JP6228695B1 - 欠陥検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂フィルムなど、表面が平坦である被検査対象の微細な欠陥を精度よく測定でき、コンパクトな構成とすることが可能な欠陥検査装置を提供する。【解決手段】被検査対象に向けて光を放出する一の点光源12と、一の点光源12からの検査光を、被検査対象を経由して受光し、受光した検査光の強度を電気信号に変換する受光素子14aがライン状に配置されたライン状センサ部14と、が備えられており、被検査対象を経由した検査光が直接前記ライン状センサ部14に到達し、点光源12からの検査光のみを受光する受光素子14aが、ライン状センサ部14に含まれている欠陥検査装置10である。この構成のより様々な角度を有した検査光が受光素子14aに入射することがなく、微細な欠陥を検知することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、欠陥検査装置に関する。さらに詳しくは、被検査対象を、光学的手法によって検査する欠陥検査装置に関する。
フィルムなどのように、表面を平坦面とできる被検査対象において、その表面の欠陥、例えば、スジ状の傷などの検査には、光学的手法を用いた検査が行われている。かかる検査では、蛍光灯等の光源から発せられる検査光を被検査対象の表面に照射する。すると、被検査対象の表面が平坦面であれば、正常な表面では正反射のみが生じる一方、欠陥が存在する表面では、乱反射により散乱光が発生する。したがって、撮影手段によって被検査対象を撮影すれば、撮影された散乱光の強度に基づいて、傷等の欠陥の有無を判断することができる。なお、被検査対象が透明である場合には、反射光だけでなく、透過光を用いて欠陥の検査を行うことも可能である。
しかし、上記のように蛍光灯などの線光源が用いられた場合、被検査対象には様々な角度を有した検査光が入射することになり、微細な欠陥を検知することが困難であった。これに対し、特許文献1では、点光源を用いた場合の反射光、または透過光による光学的手法を用いた検査装置が開示されている。本文献で開示されている欠陥検査装置では、点光源から被検査対象である樹脂フィルムの表面に検査光を照射するとともに、この樹脂フィルムを一定速度で動作させる。さらにこの欠陥検査装置には、樹脂フィルムで反射した反射光、または透過した透過光を投影するスクリーンと、このスクリーンに投影された陰映像を取り込むラインセンサーカメラが設けられている。
しかるに、特許文献1の構成では一度スクリーンに投影された画像をラインセンサーカメラで撮影するので、スクリーン上の欠陥が画像に含まれたり、スクリーン上に投影するために光量が下がり、欠陥が不鮮明になったりするという問題がある。また、スクリーンと言う大型の構成要素が、欠陥検査装置に含まれることとなり、装置が大型化し、コストが増大したり、既存ラインへの設置が困難であったりする問題があるとともに、組立作業に時間がかかるという問題もある。
特開2015−172565号公報
本発明は上記事情に鑑み、被検査対象の微細な欠陥を精度よく測定でき、コンパクトな構成とすることが可能な欠陥検査装置を提供することを目的とする。
第1発明の欠陥検査装置は、表面が平坦面である被検査対象の欠陥を検査する装置であって、前記被検査対象に向けて検査光を放出する一の点光源と、該一の点光源からの前記検査光を、前記被検査対象を経由して受光し、受光した前記検査光の強度を電気信号に変換する受光素子がライン状に配置されたライン状センサ部と、が備えられており、前記被検査対象を経由した前記検査光が、前記ライン状センサ部のライン状方向に光線角度を変えずに、前記ライン状センサ部に到達し、前記一の点光源からの前記検査光のみを受光する前記受光素子が、前記ライン状センサ部に含まれていることを特徴とする。
第2発明の欠陥検査装置は、第1発明において、前記一の点光源がLEDであることを特徴とする。
第3発明の欠陥検査装置は、第1発明または第2発明において、前記被検査対象を経由した検査光以外の光が、前記ライン状センサ部に受光されることを抑制するための保護カバーが設けられていることを特徴とする。
第4発明の欠陥検査装置は、第3発明において、前記保護カバーの表面に、前記点光源からの前記検査光の反射を抑制する低反射処理が施されていることを特徴とする。
