JPH07175727A - メモリ監視装置 - Google Patents

メモリ監視装置

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JPH07175727A
JPH07175727A JP5320539A JP32053993A JPH07175727A JP H07175727 A JPH07175727 A JP H07175727A JP 5320539 A JP5320539 A JP 5320539A JP 32053993 A JP32053993 A JP 32053993A JP H07175727 A JPH07175727 A JP H07175727A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェックアドレス検出による固定データ出力
時でもメモリの監視を行い、故障検出率が高いメモリ監
視装置を提供することを目的とする。 【構成】 メモリ17に対し、Nワードのシーケンシャ
ルライト及びランダムリードを行うと共に、チェックア
ドレス検出回路20でランダムリードアドレス信号RR
Aからチェックアドレスを検出したとき、出力データO
Dとして固定データ挿入回路19から固定データを出力
する機能を有するメモリ監視装置において、チェックリ
ードアドレス発生回路21でメモリ17のデータ読出し
用アドレスであるチェックリードアドレス信号CRAを
発生しておき、チェックアドレス検出時には、リードア
ドレス選択回路22でチェックリードアドレス信号CR
Aを選択させ、リードアドレス信号REAとすること
で、メモリ17のランダムリードを実行させ、そのリー
ド出力のパリティ監視を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリに対してN(N
≧1、Nは整数で以下同様とする)ワードのシーケンシ
ャルライトとNワードのランダムリードを行わせて上記
メモリの監視を行うメモリ監視装置に関し、特にランダ
ムリード時に出力データとして固定データを出力する機
能を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、Nワードのメモリに対
し、Nワード多重のデータについてシーケンシャルライ
トを行い、ランダムリードアドレスによってメモリから
ランダムリードを行わせることにより、上記メモリの監
視を行うメモリ監視装置にあっては、メモリ監視として
パリティ監視を行っている。さらに、メモリ監視装置に
おいては、Nワード多重のデータに対して固定データを
多重して出力する機能を有する場合がある。
【0003】この場合の固定データの多重は、ランダム
アドレスにNワードのメモリのアドレス以外のアドレス
をランダムリードアドレスとして使用することによっ
て、メモリからデータを読み出さずに行っている。
【0004】このように、メモリに対してNワードのシ
ーケンシャルライトとNワードのランダムリードを行わ
せるメモリ監視装置において、メモリ読み出しのための
ランダムアドレスから出力データとして固定データ出力
を指示するチェックアドレスを検出して、出力データに
固定データを出力する機能を有する、従来のメモリ監視
装置を図3に示す。
【0005】図3において、パリティビット発生回路1
6は、K(K≧1、Kは整数で以下同様とする)ビット
の入力データ信号IDに1ビットの垂直パリティを発生
付加してK+1ビットのパリティ付データ信号PDとし
て出力する。メモリ17は、ライトイネーブル信号RE
のレベルに応じて書込み状態、読出し状態に設定され、
後述のリード/ライトアドレス選択回路23からのリー
ド/ライトアドレス信号R/WAとクロック信号CLK
によりNワード分のK+1ビットのパリティ付データ信
号PDの書込み、メモリ読出しデータ信号MRDの読出
しを行う。
【0006】パリティ検出回路18は、メモリ17から
出力されるK+1ビットのメモリ読出しデータ信号MR
Dのパリティ監視を行い、その監視結果であるパリティ
監視信号PCとKビットのパリティ検出データ信号PD
Dを出力する。
【0007】チェックアドレス検出回路20は、ランダ
ムリードアドレス信号RRAがメモリ17のアドレスを
表さないチェックアドレス信号とメモリ17のアドレス
を表すメモリアドレス信号のどちらであるかを検出す
る。そして、ランダムリードアドレス信号RRAがチェ
ックアドレス信号の場合、チェックアドレス検出回路2
0はリードアドレス選択信号RASを出力すると共に、
ランダムリードアドレス信号RRAをランダムアドレス
信号RAAとして出力する。また、ランダムリードアド
レス信号RRAがメモリアドレス信号の場合、チェック
アドレス検出回路20はリードアドレス選択信号RAS
を出力せずに、ランダムリードアドレス信号RRAをそ
のままランダムアドレス信号RAAとして出力する。
【0008】リード/ライトアドレス選択回路23は、
ライトイネーブル信号WEによってランダムリードかシ
ーケンシャルライトかを判別し、ランダムリードの場合
にはランダムアドレス信号RAAを、シーケンシャルラ
イトの場合にはシーケンシャルライトアドレス信号SW
Aを選択して、メモリ17へリード/ライトアドレス信
号R/WAとして出力する。
【0009】固定データ挿入回路19は、チェックアド
レス検出回路20からリードアドレス選択信号RASが
出力された場合に、固定データを出力データ信号ODと
して出力し、チェックアドレス検出回路20からリード
アドレス選択信号RASが出力されない場合には、パリ
ティ検出回路18の出力されるパリティ検出データ信号
PDDを出力データ信号ODとして出力する。
【0010】すなわち、上記構成によるメモリ監視装置
では、Kビットの入力データ信号IDは、パリティビッ
ト発生回路16において1ビットの垂直パリティが付加
され、K+1ビットのパリティ付データ信号PDとして
メモリ17へ送られる。
【0011】ここで、メモリ17へのシーケンシャルラ
イト及びランダムリードは、Nワード毎に交互に行われ
る。つまり、最初にシーケンシャルライトが行われ、シ
ーケンシャルライトの終了後、次はランダムリードが行
われる。そして、ランダムリードの終了後、次はシーケ
ンシャルライトが行われる。
【0012】最初に実行されるシーケンシャルライトで
は、リード/ライトアドレス選択回路23は、ライトイ
ネーブル信号WEに基づいてシーケンシャルライトアド
