JPH0973702A - ディスクチェンジャーにおけるディスクロック機構 - Google Patents
ディスクチェンジャーにおけるディスクロック機構Info
- Publication number
- JPH0973702A JPH0973702A JP25197695A JP25197695A JPH0973702A JP H0973702 A JPH0973702 A JP H0973702A JP 25197695 A JP25197695 A JP 25197695A JP 25197695 A JP25197695 A JP 25197695A JP H0973702 A JPH0973702 A JP H0973702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- disk
- storage body
- carrier
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクの再生中には、ディスク収納体にお
ける、再生されているディスクが収納されていた空き部
分に新たなディスクを入れることができないようにし
た。このため新たなディスクを入れた状態で、ディスク
の再生が終わって、ディスクをディスク収納体２に戻そ
うとすることにより、ディスクが新たに入れられたディ
スクを無理に押して、ディスクが傷ついたり、ディスク
取り込み機構が破損することがなくなる。 【解決手段】 ディスク１の再生中には、位置決め部材
５がディスク収納体２のガイド凹部１２ａに入り込み、
スライドカム１３をバネ１５に抗して移動し、これによ
りカム部１３ａとロック部材１２の従動部１２ｂが接触
してディスクをディスク収納体２に入れる方向へのロッ
ク部材１２の回転が阻止される。よって、ディスク１の
再生中には空き部分に新たなディスクを入れることがで
きなくなる。
ける、再生されているディスクが収納されていた空き部
分に新たなディスクを入れることができないようにし
た。このため新たなディスクを入れた状態で、ディスク
の再生が終わって、ディスクをディスク収納体２に戻そ
うとすることにより、ディスクが新たに入れられたディ
スクを無理に押して、ディスクが傷ついたり、ディスク
取り込み機構が破損することがなくなる。 【解決手段】 ディスク１の再生中には、位置決め部材
５がディスク収納体２のガイド凹部１２ａに入り込み、
スライドカム１３をバネ１５に抗して移動し、これによ
りカム部１３ａとロック部材１２の従動部１２ｂが接触
してディスクをディスク収納体２に入れる方向へのロッ
ク部材１２の回転が阻止される。よって、ディスク１の
再生中には空き部分に新たなディスクを入れることがで
きなくなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ＣＤ、ＣＤ−Ｒ
ＯＭ、ＬＤ等のディスクチェンジャーにおけるディスク
ロック機構に関するものである。
ＯＭ、ＬＤ等のディスクチェンジャーにおけるディスク
ロック機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のディスクチェンジャーと
して、図４乃至図７に示すものが知られている。このデ
ィスクチェンジャーは、これらの図、特に図７に示すよ
うに、複数のディスク１が互いに平行になるように収納
されるディスク収納体２と、このディスク収納体２に収
納された前記複数のディスク１の厚み方向に移動して前
記ディスク収納体２から所望のディスク１を取り込み、
このディスク１の再生後に元の位置に戻す搬送機３とを
備えている。前記ディスク収納体２には、ディスク１を
ピッチＰの一定間隔で収納するガイド４が設けられてい
る。また、板状バネ１０が保持板１１を介してディスク
収納体２に取り付けられ、ディスク１がディスク収納体
２の所定の位置に保持されるように構成されている。
して、図４乃至図７に示すものが知られている。このデ
ィスクチェンジャーは、これらの図、特に図７に示すよ
うに、複数のディスク１が互いに平行になるように収納
されるディスク収納体２と、このディスク収納体２に収
納された前記複数のディスク１の厚み方向に移動して前
記ディスク収納体２から所望のディスク１を取り込み、
このディスク１の再生後に元の位置に戻す搬送機３とを
備えている。前記ディスク収納体２には、ディスク１を
ピッチＰの一定間隔で収納するガイド４が設けられてい
る。また、板状バネ１０が保持板１１を介してディスク
収納体２に取り付けられ、ディスク１がディスク収納体
２の所定の位置に保持されるように構成されている。
【０００３】前記ディスク収納体２には収納されたディ
スクの取り出しを制限するロック部材１２が軸１２ａを
中心に回動可能に設けられ、バネ（弾性部材）１４によ
