JPH07177657A - 充電電流補償付き保護継電装置及び変圧器不良検出回路 - Google Patents
充電電流補償付き保護継電装置及び変圧器不良検出回路Info
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- JPH07177657A JPH07177657A JP5345058A JP34505893A JPH07177657A JP H07177657 A JPH07177657 A JP H07177657A JP 5345058 A JP5345058 A JP 5345058A JP 34505893 A JP34505893 A JP 34505893A JP H07177657 A JPH07177657 A JP H07177657A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 直流送電線の保護継電装置において、直流変
圧器の不良を検出し、誤動作を起こさないようにする。 【構成】 直流送電線の各端子の電流を保護継電装置に
導入する手段と、電圧を保護継電装置に導入する手段
と、導入された電流・電圧を相互に相手端に伝送する手
段と、これら導入された電流・電圧と伝送された相手端
の電流・電圧を用いて保護演算を行なうデータ処理部と
を備え、前記データ処理部は自端と相手端の電流の差電
流を求める手段と、自端の電圧から直流送電線の充電電
流を求める手段と、前記差電流と充電電流から動作量を
求める手段と、前記動作量から直流送電線の事故を判定
する判定手段とからなる。
圧器の不良を検出し、誤動作を起こさないようにする。 【構成】 直流送電線の各端子の電流を保護継電装置に
導入する手段と、電圧を保護継電装置に導入する手段
と、導入された電流・電圧を相互に相手端に伝送する手
段と、これら導入された電流・電圧と伝送された相手端
の電流・電圧を用いて保護演算を行なうデータ処理部と
を備え、前記データ処理部は自端と相手端の電流の差電
流を求める手段と、自端の電圧から直流送電線の充電電
流を求める手段と、前記差電流と充電電流から動作量を
求める手段と、前記動作量から直流送電線の事故を判定
する判定手段とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充電電流補償付き保護
継電装置及び変圧器不良検出回路に関する。
継電装置及び変圧器不良検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、直流送電線の保護には既に提案済
の保護継電装置(特願平4−295468号)の使用が
検討されている。これは、保護区間内部事故と外部事故
との識別に(1) 式で導かれる動作量Id と(2) 式で導か
れる抑制量IR を用い、(3) 式の不等式が成立したとき
に、区間内事故と判定して継電器出力を出す装置である
(以下、継電器が出力を出すことを動作、その反対を復
帰という。)。
の保護継電装置(特願平4−295468号)の使用が
検討されている。これは、保護区間内部事故と外部事故
との識別に(1) 式で導かれる動作量Id と(2) 式で導か
れる抑制量IR を用い、(3) 式の不等式が成立したとき
に、区間内事故と判定して継電器出力を出す装置である
(以下、継電器が出力を出すことを動作、その反対を復
帰という。)。
【0003】
【数1】 Id =|Ia +Ib −Kc ・dVL /dt| ………(1) IR =|K・max{ΔIa ,ΔIb }| ………(2) Id ≧IR +KO ……………………………(3) Ia ,Ib :各端子電流 Kc :直流送電線の静電容量 VL :直流送電線の電圧 ΔIa ,ΔIb :各端子電流の変化分 KO :動作感度
【0004】ここで、Kc ・dVL /dtの項は、直流
送電線の静電容量による充電電流を演算するものであ
る。又、抑制量の導出では各端子電流の変化分ΔIa ,
ΔIbの最大値をIR とし、事故発生後の過渡振動によ
る誤差電流を相殺する抑制量としている。これらの判定
式を用いると、直流送電線の事故時の過渡的な振動によ
って外部事故時に動作量Ia が大きくなり、誤動作傾向
となる現象を回避することができるので、内部事故と外
部事故とを確実に識別,判定することができる。
送電線の静電容量による充電電流を演算するものであ
る。又、抑制量の導出では各端子電流の変化分ΔIa ,
ΔIbの最大値をIR とし、事故発生後の過渡振動によ
る誤差電流を相殺する抑制量としている。これらの判定
式を用いると、直流送電線の事故時の過渡的な振動によ
って外部事故時に動作量Ia が大きくなり、誤動作傾向
となる現象を回避することができるので、内部事故と外
