JPH07176216A - フラット・ハーネス - Google Patents

フラット・ハーネス

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JPH07176216A
JPH07176216A JP32021493A JP32021493A JPH07176216A JP H07176216 A JPH07176216 A JP H07176216A JP 32021493 A JP32021493 A JP 32021493A JP 32021493 A JP32021493 A JP 32021493A JP H07176216 A JPH07176216 A JP H07176216A
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JP
Japan
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flat
tab
fpcs
flat electric
layer
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Withdrawn
Application number
JP32021493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kojima
賢治 小嶌
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07176216A publication Critical patent/JPH07176216A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多層構造のフラット・ハーネスにおいて、所
定の回路に対応する平型電線が必要な枚数積層されてい
ることを簡易かつ確実に検査できるようにすること。 【構成】 FPC(11A〜11D)から一体に突出す
るタブ部(12A〜12D)を形成する。各タブ部にそ
のタブ部を設けた平型電線が構成する回路を表示する表
示手段としてバーコード(13A〜13D)を設ける。
各タブ部の幅(W)が等しく設定している。各タブ部は
ほぼ隙間なく、かつ、互いに重なり合うことなく並列す
るように配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラット・ハーネスに
関し、詳しくは、フレキシブル・プリンティッド・サー
キット(FPC)、フレキシブル・ワイヤリング・サー
キット(FWC)等の平型電線を複数枚積層して多層構
造としたフラット・ハーネスにおける製品検査の簡略化
等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図8に示すフレキシブル・プ
リンティッド・サーキット(FPC)からなるフラット
・ハーネスが提供されている。このFPC1は、所望の
回路を構成するように打ち抜いたシート状の銅箔2の両
面を絶縁フィルム1a,1bで被覆してなる。
【0003】図9は上記FPCをからなるフラット・ハ
ーネスの一例を示している。このフラット・ハーネス2
では、一枚のFPC3で複数のコネクタ5を接続する複
数の回路を形成している。よって、このフラット・ハー
ネス2では、コネクタ5の数が増加して回路の数が増加
すればそれに伴って、幅Dを大きく設定する必要があり
面積が大きくなってしまう。
【0004】これに対して、図10に示すように、それ
ぞれ所定の回路を構成する複数のFPC6A,6B,6
Cを積層してなるフラット・ハーネス9が提供されてい
る。この多層構造のフラット・ハーネス9であれば、回
路数が増加すればそれに対応して積層するFPCの枚数
を増やせばよく、面積が増加してしまうことがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記多層構造
のフラット・ハーネス9を製造する場合、所定の回路に
対応するFPC6A,6B,6Cが必要な枚数積層され
ているか確認する必要がある。
【0006】特に、各FPC6A,6B,6C…がそれ
ぞれ特定の電装システムに対応する場合、各層を構成す
るFPC6A,6B,6C…の有無によりフラット・ハ
ーネスの仕様が異なることがあるため、上記のように所
定のFPCが積層されているか否かを確認することは重
要である。
【0007】例えば、上記フラット・ハーネス9のう
