JPH07174549A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH07174549A
JPH07174549A JP5293243A JP29324393A JPH07174549A JP H07174549 A JPH07174549 A JP H07174549A JP 5293243 A JP5293243 A JP 5293243A JP 29324393 A JP29324393 A JP 29324393A JP H07174549 A JPH07174549 A JP H07174549A
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JP
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light
distance
circuit
distance measuring
signal
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JP5293243A
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Osamu Nonaka
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication
    • G01C3/08Use of electric radiation detectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、十分な反射光の光量が得られない距
離域にある被写体であっても、被写体の反射率に影響さ
れずに高精度な測距が可能な測距装置を提供することを
目的とする。 【構成】本発明は、装置全体の制御を行う演算制御回路
(CPU)1には、比演算回路9と和演算回路10等に
よって生じる誤差成分を補正するための補正値を予め記
憶するメモリ11が設けられ、被写体に向かって投光し
た測距用光の反射光からPSD6の光電変換により得ら
れた出力を上記補正値に基づき補正することにより、被
写体の反射率に関わらず、遠距離から近距離まで高精度
な測距を行う測距装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの測距装置に係
り、特に被写体に測距用光を投光し、その反射信号光か
ら被写体距離を検出するアクティブ型の測距装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、対象物となる被写体に向かって赤
外光等を投光し、その被写体からの反射信号光を、投光
手段から基線長だけ離れた受光レンズを介して受光し、
その入射位置を検出して被写体距離を検出するアクティ
ブ三角測距方式の測距装置が知られている。
【0003】その光入射位置を半導体位置検出素子(P
SD)によって検出することは公知なものであり、例え
ば、本出願人が提案した特開昭50−23247号公報
に記載されている。
【0004】同様に本出願人は、特開平1−29111
1号公報により、異なる距離に切りかえて測距を行い、
その際にPSDの出力信号から光入射位置だけでなく、
光の入射光量も含めて演算し、被写体距離を算出する測
距装置を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述したような
アクティブ三角測距式の測距にPSDを用いた測距装置
で遠距離域にある被写体を測距することは非常にむずか
しい。つまり、遠距離にある被写体からの反射光は、入
射する信号の光量が、光電流値に換算すると、1nA,
2nA程度のレベルになるため、当然、PSDの出力電
流が1nA以下になり、この信号の増幅演算時に回路か
ら生じるノイズが重畳し易くなる。
【0006】そこで本出願人は、上記特開平1−291
111号公報に記載するように、このような距離におい
ては、被写体の反射信号光の光量を用いた測距装置を提
案したが、この方式では、被写体の反射率による影響が
あり、白い服の人物と、黒い服の人物では同一距離に存
在しても異なる測距結果になってしまうという不具合が
あった。
【0007】そこで本発明は、十分な反射光の光量が得
られない距離域にある被写体であっても、被写体の反射
