JPH071752A - 印刷記録方法 - Google Patents

印刷記録方法

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JPH071752A
JPH071752A JP5324697A JP32469793A JPH071752A JP H071752 A JPH071752 A JP H071752A JP 5324697 A JP5324697 A JP 5324697A JP 32469793 A JP32469793 A JP 32469793A JP H071752 A JPH071752 A JP H071752A
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JP
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recording
ribbon
information
thermal transfer
panel
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JP5324697A
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English (en)
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A Zimmerman Steven
スティーブン・エー・ジンマーマン
J Rogers A Iv
エー・ジェイ・ロジャース,Iv
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Tektronix Inc
Original Assignee
Tektronix Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録リボン上のリボン特性に関する情報を予め
記録して、その情報記録装置に送り、その情報に従っ
て記録させる。 【構成】個々の記録リボンの記録特性に関する情報が、
この記録リボン上にエンコードされていることを印刷記
録装置に伝達する印刷記録方法において、(a)記録リ
ボン上の情報の有無を示すように構成されたリボン送り
部を設け、(b)記録リボン及びリボン送り部を印刷記
録装置に装着し、(c)印刷記録装置を作動させて、こ
のリボン送り部の形状に基づき、記録リボン上の情報の
有無を判定させ、(d)この情報がある場合には、印刷
記録装置にその情報を読み取る動作をさせ、(e)この
情報に従ってイメージを被記録媒体上に印刷記録するよ
うに印刷記録装置を調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージを、記録紙、
フィルム又は他の被記録媒体上に印刷記録するための方
法及び装置に関し、具体的には、記録媒体(例えばカラ
ー記録リボン等)からの情報を、この記録媒体が使用さ
れるプリンタに伝達するためのコンピュータ用の印刷記
録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】種々のコンピュータ用の印刷又は記録
(以下、単に「記録」ということがある。)技術が知ら
れている。最も一般的なものは、インパクト記録法、イ
ンクジェット記録法、電子写真(レーザ)記録法及び熱
転写記録法等である。
【0003】本明細書中に記載されている熱転写記録法
には、熱ワックス転写記録法だけでなく、熱染料拡散
(色素昇華)記録法も含まれる。更に本発明は、熱転写
記録への使用に関連して記載されているが、本発明の原
理は、他の印刷記録法にも適用できることは明らかであ
る。
【0004】熱ワックスによる転写記録法は、薄いリボ
ン状の支持体上の熱溶融インク層に被記録媒体を接触さ
せるようにした方法である。選択された領域のインク層
が支持体を介して加熱され、溶融後、支持体が除去され
て被記録媒体に溶融インクが転写される。熱染料拡散記
録法も似たものであるが、着色剤が、リボンから被記録
媒体上の融和性受容層(compatible receiving layer)
へ拡散により、リボンの選択領域に伝導される熱量に応
じた量だけ転写される点において異なる。
【0005】一般的にいずれの方法においても、個々に
制御される抵抗加熱素子の配列を有するサーマルヘッド
によりリボンに熱が加えられる。リボンと被記録媒体が
サーマルヘッドを通過する際に、内蔵された制御回路に
より選択された加熱素子が通電され、インク層のドット
領域が加熱される。次に、被記録媒体とリボンが分離さ
れ、被記録媒体に着色剤が転写される。
【0006】熱転写記録法に用いられる記録媒体又はリ
ボンは、通常一方の面に着色剤保有材料の層又は膜を持
つ細長い支持体又は担体から成る。リボンのほぼ全幅に
付着されたインク膜は、通常黒の単色であるが、セト等
の米国特許第4、503、095号に記載されているよ
うに、異なるカラー(例えばシアン、マゼンタ及びイエ
ロー)を持つ、反復する一連のバンド又はパネル等で構
成されることもある。フルカラーでイメージを記録する
ためには、記録リボンと被記録媒体が記録ヘッドを3〜
4回通過する際、通過する度に被記録媒体を異なるカラ
ーのパネルと接触させる。記録シートを記録ヘッドの前
後に移動させるために、ドラム、プラテン又はキャプス
タン駆動装置等による種々の機構を用いることができ
る。
【0007】ある種の多色記録リボン、例えばテクトロ
ニクス社(オレゴン州、ウィルソンビル)により市販さ
れているPhaser(商標)IIPXi及びPhase
r(同)IIPXeカラープリンタに使用されているリボ
ンは、リボンの一方のエッヂに延在するタイミングスト
ライプを有し、このタイミングストライプによりプリン
タは、リボン上の対応するカラーパネルの各パネル又は
セットの位置を検出することができる。Phaser
IIPXiの記録部は3つの光(学的)センサを有し、こ
れらのセンサは、リボンの走路に平行な線上で且つタイ
ミングストライプの真上に僅かな間隙を持つように配置
されている。リボンがこれらセンサを通過する際、セン
サは不透明(黒)なタイミングストライプ上にある透明
部又はギャップを検出する。近接した間隙を持つ1対の
ギャップが検出された場合、1パネルセットの最初の部
分、例えばシアン・マゼンタ・イエローのセット中のイ
エローパネルを示す。ギャップが1つだけ検出された場
合、そのセット内の次のパネルの開始を示す。
【0008】異なる種類の記録リボンを同一のプリンタ
で使用できるが、この場合、プリンタは夫々の目的に合
わせて専用に構成される。例えば、多色記録を行うため
に、減色法による3原色(シアン、マゼンタ及びイエロ
ー)のパネル及び4色(3原色+黒)の記録リボンが使
用できる。かかる記録リボンは、例えばタカナシ等の米
国特許第4、527、171号及び第5、116、14
8号に記載されているように、プリコート(preco
at)材を持つパネルでもよい。その他のリボンとして
は、数種の異なるレベルの飽和度又はカラー濃度の同一
色相のパネルのセットを持つもの、原色に加えていくつ
