JPH07175798A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07175798A
JPH07175798A JP6221267A JP22126794A JPH07175798A JP H07175798 A JPH07175798 A JP H07175798A JP 6221267 A JP6221267 A JP 6221267A JP 22126794 A JP22126794 A JP 22126794A JP H07175798 A JPH07175798 A JP H07175798A
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JP
Japan
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JP6221267A
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English (en)
Inventor
Toru Yamakita
徹 山北
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書データを作成していく過程における文書
データの入力位置において、音声データの記録を行い、
任意の音声データの記録/再生ができるようにするこ
と。 【構成】 変換終了後に、変換キーが操作されると、ス
テップS1において、フラグレジスタF1は1と判断さ
れ、ステップ11に於いて、そのときの作業用RAM1
8内の文書アドレスレジスタTXAの値と、録音の位置
を示すカウンタ21の値とが互いに対をなす位置データ
(TXAi,CNTi)としてポインタレジスタiで示
される対応テーブル19の格納領域に書き込まれる。次
のステップS12で、録音開始信号が出力され、録音が
開始される。このように、入力部11のキー操作による
入力とマイクロホンから録音再生機20への録音が逐次
行われ、文書と音声の位置データが互いに対をなして対
応テーブル19に登録されていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書データの作成/
表示のみならず音声データの記録/再生を行うワードプ
ロセッサなどの文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声出力機能を有する電子計算機
が知られている。これは例えば、自動預金支払機などの
操作手順の案内画面に対応して音声によるメッセージも
出力するようにしたもので、画面番号と音声データ番号
との対応テーブルを有し、表示画面に対応する音声を音
声ファイルより読みだして音声を出力するものである。
またその他の例として、電子計算機からオペレータに対
するエラーなどのメッセージをコンソールタイプライタ
の出力と並行して音声で出力するものもある。これは、
エラーなどのメッセージ格納位置に音声のサーチ符号も
格納し、エラー出力の際にサーチ符号に対応する音声も
出力するようにしたものである。いずれも、表示されて
いる画面に対応して予め定められているメッセージを音
声で出力する構成、あるいは、エラー発生時に予め定め
られているメッセージの出力に対応して音声を出力する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、所謂音声出力機
能を有する電子計算機は、電子計算機のシステム設計の
段階で画面やエラーに対応づけて特定の音声メッセージ
が組み込まれたもので、ユーザーが任意に音声を記録/
再生できるようにはなっていない。しかもその使用形態
はあくまでも、電子計算機からのシステムに関する一方
的な音声の出力に限られる。
【0004】一方、ワードプロセッサ等の文書処理装置
では、文書データの作成/表示はユーザーの操作によっ
て自由に行え、その利用が拡大しているが、扱えるデー
タは文書データにかぎられている。
【0005】本発明の課題は、文書データの入力位置に
関連して音声データの記録を行い、任意の音声の記録/
再生できる装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。文書データを入力する手段は、各種キーを備え
