JP2020067280A - 横巻線の欠陥検査装置、欠陥検査装置を備えた横巻線の製造システム、及び欠陥検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、一周期毎の設定の線条体の本数とセンサで検出した一周期毎の線条体本数を比較して線条体の断線を検出する方法があった(例えば、特許文献2参照)。
さらに、横巻線の製造システムは、ボビン5から送り出された線条体4が通る孔を有する撚り口体6、撚り口体6の孔を通った線条体4が導線1に巻き付けられて形成された被覆線7を巻き取る巻取ドラム8、及び横巻線である被覆線7の欠陥を検査する欠陥検査装置11aを備える。
回転体3には、2個のボビン5が導線1と同軸に回転可能に取り付けられている。撚り口体6には2個の孔が設けられている。
各々のボビン5から送り出される線条体4は、回転体3に取り付けられている撚り口体6のそれぞれに対応する孔を通り、導線1の方に引っ張られている。回転体3が撚り口体6と一体に回転することにより、2本の線条体4が導線1にそれぞれ等ピッチに巻き付けられ、被覆線7が形成される。被覆線7は、巻取ドラム8で巻き取られる。このように導線1に線条体4が巻き付けられて導線1の表面が被覆されることで電動機、発電機等の回転機で使用されるマグネットワイヤの一種である横巻線が製造される。ここで、横巻線は導線1に絶縁性の線条体4が巻き付けられたものである。
ガイドローラ10は、光電式検査部91aから出射される光線のパワーを表す光強度と被覆線7で反射された反射光のパワーを表す光強度とを可能な限り一定にするよう被覆線7の振動を抑制している。
図2は、光電式検査部91aの内部構成を説明するための図で、検査対象となる被覆線7も併せて示している。光電式検査部91aは、第1の光源部としての光源部12a、第1の投光光学系としての投光光学系13a、第1の受光光学系としての受光光学系15a、第1の光電式測定部としての光電式測定部16a及び判定部17aを備えている。光源部12aからの光線14aが投光光学系13aを通って出射され、長手方向に移動する被覆線7に照射される。被覆線7で反射された反射光18aは受光光学系15aを通って光電式測定部16aで光電変換され、反射光18aの光強度が測定される。測定された値に基づいて判定部17aは導線1への線条体4の巻き付き状態の欠陥の有無を判定する。光線14a及び反射光18aの矢印は、各々の伝播する向きを示している。それぞれの機能の詳細は後述する。
横巻線用ファイバユニット22aは、投光光学系13a及び受光光学系15aを形成している各々の光ファイバ束が外郭21aによって一体に形成されている。
スポット径Bは、投光光学系13aから投光され集光された光線14aの被覆線7上での光線サイズである。
光源部12aは、光線14aを出射する。光源部12aとしては、例えば発光ダイオードを用いることができる。なお、ランプ光源、半導体レーザ、ガスレーザ等であってもよいのは言うまでもない。光線14aを示す矢印は、照射される向きを示している。
受光光学系15aは、線条体4で反射された反射光18aを受光し、反射光18aを光電式測定部16aに導く。
なお、光電式測定部16aは、本実施の形態では光電式の場合で説明したが光電式に限らず他の方式でもよいのは言うまでもない。
まず、図7は、横巻線である被覆線7の欠陥検査方法を説明するためのフロー図である。
図7のステップS1では、光源部12aが光線14aを出射し、巻取ドラム8で巻き取られて長手方向に等速度で移動する被覆線7に投光光学系13aで導かれた光線14aを投光する。
図7のステップS2では、受光光学系15aが被覆線7で反射された反射光18aを受光する。
図7のステップS3では、光電式測定部16aが受光光学系15aに導かれた反射光18aの光強度19aを測定する。
図7のステップS4では、判定部17aがステップS3で求めた光強度19aに基づいて被覆線7の欠陥の有無を判定する。
