JPH0717733A - ガラス板の加工機械 - Google Patents

ガラス板の加工機械

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JPH0717733A
JPH0717733A JP29102093A JP29102093A JPH0717733A JP H0717733 A JPH0717733 A JP H0717733A JP 29102093 A JP29102093 A JP 29102093A JP 29102093 A JP29102093 A JP 29102093A JP H0717733 A JPH0717733 A JP H0717733A
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glass plate
unit
grinding
polishing
section
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Yoshihiro Bando
好博 坂東
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚板のガラス板の切断加工から研磨加工等の
仕上げ加工までの一連の加工工程において、ガラス板の
切断加工を簡単に行うことができ、且つその切り口が非
常に緻密な面に形成され、この切断加工工程に連続する
仕上げ加工工程が良質に且つスピーディーに行われ得る
ガラス板の加工機械を提供することを目的とする。 【構成】 本発明のガラス板の加工機械は、超高圧水に
研磨材を混入したウォータージェットによりガラス板を
切断する切断部と、ガラス板の切断切口を研削する研削
部と、ガラス板の研削跡を研磨加工する研磨部と、ガラ
ス板を切断部、研削部及び研磨部の夫々に順次搬送する
ガラス板搬送部と、切断部、研削部及び研磨部とを共通
に機械連結する運動手段と、ガラス搬送部及び運動手段
を数値制御すると共に切断部、研削部及び研磨部を共通
に角度制御する制御手段とを備えている。制御手段は、
鉛直軸と加工ホイールとを結ぶ方向が加工輪郭線の法線
方向を向くように切断部、研削部及び研磨部の夫々を数
値制御し、ガラス板搬送部は、ガラス板の平行平面軌跡
が重なり合うようにガラス板を順次数値制御搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス板の加工機械に
関するものであり、例えばテーブルトップ等の厚板ガラ
スを切断加工から、その切断切口の仕上加工に至るまで
を一連の工程で作業するガラス板の加工機械に関する。
【0002】即ち、本発明は、素板ガラスを供給するだ
けで8mm〜19mm厚等の厚板で大重量のガラス板を全くの
自動動作で、簡単に切断加工・仕上加工、例えば研削加
工や研磨加工等を搬送し乍ら行い、その加工仕上げまで
を流れ作業的に行うことができるガラス板の加工機械に
適用し得る。
【0003】また、本発明は自動車のガラス、例えば、
サイドウィンド、フロントウィンド、リアクォーター等
を加工生産することができるガラス板の加工機械にも勿
論適用し得る。
【0004】
【従来の技術】従来の、切断工程、研削工程及び研磨仕
上げ工程等を行なうガラス板の加工機械に於いては、加
工すべきガラス板の仕上げ水準を上げるために研磨工程
等を多段に構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、仕上げ工
程を多段に構成したガラス板の加工機械に於いては、加
工時間が非常に長くなってしまうという欠点がある。
【0006】本発明は前記諸点に鑑み成されたものであ
り、その目的とするところは、ガラス板の加工作業を短
時間に高い仕上げ水準で行なうことができる。即ち、例
えば厚板のガラス板の切断加工から研磨加工等の仕上加
工までの一連の加工工程において、ガラス板の切断加工
を簡単に行なうことができ、且つその切口部が非常にち
蜜な面に形成され、この切断加工工程に連続する仕上加
工工程、例えば研削加工、研磨加工が良質に、かつスピ
ーディーに行なわれ得るガラス板の加工機械を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、超高圧水に研磨材を混入したウォータージェッ
トによりガラス板を所定の形状に切断する切断部と、切
断されたガラス板の切断切口を所定形状に研削部と、研
削されたガラス板の研削跡をポリッシャー等の研磨ホイ
ールにより研磨加工する研磨部と、ガラス板を切断部、
研削部及び研磨部の夫々に、該切断部、研削部及び研磨
部の夫々における加工工具の移動軌跡が合致するように
順次搬送するガラス板搬送部と、切断部、研削部及び研
磨部とが平面座標系において同一の平行運動を行うよう
に、該切断部、研削部及び研磨部とを共通に機械連結す
る運動手段と、切断部、研削部、研磨部、ガラス板搬送