部事故とを確実に識別,判定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような判定式を持つ保護継電装置においては、直流送電
線の電圧を保護継電装置に導入する直流変圧器に不良が
発生すると、直流送電線に事故が発生していないにもか
かわらず保護継電装置に入力される電圧が変化するため
に、(1) 式のKc ・dVL /dtの項により動作量Id
が発生し、その大きさによっては(3) 式が成立し、保護
継電装置が誤動作する場合が考えられた。本発明は上記
課題を解決するためになされたものであり、直流変圧器
の不良を検出し、誤動作を起こさない保護継電装置を提
供することを目的としている。
ような判定式を持つ保護継電装置においては、直流送電
線の電圧を保護継電装置に導入する直流変圧器に不良が
発生すると、直流送電線に事故が発生していないにもか
かわらず保護継電装置に入力される電圧が変化するため
に、(1) 式のKc ・dVL /dtの項により動作量Id
が発生し、その大きさによっては(3) 式が成立し、保護
継電装置が誤動作する場合が考えられた。本発明は上記
課題を解決するためになされたものであり、直流変圧器
の不良を検出し、誤動作を起こさない保護継電装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
充電電流補償付き保護継電装置は、交流電力を直流電力
に変換して送電する直流送電線の充電電流補償付き保護
継電装置において、前記直流送電線の自端の電流及び電
圧を導入する電気量入力手段と、導入された自端の電流
及び電圧情報を相互に相手端に伝送する伝送手段と、自
端及び相手端の電流から求める差電流と自端の電圧から
求める前記直流送電線の充電電流とを用い動作量を演算
し事故判定する判定手段と、自端及び相手端の電圧の変
化情報を比較し所定期間不一致のとき前記判定手段の出
力を阻止するロック手段とから構成した。
充電電流補償付き保護継電装置は、交流電力を直流電力
に変換して送電する直流送電線の充電電流補償付き保護
継電装置において、前記直流送電線の自端の電流及び電
圧を導入する電気量入力手段と、導入された自端の電流
及び電圧情報を相互に相手端に伝送する伝送手段と、自
端及び相手端の電流から求める差電流と自端の電圧から
求める前記直流送電線の充電電流とを用い動作量を演算
し事故判定する判定手段と、自端及び相手端の電圧の変
化情報を比較し所定期間不一致のとき前記判定手段の出
力を阻止するロック手段とから構成した。
【0007】本発明の請求項2に係る充電電流補償付き
保護継電装置は、交流送電線の自端の電流及び電圧を導
入する電気量入力手段と、導入された自端の電流及び電
圧情報を相互に相手端に伝送する伝送手段と、自端及び
相手端の電流から求める差電流と自端の電圧から求める
前記交流送電線の充電電流とを用い動作量を演算し事故
判定する判定手段と、自端及び相手端の電圧の変化情報
を比較し所定期間不一致のとき前記判定手段の出力を阻
止するロック手段とから構成した。
保護継電装置は、交流送電線の自端の電流及び電圧を導
入する電気量入力手段と、導入された自端の電流及び電
圧情報を相互に相手端に伝送する伝送手段と、自端及び
相手端の電流から求める差電流と自端の電圧から求める
前記交流送電線の充電電流とを用い動作量を演算し事故
判定する判定手段と、自端及び相手端の電圧の変化情報
を比較し所定期間不一致のとき前記判定手段の出力を阻
止するロック手段とから構成した。
【0008】本発明の請求項3に係る充電電流補償付き
保護継電装置は、請求項1又は請求項2において、変化
情報は電圧の変化量が一定値以上のとき成立するとし
た。
保護継電装置は、請求項1又は請求項2において、変化
情報は電圧の変化量が一定値以上のとき成立するとし
た。
【0009】本発明の請求項4に係る充電電流補償付き
保護継電装置は、請求項1又は請求項2において、伝送
される相手端からの電圧情報を基に相手端の電圧の変化
情報を求めるようにした。
保護継電装置は、請求項1又は請求項2において、伝送
される相手端からの電圧情報を基に相手端の電圧の変化
情報を求めるようにした。
【0010】本発明の請求項5に係る充電電流補償付き
保護継電装置は、請求項1又は請求項2において、自端
の電圧情報から変化情報を求めこの変化情報を相互に相
手端に伝送する伝送手段と、前記した自端の電圧の変化
情報及び伝送される相手端の電圧の変化情報を比較し、
所定期間不一致のとき判定手段の出力を阻止するロック
手段とから構成した。
保護継電装置は、請求項1又は請求項2において、自端
の電圧情報から変化情報を求めこの変化情報を相互に相
手端に伝送する伝送手段と、前記した自端の電圧の変化