率に影響されずに高精度な測距が可能な測距装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、対象物に向けて測距用光束を投光する投光
手段と、上記対象物からの上記測距用光束の反射光を受
光し、入射位置に依存する2つの光電変換信号を出力す
る光位置検出手段と、上記光位置検出手段の出力を用い
て上記反射光の強さに依存する第1信号を出力する第1
処理手段と、上記光位置検出手段の上記2つの光電変換
信号を用いて、上記入射位置に依存する第2信号を出力
する第2処理手段と、上記第1及び第2処理手段の各出
力に対する補正値を記憶する記憶手段と、上記第1及び
第2処理手段の出力と上記補正値を用いて、上記対象物
の距離を演算する距離演算手段とで構成される測距装置
を提供する。
【0009】
【作用】以上のような構成の測距装置においては、投光
手段から対象物に向けて投光した測距用光束の反射光が
光位置検出手段で検出され、第1処理手段と第2処理手
段により処理される。距離演算手段により、その際に生
じる誤差成分を補正するための補正値を予め記憶する記
憶手段から読出し、検出された第1及び第2処理手段の
出力と上記補正値を用いて、上記対象物の距離が演算さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1(a)は、本発明による第1実施例と
しての測距装置の概念的な構成を示す図である。
【0011】この測距装置において、ワンチップマイコ
ン等からなる演算制御回路(CPU)1は、装置全体の
シーケンス制御を行い、後述する各回路部の出力信号を
受けて演算を行ない、被写体距離を算出する。このCP
U1は、ドライバ2を介して、赤外発光ダイオード(I
RED)3を駆動させ、発生した光は、レンズ4によっ
て集光され、図示しない被写体に向かって投光される測
距用光となる。
【0012】そして上記被写体からの反射信号光は、レ
ンズ5で集光され、PSD6に入射する。このPSD6
は、この反射信号光を、その光の強さに比例した電流I
0 に変換し、さらに入射位置xに依存した割合で、I0
を2つの電流信号I1 ,I2に分流する機能を持った半
導体素子である。このPSD6の受光面の長さをtと
し、xの原点をaとすると、
【0013】
【数1】 となる。
【0014】この出力電流I1 ,I2 は、プリアンプ
7,8により増幅されるが、この出力は各々I1 /I0
を演算する比演算回路9と、I1 +I2 によってI0
検出する和演算回路10に入力される。また、電気的に
書きこみ可能なメモリ(E2 PROM)11は、これら
の比演算回路9と和演算回路10の誤差成分を予め記憶
するために用いられる。前述したようにCPU1は、こ
れら比演算回路9と和演算回路10と、E2 PROM1
1の結果に従って被写体距離を算出する。
【0015】次に図1(b),(c)を参照して、前述
した回路(比演算回路9と和演算回路10)の誤差成分
について説明する。図1(b)は、比演算回路9の出力
と被写体距離Lの逆数の関係を示したものである。三角
測距の原理によりレンズ4,5の主点間距離をsとし、
受光レンズ5の焦点距離をfJ とし、PSD6への信号
光入射位置xの関係は、
【0016】
【数2】 となる。ここで、(2)式を考慮すると、
【0017】
【数3】 となる。
【0018】従って、比演算回路9の出力は、理想的に
は1/Lに比例する実線のグラフのようになる。しか
し、実際には遠距離になる程、反射信号光が減少し、出
力電流I0 が小さくなることから、比演算回路9にのる
誤差成分iN1の影響が無視できなくなり、実際には、点
線で示したようなグラフとなる。
【0019】また、図1(c)はI1 +I2 により、出
力電流I0 を求める和演算回路10の出力のグラフであ
るが、和演算回路10の誤差成分iN0によって、実際に
は点線のグラフのように理想の関係(実線)との間に誤
差を生じる。
【0020】本発明は、上記回路の形成時に生じる特性
等のバラツキからの誤差成分iN1,iN0を製造段階でE
2 PROM11に記憶させておき、これらの値と、測距
時の和演算回路10の出力を用いて比演算回路9の出力
結果を補正し、正しい測距演算を行うものである。
【0021】なお、このような回路の誤差成分を生じる
要因としては、IRED3の発光にともなう電源電圧の
変動や誘導ノイズ又は、CPU1のノイズ等の方向性が
あり、なおかつ、再現性のあるノイズ及び各回路のオフ
セットや出来ばえによるバラつき、アンバランス、コン
デンサからのリーク等がある。