第5発明の欠陥検査装置は、第1発明から第4発明において、前記受光素子と、前記点光源と、を結んだ線分を検査光線分とする場合、前記被検査対象の平坦面に垂直な平面であり、前記検査光線分を含む垂直平面内で、前記検査光線分と、前記被検査対象の平坦面と、から構成される交差鋭角の全てが、1度以上45度以下であることを特徴とする。
第6発明の欠陥検査装置は、第1発明から第5発明において、前記ライン状センサ部が、前記被検査対象の平坦面と平行であることを特徴とする。
第7発明の欠陥検査装置は、第1発明から第5発明において、前記ライン状センサ部を構成する受光素子全体のライン状方向の長さが、被検査対象の幅方向の長さよりも短いことを特徴とする。
第8発明の欠陥検査装置は、第1発明から第7発明のいずれかにおいて、前記ライン状センサ部を構成する受光素子の全てが、前記一の点光源からの前記検査光のみを受光する前記受光素子であることを特徴とする。
第9発明の欠陥検査装置は、第1発明から第8発明のいずれかにおいて、前記被検査対象と前記ライン状センサ部との間には、シリンドリカルレンズが設けられており、該シリンドリカルレンズの曲率方向が、前記ライン状センサ部とライン状方向と垂直になっていることを特徴とする。
第10発明の欠陥検査装置は、第1発明から第9発明のいずれかにおいて、前記被検査対象と前記ライン状センサ部との間には、透明平板が設けられていることを特徴とする。
第11発明の欠陥検査装置は、第1発明から第10発明のいずれかにおいて、前記ライン状センサ部は、第1ライン状センサ部と、第2ライン状センサ部とを含んで構成され、前記点光源を制御する制御器が備えられ、前記制御器は、前記第1ライン状センサ部に対応する点光源を点灯させるときには、前記第2ライン状センサ部に対応する点光源を点灯させていないことを特徴とする。
第12発明の欠陥検査装置は、第1発明から第10発明のいずれかにおいて、前記ライン状センサ部は、第1ライン状センサ部と、該第1ライン状センサ部と隣り合う第2ライン状センサ部とを含んで構成され、前記第1ライン状センサ部は、前記第2ライン状センサ部の前記ライン状方向の延長部分に配置されていないことを特徴とする。
第1発明によれば、一の点光源と、この一の点光源からの検査光のみを受光する受光素子がライン状センサ部に含まれていることにより、線光源から発せられるような、様々な角度を有した検査光が受光素子に入射することがなく、微細な欠陥を検知することができる。また、被検査対象を経由した検査光が、前記ライン状センサ部のライン状方向に光線角度を変えずに、ライン状センサ部に到達することにより、スクリーンのような大型の構成要素なしで欠陥検査装置を構成できるので、装置をコンパクトにすることができるとともに、製造も容易になる。
第2発明によれば、点光源がLEDであることにより、発する検査光の周波数が安定し、より微細な欠陥の検査が可能となる。また、光源の大きさを大きくすることなく維持しながら、光量を大きくできる。
第3発明によれば、非被検査対象を経由した検査光以外の光が、ライン状センサ部に受光されることを抑制するための保護カバーが設けられていることにより、受光素子に点光源以外から発せられる光が入射するのを抑制でき、より微細な欠陥の検査が可能となる。
第4発明によれば、保護カバーの表面に、点光源からの検査光の反射を抑制する低反射処理が施されていることにより、反射した検査光が意図せず受光素子に到達することを抑制でき、より微細な欠陥の検査が可能となる。
第5発明によれば、検査光線分を含む垂直平面内で、検査光線分と被検査対象の平坦面と、から構成される交差鋭角の全てが、1度以上45度以下であることにより、被検査対象に生じている大きなうねりや、折りしわを検出することが容易になる。
第6発明によれば、ライン状センサ部が、被検査対象の平坦面と平行であることにより、ライン状センサ部の各受光素子と被検査対象との距離が一定となり、各受光素子間での欠陥の見え方を調整する必要が無く、より微細な欠陥の検査が可能となる。
第7発明によれば、ライン状センサ部を構成する受光素子全体のライン状方向の長さが、被検査対象の幅方向の長さよりも短いことにより、ライン状センサ部を構成する受光素子の数を減らすことができる。これにより、受光素子1個が検査できる、被検査対象の幅方向の長さを長くでき、受光素子を減らすことができるので、欠陥検査装置のコストを抑えることができる。
第8発明によれば、ライン状センサ部を構成する受光素子の全てが、前記点光源からの検査光のみを受光する受光素子であることにより、受光素子からの電気信号に複雑な補正を行うことなく欠陥を検出できるので、さらに微細な欠陥の検査が可能となる。