部及び運動手段の夫々と接続されており、該ガラス搬送
部及び運動手段を数値制御すると共に切断部、研削部及
び研磨部を平面座標系に直交する鉛直軸の回りで共通に
角度制御する制御手段とを備えたガラス板の加工機械で
あって、制御手段は、鉛直軸と加工ホイールとを結ぶ方
向が加工輪郭線の法線方向を向くように切断部、研削部
及び研磨部の夫々を数値制御し、且つガラス板搬送部
は、ガラス板の平行平面軌跡が重なり合うようにガラス
板を順次数値制御搬送するガラス板の加工機械によって
達成される。
【0008】本発明によるガラス板の加工機械は、先ず
第1の工程として、超高圧の水と研磨材とを混入した状
態で噴出させる、いわゆるウォータージェットにより加
工すべきガラス板を所定の形状に切断し、次の工程で仕
上加工、例えばその切断切口のエッジをダイヤホイール
等の研削工具により所定形状に研削加工し、更に次の工
程で、ポリッシャー、即ち砥石ホイール等の研磨工具に
より前記研削工具による研削跡に対してポリッシング仕
上げを行なうように構成されている。
【0009】さらに、本発明のガラス板の加工機械は、
数値制御方式に基づいて諸々の加工及びガラス板搬送等
が行なわれるように構成されている。
【0010】また、本発明のガラス板の加工機械は、数
値制御装置によってガラス板の仕上加工、例えば研削、
研磨加工及びガラス板の切断加工の制御を同時に行な
い、更にまたガラス板の送りの制御を当該数値制御装置
により行なうように構成されている。
【0011】また、本発明によるガラス板の加工機械
は、更に切断加工部・仕上加工部、例えば研削加工部及
び研磨加工部を共通の運動機構で連結して、それぞれの
動作を連動させ、切断加工作業及び仕上加工作業である
研削加工作業及び研磨加工作業を同時に平行して行なわ
せるように構成されている。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるガラス板の加工機械の好
ましい実施例を図面に基き説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、本実施例のガ
ラス板の加工機械は図1に於ける右側に切断加工部とし
ての切断部1、左側に研磨部2、中央に研削部3、そし
てガラス板の加工機械の図1に於ける背後にはガラス板
搬送装置51を有するガラス板搬送部4が配置されてい
る。これらの研磨部2及び研削部3によって仕上加工部
が構成されている。さらに切断部1の図1に於ける右方
にはガラス板65を供給するための入込みテーブル5A
が、研磨部2の図1に於ける左方には加工を終えたガラ
ス板65を取り出すための取り出しコンベア5Bが夫々配
置されている。
【0014】切断部1の切断ヘッド7、研削部の研削ヘ
ッド6、研磨部の研磨ヘッド8は、これらのヘッド群を
相互に連結して共通に制御するための運動手段9に装着
されている。この運動手段9は数値制御装置(図示せ
ず)によって数値制御されており、本実施例のガラス板
の加工機械に於いては、前記ヘッド群に対して直交平面
座標系に於いて相互に平行に同一の運動をさせ得る。
【0015】即ち、切断ヘッド7、研削ヘッド6及び研
磨ヘッド8は直交座標系のX軸及びY軸を共有してい
る。
【0016】本実施例によるガラス板の加工機械は、切
断ヘッド7、研削ヘッド6及び研磨ヘッド8に図1に示
された当該ガラス板の加工機械の正面から見た左右の方
向である矢印42で示すX軸方向の運動を行わせ、機台10
の上に取付けられたガラス板65を保持するワークテーブ
ル19に前記正面から見て前後の方向である矢印421 (図
2)で示すY軸方向の運動を行なわせる。
【0017】機台10の両端部に立設された門型の枠台11
を介して、ワークテーブル19の上方に架台12が架設され
ている。この架台12の図1に示されたガラス板の加工機
械の正面に2組のスライドレール装置13及び13が前記X
軸方向に沿って相互に平行に配設されている。
【0018】これらのスライドレール装置13及び13は、
架台12に敷設されたレール本体14と、このレール本体14
上を移動し得るように当該レール本体14に連結された複
数のスライド15(図2)とを有している。これらのスラ
イド15には、直動台16が固定されている。
【0019】この直動台16に、前述の切断ヘッド7、研
削ヘッド6及び研磨ヘッド8夫々が装置されている。し
たがって切断ヘッド7、研削ヘッド6及び研磨ヘッド8
は、スライドレール装置13及び13によって矢印42で示す
X軸方向に直動台16と共に一体となって移動することが
できる。
【0020】直動台16は、2本のレール本体14の間に配
設された送りねじ17と、この送りねじ17をベルト手段18
1 等を介して回転駆動するX軸制御モータ18とによって
前記X軸方向に駆動、即ち移動される。
【0021】また、切断ヘッド7、研削ヘッド6及び研
磨ヘッド8の夫々下方には、ワークテーブル19が矢印42