レス信号SWAを選択し、リード/ライトアドレス信号
R/WAとしてメモリ17に送る。このとき、メモリ1
7はライトイネーブル信号WEによって書込み状態とな
り、クロック信号CLKとリード/ライトアドレス信号
R/WAに基づいてパリティ発生回路16からのK+1
ビットのパリティ付データ信号PDを書き込んでいく。
【0013】次に実行されるランダムリードでは、リー
ド/ライトアドレス選択回路23は、ライトイネーブル
信号WEに基づいてチェックアドレス検出回路20から
出力されるランダムアドレス信号RAAを選択し、リー
ド/ライトアドレス信号R/WAとして出力する。この
とき、メモリ17はライトイネーブル信号WEによって
読出し状態となり、クロック信号CLKとリード/ライ
トアドレス信号R/WAに基づいて、記憶されているK
+1ビットのメモリ読出しデータ信号MRDを読み出し
ていく。
【0014】ここで、ランダムリードアドレス信号RR
Aは、メモリ17のランダムリードを行うためのメモリ
アドレス信号と出力データ信号5に固定データの出力さ
せるためのチェックアドレス信号のどちらかである。メ
モリアドレス信号はNワードのメモリ17のどこかのア
ドレスを表している。一方、チェックアドレス信号は、
Nワード以外のアドレスで、出力データ信号ODとして
固定データを出力させることを表している。
【0015】すなわち、上記ランダムリードアドレス信
号RRAがチェックアドレス検出回路20に入力される
と、チェックアドレス信号かメモリアドレス信号かの確
認が行われる。
【0016】ランダムリードアドレス信号RRAがチェ
ックアドレス信号の場合には、チェックアドレス検出回
路20はリードアレドス選択信号RASを固定データ挿
入回路19へ出力し、ランダムリードアドレス信号RR
Aをそのままランダムアドレス信号RAAとして出力す
る。この場合、ランダムアドレス信号RAAがメモリ1
7のNワードのアドレス以外のアドレスを表しているた
め、メモリ17のランダムリードは行われない。
【0017】また、ランダムリードアドレス信号RRA
がメモリアドレス信号の場合には、チェックアドレス検
出回路20はリードアドレス選択信号RASを出力せ
ず、ランダムリードアドレス信号RRAをそのままラン
ダムアドレス信号RAAとして出力する。この場合、ラ
ンダムアドレス信号RAAがメモリ17のNワードのア
ドレスのどれかを表しているため、メモリ17のランダ
ムリードが行われ、メモリ17からK+1ビットのメモ
リ読出しデータ信号MRDが読出し出力される。
【0018】メモリ17から読み出されたK+1ビット
のメモリ読出しデータ信号MRDはパリティ検出回路1
8に送られ、Kビットの垂直パリティとパリティビット
の一致、不一致の監視を受ける。パリティ検出回路18
はその監視結果であるパリティ監視信号PCとKビット
のパリティ検出データ信号PDDを出力する。
【0019】このパリティ検出データ信号PDDは固定
データ挿入回路19に送られる。この固定データ挿入回
路19は、チェックアドレス検出回路20からリードア
ドレス選択信号RASが出力されている場合には、固定
データを出力データ信号ODとして出力し、リードアド
レス選択信号RASが出力されていない場合には、パリ
ティ検出回路18から出力されるパリティ検出データ信
号PDDを出力データ信号ODとして出力する。
【0020】しかしながら、上記のようにメモリに対し
てNワードのシーケンシャルライトとNワードのランダ
ムリードを行わせてメモリの監視を行うメモリ監視装置
において、メモリ読み出しのためのランダムリードアド
レス信号から出力データとして固定データを出力させる
ことを表わす固定データ出力アドレスを検出し、出力デ
ータとして固定データを出力する機能を有する場合、ラ
ンダムリードアドレス信号から固定データを出力させる
ことを表わすアドレスが検出された場合にメモリの監視
が行われないという問題点があった。
【0021】ここで、先行技術として、例えば特開平2
−96256号公報(以下、先行技術1と称する)に
は、パリティ生成/チェック回路等を設け、パリティエ
ラー発生の場合に強制的にメモリリード信号、メモリラ
イト信号を禁止することにより、プロセッサが暴走した
場合でもメモリ内容の破壊を防止できるようにした「メ
モリ監視回路」が開示されている。
【0022】また、特開昭63−173148号公報
(以下、先行技術2と称する)には、データ制御信号を
受けて動作する双方向バッファとパリティ制御信号を受
けて動作する双方向バッファとを設けることにより、プ
ログラム転送とDMA転送の生成、管理を可能にした
「メモリパリティ生成/監視回路」が開示されている。
【0023】さらに、特開昭58−88898号公報
(以下、先行技術3と称する)には、PROMチップ単
位ごとにその内容を数値として合計値を出して予め記憶
されている合計値と比較してその良否を判定することに
より、PROMの故障検出を簡単な構成で行うことので
きる「メモリ監視回路」が開示されている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、N
ワードのシーケンシャルライトとNワードのランダムリ
ードを行うと共に、メモリ読み出しのためのランダムリ
ードアドレス信号から固定データ出力を指示するチェッ
クアドレスを検出し、出力データとして固定データを出
力する機能を有する従来のメモリ監視装置では、ランダ
ムリードアドレス信号からチェックアドレスが検出され
た場合にメモリの監視が行われず、故障検出率が低下す
るという問題点があった。
【0025】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、チェックアドレス検出による固定データ
出力時でもメモリの監視を行い、故障検出率が高いメモ
リ監視装置を提供することを目的とする。
【0026】ここで、上記先行技術1は、パリティチェ
ックによるメモリ内容の破壊防止を目的とする「メモリ
監視回路」の発明を開示するものであって、本発明のよ
うに固定データ挿入時のメモリ監視を実現する技術思想
については何ら開示していない。
【0027】また、上記先行技術2は、プログラム転送
とDAM転送の生成、管理を可能にした「メモリパリテ
ィ生成/監視回路」の発明を開示するものであって、先
行技術1と同様に、本発明の固定データ挿入時のメモリ
監視を実現する技術思想については何ら開示していな
い。