第9発明によれば、被検査対象とライン状センサ部との間にシリンドリカルレンズが設けられ、このシリンドリカルレンズの曲率方向が、ライン状センサ部のライン状方向と垂直になっていることにより、ライン状センサ部と垂直な方向の開口角が広くなる。これにより被検査対象にもともと存在する、ライン状センサ部と平行な方向の凹凸情報が緩和され、よりもともとの表面凹凸が大きいような被検査対象の検査が可能となる。
第10発明によれば、被検査対象とライン状センサ部との間に、透明平板が設けられていることにより、ライン状センサ部の上に塵芥が蓄積するのを防止できる。
第11発明によれば、点光源を制御する制御器は、第1ライン状センサ部に対応する点光源を点灯させるときには、第2ライン状センサ部に対応する点光源を点灯させていないことにより、ライン状センサ部をライン状方向に並べて、より幅方向が長い被検査対象を測定する場合に、ライン状センサ部の端部に位置する受光素子が、複数の点光源からの検査光を受光することを防止できる。すなわち、受光素子が受ける検査光について、補正等を施す必要がなく、シンプルな構成で欠陥検査装置の大型化が可能となる。
第12発明によれば、第1ライン状センサ部と、これと隣り合う第2ライン状センサ部とが設けられ、第1ライン状センサ部は、第2ライン状センサ部のライン状方向の延長部分に配置されていないことにより、ライン状センサ部を構成する受光素子の全てを、1つの点光源からの検査光のみを受光する受光素子としながら、ライン状センサ部をライン状方向に長く配置できるので、より幅広の被検査対象を検査することができる。
本発明の第1実施形態に係る欠陥検査装置の概略の正面図である。 図1の欠陥検査装置の概略の側面図である。 点光源と欠陥と受光素子との関係の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る欠陥検査装置の概略の三面図である。 図4の欠陥検査装置のV−V断面図である。 本発明の第3実施形態に係る欠陥検査装置の概略の正面図である。 本発明の第4実施形態に係る欠陥検査装置の概略の正面図である。 本発明の第5実施形態に係る欠陥検査装置の概略の正面図である。 図8の欠陥検査装置の概略の平面図である。 本発明の第6実施形態に係る欠陥検査装置の概略の平面図である。 本発明の第7実施形態に係る欠陥検査装置の概略の側面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る欠陥検査装置10の概略の正面図を、図2にはこの欠陥検査装置10の概略の側面図を示す。本発明に係る欠陥検査装置10は、光学的手法により樹脂フィルム20など表面を平坦面とすることができる被検査対象の欠陥を検査する装置である。本発明に係る欠陥検査装置10は、透明な樹脂フィルム20のように、光が透過可能であり、張力を付加することで表面を平坦面とすることができるものが主な被検査対象であるが、他にも、表面が平坦面であり、光を反射可能である金属や、厚みのある押し出し成形樹脂品、ガラスなども被検査対象とすることができる。なお、請求項における「被検査対象を経由して」との表現は、「被検査対象を透過して」、または「被検査対象で反射して」の表現の上位概念として使用している。
本実施形態に係る欠陥検査装置10は、被検査対象に向けて検査光を放出する一の点光源12と、この一の点光源12からの検査光を、被検査対象を経由して受光するライン状センサ部14とが備えられており、被検査対象である樹脂フィルム20等は、図2で示すように欠陥検査装置10の前後に設けられている2つのロール20a、20b等により図2の紙面上右から左(図1の紙面では奥側から手前側、または手前側から奥側)へ順次送られ、連続して樹脂フィルム20の欠陥の有無が検査される。特許請求の範囲に記載の「表面が平坦面である」被検査対象とは、被検査対象において検査が行われている部分の表面が、平坦面を形成できているということを意味する。ライン状センサ部14は、複数の受光素子14aが樹脂フィルム20の進行方向と垂直方向に並べられ、その垂直方向にラインを形成している。この垂直方向には少なくとも2以上の受光素子14aが並べられる。受光素子14aは、受光した光の強度を電気信号に変換することができる。
なお、本明細書での「垂直」と言う記載は、厳密に垂直である必要はなく、この言葉が用いられている部分で、その部分の機能を十分満たし得る程度に垂直、すなわち、「実質的に垂直」な範囲を含む意味である。