1 で示す前記Y軸方向に移動案内されるように設置され
ている。
【0022】このワークテーブル19の図1に於ける上方
の面192 の上には、切断ヘッド7に対応して吸盤20が、
研削ヘッド6に対応して吸盤22が、研磨ヘッド8に対応
して吸盤21が夫々配置されている。ガラス板65を固定す
るところの、これらの吸盤20,21及び22は、ガラス板65
を真空吸着し得るように配管弁・管等を経て真空ポンプ
(図示せず)に接続されている。この真空ポンプは、後
述する数値制御装置に好ましくは接続される。
【0023】さて、このワークテーブル19は、図1の左
右方向に関する両端部において、スライドレール装置23
1 を介して機台10に支持されている。即ち、スライドレ
ール装置231 は、前記両端に於いて、前記Y軸方向に沿
って互いに平行に配置された2本のレール本体24及び24
と、これらの各レール本体24上を移動し得るように当該
レール本体24及び24夫々に係合された複数のスライド23
及び23を有している。これらのスライド23及び23にはワ
ークテーブル19が図1に於ける下方の面191 に於いて固
定されている。
【0024】このような係合によってワークテーブル19
はスライドレール装置231 及び 231を介して機台10に支
持されている。これらのスライドレール装置231 及び 2
31が前記Y軸方向に沿って機台10に互いに平行に敷設さ
れているので、ワークテーブル19は当該Y軸方向に移動
案内され得る。
【0025】ワークテーブル19は、スライドレール装置
231 及び 231に沿って設けられた2組の送りねじ25及び
25と、これらの送りねじ25及び25を連結するギアボック
ス26及び26(図2)並びにラインシャフト27と、このラ
インシャフト27をベルト等の伝導手段281 を介して駆動
するY軸制御モータ28とによって前記Y軸方向に駆動、
即ち移動される。
【0026】図1から第5図に夫々示されるように、X
軸方向に移動する直動台16の前面29には、ワークテーブ
ル19の上方の面192 上に配設された吸盤20,21及び22の
夫々の位置に対応して複数の軸受装置30,30及び30が夫
々取付けられている。これらの軸受装置30各々は、図
2、第4図及び第5図に示すようにベアリングにより保
持されたシャフト31を備えている。このシャフト31は、
前述のX軸及びY軸による直交座標系の面、即ちXY座
標面に対して直交するZ軸である鉛直軸に沿って配置さ
れている。各シャフト31には、切断ヘッド7、研削ヘッ
ド6及び研磨ヘッド8が夫々取付けられている。
【0027】したがって切断ヘッド7、研削ヘッド6及
び研磨ヘッド8のそれぞれは、シャフト31が回転するこ
とによって前記X軸、Y軸による直交座標系の面である
XY座標面に直交する鉛直軸の回りで旋回、即ち回転角
度制御される。
【0028】これら切断ヘッド7、研削ヘッド6及び研
磨ヘッド8の前述の回転角度制御、即ち旋回は、各軸受
装置30のシャフト31,31及び31に夫々取付けられたベベ
ルギア32,32及び32と、これらのベベルギア32に対応し
て組合わされる別のベベルギア321 ,321 及び321 と、
これらの別のベベルギア321 ,321 及び321 が夫々取付
けられたラインシャフト33と、このラインシャフト33を
ベルト等の伝導手段341 を介して回転駆動するZ軸制御
モータ34とからなる伝達駆動装置によって行なわれる。
【0029】図6及び図7に示すように、切断ヘッド7
は、ジェットノズル35を備えたジェット発生本体36と、
ジェットノズル35のセッテング位置を前記XY座標面と
平行な一の平面内において、互いに直交する2方向に関
して調整するためのセッティングスライド37及びクロス
スライド38と、セッティングスライド37を取り付けたフ
レーム39とを備えている。切断ヘッド7は、フレーム39
の上部に於いて軸受装置30のシャフト31に取り付けられ
ている。
【0030】セッティングスライド37は、ねじ371 によ
って所定の一方向にスライド調整され、クロススライド
38はねじ381 によって当該一方向と交差する他の一方向
にスライド調整され得る。
【0031】図8に示すようにジェット発生本体36は、
例えば超高圧ホース361から供給される 500〜3500気圧
(kg/cm2 )を有した超高圧水364 と研磨材402 とを混
合し、例えば音速を越える超高速で噴射するジェットノ
ズル35(図8に於いては断面を示している)と、このジ
ェットノズル35に接続された超高圧オンオフバルブ37
Aと、研磨材402 を供給するための供給管40と、ジ
ェットノズル35を保持するための保持体41(第6回、図
7)とを有している。この保持体41は上記セッティング
スライド37に取付けられている。供給管40は、ジェット
ノズル35の入口351 に研磨材402 を収容したタンク401
からの研磨材402 を供給するための研磨材供給装置403