かの特定のスポットカラー(spotcolor)を持
つもの、特定の又は基準外のカラーでイメージを記録す
るように構成された多色用等のものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したプリンタは、
プリンタに装着できる異なる種類のリボンを識別して適
合させるための手段が必要となる。このためには、リボ
ンの装着時にオペレータが操作するリボン選択スイッチ
を設ければよいが、そうすると人為的な誤操作がかなり
多くなるものと考えられる。
【0010】プリンタは、所定のリボンが一旦装着され
た場合、自動的にそのリボンを識別してこれに適合する
ことが望ましい。
【0011】また、プリンタは、同種類のリボンであっ
ても変化の度合いを識別して適合することも望ましく、
例えばリボンからの情報に基づき、カラーバランスの差
を調整できるのがよい。
【0012】従って、本発明の課題は、上述した要求を
満たす改良された印刷記録方式を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、個々の記録媒
体の記録特性に応じて被記録媒体上に印刷記録する方法
であって、(a)リボン位置又は位置決め以外の選択さ
れた記録特性に関するエンコードされた情報を有する熱
転写記録用リボンを構成し、(b)エンコードされた情
報を読み取るように構成された印刷記録装置にこの熱転
写記録用リボンを装着し、(c)印刷記録装置を作動さ
せてこの情報を読み取り、(d)この情報に従って被記
録媒体上にイメージを印刷記録するように印刷記録装置
を調整する、各ステップから成る。
【0014】また、本発明は、個々の記録リボンの記録
特性に関する情報が、この記録リボン上にエンコードさ
れていることを印刷記録装置に伝達する印刷記録方法で
あって、(a)記録リボン上の情報の有無を示すように
構成されたリボン送り部を設け、(b)記録リボン及び
リボン送り部を印刷記録装置に装着し、(c)印刷記録
装置を作動させて、このリボン送り部の形状に基づき、
記録リボン上の情報の有無を判定させ、(d)この情報
がある場合には、印刷記録装置にその情報を読み取る動
作をさせ、(e)この情報に従ってイメージを被記録媒
体上に印刷記録するように印刷記録装置を調整する、各
ステップから成る。
【0015】また、本発明は、熱転写記録装置に使用す
る記録リボンが、ベースシートと、このベースシートに
1つ以上の区分されたコーティング領域を持つように付
着された感熱転写インクと、エンコード形式で記録リボ
ンの記録特性を表し、ベースシートの識別領域に配置さ
れる符号とを有し、印刷記録装置がこの符号を読み取っ
てその情報をデコードし、印刷記録装置を記録リボンの
特性に適合できるようにした。
【0016】また、本発明は、イメージを被記録媒体に
印刷記録する装置に用いられる記録装置用のリボン構成
体が、位置検出及び位置決め以外のエンコードされた情
報を有する記録リボンと、この記録リボンを保持する付
属物とを有し、この付属物は、エンコード情報が記録リ
ボン上にあることを示す、印刷記録装置により検出でき
る特性を有するものである。
【0017】また、本発明は、イメージを被記録媒体に
印刷記録する装置が、記録ヘッドと、この記録ヘッドを
制御する制御部を含む手段と、熱転写記録装置用リボン
が記録ヘッドと印刷記録がなされる被記録媒体間に配置
されるように装着するための手段と、熱転写記録装置用
リボン上にエンコードされた情報を読み取る検出部を有
する手段とを具え、制御部が検出部に接続され、熱転写
記録装置用リボンから送られるエンコードされた情報を
入力し、この情報に従ってイメージを被記録媒体上に印
刷記録するようにしたものである。
【0018】
【作用】本発明は、記録リボン又は他の着色材付与媒体
等の記録媒体から、この記録媒体が使用される印刷記録
装置へ情報を送るコンピュータ用の改良された印刷記録
方式を構成する。
【0019】また、本発明の具体的構成は、記録媒体を
印刷記録装置に装着する場合、印刷記録装置がこの記録
媒体に関する1つ以上の選択された特性に自動的に調整
できる手段を設けたことである。
【0020】さらに、本発明の他の具体的構成は、記録
媒体から送られる情報が印刷記録装置により読み取られ
ると共に、この情報により、印刷記録装置をこの記録媒
体に適合できるようにしたものである。
【0021】従って、個々の記録リボンの特性に応じて
記録品質を自動的に最適化することができる。
【0022】
【実施例】以下図1〜図9を参照して、本発明の記録方
式について具体的に説明する。図中、対応する部分には
同一の参照符号を付した。図1は、本発明の熱転写記録
装置の概略図である。図1において、記録装置10は熱
転写型のものである。記録装置10は記録制御部12を
有し、この記録制御部12は、リニアアレイの多数の加
熱素子16を持つ細長い記録ヘッド14を制御する。図
1に示すように、記録用リボン18は加熱素子16に近
接して配置されている。図から明らかな如く、印刷記録
される被記録媒体19は、記録リボン18と記録用ロー
ラ20との間に配置され、記録用ローラ20は、記録ヘ
ッド14を通過して記録リボン18と被記録媒体19を
送り出すためのものである。
【0023】図2は、図1の装置に用いる記録リボン及
び光センサを示す図である。図1及び図2から明らかな
ように、記録リボン18は、一方のエッヂに沿って延在
するタイミングストライプ22を持っている。記録装置
10は、タイミングストライプ22上にエンコードされ
た情報を読み取るために、このタイミングストライプ2
2に隣接して配置された光センサ24を有する。図示の
例において、光センサ24は、第1、第2及び第3のセ
ンサ素子34、36、38を有し、これらのセンサは、
タイミングストライプ22に平行な軸に沿って且つその
上方に配置される。タイミングストライプ22は、通
常、黒又は不透明な地色とされ、地色のギャップ又は透
明部、例えば透明領域39によりエンコードされた情報
を持つようになっている。タイミングストライプ22に
情報をエンコードするためには、タイミングストライプ
22の通常黒又は不透明な地色に、例えば含有物、反射
領域或いは半透明領域等による差を付けるようにしても
よい。或いは、タイミングストライプ22を、エンコー
ド情報を示す高い光学的密度を持つバンド又はバー、或
いは他の光学的特性を有する透明な地色で構成すること
もできる。また、磁気的にエンコードされた情報を持つ
磁気ストライプによるマーク及びコード等の他の方法も
使用できる。
【0024】図2に示す記録リボン18は4色のリボン
で、反復する順序で配列されたパネルのセットを有し、
例えば1セットは、マゼンタ(M)パネル26、イエロ
ー(Y)パネル28、シアン(C)パネル30及び黒
(K)パネル32から構成される。本発明は、プリコー
ト又はアフターコート(aftercoat)層を供給
するパネルから成るリボンを含め、他の種類のパネルや
パネル構成を持つリボン及び単色リボンにも適用できる
ことは勿論である。
【0025】図3は、本発明による記録リボンの例を示
す平面図である。図3において、本発明の第1実施例に
よる記録リボン40は、感熱インクコーティングを施し