り常にディスク１の取り出しを制限する方向に付勢され
ている。２ｂはストッパーでありロック部材１２の回動
位置を規制している。このロック部材１２は、ディスク
収納体２にバネ１４の力に抗した力でディスク１を入れ
れば、ディスク１を入れる方向に逃げることができ、ま
たディスク１の取り出し方向には、ディスク１とロック
部材１２が食い込みになってディスクの取り出しが妨げ
られる。前記のように、ディスク１の取り出し方向に
は、ディスク１とロック部材１２が食い込みになるの
で、前記バネ１４の力は、ロック部材１２を起き上がら
せるだけの僅かな力だけでよい。前記ディスク収納体２
には取り出しボタン（操作部材）１６が設けられ、この
ボタン１６により強制的にロック部材１２のロックを解
除してディスクを取り出すことができる。
スクの取り出しを制限するロック部材１２が軸１２ａを
中心に回動可能に設けられ、バネ（弾性部材）１４によ
り常にディスク１の取り出しを制限する方向に付勢され
ている。２ｂはストッパーでありロック部材１２の回動
位置を規制している。このロック部材１２は、ディスク
収納体２にバネ１４の力に抗した力でディスク１を入れ
れば、ディスク１を入れる方向に逃げることができ、ま
たディスク１の取り出し方向には、ディスク１とロック
部材１２が食い込みになってディスクの取り出しが妨げ
られる。前記のように、ディスク１の取り出し方向に
は、ディスク１とロック部材１２が食い込みになるの
で、前記バネ１４の力は、ロック部材１２を起き上がら
せるだけの僅かな力だけでよい。前記ディスク収納体２
には取り出しボタン（操作部材）１６が設けられ、この
ボタン１６により強制的にロック部材１２のロックを解
除してディスクを取り出すことができる。
【０００４】前記ディスク収納体２へディスク１を収納
するときは、ガイド４に沿ってバネ１４の力に抗した力
でロック部材１２を押しながら、ディスク１を入れれば
よい。前記搬送機３には、前記ディスク収納体２に収納
されたディスク１を、その厚み方向から挟み、この搬送
機３へ取り込むディスク抜き取り機構が設けられている
（図示省略）。また、搬送機３には前記のように取り込
むディスク１を案内するガイド６、及びこのディスク１
を取り込むときに、前記ディスク収納体２と前記搬送機
３との位置決め用の位置決め部材５が設けられている。
この位置決め部材５はディスク収納体２に向かう方向に
移動可能になっていて、このディスク収納体２のガイド
凹部（嵌合部）２aに嵌合することにより、ディスク収
納体２に対する搬送機３の位置決めがなされる。
するときは、ガイド４に沿ってバネ１４の力に抗した力
でロック部材１２を押しながら、ディスク１を入れれば
よい。前記搬送機３には、前記ディスク収納体２に収納
されたディスク１を、その厚み方向から挟み、この搬送
機３へ取り込むディスク抜き取り機構が設けられている
（図示省略）。また、搬送機３には前記のように取り込
むディスク１を案内するガイド６、及びこのディスク１
を取り込むときに、前記ディスク収納体２と前記搬送機
３との位置決め用の位置決め部材５が設けられている。
この位置決め部材５はディスク収納体２に向かう方向に
移動可能になっていて、このディスク収納体２のガイド
凹部（嵌合部）２aに嵌合することにより、ディスク収
納体２に対する搬送機３の位置決めがなされる。
【０００５】ここで、ディスク抜き取り及び戻しの一連
の動作について、主要部品の各モード状態の変化、即ち
ディスク抜き取り部材の位置、ディスク抜き取り部材の
開閉状態、ディスクガイド５の開閉、及び位置決め部材
のＬＯＣＫ状態を示す図８をも参照しながら説明する。
先ず、ディスク収納体２に収納されたディスクの内から
所望のディスク１を選択し、このディスク１の位置に搬
送機３を停止させる。この状態が図４であり、図８のＲ
ＥＳＥＴモードである。次に位置決め部材５にて搬送機
３のディスク収納体２に対する位置決め後、図示してい
ないディスク抜き取り部材をディスク収納体２に近づ
け、ディスク抜き取り部材のディスク保持部を閉じるこ
とにより所望のディスク１を挟み込む。このディスク抜
き取り部材は図示していない駆動手段により、搬送機３
内の所定の位置まで前記ディスク１と共に移動される。
この状態が図８のＤＩＳＫ ＩＮモードである。
の動作について、主要部品の各モード状態の変化、即ち
ディスク抜き取り部材の位置、ディスク抜き取り部材の
開閉状態、ディスクガイド５の開閉、及び位置決め部材
のＬＯＣＫ状態を示す図８をも参照しながら説明する。
先ず、ディスク収納体２に収納されたディスクの内から
所望のディスク１を選択し、このディスク１の位置に搬
送機３を停止させる。この状態が図４であり、図８のＲ
ＥＳＥＴモードである。次に位置決め部材５にて搬送機
３のディスク収納体２に対する位置決め後、図示してい