及び当該入口305 夫々に接続されている。超高圧オンオ
フバルブ37Aには、超高圧ホース361 から供給される水
流を制御するために、例えば油圧制御装置(図示せず)
からの油圧を伝達する管365 が接続されている。前記油
圧装置には好ましくは後述する数値制御装置が接続さ
れ、バルブ37Aの動作は数値制御される。同様に研磨機
供給装置403 も数値制御装置によって好ましくは制御さ
れる。
【0032】ジェット発生本体36は、超高圧ホース361
を介して、超高圧アキュームレータ362 及び超高圧発生
装置363 に接続されている。またジェット発生本体36
は、ガラス板65の切断にあたっては、超高圧オンオフバ
ルブ37Aの開閉によってジェットノズル35に於いて研磨
材を混合しながら超高圧のウォータージェットを噴射
し、ガラス板65を切断加工する。
【0033】また図6及び図7に示すようにジェットノ
ズル35は、前述のウォータジェットの噴出位置がセッテ
ィングスライド37及びクロススライド38により、即ち夫
々の調整ねじ371 ,381 を動かすことにより切断ヘッド
7の回転軸心、即ち軸受装置30のシャフト31の軸心391
の位置に合うように位置調整することができる。また必
要によっては、ジェットノズル35の位置を軸心391 の位
置からずらすこともできる。これらの調整により切断ヘ
ッド7の切断軌跡の微調整、即ちガラス板65の切断寸法
の大小の調整を行なうことができる。
【0034】つまり切断ヘッド7は、前記切断軌跡を拡
大、又は縮小することができる。
【0035】切断ヘッド7の次に配置された研削ヘッド
6は、図9及び図10に示されるように、スピンドルモー
タ43と、このスピンドルモータ43の取付け位置を、前述
のXY座標面と平行な一の平面内で互いに直交する2方
向に夫々調整するための切込み調整スライド44及びクロ
ススライド45と、研削ホイール47の上下位置を調整する
ための垂直スライド46とを備えている。スピンドルモー
タ43のシャフト393 には研削ホイール47が装着されてい
る。切込み調整スライド44はねじ441 を回すことにより
所定の一方向に移動調節され、クロススライド45はねじ
451 を回すことにより前記一方向と直交する他の一方向
に移動調節され、垂直スライド46はねじ461 を回すこと
により前記一方向及び他方向夫々に直交する図9及び図
10に於ける上下方向に移動調節される。クロススライド
45の上部は、軸受装置30のシャフト31に取付けられてい
る。このシャフト31により研削ヘッド6全体が懸吊的に
保持されている。
【0036】即ち、クロススライド45は、軸受装置30の
シャフト31の下端部にその締付け部454 を固定せしめた
ホルダ452 と、このホルダ452 の端部に摺動可能に支持
されたスライド部材453 とを有している。スライド部材
453 の一方の辺部457 の外側にあり溝455 を設け、これ
をホルダ452 に設けたあり溝455 と相補形状であるバチ
形状の突起456 に係合させると共に、それ自体知られた
ネジ機構を構成するねじ451 を回転させると、スライド
部材453 がホルダ452 に対して進退するように形成して
ある。また、切込調整スライド44は、スライド部材453
の他方の辺部442 の内側にバチ形状の突起443 を設ける
と共に、この突起443 と相補形状のあり溝444 を有する
第2のスライド部材445 をスライド部材453 の辺部442
の突起443 に係合させ、前記と同様にネジ機構を構成す
るねじ441 により辺部442 に対して第2のスライド部材
445 が進退可能となっている。即ちねじ441 を回転させ
ることにより、作業工具である研削ホイール47を前記X
軸方向、Y軸方向を含む直交平面座標系の面と平行な一
の平面内に於いてガラス板65の研削加工点Pである切り
込み部分に向かう方向に移動調整させ得る。さらに同様
の構成により、垂直スライド46はねじ461 により第2の
スライド部材445 に対して図9、図10夫々に於ける上下
方向に進退可能に構成されている。換言すると、各加工
ヘッドには、前述のクロススライド45、切込調整スライ
ド44及び垂直スライド46によって構成された微調整手段
が設けられている。尚、前述した切断ヘッド7及び後述
する研磨ヘッド8夫々にも前記微調整手段が同様に設け
られている。
【0037】従って、研削ヘッド6は、研削ホイール47
の周端の研削面が、切込み調整スライド44及びクロスス
ライド45の調整により、即ち、ねじ441 及びねじ451 を
夫々回すことにより、軸受装置30のシャフト31の軸心39
2 に一致するように当該研削ホイール47を装着し得る。
このように研削ホイール47の周端の研削点Pがシャフト
31の軸心392 上に一致しているとき、この研削ホイール
47の周端の研削点Pと、切断ヘッド7のジェットノズル
35のノズルの中心とは、ほぼ一致した移動軌跡を描く。