た多数のパネルセット42を有し、夫々のセットが黒イ
ンクパネル、シアンインクパネル、マゼンタインクパネ
ル及びイエローインクパネルを持っている。不透明なタ
イミングストライプ44が、記録リボン40の一方のエ
ッヂに形成されている。本実施例において、記録リボン
40にはカラーインクパネルのない「空白」の先端部4
6が設けられ、この先端部46は、タイミングストライ
プ44上の情報領域48にエンコードされた情報を有す
る。
【0026】情報領域48にエンコードされた情報は、
記録制御部12に伝達される記録リボン40の1つ以上
の特性を示し、その情報により、記録装置10をリボン
40の特性に調整する又は適合させることができる。情
報領域48にエンコードされる情報例は、記録リボン4
0上の各パネルセット42内のパネル数及び種類、パネ
ルセット42の1つ以上のパネルに固有のカラーバラン
ス又は他の情報、記録装置10により識別される予め決
められた記録リボンの種類を示す情報、記録リボンが製
造されたロット又はバッチ(batch)等である。記
録リボン40にエンコードできる他の特性は、着色剤又
は支持体層の厚さ、又は両者の厚さ、或いは特定の被記
録媒体に対し、プリコート、アフターコート又は他の表
面処理が必要か否かの指示等である。或いは、記録リボ
ン40に含まれるパネルセット42の数や個々のパネル
セットの順序等をエンコードして、記録装置10がその
記録リボンを用いて、どれだけの印刷記録ができるかを
表示できるようにしてもよい。
【0027】記録リボン40を用いるために、ユーザ
は、記録リボン40を記録装置10の一部を構成する記
録部に装着し、記録部を操作して光センサ24がタイミ
ングストライプ44からの情報を読み取り、最初のパネ
ルが検出されるまで記録リボン40を巻き上げる。記録
リボン40の先端部46に情報を置く利点は、含ませる
必要がある記録リボン40に関するどんな情報(パネル
やセットの位置情報以外)でも、それを含めるように先
端部46を長くできることである。更に、記録リボン4
0の先端部46に情報を置くことにより、通常の印刷記
録過程が影響を受けないことである。他方、光センサ2
4は、記録リボン(図3に示す種類のリボン)40が一
部使用された後に記録部に装着されると、記録リボンの
先端部46にエンコードされた情報を読み取ることがで
きなくなるであろう。それは、記録リボン40の先端部
46が光センサ24を通過した後となるためである。
【0028】図4は、本発明の記録リボンの第2の実施
例を示すものである。図4において、記録リボン50は
第1及び第2のパネルセット52a、52bを有し、こ
れらのパネルセットは図3のパネルセット42に類似し
ているが、隣接する各パネルセット52a、52bが、
感熱コーティングのない記録リボンの延長部54により
分離される点において異なる。パネルセット42(図
3)と同様に、セット52a及び52bは、各々のセッ
トが減色法による3原色(C、M、Y)と黒(K)の個
々のパネルを持っている。この実施例では、延長部54
の長さ分のタイミングストライプ56上の情報領域58
内に情報がエンコードされる。また、記録リボン50上
の夫々最初のパネルセットの前部に配置された情報領域
58内には、類似の情報を設定することができる。情報
領域58内にエンコードされる情報は、図3に示す記録
リボン40の先端部46にエンコードされた、前述のリ
ボンの特性に関する情報と同様とすることができる。
【0029】動作時に、記録装置10の一部を構成する
記録部が、記録リボン50を巻き上げて光センサ24を
通過させる。この時、記録リボン50は、パネルセット
52aから次のパネルセット52bへ移動する。記録リ
ボン50の特性に関する情報は、情報領域58毎に繰り
返して記録するのが好ましく、このようにすれば、記録
装置10は、記録部から記録リボン50を除去し交換し
ても、エンコード情報を読み取ってその情報で動作でき
る。
【0030】図3の実施例に比較すると、この実施例の
不利な点は、記録リボンの長さのかなりの部分が、リボ
ン特性の情報を保持するために占有されることである。
また、パネルセットの位置又は1セット内の個々のパネ
ルの位置を示すタイミングマークの付近に、エンコード
情報を置かないように注意する必要がある。
【0031】次に、図5を参照して本発明の記録リボン
の第3の実施例について説明する。記録リボン60は、
第1及び第2のパネルセット62a、62b等の複数の
記録パネルセット62及びタイミングストライプ64を
有する。この実施例においては、タイミングストライプ
64は、各パネルセット62内のパネルの内、夫々対応
する1パネルに隣接する位置に情報領域66a、66b
を含み、この例では、各パネルセット内の最後のパネル
である黒(K)に隣接して設けられている。前述したP
haserシリーズのプリンタに現在用いられている多
色カラーリボンのパネルは、Y−M−C−Kの順序で配
列され、即ち、イエローパネルが各セット内の最初に記
録されるパネル、黒パネルが最後に記録されるパネルと
なっている。従って、図3〜5の実施例において、例示
された記録リボンのパネルは、右から左へ同じ順序(Y
−M−C−K)で印刷記録される。
【0032】パネルセット62aの黒パネルにあるタイ
ミングストライプ64の情報領域66の情報は、次のパ
ネルセット62bのパネル特性に関連させるのがよい。
このような構成により、記録制御部12には、最初のパ
ネルセット62aのパネル(Y)が記録位置に進む前
に、パネルセット62bの最初のパネル(Y)の記録特
性に関する情報が伝達される。
【0033】図4に示した実施例と同様に、記録リボン
の特性に関する情報は、記録リボン60上の情報領域6
6毎に繰り返して記録するのがよく、これにより記録装
置10は、記録部から記録リボン60を除去し交換して
も、記録リボン60のエンコード情報を読み取ってその
情報で動作できる。図4の実施例に比較すると、この実
施例はエンコード情報を保持するためのリボンスペース
を付加しなくてよい。
【0034】しかし、この実施例においては、リボン特
性の情報を記録するために利用できるスペースは、1パ
ネルセット62の長さに制限されるので、各パネル及び
パネルセットの通常のタイミングマークの設定に必要な
スペースが小さくなる。
【0035】上述した図4及び図5の実施例は、記録リ
ボン上の各パネルセットが、通常のように同一の特性を
有することを前提としている。しかしながら、記録リボ
ンは特性の異なるパネルセットで構成されていることが
あり、このような場合、情報領域58及び66に記録さ
れる情報は、各パネルセットに固有の特性に合わせて変
更できる。
【0036】情報をタイミングストライプにエンコード
し且つ読み取るための方法が、本発明に特に重要なわけ
ではない。シリアル(直列)データを転送及び受信する
ための多くの方法が知られている。記録リボンは記録部
の特性や公知の要因により異なる速度で送られるので、
一定又は均一なリボン送り速度に依存しない方法を採用
するのがよい。現在、種々の分野で使用されているバー
コード装置は、速度に関係なくエンコード又はデコード
する1つの方法である。