【0022】次に図2のフローチャートを参照して、図
1に示した構成の測距装置の動作について説明する。ま
ず、IRED3を発光させ、PSD6から発生した光電
流に比例した出力I0 を和演算回路10からCPU1が
読みこむ(ステップS1)。次に同様に、比演算回路9
からI1 /I0 の演算結果を入力する(ステップS
2)。
【0023】そしてCPU1は、E2 PROM11から
予め記憶している補正値IN1,IN0を読出す(ステップ
S3)。これらの補正値IN1,IN0は、各々回路の誤差
成分iN1,iN0を打ち消すための値である。上記和演算
回路10の出力電流I0 は、実際はI0 +iN0である
が、
【0024】
【数4】 の形でCPU1が演算して正しい出力電流I0 を求める
ことができる。
【0025】また、上記比演算回路9の出力I1 /I0
は、実際は(I1 −iN1)/I0 となるので、IN1/I
0 を加算すれば、正しい値となる。このI0 は、(5)
式により算出されるもので、CPU1が各回路の出力I
0 ,I1 /I0 を補正演算することにより、正確なI1
/I0 が算出される(ステップS4)。このようにして
得られたI1 /I0 を用いて、(4)式に従い距離Lを
算出する(ステップS5)。
【0026】ここで、前述した補正係数IN0,IN1は、
製造の際に工場等でE2 PROM11に入力するもので
あり、その調整システム及び工程について、図3(a)
の構成図を参照して説明する。
【0027】この構成において、本実施例の測距装置を
搭載したカメラ12にはパーソナルコンピュータ(以
下、パソコン)13が接続される。このパソコン13
は、カメラ12に測距動作を行わせ、その結果から補正
係数IN0,IN1を演算してカメラ内蔵のE2 PROM1
1(図1に示す)に書き込ませる。また、この測距動作
を行うのに際して、マスクスライド装置14、チャート
切換装置15,16,17を制御する。
【0028】上記スライド装置14は、遮光用マスク1
8を移動させ、カメラ12の投光レンズを覆う状態と、
開放した状態の2つの状態をつくり出すことができ、遮
光用マスク18で覆うことにより、PSD6に反射光が
入光しないように目隠し状態で測距を行う。
【0029】また各切換装置15〜17は、各距離L
1 ,L2 ,L3 に置かれたチャート15a,16a,1
7aを測距ポイントに出し入れ出来るようになってい
る。このような調整システムによって行う補正係数の算
出及びE2 PROMへ書きこみの工程を図3(b)のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0030】まず、マスクスライド装置14を用いてカ
メラ12の投光レンズの前に遮光用マスク18を移動さ
せ、投光レンズ10をからの投光を遮光する(ステップ
S10)。次に、この遮光した状態で測距回路(図1に
示す和演算回路10)を用いて和演算結果を読出す(ス
テップS11)。この時、PSD6には出力電流I0
生じないので、この時出力されるのが誤差成分になる。
パソコン13は、この結果を補正係数IN0として記憶す
る。
【0031】次に、スライド装置14を介して、遮光用
マスク8を移動させて遮光を解除し、各チャートに対し
て測距用光が投射できるようにする(ステップS1
2)。そして切換装置15により距離L1 の所のチャー
ト15aを出し、測距できるようにセットする(ステッ
プS13)。
【0032】このセット状態で測距し、パソコン13は
図示しない比演算回路9の出力をA1 として記憶する
(ステップS14)。次に、距離L2 ,L3 にある各チ
ャートに切換えて、同様な測距がくり返され(ステップ
S15〜18)、距離L2 の出力A2 ,距離L3 の出力
3 の比演算結果が得られる。
【0033】また、距離L3 のチャート17aで測距
し、図示しない和演算回路10からの和演算の結果B3
をパソコン13に入力する。以上の工程で、パソコン1
3が得たデータA1 ,A2 ,A3 ,B3 を用いて、補正
データIN1が演算される。まず、L1 ,L2 の距離デー
タA1 ,A2 より、距離L3 の時の理論上のデータA30
(図1(b)参照)を演算する(ステップS20)。こ
の時、距離L1 ,L2 は、比較的近距離を想定してお
り、これらの距離では信号光電流が回路の誤差分iN1
り十分大きく、回路15の出力A1 ,A2 は、図1
(b)に示すように理論通りであると考えられる。