【0028】さらに、上記先行技術3は、PROMの故
障検出を行う「メモリ監視回路」の発明を開示するもの
であって、先行技術1と同様に、本発明の固定データ挿
入時のメモリ監視を実現する技術思想については何ら開
示していない。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ライトイネーブル信号によってリード状
態、ライト状態に切替制御され、K+1ビット(K≧
1、Kは整数)のパリティ付データ信号をNワード(N
≧1、Nは整数)記憶するメモリに対してNワードのシ
ーケンシャルライトとNワードのランダムリードを行わ
せ、メモリ読み出しのためのランダムリードアドレス信
号から出力データとして固定データ出力を指示するチェ
ックアドレスを検出して、出力データとして固定データ
を出力する機能を有するメモリ監視装置において、Kビ
ットの入力データ信号に1ビットの垂直パリティを発生
し、前記K+1ビットのパリティ付データ信号を前記メ
モリに供給するパリティビット発生回路と、前記ランダ
ムリードアドレス信号が供給され、当該ランダムリード
アドレス信号が前記メモリのアドレスを表さないチェッ
クアドレス信号と前記メモリのアドレスを表すメモリア
ドレス信号のどちらであるかを検出し、前記ランダムリ
ードアドレス信号が前記チェックアドレス信号の場合に
はリードアドレス選択信号を出力すると共に前記ランダ
ムリードアドレス信号をそのままランダムアドレス信号
として出力し、前記ランダムリードアドレス信号が前記
メモリアドレス信号の場合にリードアドレス選択信号を
出力せずに前記ランダムリードアドレス信号をそのまま
ランダムアドレス信号として出力するチェックアドレス
検出回路と、前記メモリを読み出すためのアドレスであ
るチェックリードアドレス信号を発生するチェックリー
ドアドレス発生回路と、前記チェックアドレス検出回路
から出力されるランダムアドレス信号と前記チェックア
ドレス発生回路から出力されるチェックリードアドレス
信号を前記チェックアドレス検出回路から出力されるリ
ードアドレス選択信号に応じて切り替えてリードアドレ
ス信号として出力するリードアドレス選択回路と、この
リードアドレス選択回路から出力されるリードアドレス
信号とシーケンシャルライトアドレス信号が供給され、
前記ライトイネーブル信号に基づいて、リードアドレス
信号とシーケンシャルライトアドレス信号のいずれか一
方を選択して、前記メモリにリード/ライトアドレス信
号として出力するリード/ライトアドレス選択回路と、
前記メモリから読み出されるK+1ビットのメモリ読出
しデータ信号のパリティ監視を行って、その監視結果を
表わすパリティ監視信号とKビットのパリティ検出デー
タ信号を出力するパリティ検出回路と、前記チェックア
ドレス検出回路が前記リードアドレス選択信号を出力し
た場合に固定データを出力データ信号として出力し、前
記チェックアドレス検出回路が前記リードアドレス選択
信号を出力しない場合には前記パリティ検出回路から出
力されるパリティ検出データ信号を出力データ信号とし
て出力する固定データ挿入回路とを具備するように構成
した。
【0030】また、本発明は、0面ライトイネーブル信
号によってリード状態、ライト状態に切替制御され、K
+1ビット(K≧1、Kは整数)のパリティ付データ信
号をNワード(N≧1、Nは整数)記憶する0面メモリ
と、1面ライトイネーブル信号によってリード状態、ラ
イト状態に切替制御され、前記K+1ビットのパリティ
付入力データ信号をNワード記憶する1面メモリとを有
するダブルバッファ型メモリ装置に対してNワードのシ
ーケンシャルライトとNワードのランダムリードを行わ
せ、メモリ読み出しのためのランダムリードアドレス信
号から出力データとして固定データ出力を指示するチェ
ックアドレスを検出して、出力データとして固定データ
を出力する機能を有するメモリ監視装置において、Kビ
ットの入力データ信号に1ビットの垂直パリティを発生
し、前記K+1ビットのパリティ付データ信号を前記ダ
ブルバッファ型メモリ装置に供給するするパリティビッ
ト発生回路と、前記ランダムリードアドレス信号が供給
され、当該ランダムリードアドレス信号が前記0面メモ
リまたは1面メモリのアドレスを表さないチェックアド
レス信号と前記0面メモリまたは1面メモリのアドレス
を表すメモリアドレス信号のどちらであるかを検出し、
前記ランダムリードアドレス信号が前記チェックアドレ
ス信号の場合にはリードアドレス選択信号を出力すると
共に前記ランダムリードアドレス信号をそのままランダ
ムアドレス信号として出力し、前記ランダムリードアド
レス信号が前記メモリアドレス信号の場合にはリードア
ドレス選択信号を出力せずに前記ランダムリードアドレ
ス信号をそのままランダムアドレス信号として出力する
チェックアドレス検出回路と、前記0面メモリまたは前
記1面メモリを読み出すためのアドレスであるチェック
リードアドレス信号を発生するチェックリードアドレス
発生回路と、前記チェックアドレス検出回路から出力さ
れるランダムアドレス信号と前記チェックアドレス発生
回路から出力されるチェックリードアドレス信号を前記
チェックアドレス検出回路から出力されるリードアドレ
ス選択信号に応じて切り替えてリードアドレス信号とし
て出力するリードアドレス選択回路と、このリードアド
レス選択回路から出力されるリードアドレス信号とシー
ケンシャルライトアドレス信号が供給され、前記0面ラ
イトイネーブル信号に基づいて、リードアドレス信号と
シーケンシャルライトアドレス信号のいずれか一方を選
択して、前記0面メモリに0面リード/ライトアドレス
信号として出力する0面リード/ライトアドレス選択回
路と、前記リードアドレス選択回路から出力されるリー
ドアドレス信号とシーケンシャルライトアドレス信号が
供給され、前記1面ライトイネーブル信号に基づいて、
リードアドレス信号とシーケンシャルライトアドレス信
号のいずれか一方を選択して、前記1面メモリに1面リ
ード/ライトアドレス信号として出力する1面リード/
ライトアドレス選択回路と、前記0面メモリから読み出
されるK+1ビットの0面読出しデータ信号と前記1面
メモリから読み出されるK+1ビットの1面読出しデー
タ信号のどちらか一方をメモリ面選択信号に応じて選択
して面選択データ信号として出力するメモリ面選択回路
と、前記メモリ面選択回路の出力するK+1ビットの面
選択データ信号のパリティ監視を行って、その監視結果
を表わすパリティ監視信号とKビットのパリティ検出デ
