JPH0717639U - 昇降台付き手押し台車をトラックへ着脱する装置 - Google Patents

昇降台付き手押し台車をトラックへ着脱する装置

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JPH0717639U
JPH0717639U JP5167193U JP5167193U JPH0717639U JP H0717639 U JPH0717639 U JP H0717639U JP 5167193 U JP5167193 U JP 5167193U JP 5167193 U JP5167193 U JP 5167193U JP H0717639 U JPH0717639 U JP H0717639U
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JP
Japan
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attached
truck
movable
fixed
trolley
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Application number
JP5167193U
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English (en)
Inventor
敬一 高淵
Original Assignee
日成オイル機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降台付きの手押し台車を、トラックの後部
アオリに着脱自在にする。 【構成】 後部アオリ31に取付けられる固定部11
に、上下にスライドする可動部19を取付け、可動部1
9に、折り畳んで横倒しした台車1を載せたとき、台車
1の両側の被係止部8の一方を係止するフック25を上
部に、他方を係止する係止部19dを下部に取付け、固
定部1と可動部19との少なくとも一方に、載せた台車
1に当接するストッパを設けて、可動部19の下端にコ
ロ20を取付ける。後部アオリ31を下ろし、可動部1
9に台車1を載せて、フック25、係止部19d、スト
ッパで台車1を固定し、コロ20で後部アオリ31を容
易に反転でき、トラックに積み込める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、油圧により昇降する昇降台を有する手押し台車を、トラックの後 部アオリに着脱するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
重量物の積卸しや積込みに力がいらず、又重量物の運搬が便利なため、油圧に より昇降する昇降台を有する手押し式台車が、工場、倉庫、商店で用いられてい る。
【0003】 この手押し式の昇降台付きの台車1を図5で概説すると、2は基枠で、前後に 2個ずつのキャスタ3が取付けられている。4は昇降台で、左右一対のXリンク で基枠2の上方に支持されており、ペダル6で作動する油圧シリンダ5で昇降さ れる。7は折り畳み自在なハンドルで、昇降台4を降下させてハンドル7を折り 畳むと、台車1は図1のようになる。
【0004】 ところでトラックで重量物を配達する場合、配達先にこのような手押し台車が 無いことが多い。そのためトラックに手押し台車を積んでおけばよいが、台車の 自重は、小型のものでも30Kg以上もあって、トラックへの積込み、積卸し自 体が不便であり、危険をもともなう。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案が解決しようとする課題は、トラックの後部アオリへ手押し台車を着 脱自在に取付けられるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の特徴は以下の点にある。 即ち、トラックの後部アオリに取付けられる固定部に、上下にスライド可能に 可動部を取付け、可動部には、可動部の下端から後方へ突設した支持部に折り畳 んで横倒しした台車を載せたとき、台車の両側に取付けた被係止部の一方を係脱 自在に係止するフックを上部に、他方を係脱自在に係止する係止部を下部に設け る。そして固定部と可動部の少なくとも一方に、載せた台車に当接するストッパ を設けるとともに、可動部の下端部にコロを取付ける。
【0007】
【作用】
後部アオリを下ろして、折り畳んで横倒しした台車を支持部に載せ、被係止部 の一方にフックを、他方に係止部をそれぞれ係止して、ストッパを台車に当接さ せれば台車を後部アオリに取付けられる。
【0008】 台車を載せるとき、荷台が下がっていたり、地面に凹凸があっても可動部が上 下にスライドするため支障がない。又トラックに積み込むときは、キャスタが取 付けられているので楽に後部アオリを反転させることができる。
【0009】
【実施例】
図1ないし図3に於いて、11は左右一対の板状の固定部で、上端部には下へ 開口するコ字状に形成されたアオリ係止部12が設けられており、トラックの後 部アオリ31を下ろしたとき、後部アオリ31の下縁部32に着脱自在に係止す る。13は上補強板、14は下補強板で、それぞれ左右の固定部11に固着され いる。下補強板14は固定部11の外側へ延出し、ボルト、ナットなどの締結具 15で後部アオリ31に着脱自在に固定される。
【0010】 なお実施例にかえて、固定部11、上下補強板13、14を1枚の板で形成す ることも可能である。又アオリ係止部12を設けずに締結具で後部アオリ31の 適宜箇所に取付けることもできる。
【0011】 16はガイド筒で、断面が下へ開口するコ字状に形成されて、それぞれ固定部 11に固着されている。17は枠状の上ストッパ、18は板状のシャフトストッ パで、両ストッパ17、18につていは後述する。
【0012】 19は可動部で、上へ開口するコ字状に形成され、左右の脚部19aはガイド 筒16へ遊嵌されている。従って可動部19は、後部アオリ31に取付けられた 固定部11に対して、上下方向へスライド可能である。19bは基部で、基部1 9bの両端からは支持部19cが後方へ突設されており、その後端にはかぎ状の 係止部19dが固着されている。20はコロで、基部19bの下端部に取付けら れている。又21は枠状の下ストッパ、22は回動用枠である。