また欠陥検査装置10は、点光源12、およびライン状センサ部14と電気的に接続し、これらの制御を行う制御器18を有する。
点光源12は、LEDであるが、蛍光灯やハロゲン光源であっても問題ない。本実施形態ではLEDであり、この場合、発する検査光の周波数が安定し、より微細な欠陥の検査が可能となる。また、光源の大きさを大きくすることなく維持しながら光量を大きくできる。図1、2で点光源12からライン状センサ部14の端部へ向けて描かれている1点鎖線は、点光源12から発せられる検査光のうち、ライン状センサ部14で受光される検査光を描いたものであり、実際に点光源12から発せられる検査光はこれらの1点鎖線の外側まで発せられている。
LEDは、指向特性が低く、半値角が90度以上であるものが好ましい。指向性が低い場合とは、照射光量の角度均一性が高いことを意味し、ライン状センサ部14での照度ムラが少なくなるからである。また、点光源12の形状は、球状体が好ましいが特にこれに限定されない。なお点光源12の大きさは、後述するように検査可能な欠陥の大きさによって決定されるが、点光源12が球状体である場合、直径で最大で50mm、最小で0.5mmであり、3mm程度の大きさが好適である。最大値の50mmは、検査される欠陥の大きさから算出されたものであり、0.5mm以下の場合は、光量が不足するからである。
ライン状センサ部14を構成する受光素子14aは、CMOSイメージセンサであり、これらの受光素子14aの上面は、例えば40μm角の四角形である。ただし後述するように、この受光素子14aの大きさも、後述するように検査可能な欠陥の大きさによって決定される。なお受光素子14aはCMOSイメージセンサに限定されるものではなく、受光した光の強度を電気信号に変換する機能を有するものであれば問題ない。例えば、フォトダイオードを並べたCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Devices)も含まれる。加えて、受光素子14a上には、カラーフィルタを設けることも可能である。
被検査対象である樹脂フィルム20を透過した検査光は、直接ライン状センサ部14に到達する。ここで「直接」とは、樹脂フィルム20の下面から、ライン状センサ部14の上面までの間に、特許文献1に記載されているスクリーンのように、受光素子14aに検査光が入射するまでの間に検査光が映し出されたり反射したりするものが存在しないことを意味する。例えば、検査光の進行方向に干渉を加える物質が存在しない場合や、検査光の進行方向に干渉を加える物質が存在したとしても、ライン状センサ部のライン状方向には光線角度が変わらない場合が「直接」ライン状センサ部14に到達すると表現される。また、この空間に大気が存在する場合や、検査光の進行方向を変えることのないカバーガラスなどがあっても、被検査対象を透過した検査光は、「直接」ライン状センサ部14に到達すると表現される。また、検査光が本来到達すべき受光素子14aから外れないレベルの屈折や反射を与えるもの、例えば受光素子14a上に配置されるマイクロレンズアレイのようなものは、受光素子レベルで見れば実質的に検査光の進行方向を変えるものではないため、「直接」ライン状センサ部14に到達すると表現される。
なお、「一の点光源12からの検査光のみを受光する受光素子14a」とは、検査光に関しては、特定の受光素子14aが含まれるライン状センサ部14に対応する、1つの点光源12からの検査光のみが受光されることを意味する。すなわち、他の点光源12からの検査光が含まれることがない受光素子14aを意味する。そして、検査光以外の光に関しては、検査に影響しない微弱な光が含まれる場合はある。また、「受光素子14aがライン状センサ部14に含まれている」としたのは、ライン状センサ部14が、そのライン状方向に連続して配置されている場合に、ライン状センサ部14の端部近傍の受光素子14aについては、2つの点光源12からの検査光が入射する場合もあるが、その場合は、1つの点光源12からの検査光のみを受光する受光素子14aと、2つの点光源12からの検査光を受光する受光素子14aが存在する場合があるからである。なお、2つ以上の点光源12からの検査光が交互に受光される場合は、同時に2つ以上の点光源からの検査光が受光されるわけではないので、「1つの点光源からの検査光のみを受光する」に含まれる。