情報及び伝送される相手端の電圧の変化情報を比較し、
所定期間不一致のとき判定手段の出力を阻止するロック
手段とから構成した。
【0011】本発明の請求項6に係る変圧器不良検出回
路は、送電線の各端子に設置される変圧器を介して導入
される各端子の電圧の変化情報を比較し、所定期間不一
致のとき不良検出するよう構成した。
路は、送電線の各端子に設置される変圧器を介して導入
される各端子の電圧の変化情報を比較し、所定期間不一
致のとき不良検出するよう構成した。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に係る充電電流補償付き保護
継電装置は、自端の直流送電線の電流及び電圧情報を相
互に相手端に伝送し、これらと充電電流とを用いて動作
量を演算して事故判定するに際し、自端及び相手端の電
圧の変化情報を比較し、所定期間不一致であれば出力阻
止をする。
継電装置は、自端の直流送電線の電流及び電圧情報を相
互に相手端に伝送し、これらと充電電流とを用いて動作
量を演算して事故判定するに際し、自端及び相手端の電
圧の変化情報を比較し、所定期間不一致であれば出力阻
止をする。
【0013】本発明の請求項2に係る充電電流補償付き
保護継電装置は、自端の交流送電線の電流及び電圧情報
を相互に相手端に伝送し、これらと充電電流とを用いて
動作量を演算して事故判定するに際し、自端及び相手端
の電圧の変化情報を比較し、所定期間不一致であれば出
力阻止とする。
保護継電装置は、自端の交流送電線の電流及び電圧情報
を相互に相手端に伝送し、これらと充電電流とを用いて
動作量を演算して事故判定するに際し、自端及び相手端
の電圧の変化情報を比較し、所定期間不一致であれば出
力阻止とする。
【0014】本発明の請求項3では、請求項1又は請求
項2において、変化情報として電圧の変化量が一定値以
上のとき成立とし、請求項4では同じく相手端からの電
圧情報を基に相手端の電圧の変化情報を求めるように
し、請求項5では電圧の変化情報を相互に相手端に伝送
して比較している。
項2において、変化情報として電圧の変化量が一定値以
上のとき成立とし、請求項4では同じく相手端からの電
圧情報を基に相手端の電圧の変化情報を求めるように
し、請求項5では電圧の変化情報を相互に相手端に伝送
して比較している。
【0015】本発明の請求項6に係る変圧器不良検出回
路は、各端子に設置される変圧器を介して導入される各
端子の電圧の変化情報を比較し、所定期間不一致のとき
不良検出とする。
路は、各端子に設置される変圧器を介して導入される各
端子の電圧の変化情報を比較し、所定期間不一致のとき
不良検出とする。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による直流送電線の保護継電装置の一実施例の
構成図である。図において、1は直流送電線であり、直
流変流器2A,2Bの自端電流と、直流変圧器3A,3Bの自端
電圧と、伝送装置5A,5Bにより伝送された相手端の電
流,電圧を導入して保護継電器4A,4B内で演算処理を行
ない、区間内事故を判定する保護継電システムが示され
る。
は本発明による直流送電線の保護継電装置の一実施例の
構成図である。図において、1は直流送電線であり、直
流変流器2A,2Bの自端電流と、直流変圧器3A,3Bの自端
電圧と、伝送装置5A,5Bにより伝送された相手端の電
流,電圧を導入して保護継電器4A,4B内で演算処理を行
ない、区間内事故を判定する保護継電システムが示され
る。
【0017】図2は本発明の直流変圧器不良検出の原理
を説明する波形図であり、直流変圧器3Aの出力va と直
流変圧器3Bの出力vb について示したものである。
(A)は直流変圧器正常時を、(B)は直流変圧器が不
良となった場合を示す。(A)に示すように直流変圧器
が正常の場合は、直流送電線の内外部に事故が発生して
いなければ一定の電圧値を、事故発生時に事故電圧を出
力する。事故電圧は送電線の両端において異なった値と
なるが、事故発生による変化が起こる時間は両端におい
てほぼ同時刻である。
を説明する波形図であり、直流変圧器3Aの出力va と直
流変圧器3Bの出力vb について示したものである。
(A)は直流変圧器正常時を、(B)は直流変圧器が不
良となった場合を示す。(A)に示すように直流変圧器
が正常の場合は、直流送電線の内外部に事故が発生して
いなければ一定の電圧値を、事故発生時に事故電圧を出
力する。事故電圧は送電線の両端において異なった値と
なるが、事故発生による変化が起こる時間は両端におい
てほぼ同時刻である。
【0018】しかしながら、直流変圧器に不良が起こる
と、直流送電線電圧とは関係なく出力電圧値が変化をす
る。両端に設置されている直流変圧器が同時に不良にな