た入力部である。文書記憶手段は入力された文書データ
を記憶するメモリなどである。指定手段は、文書データ
に対応して音声の記録開始を指定するキーなどであり、
この指定操作により入力されている文書データの現在の
入力位置に対応づけた音声データの記録が指定される。
音声データを入力する手段は、マイクなどである。音声
記録手段は入力された音声データを記録する録音機など
である。表示手段は、前記文書データを読み出して表示
する表示部である。音声の再生は、前記表示手段に表示
されている文書データに対する位置を指示するカーソ
ル、再生指定などのキー等の指示操作で指示される。音
声データを出力する音声出力手段は、スピーカなどであ
る。
【0007】対応位置記憶手段は、前記文書データと前
記音声データの記録位置との対応を記憶する対応テーブ
ルなどである。書込む制御手段は、前記文書データ内の
前記指定された位置と前記入力された音声データの前記
音声記録手段における記録位置との対応を前記対応位置
記憶手段へ書込むように制御するCPU等である。読み
出す制御手段は、前記対応位置記憶手段に基づいて、前
記指示手段で再生が指示された文書の位置と対応する音
声データを前記音声記録手段より読みだすように制御す
るCPU等である。
【0008】
【作用】本発明の作用は次の通りである。文書データ
は、文書データを入力する手段より入力され、文書記憶
手段に記憶される。文書データはこのようにして文書記
憶手段に記憶されるが、文書データと関連する音声を記
録する場合は、該文書データの入力位置において音声デ
ータの記録を指定する。そして、音声データを入力する
手段より音声を入力し、音声記録手段へ記録する。この
際に、音声データは前記指定された時点における文書デ
ータの入力位置と対応づけて記録されるので、音声の記
録位置を改めて指定する必要はない。
【0009】音声を再生する際には、指示手段によっ
て、表示手段に表示されている文書データに対する音声
の再生を指示すると、この指示手段で再生が指示された
文書の位置と対応する音声データを前記音声記録手段よ
り読み出し、音声出力手段より音声を出力する。
【0010】よって、文書データと音声データの関連付
けの指定操作が容易になり、文書データ内の指定された
位置に対応して任意の音声データを記録することが出来
るばかりでなく、表示された文書データに対する音声の
再生指定によって文書データに関連付けられた音声を出
力することができる。
【0011】
【実施例】
(1)構成 図1は本発明による一実施例の構成を示すブロック図で
ある。図中、10は装置全体の制御、並びに後述する仮
名漢字変換処理を含む各種の文書処理を行なうCPUで
あり、仮名漢字変換時に於いて図2に示すような処理を
実行し、「再生表示」キー操作時に於いて図3に示すよ
うな処理を実行する。11は文書入力のための仮名文字
キー、更には各種のファンクションキー等を備えた入力
部であり、ここでは漢字混じり文の入力時に操作される
ファンクションキーとして、入力文字が仮名漢字変換対
象外の文字であることを指示する「無変換」キー、仮名
漢字変換を指定する「変換」キー等が用意され、又、表
示された候補文字群からその一つを選択するための指定
キーとして、ここでは数字キーが用いられる。更にここ
では文書と音声を互いに対応づけて出力するための「再
生表示」キー、音声の再生を停止させるための「再生停
止」キー等が設けられる。
【0012】12は仮名漢字変換時に於いてCPU10
により参照される辞書である。13は入力及び編集文書
を表示する表示器13Aと表示メモリ13Bでなる表示
部であり、仮名漢字変換時に於いては、仮名漢字変換後
の文字列と変換中の入力文字列と変換前の入力文字(仮
名文字)列とが表示され、更に特定の行位置に候補文字
が表示される。14は文書を印刷出力する印字部であ
る。
【0013】15乃至19はそれぞれCPU10のメモ
リバスにつながる記憶部であり、それぞれCPU10に
よりアクセス制御されるもので、15は入力された文字
列を貯える入力バッファ、16は文書情報を貯える文書
メモリ、17はキャラクタジェネレータ、及び図2に示
すような辞書検索による仮名漢字変換を含む各種の制御
プログラム等が格納されたROMである。又、18はC
PU10の作業用RAMであり、仮名漢字変換処理に関