図8は、図1のA領域の要部を拡大した光電式検査部91aの一部の図である。導線1は等速度で送り出され、導線1が送り出される方向を軸として回転体3が回転する。ボビン5から送り出され撚り口体6を通った線条体4は導線1に等ピッチで巻き付けられる。その結果、導線1の表面は線条体4によって一様に被覆され、図8の正面視において検査対象の被覆線7は左から右に等速度で移動する。
図9は、図8で示される正常時の被覆線7の反射光18aの光強度19aをグラフで示したものである。図8では、横軸が時間を示し、縦軸が反射光の光強度の大きさを表している。右側へいくほど時間が経過し、また、上側へいくほど反射光の光強度が大きくなる。図9では、閾値I以上が異常で閾値Iを下回っている場合が正常となっている。
図10は、図8と同様に図1のA領域の要部を拡大した光電式検査部91aの一部の図である。図10で示されるように、線条体4の一方が断線しているため、図10の左半分において被覆線7の導線1が周期的にむき出しの状態になっている。
図10で示される線条体4が断線している状態の際の反射光18aの光強度19aを図11で示す。図11のグラフ上において、ほぼ反射光18aの光強度19aの大きさが一定であるB区間が線条体4で被覆された部分の被覆線7の反射光18aの光強度19aを表し、閾値Iを大きく超えているC区間が、導線1がむき出しになっている部分の被覆線7の反射光18aの光強度19aを表している。2本の線条体4のうち1本の断線が生じた際の被覆線7の反射光18aの光強度19aは、図11に示すように、B区間とC区間とが交互に繰り返されることになる。
すなわち、図9で示されるような正常時である場合は、反射光18aの光強度19aは閾値Iを超えていない場合正常であると判定し、正常であるという判定信号20aを送る
一方、図11で示されるような反射光の光強度が正常時から外れた場合、つまり反射光18aの光強度19aが閾値I以上の場合、横巻線の製造システムに異常が生じていると判定し、異常であるという判定信号20aを送り、横巻線の製造システムを停止させ導線1の送り出し及び回転体3の回転をただちに停止させるようにする。
図12は、図8及び図10と同様に図1のA領域の要部を拡大した光電式検査部91aの一部の図である。図12のように線条体4の局所的な巻き乱れは、線条体4の巻き付けピッチの局所的なずれ又は導線1及び線条体4の振動などによって発生する。
図13は、図12に示すように、被覆線7の線条体4が局所的に巻き乱れている場合の反射光18aの光強度19aを示す例である。光線14aはむき出しになっている導線1の部分に直接照射されるため、反射光18aは導線1の反射率に従った反射光18aとなる。その結果、図13のように、巻き乱れがない部分ではB区間となるが巻き乱れが生じた部分ではC区間となって閾値I以上の光強度19aの大きさとなるため、横巻線の製造システムを停止させる判定となる。
ガイドローラ10はあくまでも、被覆線7の振動を抑制させ反射光18aの光強度19aの値の誤差を小さくするために用いている。
また、ガイドローラ10のローラの形状は、丸型でなくてもよい。例えば、導線1が丸線であればU字ローラを、導線1が平角であれば凹型ローラを用いるといったように、導線1の形状に応じて変更させればよい。
本実施の形態では、光電式検査部91aの前後においてガイドローラ10は被覆線7に対して2方向からローラを接触させ固定させているが、4方向からガイドローラ10のローラを接触させ固定させてもよい。
例えば、図14のように、第1の横巻線用ファイバユニットとしての横巻線用ファイバユニット22a1及び第2の横巻線用ファイバユニットとしての横巻線用ファイバユニット22a2を、異なる角度から同一の被覆線7上の位置を測定するように設けてもよい。その場合は、横巻線用ファイバユニット22a1が被覆線7に投光して集光された位置と横巻線用ファイバユニット22a2が被覆線7に投光して集光された位置とが重なることとなる。
図14の矢印の太さで示しているように線条体4が正常時である場合、被覆線7の垂直方向に設けられた横巻線用ファイバユニット22a1が受光した反射光18a1の光強度は大きく、被覆線7の斜め方向に設けられた横巻線用ファイバユニット22a2が受光した反射光18a2の光強度の大きさは小さいとする。