ることはきわめて稀であるために、片端の直流変圧器の
み不良が起こった場合、図2(B)に示した波形図とな
る。したがって、定常状態にある電圧が一端のみ急変し
た場合、急変した側の直流変圧器に不良が発生したと判
断することができる。
と、直流送電線電圧とは関係なく出力電圧値が変化をす
る。両端に設置されている直流変圧器が同時に不良にな
ることはきわめて稀であるために、片端の直流変圧器の
み不良が起こった場合、図2(B)に示した波形図とな
る。したがって、定常状態にある電圧が一端のみ急変し
た場合、急変した側の直流変圧器に不良が発生したと判
断することができる。
【0019】図3は本発明の処理内容を示すフローチャ
ートである。以下、図3のフローチャートによって説明
する。先ずステップS1において自端の電圧情報を作成
する。自端の電圧情報は現時点の電圧値Vm と一定時間
前の過去の電圧値Vm-k から電圧値の変化量を求め、こ
の変化量が一定値Vk 以上になった場合に電圧情報
“1”を作成する。ステップS2において作成した電圧
情報を伝送装置により相手端に伝送する。ステップS3
において自端の電圧情報と伝送された相手端の電圧情報
との比較を行ない、片端のみ電圧変化が起こっていた場
合は、ステップS4において不良検出用のカウンタを1
増加させる。
ートである。以下、図3のフローチャートによって説明
する。先ずステップS1において自端の電圧情報を作成
する。自端の電圧情報は現時点の電圧値Vm と一定時間
前の過去の電圧値Vm-k から電圧値の変化量を求め、こ
の変化量が一定値Vk 以上になった場合に電圧情報
“1”を作成する。ステップS2において作成した電圧
情報を伝送装置により相手端に伝送する。ステップS3
において自端の電圧情報と伝送された相手端の電圧情報
との比較を行ない、片端のみ電圧変化が起こっていた場
合は、ステップS4において不良検出用のカウンタを1
増加させる。
【0020】両端とも電圧変化がない場合と両端とも電
圧変化がある場合は、ステップS5にて不良検出用のカ
ウンタを0にクリアする。次にステップS6において不
良検出用カウンタの値が照合回数n以上かの判定を行な
い、n以上の場合は直流変圧器の不良発生と判定し、ス
テップS7にて継電器が誤動作しないように出力をロッ
クすると共に外部へアラームを出力する。
圧変化がある場合は、ステップS5にて不良検出用のカ
ウンタを0にクリアする。次にステップS6において不
良検出用カウンタの値が照合回数n以上かの判定を行な
い、n以上の場合は直流変圧器の不良発生と判定し、ス
テップS7にて継電器が誤動作しないように出力をロッ
クすると共に外部へアラームを出力する。
【0021】上記実施例によれば、充電電流補償付き保
護継電装置について述べたが、充電処理補償機能のある
交流の電流差動継電装置においても本発明による不良検
出処理を実施できる。又、電圧の変化の有無の情報を相
手端に伝送し検出処理に用いたが、電圧値そのものを相
手端に伝送し、検出処理部において変化の状態を求めて
不良検出することも可能である。
護継電装置について述べたが、充電処理補償機能のある
交流の電流差動継電装置においても本発明による不良検
出処理を実施できる。又、電圧の変化の有無の情報を相
手端に伝送し検出処理に用いたが、電圧値そのものを相
手端に伝送し、検出処理部において変化の状態を求めて
不良検出することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば継
電装置に導入される電圧を相手端に導入して比較するこ
とにより直流変圧器の不良を検出するようにしたので、
充電電流補償付き保護継電装置の誤動作を防止すること
ができる。
電装置に導入される電圧を相手端に導入して比較するこ
とにより直流変圧器の不良を検出するようにしたので、
充電電流補償付き保護継電装置の誤動作を防止すること
ができる。
【図1】本発明の直流送電線の保護継電装置の一実施例
を説明するための構成図。
を説明するための構成図。
【図2】本発明の直流変圧器不良検出の原理を説明する
波形図。
波形図。
【図3】本発明の処理内容を示すフローチャート。
1 直流送電線 2A,2B 直流変流器 3A,3B 直流変圧器 4A,4B 継電器 5A,5B 伝送装置
Claims (6)
- 【請求項1】 交流電力を直流電力に変換して送電する
直流送電線の充電電流補償付き保護継電装置において、
前記直流送電線の自端の電流及び電圧を導入する電気量
入力手段と、導入された自端の電流及び電圧情報を相互
に相手端に伝送する伝送手段と、自端及び相手端の電流
から求める差電流と自端の電圧から求める前記直流送電
線の充電電流とを用い動作量を演算し事故判定する判定