ないディスク抜き取り部材をディスク収納体２に近づ
け、ディスク抜き取り部材のディスク保持部を閉じるこ
とにより所望のディスク１を挟み込む。このディスク抜
き取り部材は図示していない駆動手段により、搬送機３
内の所定の位置まで前記ディスク１と共に移動される。
この状態が図８のＤＩＳＫ ＩＮモードである。
【０００６】この状態で、ディスク１は図示していない
クランプ手段によりクランプされ、また前記ディスク抜
き取り部材のディスク保持部が開いてディスク１が解放
され、かつ前記ディスクガイド６もバネ７に抗してディ
スク１から充分に離れて、ディスク１が図示していない
周知の再生手段により再生される。この状態が図５であ
り、図８のＰＬＡＹ モードである。ディスク１をディ
スク収納体２に戻すときには、前記とは逆に動作する。
前記したように、図４はディスク選択時（ＲＥＳＥＴ
モード）の状態を、図５はディスク再生時（ＰＬＡＹ
モード）の状態を示す。そして、図６はディスク取り出
し時の状態を示している。
クランプ手段によりクランプされ、また前記ディスク抜
き取り部材のディスク保持部が開いてディスク１が解放
され、かつ前記ディスクガイド６もバネ７に抗してディ
スク１から充分に離れて、ディスク１が図示していない
周知の再生手段により再生される。この状態が図５であ
り、図８のＰＬＡＹ モードである。ディスク１をディ
スク収納体２に戻すときには、前記とは逆に動作する。
前記したように、図４はディスク選択時（ＲＥＳＥＴ
モード）の状態を、図５はディスク再生時（ＰＬＡＹ
モード）の状態を示す。そして、図６はディスク取り出
し時の状態を示している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のディス
クチェンジャーにおける前記ディスク再生時（ＰＬＡＹ
モード）の状態では、ディスク収納体２における、再生
されているディスクが収納されていた部分が空いている
ので、この再生中に間違って新たなディスクを入れてし
まう恐れがある。このようにして新たなディスクを入れ
た状態で、ディスクの再生が終わり、ディスク１をディ
スク収納体２に戻そうとすると、ディスク１が新たに入
れられたディスクを押し出そうとする。しかし、新たに
入れられたディスクの取り出し方向への動きは前記ロッ
ク部材１２により規制されているのでこのディスクは押
し出されず、このためディスクが傷ついたり、ディスク
取り込み機構が破損することがあった。
クチェンジャーにおける前記ディスク再生時（ＰＬＡＹ
モード）の状態では、ディスク収納体２における、再生
されているディスクが収納されていた部分が空いている
ので、この再生中に間違って新たなディスクを入れてし
まう恐れがある。このようにして新たなディスクを入れ
た状態で、ディスクの再生が終わり、ディスク１をディ
スク収納体２に戻そうとすると、ディスク１が新たに入
れられたディスクを押し出そうとする。しかし、新たに
入れられたディスクの取り出し方向への動きは前記ロッ
ク部材１２により規制されているのでこのディスクは押
し出されず、このためディスクが傷ついたり、ディスク
取り込み機構が破損することがあった。
【０００８】前記のように、再生中に間違って新たなデ
ィスクを入れてしまう、というようなことを防ぐため
に、ディスク収納体２のディスク取り出し側全体を覆う
パネルを設け、このパネルが開いているときはディスク
の再生ができないようにすること等が必要であるが、こ
のようなパネルを設ける等によりコストが高くなるとい
う新たな課題を生ずる。この発明は上記に鑑み、ディス
ク１の再生中には、ディスク収納体２における、再生さ
れているディスク１が収納されていた空き部分に新たな
ディスクを入れることができないようにしたディスクチ
ェンジャーにおけるディスクロック機構を提供すること
を目的とするものである。
ィスクを入れてしまう、というようなことを防ぐため
に、ディスク収納体２のディスク取り出し側全体を覆う
パネルを設け、このパネルが開いているときはディスク
の再生ができないようにすること等が必要であるが、こ
のようなパネルを設ける等によりコストが高くなるとい
う新たな課題を生ずる。この発明は上記に鑑み、ディス
ク１の再生中には、ディスク収納体２における、再生さ
れているディスク１が収納されていた空き部分に新たな
ディスクを入れることができないようにしたディスクチ
ェンジャーにおけるディスクロック機構を提供すること
を目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記の目的を達成するための、この発明のディスクチェン
ジャーにおけるディスクロック機構は、複数のディスク
が互いに平行になるように収納されるディスク収納体
と、このディスク収納体に収納された前記複数のディス