ち、FPC6A,6Bが車種やグレードを問わず必要と
なる電装品を接続する回路(共用回路)を構成し、他の
FPC6Cが車種や仕様によっては設けられない電装品
を接続する回路(オプション回路)を構成する場合があ
る。この場合、上記オプション回路を構成するFPC6
Cの有無によりフラット・ハーネス9の仕様が異なるこ
とになる。
【0008】このような多層構造のフラット・ハーネス
では、所定枚数のFPCが積層されていることを確認す
ることは重要であるが、この作業は、目視で行われてお
り、正確に確認するのは困難であり、必要枚数のFPC
が積層されていないことを見落すおそれがあった。
【0009】また、FPCを積層した後にコネクタ6
A,6B,6C間の導通を検査して確認することもでき
るが、この場合作業が煩雑である。
【0010】本発明は上記のような多層構造のフラット
・ハーネスにおける問題を解決するためになされたもの
であって、所定の回路を構成するFPCが必要な枚数積
層されていることを簡易かつ確実に検査できるようにす
ることを目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、それ
ぞれ所定の回路を構成する平型電線を複数層積層して構
成した多層構造のフラット・ハーネスであって、各平型
電線から一体に突出するタブ部を形成し、各タブ部にそ
のタブ部を設けた平型電線が構成する回路を表示する表
示手段を設けたことを特徴とするフラットハーネスを提
供するものである。
【0012】具体的には、上記各平型電線に設けたタブ
部の幅が等しく、かつ、各平型電線のタブ部をほぼ隙間
なく、かつ、互いに重なり合うことなく並列するように
配置している。
【0013】あるいは、上記各平型電線に設けたタブ部
の幅は、下層に積層される平型電線のタブ部から上層に
積層される平型電線のタブ部へ向けて順次狭く設定し、
かつ、各層の平型電線のタブ部を重ね合わせる構成とし
てもよい。
【0014】上記表示手段は、具体的には、各平型電線
が構成する回路を表示するバーコード、色付きシール、
記号又は番号のいずれかである。
【0015】
【作用】上記構成からなる本発明では、多層構造のフラ
ット・ハーネスを構成する各平型電線から一体に突出す
るタブ部を形成し、各タブ部にそのタブ部を設けた平型
電線が構成する回路を表示する表示手段を設けているた
め、所定の回路を構成する平型電線が所定の枚数積層さ
れていることを容易に確認することができる。
【0016】すなわち、上記表示手段として各平型電線
が構成する回路を表示するバーコードをタブ部に設けた
場合には、このバーコードを読み取ることにより所定の
平型電線が積層されたことを確認することができる。ま
た、表示手段として各平型電線が構成する回路を示す色
付きシール、記号又は番号をタブ部に示した場合には、
目視により所定の平型電線が積層されたことを容易に確
認することができる。
【0017】各平型電線のタブ部の幅を等しく設定する
と共に、各タブがほぼ隙間なく、かつ、互いに重なり合
うことなく並列するように配置した場合には、平型電線
が欠落していると、上記タブ部の間に隙間が生じるため
目視により平型電線の抜けを容易に確認することができ
る。
【0018】また、タブ部の幅を下層に積層される平型
電線のタブ部から上層に積層される平型電線のタブ部へ
向けて順次狭く設定し、かつ、各層の平型電線のタブ部
を重ね合わせる構成とした場合には、平型電線を抜くと
上記表示手段を構成するバーコード等のパターンが異な
るため、フラット・ハーネスの仕様の相違を目視による
容易に識別することができる。
【0019】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づいて、本発明
について詳細に説明する。図1から図4に示す、本発明
の第1実施例に係るフラット・ハーネ10は、4枚のF
PC11A,11B,11C,11Dを積層してなる多
層構造のフラット・ハーネスである。
【0020】各FPC11A〜11Dは、上記した図8
に示すように、所望の回路を構成するように打ち抜いた
シート状の銅箔2の両面を絶縁フィルム1a,1bで被
覆してなる。また、各FPC11A〜11Dは絶縁フィ
ルムの側部を矩形状に一体に突出させて矩形状のタブ部
12A,12B,12C,12Dを形成している。
【0021】図2に示すように、上記タブ部12A,1
2B,12C,12Dの幅Wは等しく設定している。ま
た、タブ部12A〜12Dは、各FPC11A〜11D
を正規の位置に重ね合わせて際に、ほぼ隙間なく、か