しては、その1レジスタとして、入力バッファ15に入
力されている未変換文字数を貯える未変換文字数レジス
タINCが設けられる。このレジスタINCは入力部1
1から入力バッファ15へ文字が入力される毎にインク
リメントされ、変換処理が実行される毎にデクリメント
されるもので、このデクリメント処理の都度、その内容
がCPU10によって判別され、所定の文字数以下とな
った際(この実施例では未変換文字数が「0」となった
際)に、次の文章入力のための録音を促す録音開始信号
(RST)を出力する。又、音声及び文書を互いに対応
付けて管理するためのレジスタ類として、文書メモリ1
6上に於ける文書の記憶開始アドレスを貯える文書アド
レスレジスタTXA、カーソルアドレスを貯えるカーソ
ルレジスタCUA、後述する対応テーブルの位置情報を
貯えるポインタレジスタi、入力バッファ15に貯えら
れた文字の変換終了に伴って“1”に設定されるフラグ
レジスタF1、出力文書(ここでは表示出力文書)に対
応する音声の再生終了に伴う割込みの発生で“1”とな
るフラグレジスタF2等が設けられる。
【0014】19は文書の記憶位置と音声の記録位置と
を互いに対応付けて管理する対応テーブルであり、ここ
では、文書メモリ16上に於ける文書アドレス(TXA
i)と、後述する録音/再生機20の記録媒体(ここで
はCMT)上の上記文書に対応する音声の記録位置を示
す音声アドレス(CNTi)とを互いに対にして記憶す
る。この対応テーブル19内の一対の位置データ(TX
Ai,CNTi)は上記作業用RAM18内のポインタ
レジスタiにより指定される。
【0015】20は入力すべき文書の音声情報を例えば
カセット式磁気テープ(以下CMTと称す)に記録し、
再生する録音/再生機であり、ここでは、マイクロフォ
ン(MIC)及びスピーカ(SP)を有し、上記CPU
10より出力される再生開始信号(PST)を受けて再
生動作を実行し、録音開始信号(RST)を受けて録音
動作を実行し、停止信号(STO)又は割込み信号(I
NT)を受けて録音/再生動作を中断し(ポーズ状態に
し)、早送り信号を受けてCMTを早送りし、戻し信号
を受けてCMTを巻戻す。
【0016】21乃至27はそれぞれ録音/再生機20
の周辺制御回路の構成要素である。ここで、21は録音
/再生機20のCMTの走行量に従いカウント動作を実
行して位置データを得るカウンタ、22は同CMTの位
置データを貯えるレジスタ、23は上記カウンタ21の
カウント値即ち位置データとレジスタ22に貯えられた
位置データとの比較をとる一致検出回路、24は音声再
生時に於いて上記一致検出回路23より一致信号が出力
された際のアンドゲート26の出力(割込み信号;CN
T=“1”)を所定時間遅延する遅延回路、25はCP
U10より出力される再生開始信号(PST)によりセ
ットされ、上記遅延回路24の出力信号(“1”)によ
りリセットされるフリップフロップ、26はこのフリッ
プフロップ25のセット出力と一致検出回路23の出力
信号とを受けて、音声再生時に一致検出回路23より一
致信号が出力された際に割込み信号(INT=“1”)
を出力するアンドゲート、27は上記CPU10より出
力される再生停止信号(STO)と上記アンドゲート2
6より出力される割込み信号(INT)とを受けて、そ
の何れかの信号により録音/再生機20に停止信号を出
力するオアゲートてある。
【0017】図2は上記実施例に於ける仮名漢字変換処
理フローを示すフローチャートである。
【0018】図3は上記実施例に於いて「再生表示」キ
ーが操作された際の処理フローを示すフローチャートで
ある。
【0019】(2)作用 入力部11の文字キー操作により漢字混じり文が仮名入
力されると、CPU10の制御の下に、その入力された
仮名文字が順次入力バッファ15に貯えられるととも
に、図示しない表示メモリ上にドット展開されて表示部
13に表示され、又、その際の入力バッファ15への入
力文字数が未変換文字数として作業用RAM18内の未
変換文字数レジスタINCに貯えられる。
【0020】仮名漢字変換時に於いては、入力部11の
文字キー入力により変換対象となる仮名文字列を入力し
た後、同入力部11上の「変換」キーを操作する。これ
により、CPU10の制御の下に図2に示すような仮名