クの厚み方向に移動して前記ディスク収納体から所望の
ディスクを取り込み、このディスクの再生後に元の位置
に戻す搬送機とを備えたディスクチェンジャーにおける
ディスクロック機構であって、前記搬送機には、前記デ
ィスク収納体の方向に移動可能な位置決め部材を設け、
この位置決め部材をディスク収納体側に移動してこのデ
ィスク収納体に設けられた嵌合部に嵌合することによ
り、前記ディスク収納体と搬送機との位置決めを行うよ
うになし、
記の目的を達成するための、この発明のディスクチェン
ジャーにおけるディスクロック機構は、複数のディスク
が互いに平行になるように収納されるディスク収納体
と、このディスク収納体に収納された前記複数のディス
クの厚み方向に移動して前記ディスク収納体から所望の
ディスクを取り込み、このディスクの再生後に元の位置
に戻す搬送機とを備えたディスクチェンジャーにおける
ディスクロック機構であって、前記搬送機には、前記デ
ィスク収納体の方向に移動可能な位置決め部材を設け、
この位置決め部材をディスク収納体側に移動してこのデ
ィスク収納体に設けられた嵌合部に嵌合することによ
り、前記ディスク収納体と搬送機との位置決めを行うよ
うになし、
【００１０】かつ前記ディスク収納体には、この収納体
に収納されたディスクを前記搬送機とは反対側に移動す
るのが阻止される位置に移動されるロック部材と、この
ロック部材を付勢して前記の阻止される位置に移動する
弾性部材と、この弾性部材の付勢に抗して前記ロック部
材を前記の阻止される位置から外れた位置に移動せしめ
る操作部材とを備え、前記収納体に収納されたディスク
が前記搬送機とは反対側に移動しようとすると、このデ
ィスクが食い込み勝手になって前記ロック部材によりそ
の移動が阻止され、前記収納体における前記搬送機とは
反対側からこの収納体にディスクを収納しようとする場
合にはこのディスクにより前記ロック部材は前記弾性部
材の付勢に抗して移動され、このディスクの移動が許容
されるようにしたものにおいて、前記ロック部材が前記
付勢に抗して移動されるのを阻止する第１位置と、この
付勢に抗して移動されるのを許容する第２位置とに移動
可能な阻止部材と、この阻止部材を付勢して前記第２位
置に移動せしめる第２の弾性部材とを備え、前記した位
置決め部材が前記嵌合部に嵌合された状態では、前記阻
止部材が前記付勢に抗して前記第１位置に移動されるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
に収納されたディスクを前記搬送機とは反対側に移動す
るのが阻止される位置に移動されるロック部材と、この
ロック部材を付勢して前記の阻止される位置に移動する
弾性部材と、この弾性部材の付勢に抗して前記ロック部
材を前記の阻止される位置から外れた位置に移動せしめ
る操作部材とを備え、前記収納体に収納されたディスク
が前記搬送機とは反対側に移動しようとすると、このデ
ィスクが食い込み勝手になって前記ロック部材によりそ
の移動が阻止され、前記収納体における前記搬送機とは
反対側からこの収納体にディスクを収納しようとする場
合にはこのディスクにより前記ロック部材は前記弾性部
材の付勢に抗して移動され、このディスクの移動が許容
されるようにしたものにおいて、前記ロック部材が前記
付勢に抗して移動されるのを阻止する第１位置と、この
付勢に抗して移動されるのを許容する第２位置とに移動
可能な阻止部材と、この阻止部材を付勢して前記第２位
置に移動せしめる第２の弾性部材とを備え、前記した位
置決め部材が前記嵌合部に嵌合された状態では、前記阻
止部材が前記付勢に抗して前記第１位置に移動されるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の一
例を図１乃至図３について説明する。これらの図におい
て、前記従来例の説明に用いた図４乃至図７と同一符号
は、特に断わらない限り同様のものを示すので、その詳
細な説明は省略する。前記ディスク収納体２には、スラ
イド自在にスライドカム（阻止部材）１３を設け、スラ
イドカム１３の（第１位置への）移動によりカム部１３
ａとロック部材１２の従動部１２ｂが接触してこのロッ
ク部材１２の回転が阻止される。このスライドカム１３
は、バネ（第２の弾性部材）１５により常に搬送機３側
へ付勢されている。この状態ではスライドカム１３の
（第２位置への）移動によりカム部１３ａとロック部材
１２の従動部１２ｂが接触していないため、ロック部材
１２は回動可能な状態になっている。よって、前記した
従来のものと同様に、ディスク１のディスク収納体２へ
の挿入、及びボタン１６を押してのディスク１の取り出
しが行える。
例を図１乃至図３について説明する。これらの図におい
て、前記従来例の説明に用いた図４乃至図７と同一符号