【0037】他に、タイミングストライプ上のタイミン
グマークを読み取るために、本発明の記録部に用いられ
る光センサ24(図2)を使用する方法もある。この方
法は、外側のセンサ34、38を使用して、例えば、両
センサがタイミングストライプ上のギャップ又は透明部
を検知した場合、これを1つの状態として検出する。こ
の状態が検出されると、中間部のセンサ36の出力が読
み取られ、この値がデータとして記憶される。記録リボ
ン18が進められると、センサ36は、外側のセンサ3
4、38と同時に一致する別の2つのギャップを探す。
2つの外側センサ34と38の間隔がおよそ0.75イ
ンチ(1.9cm)の場合、8ビットの情報が6インチ
(15cm)のスペースにエンコードでき、9インチの
スペースには12ビットの情報がエンコードできる。3
つのセンサ全てがかなりの期間にわたってギャップの透
明部を検出すると、タイミングストライプの終わり、即
ち、記録リボン18がなくなったことを示す。
【0038】図6は、タイミングストライプ74の情報
領域72の代表例を示す図である。情報領域72は、図
3の情報領域48、図4の情報領域58、図5の情報領
域66に夫々対応する。情報領域72は、12ビットの
情報をエンコードして記録できる。タイミングストライ
プ74上の1ビットに対応する領域が不透明な場合、こ
のビット値を“0”とする。他方、特定のビットに対応
する領域が透明の場合、このビット値を“1”とする。
図6に示す例では、12ビットの値は「0000000
00011」であり、これは十進数の3に対応する。
【0039】図7は、情報領域72に記録された値によ
り示される、記録リボンの異なる記録特性を示すもので
ある。例えば、この値は、3色のパネル(C−M−Y)
がパネルセット内に含まれること、記録リボンが“種類
3”のリボンであること(これを、記録制御部12は或
る種の限定された特性を持つものとして認識する)、記
録リボンがロット3で製造されたこと(そのロットの或
る特性を有すること)、或いは、特定パネルのカラー値
が“3”であること(記録制御部12がこれを認識して
適当に考慮する)等を表すことができる。
【0040】或いは、情報領域72に記録された12ビ
ットの値を4ビットずつ3つに分けて、各々が記録リボ
ンの異なる記録特性を表すようにすることができる。例
えば1〜4ビットがパネルセット内のパネル数、5〜8
ビットが記録リボンの種類、9〜12ビットが特定リボ
ンのカラーバランスを夫々表すようにすることができ
る。その他の例として、情報領域72には12ビット以
下又は以上の値も使用することができる。図6及び7に
示された値は説明にのみ供するものであり、本発明によ
れば、情報をエンコードする方法及びエンコードされる
情報が、多くの方法により実施できることは明らかであ
ろう。
【0041】図8及び9は、本発明の他の重要な面を示
す図である。通常、熱転写記録リボン18は、供給リー
ル又はスプール等の適当な送り部により支持され或いは
送られる。図8に示された供給リール75は第1及び第
2のエンドキャップ76、78を有し、これらのエンド
キャップは同一又は異なる長さを持っている。従って、
各エンドキャップは「長い」か「短い」のいずれかの状
態をとる。
【0042】従来、エンドキャップの長さにより、即
ち、短いエンドキャップ76及び長いエンドキャップ7
8の特定の組み合わせにより、記録リボンが単色か、3
色(C−M−Y)又は4色(C−M−Y−K)であるか
を記録部に伝達するようにしていた。例えば、前述した
Phaser IIPXiプリンタの記録部は、各々のエ
ンドキャップの長さを検出し、長いエンドキャップの場
合は「オン」、短いエンドキャップの場合は「オフ」と
している。オン/オンの組み合わせ(即ち、エンドキャ
ップ76と78が両方とも長い場合)は、単色リボンと
判定される。他方、オフ/オフの組み合わせは3つのパ
ネルを持つ記録リボンであり、オフ/オンの組み合わせ
は4つのパネルを持つ記録リボンであることを示す。し
かしながら、従来、4番目の組み合わせ(オン/オフ)
は使用されていなかった。
【0043】本発明のリボンスプール又は他の送り機構
は、記録リボンの付加情報の有無を示すような手段で構
成されている。例えば、従来使用されていなかった4番
目の組み合わせ(オン/オフ)は、記録リボン18のタ
イミングストライプ22に記録情報がエンコードされて
いることを記録制御部12に伝達するために用いられ
る。これを達成するためには、エンドキャップ76が
「長い」か「短い」かを判定する第1のセンサ80が設
けられる。同様に、第2のセンサ82を設け、エンドキ
ャップ78が「長い」か「短い」かを判定する。例えば
簡易なマイクロスイッチで構成できるセンサ80、82
は、エンドキャップの長さの情報を記録制御部12に伝
達し、記録制御部12は予め設定された変換テーブルに
従って長さの情報をデコードする。このようにすれば、
記録制御部12は、エンコードされたリボン特性情報を
持つ記録リボンが記録装置10に装着されていることを
識別して、この情報をデコードし、記録装置10を調整
することができる。
【0044】なお、図1〜7に示した具体例は、記録リ
ボンの一方のエッジに形成したタイミングストライプ
に、リボン特性の情報をエンコードしたものであった
が、かかる情報は、パネルセット間又は1セット内のパ
ネルの間に延長部54(図4)等のようなスペースを設
け、このスペースに記録リボンの幅方向にエンコードす
ることもできる。即ち、エンコード情報をリボンが走行
する軸に直交する方向に記録するようにしてもよい。ま
た、情報は、磁気媒体を用い、或いは記録リボンの形状
又は表面特性を変更する等の異なる方法で記録リボン上
にエンコードできる。
【0045】前述の如く、本発明の構成及び機能の詳細
と共に、本発明の種々の特徴及び利点について説明した
が、これらの説明は例示にすぎないものである。特に各
部の形状、大きさ及び配列等の細部について、本発明の
原理内で、添付した請求項に含まれる全範囲に対し種々
の変形を取ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録リボンにその記録特性に関するエンコード情報を記
録し、この記録リボンを印刷記録装置に装着して情報を
読み取り、イメージをその情報に従って被記録媒体上に
記録するようにしたので、記録リボンに応じて記録品質
を自動的に最適化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写記録装置の概略図である。
【図2】図1の装置に使用するセンサ及び記録リボンの
一部を示す斜視図である。
【図3】本発明の記録リボンの一例を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の記録リボンの他の例を示す平面図であ
る。
【図5】本発明の記録リボンの更に他の例を示す平面図
である。
【図6】図3〜5の記録リボンの情報領域を示す拡大図
である。
【図7】本発明の記録リボンの特性に関する情報例を示
す図表である。
【図8】本発明装置の実施例の要部を示す概略図であ
る。
【図9】図8の実施例に対応するブロック図である。