漢字変換処理が開始されるもので、以下にその具体的な
動作について説明する。
【0021】先ず、入力部11上に設けられた「変換」
キーを操作することにより、図2ステップS1に於い
て、フラグレジスタF1の内容が調べられる。
【0022】ここで上記フラグレジスタF1の内容が
“0”であるならば(即ち、入力バッファ15に、変換
すべき仮名文字列が入力された状態での「変換」キー操
作であることを示していれば)、ステップS2に於い
て、停止信号(STO)を出力する。
【0023】これにより、録音/再生機20が録音モー
ドにあるときは、その録音動作が一時中断される。
【0024】次に、ステップS3に於いて、作業用RA
M18内の未変換文字数レジスタINCの内容が調べら
れる。
【0025】ここで、上記未変換文字数レジスタINC
の内容が「0」でなく、入力バッファ15に変換対象と
なる文字(未変換文字)が貯えられている(残ってい
る)ことを示していれば、ステップS4に於いて、上記
入力バッファ15から変換対象となる文字を読出し、そ
の文字をもとに辞書12の検索処理が行われる。
【0026】この辞書12の検索処理で該当漢字が検索
されると、ステップS5に於いて、同音語の有無が判断
され、同音語が存在すれば、ステップS6に於いて、そ
の同音語を表示する。
【0027】ここでステップS7に於いて、入力部11
の数字キーと「選択/実行」キーの操作に伴い、表示さ
れた同音語の一つが選択されると、ステップS8に於い
て、その選択された漢字が文書メモリ16に登録される
とともに、その文書メモリ16の内容が表示部13に表
示される。更にこの際はステップS9に於いて、入力バ
ッファ15内の変換処理された文字数に応じて未変換文
字数レジスタINCの内容がデクリメントされ、ステッ
プS3に戻ってその内容が調べられる。
【0028】又、上記ステップS5に於いて、同音語が
存在しない場合に於いても上記同様のステップS8以降
の処理が実行される。
【0029】上記ステップS3に於いて、未変換文字数
レジスタINCの内容が「0」でなければ(即ち入力バ
ッファ15に未変換文字が残っていれば)上記ステップ
S4以降の処理を繰返し実行するが、上記レジスタIN
Cの内容が「0」であることが判断された際は、ステッ
プS10に於いて、上記フラグレジスタF1に“1”が
セットされる。
【0030】このフラグレジスタF1が“1”となり、
変換終了後、文字入力のないことを示している際に、
「変換」キーが操作されると、ステップS11に於い
て、そのときの作業用RAM18内の文書アドレスレジ
スタTXAの値と、カウンタ21の値とが互に対をなす
位置データ(TXAi,CNTi)としてポンイタレジ
スタiで示される対応テーブル19の格納領域に書込ま
れ登録される。
【0031】この対応テーブル19への音声及び文書の
位置データの登録後、ステップS12に於いて、録音開
始信号(RST)が出力され、休止していた録音動作が
再開される。
【0032】このような入力部11のキー入力操作によ
る文書の入力とマイクロフォン(MIC)及び録音/再
生機20の録音動作による音声の記録が逐次行なわれ、
変換処理が行なわれる度に、文書と音声の位置データ
(TXAn,CNTn)が互に対をなして対応テーブル
19に登録されてゆく。
【0033】上述の如くして対応テーブル19に登録さ
れた文書と音声の位置データは、文書、及び音声の同期
出力時に於いて、有効に使用されるもので、その際の
「再生表示」キーの操作に伴う処理を図3に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0034】ここでは、表示器13Aに表示された或る
文字をカーソルで指定した後に「再生表示」キーを操作
することにより図3に示す処理が実行される。
【0035】先ず、ステップS21に於いて、作業用R
AM18内のカーソルレジスタCUAに貯えられたカー
ソルアドレスをもとに対応テーブル19に登録された文
書アドレス(TXAi,TXAi+1…)をサーチし
て、〔TXAi≦(CUA)<TXAi+1〕を満たす
文書アドレスTXAiの記憶位置を検索し、対応テーブ
ル19上に於けるカーソル指定文字を含む保存文字列の
再生開始位置を検出する。
【0036】次に、上記対応テーブル19上の再生開始