そこで、この研削ヘッド6は、切込み調整スライド44を
ねじ441 により調整して、研削ホイール47の周端の研削
点Pを上記シャフト31の軸心より前方へ出し(切込み量
を与える)、当該研削ホイール47の移動軌跡を幾分縮少
することにより研削仕上げするように設定されるのが好
ましい。
【0038】もちろん、この研削ホイール47もまた、シ
ャフト31を回転することにより、研削ホイール47の周端
の研削点Pの法線が、ガラス板65のエッジラインの形状
に対して常時一定の角度を保って移動するように前述の
ように回転角度制御され得る。
【0039】研削ホイール47としては、通常円筒研削用
のダイアモンドホイールを使用するのが好ましい。さら
に、研削ヘッド6は、本実施例では、1基のみが示され
ているが、研削ホイールの粒度と後述する研磨ホイール
の仕上げ具合との関係から、2基用いられることもあ
る。
【0040】次に研磨ヘッド8は、図11、図12及び図13
に示すように、スピンドルモータ43と、このスピンドル
モータ43の取付け位置を、前記XY座標面と平行な一の
平面内で互いに直交する2方向に夫々調整するための切
込み調整スライド44及びクロススライド45と、研磨ホイ
ール48の図10及び図11に於ける上下位置を調整するため
の垂直スライド46とを備えている。スピンドルモータ43
のシャフト393 には研磨ホイール48が装着されている。
【0041】そして、スピンドルモータ43は、スライド
装置49を介して切込み調整スライド44のスライド部材44
5 に取付けられている。このスライド装置49は、スピン
ドルモータ43を切込み調整スライド44の調整移動方向に
沿って、平行に、軽い荷重でスライド移動させ得るよう
に構成されている。スライド装置49には、好ましくはボ
ールスライドベアリングを使用する。
【0042】即ち、スライド装置49は、切込調整スライ
ド44のスライド部材445 に固定された複数のレール部材
492 と、このレール部材492 に対してスライド自在に装
着されたスライド部材491 とを有している。このスライ
ド部材491 にはスピンドルモータ43が装着されている。
【0043】このスライド装置49のスライド部材491 に
連結されたスピンドルモータ43をスライド移動させるた
めに、流体アクチュエータ50(例えばエアーシリンダ)
が、切込み調整スライド44に取付けられており、流体ア
クチュエータ50のピストンロッド501 が当該スライド装
置49のスライド部材491 に接続されている。
【0044】従って、流体アクチュエータ50のピストン
ロッド501 を当該ピストンロッド501 の軸方向に沿って
伸長移動させることによってスピンドルモータ43が移動
され得、その結果、研磨ホイール48のガラス板65への接
触状態、より詳細には接触圧力を変化させることができ
る。
【0045】また、切込み調整スライド44は、ねじ441
を回すことにより、所定の一方向に移動調節され、クロ
ススライド45はねじ451 を回すことにより、前記一方向
と直交する他の一方向に移動調節され、垂直スライド46
はねじ461 を回すことにより、前記両方に直交する方
向、即ち図11及び図12に於ける上下方向に移動調節され
得る。
【0046】そして研磨ヘッド8はクロススライド45の
上部で、前記軸受装置30のシャフト31に取付けられ、こ
のシャフト31により懸吊的に保持されている。
【0047】この研磨ヘッド8に装着される研磨ホイー
ル48は、ポリッシャーホイール、いわゆる円板状の砥石
(円筒研磨用の砥石で、普通にはポリエステル樹脂基材
中に砥粒を混入し、焼成したもの等)を使用するのが好
ましい。また研磨加工にあたっては、上述の流体アクチ
ュエータ50が動作して、スピンドルモータ43を移動さ
せ、研磨ホイール48を吸盤21に吸着固定されたガラス板
65のエッジに押し付けた状態(エアーフロートの状態)
で研磨する。
【0048】即ち、研磨ヘッド8は研磨ホイール48をガ
ラス板65の周縁に沿って移動させながら同時に前述と同
様に回転角度制御して当該研磨ホイール48を常にガラス
板65の外周の法線方向に向かわせ、この状態で流体アク
チュエータ50により研磨ホイール48をガラス板65へ、例
えばエア圧により弾性押圧した状態で研磨加工を行な
う。
【0049】また、流体アクチュエータ50は、動作エア
を電−空変換器を通して供給し、この電−空変換器を自
動制御して、エア圧を変化させ、研磨ホイール48のガラ
ス板65への押し付け力を変化させながら研磨加工するよ
うにしても良い。
【0050】このように、研磨ホイール48はエア等によ
る流体弾性力を受けてガラス板65に押し付けられながら
研磨加工するため、当該研磨ホイール48が激しく消耗し
ても当該研磨ホイール48はガラス板65へ同一の状態で押
し付けられ得るため、研磨加工が確実に行なわれる。
【0051】図1、図2、及び図3には、ガラス板搬送
部4のガラス板搬送装置51が示されている。
