JPH07174534A - 金属線条体の形状不良検出装置 - Google Patents

金属線条体の形状不良検出装置

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JPH07174534A
JPH07174534A JP5320328A JP32032893A JPH07174534A JP H07174534 A JPH07174534 A JP H07174534A JP 5320328 A JP5320328 A JP 5320328A JP 32032893 A JP32032893 A JP 32032893A JP H07174534 A JPH07174534 A JP H07174534A
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JP
Japan
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signal
metal
reflected light
steel cord
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JP5320328A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Mizuta
良樹 水田
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Bridgestone Metalpha Corp
Original Assignee
Bridgestone Metalpha Corp
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/02Machine details; Auxiliary devices
    • D07B7/022Measuring or adjusting the lay or torque in the rope

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手によらずスチールコード等の形状不良の
発生を連続的に略確実に検出する。 【構成】 定速で走行するスチールコード等の表面に走
行方向に略直交する方向に向けて光反射式変位センサ2
6から光ビームが照射されると、その反射光がセンサ2
6に受光され、センサ26は受光量に応じたアナログ電
気信号を出力する。このアナログ信号がA/D変換器2
8でA/D変換され、このA/D変換後のパルス信号が
F/V変換器30によりF/V変換されて電圧信号がウ
ィンドコンパレータ32に入力する。ウィンドコンパレ
ータ32では、入力された電圧信号のレベルが所定の正
常範囲内にあれば、異常検出信号を出力せず、所定範囲
外になれば異常検出信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属線条体の形状不良
検出装置に係り、更に詳しくは、複数本の金属素線が撚
り合わされて成るスチールコード,ワイヤーロープ等の
金属線条体の形状不良を連続的に検出するのに好適な金
属線条体の形状不良検出装置に関する。
【0002】
【背景技術】スチールコード,ワイヤーロープ等の金属
線条体は、複数の金属素線が撚り合わされて構成され
る。
【0003】スチールコード、例えば、素線の線形が
0.38mmでオープンタイプの1×5構造のスチールコ
ードの場合、図8(イ)に示されるように、その断面構
造において素線の中心で形成される形状が略正五角形に
成るように配置されれば、その形状は正常である。
【0004】素線が正常に配置されない場合、例えば図
8(ロ)に示されるように、素線の1本が内部に入り込
んでいわゆる1+4構造に配置された場合や、図8
(ハ)に示されるように、素線の1本が略五角形の外部
に飛び出してコードとしての形態をなさないような場合
は、その形状は異常であり、かかる異常形状のスチール
コードは、引っ張り強度、疲労特性等の機械的特性が低
下する。ワイヤーロープの場合も、同様の問題がある。
【0005】従って、スチールコード,ワイヤーロープ
等はその断面形態において素線が所定の位置に配置され
なければならないが、コードの撚り合わせ工程で個々の
素線の引き揃え張力が均一でない場合や、撚り合わせる
前の波型付けが均一でない場合等があり、1×5構造か
ら前述の1+4構造等に変化する異常が部分的に発生す
る場合がある。このような撚り形状不良の発生は素線と
ガイドとの摩擦や、巻き取り装置の巻き取り張力の変化
等が原因となって起こると考えられるが、この撚り合わ
せ時の動的な撚り合わせ条件の変化は、通常突発的に発
生し、予測することができないため、このような不良を
完全に無くすことは現状では困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したような
撚り形状不良の検査は、スチールコード(又はワイヤー
ロープ)の側面形態を目で見て観察したり、または指で
触って触感で見分けたりして、人手によりなされてい
た。このような人手による判定には、高度な技量を必要
とし、熟練者でなければ、確実に不良を発見することが
困難であり、また、熟練者であっても見落としが生ずる
ことは避けられず、結果的にスチールコード等の形状不
良は慢性的に発生していた。
【0007】また、関連する技術として従来よりいわゆ
る傷検出器が知られているが、これは光センサの採光量
の絶対値で傷の有無を判別するため、スチールコード等
が正常に撚られているか否かを連続的に検出することに
は、不向きである。