【0034】このようにして得られたA30に、距離L3
の測距結果A3 が一致するための補正係数IN1を求める
(ステップS21)。図2に示すステップS4に示すよ
うに、
【0035】
【数5】 という関係で求められる。そして求められた、補正係数
N0,IN1をE2 PROM11に書きこむ(ステップS
22)。
【0036】以上説明した実施例では、回路の誤差成分
N1が、比演算回路9に(I1 −iN1)/I0 の形で影
響する例であったが、回路構成や、混入するノイズの種
類によっては、(I1 −iN1)/(I0 −iN3)という
形でiN1,iN3という2つの誤差成分を考えねばならな
い場合がある。
【0037】このような2つの誤差成分による誤差を補
正するための係数を求めるための構成及びフローチャー
トを図4に示し説明する。前述した図3(a)に対し
て、図4(a)は、距離L3 のチャート17aとは、異
なる反射率を持つチャート17b(黒チャート)をセッ
トできるようにしてある。図4(b)のステップS30
〜S39は、図3(b)のS10〜S19に相当するた
め、ここでの説明を省略する。
【0038】次に上記黒チャート17b(距離L3 )を
セットし(ステップS40)、この黒チャート17bに
対する測距を行い、図1に示す比演算回路9から比演算
結果A4 を求め(ステップS41)、和演算回路10か
ら和演算結果B4 を求めて(ステップS42)、それぞ
れの結果をパソコン13に入力する。次にパソコン13
では演算を行い、求められた測距結果より、IN1,IN3
を算出する(ステップS43)。そして図3と同様に距
離L3 における理論値をA30とすると、
【0039】
【数6】 の連立方程式を解くことにより、
【0040】
【数7】 として、補正係数IN1,IN3が求められる。
【0041】このようにして求められた補正係数IN0
N1,IN3をE2 PROMに書きこみ(ステップS4
4)、終了する。以上説明したように、回路の構成によ
って図示しない比演算回路に、 (I1 −iN1)/(I0 −iN3) のような形で誤差成分iN1,iN3が関与しても正確な測
距が可能となる。
【0042】次に図5には、本発明による第2実施例と
しての測距装置の具体的な構成を示し説明する。ここ
で、第2実施例における構成部材で、図1に示す部材と
同等の部材には同じ参照符号を付して、その説明を省略
する。また、PSD6で発生した光電流I1 ,I2 の2
つの信号を、それぞれ増幅し、和演算回路10と比演算
回路9に導く比較する回路系は、各々全く同様に形成さ
れるので、ここでは一方の光電流I1 の回路系のみにつ
いて説明する。
【0043】一般に被写体は、太陽光や人口照明光によ
って定常的に光を照射されているため、カメラに内蔵さ
れるPSD6には、信号光以外にも、それらによる定常
光が入射している。この定常光によりPSD6からは定
常光電流IBOが含まれて出力している。
【0044】従って、測距(AF)の演算においては、
この定常光電流IBOを除去して、図示しないIREDに
よる信号光電流I1 ,I2 のみを弁別して取り出す必要
がある。
【0045】まず、この定常光電流の除去について説明
する。上記定常光電流IBOと信号光電流I1 ,I2 の弁
別は、基本的には上記IREDが発光していない状態と
発光した状態とで定常光電流IBOの成分は変化しないた
め、変化分は信号光電流I1 ,I2 であると判断するこ
とにより行われる。ここで各部材に付した( )内に
は、信号光電流I2 側を処理する部材の参照番号を示
す。
【0046】まず、上記IREDの発光前に、PSD6
からの定常光電流I0 がトランジスタ40(51)で増
幅される。この増幅電流は、カレントミラー回路41,
43(52,54)によって圧縮ダイオード46(5
7)に流れ込むが、このとき圧縮ダイオード46(5
7)の電位が上記電流IBOの流入によって高くなると、
ホールドアンプ48(59)が働いて、トランジスタ5
0(61)のベース電位を制御し、上記定常光電流IBO
をGNDに放出する。
【0047】上記ホールドアンプ48(59)の+側の
入力端には、定電流源45(56)の定電流IDBでバイ
アスされた圧縮ダイオード46(57)の電圧が、また
−側の入力端には、定電流源68により、同じく定電流
DBによってバイアスされた圧縮ダイオード69の電圧
が、各々バッファ47(58)及びバッファ67をそれ
ぞれ介して印加されている。
【0048】このため、ホールドアンプ48(59)が