【0052】このガラス板搬送装置51は、ワークテーブ
ル19の上方に且つ、切断部1、研削部3及び研磨部2の
吸盤20,21,22の配列方向に沿って、換言すると、X軸
方向のスライド装置と平行に設けられている。
【0053】このガラス板搬送装置51は、機台10の両側
に配置された枠台11及び11上に、前記X軸方向に移動可
能な架台12と平行して架設された送り軸架台52を有して
いる。送り軸架台52の下面に設けられた平行なガイドレ
ール53及び53には、移動台54が、当該移動台54に取り付
けられた複数のスライド55及び55を介して、前記X軸方
向と平行に移動案内されるように付設されている。
【0054】このガラス板搬送装置51の移動台54の移動
は、2組のガイドレール53及び53の間に配設された送り
ねじ80と、この送りねじ80に歯付ベルト等の伝動手段81
を介して接続された送り軸駆動モータ82とによって行な
われる。この送り軸駆動モータ82は、前述の数値制御装
置(図示せず)からの数値情報に基づいて制御されてい
る。
【0055】したがって後述されるようにこのガラス板
搬送装置51によるガラス板65の搬送、即ち移送は数値制
御によって各加工部のポジション間隔ごとに精確に行な
われ得る。
【0056】また、上記移動台54の下面にはブラケット
56及び56を介して移送枠57が取付けられている。
【0057】この移送枠57は、入込みテーブル5Aから
研磨部2に至る迄の長さを有している。また移送枠57
は、各作業部である加工部のポジション、即ち各ヘッド
の位置に対応する位置夫々に吸着パッド58を備えてい
る。即ち、これら吸着パッド58は、入込みテーブル5
A、切断ヘッド7に対応する吸盤20、研削ヘッド6に対
応する吸盤22、さらのに、研磨ヘッド8に対応する吸盤
22の夫々に対応するそれぞれの上方に位置している。こ
れらの吸着パッド58は、ブラケット59(図3)を介して
移送枠57に装着された各エアシリンダ装置60に夫々取り
付けられている。
【0058】吸着パッド58は、エアシリンダ装置60のピ
ストンロッド61に取り付けられている。従ってエアシリ
ンダ装置60は、ピストンロッド61の伸長によって吸着パ
ッド58を吸着すべき板ガラス65に吸着させ、ピストンロ
ッド61の引き上げによって当該ガラス板65を持上げるこ
とができる。
【0059】ガラス板搬送装置51は、この状態、即ち吸
着パッド58に吸着されたガラス板65をエアシリンダ装置
60によって持ち上げた状態で移送枠57を移動させ、この
移動に伴なって板ガラス65を次の加工作業部のポジショ
ンへ移送する。ガラス板搬送装置51は、ガラス板65を次
の加工作業部のポジションに移動させ終ると、エアシリ
ンダ装置60によって再び吸着パッド58を垂下させ、この
垂下を行った後に板ガラス65を吸着している吸引を解
き、対応する各吸盤にガラス板65を受け渡すように構成
されている。尚、エアシリンダ装置60のピストンロッド
61の上下、及び吸着パッド58のガラス板65に対する吸着
動作は前述の数値制御装置によって好ましくは制御され
る。
【0060】図1及び図3について本実施例によるガラ
ス板の加工機械の動作及び素板ガラスの供給から加工仕
上りまでを順に説明する。
【0061】このガラス板の加工機械のスタートに際
し、もちろん切断部1のジェットノズル35、研削ホイー
ル47及び研磨ホイール48、さらに、ワークテーブル19、
ガラス板搬送装置51の各々は原点、即ち、スタート位置
に待機させられている。
【0062】なお、ワークテーブル19に於いては、ガラ
ス板搬送装置51の吸着パッド58の真下の位置が原点、即
ちスタート位置である。このワークテーブル19のスター
ト位置においては、ガラス板65の進行方向に沿って並ん
だ吸着パッド58の中心線とワークテーブル19の中心線と
が一致するように設定されている。
【0063】さらに、ガラス板搬送装置51の原点は、移
送枠57がガラス板65の供給側である入込み側に寄った位
置即ち、入込みテーブル5A上に吸着パッド58が位置す
るときであり、吸着パッド58が図1及び図3に示す如き
位置に位置する状態で規定されている。
【0064】さて、上記のように、各加工部である作業
部が原点にあるとき、先ず、ガラス板65の入込みテーブ
ル5A上に素板のガラス板65を置き、ガラス板の加工機
械のスタートボタンを押下して、当該ガラス板の加工機
械をスタートさせると、先ず、吸着パッド58が垂下し
て、素板のガラス板65を吸着し、持上げる。
【0065】この状態から、移送枠57が移動して、吸着
パッド58が切断部の吸盤20の所定位置に達すると、吸着
パッド58は垂下し、素板のガラス板65を切断用の吸盤20
上に置き、吸着パッド58は再び上昇し復帰する。
【0066】その後ただちに、移送枠57が原点へ引返す
ために移動を開始すると同時に切断ヘッド7、研削ヘッ
ド6、研磨ヘッド8及びワークテーブル19が数値制御に