【0008】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その目的は、人手によらずスチールコード等の形状
不良の発生を連続的に略確実に検出することができる金
属線条体の形状不良検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
定速で走行する複数本の素線が撚り合わされて成る金属
線条体の凹凸変化を認識することにより形状不良を検出
する金属線条体の形状不良検出装置であって、前記金属
線条体の近傍に配置され、当該金属線条体に向けて光ビ
ームを照射し該金属線条体表面で反射した光を受光して
光電変換し反射光量に応じたアナログ電気信号を連続的
に出力する反射光量検出手段と、前記反射光量検出手段
から連続的に出力されるアナログ電気信号をディジタル
変換したパルス信号を出力するアナログ−ディジタル変
換手段と、前記パルス信号を電圧信号に変換する周波数
−電圧変換手段と、この周波数−電圧変換手段から出力
される電圧信号を入力し、この電圧信号のレベルが所定
の正常範囲外となった時に、不良検出信号を出力する検
出手段と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の金
属線条体の形状不良検出装置において、前記反射光量検
出手段が前記金属線条体を構成する素線の直径の略半分
のビーム径を有する光ビームを出力する光検出器を含ん
で構成されたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の金
属線条体の形状不良検出装置において、前記反射光量検
出手段が設置される基台に前記金属線条体に所定の張力
を付与しつつ走行方向へ案内するガイドローラが設けら
れていることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、定速で走行する
金属線条体表面に当該金属線条体の走行方向に略直交す
る方向に向けて反射光量検出手段から光ビームが照射さ
れると、当該金属線条体表面でこの光ビームが反射され
反射光が連続的に反射光量検出手段に受光され、当該反
射光量検出手段は受光量に応じたアナログ電気信号を連
続的に出力する。アナログ−ディジタル変換手段では、
反射光量検出手段から連続的に出力されるアナログ電気
信号をディジタル変換してパルス信号を出力する。周波
数−電圧変換手段では、アナログ−ディジタル変換手段
から出力されるパルス信号を変換してパルスの周波数に
応じた電圧信号を出力する。検出手段では、周波数−電
圧変換手段からの電圧信号を入力し、この電圧信号のレ
ベルが所定の正常範囲内にあれば、異常検出信号を出力
せず、所定範囲外になれば異常検出信号を出力する。
【0013】このようにして、本発明では、定速で走行
する金属線条体の異常を連続的に検出する。
【0014】請求項2記載の発明によれば、反射光量検
出手段を構成する光検出器から巻き取られて定速で走行
する金属線条体表面に素線の直径の略半分のビーム径を
有する光ビームが出力され、この反射光が当該光検出器
で受光される。このため、反射光量検出手段から分解能
の高い信号が出力され、最終的な異常検出の信頼性が十
分なものとなる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、ガイドロー
ラにより定速で走行する金属線条体の上下動が防止され
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
基づいて説明する。
【0017】図2には、一実施例に係る形状不良検出装
置10が示されている。この形状不良検出装置10は、
基台12上に配置されたセンサヘッド部14と、このセ
ンサヘッド部14にケーブル16を介して接続された制
御アンプ部18とを有している。
【0018】図2において、符号20は不良検出の対象
となる金属線条体としてのスチールコードを示し、この
スチールコード20は、基台12に所定間隔で設けられ
たガイドローラ22,24によって案内され、且つ図示
しない巻き取り装置により一定速度(例えば、45m/
min )で巻き取られている。このスチールコード20
は、巻き取り装置により高い張力が付与されているので
走行時に上下に振れることはない。このスチールコード
20としては、素線径が0.38mmで撚りピッチが12
mmでオープンタイプの1×5構造のスチールコードが使
用されている。
【0019】前記センサヘッド部14は、図1に示され
るように、スチールコード20に向けて光ビームを照射
しスチールコード20表面で反射した光を受光して光電
変換し受光量に応じたアナログ電気信号を出力する反射
光量検出手段としての光反射式変位センサ26と、この
光反射式変位センサ26から連続的に出力されるアナロ
グ電圧信号をディジタル変換したパルス信号を出力する
アナログ−ディジタル変換手段としてのアナログ−ディ
ジタル変換器(以下、「A/D変換器」という)28と
を含んで構成されている。ここで、光反射式変位センサ
26としては、図示しない発光素子,例えばLEDと、
受光量に応じた電流を出力する図示しない光電変換素
子,例えばフォトトランジスタと、このフォトトランジ
スタの出力を電圧に変換し増幅する差動アンプ等からな
る光検出器等が使用できる。光反射式変位センサ26か
ら図2に示されるセンサヘッド14の外ケースに穿設さ
れた開口部14Aを介してスチールコード20表面に光
ビームが出射され、反射光が当該開口部14Aを介して
受光されるようになっている。このセンサヘッド部14
は、スチールコードからの距離が4.35mmを中心に
4.20mmから4.75mmの範囲の位置に配置されてい