つづいて、図15で示すように線条体4に巻き乱れが生じている場合、横巻線用ファイバユニット22a1は導線1の反射光を受光するため反射光18a1の光強度はさらに大きく、横巻線用ファイバユニット22a2は線条体4の反射光18a2を受光するため反射光18a1に比べ小さい光強度となる。
このように、横巻線用ファイバユニット22a1及び横巻線用ファイバユニット22a2のように線条体4の同一箇所を測定できるように2台設けると、より精度が高く欠陥検査ができる。
横巻線用ファイバユニット22a1〜横巻線用ファイバユニット22a4から照射する光のスポット径については、導線1と被覆線7に巻きつけた線条体4との反射率の差が十分に大きい場合には、被覆線7の仕上がり外径と同等の大きさとして検出できる範囲を大きくした方がよい。
ただし、導線1と被覆線7に巻きつけた線条体4との反射率の差が小さい場合には、スポット径を小さくし、照射する光の強度を強くして反射光の光強度の差が大きく出るようにする方がよい。
反射率をさらに下げる手法として、表面を黒色にすること又は表面粗さを粗くし拡散反射の程度を大きくさせることが挙げられる。
あるいは、反射率の高いいずれか一方の反射率をより上げてもよい。
反射率をさらに上げる手法として、表面を白色にすること又は表面粗さを細かくすることが挙げられる。
異なる種類の線条体4で複数層被覆する場合は、導線1だけでなく、下層の被覆層と上層の被覆層との反射率の違いで上層の被覆の欠陥を検出することが可能である。
実施の形態1では、欠陥検査装置11aを用いて横巻線である被覆線7上の同一箇所の反射光の光強度の違いを測定し、線条体4の断線及び巻き乱れの検出を行っていた。
図17において、欠陥検査装置11bは、光電式検査部91b及びガイドローラ10で構成されている。
光源部12b及び光源部12cは、実施の形態1の光源部12aと同様な機能を備えており、それぞれ光線14b及び光線14cを出射する。
また、投光光学系13b及び投光光学系13cは、実施の形態1の投光光学系13aと同様な機能を備えており、それぞれ光線14b及び光線14cを被覆線7に投光する。
受光光学系15b及び受光光学系15cは、実施の形態1の受光光学系15aと同様な機能を備えており、それぞれ線条体4で反射された反射光18b及び反射光18cを受光し光電式測定部16b及び光電式測定部16cに導く。
また、光電式測定部16b及び光電式測定部16cは、実施の形態1の光電式測定部16aと同様な機能を備えており、それぞれ反射光18b及び反射光18cの光強度19b及び光強度19cを求める。
同様に、投光光学系13c及び受光光学系15cは、いずれも光ファイバ束で形成される。
図21は、図18の状態のとき光電式測定部16b及び光電式測定部16cで測定された光強度19b及び光強度19cを表した図の例である。光強度19bの反射強度を破線M1で表す。また、光強度19cの反射強度を点線L1で表す。
図21のように正常時の場合、光電式測定部16b及び光電式測定部16cは両者とも線条体4の反射光の光強度を測定するため、あまり差がなく同じような光強度の値となっていることがわかる。
求めた反射光の光強度の差は、光電式測定部16b及び光電式測定部16cともに線条体4の反射光の光強度の値を測定したものであるため、0付近を前後するような値であり、正常時には閾値IIを下回っていることがわかる。
判定部17bcは、閾値IIを下回り、反射強度の差があまり見られない場合、正常時であると判定し、正常である判定信号20bcを送る。
導線1に巻きつけられている線条体4が局部的に巻き乱れている状態の図15のD領域を拡大した光電式検査部91bの一部を図23で示す。
図24は、図23のように線条体4が局部的に巻き乱れている場合の、光電式測定部16b及び光電式測定部16cで測定された反射光の光強度を表した図の例である。線条体4が巻き乱れており導線1の反射光18bの光強度19bの値は破線M2で表す。正常な状態で巻かれている被覆線7の線条体4の反射光18cの光強度19cの値は点線L2で表す。