【符号の説明】
10 記録装置 12 記録制御部(制御手段) 14 記録ヘッド 18、40、50、60 記録リボン 19 被記録媒体 24 光センサ(検出手段)
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 印刷記録方
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージを、記録紙、
フィルム又は他の被記録媒体上に印刷記録するための方
法及び装置に関し、具体的には、記録媒体(例えばカラ
ー記録リボン等)からの情報を、この記録媒体が使用さ
れるプリンタに伝達するためのコンピュータ用の印刷記
録方に関する。
【0002】
【従来の技術】種々のコンピュータ用の印刷又は記録
(以下、単に「記録」ということがある。)技術が知ら
れている。最も一般的なものは、インパクト記録法、イ
ンクジェット記録法、電子写真(レーザ)記録法及び熱
転写記録法等である。
【0003】本明細書中に記載されている熱転写記録法
には、熱ワックス転写記録法だけでなく、熱染料拡散
(色素昇華)記録法も含まれる。更に本発明は、熱転写
記録への使用に関連して記載されているが、本発明の原
理は、他の印刷記録法にも適用できることは明らかであ
る。
【0004】熱ワックスによる転写記録法は、薄いリボ
ン状の支持体上の熱溶融インク層に被記録媒体を接触さ
せるようにした方法である。選択された領域のインク層
が支持体を介して加熱され、溶融後、支持体が除去され
て被記録媒体に溶融インクが転写される。熱染料拡散記
録法も似たものであるが、着色剤が、リボンから被記録
媒体上の融和性受容層(compatible receiving layer)
へ拡散により、リボンの選択領域に伝導される熱量に応
じた量だけ転写される点において異なる。
【0005】一般的にいずれの方法においても、個々に
制御される抵抗加熱素子の配列を有するサーマルヘッド
によりリボンに熱が加えられる。リボンと被記録媒体が
サーマルヘッドを通過する際に、内蔵された制御回路に
より選択された加熱素子が通電され、インク層のドット
領域が加熱される。次に、被記録媒体とリボンが分離さ
れ、被記録媒体に着色剤が転写される。
【0006】熱転写記録法に用いられる記録媒体又はリ
ボンは、通常一方の面に着色剤保材料の層又は膜を持
つ細長い支持体又は担体から成る。リボンのほぼ全幅に
付着されたインク膜は、通常黒の単色であるが、セト等
の米国特許第4、503、095号に記載されているよ
うに、異なるカラー(例えばシアン、マゼンタ及びイエ
ロー)を持つ、反復する一連のバンド又はパネル等で構
成されることもある。フルカラーでイメージを記録する
ためには、記録リボンと被記録媒体が記録ヘッドを3〜
4回通過する際、通過する度に被記録媒体を異なるカラ
ーのパネルと接触させる。記録シートを記録ヘッドの前
後に移動させるために、ドラム、プラテン又はキャプス
タン駆動装置等による種々の機構を用いることができ
る。
【0007】ある種の多色記録リボン、例えばテクトロ
ニクス社(オレゴン州、ウィルソンビル)により市販さ
れているPhaser(商標)II PXi及びPhas
er(同)PXeカラープリンタに使用されているリボ
ンは、リボンの一方のエッヂに延在するタイミングスト
ライプを有し、このタイミングストライプによりプリン
タは、リボン上の対応するカラーパネルの各パネル又は
セットの位置を検出することができる。PhaserII
PXiの記録部は3つの光(学的)センサを有し、こ
れらのセンサは、リボンの走路に平行な線上で且つタイ
ミングストライプの真上に僅かな間隙を持つように配置
されている。リボンがこれらセンサを通過する際、セン
サは不透明(黒)なタイミングストライプ上にある透明
部又はギャップを検出する。近接した間隙を持つ1対の
ギャップが検出された場合、1パネルセットの最初の部
分、例えばシアン・マゼンタ・イエローのセット中のイ
エローパネルを示す。ギャップが1つだけ検出された場
合、そのセット内の次のパネルの開始を示す。
【0008】異なる種類の記録リボンを同一のプリンタ
で使用できるが、この場合、プリンタは夫々の目的に合
わせて専用に構成される。例えば、多色記録を行うため
に、減色法による3原色(シアン、マゼンタ及びイエロ
ー)のパネル及び4色(3原色+黒)の記録リボンが使
用できる。かかる記録リボンは、例えばタカナシ等の米
国特許第4、527、171号及び第5、116、14
8号に記載されているように、プリコート(preco
at)材を持つパネルでもよい。その他のリボンとして
は、数種の異なるレベルの飽和度又はカラー濃度の同一
色相のパネルのセットを持つもの、原色に加えていくつ
かの特定のスポットカラー(spotcolor)を持
つもの、特定の又は基準外のカラーでイメージを記録す
るように構成された多色用等のものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したプリンタは、
プリンタに装着できる異なる種類のリボンを識別して適
合させるための手段が必要となる。このためには、リボ
ンの装着時にオペレータが操作するリボン選択スイッチ
を設ければよいが、そうすると人為的な誤操作がかなり
多くなるものと考えられる。
【0010】プリンタは、所定のリボンが一旦装着され
た場合、自動的にそのリボンを識別してこれに適合する
ことが望ましい。
【0011】また、プリンタは、同種類のリボンであっ
ても変化の度合いを識別して適合することも望ましく、
例えばリボンからの情報に基づき、カラーバランスの差
を調整できるのがよい。
【0012】従って、本発明の課題は、上述した要求を
満たす改良された印刷記録方を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明方法は、
個々の記録リボンの記録特性に関する情報が、この記録
リボン上にエンコードされていることを印刷記録装置に
伝達する印刷記録方法であって、(a)記録リボン上の
情報の有無を示すように構成されたリボン送り部を設
け、(b)記録リボン及びリボン送り部を印刷記録装置
に装着し、(c)印刷記録装置を作動させて、このリボ
ン送り部の形状に基づき、記録リボン上の情報の有無を
判定させ、(d)この情報がある場合には、印刷記録装
置にその情報を読み取る動作をさせ、(e)この情報に
従ってイメージを被記録媒体上に印刷記録するように印
刷記録装置を調整する、各ステップから成る。
【0014】本発明は、記録リボン又は他の着色材付与
媒体等の記録媒体から、この記録媒体が使用される印刷
記録装置へ情報を送るコンピュータ用の改良された印刷
記録方提供する。
【0015】また、本発明の特徴は、記録媒体を印刷記
録装置に装着する場合、印刷記録装置がこの記録媒体に
関する1つ以上の選択された特性に自動的に調整できる
ようにしたことである。
【0016】さらに、本発明の他の特徴は、記録媒体か
ら送られる情報が印刷記録装置により読み取られると共
に、この情報により、印刷記録装置をこの記録媒体に適
合できるようにしたことである。
【0017】従って、個々の記録リボンの特性に応じて