る。
【0020】前記制御アンプ部18は、センサヘッド部
14から連続的に出力されるパルス信号を電圧信号に変
換してスチールコード20のピッチに相当するアナログ
電圧信号として出力する周波数−電圧変換手段としての
周波数−電圧変換器(以下、「F/V変換器」という)
30と、このF/V変換器30から出力される電圧信号
を入力し、この電圧信号のレベルが所定の正常範囲外と
なった時,即ち所定の上限下限領域外を逸脱した時に、
不良検出信号を出力する検出手段としてのウィンドコン
パレータ32とを含んで構成されている。
【0021】ウィンドコンパレータ32の出力は図示し
ない巻き取り装置(撚り線器の一部を構成する)を制御
する制御装置に入力されるようになっている。
【0022】次に、上記のようにして構成された形状不
良検出装置10の全体的な作用を簡単に説明する。
【0023】巻き取られて定速で走行するスチールコー
ド20の表面に当該スチールコード20の走行方向に略
直交する方向に向けて光反射式変位センサ26を構成す
る図示しない発光素子から光ビームが照射されると、ス
チールコード20の表面でこの光ビームが反射され反射
光が光反射式変位センサ26を構成する図示しない光電
変換素子に受光され、光反射式変位センサ26は受光量
に応じたアナログ電圧信号を出力する。
【0024】A/D変換器28では、光反射式変位セン
サ26から連続的に出力されるアナログ電圧信号をディ
ジタル変換してパルス信号を出力する。
【0025】F/V変換器30では、A/D変換器28
から出力されるパルス信号を変換してパルスの周波数に
応じた電圧信号を出力する。
【0026】ウィンドコンパレータ32では、F/V変
換器30からの電圧信号を入力し、この電圧信号のレベ
ルが所定の正常範囲(図5に示される2本の点線の間の
領域範囲,即ち上側100Hz,下側100Hzの範囲内)
にあれば、異常検出信号を出力せず、この範囲外になれ
ば異常検出信号を出力する。
【0027】そして、この異常検出信号が出力される
と、図示しない制御装置により巻き取り装置の巻き取り
が停止される。
【0028】次に、上記形状不良検出装置10を用いて
行なった実験結果について説明する。
【0029】実験に当たっての各種条件は次の通りであ
る。 センサヘッド14の先端面からスチールコード20ま
での距離が4.35mmのとき、スチールコード20に照
射される光ビームの径は0.18mmになるように設定し
た。このビーム径0.18mmの光ビームを出力する光検
出器としては、複写器等に使用される用紙センサ等があ
る。 走行するスチールコード20に光ビームを照射したと
きに得られるアナログ信号の応答速度は10μsec 以下
である。 A/D変換器28はスレッシュホールドレベルを0.
7Vとし、入力電圧がこれ以上のとき「1」を、これ未
満のとき「0」を出力する。 F/V変換器30の入力応答は最大1MHz まで可能で
あるが、上限を600Hzにしてそのときの出力電圧が6
Vに、また下限を100Hzにしてそのときの出力電圧が
1Vになるように設定した。 ウィンドコンパレータ32では、ウィンドセンサに対
して100Hz高い周波数を上限とし、100Hz低い周波
数を下限となるように設定した。これは、撚り形状は正
常ではあるが、線径、撚りピッチ等の製造上の変動に起
因して発生する撚りピッチの変動幅を上限領域,下限領
域として設定したものである。
【0030】例えば、形状の正常なスチールコード20
を長手方向側面から見た場合、図7(イ)に示されるよ
うに綺麗な(規則正しい)波形形状をしており、このス
チールコード20の表面に光ビームを照射した場合、光
反射式変位センサ26から図3に示されるようなアナロ
グ電圧信号が出力される。この規則的な波形のアナログ
電圧信号がA/D変換器28に入力されると、A/D変
換器28では図4に示されるような規則的なパルス信号
を出力する。次に、この等間隔のパルス幅を有するパル
ス信号がF/V変換器30に入力されると、当該F/V
変換器30から図5に示されるような水平方向の略一直
線の電圧信号が出力され、ウィンドコンパレータ32で
は、電圧信号のレベルは2本の点線で示す所定の正常範
囲内にあるので異常検出信号を出力しない。
【0031】この一方、スチールコード20に撚り不良
が発生したとき上述の外観形態も変化する、例えば1+
4構造に変化した場合、図7(ロ)に示されるように、
スチールコード20の波形の形状に乱れを生じ、この場
合光反射式変位センサ26から図6(イ)に示されるよ
うな波形形状に乱れが生じた波形のアナログ電圧信号が
出力される。即ち、この図6(イ)の場合は、正弦曲線
に近似した規則正しい連続して繰り返す波形曲線(図3
参照)から不規則な波形曲線に変化したものであり、こ
の波形曲線は波高の変化が大きくないが、波長は4ピッ
チごとに大きく変化している。
【0032】次に、このアナログ電圧信号がA/D変換
器28でディジタル変換されて図6(ロ)で示されるよ
うなパルス幅が等間隔でないパルス信号が出力され、こ
のパルス信号がF/V変換器30に入力されると、当該
F/V変換器30から図6(ハ)に示されるような一部
が極端にレベルの低下した電圧信号が出力される。この
場合、ウィンドコンパレータ32では、図6(ハ)から
明らかなように入力された電圧信号のレベルは所定の正
常範囲外となるので異常検出信号を出力し、この異常検
出信号の入力により、図示しない制御装置が巻き取り装
置を停止する。
【0033】以上説明した本実施例の形状異常の検出に
ついて要約すると、スチールコード20の撚り形状の変
化を光反射式変位センサ26の出力の波長の変化として
検出し、この光反射式変位センサ26で得られる信号中
