JPH0717674U - パーキングブレーキの引きずり警報装置 - Google Patents

パーキングブレーキの引きずり警報装置

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JPH0717674U
JPH0717674U JP4809593U JP4809593U JPH0717674U JP H0717674 U JPH0717674 U JP H0717674U JP 4809593 U JP4809593 U JP 4809593U JP 4809593 U JP4809593 U JP 4809593U JP H0717674 U JPH0717674 U JP H0717674U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking brake
temperature
sensitive switch
turned
temperature sensitive
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Pending
Application number
JP4809593U
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English (en)
Inventor
陽一 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーキングブレーキの引きずりを確実に検知
してオペレータに適切な警報を与えることができる警報
装置を提供する。 【構成】 パーキングブレーキ4のハウジング46の端
面に、所定の設定温度以上になるとオンとなる温度感応
スイッチ8を密着させて取付け、運転席に設けたブザー
9を温度感応スイッチ8を介して接地させる。温度感応
スイッチ8の設定温度を、パーキングブレーキ4の通常
使用時の発熱による温度感応スイッチ8の発熱温度より
も高く設定する。パーキングブレーキ4に引きずりが生
じてその温度が通常使用時の発熱温度を越えたとき、温
度感応スイッチ8をオンさせてブザー9を鳴動させ、オ
ペレータに引きずりを警告する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のパーキングブレーキの引きずりを警報する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホイールローダ等の作業車両のパーキングブレーキ装置として図2に示すもの がある。この装置では、運転席の操作スイッチSW1をオンすると電磁弁1がB 位置へ切換わり、原動機2で駆動される油圧ポンプ3の吐出圧が電磁弁1を介し てパーキングブレーキ4の圧力室40へ導かれる。これによりピストン41がば ね42に抗して図の右方へ移動し、スチールプレート43とブレーキディスク4 4とを押圧する力が開放されてブレーキディスク44に連結されたブレーキハブ 45の制動が解除される。操作スイッチSW1をオフしたときは電磁弁1がA位 置へ復帰し、圧力室40の圧油がタンクTへ戻されてピストン41がばね42の 力で図の左方へ移動する。これによりスチールプレート43とブレーキディスク 44とが押圧されてブレーキハブ45が制動される。パーキングブレーキ4のハ ウジング46は車両のトランスミッションハウジング5と連結される。トランス ミッションハウジング5に支承されたシャフト50とブレーキハブ45とが同軸 に連結され、ブレーキハブ45の制動によりシャフト50が固定されて車両の駆 動輪の回転が阻止される。
【0003】 電磁弁1の励磁により圧力室40に圧力が立上がると圧力スイッチ6がオフと なって運転席に設けたモニタランプ7が消灯し、圧力室40の圧力がタンクTへ 開放されると圧力スイッチ6がオン(図示の状態)されてモニタランプ7が点灯 する。すなわち、パーキングブレーキ4の作動時にはモニタランプ7が点灯し、 パーキングブレーキ4が解除されたときはモニタランプ7が消灯してオペレータ にパーキングブレーキの作動状態が表示される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上述した装置では、パーキングブレーキ4が完全に作動していないにも拘らず モニタランプ7が点灯するのは安全上好ましくないため、圧力スイッチ6がオン するときの設定圧をなるべく小さくする必要がある。しかしながら、圧力スイッ チ6がオンする設定圧が小さいと、何等かの理由により圧力室40へ導かれる圧 力がパーキングブレーキ4の作動を完全に解除するために必要な圧力まで上がら ずにパーキングブレーキ4がいわゆる半制動状態になった場合でも、圧力スイッ チ6がオフとなってモニタランプ7が消灯する。この場合には、パーキングブレ ーキ4が解除されているものとオペレータが誤認して車両を走行させるおそれが ある。
【0005】 本考案の目的は、パーキングブレーキの引きずりを確実に検知してオペレータ に適切な警報を与えることができる警報装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
一実施例を示す図1に対応付けて説明すると、本考案は、パーキングブレーキ 4の温度を検出する温度検出手段8と、この温度検出手段8の検出温度がパーキ ングブレーキ4の通常の使用時の温度を越えるとき警報を発する警報手段9とを 備えることにより、上述した目的を達成する。
【0007】
