定され
るものではなく、3つであってもよいことは勿論であ
る。
【0014】また、本発明は光ディスク装置以外にも適
用できるものであり、例えば、磁気ディスク装置やVT
R装置等の記録媒体の挿入口の構造としても同様の効果
を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ディ
スク装置におけるカートリッジ挿入口の構造によれば、
開閉蓋をロックするロック機構をカートリッジ挿入口に
設け、カートリッジ自体の挿入動作によってロック機構
のロックを解除するように構成したので、解除のための
特別な操作を必要とせず、オートチェンジャタイプの装
置に適用して好適である。また、カートリッジを挿入し
ないときは開閉蓋を閉位置にロックしているので、埃等
の侵入を確実に防止することができ、しかも幼児等が誤
って開閉蓋を開けたり、手を挟めたりすることも防止す
ることができる。特に、ロック機構をカートリッジ挿入
口の幅方向に複数個設けておくと、全てのロック機構の
ロックを解除する必要があるので、より効果が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置におけるカートリ
ッジ挿入口の構造の一実施例を示す断面図である。
【図2】筐体の正面図である。
【図3】カートリッジの挿入開始直後の状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 カートリッジ挿入口 3 カートリッジ 4 開閉蓋 5 ロック機構 9 ロック部材 10 圧縮コイルばね 11 当接部 12 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク装置の筐体に開設され光ディ
    スクを収納したカートリッジの挿入排出を行うためのカ
    ートリッジ挿入口に対し、回動自在に前記筐体内に設け
    られた開閉蓋と、 前記開閉蓋を係止して該開閉蓋を閉位置にロックするた
    めの係止部、前記カートリッジが当接する当接部、およ
    び通常は前記カートリッジ挿入口内に突出しており前記
    カートリッジの挿入時に前記当接部がカートリッジによ
    って押圧されることでカートリッジ挿入口から退出して
    前記開閉蓋のロックを解除するロック部材とを有するロ
    ック機構と、を備えていることを特徴とする光ディスク
    装置におけるカートリッジ挿入口の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置における
    カートリッジ挿入口の構造において、前記ロック機構
    は、カートリッジ挿入口の幅方向に複数個並設されてい
    ることを特徴とする光ディスク装置におけるカートリッ
    ジ挿入口の構造。
JP3280316A 1991-10-02 1991-10-02 光デイスク装置におけるカートリツジ挿入口の構造 Pending JPH05101629A (ja)

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JP3280316A JPH05101629A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 光デイスク装置におけるカートリツジ挿入口の構造

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JP3280316A Pending JPH05101629A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 光デイスク装置におけるカートリツジ挿入口の構造

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JP (1) JPH05101629A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6272090B1 (en) 1998-05-07 2001-08-07 Nec Corporation Disk drive having a disk tray
EP1630807A2 (en) * 2004-08-31 2006-03-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Door-safety apparatus and disc player having the same

Cited By (3)

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US6272090B1 (en) 1998-05-07 2001-08-07 Nec Corporation Disk drive having a disk tray
EP1630807A2 (en) * 2004-08-31 2006-03-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Door-safety apparatus and disc player having the same
EP1630807A3 (en) * 2004-08-31 2007-06-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Door-safety apparatus and disc player having the same

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