JPH0717638A - 六角穴付き止螺子自動供給装置 - Google Patents

六角穴付き止螺子自動供給装置

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Publication number
JPH0717638A
JPH0717638A JP18696093A JP18696093A JPH0717638A JP H0717638 A JPH0717638 A JP H0717638A JP 18696093 A JP18696093 A JP 18696093A JP 18696093 A JP18696093 A JP 18696093A JP H0717638 A JPH0717638 A JP H0717638A
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JP
Japan
Prior art keywords
set screw
hexagon socket
take
taking
socket set
Prior art date
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Pending
Application number
JP18696093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Wakaizumi
潔 若泉
Shunichi Okaya
俊一 岡谷
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication of JPH0717638A publication Critical patent/JPH0717638A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 六角穴付き止螺子を適正方向にして次工程に
供給したり、或いは貯蔵すること。 【構成】 六角穴付き止螺子Sの直径の値より小さい奥
行きを有する取出用収容部24aを形成した取出用スラ
イド体24を備えること。該取出用スライド体24を六
角穴付き止螺子S,S,…の送り出し方向に直交して配
置すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、六角穴付き止螺子を適
正方向にして次工程に供給したり、或いは貯蔵すること
ができる六角穴付き止螺子自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に作業員に対して最適の作業状態に
て六角穴付き止螺子を供給するための角穴付き止螺子自
動供給装置では、まず多量の六角穴付き止螺子を貯蔵し
たホから、一つずつの六角穴付き止螺子を適正状態とな
るようにして抽出し、これを次の工程に送り出し、さら
に作業員の手元に配給している。
【0003】その六角穴付き止螺子をホッパーより適正
状態に抽出した後に、作業員の手元まで送りだすのに、
効率的に行わなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無造作に多量
の六角穴付き止螺子が貯蔵されたホッパーから、適正状
態となるように一つずつの六角穴付き止螺子を抽出して
も、作業員の手元に迅速に送りだすための装置がさらに
必要となる。
【0005】このような要望を満たすべく装置は構造が
複雑であり、それに伴って高価なものとなりがちであっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、前記
課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を六
角穴付き止螺子の直径の値より小さい奥行きを有する取
出用収容部を形成した取出用スライド体を六角穴付き止
螺子の送り出し方向に直交して配置してなる取出装置を
設けた六角穴付き止螺子自動供給装置としたことによ
り、構造を極めて簡単にでき、全てが作業を行いやすく
するために、ホッパー内の六角穴付き止螺子が最後の一
つまで、次工程に効率良く供給でき、しかも装置全体の
構造を複雑とすることなく上記課題を解決したものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、取出装置Dは本発明の六角穴付き止螺子自動供
給装置の最終箇所に配置され、作業員の手元に多量の六
角穴付き止螺子S,S,…を一つずつ供給するものであ
る。
【0008】その取出装置Dについて述べると、取出用
スライド体24は六角穴付き止螺子S,S,…の送り出
し方向に対して直交方向に摺動往復可能に構成されてお
り、その取出用スライド体24に一つの六角穴付き止螺
子Sを収容できる取出用収容部24aが形成されてい
る。
【0009】さらに、その取出用スライド体24の摺動
往復動作を支持する固定支持部25がその取出用スライ
ド体24を介して後述の移送路面13の終端部に対向し
て設けられている。その取出用スライド体24はソレノ
イド或いはモータ等の摺動駆動源26にて摺動動作を行
うことができる(図1参照)。
【0010】その取出用スライド体24は、帯板状に形
成されたものであって、取出用収容部24aは、切欠き
状に形成されたものである。そして、移送装置Cの移送
路面13終端箇所に、その路面方向に直交(略直交も含
む)状に配置された取出用スライド体24が移送路面1
3終端部より送りだされる六角穴付き止螺子S,S,…
をせき止めるとともに、取出用スライド体24が摺動し
て、取出用収容部24aが六角穴付き止螺子S,S,…
箇所に達すると、該六角穴付き止螺子Sを一つずつ取出
用収容部24aに収容し、取出用スライド体24が再度
摺動することで、六角穴付き止螺子Sを作業員の手元に
供給することができる。
【0011】その取出用収容部24aは、図3(a)お