機能している以上、圧縮ダイオード46(57)には、
定常光電流IBOによる電流は流入しないようになってい
る。即ち、図中、矢印xで示す各ライン間には電流の流
れがない状態で、この回路は安定している。
【0049】次に上記IREDが発光した場合は、定常
光電流IBOに信号光電流I1 (I2)がプラスされた状
態で、プリアンプ7(8)に入力されてくる。このと
き、上記IREDの発光に同期して、ホールドアンプ4
8(59)はオフする。よって、ホールドコンデンサ4
9(60)にチャージされている電位で、トランジスタ
50(61)がオンし、定常光電流IBOがGNDに放出
される。
【0050】しかし、信号光電流I1 (I2 )だけは、
トランジスタ40(51)によって増幅され、カレント
ミラー回路41,43(52,54)を介して圧縮ダイ
オード46(57)に流れ込む。この時、定電流源45
(56)はホールドアンプ48(59)と同様に、図
中、符号B0 で示すラインにタイミング回路33から出
力されるバイアスカット信号Bによってオフされるの
で、圧縮ダイオード46には信号光電流I1 のみによる
圧縮電圧が生じる。同様に信号光電流I2 も定常光電流
B0を除去されて圧縮ダイオード57に流入する。
【0051】これらの圧縮電圧VA ,VB は、上記バッ
ファ47,58をそれぞれ介して、トランジスタ62,
63、定電流源64、積分コンデンサ65からなる比演
算回路9に入力される。またこの比演算回路9は、リセ
ット回路66と共に第2積分回路31を構成している。
この比演算回路9は、上記IREDの発光に同期させ
て、定電流源64をオンさせると、積分電流IINT は、
【0052】
【数8】 の関係を満たすので、積分コンデンサ65には、
【0053】
【数9】 の電圧信号が発生する。
【0054】ここで、nは上記IREDの発光回数、I
E は定電流源64の電流値、τは1回の積分時間、Cは
積分コンデンサ65の容量とする。上記リセット回路6
6は、上記IREDの発光に先立って積分コンデンサ6
5の電位を初期状態にし、積分電圧VINT =0にする働
きをする。上記(8)式のVINT は、CPU1がA/D
変換して読み取るが、上記(4)式,上記(8)式よ
り、a=t/2として、
【0055】
【数10】 が成り立つので、VINT より距離情報1/Lが求められ
る。以上が本実施例における比演算回路の動作である。
【0056】次に、和演算動作について説明する。この
和演算動作は、前述した比演算動作と同様に、増幅され
た信号光電流I1がカレントミラー回路41,42によ
って和信号積分回路に導かれる。同様に増幅された信号
光電流I2 はカレントミラー回路52,53により上記
信号光電流I1 と加算される。以下、( )内は信号光
電流I2 側の部材の符号を示す。
【0057】ここで、上記カレントミラー回路を構成す
るトランジスタ42,53には、上記信号光電流I1
2 以外にも、バイアス電流を定常的に流している。こ
れは上記トランジスタ40,41,42,43(51,
52,53,54)には、常時バイアスしておき、IR
EDの信号電流に対する応答性が悪くなることを防止す
る。前述した定常光除去動作によって、矢印xの電流が
“0”となる状態においては、定電流源44(55)の
流す定電流IPBによって、それぞれバイアスされてい
る。
【0058】そのため、和信号積分回路は、この定電流
PBによるバイアスを除去して、信号光電流I1 および
2 のみを積分する構成となっている。つまり、図示し
ないIREDの発光前にトランジスタ42,53より流
入してくる電流を除去して、電流I1 +I2 のみを積分
し、前述した定常光除去回路と同様の動作を行う。
【0059】そして、上記和演算回路10に接続されて
いるスイッチング回路は、IREDの発光前はスイッチ
72,73がオン状態、スイッチ70,71はオフ状態
となっている。
【0060】このため、バイアス電流の両チャンネルを
合わせた電流分(2×IPB)は、抵抗75に流れようと
電流する際の電圧降下により、ホールドアンプ76が動
作し、トランジスタ78をオンさせて、GNDに放出さ
れる。
【0061】この場合、矢印(a)の方向に電流が流れ
ようとすると、ホールドアンプ76の+側の入力端の電
位が上がり、トランジスタ78はコレクタ電流を増して
(a)の方向への流れを抑えようとする。また反対に矢
印(b)の方向に電流が流れようとすると、ホールドア