点光源12から発せられ、被検査対象である樹脂フィルム20を経由した検査光以外の光がライン状センサ部14で受光されることを抑制するための保護カバー16が、図1でライン状センサ部14の両側に設けられている。すなわち樹脂フィルム20の進行方向と垂直に長手方向がなるように、保護カバー16は設けられている。なお、ライン状センサ部14の両側に設けられている保護カバー16は、図2では省略されている。
また、保護カバー16は、図1、図2に示すように、さらに点光源12を囲むように設けられている。点光源12を囲むように設けられた保護カバー16は、たとえば投票箱のような構成であり、直方体の箱形状であって、この箱形状の一面にスロット状の孔が設けられている。
保護カバー16は、点光源12側や、ライン状センサ部14側に、点光源12からの検査光の反射を抑制する低反射処理が施されている。低反射処理は、一般的に光の反射を抑制する黒色系統の塗装や、黒アルマイト処理などであり、黒色系統で表面が比較的荒れているものが望ましい。また、保護カバー16の一部を、このような低反射処理が行われた部材で構成することも可能である。
一の点光源12と、この点光源12からの検査光のみを受光する受光素子14aがライン状センサ部14に含まれていることにより、線光源から発せられるような、様々な角度を有した検査光が受光素子14aに入射することがなく、微細な欠陥を検知することができる。また、被検査対象を経由した検査光が直接ライン状センサ部14に到達することにより、スクリーンのような大型の構成要素なしで欠陥検査装置を構成できるので、装置をコンパクトにすることができるとともに、製造も容易になる。
非被検査対象を経由した検査光以外の光が、ライン状センサ部14に受光されることを抑制するための保護カバー16が設けられていることにより、受光素子14aに点光源12以外から発せられる光が入射するのを抑制でき、より微細な欠陥の検査が可能となる。
保護カバー16の表面に、点光源12からの検査光の反射を抑制する低反射処理が施されていることにより、反射した検査光が意図せず受光素子14aに到達することを抑制でき、より微細な欠陥の検査が可能となる。
なお、図1では、点光源12と、図1の紙面上におけるライン状センサ部14の左右中心点と、を結ぶ直線が、被検査対象である樹脂フィルム20に対し、ほぼ垂直になるように、点光源12とライン状センサ部14とが配置されている。この場合、ライン状センサ部14全体に照射される光、および各受光素子14aから被検査対象までの距離の均一性が高くなり、分解能が高くなる効果がある。ただし、第一実施形態に挙げられた配置に限定されることはなく、これと異なる配置については、他の実施形態として、後述する。
ここで図3により、本実施形態に係る欠陥検査装置10で識別可能な欠陥の大きさについて説明する。図3は、点光源12と、被検査対象の検査可能欠陥20dと、受光素子14aを、欠陥検査装置10の正面から見た図である。わかりやすいように、図3の上下方向のみの関係について説明するが、これらは、検査可能欠陥20dが二次元的なものであっても、同様に考えで拡張することが可能である。点光源12、検査可能欠陥20d、受光素子14aの、図3の上下方向の長さをそれぞれA、B、Cとする。また点光源12から検査可能欠陥20dまでの距離をD、検査可能欠陥20dから受光素子14aまでの距離をE、点光源12の図3上での上下端と、受光素子14aの図3上での上下端とを結んだ線が交わる点と、受光素子14aまでの距離をFとする。このように定義すると、検査可能欠陥20dの図3の上下方向の長さBは、以下の数1で表される。
[数1]
B=(A・E+C・D)/(D+E)
なお、上記で表されるBの値は、欠陥が影となり、センサの受光光量が0になると考えられる値であり、実際はセンサの光量が0にならなくても、多少光量が下がっていれば検出が可能であることから、検査可能欠陥20dの大きさは、上記で表される値Bの1/2倍程度であり、一般的には0.01〜5mm程度であり、特に0.05〜1mm程度であることが望ましい。
図4には本発明の第2実施形態に係る欠陥検査装置の概略の三面図を示す。図4(A)は、本実施形態の欠陥検査装置の正面図、図4(B)は側面図、図4(C)は平面図である。また、図5には、図4のV−V断面図を示す。第1実施形態では点光源12と、ライン状センサ部14の中心点と、を結ぶ直線が、被検査対象である樹脂フィルム20に対し、ほぼ垂直になるように、点光源12とライン状センサ部14とが配置されているが、本実施形態では、異なる配置が採用されている。具体的には、点光源12と、ライン状センサ部14を構成する受光素子14aとを結んだ線分を検査光線分とする場合に、被検査対象の平坦面に垂直な平面であり、検査光線分を含む平面(図4のV−V断面であり、この平面を、本原稿では「垂直平面」と称する)内で、検査光線分と、被検査対象の平坦面と、から構成される交差鋭角θ1が、1度以上45度以下となるように、点光源12、被検査対象、ライン状センサ部14が配置されている。