【作用】
引きずりによりパーキングブレーキ4が発熱してその温度が通常の使用時の上 限値を越えると、警報手段9によりオペレータに対して引きずりが警報される。
【0008】 なお、本考案の構成を説明する上記課題を解決するための手段と作用の項では 、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案が実 施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】
以下、図1を参照して本考案の一実施例を説明する。なお、上述した図2と共 通する部分には同一符号を付し、説明を省略する。 図1に示すように本実施例ではパーキングブレーキ4のハウジング46の端面 に温度感応スイッチ8を密着させて取付け、運転席に設けたブザー9を温度感応 スイッチ8の内部接点(不図示)を介して接地させた。温度感応スイッチ8は、 その温度が設定温度以上になると内部接点が電気的に導通するもので、この温度 感応スイッチ8のオンによりブザー9が鳴動する。
【0010】 以上の構成において、温度感応スイッチ8がオンする設定温度を、パーキング ブレーキ4の通常使用時の発熱に伴う温度感応スイッチ8の発熱温度よりも高く 設定した。これにより、パーキングブレーキ4に引きずりが生じてその温度が通 常使用時の発熱温度を越えた場合、温度感応スイッチ8がオンしてブザー9が鳴 動し、オペレータに引きずり状態であることが警告される。パーキングブレーキ 4の引きずりに伴う発熱を検出して警報を発するので、パーキングブレーキ4の 作動圧力と無関係に検出感度を正確に設定でき、引きずり状態の誤検出や看過の おそれが少ない。
【0011】 なお、温度感応スイッチ8はパーキングブレーキ4のハウジング46の端面に 限らず、パーキングブレーキ4の発熱を検出できる箇所であればどこに設置して もよい。ブザー9に代え、若しくはブザー9と組合わせてランプやベル等で警報 を与えてもよい。パーキングブレーキ4の温度を温度センサで検出し、マイクロ コンピュータにより検出された温度に基づいて警報を与えるべきか否かを判断し てもよい。
【0012】 以上の実施例では、温度感応スイッチ8が温度検出手段を、ブザー9が警報手 段を構成する。なお、本考案は油圧式のパーキングブレーキに限らず、機械式の パーキングブレーキにも適用できる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、パーキングブレーキの引きずりに伴う 発熱でパーキングブレーキの温度が通常の使用時の温度を越えるとオペレータに 警報が発せられるので、引きずりによるパーキングブレーキの破損を未然に防止 できる。引きずり状態の検出をパーキングブレーキの温度で行なうので、パーキ ングブレーキの作動圧により引きずり状態を検出する場合に比べて検出感度の設 定が容易で、高い検出精度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る回路図。
【図2】パーキングブレーキの一例の回路図。
【符号の説明】
4 パーキングブレーキ 7 モニタランプ 8 温度感応スイッチ 9 ブザー SW1 パーキングブレーキの操作スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングブレーキの温度を検出する温
    度検出手段と、この温度検出手段の検出温度が前記パー
    キングブレーキの通常の使用時の温度を越えるとき警報
    を発する警報手段とを備えることを特徴とするパーキン
    グブレーキの引きずり警報装置。
JP4809593U 1993-09-03 1993-09-03 パーキングブレーキの引きずり警報装置 Pending JPH0717674U (ja)

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JP4809593U JPH0717674U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 パーキングブレーキの引きずり警報装置

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JP4809593U JPH0717674U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 パーキングブレーキの引きずり警報装置

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JPH0717674U true JPH0717674U (ja) 1995-03-31

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48101957U (ja) * 1972-03-01 1973-11-30
JPH1044976A (ja) * 1996-08-01 1998-02-17 Tokyo Buhin Kogyo Kk ブレーキ過熱警報装置
KR100946852B1 (ko) * 2008-11-27 2010-03-09 현대자동차주식회사 주차브레이크 일체형 캘리퍼 브레이크 차량의 안전주차방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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