位置が検出されたならば、ステップS22に於いて、上
記検出された位置データ(TXAi,CNTi)のう
ち、文書の位置データ(TXAi)と対をなす音声の位
置データ(CNTi)をレジスタ22にセットする。
【0037】そして、ステップS23に於いて、上記レ
ジスタ22に貯えた位置データ(CNTi)と、カウン
タ21のカウント値(CMT位置データ)とを比較し、
カウンタ21の値が位置データ(CNTi)の値より大
きければ、ステップS35に於いて戻し信号を出力して
CMTを巻戻す。又、カウンタ21の値が位置データ
(CNTi)の値より小さければ、ステップS24に於
いて早送り信号を出力してCMTを早送りする。
【0038】そして、ステップS25に於いて、一致検
出回路23より、カウンタ21の値がレジスタ22の値
に達したことを示す一致信号が出力されたことを検出す
ると、ステップS26に於いて停止信号(STO)を出
力し、早送りもしくは戻し動作を停止する。
【0039】その後、ステップS27に於いて、上記文
書アドレスTXAi〜TXAi+1で指定される文書メ
モリ16の記憶領域に格納されている文書データを読出
し、表示メモリ13Bに転送して、その文書を表示器1
3Aに反転表示する。この際、文書メモリ16より読出
された文字が表示器13Aの表示範囲(例えば1行.2
桁)を越えた場合は、再生スピードに合わせ、流れ文字
によって表示する。
【0040】次にステップS28に於いて、対応テーブ
ル19に登録された上記文書の位置データ(TXAi+
1)に対応する音声の位置データ(CNTi+1)を読
出して、この位置データ(CNTi+1)をレジスタ2
2にセットし、ステップS29に於いて、再生開始信号
(PST)を出力する。
【0041】これにより、録音/再生機20は上記表示
器13Aに表示された文書に対応する音声を再生し、ス
ピーカより出力する。この際、再生音声に同期してカー
ソルが対応文字を指定する。
【0042】また、この際の文書メモリから表示メモリ
への文書の転送は以下のようにして行なわれる。即ち、
表示器13Aの表示範囲内でのカーソルの移動では、文
書メモリ16から表示メモリ13Bの転送はなく、カー
ソルマークの表示がカーソルキーの操作に対応して移動
するだけである。次に表示器13Bの表示範囲を越えて
カーソルを移動した場合には、文書メモリ16から表示
メモリ13Bへのデータの転送が行なわれ、カーソル位
置が表示範囲に収まるようになる。尚、カーソルキーを
操作すると、これに伴って作業用RAM18内のカーソ
ルレジスタCUAのカーソルアドレスが更新される。
【0043】そして、カウンタ21の値がレジスタ22
の値(CNTi+1)に達することにより、一致検出回
路23より一致信号が出力され、この信号がCPU10
に入力されるとともにアンドゲート26に入力される。
この際、フリップフロップ25は上記ステップS29に
於いて出力された再生開始信号(PST)によりセット
されており、従って上記アンドゲート26が開いて、同
ゲート26より録音/再生機20に停止信号が出力され
るとともに、CPU10に割込み信号(INT)が送付
される。
【0044】CPU10は、ステップS30に於いてフ
ラグレジスタF2の内容を調べ、“0”であればアンド
ゲート26より割込み信号(INT)を受け、ステップ
S31以降の割込み処理に入る。ここでは先ずステップ
S31に於いて、フラグレジスタF2に“1”をセット
し、又、ステップS32に於いて、ポインタレジスタi
の値を更新(+1)する。更にステップS33に於い
て、上記ポインタレジスタiの値が対応テーブル19に
登録された最後位置データのポインタアドレスに達した
か否かを調べ、達していなければ割込み処理を終了し、
再び上記ステップS27以降の処理に入る。又、ポイン
タレジスタiの値が対応テーブル19に登録された最終
位置データのポインタアドレスに達したならば上記フラ
グレジスタF2の内容を“0”に戻して、音声と文書の
同期再生動作を終了する。
【0045】又、上記音声再生時に於いて、入力部11
の「再生停止」キーが操作されると、CPU10より停
止信号(STO)が出力され、同信号がオアゲート27
を介し録音/再生機20に入力されて、音声の再生が停
止される。
【0046】このような文書と音声の同期保存処理、及