点光源12は、図4(A)が示すように、図4(A)の紙面上で被検査対象の右側に位置し、また、ライン状センサ部14よりも下流側、すなわち図4(B)の紙面上ライン状センサ部14の左側に位置している。このように点光源12等が配置されるのは、被検査対象に対する点光源12の検査光の入射する角度を、所定の範囲とするためである。なお本原稿で上流、下流は、被検査対象が流れる方向を表し、被検査対象は、上流側から下流側に送られる。本実施形態では、点光源12に最も近い受光素子14a(図4(A)の紙面上もっとも右側受光素子14a)に対する入射角がもっとも大きい角度となるため、この角度について図4、図5により説明する。
本原稿では、点光源12と、ライン状センサ部14を構成する、それぞれの受光素子14aと、を結んだ線分を検査光線分とする。被検査対象は、ライン状センサ部14近傍では平坦面となり、この平坦面に対して垂直な平面であり、かつ最も点光源12に近い受光素子14aの検査光線分を含む平面、すなわち垂直平面を考える。この垂直平面は図4(C)でV−Vで表される平面であり、このV−Vの垂直平面での断面が図5に示されている。なお図5では、ライン状センサ部14を構成する受光素子14aのうち、もっとも点光源12に近いもののみを描いている。図5において、点光源12と受光素子14aとを結ぶ線分と、被検査対象の平坦面とが交差する角度のうち鋭角のものを交差鋭角θ1とすると、第2実施形態では、この交差鋭角θ1が1度以上45度以下である。なお、交差鋭角θ1は、1度以上45度以下であれば問題ないが、1度以上30度以下が好ましく、1度以上20度以下が特に好ましい。
検査光線分を含む垂直平面内で、検査光線分と被検査対象の平坦面と、から構成される交差鋭角θ1の全てが、1度以上45度以下であることにより、被検査対象に生じている大きなうねりや、折りしわを検出することが容易になる。
図6には、本発明の第3実施形態に係る欠陥検査装置の概略の正面図を示す。第1実施形態との相違点は、点光源12がライン状センサ部14の左右中心を通る垂線から外れている点である。しかし、ライン状センサ部14、被検査対象、点光源12の位置関係のうち、第1実施形態と同様、第3実施形態は、ライン状センサ部14が、被検査対象に対して平行に配置されている。ライン状センサ部14が、被検査対象の平坦面と平行であることにより、ライン状センサ部14の各受光素子14aと被検査対象との距離が一定となり、各受光素子14a間での欠陥の見え方を調整する必要がなく、より微細な欠陥の検査が可能となる。
図7には、本発明の第4実施形態に係る欠陥検査装置の概略の正面図を示す。第1実施形態との相違点は、被検査対象の平坦面が、正面視でライン状センサ部14とあらかじめ定められた角度θ2を有している点である。このように被検査対象の平坦面とライン状センサ部14とが所定の角度θ2を有していることにより、ライン状センサ部14を構成する受光素子14aのライン状方向の長さが、被検査対象の幅方向の長さよりも短くすることができる。この構成により、ライン状センサ部14を構成する受光素子14aの数を減らすことができる。これにより、受光素子1個が検査できる、被検査対象の幅方向の長さを長くでき、受光素子14aを減らすことができるので、欠陥検査装置のコストを抑えることができる。
図8には、本発明の第5実施形態に係る欠陥検査装置の概略の正面図を、図9には、この平面図を示す。本実施形態では、被検査対象の樹脂フィルム20の幅が広く、この幅広の樹脂フィルム20に対して点光源が1つであった場合、光源からの距離や光源の指向性の影響からライン状センサ部14の端部に位置する受光素子14aの光量が確保できなくなってしまうため、3つの点光源12−1、12−2、12−3と、これらに対応する3つのライン状センサ部である第1ライン状センサ部14−1、第2ライン状センサ部14−2、第3ライン状センサ部14−3が設けられている。