ンプ76の−側の入力端の電位が上がり、トランジスタ
78はコレクタ電流を減らして、矢印(b)の方向への
流れを抑えようとする。 従って、バイアス電流分(2
×IPB)の含まれるノイズ成分によって抵抗75に対
し、どちらの方向へ電流が流れようとしても、この回路
では敏感にそれを除去する。
【0062】次に、前記IREDが発光すると、スイッ
チ72,73はタイミング回路33からの積分信号IN
Tによりオフし、スイッチ70,71はオンする。この
ため、ホールドコンデンサ77に蓄えられた電荷に基づ
いて、バイアス電流はトランジスタ78にGNDに放出
されつつ、信号光電流I1 ,I2 に基づく電流のみが矢
印(c)の方向で、第1積分回路30へ導入される。こ
の第1積分回路30は積分アンプ79と積分コンデンサ
80とからなる和信号回路で構成されており、上記信号
光電流I1 ,I2 を積分する。この積分は、上記増幅用
トランジスタ40,51の電流増幅率をβとすると、積
分アンプ79の出力電圧VpINTは、
【0063】
【数11】 となる。ここで、上記Cp は積分コンデンサ80の容量
である。
【0064】上記比演算動作と同様にリセット回路81
は、IREDの発光前に、上記積分アンプ79の出力電
圧VpINTを初期状態にリセットする役目をする。そし
て、CPU1はA/D変換した上記VpINTを読み取り、
後述する(12)式に従って、距離情報1/Lが求めら
れる。ここで、被写体の反射率は一定、IREDの投光
スポットは、被写体に全部当っていると仮定すると、光
の拡散の原理により、
【0065】
【数12】 従って、上記(11)式と(10)式より
【0066】
【数13】 となり距離情報1/Lを求めることができる。
【0067】次に図6には、前述した構成の測距装置に
よるオートフォーカス(AF)動作のタイミングチャー
トを示し説明する。図示するように、CPU1により時
点(イ),(ロ)のタイミングで光量積分信号VpINT
比演算信号VINT を読み出す。また、一般に知られる二
重積分によるA/D変換を行う場合には、時点
(イ′),(ロ′)のタイミングで各々t1,t2 の時
間を読み取るようにする。
【0068】また、前述した(12)式の定数Kは、I
REDの光量、PSD6の光電変換効率、プリアンプ
7,8の増幅率、AF用投・受光レンズ4,5のバラツ
キによって大きく変化するが、ここでは前記E2 PRO
M11(図1参照)により、これらのバラツキを製品の
1つ1つについて補正するための補正データを記憶して
おき、上記(11)式による測距演算を、より高精度で
実現可能にしている。次に、図7には測距装置における
実際の距離の割出しのフローチャートの一例を示す。こ
のフローチャートでは上記(12)式を単純化して、
【0069】
【数14】 という形にしてある。ここで、Ip DATAは光量積分
信号VpINTをCPU1が読み出したディジタル値であ
る。また上記(9)式も比演算信号VINT をCPU1が
読み込んだディジタル値を、ADと表現し、
【0070】
【数15】 という形に単純化してある。ここで、K,A,Bは定数
である。
【0071】まず、CPU1が図4(b)に示したよう
な工程において、E2 PROM11に入力してある補正
係数IN1,IN3,IN0を読み出す(ステップS50)。
次に、発光回数nのリセットし(ステップS51)、図
5,6で説明したIREDの発光,積分を行う(ステッ
プS52)。そして、nをインクリメントして(ステッ
プS53)、所定回数例えば、16回行ったか否かの回
数判定を行う(ステップS154)。これにより、IR
EDの発光,積分が16回くり返される。
【0072】そして、所定数の発光,積分を行った後、
コンデンサ80における和信号積分の結果、Ip DAT
Aを読み出す(ステップS55)。次に、(11)式に
もとづく距離演算を行う(ステップS56)。この演算
により得られたデータは、被写体距離Lの逆数に対し、
図8(b)に示したような結果となる。つまり被写体の
反射率に対し依存性を持つ。しかし、∞の距離では出力
電流I1 +I2 は、被写体の反射率によらず“0”にな
ることから、遠距離では上記反射率の影響が小さいこと
がわかる。
【0073】次に、この結果が10mより遠距離か否か
判定し(ステップS57)、被写体距離Lが10mより
遠距離ならば(YES)、ステップS56で得られた算
出距離を採用する。しかし、被写体距離Lが10m未満