よる運動を開始し、切断作業(ジッエットノズル35から
のウォータージェットによる切断)に入る。
【0067】切断作業の終了で切断ヘッド7、研削ヘッ
ド6及び研磨ヘッド8、そして、ワークテーブル19夫々
が原点に復帰すると、再び吸着パッド58が垂下し、ガラ
ス板65を持上げ、移送枠57の移動によって切断部1の吸
盤20上の切断済みガラス板65は、次の研削部3の吸盤22
上に移送される。切断部1の吸盤20には、入れ込みテー
ブル5Aから新しい素板のガラス板65が供給される。
【0068】切断部1の吸盤20の上で素板のガラス板65
が切断が行われているとき、研削部3ではダイヤモンド
ホイール47により、ガラス板65の切口を所定形状に研削
している。
【0069】切断及び研削加工作業の終了後、ガラス板
搬送装置51の動作で、研削部3のガラス板65は研磨部2
の吸盤21に移送され、研削部3へは次の切断済みガラス
板65が送られ、切断部1の吸盤20には新しい素板のガラ
ス板65が供給される。
【0070】研磨部2に移送された研削済みのガラス板
65は、次の切断加工、研削加工と併行して研磨作業が行
われている。
【0071】研磨部2で研磨された研磨済みガラス板65
はガラス板搬送装置51の次のサイクルで取出しコンベア
5B上に移動される。ガラス板65はこの取出しコンベア
5Bの動作によって、ガラス板の加工機械の外に取り出
される。本実施例では上述のように、切断、研削及び研
磨加工作業を制御装置により平行して同時に行い得るた
め、別々の装置によって順次加工作業を行なっていた従
来の装置に比べ、大幅に作業時間が削減され得る。
【0072】さらに、切断部1、研削部3、研磨部2夫
々を有し、さらにこれら切断部1、研削部3、研磨部2
を通して、ガラス板搬送装置51が設けられてあるため、
この一台の機械で素板のガラス板65の供給から、研磨済
み仕上げガラス板65の取り出しまでが全く人手を要せ
ず、自動的に連続して行い得る。
【0073】尚、本実施例のガラス板の加工機械では、
切断ヘッド7、研削ヘッド6及び研磨ヘッド8の順に加
工部を配置したが、これに限らず、図13から第15図まで
に示すように、本発明は別の実施例として、切断加工部
としての切断ヘッド7と仕上加工部としての研削ヘッド
6だけで構成されたガラス板の加工機械にも適用し得
る。参照符号は前述の実施例と共通の部分は同じ番号で
示してあり、その説明を省略する。
【0074】特に本実施例では、切断部1でのガラス板
65の切断が、研磨材402 が混入された超高圧水のウォー
タージェットにより行われるため、切断面が全くち蜜な
フラット面に形成され、後工程での研削加工、研磨加工
が軽動力でスピーディーに、かつ、その加工面が良質に
仕上る。
【0075】即ち、従来のカッターホイールによる切断
のような切口にハマカケ、凹凸、歯状面の形成がないた
め、微少な研削代を設けるだけで良く、ち蜜で良質な仕
上り面が得られる。
【0076】また、従来の機械のように、折り割り部の
必要としないため、機械全体がコンパクトな構造とな
る。
【0077】
【発明の効果】本発明のガラス板の加工機械によれば、
ガラス板搬送部が、ガラス板を切断部、研削部及び研磨
部の夫々に、該切断部、研削部及び研磨部の夫々におけ
る加工工具の移動軌跡が合致するように順次搬送し、運
動手段が、切断部、研削部及び研磨部とが平面座標系に
おいて同一の平行運動を行うように、該切断部、研削部
及び研磨部とを共通に機械連結しており、更に、制御手
段が、ガラス搬送部及び運動手段を数値制御すると共に
切断部、研削部及び研磨部を平面座標系に直交する鉛直
軸の回りで共通に角度制御するように構成されているた
め、共通の運動手段によって連結された切断部、研削部
及び研磨部とが、制御手段により平面座標系において同
時に且つ同一の運動を行うように数値制御され得、その
結果、一台の機械でガラス板の切断から仕上げ加工まで
を人手を全く介さず、自動的に連続して実施し得ると共
に機械全体をコンパクトな構造とし得る。加えて、研磨
材を混入したウォータージェットによりガラス板を所定
の形状に切断するため、板厚の厚いガラス板を容易且つ
高速に切断し得、しかも、ガラス板の切断切口を緻密且
つ滑らかに仕上げて良好な仕上げ面とし得る。更に、制
御手段が、平面座標系に直行する鉛直軸と加工ホイール
とを結ぶ方向が加工輪郭線の法線方向を向くように切断
部、研削部及び研磨部の夫々を数値制御し、且つ、研磨
部が、加工ホイールが加工輪郭線の法線方向に沿ってエ
アー圧によってガラス板に押圧されたエアーフロートの
状態で研磨加工を行うように構成されているため、角部
(コーナ部)等における研磨荷重急増が吸収され、従っ
て、これによる異常消耗及びこの異常消耗による振動を
生じさせずなめらかな研磨加工が行われ、良質な仕上げ
面が得られる。加えて、加工ホイールの消耗の進行が遅