これら3つのライン状センサ部は、被検査対象の検査部分と平行な、実質的に一の平面内に位置している。なお図9では、保護カバー16の記載は省略している。本実施形態では、上記の3つのライン状センサ部14−1、14−2、14−3は、1つのラインを構成するように配置されている。これは、独立したライン状センサ部14が3つ並んで配置されている場合と、1つの直線となるように受光素子14aが配置され、そのうちの一部が第1ライン状センサ部等となる場合とがある。後者の場合は、例えば隣り合っている第1ライン状センサ部14−1と第2ライン状センサ部14−2の両方に属する受光素子14aが存在する。
本実施形態においては、制御器18は、第1ライン状センサ部14−1に対応する点光源12−1を点灯させるときには、その隣に位置する第2ライン状センサ部14−2に対応する点光源12−2は点灯させないように制御する。第3ライン状センサ部14−3に対応する点光源12−3は、点光源12−1を点灯させるときに、同時に点灯させるか、順番に点灯させる。
すなわち、制御器18は、隣り合って点光源12が同時に点灯しないように制御を行ったり、点光源12が複数ある場合に、複数ある点光源12のうち2以上の点光源12が同時には点灯しないよう制御を行ったりする。このとき、ライン状センサ部14の受光間隔と光源12の点灯間隔は、制御器18により同期されている。
点光源12を制御する制御器18は、第1ライン状センサ部14−1に対応する点光源12−1を点灯させるときには、第2ライン状センサ部14−2に対応する点光源12−2を点灯させていないことにより、ライン状センサ部14をライン状方向に並べて、より幅方向が長い被検査対象を測定する場合に、ライン状センサ部14の端部に位置する受光素子14aが、複数の点光源12からの検査光を受光することを防止できる。すなわち、受光素子14aが受ける検査光について、補正等を施す必要がなく、シンプルな構成で欠陥検査装置の大型化が可能となる。
図10には、本発明の第6実施形態に係る欠陥検査装置の概略の平面図を示す。第5実施形態との相違点は、ライン状センサ部(例えば14−1)は他のライン状センサ部(例えば14−2)のライン状方向の延長部分に配置されていない。本実施形態では、複数あるライン状センサ部は、平面視で千鳥に配置されている。このような配置にすることで、ライン状センサ部14を構成するすべての受光素子14aは、ある一つの点光源からの検査光を受光するものとなる。
ライン状センサ部14を構成する受光素子14aの全てが、ある1つの点光源12からの検査光のみを受光する受光素子14aであることにより、受光素子14aからの電気信号に複雑な補正を行うことなく欠陥を検出できるので、さらに微細な欠陥の検査が可能となる。
2以上のラインセンサ部14のうちの1つのライン状センサ部(例えば14−1)は、他のライン状センサ部(例えば14−2)のライン状方向の延長部に配置されていないことにより、ライン状センサ部14を構成する受光素子14aの全てを、ある1つの点光源12からの検査光のみを受光する受光素子14aとしながら、検査できる幅を大きくできるのでより幅広の被検査対象を検査することができる。
図11には、本発明の第7実施形態に係る欠陥検査装置10の概略の側面図を示す。本実施形態に係る欠陥検査装置10も、第1実施形態の欠陥検査装置10と同様、点光源12と、ライン状センサ部14とが備えられている。第1実施形態の欠陥検査装置10との主な相違点は、被検査対象である樹脂フィルム20の表面で反射した検査光がライン状センサ部の受光素子14aで受光される点である。
本発明の実施形態について、被検査対象とライン状センサ部14との間に、レンズのように検査光の進行方向に干渉を加える物質が存在しない場合について説明したが、シリンドリカルレンズを設けることも可能である。ただしこの場合、ライン状センサ部14のライン状方向には光線角度が変わらないように、シリンドリカルレンズの曲率方向が、ライン状センサ部14のライン状方向と垂直になっていることが好ましい。
被検査対象とライン状センサ部14との間にシリンドリカルレンズが設けられ、このシリンドリカルレンズの曲率方向が、ライン状センサ部14のライン状方向と垂直になっていることにより、ライン状センサ部14と垂直な方向の開口角が広くなる。これにより被検査対象にもともと存在する、ライン状センサ部14と平行な方向の凹凸情報が緩和され、より表面荒れが大きいような被検査対象、すなわちもともとの表面凹凸が大きいような被検査対象の検査が可能となる。