ータ信号を出力するパリティ検出回路と、前記チェック
アドレス検出回路が前記リードアドレス選択信号を出力
した場合に固定データを出力データ信号として出力し、
前記チェックアドレイ検出回路が前記リードアドレス選
択信号を出力しない場合には前記パリティ検出回路から
出力されるパリティ検出データ信号を出力データ信号と
して出力する固定データ挿入回路とを具備した。
【0031】
【作用】上記構成によるメモリ監視装置では、チェック
アドレス検出回路でランダムリードアドレス信号からチ
ェックアドレスを検出したとき、出力データとして固定
データ挿入回路から固定データを出力する機能を有する
場合に、チェックリードアドレス発生回路でメモリのデ
ータ読出し用アドレスであるチェックリードアドレス信
号を発生しておき、チェックアドレス検出時には、リー
ドアドレス選択回路でチェックリードアドレス信号を選
択させ、リードアドレス信号とすることで、メモリのラ
ンダムリードを実行させ、そのリード出力のパリティ監
視を行うようにした。さらに、上記の処理構成をダブル
バッファ型メモリ装置にも適用した。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明する。
【0033】図1は対象とするメモリ装置が1面の場合
の実施例を示すブロック図である。尚、図1において、
図3と同一部分には同一符号を付してその説明は省略
し、ここでは異なる部分を中心に述べる。
【0034】図1に示すメモリ監視装置は、さらにチェ
ックリードアドレス発生回路21と、リードアドレス選
択回路22を有している。
【0035】チェックリードアドレス発生回路21は、
メモリ17からデータを読み出すためのアドレスである
チェックリードアドレス信号CRAを発生する。リード
アドレス選択回路22は、チェックアドレス検出回路2
0から出力されるランダムアドレス信号RAAとチェッ
クリードアドレス発生回路21から出力されるチェック
リードアドレス信号CRAのいずれか一方を、チェック
アドレス検出回路20から出力されるリードアドレス選
択信号RASに基づいて選択し、リードアドレス信号R
EAとして出力する。
【0036】この場合、リードライトアドレス選択回路
23は、ランダムリードの場合のリードアドレス選択回
路22から出力されるリードアドレス信号REAとシー
ケンシャルライトの場合のシーケンシャルライトアドレ
ス信号SWAを入力し、ライトイネーブル信号WEに基
づいていずれか一方を選択して、リード/ライトアドレ
ス信号R/WAとしてメモリ17へ出力する。
【0037】上記構成において、以下その動作を説明す
る。
【0038】まず、Kビットの入力データ信号IDは、
パリティビット発生回路16において1ビットの垂直パ
リティが付加され、K+1ビットのパリティ付データ信
号PDとしてメモリ17へ送られる。
【0039】ここで、メモリ17へのシーケンシャルラ
イトとランダムリードは、Nワード毎に交互に行われ
る。
【0040】シーケンシャルライトの場合、リードライ
トアドレス選択回路23は、ライトイネーブル信号WE
に基づいてシーケンシャルライトアドレス信号SWAを
選択し、リード/ライトアドレス信号R/WAとしてメ
モリ17に送る。このとき、メモリ17はライトイネー
ブル信号WEによって書込み状態となり、クロック信号
CLKとリード/ライトアドレス信号R/WAに基づい
てパリティビット発生回路16からのK+1ビットのパ
リティ付データ信号PDを書き込んでいく。
【0041】ランダムリードの場合、リードライトアド
レス選択回路23は、ライトイネーブル信号WEに基づ
いてチェックアドレス検出回路20から出力されるラン
ダムアドレス信号RRAを選択し、リード/ライトアド
レス信号R/WAとして出力する。このとき、メモリ1
7はライトイネーブル信号WEによって読出し状態とな
り、クロック信号CLKとリード/ライトアドレス信号
R/WAに基づいて、記憶されているK+1ビットのメ
モリ読出しデータ信号MRDを読み出していく。
【0042】一方、チェックリードアドレス発生回路2
1はメモリ17からデータを読み出すためのチェックリ
ードアドレス信号CRAを常時発生している。また、リ
ードアドレス選択回路22は、チェックアドレス検出回
路20の出力するリードアドレス選択信号RASに基づ
いて、チェックアドレス検出回路20から出力されるラ
ンダムアドレス信号RAAとチェックリードアドレス発
生回路21から出力されるチェックリードアドレス信号
CRAのどちらか一方を選択して、リードアドレス信号
REAとして出力する。
【0043】ここで、ランダムリードアドレス信号RR
Aは、前述したように、メモリ17のランダムリードを
行うためのメモリアドレス信号と出力データ信号ODに
固定データの出力させるためのチェックアドレス信号の
どちらかである。メモリアドレス信号は、Nワードのメ
モリ17のどこかのアドレスを表し、チェックアドレス
信号は、Nワード以外のアドレスで、出力データ信号O
Dとして固定データを出力させることを表している。
【0044】チェックアドレス検出回路20は、上記ラ
ンダムリードアドレス信号RRAが入力されると、チェ
ックアドレス信号とメモリアドレス信号のどちらである
か確認し、ランダムリードアドレス信号RRAをそのま
まランダムアドレス信号RAAとしてリードアドレス選
択回路22へ出力する。さらに、ランダムリードアドレ
ス信号RRAがチェックアドレス信号の場合には、リー
ドアドレス選択信号RASをリードアドレス選択回路2
2と固定データ挿入回路19へ出力する。
【0045】リードアドレス選択回路22は、上記チェ
ックアドレス検出回路20からリードアドレス選択信号
RASを受けると、チェックリードアドレス発生回路2
1から出力されるチェックリードアドレス信号CRAを
リードアドレス信号REAとして出力する。この場合、
リードアドレス信号REAはメモリ17のNワードのア
ドレスを表すため、メモリ17のランダムリードが行わ
れる。
【0046】また、リードアドレス選択回路22は、リ
ードアドレス選択信号RASが与えられない場合(ラン
ダムリードアドレス信号RRAがメモリアドレス信号の
場合)、チェックアドレス検出回路20から出力される
ランダムアドレス信号RAAをリードアドレス信号RE
Aとして出力する。この場合もリードアドレス信号RE
Aはメモリ17のNワードのアドレスのどれかを表すた
め、メモリ17のランダムリードが行われる。