【0013】 23はシャフトであって、可動部19の脚部19aの上部に挿通され、その両 端部は左右のシャフトストッパ18に当接している。実施例ではシャフト23を 取り外し自在とするため、一方のシャフトストッパ18を、図4のようにバネ付 きヒンジ24で脚部191a底面に連結して開閉自在としている。そして他方の シャフトストッパ18は固定部11に固着されている。
【0014】 25はフックで、基部をシャフト23に遊嵌した取付金具26に、バネ27で 進退自在に取付けられている。実施例ではフック25先端の係止部分が2個設け られているが、指をかけて引出したり回動させるのに便利なためで、勿論係止部 分を1個としてもよい。又フック25は、取付金具26を介してシャフト23に 取付けられているが、可動部19に直接、或いは両脚部19aを連結する部材を 介して間接に取付けることもできる。フック25は図示実施例の形状に限定され るものではなく、例えば帯状の金属板を折り曲げてもよい。
【0015】 なお手押し式の台車1をこの考案の装置に取付けるため、図5で示すように、 予め基枠2の左右側面にコ字状の被係止部8を固着しておく。又台車1の仕様に あわせて、支持部19cに載せた台車1を、係止部19dに一方の被係止部8を 、フック25に他方の被係止部8を係止しでき、同時にハンドル7は上ストッパ 17と下ストッパ21に当接して、台車1は安定に固定されるよう、この装置や 台車1に取付けた被係止部8を設定しておく。なお被係止部8を、実施例にかえ て例えばかぎ状に形成し、フック25に係止される1個と下係止部19dに係止 される2個とを設けることもできる。
【0016】 折り畳んだ手押し台車1をトラックに積み込む方法について説明する。 トラックの後部アオリ31を下ろし、折り畳んだ台車1を支持部19cに載せ る。台車1を支持部19cへ近づけるとき、図6で示すように台車1の前後のキ ャスタ3のうち、一方の側、例えば後ろ側の左右一対のキャスタ3のカバ−3a に凹部3bを凹設し、これを係止、開放するハンドル3d付き固定棒3cを基枠 2に設けている。そして台車1の使用時には凹部3bへ固定棒3cを係止して固 定し(他方のキャスタ3はフリ−である)、トラックに積み込むため支持部19 cへ近づけるときには開放すると、容易に近づけることができる。
【0017】 図1のように支持部19cに台車1を横倒しした状態で載せ、係止部19dに 下側の被係止部8を、フック25に上側の被係止部8をそれぞれ係止しする。同 時にハンドル7は上下のストッパ17、21に当接し、台車1は装置に固定され る。ストッパは必ずしも上下に設ける必要はなく、上下のいずれかでもよい。又 、ハンドル7に当接しなくても昇降台4に当接するようにすることも可能である 。
【0018】 ここでトラックの荷台33が荷物の荷重で下がったときや、地面に凹凸がある ときには、可動部19が固定部11に対して上下にスライドするので、台車1を 支持部19cに載せるのに支障がない。
【0019】 最後に回動用枠22を持って後部アオリ31を反転させて、トラックに積み込 む。このとき接地するコロ20があるため、反転作業は容易に行なえる。
【0020】 なお実施例では、可動部19を固定部11から取外し自在とし、台車1を積み 込まないときには可動部19を取り外して、荷物のじゃまにならないようにしい るが、取外しできないようにしてもよい。又固定部11も同様後部アオリ31に 着脱自在でなく、固定したままにしてもよい。
【0021】 積み込んだ台車1をトラックから下ろして使用するときには、後部アオリ31 を下ろしてコロ20を接地させ、フック25、係止部19dの係止を解けばよい 。
【0022】
【考案の効果】
昇降台付き手押し台車をトラックの後部アオリに取付けることができるので、 重量物の積込みや積卸しが容易になり、作業能率が上がるとともに安全性が向上 する。しかも他の工具が必要でないので、この装置への着脱が短時間で行なえる 。
【0023】 台車を積み込むとき、可動部が固定部に対して上下にスライドするので、荷台 が下がったときや地面の凹凸に影響されない。
【0024】 台車を取付けて後部アオリを反転させて積み込むので、荷台を有効に利用でき る。又実施例のように後部アオリから取り外せば、他の荷物のじゃまにならない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】台車を積み込んだ状態を示す側面略図である。
【図2】トラックの下ろした後部アオリに取付けた状態
の正面図である。
【図3】トラックの下ろした後部アオリに取付けた状態
の側面図である。
【図4】シャフトを取外し自在にしたときの、一方のシ
ャフトストッパの取付状態を示す一部欠截平面図であ
る。
【図5】昇降台付き手押し台車の斜視図である。
【図6】台車のキャスタを固定手段を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 台車 4 昇降台 8 被係止部 11 固定部 12 アオリ係止部 16 ガイド筒 19 可動部 19c支持部 19d係止部 20 コロ 23 シャフト 25 フック 31 後部アオリ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの後部アオリ31に取付けられ
    る固定部11に、上下にスライド可能に可動部19を取
    付け、可動部19には、可動部19の下端から後方へ突
    設した支持部19cに折り畳んで横倒しした台車1を載
    せたとき、台車1の両側に取付けた被係止部8の一方を
    係脱自在に係止するフック25を上部に、他方を係脱自
    在に係止する係止部19dを下部に設け、固定部11と
    可動部19の少なくとも一方に、載せた台車1に当接す
    るストッパを設けるとともに、可動部19の下端部にコ
    ロ20を取付けてなる昇降台付き手押し台車をトラック
    へ着脱する装置。
  2. 【請求項2】 固定部11は、上端部に後部アオリ31
    の下縁部32に係脱するアオリ係止部12が形成されて
    いる請求項1の昇降台付き手押し台車をトラックへ着脱
    する装置。
  3. 【請求項3】 フック25は、可動部19に挿抜自在に
    取付けられたシャフト23に取外し可能に取付けられて
    いる請求項1又は2の昇降台付き手押し台車をトラック
    へ着脱する装置。
JP5167193U 1993-08-30 1993-08-30 昇降台付き手押し台車をトラックへ着脱する装置 Pending JPH0717639U (ja)

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