つ、互いに重なり合うことなく並列するような位置に設
けている。すなわち、図3に示すように、第1層のFP
C11Aのタブ部12Aに対して上記幅Wの分だけずら
した位置に第2層のFPC11Bのタブ部12Bを形成
しており、さらに、第3層のFPC11Cのタブ部12
C及び第4層のFPC11Dのタブ部12Dも上記幅W
の分ずつずらした位置に設けている。
【0022】また、各タブ部12A,12B,12C,
12Dには、図中上方側の面に表示手段を構成するバー
コード13A,13B,13C,13Dを設けている。
各バーコード13A〜13Dのパターンは、それぞれ各
FPC11A〜11Dが構成する回路を表示している。
【0023】上記第1実施例のフラット・ハーネス10
では、4枚のFPC11A〜11Dを正規の位置に重ね
合わせると、上記タブ部12A,12B,12C,12
Dが図中上方から見てほぼ隙間のない状態で並列してタ
グ状部14を形成する。
【0024】よって、このタグ状部14の部分に形成さ
れたバーコード13A〜13Dをバーコード読み取り装
置(図示せず)により読み取とることができれば、4種
類のFPC11A〜11Dが積層されていることを確認
できる。
【0025】一方、上記4枚のFPC11A〜11Dの
うちの1層又はそれ以上のFPC11A〜11Dが欠落
していると、その欠落したFPC11A〜11Dに設け
たタブ部12A〜12Bが存在しないため、上記タグ状
部14が形成されない。そのため、FPC11A〜12
Bに欠落があると上記バーコード13A〜13Dを読み
取ることができず、必要な枚数のFPCが積層されてい
ないことを確認することができる。
【0026】第1実施例では、上記第1層から第2層の
FPC11A〜11Dをこの順序で積層しない場合に
も、上記タグ状部14が形成され、必要な枚数のFPC
が積層されていることを確認することができる。
【0027】例えば、図4に示すように、図1から図3
において図中最上層に積層した第1層のFPC11Aと
第2層のFCP11Dを入れ換えて積層した場合にも、
タブ部11A〜11Bは隙間なく並列されてタグ状部1
4を形成し、かつ、このタグ状部14に形成されるバー
コード13A〜13Dのパターンも上記図1から図3の
場合と同一である。
【0028】図5(A)〜(B)は第1実施例の変形例
を示している。まず、図5(A)では、第1層から第4
層のFPC11A〜11Dのタブ部12A〜12Bに表
示手段としてそれぞれ赤色のシールR、緑色のシール
G、青色のシールB、黄色のシールYを張り付けてい
る。これらのシールR,G,B,Yの色は、それぞれ各
層のFPC11A〜11Dが構成する回路に対応して定
めている。
【0029】この図5(A)の構成では、4枚のFPC
11A〜11Dを正規の位置に積層すれば、タブ部12
A〜12Dがタグ状部14を形成し、かつ、タブ部12
A〜12Dには上記のように色分けしたシールR,G,
B,Yを張り付けているため所定の回路を構成するFP
C11A〜11Bを正しく積層したことを目視で容易に
確認することができる。
【0030】次に、図5(B)では、第1層から第4層
のFPC11A〜11Dのタブ部12A〜12Dには、
表示手段としてそれぞれ各FPC11A〜11Dが構成
する回路を示す記号“K1”〜“K4”を表示してい
る。この図5(B)の構成の場合も、4枚のFPC11
A〜11Dを正規の位置に積層すれば、タブ部12A〜
12Dがタグ状部14を形成し、かつ、タブ部11A〜
11Bに回路を表示する記号を示しているため、所定の
回路を構成するFPC11A〜11Dを正しく積層した
ことを目視で容易に確認することができる。
【0031】次に、図5(C)では、第1層から第4層
のFPC11A〜11Dのタブ部12A〜12Dに表示
手段として各FPC11A〜11Dが構成する回路を示
す番号“14”、“21”、“61”、“W01”を表
示している。この図5(C)の構成では、第1層から第
4層のFPC11A〜11Dを正規の位置に積層すれ
ば、上記タブ部12A〜12Dに表示した数字がフラッ
ト・ハーネスの仕様に対応する品番を構成するため、所
定のFPC11A〜11Dが積層されたことを目視で容
易に確認することができる。
【0032】次に、図6及び図7に示す本発明の第2実
施例について説明する。この第2実施例のフラット・ハ
ーネス20も上記第1実施例と同様に、4枚のFPC2
1A,21B,21C,21Dを積層してなる多層構造
である。
【0033】各FPC21A〜21Dは絶縁フィルムの