【0047】ここで、チェックアドレス検出回路20に
おいて、ランダムリードアドレス信号RRAからチェッ
クアドレス信号が検出され、リードアドレス選択信号R
ASが出力されている場合には、固定データ挿入回路1
9は固定データを出力データ信号ODとして出力する。
【0048】このとき、メモリ17に対しては、リード
/ライトアドレス選択回路23から出力されるリード/
ライトアドレス信号R/EAによってランダムリードが
行われ、メモリ読出しデータ信号MRDとして出力さ
れ、パリティ検出回路18においてパリティビットの検
出が行われる。
【0049】チェックアドレス検出回路20がリードア
ドレス選択信号RASを出力しない場合には、固定デー
タ挿入回路19はパリティ検出回路18から出力される
パリティ検出データ信号PDDを出力データ信号ODと
して出力する。
【0050】したがって、上記構成によるメモリ監視装
置は、ランダムリードアドレス信号RRAからチェック
アドレス信号が検出された場合でも、メモリ17のラン
ダムリードを実行しているので、パリティビット検出に
よるメモリ17の監視を行うことができ、これによって
故障検出率を向上させることができる。
【0051】図2は対象とするメモリ装置が2面の場合
の実施例を示すブロック図である。尚、図2において、
図1、図3と同一部分には同一符号を付してその説明は
省略し、ここでは異なる部分を中心に述べる。
【0052】図2に示すメモリ監視装置は、図1のメモ
リ17に代わって0面メモリ17−0及び1面メモリ1
7−1を備え、また図1のリード/ライトアドレス選択
回路23に代わって0面リード/ライトアドレス選択回
路23−0及び1面リード/ライトアドレス選択回路2
3−1を備え、さらにメモリ面選択回路34を備えてい
る。
【0053】上記0面メモリ17−0及び1面メモリ1
7−1は、いずれもパリティビット発生回路16から出
力されるK+1ビットのパリティ付データ信号PDをN
ワード分記憶するものである。
【0054】但し、0面メモリ17−0は0面ライトイ
ネーブル信号WE0のレベルに応じて書込み状態、読出
し状態に設定され、後述の0面リード/ライトアドレス
選択回路23−0からの0面リード/ライトアドレス信
号R/WA0とクロック信号CLKによりNワード分の
K+1ビットのパリティ付データ信号PDの書込み、0
面読出しデータ信号RD0の読出しを行う。
【0055】また、1面メモリ17−1は1面ライトイ
ネーブル信号WE1のレベルに応じて書込み状態、読出
し状態に設定され、後述の1面リード/ライトアドレス
選択回路23−1からの0面リード/ライトアドレス信
号R/WA1とクロック信号CLKによりNワード分の
K+1ビットのパリティ付データ信号PDの書込み、1
面読出しデータ信号RD1の読出しを行う。
【0056】メモリ面選択回路34は、メモリ面選択信
号WSに基づいて、0面メモリ17−0から出力される
0面読出しデータ信号RD0と1面メモリ17−1から
出力される1面読出しデータ信号RD1のどちらか一方
を選択して、面選択データ信号SDとして出力する。こ
の面選択データ信号SDは前述のパリティ検出回路18
に送られる。
【0057】0面リード/ライトアドレス選択回路23
−0は、0面ライトイネーブル信号WE0によって0面
メモリ17−0に対するランダムリードかシーケンシャ
ルライトかを判別し、ランダムリードの場合にはリード
アドレス信号REAを、シーケンシャルライトの場合に
はシーケンシャルライトアドレス信号SWAを選択し
て、0面メモリ17−0へ0面リード/ライトアドレス
信号R/WA0として出力する。
【0058】1面リード/ライトアドレス選択回路23
−1は、1面ライトイネーブル信号WE1によって1面
メモリ17−1に対するランダムリードかシーケンシャ
ルライトかを判別し、ランダムリードの場合にはリード
アドレス信号REAを、シーケンシャルライトの場合に
はシーケンシャルライトアドレス信号SWAを選択し
て、1面メモリ17−1へ1面リード/ライトアドレス
信号R/WA1として出力する。
【0059】上記構成において、以下その動作について
説明する。
【0060】まず、Kビットの入力データ信号IDは、
パリティビット発生回路16において1ビットの垂直パ
リティが付加され、K+1ビットのパリティ付データ信
号PDとして0面メモリ17−0及び1面メモリ17−
1に送られる。
【0061】ここで、0面メモリ17−0と1面メモリ
17−1へのシーケンシャルライト及びランダムリード
は、Nワード毎に交互に行われる。つまり、最初に0面
メモリ17−0のシーケンシャルライトが行われ、この
シーケンシャルライトの終了後、次は0面メモリ17−
0のランダムリードが行われる。0面メモリ17−0の
ランダムリード終了後、次は1面メモリ17−1のシー
ケンシャルライトが行われ、このシーケンシャルライト
の終了後、次は1面メモリ17−1のランダムリードが
行われる。
【0062】1面メモリ17−1のシーケンシャルライ
トを行っている間は、0面メモリ17−0側ではランダ
ムリードが行われる。また、1面メモリ17−1のラン
ダムリードを行っている間は、0面メモリ17−0側で
はシーケンシャルライトが行われる。以後、同様に、0
面メモリ17−0及び1面メモリ17−1ともシーケン
シャルライトとランダムリードを繰返し実行させる。
【0063】0面メモリ17−0側がシーケンシャルラ
イトの場合、0面リード/ライトアドレス選択回路23
−0は、0面ライトイネーブル信号WE0によってシー
ケンシャルライトアドレス信号SWAを選択し、0面リ
ード/ライトアドレス信号R/WA0として出力する。
これにより、パリティビット発生回路16から出力され
るNワード分のK+1ビットのパリティ付データ信号P
Dが0面メモリ17−0に記憶される。
【0064】このとき、1面メモリ17−1側はランダ
ムリードとなっており、1面リード/ライトアドレス選
択回路23−1は1面ライトイネーブル信号WE1によ
ってリードアドレス信号REAを選択し、1面リード/
ライトアドレス信号R/WA1として出力する。これに
より、1面メモリ17−1からNワード分のK+1ビッ
トの1面読出しデータ信号RD1が読み出される。
【0065】このとき、リードアドレス選択回路22
は、チェックアドレス検出回路20から出力されるリー
ドアドレス選択信号RASに基づいて、チェックアドレ
ス検出回路20から出力されるランダムアドレス信号R