また、被検査対象とライン状センサ部14との間に、透明平板が設けられる場合もある。このような構成とすることにより、ライン状センサ部14の上に塵芥が蓄積するのを防止できる。
本発明の第4実施形態では、被検査対象の平坦面が、正面視でライン状センサ部14とあらかじめ定められた角度θ2を有しているが、この構成においてライン状センサ部14が複数のライン状センサ部から構成される場合も有る。この場合複数のライン状センサ部を構成する受光素子14aの全てに対する、ライン状方向の長さが、被検査対象の幅方向よりも短くなるように構成される。
10 欠陥検査装置
12 点光源
14 ライン状センサ部
14a 受光素子
16 保護カバー
18 制御器

Claims (12)

  1. 表面が平坦面である被検査対象の欠陥を検査する装置であって、
    前記被検査対象に向けて検査光を放出する一の点光源と、
    該一の点光源からの前記検査光を、前記被検査対象を経由して受光し、受光した前記検査光の強度を電気信号に変換する受光素子がライン状に配置されたライン状センサ部と、が備えられており、
    前記被検査対象を経由した前記検査光が、前記ライン状センサ部のライン状方向に光線角度を変えずに、前記ライン状センサ部に到達し、
    前記一の点光源からの前記検査光のみを受光する前記受光素子が、前記ライン状センサ部に含まれている、
    ことを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 前記一の点光源がLEDである、
    ことを特徴とする請求項1記載の欠陥検査装置。
  3. 前記被検査対象を経由した検査光以外の光が、前記ライン状センサ部に受光されることを抑制するための保護カバーが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の欠陥検査装置。
  4. 前記保護カバーの表面に、前記点光源からの前記検査光の反射を抑制する低反射処理が施されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の欠陥検査装置。
  5. 前記受光素子と、前記点光源と、を結んだ線分を検査光線分とする場合、
    前記被検査対象の平坦面に垂直な平面であり、前記検査光線分を含む垂直平面内で、前記検査光線分と、前記被検査対象の平坦面と、から構成される交差鋭角の全てが、1度以上45度以下である、
    ことを特徴とする請求項1から4記載の欠陥検査装置。
  6. 前記ライン状センサ部が、前記被検査対象の平坦面と平行である、
    ことを特徴とする請求項1から5記載の欠陥検査装置。
  7. 前記ライン状センサ部を構成する受光素子全体のライン状方向の長さが、
    被検査対象の幅方向の長さよりも短い、
    ことを特徴とする請求項1から5記載の欠陥検査装置。
  8. 前記ライン状センサ部を構成する受光素子の全てが、
    前記一の点光源からの前記検査光のみを受光する前記受光素子である、
    ことを特徴とする請求項1から7記載の欠陥検査装置。
  9. 前記被検査対象と前記ライン状センサ部との間には、シリンドリカルレンズが設けられており、
    該シリンドリカルレンズの曲率方向が、前記ライン状センサ部とライン状方向と垂直になっている、
    ことを特徴とする請求項1から8記載の欠陥検査装置。
  10. 前記被検査対象と前記ライン状センサ部との間には、透明平板が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から9記載の欠陥検査装置。
  11. 前記ライン状センサ部は、第1ライン状センサ部と、第2ライン状センサ部とを含んで構成され、
    前記点光源を制御する制御器が備えられ、
    前記制御器は、前記第1ライン状センサ部に対応する点光源を点灯させるときには、前記第2ライン状センサ部に対応する点光源を点灯させていない、
    ことを特徴とする請求項1から10記載の欠陥検査装置。
  12. 前記ライン状センサ部は、第1ライン状センサ部と、該第1ライン状センサ部と隣り合う第2ライン状センサ部とを含んで構成され、
    前記第1ライン状センサ部は、前記第2ライン状センサ部の前記ライン状方向の延長部分に配置されていない、
    ことを特徴とする請求項1から10記載の欠陥検査装置。
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