記録品質を自動的に最適化することができる。
【0018】
【実施例】以下図1〜図9を参照して、本発明の記録方
について具体的に説明する。図中、対応する部分には
同一の参照符号を付した。図1は、本発明の熱転写記録
装置の概略図である。図1において、記録装置10は熱
転写型のものである。記録装置10は記録制御部12を
有し、この記録制御部12は、リニアアレイの多数の加
熱素子16を持つ細長い記録ヘッド14を制御する。図
1に示すように、記録用リボン18は加熱素子16に近
接して配置されている。図から明らかな如く、印刷記録
される被記録媒体19は、記録リボン18と記録用ロー
ラ20との間に配置され、記録用ローラ20は、記録ヘ
ッド14を通過して記録リボン18と被記録媒体19を
送り出すためのものである。
【0019】図2は、図1の装置に用いる記録リボン及
び光センサを示す図である。図1及び図2から明らかな
ように、記録リボン18は、一方のエッヂに沿って延在
するタイミングストライプ22を持っている。記録装置
10は、タイミングストライプ22上にエンコードされ
た情報を読み取るために、このタイミングストライプ2
2に隣接して配置された光センサ24を有する。図示の
例において、光センサ24は、第1、第2及び第3のセ
ンサ素子34、36、38を有し、これらのセンサは、
タイミングストライプ22に平行な軸に沿って且つその
上方に配置される。タイミングストライプ22は、通
常、黒又は不透明な地色とされ、地色のギャップ又は透
明部、例えば透明領域39によりエンコードされた情報
を持つようになっている。タイミングストライプ22に
情報をエンコードするためには、タイミングストライプ
22の通常黒又は不透明な地色に、例えば含有物、反射
領域或いは半透明領域等による差を付けるようにしても
よい。或いは、タイミングストライプ22を、エンコー
ド情報を示す高い光学的密度を持つバンド又はバー、或
いは他の光学的特性を有する透明な地色で構成すること
もできる。また、磁気的にエンコードされた情報を持つ
磁気ストライプによるマーク及びコード等の他の方法も
使用できる。
【0020】図2に示す記録リボン18は4色のリボン
で、反復する順序で配列されたパネルのセットを有し、
例えば1セットは、マゼンタ(M)パネル26、イエロ
ー(Y)パネル28、シアン(C)パネル30及び黒
(K)パネル32から構成される。本発明は、プリコー
ト又はアフターコート(aftercoat)層を供給
するパネルから成るリボンを含め、他の種類のパネルや
パネル構成を持つリボン及び単色リボンにも適用できる
ことは勿論である。
【0021】図3は、本発明による記録リボンの例を示
す平面図である。図3において、本発明の第1実施例に
よる記録リボン40は、感熱インクコーティングを施し
た多数のパネルセット42を有し、夫々のセットが黒イ
ンクパネル、シアンインクパネル、マゼンタインクパネ
ル及びイエローインクパネルを持っている。不透明なタ
イミングストライプ44が、記録リボン40の一方のエ
ッヂに形成されている。本実施例において、記録リボン
40にはカラーインクパネルのない「空白」の先端部4
6が設けられ、この先端部46は、タイミングストライ
プ44上の情報領域48にエンコードされた情報を有す
る。
【0022】情報領域48にエンコードされた情報は、
記録制御部12に伝達される記録リボン40の1つ以上
の特性を示し、その情報により、記録装置10をリボン
40の特性に調整する又は適合させることができる。情
報領域48にエンコードされる情報例は、記録リボン4
0上の各パネルセット42内のパネル数及び種類、パネ
ルセット42の1つ以上のパネルに固有のカラーバラン
ス又は他の情報、記録装置10により識別される予め決
められた記録リボンの種類を示す情報、記録リボンが製
造されたロット又はバッチ(batch)等である。記
録リボン40にエンコードできる他の特性は、着色剤又
は支持体層の厚さ、又は両者の厚さ、或いは特定の被記
録媒体に対し、プリコート、アフターコート又は他の表
面処理が必要か否かの指示等である。或いは、記録リボ
ン40に含まれるパネルセット42の数や個々のパネル
セットの順序等をエンコードして、記録装置10がその
記録リボンを用いて、どれだけの印刷記録ができるかを
表示できるようにしてもよい。
【0023】記録リボン40を用いるために、ユーザ
は、記録リボン40を記録装置10の一部を構成する記
録部に装着し、記録部を操作して光センサ24がタイミ
ングストライプ44からの情報を読み取り、最初のパネ
ルが検出されるまで記録リボン40を巻き上げる。記録
リボン40の先端部46に情報を置く利点は、含ませる
必要がある記録リボン40に関するどんな情報(パネル
やセットの位置情報以外)でも、それを含めるように先
端部46を長くできることである。更に、記録リボン4
0の先端部46に情報を置くことにより、通常の印刷記
録過程が影響を受けないことである。他方、光センサ2
4は、記録リボン(図3に示す種類のリボン)40が一
部使用された後に記録部に装着されると、記録リボンの
先端部46にエンコードされた情報を読み取ることがで
きなくなるであろう。それは、記録リボン40の先端部
46が光センサ24を通過した後となるためである。
【0024】図4は、本発明の記録リボンの第2の実施
例を示すものである。図4において、記録リボン50は
第1及び第2のパネルセット52a、52bを有し、こ
れらのパネルセットは図3のパネルセット42に類似し
ているが、隣接する各パネルセット52a、52bが、
感熱コーティングのない記録リボンの延長部54により
分離される点において異なる。パネルセット42(図
3)と同様に、セット52a及び52bは、各々のセッ
トが減色法による3原色(C、M、Y)と黒(K)の個
々のパネルを持っている。この実施例では、延長部54
の長さ分のタイミングストライプ56上の情報領域58
内に情報がエンコードされる。また、記録リボン50上
の夫々最初のパネルセットの前部に配置された情報領域
58内には、類似の情報を設定することができる。情報
領域58内にエンコードされる情報は、図3に示す記録
リボン40の先端部46にエンコードされた、前述のリ
ボンの特性に関する情報と同様とすることができる。
【0025】動作時に、記録装置10の一部を構成する
記録部が、記録リボン50を巻き上げて光センサ24を
通過させる。この時、記録リボン50は、パネルセット
52aから次のパネルセット52bへ移動する。記録リ
ボン50の特性に関する情報は、情報領域58毎に繰り
返して記録するのが好ましく、このようにすれば、記録
装置10は、記録部から記録リボン50を除去し交換し
ても、エンコード情報を読み取ってその情報で動作でき
る。
【0026】図3の実施例に比較すると、この実施例の
不利な点は、記録リボンの長さのかなりの部分が、リボ
ン特性の情報を保持するために占有されることである。
また、パネルセットの位置又は1セット内の個々のパネ
ルの位置を示すタイミングマークの付近に、エンコード
情報を置かないように注意する必要がある。
【0027】次に、図5を参照して本発明の記録リボン
の第3の実施例について説明する。記録リボン60は、
