JPH07178600A - パンチングプレス装置 - Google Patents

パンチングプレス装置

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Publication number
JPH07178600A
JPH07178600A JP34641993A JP34641993A JPH07178600A JP H07178600 A JPH07178600 A JP H07178600A JP 34641993 A JP34641993 A JP 34641993A JP 34641993 A JP34641993 A JP 34641993A JP H07178600 A JPH07178600 A JP H07178600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
guide
plate
die
punch holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34641993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Mori
政敏 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
Priority to JP34641993A priority Critical patent/JPH07178600A/ja
Publication of JPH07178600A publication Critical patent/JPH07178600A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス時に被加工材を湾曲させないパンチン
グプレス装置を提供すること。 【構成】 上下方向へ移動自在とし、底面21を球面状
に形成すると共にその底面21にパンチ挿通孔22を開
設したダイ20と、上方に向けてパンチ31を突設する
と共に該パンチ31の周辺部にパンチ31同様に上方に
向けてガイド32を突設したパンチホルダ30と、該パ
ンチホルダ30と弾性部材41を介して取り付けられた
プレート40とにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工材にタレットパ
ンチプレス加工を施すパンチングプレス装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のパンチングプレス装置aを
示す。パンチングプレス装置aは、パンチホルダbとダ
イcとにより構成される。パンチホルダbは複数のパン
チdをダイc対向面から突出させて具備しており、移動
しない様に固定されている。ダイcはパンチホルダbの
方向へ遠近自在に移動可能となっており、パンチd対向
面に挿通孔eが開設されている。ダイcを図3の矢印方
向へ移動し、パンチホルダbへ圧接した際に、パンチd
がその挿通孔e内に挿通されるようになっている。パン
チングプレス装置aの使用方法としては、先ずパンチホ
ルダb上に被加工材fを配置する。そして、ダイcをパ
ンチホルダbの方向へ移動させ、それぞれの対向する面
を圧接する。すると、被加工材fのパンチdが当接する
部分が各々パンチdに押し出され、凸形に成型される。
【0003】
【本発明が解決しようとする問題点】前記の従来のパン
チングプレス装置aには、次のような問題点がある。
【0004】<イ> 被加工材fを凸形に成型した後、
被加工材fが図4のように湾曲歪みが発生してしてしま
う。この為、この後に歪み修正の工程を設ける必要があ
る。
【0005】<ロ> 図4のような歪みが大きい時は、
加工途中で連続加工不能となる場合がある。
【0006】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたものであり、その目的は、プレス時に被加工材
を湾曲させないパンチングプレス装置を提供することで
ある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】即ち本発明は、上下方
向へ移動自在とし、底面を球面状に形成すると共にその
底面に上方に向けてパンチ挿通孔を開設したダイと、上
方に向けてパンチを突設すると共に該パンチの周辺部に
パンチ同様に上方に向けてガイドを突設したパンチホル
ダと、該パンチホルダと弾性部材を介して取り付けられ
たプレートと、により構成するパンチングプレス装置で
ある。
【0008】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。
【0009】<イ>全体の構成 図1にパンチングプレス装置10の正面図を示す。パン
チングプレス装置10は、ダイ20とパンチホルダ30
とプレート40により構成される。以下各部について詳
述する。
【0010】<ロ>ダイ 図1に示す様に、ダイ20は、底面21にパンチの挿通
孔22を開設し、被加工材を圧接する部材である。ダイ
20は、その上方部が駆動機構50(図示せず)によ
り、上下方向へ移動自在となっている。ダイ20の底面
21は、なだらかな曲率で球面状に突出して形成されて
いる。底面21の球面曲率は、パンチプレス加工する被
加工材60の材質や厚さなどにより適宜設定する。
【0011】<ハ>パンチホルダ パンチホルダ30は、パンチ31を支持する基台であ
る。パンチホルダ30は上面から上方に向けてパンチ3
1が突設されており、例えば平たい円柱形などに形成さ