図24より、C区間で表されるように反射光18bは導線1の反射率に従った反射光であるため値が大きくなっている。一方、反射光18cは、B区間で表されるように被覆線7が巻き乱れておらず、線条体4の反射率に従った反射光のため、反射強度が正常時と変わらない線条体4の反射率に従った値となっている。
求めた反射光の光強度の差は、光電式測定部16b及び光電式測定部16cがともに被覆線7の反射光を測定しているときは0付近の値であるが、C区間のように光電式測定部16bが巻き乱れている箇所を測定したときは、閾値IIを外れた大きな値をとることがわかる。
さらに光電式測定部16aの発光強度は使用に伴って低下するため、一定期間毎に発光強度のキャリリブレーションを実施する必要があった。
図26において、欠陥検査装置11cは、光電式検査部91c及びガイドローラ10で構成されている。また、光電式検査部91cは、第1の横巻線用ファイバユニットとしての横巻線用ファイバユニット22d及び第2の横巻線用ファイバユニットとしての横巻線用ファイバユニット22eを備えている。
図26で示されているように、被覆線7の長手方向の位置に横巻線用ファイバユニット22dが設けられ、導線1の長手方向の位置に横巻線用ファイバユニット22eが設けられている。
光源部12d及び光源部12eは、実施の形態1の光源部12aと同様な機能を備えており、それぞれ光線14d及び光線14eを出射する。
また、投光光学系13dは、実施の形態1の投光光学系13aと同様な機能を備えており、第1の投光光学系として光線14dを被覆線7に投光する。
第2の投光光学系としての投光光学系13eは、投光光学系13dとは異なり、光線14eを導線1に投光する。
受光光学系15dは、実施の形態1の受光光学系15aと同様な機能を備えており、第1の受光光学系として被覆線7で反射された反射光18dを受光し第1の光電式測定部としての光電式測定部16dに導く。
一方、第2の受光光学系としての受光光学系15eは、導線1で反射された反射光18eを受光し第2の光電式測定部としての光電式測定部16eに導く。
同様に、投光光学系13e及び受光光学系15eは、いずれも光ファイバ束で形成される。
図29は、図26で表されるような正常時の光電式測定部16d及び光電式測定部16eで測定された反射光の光強度を表した図の例である。光電式測定部16dで測定された反射光18dの光強度19dを点線L3で表す。また、光電式測定部16eで測定された反射光18eの光強度19eを破線M3で表す。
図29に示されるように、被覆線7の状態が正常時の場合、光電式測定部16dは、線条体4の反射光18dの光強度の測定値を表している。また、光電式測定部16eは、導線1の反射光18eの光強度の測定値を表している。
求めた反射光の光強度の差は、線条体4の巻き乱れが発生していないため、おおよそ一定値となっている。また、導線1に対する反射光18eの反射強度である光強度19eの値が線条体4に対する反射光18dの光強度19dの値よりも大きいため、正常時は反射強度の差の値は閾値IIIを上回っていることとなる。
図31は、導線1に巻き付けられている線条体4に局所的に巻き乱れが生じ、導線1が露出している場合の横巻線の製造システムの例を示している。
図32より、光電式測定部16dは、被覆線7が局所的に巻き乱れており導線1がむき出しになっているため、むき出しの箇所を測定するとき導線1の反射光18dを測定する。
求めた反射光の光強度の差は、光電式測定部16dが被覆線7の局所的な巻き乱れにより導線1の反射光18dを測定した場合、光電式測定部16eで測定された反射光18eの値とおよそ一致するため、差の値が0付近となっている。
つまり、反射光の光強度の差の値は、閾値III以下となった場合、異常であることを表す。
2 送出ドラム
3 回転体
4 線条体
5 ボビン
6 撚り口体
7 被覆線
8 巻取ドラム