AAとチェックリードアドレス発生回路21から出力さ
れるチェックリードアドレス信号CRAのどちらか一方
を選択して、リードアドレス信号REAとして出力す
る。
【0066】ここで、ランダムリードアドレス信号RR
Aは、0面メモリ17−0または1面メモリ17−1の
ランダムリードを行うメモリアドレス信号と出力データ
信号ODに固定データの出力を表すチェックアドレス信
号のどちらかである。メモリアドレス信号は、Nワード
の0面メモリ17−0または1面メモリ17−1のどこ
かのアドレスを表している。一方、チェックアドレス信
号は、Nワード以外のアドレスで、出力データ信号OD
に対して固定データを出力させることを表わしている。
【0067】このランダムリードアドレス信号RRAが
チェックアドレス検出回路20に入力されると、チェッ
クアドレス信号とメモリアドレス信号とのどちらである
かの確認が行われる。ランダムリードアドレス信号RR
Aはそのままランダムアドレス信号RAAとしてリード
アドレス選択回路22に出力される。
【0068】ランダムリードアドレス信号RRAがチェ
ックアドレス信号の場合、チェックアドレス検出回路2
0は、リードアドレス選択信号RASをリードアドレス
選択回路22と固定データ挿入回路19へ出力する。こ
のとき、リードアドレス選択回路22は、チェックリー
ドアドレス発生回路21から出力されるチェックリード
アドレス信号CRAをリードアドレス信号REAとして
出力する。この場合、リードアドレス信号REAは1面
メモリ17−1のNワードのアドレスを表すため、1面
メモリ17−1のランダムリードが行われる。
【0069】また、ランダムリードアドレス信号RRA
がメモリアドレス信号の場合、チェックアドレス検出回
路20からリードアドレス選択信号RASが出力されな
いため、リードアドレス選択回路22はチェックアドレ
ス検出回路20から出力されるランダムアドレス信号R
AAをリードアドレス信号REAとして出力する。この
場合、リードアドレス信号REAは1面メモリ17−1
のNワードのアドレスのどれかを表すため、1面メモリ
17−1のランダムリードが行われる。
【0070】メモリ面選択回路34は、メモリ面選択信
号MSに応じて、ランダムリードの行われた1面メモリ
17−1から出力される1面読出しデータ信号RD1を
選択し、面選択データ信号SDとしてパリティ検出回路
18に出力する。
【0071】このパリティ検出回路18は、メモリ面選
択回路34から出力されるK+1ビットの面選択データ
信号SDについて、Kビットの垂直パリティとパリティ
ビットとの一致、不一致を監視し、その監視結果をパリ
ティ監視信号PCとして出力すると共に、Kビットのパ
リティ検出データ信号PDDとして固定データ挿入回路
19に出力する。
【0072】この固定データ挿入回路19は、チェック
アドレス検出回路20からリードアドレス選択信号PA
Sが出力されるとき、固定データを出力データ信号OD
として出力する。
【0073】この場合、1面メモリ17−1に対して
は、1面リード/ライトアドレス選択回路23−1から
出力される1面リード/ライトアドレス信号R/WA1
によってランダムリードが行われ、1面メモリ17−1
から1面読出しデータ信号RD1が出力される。そし
て、メモリ面選択回路34においてメモリ面選択信号M
Sに基づき1面読出しデータ信号RD1が選択され、面
選択データ信号SDとしてパリティ検出回路18におい
てパリティ検出が行われる。
【0074】また、チェックアドレス検出回路20から
リードアドレス選択信号RASが出力されない場合に
は、固定データ挿入回路19は、パリティ検出回路18
から出力されるパリティ検出データ信号PDDを出力デ
ータ信号ODとして出力する。
【0075】次に、0面メモリ17−0と1面メモリ1
7−1へのシーケンシャルライトとランダムリードが切
り替わり、0面メモリ17−0側がランダムリードとな
った場合、0面リード/ライトアドレス選択回路23−
0は、0面ライトイネーブル信号WE0によってリード
アドレス信号REAを選択し、0面リード/ライトアド
レス信号R/WA1として出力する。これにより、0面
メモリ17−0からNワード分のK+1ビットの0面読
出しデータ信号RD0が読み出される。
【0076】このとき、1面メモリ17−1側はシーケ
ンシャルライトとなっており、1面リード/ライトアド
レス選択回路23−1は1面ライトイネーブル信号WE
1によってシーケンシャルライトアドレス信号SWAを
選択し、1面リード/ライトアドレス信号R/WA1と
して出力する。これにより、パリティビット発生回路1
6から出力されるNワード分のK+1ビットのパリティ
付データ信号PDが1面メモリ17−1に記憶される。
【0077】0面メモリ17−0のランダムリードは、
1面メモリ17−1の場合と同様に行われる。ここで、
ランダムリードアドレス信号RRAがチェックアドレス
信号の場合、チェックアドレス検出回路20は、リード
アドレス選択信号RASをリードアドレス選択回路22
と固定データ挿入回路19へ出力する。このとき、リー
ドアドレス選択回路22は、チェックリードアドレス発
生回路21から出力されるチェックリードアドレス信号
CRAをリードアドレス信号REAとして出力する。こ
の場合、リードアドレス信号REAは0面メモリ17−
0のNワードのアドレスを表すため、0面メモリ17−
0のランダムリードが行われる。
【0078】また、ランダムリードアドレス信号RRA
がメモリアドレス信号の場合、チェックアドレス検出回
路20からリードアドレス選択信号RASが出力されな
いため、リードアドレス選択回路22はチェックアドレ
ス検出回路20から出力されるランダムアドレス信号R
AAをリードアドレス信号REAとして出力する。この
場合、リードアドレス信号REAは0面メモリ17−0
のNワードのアドレスのどれかを表すため、0面メモリ
17−0のランダムリードが行われる。
【0079】メモリ面選択回路34は、メモリ面選択信
号MSに応じて、ランダムリードの行われた0面メモリ
17−0から出力される0面読出しデータ信号RD0を
選択し、面選択データ信号SDとしてパリティ検出回路
18に出力する。
【0080】このパリティ検出回路18は、メモリ面選
択回路34から出力されるK+1ビットの面選択データ
信号SDについて、Kビットの垂直パリティとパリティ
ビットとの一致、不一致を監視し、その監視結果をパリ