第1及び第2のパネルセット62a、62b等の複数の
記録パネルセット62及びタイミングストライプ64を
有する。この実施例においては、タイミングストライプ
64は、各パネルセット62内のパネルの内、夫々対応
する1パネルに隣接する位置に情報領域66a、66b
を含み、この例では、各パネルセット内の最後のパネル
である黒(K)に隣接して設けられている。前述したP
haserシリーズのプリンタに現在用いられている多
色カラーリボンのパネルは、Y−M−C−Kの順序で配
列され、即ち、イエローパネルが各セット内の最初に記
録されるパネル、黒パネルが最後に記録されるパネルと
なっている。従って、図3〜5の実施例において、例示
された記録リボンのパネルは、右から左へ同じ順序(Y
−M−C−K)で印刷記録される。
【0028】パネルセット62aの黒パネルにあるタイ
ミングストライプ64の情報領域66の情報は、次のパ
ネルセット62bのパネル特性に関連させるのがよい。
このような構成により、記録制御部12には、最初のパ
ネルセット62aのパネル(Y)が記録位置に進む前
に、パネルセット62bの最初のパネル(Y)の記録特
性に関する情報が伝達される。
【0029】図4に示した実施例と同様に、記録リボン
の特性に関する情報は、記録リボン60上の情報領域6
6毎に繰り返して記録するのがよく、これにより記録装
置10は、記録部から記録リボン60を除去し交換して
も、記録リボン60のエンコード情報を読み取ってその
情報で動作できる。図4の実施例に比較すると、この実
施例はエンコード情報を保持するためのリボンスペース
を付加しなくてよい。
【0030】しかし、この実施例においては、リボン特
性の情報を記録するために利用できるスペースは、1パ
ネルセット62の長さに制限されるので、各パネル及び
パネルセットの通常のタイミングマークの設定に必要な
スペースが小さくなる。
【0031】上述した図4及び図5の実施例は、記録リ
ボン上の各パネルセットが、通常のように同一の特性を
有することを前提としている。しかしながら、記録リボ
ンは特性の異なるパネルセットで構成されていることが
あり、このような場合、情報領域58及び66に記録さ
れる情報は、各パネルセットに固有の特性に合わせて変
更できる。
【0032】情報をタイミングストライプにエンコード
し且つ読み取るための方法が、本発明に特に重要なわけ
ではない。シリアル(直列)データを転送及び受信する
ための多くの方法が知られている。記録リボンは記録部
の特性や公知の要因により異なる速度で送られるので、
一定又は均一なリボン送り速度に依存しない方法を採用
するのがよい。現在、種々の分野で使用されているバー
コード装置は、速度に関係なくエンコード又はデコード
する1つの方法である。
【0033】他に、タイミングストライプ上のタイミン
グマークを読み取るために、本発明の記録部に用いられ
る光センサ24(図2)を使用する方法もある。この方
法は、外側のセンサ34、38を使用して、例えば、両
センサがタイミングストライプ上のギャップ又は透明部
を検知した場合、これを1つの状態として検出する。こ
の状態が検出されると、中間部のセンサ36の出力が読
み取られ、この値がデータとして記憶される。記録リボ
ン18が進められると、センサ36は、外側のセンサ3
4、38と同時に一致する別の2つのギャップを探す。
2つの外側センサ34と38の間隔がおよそ0.75イ
ンチ(1.9cm)の場合、8ビットの情報が6インチ
(15cm)のスペースにエンコードでき、9インチの
スペースには12ビットの情報がエンコードできる。3
つのセンサ全てがかなりの期間にわたってギャップの透
明部を検出すると、タイミングストライプの終わり、即
ち、記録リボン18がなくなったことを示す。
【0034】図6は、タイミングストライプ74の情報
領域72の代表例を示す図である。情報領域72は、図
3の情報領域48、図4の情報領域58、図5の情報領
域66に夫々対応する。情報領域72は、12ビットの
情報をエンコードして記録できる。タイミングストライ
プ74上の1ビットに対応する領域が不透明な場合、こ
のビット値を“0”とする。他方、特定のビットに対応
する領域が透明の場合、このビット値を“1”とする。
図6に示す例では、12ビットの値は「0000000
00011」であり、これは十進数の3に対応する。
【0035】図7は、情報領域72に記録された値によ
り示される、記録リボンの異なる記録特性を示すもので
ある。例えば、この値は、3色のパネル(C−M−Y)
がパネルセット内に含まれること、記録リボンが“種類
3”のリボンであること(これを、記録制御部12は或
る種の限定された特性を持つものとして認識する)、記
録リボンがロット3で製造されたこと(そのロットの或
る特性を有すること)、或いは、特定パネルのカラー値
が“3”であること(記録制御部12がこれを認識して
適当に考慮する)等を表すことができる。
【0036】或いは、情報領域72に記録された12ビ
ットの値を4ビットずつ3つに分けて、各々が記録リボ
ンの異なる記録特性を表すようにすることができる。例
えば1〜4ビットがパネルセット内のパネル数、5〜8
ビットが記録リボンの種類、9〜12ビットが特定リボ
ンのカラーバランスを夫々表すようにすることができ
る。その他の例として、情報領域72には12ビット以
下又は以上の値も使用することができる。図6及び7に
示された値は説明にのみ供するものであり、本発明によ
れば、情報をエンコードする方法及びエンコードされる
情報が、多くの方法により実施できることは明らかであ
ろう。
【0037】図8及び9は、本発明の他の重要な面を示
す図である。通常、熱転写記録リボン18は、供給リー
ル又はスプール等の適当な送り部により支持され或いは
送られる。図8に示された供給リール75は第1及び第
2のエンドキャップ76、78を有し、これらのエンド
キャップは同一又は異なる長さを持っている。従って、
各エンドキャップは「長い」か「短い」のいずれかの状
態をとる。
【0038】従来、エンドキャップの長さにより、即
ち、短いエンドキャップ76及び長いエンドキャップ7
8の特定の組み合わせにより、記録リボンが単色か、3
色(C−M−Y)又は4色(C−M−Y−K)であるか
を記録部に伝達するようにしていた。例えば、前述した
PhaserII PXiプリンタの記録部は、各々のエ
ンドキャップの長さを検出し、長いエンドキャップの場
合は「オン」、短いエンドキャップの場合は「オフ」と
している。オン/オンの組み合わせ(即ち、エンドキャ
ップ76と78が両方とも長い場合)は、単色リボンと
判定される。他方、オフ/オフの組み合わせは3つのパ
ネルを持つ記録リボンであり、オフ/オンの組み合わせ
は4つのパネルを持つ記録リボンであることを示す。し
かしながら、従来、4番目の組み合わせ(オン/オフ)
は使用されていなかった。
【0039】本発明のリボンスプール又は他の送り機構
は、記録リボンの付加情報の有無を示すような手段で構
成されている。例えば、従来使用されていなかった4番
目の組み合わせ(オン/オフ)は、記録リボン18のタ
イミングストライプ22に記録情報がエンコードされて
いることを記録制御部12に伝達するために用いられ