91a、91b、91c 光電式検査部
10 ガイドローラ
11a、11b、11c 欠陥検査装置
12a、12b、12c、12d、12e 光源部
13a、13b、13c、13d、13e 投光光学系
14a、14b、14c、14d、14e 光線
15a、15b、15c、15d、15e 受光光学系
16a、16b、16c、16d、16e 光電式測定部
17a、17b、17c、17d、17e 判定部
18a、18a1、18a2、18b、18c、18d、18e 反射光
19a、19b、19c、19d、19e 光強度
20a、20b、20c、20d、20e 判定信号
21a 外郭
22a、22a1、22a2、22a3、22a4、22b、22c、22d、22e 横巻線用ファイバユニット
Claims (8)
- 第1の光線を出射する第1の光源部と、
前記第1の光線を長手方向に移動する横巻線に投光する第1の投光光学系と、
前記横巻線の表面で反射された第1の反射光を受光する第1の受光光学系と、
前記第1の反射光の第1の光強度を測定する第1の測定部と、
前記第1の光強度に基づいて前記横巻線の欠陥の有無を判定する判定部と、
を備えた横巻線の欠陥検査装置。 - 前記第1の投光光学系及び前記第1の受光光学系は第1の光ファイバ束で形成され、
前記第1の投光光学系及び前記第1の受光光学系は各々の前記第1の光ファイバ束が一体に形成された横巻線用ファイバユニットを構成すること
を特徴とする請求項1に記載の横巻線の欠陥検査装置。 - 前記横巻線用ファイバユニットは、第1の横巻線用ファイバユニットと第2の横巻線用ファイバユニットとを有し、
前記第1の横巻線用ファイバユニットが前記横巻線に投光して集光された位置と前記第2の横巻線用ファイバユニットが投光して集光された位置とが重なると共に、
前記第1の横巻線用ファイバユニットから前記横巻線に投光される角度と前記第2の横巻線用ファイバユニットから前記横巻線に投光される角度とが異なること
を特徴とする請求項2に記載の横巻線の欠陥検査装置。 - 前記横巻線用ファイバユニットは、第3の横巻線用ファイバユニットと第4の横巻線用ファイバユニットとを有し、
前記第3の横巻線用ファイバユニットが前記横巻線に投光して集光された位置と前記第4の横巻線用ファイバユニットが投光して集光された位置とが重ならないこと
を特徴とする請求項2に記載の横巻線の欠陥検査装置。 - 第2の光線を出射する第2の光源部と、
前記第2の光線を長手方向に移動する導線に投光する第2の投光光学系と、
前記導線の表面で反射された第2の反射光を受光する第2の受光光学系と、
前記第2の反射光の第2の光強度を測定する第2の測定部と、
をさらに備え、
前記判定部は、前記第1の光強度と前記第2の光強度とに基づいて判定すること
を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の横巻線の欠陥検査装置。 - 前記第2の投光光学系及び前記第2の受光光学系のいずれも第2の光ファイバ束で形成され、
前記第2の投光光学系及び前記第2の受光光学系は各々の前記第2の光ファイバ束が一体に形成された第2の横巻線用ファイバユニットを構成すること
を特徴とする請求項5に記載の横巻線の欠陥検査装置。 - 導線を送り出す送出ドラムと、
線条体を送り出すボビンと、
前記線条体を前記導線に巻き付けて横巻線を形成する回転体と、
前記横巻線を巻き取る巻取ドラムと、
前記回転体と前記巻取ドラムとの間に設けられ、前記横巻線の欠陥を検査する請求項1から6のいずれか1項に記載の横巻線の欠陥検査装置と、
を備えた横巻線の製造システム。 - 長手方向に移動する横巻線に光線を投光するステップと、
前記横巻線の表面で反射された反射光を受光するステップと、
受光された前記反射光の光強度を測定するステップと、
測定された前記光強度に基づいて前記横巻線の欠陥の有無を判定するステップと、
を備えた横巻線の欠陥検査方法。
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