であれば(NO)、コンデンサ65から比演算I1 /I
0 の結果ADをCPU1が読出す(ステップS58)。
次に、ステップS56の結果が、被写体距離Lが7m
より遠距離か否か判定し(ステップS59)、被写体距
離Lが7mより遠いと判定された時は(NO)、回路の
誤差成分より信号が十分に大きな値であるものとして、
(9)式にもとづく距離演算で、被写体距離Lを算出す
る(ステップS61)。
【0074】しかし、ステップS59で被写体距離Lが
7mを未満である場合、つまり7mから10mの間の距
離であれば(YES)、本発明の特徴とする補正演算を
行う条件となり、図4で説明したような誤差成分iN0,
N1,iN3の補正を行う。(14)式のADをわかりや
すく、図4で説明に用いたI1 /I0 とし、S56のI
p DATAも式(6a)に準じてI0 と等しいと単純化
すると、式(6a)と同様に、
【0075】
【数16】 として、ステップS61に移行し、正しい測距演算が可
能となる。
【0076】次に図8には、各データと距離の逆数1/
Lの関係を示す。図8(a)に示す実線は、比演算結果
と距離の逆数1/Lの関係を示す。図示されるように、
回路のランダムノイズにより遠距離になる程、幅を持
ち、また、方向性のあるノイズ、また、回路の誤差成分
等により、遠距離程リニアリティを失っている。これ
が、従来の測距装置の性能であった。また、図8(a)
に示す点線は、上記実線を本発明の補正演算によって、
リニアリティを改善した例である。そして図8(b)
は、前述した和演算測距と距離の逆数1/Lの結果を示
す図である。図7に示した測距工程により測距すれば、
図8(c)に示したような、遠距離から近距離域に到る
まできわめて誤差の少なくなる。
【0077】次に図9には、本発明による第3実施例と
して、2つの受光手段が備えられた(受光2眼式)測距
装置の構成を示し説明する。この測距装置において、ド
ライバ2a,2bにより駆動されるIRED3から図示
されない被写体に投光され、その反射光が基線長sだけ
離れて位置に配置された受光レンズ5a,5bを介し
て、各々、PSD6a,6bに照射される。
【0078】この時、各PSD6a,6bから、出力電
流I1 ,I2 及び出力電流I3 ,I4 が出力される。そ
してプリアンプ7a,7b,8a,8bがこれらの出力
電流を各々増幅し、図1に示した回路と同様に、比演算
回路9a,9b及び和演算回路10a,10bに入力す
る。この比演算回路9a,9bの結果は、加算回路10
cにて加算され、その加算結果がCPU1に入力され
る。
【0079】本実施例のような受光2眼式測距装置は、
両受光レンズの焦点距離fJ が等しい時、PSD6a,
6bへの各々の入射位置をxa ,xb とすると被写体距
離Lの逆数は、
【0080】
【数17】 として求められる。xa ,xb の原点を共にaとする
と、
【0081】
【数18】 となるのでCPU1は、加算回路10cの出力から被写
体距離を求めることができる。また、和演算回路10
a,10bの出力は、CPU1に入力され、CPU1は
2 PROM11に記憶されている補正係数及び加算回
路10c、和演算回路10a,10bの結果に従って被
写体距離Lを算出する。
【0082】また、CPU1には警告装置91が接続さ
れており、和演算回路10a,10bの出力が極端にア
ンバランスな時には、片方のレンズがふさがれている事
等を想定して、ユーザーに音や光により警告を与えるよ
うになっている。
【0083】このような受光2眼式の測距装置のメリッ
トとして、図11に示すような撮影の構図にて投射され
た測距用光スポット92の全体が被写体93に対して完
全に当らず、いわゆるスポット欠けを起こしても2つの
PSDへの信号光入射位置のズレがキャンセルして正し
い測距が可能になるという点がある。
【0084】しかし、図1(b)で説明したように、信
号光の入射位置xが正しくてもスポット欠けによって生
じた光量損失により反射信号光量が減少すると、比演算
結果が不正確になり、前述したメリットを完全に生かす
ことが困難になってしまう。
【0085】そこで第3実施例の測距装置において、図
9に示した構成、及び図10に示したフローチャートを
参照して、測距について説明する。この測距装置におい
て、CPU1の制御により投・受光を行い、和演算回路
10a,10bからCPU1に和演算結果I0a,I0b
入力する(ステップS70)。そして、比演算回路9
a,9bからの各比演算結果90a,90bを和演算回