く、加工ホイールの寿命が長い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガラス板の加工機械の正面図。
【図2】本発明によるガラス板の加工機械の一部を切欠
いて示した平面図。
【図3】本発明によるガラス板の加工機械の一部を切欠
いて示した平面図。
【図4】本発明によるガラス板の加工機械の側面図。
【図5】本発明によるガラス板の加工機械の側面図。
【図6】切断ヘッドの拡大説明図。
【図7】切断ヘッドの拡大説明図。
【図8】ジェット発生本体の説明図。
【図9】研削ヘッドの拡大説明図。
【図10】研削ヘッドの拡大説明図。
【図11】研磨ヘッドの拡大説明図。
【図12】研磨ヘッドの拡大説明図。
【図13】研磨ヘッドの加工状態を示す説明平面図。
【図14】本発明によるガラス板の加工機械の別の実施
例の正面図。
【図15】本発明によるガラス板の加工機械の別の実施
例の一部を切欠いて示した平面図である。
【図16】本発明によるガラス板の加工機械の別の実施
例の一部を切欠いて示した平面図である。
【符号の説明】
1 切断部 2 研磨部 3 研削部 4 ガラス板搬送部 5A 入込みテーブル 5B 取出しテーブル 6 研削ヘッド 7 切断ヘッド 8 研磨ヘッド 9 運動手段 10 機台 11 枠台 12 架台 13 スライドレール装置 14 レール本体 15 スライド 16 直動台 17 送りねじ 18 X軸制御モータ 19 ワークテーブル 20 切断部の吸盤 21 研磨部の吸盤 22 研削部の吸盤 23 Y軸用のスライド 24 レール本体 25 Y軸用の送りねじ 26 ギアボックス 27 ラインシャフト 28 Y軸制御モータ 30 軸受装置 31 シャフト 32 ベベルギア 33 ラインシャフト 34 Z軸制御モータ 35 ジェットノズル 36 ジェット発生本体 37 セッティングスライド 38 クロススライド 39 フレーム 37A 超高圧オンオフバルブ 41 保持体 40 研磨材供給管 43 スピンドルモータ 44 切込み調整スライド 45 クロススライド 46 垂直スライド 47 研削ホイール 48 研磨ホイール 49 スライド装置 50 流体アクチュエータ 51 ガラス板搬送装置 52 送り軸架台 53 ガイドレール 54 移動台 55 スライド 56 ブラケット 57 移送枠 58 吸着パッド 59 吸着パッドのブラケット 60 エアーシリンダ装置 61 ピストンロッド 65 ガラス板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超高圧水に研磨材を混入したウォーター
    ジェットによりガラス板を所定の形状に切断する切断部
    と、 前記切断されたガラス板の切断切口を所定形状に研削す
    る研削部と、 前記研削されたガラス板の研削跡をポリッシャ等の研磨
    ホイールにより研磨加工する研磨部と、 前記ガラス板を前記切断部、研削部及び研磨部の夫々
    に、該切断部、研削部及び研磨部の夫々における加工工
    具の移動軌跡が合致するように順次搬送するガラス板搬
    送部と、 前記切断部、研削部及び研磨部とが平面座標系において
    同一の平行運動を行うように、該切断部、研削部及び研
    磨部とを共通に機械連結する運動手段と、 前記切断部、研削部、研磨部、ガラス板搬送部及び運動
    手段の夫々と接続されており、該ガラス搬送部及び運動
    手段を数値制御すると共に前記切断部、研削部及び研磨
    部を前記平面座標系に直交する鉛直軸の回りで共通に角
    度制御する制御手段とを備えたガラス板の加工機械であ
    って、前記制御手段は、前記鉛直軸と加工ホイールとを
    結ぶ方向が加工輪郭線の法線方向を向くように前記切断
    部、研削部及び研磨部の夫々を数値制御し、且つ前記ガ
    ラス板搬送部は、ガラス板の平行平面軌跡が重なり合う
    ようにガラス板を順次数値制御搬送するガラス板の加工
    機械。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5000019B1 (ja) * 2011-07-05 2012-08-15 一徳 飯盛 反射鏡、及び当該反射鏡の加工方法
WO2012141874A1 (en) * 2011-04-14 2012-10-18 Corning Incorporated Methods for mechanically forming crack initiation defects in thin glass substrates

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WO2013005396A1 (ja) * 2011-07-05 2013-01-10 安生 和紀 反射鏡、及び当該反射鏡の加工方法

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