の外来ノイズをカットして光反射式変位センサ26で得
られる信号から波長の変化成分のみを抽出するため、連
続した波形曲線信号をA/D変換器28でパルス信号に
変換した後、得られたパルス信号をF/V変換器30に
てアナログ信号に変換することで横軸がコードの長さ方
向に対応する時間軸に、縦軸が波長に対応する電圧軸で
示される信号を得るようにしたものである。そして、こ
のF/V変換器30で得られた信号をウィンドコンパレ
ーター32に送り、この信号が予め設定された上限下限
領域を逸脱したときにウィンドコンパレーター32が異
常検出信号を出力するようにすることで、撚り形状の不
良の発生を検出するものである。
【0034】従って、本実施例によると、スチールコー
ド20の形状不良を連続的に精度よく検出することがで
き、従来人により行われてきた検出作業を省略すること
ができると同時に、従来突発的に発生するため完全に予
防することができなかった、撚り形状の不良の検出の見
落としを略完全に無くすことが可能となる。
【0035】また、本実施例によると、上述した1+4
構造の形状不良のみでなく、異物付着,変色等反射光量
がスチールコード20の走行に伴い変化するような異常
であればどのような種類の形状不良であっても検出する
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
人手によらずスチールコード等の形状不良の発生を連続
的に略確実に検出することができるという従来にない優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る形状不良検出装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置を概略的に示す外観斜視図である。
【図3】正常形状のスチールコードに光ビームを照射し
た時に得られる反射式変位センサの出力の一例を示す線
図である。
【図4】図3の光反射式変位センサの出力をディジタル
変換したA/D変換器の出力の一例を示す線図である。
【図5】図4のA/D変換器の出力をF/V変換したF
/V変換器の出力の一例をウインドコンパレータの上限
下限値と共に示す線図である。
【図6】スチールコードに形状不良が発生した場合の各
部の出力の一例を示す図であって、(イ)は光反射式変
位センサの出力信号を示す線図、(ロ)はA/D変換器
の出力信号を示す線図、(ハ)はF/V変換器の出力信
号をそれぞれ示す線図である。
【図7】(イ)は正常な形状のスチールコードを側面か
ら観察した状態を示す図、(ロ)は形状不良のスチール
コードを側面から観察した状態を示す図である。
【図8】(イ)は正常な形状のスチールコードの断面形
状を示す図、(ロ)及び(ハ)は形状不良のスチールコ
ードの断面形状を示す図である。
【符号の説明】
10 形状不良検出装置 20 スチールコード(金属線条体) 26 光反射式変位センサ(反射光量検出手段) 28 A/D変換器(アナログ−ディジタル変換手段) 30 F/V変換器(周波数−電圧変換手段) 32 ウィンドコンパレータ(検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定速で走行する複数本の素線が撚り合わ
    されて成る金属線条体の凹凸変化を認識することにより
    形状不良を検出する金属線条体の形状不良検出装置であ
    って、 前記金属線条体の近傍に配置され、当該金属線条体に向
    けて光ビームを照射し該金属線条体表面で反射した光を
    受光して光電変換し反射光量に応じたアナログ電気信号
    を連続的に出力する反射光量検出手段と、 前記反射光量検出手段から連続的に出力されるアナログ
    電気信号をディジタル変換したパルス信号を出力するア
    ナログ−ディジタル変換手段と、 前記パルス信号を電圧信号に変換する周波数−電圧変換
    手段と、 この周波数−電圧変換手段から出力される電圧信号を入
    力し、この電圧信号のレベルが所定の正常範囲外となっ
    た時に、不良検出信号を出力する検出手段と、 を有することを特徴とした金属線条体の形状不良検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記反射光量検出手段が前記金属線条体
    を構成する素線の直径の略半分のビーム径を有する光ビ
    ームを出力する光検出器を含んで構成されたことを特徴
    とする請求項1記載の金属線条体の形状不良検出装置。
  3. 【請求項3】 前記反射光量検出手段が設置される基台
    に前記金属線条体に所定の張力を付与しつつ走行方向へ
    案内するガイドローラが設けられていることを特徴とし
    た請求項1記載の金属線条体の形状不良検出装置。
JP5320328A 1993-12-20 1993-12-20 金属線条体の形状不良検出装置 Pending JPH07174534A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11325841A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nkk Corp ワイヤロープの診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11325841A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nkk Corp ワイヤロープの診断装置

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