路10cで足し、CPU1にその比演算結果を入力する
(ステップS71)。
【0086】次に、図3で説明したような方法で調整工
程にて、予めE2 PROM11に入力しておいた補正係
数IN1,IN0をCPU1に読出す(ステップS72)。
読出した補正係数IN1,IN0に基づき、式(5b)で説
明したのと同様の考え方で補正演算を行う(ステップS
73)。
【0087】そして、この補正された値に従って、(1
5)式,(16)式に準じた方法で被写体距離Lの逆数
を演算する(ステップS74)。このようにして得られ
た距離値にカメラのピント合せを行うことにより、遠距
離だけでなく、図11に示すようなスポットはずれが起
きた場合でも、正しくピント合せが可能となり、ほとん
どの撮影の構図できれいにピントの合った写真撮影が可
能となる。
【0088】なお、カメラのピント合せレンズのくり出
し量は、被写体距離Lの逆数に比例するため、図2,図
7,図10のフローチャートでは、CPU1が1/Lを
算出する形で説明した。
【0089】以上説明したように、本実施例の測距装置
により、被写体の反射率の影響を受けず、近距離から遠
距離にまでの測距に関して、高精度な測距が実現され
る。また本発明は、前述した実施例に限定されるもので
はなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
形や応用が可能であることは勿論である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、十
分な反射光の光量が得られない距離域にある被写体であ
っても、被写体の反射率に影響されずに高精度で測距が
可能な測距装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明による第1実施例として
の測距装置の概念的な構成を示す図、図1(b),
(c)は、誤差成分を説明するための図である。
【図2】図1に示した構成の測距装置の動作について説
明するたるのフローチャートである。
【図3】図3(a)は、第1例として、補正係数をメモ
リに記憶させるための調整システムを示す図であり、図
3(b)は、その工程を示すフローチャートである。
【図4】図4(a)は、第2例として、黒チャートを備
えた補正係数をメモリに記憶させるための調整システム
を示す図であり、図4(b)は、その工程を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明による第2実施例としての測距装置の具
体的な構成を示す図である。
【図6】第2実施例の測距装置による測距動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図7】図5に示した測距装置による測距動作について
説明するためのフローチャートである。
【図8】データと距離の逆数1/Lの関係を示す図であ
る。
【図9】本発明による第3実施例として、2つの受光手
段が備えられた(受光2眼式)測距装置の構成を示す図
である。
【図10】図9に示した測距装置の測距動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】撮影の構図例を示す図である。
【符号の説明】 1…演算制御回路(CPU)、2…ドライバ、3…赤外
発光ダイオード(IRED)、4,5…レンズ、6…P
SD、7,8…プリアンプ、9…比演算回路、10…和
演算回路、11…メモリ(E2 PROM)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に向けて測距用光束を投光する投
    光手段と、 上記対象物からの上記測距用光束の反射光を受光し、入
    射位置に依存する2つの光電変換信号を出力する光位置
    検出手段と、 上記光位置検出手段の出力を用いて上記反射光の強さに
    依存する第1信号を出力する第1処理手段と、 上記光位置検出手段の上記2つの光電変換信号を用い
    て、上記入射位置に依存する第2信号を出力する第2処
    理手段と、 上記第1及び第2処理手段の各出力に対する補正値を記
    憶する記憶手段と、 上記第1及び第2処理手段の出力と上記補正値を用い
    て、上記対象物の距離を演算する距離演算手段と、 を具備したことを特徴とする測距装置。
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