は、特に断わらない限り同様のものを示すので、その詳
細な説明は省略する。前記ディスク収納体２には、スラ
イド自在にスライドカム（阻止部材）１３を設け、スラ
イドカム１３の（第１位置への）移動によりカム部１３
ａとロック部材１２の従動部１２ｂが接触してこのロッ
ク部材１２の回転が阻止される。このスライドカム１３
は、バネ（第２の弾性部材）１５により常に搬送機３側
へ付勢されている。この状態ではスライドカム１３の
（第２位置への）移動によりカム部１３ａとロック部材
１２の従動部１２ｂが接触していないため、ロック部材
１２は回動可能な状態になっている。よって、前記した
従来のものと同様に、ディスク１のディスク収納体２へ
の挿入、及びボタン１６を押してのディスク１の取り出
しが行える。
【００１２】ディスク再生中（ＰＬＡＹモード）では、
位置決め部材５がディスク収納体２に入り込みスライド
カム１３の端部を左方向へ押している。よってスライド
カム１３の、前記バネ１５の付勢に抗した（第１位置へ
の）移動によりカム部１３ａとロック部材１２の従動部
１２ｂが接触してディスクをディスク収納体２に入れる
方向へのロック部材１２の回転が阻止される。よって、
ディスク１の再生中には、ディスク収納体２における、
再生されているディスク１が収納されていた空き部分に
新たなディスクを入れることができない。尚、前記図１
はディスクサーチ時の状態を、図２はディスク再生時の
状態を、図３はディスク取り出し時の状態をそれぞれ示
す。
位置決め部材５がディスク収納体２に入り込みスライド
カム１３の端部を左方向へ押している。よってスライド
カム１３の、前記バネ１５の付勢に抗した（第１位置へ
の）移動によりカム部１３ａとロック部材１２の従動部
１２ｂが接触してディスクをディスク収納体２に入れる
方向へのロック部材１２の回転が阻止される。よって、
ディスク１の再生中には、ディスク収納体２における、
再生されているディスク１が収納されていた空き部分に
新たなディスクを入れることができない。尚、前記図１
はディスクサーチ時の状態を、図２はディスク再生時の
状態を、図３はディスク取り出し時の状態をそれぞれ示
す。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のディス
クチェンジャーにおけるディスクロック機構では、前記
ロック部材１２がバネ１４による付勢に抗して移動され
るのを阻止する第１位置と、この付勢に抗して移動され
るのを許容する第２位置とに移動可能なスライドカム１
３等の阻止部材と、この阻止部材を付勢して前記第２位
置に移動せしめるバネ１５等の第２の弾性部材とを備
え、位置決め部材５がガイド凹部２ａ等の嵌合部に嵌合
された状態では、前記阻止部材が前記付勢に抗して前記
第１位置に移動されるように構成したから、ディスク１
の再生中には、ディスク収納体２における、再生されて
いるディスク１が収納されていた空き部分に新たなディ
スクを入れることができず、このため新たなディスクを
入れた状態で、ディスクの再生が終わって、ディスク１
をディスク収納体２に戻そうとすることにより、ディス
ク１が新たに入れられたディスクを無理に押して、ディ
スクが傷ついたり、ディスク取り込み機構が破損するこ
とがなくなる。また、間違って新たなディスクを入れて
しまうのを防ぐために、ディスク収納体２のディスク取
り出し側全体を覆うパネルを設け、このパネルが開いて
いるときはディスクの再生ができないようにすること等
も不要となる。
クチェンジャーにおけるディスクロック機構では、前記
ロック部材１２がバネ１４による付勢に抗して移動され
るのを阻止する第１位置と、この付勢に抗して移動され
るのを許容する第２位置とに移動可能なスライドカム１
３等の阻止部材と、この阻止部材を付勢して前記第２位
置に移動せしめるバネ１５等の第２の弾性部材とを備
え、位置決め部材５がガイド凹部２ａ等の嵌合部に嵌合
された状態では、前記阻止部材が前記付勢に抗して前記
第１位置に移動されるように構成したから、ディスク１
の再生中には、ディスク収納体２における、再生されて
いるディスク１が収納されていた空き部分に新たなディ
スクを入れることができず、このため新たなディスクを
入れた状態で、ディスクの再生が終わって、ディスク１
をディスク収納体２に戻そうとすることにより、ディス
ク１が新たに入れられたディスクを無理に押して、ディ
スクが傷ついたり、ディスク取り込み機構が破損するこ
とがなくなる。また、間違って新たなディスクを入れて
しまうのを防ぐために、ディスク収納体２のディスク取
り出し側全体を覆うパネルを設け、このパネルが開いて
いるときはディスクの再生ができないようにすること等
も不要となる。
【図１】この発明の一実施の形態を示す要部の概略縦断
面図である。
面図である。