側部を矩形状に突出させて矩形状のタブ部22A,22
B,22C,22Dを形成している。
【0034】図2に示すように、上記タブ部22A,2
2B,22C,22Dは第1層のFPC21のタブ部2
2Aの幅をWとすると、第2層から第4層のタブ部22
B,22C,22Dの幅を順に2W,3W,4Wに設定
している。各層のFPC21A〜21Dを順に正規の位
置に重ね合わせると、上記タブ部22A〜22Dは最も
幅の大きい第4層のFPC21Dのタブ部22Dから第
1層のタブ部22Aまで順に重なり合って積層してタグ
状部24を形成する。
【0035】そのため、FPC21A〜21Dを積層し
た状態で図中上方から見ると、全体が見えるのは、第1
層のタブ部22Aのみであって、第2層のタブ部22
B、第3層のタブ部22C、第4層のタブ部22Dは、
それぞれ上側にタブ部22A〜22Cが上記積層される
ため、図中右端の部分22B−1,22C−1,22D
−1のみが見える。
【0036】各タブ部22A,22B,22C,22D
には、図中上方側の面には表示手段を構成するバーコー
ド23A,23B,23C,23Dを設けている。上記
のように4枚のFPC21A〜21Dを積層した場合に
上層のタブ部22A〜22Cにより隠れる部分、すなわ
ち、第2層のタブ部22Bの部分22B−2、第3層の
タブ部22Cの部分22C−2,22C−3及び第4層
のタブ部22D−2,22D−3,22D−4にもバー
コード23A〜23Dを表示している。
【0037】この第2実施例のフラット・ハーネスで
は、4枚のFPC21A〜21Dを正規の位置に重ね合
わせると、図6に示すように、タブ部22A〜22Dが
タグ状部24を形成し、第1層のタブ部22A、第2層
のタブ部22Bの部分22B−1、第3層のタグ部22
Cの部分22C−1、第4層のタブ部22Dの部分22
D−1が見える。よって、このタグ状部24の部分に形
成されたバーコード23A〜23Dを読み取とることに
より、4枚のFPC21A〜21Dが積層されているこ
とを確認できる。
【0038】この第2実施例では、上記のように4枚の
FPC21A〜21Dを積層した場合には、上層のタブ
部22A〜22Cにより隠れる部分にも、バーコードを
23B〜23D形成しているため、上記4枚のFPC2
1A〜21Dのいずれかを抜いて積層すると、異なるパ
ターンのバーコードが形成される。
【0039】例えば、図7において、第3層のFPC2
1Cを除去して3枚のFPC21A,21B,21Dを
積層すると、第3層のタブ部22の部分22C−1に替
わって、第4層のタブ部22Dの部分22D−2が図中
上方から見えるようになり、タグ状部24の大きさは変
わることなく、バーコードのパターンが変更される。
【0040】よって、第2実施例では、4枚のFPC2
1A〜22Dのうち1枚又はそれ以上のFPC21A〜
21Dにオプション回路を形成すると、このオプション
回路を構成するFPC21A〜21Dの有無により積層
時にタグ状部24に形成されるバーコードのパターンが
異なるため、このバーコードを読み取ることによりフラ
ット・ハーネスの仕様を識別することができる。
【0041】なお、第2実施例においても上記第1実施
例の場合と同様に、上記バーコードの代わりに、表示手
段としてタブ部22A〜22Dに色分けシールを張り付
けたり、記号や番号を表示してもよい。この場合も、上
記バーコードの場合と同様に、4枚のFPC21A〜2
1Bを積層した場合に上層のFPC22A〜22Cによ
り隠れる部分にも色分けシール等を表示しおけば、FP
Cの抜けやフラット・ハーネスの仕様の相違を目視によ
る容易に識別することができる。
【0042】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実
施例のフラット・ハーネスは4層構造としているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、2層以上の多層
構造であればよい。
【0043】また、上記実施例ではフラット・ハーネス
はFPCを積層して形成しているが、回路を構成する銅
線の両面に絶縁シールを設けたフレキシブル・ワイヤ・
サーキット(FWC)等のその他種類の平型電線を用い
ても良い。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る多層構造のフラット・ハーネスでは、上記のよう
に各平型電線から一体に突出するタブ部を形成し、各タ
ブ部にそのタブ部を設けた平型電線が構成する回路を表