よび(b)に示すように、六角穴付き止螺子Sが一つだ
け入ることができ、且つ取出用収容部24aの収容奥行
き寸法hは六角穴付き止螺子Sの直径dの値よりも小さ
く形成されている。即ち、その六角穴付き止螺子Sが少
しはみ出す状態となり、取出用スライド体24が摺動往
復するときに、六角穴付き止螺子Sと取出用収容部24
aとの隙間に次の六角穴付き止螺子Sが入り込む余地が
生じないようになっているから取出用収容部24a内の
六角穴付き止螺子Sに次の六角穴付き止螺子Sからの圧
力を受けても、その取出用スライド体24の摺動動作が
妨げられることのない構造である。
【0012】次に、移送装置Cの移送路C1 は、六角穴
付き止螺子S,S,…が適正な状態、即ち、六角穴付き
止螺子S,S,…の六角穴Sh,Sh,…が全て上方に
向いて入り、この移送路C1 に入ってくる六角穴付き止
螺子S,S,…は、さらにベルト機構C2 のベルト回転
により所定方向に移動するものである。
【0013】先ず、移送路C1 は、具体的には六角穴付
き止螺子Sの上下及び外周側面に接する断面略コ字状の
移送路面13が形成されたものであり、該移送路面13
の幅方向(通路移送方向に直交する方向)一側は外部に
開放状態とした開放側13aであり、他方は壁側面13
bである。その開放側13aにベルト機構C2 のベルト
面が配置され、六角穴付き止螺子Sは移送路面13にお
いて、開放側13aにおけるベルト面と壁側面13bと
の間に適宜の圧力で挟まれて、ベルトの回転により六角
穴付き止螺子Sが移送方向に移送されるものである(図
1,図7参照)。
【0014】その移送路C1 の移送路面13は、上下方
向の寸法を変化できる構造とする実施例が存在し、具体
的には移送路固定板14と移送路可動板15とからな
り、その移送路固定板14に対して移送路可動板15が
上下方向に位置を調節し、所望の位置で固定することが
できる。
【0015】次に、ベルト機構C2 は移送用ベルト16
の一部が前記移送路面13の開放側13aに対向するよ
うに配置されたものであり、前記移送路面13の路面方
向の両端箇所に始端ガイドプーリ17と終端ガイドプー
リ18とが設けられ、さらに、上記プーリの他に駆動用
プーリ19及びテンション用プーリ20が設けられてい
る(図1参照)。
【0016】上記ベルト機構C2 は、前記移送路面13
の開放側13aに対して常時適正位置に固設されたり、
或いはそのベルト機構C2 を必要に応じて移送路面13
から着脱自在の構造とする実施例も存在し、特にベルト
機構C2 を移送路面13から着脱自在とした実施例につ
いて述べると、前記駆動用プーリ19を中心にして、始
端ガイドプーリ17,終端ガイドプーリ18及びテンシ
ョン用プーリ20等が移動して移送路面13から離れ、
これに応じて移送用ベルト16が移送路面13から外れ
るものである。
【0017】具体的には、始端ガイドプーリ17,終端
ガイドプーリ18及びテンション用プーリ20がフリー
基板21上に適正に配置されており、該フリー基板21
が揺動基板22により本体ベース23に連結され、フリ
ー基板21は揺動基板22の揺動作用により本体ベース
23より離れることができる。
【0018】さらに、上記テンション用プーリ20はコ
イルスプリング等の弾性体により移送用ベルト16に適
当な緊張を与える。さらに、ベルト機構C2 の着脱構造
の別の実施例としては、ベルト機構C2 自体が本体ベー
ス23より完全に分離自在とすることもある。
【0019】次に、回転受渡装置Bは、主に回転体8,
複数の摺動ピン9,9,…及びカム8d等から構成され
たものであって、まず回転体8は複数の受渡用穴8a,
8a,…が形成され、該受渡用穴8aには六角穴付き止
螺子Sが収容可能となっており、具体的には、その回転
体8は、扁平状円板体に形成され、さらにその扁平状円
板体の外周側面に複数の受渡用穴8a,8a,…が所定
間隔(等間隔でも良い)をおいて形成されている。
【0020】その受渡用穴8a,8a,…の個数と同じ
摺動ピン9,9,…が設けられ、それぞれの摺動ピン9
が受渡用穴8a内を摺動可能に設けられている。それぞ
れの摺動ピン9は、図6に示すように、回転体8の中心
箇所に設けられたカム8dにより、回転体8の回転にと
もなって受渡用穴8a内を往復するものであり、また摺
動ピン9のピン軸方向の先端部は六角穴付き止螺子Sの
六角穴Shに遊挿可能となっている。
【0021】先ず、図7に示すように、ホッパーAに多
量の六角穴付き止螺子S,S,…が入れられ、回転受渡
装置Bの回転体8の受渡用穴8a,8a,…に六角穴付
き止螺子S,S,…が入ってゆき、ここで適正な状態で
受渡用穴8aに入った六角穴付き止螺子Sはそのまま次
の工程に進み、不適正な状態で受渡用穴8aに入った六
角穴付き止螺子Sは回転体8の最上部付近で回転体8よ
り放出されてホッパーAに戻される。
【0022】その回転体8の受渡用穴8aに適正に入っ
た六角穴付き止螺子Sは、移送装置Cに送りだされ、摺
動ピン9がカム8dにより受渡用穴8a内の六角穴付き
止螺子Sを移送路面13上に送り出す(図8参照)。
【0023】その移送装置Cに達した六角穴付き止螺子
S,S,…はベルト機構C2 の移送用ベルト16の回転
により、移送路面13に沿って進行し、移送路面13の
終端部に達すると、取出装置Dの取出用スライド体24
の取出用収容部24aに六角穴付き止螺子Sが一つずつ
入って、取出用スライド体24の摺動往復により、六角
穴付き止螺子Sが作業員の手元に届くようになっている
(図2参照)。
【0024】その取出用スライド体24は、図3
(a),(b)及び図5(a),(b)に示すように、
移送装置Cの移送路面13終端部より送りだされる六角
穴付き止螺子S,S,…をせき止めるとともに、取出用
スライド体24が摺動して、取出用収容部24aが六角
穴付き止螺子S,S,…箇所に達すると、該六角穴付き
止螺子Sを一つずつ取出用収容部24aに収容し、取出