る。これを達成するためには、エンドキャップ76が
「長い」か「短い」かを判定する第1のセンサ80が設
けられる。同様に、第2のセンサ82を設け、エンドキ
ャップ78が「長い」か「短い」かを判定する。例えば
簡易なマイクロスイッチで構成できるセンサ80、82
は、エンドキャップの長さの情報を記録制御部12に伝
達し、記録制御部12は予め設定された変換テーブルに
従って長さの情報をデコードする。このようにすれば、
記録制御部12は、エンコードされたリボン特性情報を
持つ記録リボンが記録装置10に装着されていることを
識別して、この情報をデコードし、記録装置10を調整
することができる。
【0040】なお、図1〜7に示した具体例は、記録リ
ボンの一方のエッジに形成したタイミングストライプ
に、リボン特性の情報をエンコードしたものであった
が、かかる情報は、パネルセット間又は1セット内のパ
ネルの間に延長部54(図4)等のようなスペースを設
け、このスペースに記録リボンの幅方向にエンコードす
ることもできる。即ち、エンコード情報をリボンが走行
する軸に直交する方向に記録するようにしてもよい。ま
た、情報は、磁気媒体を用い、或いは記録リボンの形状
又は表面特性を変更する等の異なる方法で記録リボン上
にエンコードできる。
【0041】前述の如く、本発明の方法を実施例に基づ
き、種々の特徴及び利点を詳細に説明したが、これらの
説明は例示にすぎないものである。特に各部の形状、大
きさ及び配列等の細部について、本発明の原理内で、添
付した請求項に含まれる全範囲に対し種々の変形を取る
ことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録リボンにその記録特性に関するエンコード情報を記
録し、この記録リボンを印刷記録装置に装着して情報を
読み取り、イメージをその情報に従って被記録媒体上に
記録するようにしたので、記録リボンに応じて記録品質
を自動的に最適化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写記録装置の概略図である。
【図2】図1の装置に使用するセンサ及び記録リボンの
一部を示す斜視図である。
【図3】本発明の記録リボンの一例を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の記録リボンの他の例を示す平面図であ
る。
【図5】本発明の記録リボンの更に他の例を示す平面図
である。
【図6】図3〜5の記録リボンの情報領域を示す拡大図
である。
【図7】本発明の記録リボンの特性に関する情報例を示
す図表である。
【図8】本発明装置の実施例の要部を示す概略図であ
る。
【図9】図8の実施例に対応するブロック図である。
【符号の説明】 10 記録装置 12 記録制御部(制御手段) 14 記録ヘッド 18、40、50、60 記録リボン 19 被記録媒体 24 光センサ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9121−2H B41M 5/26 A (72)発明者 エー・ジェイ・ロジャース,IV アメリカ合衆国 オレゴン州 97068 ウ ェスト リン,ローハイド ドライブ 2903

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々の熱転写記録リボンの記録特性に応
    じて被記録媒体上に印刷記録する方法であって、 (a)リボン位置又は位置決め以外の選択された上記熱
    転写記録リボンの特性に関するエンコードされた情報を
    有する熱転写記録リボンを構成し、 (b)上記情報を読み取るように構成された印刷記録装
    置に上記熱転写記録リボンを装着し、 (c)上記印刷記録装置を作動させて上記情報を読み取
    り、 (d)上記情報に従って被記録媒体上にイメージを印刷
    記録するように上記印刷記録装置を調整する印刷記録方
    法。
  2. 【請求項2】 個々の記録リボンの記録特性に関する情
    報が、この記録リボン上にエンコードされていることを
    熱転写記録装置に伝達する印刷記録方法であって、 (a)上記記録リボンを保持し、上記記録リボン上の上
    記情報の有無を示すように構成されたリボン送り部を設
    け、 (b)上記リボン送り部を上記熱転写記録装置に装着
    し、 (c)上記熱転写記録装置を作動させて、上記リボン送
    り部の形状に基づき、 上記情報が上記記録リボン上にあるか否かを判定させ、 (d)上記情報があると判定された場合、上記熱転写記
    録装置にこの情報を読み取る動作をさせ、 (e)上記情報に従ってイメージを被記録媒体上に印刷
    記録するように上記熱転写記録装置を調整する印刷記録
    方法。
  3. 【請求項3】 多色熱転写記録装置に使用するための記
    録リボンであって、 ベースシートと、 上記ベースシートの少なくとも1つの区分されたコーテ
    ィング領域に付着された感熱転写インクと、 上記記録リボンの特性をエンコード形式で表し、上記ベ
    ースシートの識別領域に配置される符号とを有し、 上記多色熱転写記録装置が上記符号を読み取ってその情
    報をデコードし、該装置を上記特性に適合できるように
    した記録リボン。
  4. 【請求項4】 イメージを被記録媒体上に印刷記録する
    装置に使用するための熱転写記録装置用リボン構成体で
    あって、 位置検出又は位置決めを目的としない、エンコードされ
    た情報を有する熱転写記録装置用リボンと、 上記熱転写記録装置用リボンを保持し、その付属物が熱
    転写記録装置により検出できる特性を有する手段とを具
    え、 上記特性により、上記情報が上記熱転写記録装置用リボ
    ン上にあることを上記記録装置に指示できるようにした
    記録リボン構成体。
  5. 【請求項5】 イメージを被記録媒体上に印刷記録する
    装置であって、 熱的記録ヘッドと、 この熱的記録ヘッドを制御する制御手段と、 熱転写記録リボンを、上記熱的記録ヘッドと記録がなさ
    れる被記録媒体との間に装着する手段と、 位置検出又は位置決めを目的とする情報以外の、上記熱
    転写記録リボンに関するエンコードされた情報を読み取
    り、上記制御手段に接続された検出手段とを具え、 上記制御手段は、上記情報を用いて上記情報に従ってイ
    メージを印刷記録するように調整できる印刷記録装置。
JP5324697A 1992-12-22 1993-12-22 印刷記録方法 Pending JPH071752A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5853255A (en) * 1996-01-19 1998-12-29 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal printer and ink ribbon used therewith

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