示する表示手段を設けているため、所定の回路を構成す
る平型電線が所定の枚数積層されていることを容易に確
認することができる。
【0045】上記表示手段として各平型電線が構成する
回路を表示するバーコードをタブ部に設けた場合には、
このバーコードを読み取ることにより所定の平型電線が
積層されたことを確認することができる。また、表示手
段として各平型電線が構成する回路を示す色付きシー
ル、記号又は番号をタブ部に示した場合には、目視によ
り所定の平型電線が積層されたことを確認することがで
きる。
【0046】各平型電線のタブ部の幅を等しく設定する
と共に、各タブがほぼ隙間なく、かつ、互いに重なり合
うことなく並列するように配置した場合には、平型電線
が欠落していると、上記タブ部の間に隙間が生じるた
め、目視により簡単に確認することができる。
【0047】また、タブ部の幅を下層に積層される平型
電線のタブ部から上層に積層される平型電線のタブ部へ
向けて順次狭く設定し、かつ、各層の平型電線のタブ部
を重ね合わせる構成とした場合には、例えば、オプショ
ン回路に対応する平型電線を抜くと、この抜いた平型電
線に設けたタブ部の下側に積層されていたタブ部のそれ
まで見えなかった部分が見えるようになるため、上記バ
ーコードのパターンや、色知付きシール等の組み合わせ
のパターンが変わり、フラット・ハーネスの仕様の相違
を目視による容易に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るフラット・ハーネ
スを示す概略斜視図である。
【図2】 図1の部分Aを示す部分拡大斜視図図であ
る。
【図3】 図1の部分Aの部分拡大分解斜視図である。
【図4】 第1実施例において平型電線の積層順序を変
更した場合を示す部分拡大斜視図である。
【図5】 (A),(B),(C)は第1実施例の変形
例を示す部分斜視図である。
【図6】 本発明の第2実施例を示す部分拡大斜視図で
ある。
【図7】 第2実施例を示す部分拡大分解斜視図であ
る。
【図8】 FCPを示す部分概略断面図である。
【図9】 従来のフラット・ハーネスの一例を示す概略
平面図である。
【図10】 従来のフラット・ハーネスの他の一例を示
す概略斜視図である。
【符号の説明】
5 コネクタ 10,20 フラット・ハーネス 11A〜11D,21A〜21D FPC 12A〜12D,22A〜22D タブ部 13A〜13D,23A〜23D バーコード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定の回路を構成する平型電線
    を複数層積層して構成した多層構造のフラット・ハーネ
    スであって、 各平型電線から一体に突出するタブ部を形成し、各タブ
    部にそのタブ部を設けた平型電線が構成する回路を表示
    する表示手段を設けたことを特徴とするフラットハーネ
    ス。
  2. 【請求項2】 上記各平型電線に設けたタブ部の幅が等
    しく、かつ、各平型電線のタブ部をほぼ隙間なく、か
    つ、互いに重なり合うことなく並列するように配置して
    いることを特徴とする請求項1記載のフラット・ハーネ
    ス。
  3. 【請求項3】 上記各平型電線に設けたタブ部の幅は、
    下層に積層される平型電線のタブ部から上層に積層され
    る平型電線のタブ部へ向けて順次狭く設定し、かつ、各
    層の平型電線のタブ部を重ね合わせていることを特徴と
    する請求項1記載のフラット・ハーネス。
  4. 【請求項4】 上記表示手段は、各平型電線が構成する
    回路を表示するバーコード、色付きシール、記号又は番
    号のいずれかであることを特徴とする請求項1から請求
    項3に記載のフラットハーネス。
JP32021493A 1993-12-20 1993-12-20 フラット・ハーネス Withdrawn JPH07176216A (ja)

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JP2009295559A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Junkosha Co Ltd フラットハーネス組立体並びにフラットハーネス組立体の製造方法及びその方法により製造されたフラットハーネス組立体
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