びその同期再生処理により、入力された文書と音声を互
に対応付けた状態で管理でき、再生時に於いて保存され
た文書と音声が極めて容易に、かつ高い同期性をもって
出力できる。
【0047】尚、上記した実施例では、交換対象文字列
の入力開始時点で、音声及び文書の記憶位置を記憶して
いるが、これに限らず、例えば、音声でセンテンス(又
はフレーズ、又はキャラクタ)を入力する毎にその時の
音声の記憶位置を自動的に判別して記憶し、文字列の変
換時に於いて、センテンス(又はフレーズ、又はキャラ
クタ)の記憶位置を識別し、両者を対応付けて記憶する
構成としてもよい。又、音声メモリ(又は文書メモリ)
の中に文書メモリ(又は音声メモリ)の記憶位置を示す
データを記憶する構成としてもよい。又、音声データと
文書データとをセンテンス毎(又はフレーズ毎、又はキ
ャラクタ毎)に交互に記憶する構成であってもよい。
【0048】又、上記実施例では音声入力期間は未変換
文字列の入力期間とほぼ同期して同一の期間としたが、
これを異ならせてもよい。例えば未変換文字列の入力操
作を行なう前(又は後、又は変換終了後)に、この文字
列と対応して音声を入力して音声記憶手段へ記憶するよ
うにしてもよい。
【0049】又、上記実施例では、再生出力手段として
CRT表示制御を例にとったが、例えば再生音に対応す
る文字を印字し、再生速度を対応させることも可能であ
る。又、再生スピードは再生スピードに応じて文書デー
タが表示されるように任意に指定できるようにしてもよ
い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、文書データを作成して
いく過程における文書データの入力位置において、音声
データの記録を指定すれば、前記入力位置に対応して音
声データの記録が可能になり、文書データの作成に伴う
音声の記録指定操作が容易に行え、文書の作成操作にの
作業と並行して音声記録画効率良く行える。このように
して、文書の任意の位置に適宜音声を記録でき、更に、
記録された音声を適宜指定して再生することができるの
で、ワードプロセツサなどによる従来の文書データが視
覚的な出力のみを目的に作成されていたのに比べ、聴覚
的なデータをも自由に扱うことができ、その利用形態を
飛躍的に拡大することができ、音声データを文書データ
に関連づけて文書データの作成/表示と同様の形態で記
録/再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】「変換」キー操作に伴う処理フローを示すフロ
ーチャートである。
【図3】「再生表示」キー操作に伴う処理フローを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 入力部 12 辞書 13 表示部 14 印字部 15 入力バッファ 16 文書メモリ 17 ROM 18 作業用RAM 19 対応テーブル 20 録音/再生機 21 カウンタ 22 レジスタ 23 一致検出回路 24 遅延回路 25 フリップフロップ 26 アンドゲート INT 割込み信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 3/00 E G11B 27/00 E 8224−5D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データを入力する入力手段と、入力
    された文書データを記憶する文書記憶手段と、文書デー
    タの入力操作に伴う指定操作で、該操作時の文書データ
    の入力位置に対応して音声データの記録を指定する指定
    手段と、音声データを入力する手段と、入力された音声
    データを前記文書データの前記位置に対応して記録する
    音声記録手段と、前記文書記憶手段より読み出された文
    書データを表示する表示手段と、表示された文書データ
    に対する音声再生の指示操作に応じて、対応する音声デ
    ータを読み出して出力する音声出力手段とを具備してな
    る文書処理装置。
JP6221267A 1994-09-16 1994-09-16 文書処理装置 Pending JPH07175798A (ja)

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