ティ監視信号PCとして出力すると共に、Kビットのパ
リティ検出データ信号PDDとして固定データ挿入回路
19に出力する。
【0081】この固定データ挿入回路19は、チェック
アドレス検出回路20からリードアドレス選択信号RA
Sが出力されるとき、固定データを出力データ信号OD
として出力する。
【0082】この場合、0面メモリ17−0に対して
は、1面リード/ライトアドレス選択回路17−1から
出力される1面リード/ライトアドレス信号R/WA1
によってランダムリードが行われ、0面メモリ17−0
から0面読出しデータ信号RD0が出力される。そし
て、メモリ面選択回路34においてメモリ面選択信号M
Sに基づき0面読出しデータ信号RD0が選択され、面
選択データ信号SDとしてパリティ検出回路18におい
てパリティ検出が行われる。
【0083】また、チェックアドレス検出回路20から
リードアドレス選択信号RASが出力されない場合に
は、固定データ挿入回路19は、パリティ検出回路18
から出力されるパリティ検出データ信号PDDを出力デ
ータ信号ODとして出力する。
【0084】したがって、上記のようにメモリ装置が2
面構成の場合においても、ランダムリードアドレス信号
RRAからチェックアドレス信号が検出された場合に、
メモリ17−0,17−1のランダムリードを実行して
いるので、パリティ検出によるメモリ17−0,17−
1の監視を行うことができ、これによって故障検出率を
向上させることができる。
【0085】尚、上述した実施例ではメモリ装置が1面
の場合と2面の場合について説明したが、さらに3面以
上の場合でも全く同様に実施可能である。その他、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形しても同様に実
施可能であることはいうまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、チ
ェックアドレス検出による固定データ出力時でもメモリ
監視が行われ、故障検出率が高いメモリ監視装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるメモリ装置が1面構
成の場合のメモリ監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の一実施例によるメモリ装置が2面構
成の場合のメモリ監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のメモリ監視装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
16 パリティビット発生回路 17 メモリ 17−0 0面メモリ 17−1 1面メモリ 18 パリティ検出回路 19 固定データ挿入回路 20 チェックアドレス検出回路 21 チェックリードアドレス発生回路 22 リードアドレス選択回路 23 リード/ライトアドレス選択回路 23−0 0面リード/ライトアドレス選択回路 23−1 1面リード/ライトアドレス選択回路 34 メモリ面選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライトイネーブル信号(WE)によって
    リード状態、ライト状態に切替制御され、K+1ビット
    (K≧1、Kは整数)のパリティ付データ信号(PD)
    をNワード(N≧1、Nは整数)記憶するメモリ(1
    7)に対してNワードのシーケンシャルライトとNワー
    ドのランダムリードを行わせ、メモリ読み出しのための
    ランダムリードアドレス信号(RRA)から出力データ
    として固定データ出力を指示するチェックアドレスを検
    出して、出力データとして固定データを出力する機能を
    有するメモリ監視装置において、 Kビットの入力データ信号(ID)に1ビットの垂直パ
    リティを発生し、前記K+1ビットのパリティ付データ
    信号(PD)を前記メモリ(17)に供給するパリティ
    ビット発生回路(16)と、 前記ランダムリードアドレス信号(RRA)が供給さ
    れ、当該ランダムリードアドレス信号(RRA)が前記
    メモリ(17)のアドレスを表さないチェックアドレス
    信号と前記メモリ(17)のアドレスを表すメモリアド
    レス信号のどちらであるかを検出し、前記ランダムリー
    ドアドレス信号(RRA)が前記チェックアドレス信号
    の場合にはリードアドレス選択信号(RAS)を出力す
    ると共に前記ランダムリードアドレス信号(RRA)を
    そのままランダムアドレス信号(RAA)として出力
    し、前記ランダムリードアドレス信号(RRA)が前記
    メモリアドレス信号の場合にリードアドレス選択信号
    (RAS)を出力せずに前記ランダムリードアドレス信
    号(RRA)をそのままランダムアドレス信号(RA
    A)として出力するチェックアドレス検出回路(20)
    と、 前記メモリ(17)を読み出すためのアドレスであるチ
    ェックリードアドレス信号(CRA)を発生するチェッ
    クリードアドレス発生回路(21)と、 前記チェックアドレス検出回路(20)から出力される
    ランダムアドレス信号(RAA)と前記チェックリード
    アドレス発生回路(21)から出力されるチェックリー
    ドアドレス信号(CRA)を前記チェックアドレス検出
    回路(20)から出力されるリードアドレス選択信号
    (RAS)に応じて切り替えてリードアドレス信号(R
    EA)として出力するリードアドレス選択回路(22)
    と、 このリードアドレス選択回路(22)から出力されるリ
    ードアドレス信号(REA)とシーケンシャルライトア
    ドレス信号(SWA)が供給され、前記ライトイネーブ
    ル信号(WE)に基づいて、リードアドレス信号(RE
    A)とシーケンシャルライトアドレス信号(SWA)の
    いずれか一方を選択して、前記メモリ(17)にリード
    /ライトアドレス信号(R/WA)として出力するリー
    ド/ライトアドレス選択回路(23)と、 前記メモリ(17)から読み出されるK+1ビットのメ
    モリ読出しデータ信号(MRD)のパリティ監視を行っ
    て、その監視結果を表わすパリティ監視信号(PC)と
    Kビットのパリティ検出データ信号(PDD)を出力す