手段と、自端及び相手端の電圧の変化情報を比較し所定
期間不一致のとき前記判定手段の出力を阻止するロック
手段とを具備することを特徴とする充電電流補償付き保
護継電装置。 - 【請求項2】 交流送電線の自端の電流及び電圧を導入
する電気量入力手段と、導入された自端の電流及び電圧
情報を相互に相手端に伝送する伝送手段と、自端及び相
手端の電流から求める差電流と自端の電圧から求める前
記交流送電線の充電電流とを用い動作量を演算し事故判
定する判定手段と、自端及び相手端の電圧の変化情報を
比較し所定期間不一致のとき前記判定手段の出力を阻止
するロック手段とを具備することを特徴とする充電電流
補償付き保護継電装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記変
化情報は電圧の変化量が一定値以上のとき成立すること
を特徴とする充電電流補償付き保護継電装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、伝送さ
れる相手端からの電圧情報を基に相手端の電圧の変化情
報を求めることを特徴とする充電電流補償付き保護継電
装置。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2において、自端の
電圧情報から変化情報を求めこの変化情報を相互に相手
端に伝送する伝送手段と、前記自端の電圧の変化情報及
び伝送される相手端の電圧の変化情報を比較し所定期間
不一致のとき前記判定手段の出力を阻止するロック手段
とを具備することを特徴とする充電電流補償付き保護継
電装置。 - 【請求項6】 送電線の各端子に設置される変圧器を介
して導入される各端子の電圧の変化情報を比較し所定期
間不一致のとき不良検出する変圧器不良検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5345058A JPH07177657A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 充電電流補償付き保護継電装置及び変圧器不良検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5345058A JPH07177657A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 充電電流補償付き保護継電装置及び変圧器不良検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177657A true JPH07177657A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18374008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5345058A Pending JPH07177657A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 充電電流補償付き保護継電装置及び変圧器不良検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07177657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110505975A (zh) * | 2017-04-05 | 2019-11-26 | 韩国电力公社 | 利用地面变压器的电动汽车充电装置与充电方法 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5345058A patent/JPH07177657A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110505975A (zh) * | 2017-04-05 | 2019-11-26 | 韩国电力公社 | 利用地面变压器的电动汽车充电装置与充电方法 |
CN110505975B (zh) * | 2017-04-05 | 2023-10-03 | 韩国电力公社 | 利用地面变压器的电动汽车充电装置与充电方法 |
US11938836B2 (en) | 2017-04-05 | 2024-03-26 | Korea Electric Power Corporation | Apparatus and method utilizing pad-mounted transformer for charging electric car |
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