用スライド体24が再度摺動することで、六角穴付き止
螺子Sを作業員の手元に供給することができる。
【0025】さらに、移送装置Cにおいて移送路面13
のストック範囲には常時一定の数量の六角穴付き止螺子
S,S,…が貯蔵されるように通過確認センサーP1
びP2 により監視され、またストック範囲内に十分の六
角穴付き止螺子S,S,…が存在するときには回転受渡
装置B及び移送装置Cのベルト機構C2 等の停止が行わ
れる。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、六角穴付き止螺子S
の直径の値より小さい奥行きを有する取出用収容部24
aを形成した取出用スライド体24を六角穴付き止螺子
S,S,…の送り出し方向に直交して配置した取出装置
Dを設けてなる六角穴付き止螺子自動供給装置としたこ
とにより六角穴付き止螺子S,S,…を無理なく取り出
すことができ、駆動源の省力化を実現することができ
る。
【0027】上記効果を詳述すると六角穴付き止螺子S
の直径dの値より小さい奥行dsを有する取出用収容部
24aを形成した取出用スライド体24を六角穴付き止
螺子S,S,…の送り出し方向に直交して配置している
ので、その取出用収容部24aに六角穴付き止螺子Sが
一つ入ると、図6に示すように、取出用収容部24aか
ら六角穴付き止螺子Sがはみ出した状態であり、取出用
スライド体24が摺動しても、その六角穴付き止螺子S
と取出用収容部24aとの隙間に次の六角穴付き止螺子
Sが入り込む余地を与えない。
【0028】それゆえに、次の六角穴付き止螺子Sが上
記隙間に入り込んで引っ掛かることなく、取出用スライ
ド体24の摺動を妨げることがない。さらに、その取出
用収容部24a内の六角穴付き止螺子Sには、その後に
続く六角穴付き止螺子S,S,…の(移送装置C等から
の)押圧力Qが作用し、さらにスムースに取出用スライ
ド体24の作動が行われる。
【0029】これは、従来では図9に示すように、も
し、取出用収容部に六角穴付き止螺子Sが完全に入った
ものでは、取出用収容部と六角穴付き止螺子Sとの間に
隙間Rが生じることとなり、その隙間Rに次の六角穴付
き止螺子Sの一部が入り込み、取出用スライド体の動き
を邪魔する力が発生するが、本発明のように、取出用収
容部24aを六角穴付き止螺子Sの直径の値より小さく
しているので、次の六角穴付き止螺子Sが入り込むこと
がなく、従って取出用スライド体24の動きを弱めるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】取出装置を設けた六角穴付き止螺子自動供給装
置の縦断側面図
【図2】取出装置と移送装置及び取出装置の平面図
【図3】(a)及び(b)は取出装置の作用を示す略示
【図4】(a)は移送装置及び取出装置の要部拡大図 (b)は取出装置の拡大図
【図5】(a),(b)は作用を示す略示図
【図6】取出装置の作用を示す拡大略示図
【図7】ホッパーから回転受渡装置に六角穴付き止螺子
を供給する状態を示す略示図
【図8】回転受渡装置から移送装置に六角穴付き止螺子
を送りだす略示図
【図9】従来タイプの作用を示す略示図
【図10】従来タイプの作用を示す拡大図
【符号の説明】
S…六角穴付き止螺子 D…取出装置 24…取出用スライド体 24a…取出用収容部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 六角穴付き止螺子の直径の値より小さい
    奥行きを有する取出用収容部を形成した取出用スライド
    体を六角穴付き止螺子の送り出し方向に直交して配置し
    た取出装置を設けてなることを特徴とした六角穴付き止
    螺子自動供給装置。
JP18696093A 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置 Pending JPH0717638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18696093A JPH0717638A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置

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JP18696093A JPH0717638A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置

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JPH0717638A true JPH0717638A (ja) 1995-01-20

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ID=16197743

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18696093A Pending JPH0717638A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置

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JP (1) JPH0717638A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109843760A (zh) * 2016-10-31 2019-06-04 日产自动车株式会社 部件供给装置以及部件供给装置的控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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