    るパリティ検出回路(18)と、 前記チェックアドレス検出回路(20)が前記リードア
    ドレス選択信号(RAS)を出力した場合に固定データ
    を出力データ信号(OD)として出力し、前記チェック
    アドレス検出回路(20)が前記リードアドレス選択信
    号(RAS)を出力しない場合には前記パリティ検出回
    路(18)から出力されるパリティ検出データ信号(P
    DD)を出力データ信号(OD)として出力する固定デ
    ータ挿入回路(19)とを具備すること特徴とするメモ
    リ監視装置。
  2. 【請求項2】 0面ライトイネーブル信号(WE0)に
    よってリード状態、ライト状態に切替制御され、K+1
    ビット(K≧1、Kは整数)のパリティ付データ信号
    (PD)をNワード(N≧1、Nは整数)記憶する0面
    メモリ(17−0)と、1面ライトイネーブル信号(W
    E1)によってリード状態、ライト状態に切替制御さ
    れ、前記K+1ビットのパリティ付入力データ信号(P
    D)をNワード記憶する1面メモリ(17−1)とを有
    するダブルバッファ型メモリ装置に対してNワードのシ
    ーケンシャルライトとNワードのランダムリードを行わ
    せ、メモリ読み出しのためのランダムリードアドレス信
    号(RRA)から出力データとして固定データ出力を指
    示するチェックアドレスを検出して、出力データとして
    固定データを出力する機能を有するメモリ監視装置にお
    いて、 Kビットの入力データ信号(ID)に1ビットの垂直パ
    リティを発生し、前記K+1ビットのパリティ付データ
    信号(PD)を前記ダブルバッファ型メモリ装置に供給
    するパリティビット発生回路(16)と、 前記ランダムリードアドレス信号(RRA)が供給さ
    れ、当該ランダムリードアドレス信号(RRA)が前記
    0面メモリ(17−0)または1面メモリ(17−1)
    のアドレスを表さないチェックアドレス信号と前記0面
    メモリ(17−0)または1面メモリ(17−1)のア
    ドレスを表すメモリアドレス信号のどちらであるかを検
    出し、前記ランダムリードアドレス信号(RRA)が前
    記チェックアドレス信号の場合にはリードアドレス選択
    信号(RAS)を出力すると共に前記ランダムリードア
    ドレス信号(RRA)をそのままランダムアドレス信号
    (RAA)として出力し、前記ランダムリードアドレス
    信号(RRA)が前記メモリアドレス信号の場合にはリ
    ードアドレス選択信号(RAS)を出力せずに前記ラン
    ダムリードアドレス信号(RRA)をそのままランダム
    アドレス信号(RAA)として出力するチェックアドレ
    ス検出回路(20)と、 前記0面メモリ(17−0)または前記1面メモリ(1
    7−1)を読み出すためのアドレスであるチェックリー
    ドアドレス信号(CRA)を発生するチェックリードア
    ドレス発生回路(21)と、 前記チェックアドレス検出回路(20)から出力される
    ランダムアドレス信号(RAA)と前記チェックリード
    アドレス発生回路(21)から出力されるチェックリー
    ドアドレス信号(CRA)を前記チェックアドレス検出
    回路(20)から出力されるリードアドレス選択信号
    (RAS)に応じて切り替えてリードアドレス信号(R
    EA)として出力するリードアドレス選択回路(22)
    と、 このリードアドレス選択回路(22)から出力されるリ
    ードアドレス信号(REA)とシーケンシャルライトア
    ドレス信号(SWA)が供給され、前記0面ライトイネ
    ーブル信号(WE0)に基づいて、リードアドレス信号
    (REA)とシーケンシャルライトアドレス信号(SW
    A)のいずれか一方を選択して、前記0面メモリ(17
    −0)に0面リード/ライトアドレス信号(R/WA
    0)として出力する0面リード/ライトアドレス選択回
    路(23−0)と、 前記リードアドレス選択回路(22)から出力されるリ
    ードアドレス信号(REA)とシーケンシャルライトア
    ドレス信号(SWA)が供給され、前記1面ライトイネ
    ーブル信号(WE1)に基づいて、リードアドレス信号
    (REA)とシーケンシャルライトアドレス信号(SW
    A)のいずれか一方を選択して、前記1面メモリ(17
    −1)に0面リード/ライトアドレス信号(R/WA
    1)として出力する1面リード/ライトアドレス選択回
    路(23−1)と、 前記0面メモリ(17−0)から読み出されるK+1ビ
    ットの0面読出しデータ信号(RD0)と前記1面メモ
    リ(17−1)から読み出されるK+1ビットの1面読
    出しデータ信号(RD1)のどちらか一方をメモリ面選
    択信号(MS)に応じて選択して面選択データ信号(S
    D)として出力するメモリ面選択回路(34)と、 前記メモリ面選択回路(34)の出力するK+1ビット
    の面選択データ信号(MS)のパリティ監視を行って、
    その監視結果を表わすパリティ監視信号(PC)とKビ
    ットのパリティ検出データ信号(PDD)を出力するパ
    リティ検出回路(18)と、 前記チェックアドレス検出回路(20)が前記リードア
    ドレス選択信号(RAS)を出力した場合に固定データ
    を出力データ信号(OD)として出力し、前記チェック
    アドレス検出回路(20)が前記リードアドレス選択信
    号(RAS)を出力しない場合には前記パリティ検出回
    路(18)から出力されるパリティ検出データ信号(P
    DD)を出力データ信号(OD)として出力する固定デ
    ータ挿入回路(19)とを具備すること特徴とするメモ
    リ監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001337912A (ja) * 2000-03-21 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 描画プロセッサおよび描画処理システム
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