JPH0717962U - 着脱式エンジンスタータ - Google Patents

着脱式エンジンスタータ

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Publication number
JPH0717962U
JPH0717962U JP5257493U JP5257493U JPH0717962U JP H0717962 U JPH0717962 U JP H0717962U JP 5257493 U JP5257493 U JP 5257493U JP 5257493 U JP5257493 U JP 5257493U JP H0717962 U JPH0717962 U JP H0717962U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
motor
shaft
engine starter
starter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5257493U
Other languages
English (en)
Inventor
行徳 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkari Co Ltd
Original Assignee
Nikkari Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nikkari Co Ltd filed Critical Nikkari Co Ltd
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Publication of JPH0717962U publication Critical patent/JPH0717962U/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 エンジンのスタート時のみ装着してスタート
させ、スタート後はンジンから切り離すことでエンジン
の重量増加を抑える。 〔構成〕 モータ14と、モータ14で駆動されるエン
ジン始動軸40に係脱可能な駆動軸18とからなること
を特徴とする着脱式エンジンスタータ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ミニカルチや草刈機といった小型軽量の動力作業機機に装備される 内燃エンジンのスタートを容易に行うことができる着脱式エンジンスタータに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
これらの動力作業機機は大いに普及し、現在では高齢者や女性にも使われるよ うになっているが、これらの作業者が一番難渋するのがエンジンのスタートであ る。即ち、この種のエンジンには、所謂、リコイルスタータが装備されているが 、リコイルスタータでエンジンをスタートさせるには、ある程度の力が必要であ るとともに、ある種の熟練(コツ)が必要なこともある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、乾電池等を電源とするセルモータを装備したものも見受けられるが 、セルモータを装備すると機体の重量が重くなり、小型軽量を唱えることに反す る。特に、草刈機のような携帯式のものにあっては、この重量アップは大きなマ イナスになる。 本考案は、エンジンを一度スタートさせると、作業終了まではエンジンがスト ップする事態(作業中にエンジンを再スタートさせる事態)はほとんどないこと に着目し、エンジンのスタート時のみ装着してスタートさせ、スタート後は切り 離すことができるエンジンスタータの具現を目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本考案は、モータと、モータで駆動されるエンジン始動軸に 係脱可能な駆動軸とからなることを特徴とする着脱式エンジンスタータを提供す る。
【0005】
【作用】
以上の手段をとることにより、駆動軸をエンジン始動軸に係合し、モータを起 動させて駆動軸を回転させるとその回転力はエンジン始動軸に伝わってエンジン をスタートさせる。エンジンがスタートした後はエンジン始動軸に対する駆動軸 の係合を解くことで両者は切り離せる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案の実施例を示 すエンジンの一部と着脱式エンジンスタータの断面図、図2は着脱式エンジンス タータの側面図、図3は同じく正面図であるが、この着脱式エンジンスタータ( 以下、エンジンスタータという)は、筒状の本体ケース10の下方に手で握るこ とができるグリップ12が形成された略ヘアードライヤーのような形状をしてい るものである。本体ケース10の中には後方からモータ14、減速機16及び駆 動軸18等が配置されている。
【0007】 モータ14は、本体ケース10の後部に前向きに収容されており、その前方の 本体ケース10の中程には減速機16が収容されている。本実施例では、減速機 16は二つ直列に設けられており、上手側の減速機16の入力側はその入力軸2 0とモータ14の出力軸22とがカップリング24で結合されている。上手側の 減速機16の出力側からは出力/入力軸26が突出して下手側の減速機16の入 力側に突入している。下手側の減速機16の出力側からは駆動軸18が突出して おり、本体ケース10の前方に突出している。
【0008】 以上により、モータ14は二つの減速機16でその回転数が減速されて駆動軸 18を回転させるが、この場合、モータ14は、回転数が10,000Rev/ 分以上の高速の直流モータが採用され、減速機16は、減速比が1/10程度の 比較的大減速の減速機が採用される。従って、モータ14及び減速機16共に小 容量のもので足りる。尚、モータ14及び減速機16共、現在では各種のものが 市販されているから、その中から適当なもを選定すればよい。
【0009】 グリップ12の中には乾電池28が収容されており、その電力は同じくグリッ プ12の中に収容されるスイッチ30を経由して配線32を通ってモータ14に 供給される。尚、本実施例の配線32は外に出ているものが示されているが、本 体ケース10等の中に収容したものであってもよい。スイッチ30はグリップ1 2の外に出ている引金式の作動片34を操作することによって作動する。以上に より、グリップ12を手で握って作動片34を指で押すとモータ14は起動し、 駆動軸18が回転する。
【0010】 図1ではエンジンのリコイルスタータ部も示されている。この種のリコイルス タータ部は、エンジン36から突出して始動盤38を嵌着するエンジン始動軸4 0に対してリコイルプーリ42を嵌着するリコイルプーリ軸44が突き合わせ状 に設けられているのである(これらはエンジン36に付設されるケース46の中 に収容されている)。リコイルプーリ軸44と始動盤38とは、始動盤38に設 けられるドグ等からなる公知のワンウェイクラッチ機構48を介してリコイルプ ーリ軸44から始動盤38へ至る回転力のみ伝えられるように連係している。更 に、リコイルプーリ42とリコイルプーリ軸44とは、リコイルプーリ42から リコイルプーリ軸44へ至る回転力のみ伝えるワンウェイローラクラッチ50で 結合されている。
【0011】 以上により、リコイルプーリ42にロープ等を巻き付けてスタート方向に回せ ば、その駆動力はワンウェイローラクラッチ50、リコイルプーリ軸44、ワン ウェイクラッチ機構48及び始動盤38を介してエンジン始動軸40に伝えられ 、これによってエンジン36はスタートする。尚、エンジン36がスタートした 後はエンジン始動軸40も回転するが、こちら側からの回転力はワンウェイクラ ッチ機構48によってリコイルプーリ軸44には伝わらない。
【0012】 本実施例では、前記した駆動軸18の外周にスプライン等を形成しておくとと もに、リコイルプーリ軸44の内周にもこれに係合するスプライン等を形成して おくのである(従って、リコイルスタータ部の変更もわずかでよい)。これによ り、駆動軸18をリコイルプーリ軸44に挿入してスプライン同士を噛み合わせ 、モータ14を起動して駆動軸18を回転させると、エンジン始動軸40は回転 させられてエンジン36がスタートする。
【0013】 エンジン36がスタートした後は駆動軸18をリコイルプーリ軸44から抜き 去ることで両者は切り離すことができる。尚、切り離した後のエンジンスタータ はその場に置いておき、作業中は携帯しないのが通常であるが、場合によって身 体等に吊るして携帯してもよい。こうすると、作業中のエンスト等にも対処でき る。
【0014】 図4は本考案の他の実施例を示すエンジンとエンジンスタータとの関係を示す 一部断面側面図であるが、本実施例のものは、駆動軸18に駆動盤52を装着し 、駆動盤52をリコイルプーリ42の外周に摺接、例えば、外周面に形成された 溝の中に圧入等して回転力を伝えるようにしたものである。このような構造のも のにすると、リコイルスタート部を変更しなくてもよい利点がある。
【0015】 図5も本考案の他の実施例を示すエンジンスタータの一部断面側面図であるが 、本実施例のものは、モータ14の電源をコード54を介して他所から取るよう にしたもので、これには、家庭用の100V交流電源、自動車のシガーライター 用の12V直流電源等があり、これを適当に整流及び変圧等して電源とするもの である。このような電源によると、乾電池等が不要になり、その消費等に気を使 わなくてもよい利点がある。
【0016】
【考案の効果】
以上、本考案は、前記したものであるから、即ち、別体のエンジンスタータを エンジンに作用させてエンジンをスタートさせ、スタート後は両者を切り離して おけばよいので、エンジンのスタートを省力的に、しかも、熟練を要することな くできるとともに、エンジンスタータを常装することによるエンジンの重量増大 を防ぐことができる。更に、一つのエンジンスタータで多くのエンジンに対応で きるから、経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すエンジンと着脱式エンジ
ンスタータとの関係を示す一部断面側面図である。
【図2】本考案の実施例を示す着脱式エンジンスタータ
の側面図である。
【図3】本考案の実施例を示す着脱式エンジンスタータ
の正面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すエンジンと着脱式エ
ンジンスタータとの関係を示す一部断面側面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す着脱式エンジンスタ
ータの側面図である。
【符号の説明】
14 モータ 18 駆動軸 28 乾電池 40 エンジン始動軸 42 リコイルプーリ 44 リコイルプーリ軸 52 駆動盤 54 コード

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、モータで駆動されるエンジン
    始動軸に係脱可能な駆動軸とからなることを特徴とする
    着脱式エンジンスタータ。
  2. 【請求項2】 駆動軸がリコイルプーリを嵌着してエン
    ジン始動軸に連係するリコイルプーリ軸に挿入可能なも
    のである請求項1記載の着脱式エンジンスタータ。
  3. 【請求項3】 駆動軸に駆動盤が装着され、駆動盤がリ
    コイルプーリの外周に摺接可能なものである請求項1記
    載の着脱式エンジンスタータ。
  4. 【請求項4】 モータが内蔵される乾電池で駆動される
    ものである請求項1乃至3記載の着脱式エンジンスター
    タ。
  5. 【請求項5】 モータがコードを介して他所からの電源
    で駆動されるものである請求項1乃至3記載の着脱式エ
    ンジンスタータ。
JP5257493U 1993-09-01 1993-09-01 着脱式エンジンスタータ Pending JPH0717962U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5257493U JPH0717962U (ja) 1993-09-01 1993-09-01 着脱式エンジンスタータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5257493U JPH0717962U (ja) 1993-09-01 1993-09-01 着脱式エンジンスタータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717962U true JPH0717962U (ja) 1995-03-31

Family

ID=12918586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5257493U Pending JPH0717962U (ja) 1993-09-01 1993-09-01 着脱式エンジンスタータ

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JP (1) JPH0717962U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016063631A1 (ja) * 2014-10-21 2016-04-28 サーチウェア株式会社 車両

Cited By (1)

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