【図２】この発明の一実施の形態を示す、図１とは異な
る動作状態の要部の概略縦断面図である。
る動作状態の要部の概略縦断面図である。
【図３】この発明の一実施の形態を示す、図１及び図２
とは異なる動作状態の要部の概略縦断面図である。
とは異なる動作状態の要部の概略縦断面図である。
【図４】従来例を示す概略縦断面図である。
【図５】従来例を示す、図４とは異なる動作状態の概略
縦正面図である。
縦正面図である。
【図６】従来例を示す、図４及び図５は異なる動作状態
の概略縦正面図である。
の概略縦正面図である。
【図７】従来例を示す概略斜視図である。
【図８】従来例の主要部品の動作状態を示す図である。
１ ディスク ２ ディスク収納体 ２ａ ガイド凹部 ２ｂ ストッパー ３ 搬送機 ４ ガイド ５ 位置決め部材 ６ ガイド ７ バネ １０ 板状バネ １１ 保持板 １２ ロック部材 １２ａ 軸 １２ｂ 従動部 １３ スライドカム １３ａ カム部 １４ バネ １５ バネ １６ 取り出しボタン
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のディスクが互いに平行になるよう
に収納されるディスク収納体と、このディスク収納体に
収納された前記複数のディスクの厚み方向に移動して前
記ディスク収納体から所望のディスクを取り込み、この
ディスクの再生後に元の位置に戻す搬送機とを備えたデ
ィスクチェンジャーにおけるディスクロック機構であっ
て、 前記搬送機には、前記ディスク収納体の方向に移動可能
な位置決め部材を設け、この位置決め部材をディスク収
納体側に移動してこのディスク収納体に設けられた嵌合
部に嵌合することにより、前記ディスク収納体と搬送機
との位置決めを行うようになし、 かつ前記ディスク収納体には、この収納体に収納された
ディスクを前記搬送機とは反対側に移動するのが阻止さ
れる位置に移動されるロック部材と、このロック部材を
付勢して前記の阻止される位置に移動する弾性部材と、
この弾性部材の付勢に抗して前記ロック部材を前記の阻
止される位置から外れた位置に移動せしめる操作部材と
を備え、前記収納体に収納されたディスクが前記搬送機
とは反対側に移動しようとすると、このディスクが食い
込み勝手になって前記ロック部材によりその移動が阻止
され、前記収納体における前記搬送機とは反対側からこ
の収納体にディスクを収納しようとする場合にはこのデ
ィスクにより前記ロック部材は前記弾性部材の付勢に抗
して移動され、このディスクの移動が許容されるように
したものにおいて、 前記ロック部材が前記付勢に抗して移動されるのを阻止
する第１位置と、この付勢に抗して移動されるのを許容
する第２位置とに移動可能な阻止部材と、この阻止部材
を付勢して前記第２位置に移動せしめる第２の弾性部材
とを備え、 前記した位置決め部材が前記嵌合部に嵌合された状態で
は、前記阻止部材が前記付勢に抗して前記第１位置に移
動されるように構成したことを特徴とするディスクチェ
ンジャーにおけるディスクロック機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25197695A JP3155959B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | ディスクチェンジャーにおけるディスクロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25197695A JP3155959B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | ディスクチェンジャーにおけるディスクロック機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0973702A true JPH0973702A (ja) | 1997-03-18 |
| JP3155959B2 JP3155959B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17230808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25197695A Expired - Fee Related JP3155959B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | ディスクチェンジャーにおけるディスクロック機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155959B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7596059B2 (en) | 2005-01-24 | 2009-09-29 | Fujitsu Ten Limited | Disc changer having disc pushing device |