れる。またパンチホルダ30には、前記パンチ31を取
り囲んだ状態でガイド32が突設されている。ガイド3
2は、被加工材60プレス時に被加工材60の湾曲を防
止する部位であり、その突出長はパンチ31より低く設
定されている。ガイド32の突出長は調整できるように
なっており、例えば図1の様にパンチホルダ30底面か
ら挿入されパンチホルダ30を貫通するボルト33が、
その先端部をガイド32下部に当接されて配設され、こ
のボルト33を回転させることでガイド32の位置を上
下させることができる。
【0012】<ニ>プレート パンチホルダ30上面とほぼ平行に一定距離を隔てて、
プレート40が設置されている。プレート40は、被加
工材60を案内する板体であり、前記パンチホルダ30
に弾性部材41を介して取り付けられている。弾性部材
41としては、ゴム材やコイル状のバネなどが使用でき
る。プレート40には、パンチ31が貫通する貫通孔4
2がパンチ31の位置に合わせて開設されている。
【0013】
【作用】次にパンチングプレス装置10の作動について
説明する。
【0014】<イ>被加工材のセット 図1の様に、ダイ20を上方へ移動させておき、プレー
ト40上面へ鋼板等の被加工材60を位置決めして設置
する。
【0015】<ロ>プレス加工 図示しない駆動機構50を作動させて、ダイ20をプレ
ート40に向けて降下させる。すると、ダイ20の底面
21が被加工材60の上面側に当接し、被加工材60を
プレート40と共に下方へ押し下げていく。そして、被
加工材60は下方に突出しているパンチ31により上方
に向けて凸形に成型される。その際、ダイ20の底面2
1が球面状であるので、被加工材60は中央部から外周
部にかけて弓状に反り上がることを許容される。また、
プレート40外周に位置するガイド32により、被加工
材60外周部が下がるのを阻止するので、被加工材60
は凸形に成型されると同時に下方に向けて球面状に押し
込まれる。従って、プレス加工の際に被加工材60の内
部には凸形の成型により上方に向けて弓状に反るような
力が働くが、それと同時に下方に向けて球面状に押し込
むことにより上方へ反る力が打ち消されるので、被加工
材60の湾曲歪みが防止される。そして、所定の位置で
ダイ20の降下が停止し、上昇させた後、次の被加工材
60をプレート40上に載置して、再びプレス加工を行
う。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。
【0017】<イ> ダイの底面を球面状とし、案内プ
レート外周にガイドを設けたことにより、プレス加工の
際、被加工材を下方に向けて球面状に押し込んで、凸形
の成型により被加工材の内部に上方に向けて弓状に反る
力を打ち消すことができる。この為、被加工材を凸形に
成型した後、被加工材が湾曲することはない。従って、
プレス加工後に湾曲修正の工程を設ける必要がなく、加
工作業を省力化できる。
【0018】<ロ> 被加工材の湾曲が回避できるか
ら、プレス加工中に連続加工不能となることがなく、効
率良くプレス加工が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパンチングプレス装置の正面図
【図2】 プレス加工時の説明図
【図3】 従来のパンチングプレス装置の説明図
【図4】 従来のパンチングプレス装置の説明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向へ移動自在とし、底面を球面状
    に形成すると共に、その底面にパンチ挿通孔を開設した
    ダイと、 上方に向けてパンチを突設すると共に、該パンチの周辺
    部にパンチ同様に上方に向けてガイドを突設したパンチ
    ホルダと、 該パンチホルダと弾性部材を介して取り付けられたプレ
    ートと、により構成する、 パンチングプレス装置。
JP34641993A 1993-12-22 1993-12-22 パンチングプレス装置 Pending JPH07178600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34641993A JPH07178600A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 パンチングプレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34641993A JPH07178600A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 パンチングプレス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07178600A true JPH07178600A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18383296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34641993A Pending JPH07178600A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 パンチングプレス装置

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JP (1) JPH07178600A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518