| US7730503B2 (en) | 2005-01-24 | 2010-06-01 | Fujitsu Ten Limited | Dividing device in disc accommodation section in disc changer |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP25197695A patent/JP3155959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7596059B2 (en) | 2005-01-24 | 2009-09-29 | Fujitsu Ten Limited | Disc changer having disc pushing device |
| US7730503B2 (en) | 2005-01-24 | 2010-06-01 | Fujitsu Ten Limited | Dividing device in disc accommodation section in disc changer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3155959B2 (ja) | 2001-04-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4664454A (en) | Storage device for record discs | |
| US4694448A (en) | Disc case | |
| US4731776A (en) | Cartridge loading apparatus | |
| US4712678A (en) | Container having automatic doors and for accommodating data storage media | |
| US4665457A (en) | Information storage disk cartridge | |
| US5280463A (en) | Loading and ejecting device for a disk player | |
| KR0170368B1 (ko) | 디스크카트리지장착장치 | |
| JPH0973702A (ja) | ディスクチェンジャーにおけるディスクロック機構 | |
| US20090161250A1 (en) | Library apparatus, and insertion and ejection mechanism | |
| US6014353A (en) | Disk magazine loading/ejecting apparatus of disk player | |
| JP2001184766A (ja) | 光ディスク媒体用ローディング装置 | |
| JP2897608B2 (ja) | ディスク装置 | |
| KR100247782B1 (ko) | 광 디스크 기록 재생장치 | |
| JPH0743794Y2 (ja) | カセツトオ−トチエンジヤ− | |
| KR100247781B1 (ko) | 광 디스크 기록 재생장치의 디스크 안착용 트레이 | |
| KR100234200B1 (ko) | 디스크 플레이어의 로딩장치 | |
| JP3500407B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
| EP0964394B1 (en) | Disk player | |
| KR0117852Y1 (ko) | 정보 디스크 드라이브 | |
| JPH0749653Y2 (ja) | カセツトオ−トチエンジヤ− | |
| JPS60223060A (ja) | 記録又は再生装置 | |
| JPH0721722A (ja) | ディスクマガジン | |
| JP2846801B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
| JPH05101629A (ja) | 光デイスク装置におけるカートリツジ挿入口の構造 | |
| JPS63100684A (ja) | 光デイスクカ−トリツジのロツク機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000718 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |