JP2009025269A - 光透過性シートの欠点検査装置および欠点検査方法 - Google Patents

光透過性シートの欠点検査装置および欠点検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009025269A
JP2009025269A JP2007191665A JP2007191665A JP2009025269A JP 2009025269 A JP2009025269 A JP 2009025269A JP 2007191665 A JP2007191665 A JP 2007191665A JP 2007191665 A JP2007191665 A JP 2007191665A JP 2009025269 A JP2009025269 A JP 2009025269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
inspected
light receiving
receiving means
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007191665A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Ishimaru
和史 石丸
Yasuhiro Nakai
康博 中井
Atsushi Sakuma
敦士 佐久間
Shinya Doi
慎也 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2007191665A priority Critical patent/JP2009025269A/ja
Publication of JP2009025269A publication Critical patent/JP2009025269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】
光学的手法を用いて、被検査体面の長手方向に生じる微小凹凸状欠点を精度良く検出することを可能とする検査装置を提供すること。
【解決手段】
被検査体である連続走行しているシート状物の一面に高指向性の光照射手段、他面に受光手段を、光照射手段からの照射軸と受光手段の受光軸が被検査体で一致するように配設し、受光手段の開口角を光照射手段からの照射軸と受光手段の受光軸との角度θの2倍より小さくすることにより、受光手段で受光した透過光に基づいて、被検査体表面に存在する微小凹凸欠点を高精度に検出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光透過性シートの欠点検査装置および検査方法に関する。
プラスチックフィルムなどのシートを連続的に製造する工程において、プラスチックフィルムの走行方向に微小凹凸のスジ状欠点が発生することがある。このスジ状欠点はユーザーの加工工程で問題となるために、欠点を持つシートが製品として出荷されることを避けなければならない。また、プラスチックフィルムに光学的歪みを生じさせる凹凸欠点としては、スジ状欠点以外にも、変形ポリマやフィッシュアイなどがあるが、これらの凹凸欠点を自動で検出する方法として、特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4に記載の方法が知られている。
特許文献1に記載の方法を、図2と図3を用いて説明する。図2は特許文献1に記載の検査装置の装置構成を示す概略図であり、図3は、特許文献1に記載の検査装置の装置構成を示す上方図である。図2と図3において、1は被検査体、2は光照射手段、3は受光手段、4は拡散板、5はスリット、6は主光線、7は画像処理装置、8は位置補正手段を示している。特許文献1は、被検査体の一面にライン状光線を得られる光照射手段と、上記シートの一面、または他面に対向し、かつ、照射された上記ライン状の光照射手段の主光線が入射しない位置に設けられた受光素子を並列に並べた受光手段とを備え、かつ、光照射手段および受光手段が被検シートの幅方向に対して5°<α<85°である角度をもって、シート状の凹凸欠点を検査する方法である。図3に示すように、光照射手段の長手方向と受光手段の走査方向が被検査体の幅方向からαだけ傾くことにより、被検査体の走行方向に平行なスジ状欠点やキズが発生した場合に、被検査体の走行方向に屈折される光量が多くなり、高感度に欠点を検出することができる。
また、特許文献2に記載の方法を、図4を用いて説明する。図4は特許文献2に記載の検査装置の装置構成を示す概略図である。図4において、1は被検査体、2は光照射手段、3は受光手段、5はスリット、9は集光レンズ、21は受光レンズを示している。特許文献2は、被検査体1表面に凹凸欠点がない場合、光照射手段2からのライン状の照射光を被検査体1の表面に照射すると、受光手段3で光が検出され、被検査体表面に凹凸欠点が存在する場合、光照射手段2からのライン状の照射光は、被検査体表面の凹凸欠点により、反射や透過方向が変わり、受光手段3で光を検出することができない。従って、この受光手段3の検出の有無により、被検査体1の表面の凹凸欠点を検出する方法である。
また、特許文献3に記載の方法を、図5を用いて説明する。図5は特許文献3に記載の検査装置の装置構成を示す概略図である。図5において、1は被検査体、2は光照射手段、3は受光手段、7は画像処理装置、13はCRTモニター、14は記録装置を示している。特許文献3は、連続的に移送される透明シート状成形体の片側から、透明シート状成形体に対し斜め方向より高輝度、高指向性の光を照射し、透明シート状成形体を透過してきた透過光を受光手段3で受光して得た信号を画像処理装置7にて、予め設定した高明度閾値と低明度閾値を連続して超える少なくとも一種を欠点として判別することを特徴とする透明シート状成形体の欠陥検査方法である。
また、特許文献4に記載の方法を、図6を用いて説明する。図6は特許文献4に記載の検査装置の装置構成を示す概略図である。図6において、1は被検査体、2は光照射手段、3は受光手段、7は画像処理装置、15は受光軸、16は照射光の中心軸である。特許文献4は、光照射手段2からの照射光を、被検査体1の表面で反射させ、その反射光を受光手段3で受光することで被検査体1表面状態を検査する方法であり、受光手段の受光軸15は、光照射手段2からの照射光が被検査体1の表面に入射する入射領域の一部を通るとともに照射光の中心軸16と被検査体1が交わる入射点P1と受光手段3の受光軸15と被検査体1が交わる検査点P2が異なる。また、照射光の中心軸16の被検査体1への入射角θ1と受光手段3の受光軸15の受光角θ2との角度差は、4〜20°の範囲内である。
特開2003−240726号公報 特開平10−185828号公報 特開平8−128968号公報 特開2006−258662号公報
しかしながら、上記背景技術においては、いずれも、連続走行しているシート状物において、シート状物の走行方向に続く数μm程度の微小凹凸欠点を検出することは困難である。
特許文献1に記載の方法では、光照射手段2と被検査体1の間に拡散板4とスリット5が配設されている。スリット5では、光照射手段2からの光の大部分が遮光されるため、高輝度の光を得ることができない。さらに、スリット5では、回析が発生し、光の指向性も低下する。また、拡散板4では、光照射手段2からの光が拡散板によって散乱され、高指向性の光を得ることができない。高さ数μmの微小凹凸欠点を検出するためには、欠点部での光の屈折を利用した光量の差を受光手段3が受光することが必要である。高指向性の光が得られない場合、通常部と欠点部の光量の差が得られず、欠点を検出することが困難である。
また、特許文献2に記載の方法では、受光手段3と被検査体1の間にスリット5が配設されている。また、特許文献2に記載の方法では、検査対象としている透明平面板は剛性が高く、安定した搬送が可能である。このように、被検査体1が安定して搬送される場合は数μm程度の微小凹凸欠点を検出可能である。しかし、連続走行するシート状物では、搬送によるバタツキの影響が存在する。そのため、特許文献2の方法では、図7のように被検査体1が斜めに傾いた場合、光照射手段2からの照射軸は被検査体表面で角度が変化し、受光手段3に光が入らなくなり、バタツキを欠点として検出してしまう。そのため、被検査体に凹凸欠点がない場合でも、受光手段3に光が入らず、誤検出が多発し、適用が困難である。
また、特許文献3および4に記載の方法では、高指向性の光照射手段を用いているが、光照射手段2の光軸と受光手段3の受光軸が被検査体1で一致していない。図8は高指向性の光照射手段2を用いた場合に、光照射手段からの照射光の中心軸16と受光手段3の受光軸15が被検査体1で一致していない場合の光軸変化の模式図を示しており、図8aは被検査体1に凹凸欠点が存在しない場合、図8bは被検査体1に微小凹凸欠点が存在する場合、図8cは被検査体に凹凸欠点が存在する場合である。図8aでは、光照射手段2からの照射光は受光手段3で受光されておらず、図8cでは、光照射手段2とからの照射光は、凹凸欠点により照射光が屈折し、受光手段3で受光される。このように、被検査体1表面に凹凸欠点が存在した場合、受光手段3で受光される光量の違いから凹凸欠点を検出できる。しかし、被検査体1表面に数μm程度の微小凹凸欠点が存在した場合、図8bのように凹凸欠点17での照射光が屈折する角度は少なく、光照射手段2からの照射光は受光手段3で受光できない。特許文献3に記載の方法では、検査対象が高さ+10μm〜−10μmの凹凸を持つ欠陥並びに汚れであり、今回対象とする数μm程度の微小凹凸は検査することができない。
本発明の目的は、従来技術の上記問題を解決し、シートにおける数μm程度の微小凹凸欠点をインラインで精度良く検出できる検査装置ならびに検査方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の検査装置は下記の構成を有する。すなわち、
本発明によれば、被検査体である光透過性シートの走行方向に続く凹凸欠点を検査する装置であって、前記被検査体の一面に、ライン状光線を前記被検査体に対して照射する光照射手段と、前記被検査体の他面に対向し、前記被検査体を透過したライン状光線を受光する受光素子を並列に並べた受光手段とを備え、かつ、前記光照射手段および前記受光手段が、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸が前記被検査体で交わり、かつ、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸のなす角度θが1°<θ<5°を満足するように設置され、かつ、前記受光手段の開口角が2θより小さく、かつ、前記光照射手段が該光照射手段からの出射光が被検査体に照射される際、出射光が被検査体の走行方向の広がり角度が2°以内である高指向性を有することを特徴とする光透過性シートの欠点検査装置が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記光照射手段の長手方向および前記受光手段の走査方向が前記被検査体の幅方向に対して5°<α<85°傾いて配設することを特徴とする光透過性シートの欠点検査装置が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段が受光素子を1次元に配列したラインセンサカメラであることを特徴とする光透過性シートの欠点検査装置が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段に接続して設けられるデータ処理手段を有し、該データ処理手段が前記受光手段からの信号をシートの走行方向に積算する手段を備えていることを特徴とする光透過性シートの欠点検出装置が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、被検査体である光透過性シートの走行方向に続く凹凸欠点を検査する方法であって、光照射手段として前記被検査体の一面から被検査体の走行方向の広がり角度が2°以内の高指向性を有するライン状光線を前記被検査体に対して照射するものを用い、受光手段として前記被検査体の他面に対向し、前記被検査体を透過したライン状光線を受光する受光素子を並列に並べたものを用い、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸が前記被検査体で交わり、かつ、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸の角度が1°<θ<5°となるように設置し、かつ、前記受光手段として開口角が2θより小さいものを用いて、前記被検査体からの透過光を撮像することを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記光照射手段の長手方向と前記受光手段の走査方向は、前記被検査体の幅方向に対して所定の角度傾けることを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段として、ラインセンサカメラを用いることを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段に接続され、前記受光手段からの信号をシートの走行方向に積算してデータ処理を行うことを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、前記光透過性シートの欠点検査方法を用いて前記シートの凹凸欠点を検査することを特徴とするシートの製造方法が提供される。
本発明によれば、被検シートの走行方向に続く凹凸欠点を検出する装置であって、被検シートの一面に、ライン状光線を前記被検シートに対して照射する光照射手段と、前記被検シートの他面に対向し、前記被検シートを透過したライン状光線を受光する受光素子を並列に並べた受光手段とを備え、かつ、前記光照射手段および前記受光手段が、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸が前記被検シートで交わり、かつ、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸の角度が1°<θ<5°に設置され、かつ、前記受光手段の開口角が2θ以下であり、かつ、前記光照射手段が高指向性を持つことを特徴とする光透過性シートの欠点検出装置が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記光照射手段の長手方向および前記受光手段の走査方向が前記被検シートの幅方向に対して所定の角度傾いて配設することを特徴とする、光透過性シートの欠点検査装置が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段が受光素子を1次元に配列したラインセンサカメラであることを特徴とする、光透過性シートの欠点検査装置が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段に接続して設けられるデータ処理手段を有し、該データ処理手段が前記受光手段からの信号をシートの走行方向に積算する手段を備えていることを特徴とする光透過性シートの欠点検出装置が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、被検シートの走行方向に続く凹凸欠点を検出する方法であって、被検シートの一面から指向性の高いライン状光線を前記被検シートに対して照射し、受光軸が前記被検査体で前記光照射手段の照射軸と交わり、前記光照射手段の照射軸との角度θが1°<θ<5°であり、開口角が2θ以下として配設された複数の光電変換素子を有する受光手段によって前記被検査体からの透過光を撮像することを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記光照射手段の長手方向と前記受光手段の走査方向は、前記被検シートの幅方向に対して所定の角度傾けることを特徴とする請光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段として、前記光照射手段に平行な一次元の画像を得るものを用いることを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記受光手段に接続され、前記受光手段からの信号をシートの走行方向に積算するデータ処理手段を有することを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、前記光透過性シートにおける欠点検査方法を用いて前記シートの凹凸状欠点を検査することを特徴とするシートの製造方法が提供される。
本発明において、光照射手段とは、被検査体を挟んで受光手段と対向する位置に設置され、被検査体上の受光手段の撮像範囲に光を照らすことができる発光体のことをいう。光照射手段は、円柱状のロッド照明であると指向性を高くできるので好ましい。
また、本発明において、高指向性とは、光照射手段からの出射光が被検査体に照射される際、出射光が被検査体の走行方向の広がり角度が2°以内であることをいう。ここで、光照射手段の光出射口から100mm離れた位置での被検査体の走行方向の広がり幅を測定することにより、出射光の被検査体の走行方向への広がり角度を算出した。光照射手段として、例えば、光源にハロゲン光源やメタルハロイド光源を用い、光源からの光を、光ファイバを通して石英ガラスやプラスチックなどを材料とするロッド端部に入射し、ロッド円周面から光を照射するものを用いることができる。図9に石英ロッドのレンズ効果の説明図を示す。図9において、22は石英ロッド、23は反射テープ、24は光出射口、25は照射光軸を示す。図9に示すように、ロッドの円周面の側面には反射テープ23が配設されており、光出射口24からロッドの側面に出射された光は反射テープ23で反射され、石英ロッド22の前方へ出射されるため、高指向性の光を得ることができる。さらに、シリンドリカルレンズを石英ロッドの前方に配設することにより、指向性をさらに向上することができるので好ましい。また、石英ロッドの代わりに、光ファイバを線状に配設し、出射口付近にシリンドリカルレンズを配設したものを用いることができる。
また、本発明において、受光手段とは、被検査体を挟んで、光照射手段と対向する位置に設置され、複数の光電変換素子を有し、各光電変換素子の受光量を電気信号として出力するものをいう。受光手段として、複数の光電変換素子が一列に配置されたラインセンサカメラを用いると、連続走行するフィルムを高速に連続的に撮像できるということから好ましい。
また、本発明において、光透過性シートとは、走行するシート状物に厚さ数μmの塗液が塗布された塗布膜もあわせて光透過性シートという。
本発明のシートにおける凹凸欠点の検査装置によれば、走行するシート状被検査体の良品・不良品を判別する重要な基準である、シート状被検査体表面に生じるスジ状欠点などの数μm程度の微小な凹凸欠点を高感度に検出する検査装置および検査方法を実現できる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図10は、被検査体である光透過性のプラスチックフィルム10に塗液を厚さ5μmコーティングした場合に塗液のハジキなどによって生じる塗液の微小凹欠点12の模式図を示す。図10に示すプラスチックフィルム10の表面に生じる塗液の微小凹欠点は、塗布膜の厚み調整の際に、気泡がかみ込むなどして、局所的に塗布膜厚が薄くなる状態であり、プラスチックフィルム10の走行方向に発生し、その深さは1〜5μm程度、幅1mm程度である。この微小凹欠点の高感度に検出する実施形態を説明する。ここで、プラスチックフィルムは、塗布された塗布膜も合わせて以下プラスチックフィルムと呼ぶ。
図1は、本発明の一実施形態におけるシートの検査装置の構成を示す斜視図である。図1において、10は被検査体であるプラスチックフィルム、2は光照射手段、3は受光手段、9は集光レンズ、21は受光レンズ、7はデータ処理手段、αはフィルムの幅方向と光照射手段の長手方向のなす角度、φはフィルムの走行方向と受光手段の受光軸のなす角度を表している。
図1のシートの検査装置は、フィルム走行方向に走行しているプラスチックフィルム10の片方の面に光照射手段2、他方の面に受光手段3が配設されており、受光手段3で受光した透過光を光電変換素子により出力信号波形に変換され、データ処理手段7へ入力される。ここで、本発明は透過式であり、スリットを使用しない構成とすることにより、連続走行しているフィルムの上下振動、角度変動があった場合でも受光手段3に光照射手段からの透過光が安定して受光されるため、プラスチックフィルムのバタツキに強くすることができる。
受光手段3について説明する。受光手段3の前面には受光レンズ21が備わっている。受光レンズ21のフォーカスはプラスチックフィルム表面に合わせている。レンズ21には絞り機構が備わっており、受光手段3に入射する光量を調整することができる。
次に光照射手段2について説明する。光照射手段2は、光照射手段2からの照射光の中心が受光手段3の受光軸とプラスチックフィルム10で一致するように配設されており、光照射手段の長手方向は受光手段3の走査方向と平行である。ここで、受光手段3の走査方向とは、受光手段3の被検査体であるプラスチックフィルム10上の視野における各受光素子の配列方向をいう。光照射手段2は光出射口全面には集光レンズ9が備えられており、出射された光の指向性と光量を高める機能を有する。
データ処理手段について説明する。データ処理手段7は、受光手段3からの信号をプラスチックフィルムの走行方向に積算する手段を備えることにより、スジ状凹欠点とノイズを区別することができ、フィルム表面のスジ状欠点のみを高精度に検出することができる。
以下に、被検査体であるプラスチックフィルム10に存在するスジ状凹欠点12を検出する原理について説明する。図11aは、本発明の一実施形態における光照射手段の長手方向に平行な方向から見た受光手段の受光軸を表した概略図である。図11bは本発明の一実施形態における光照射手段の長手方向に平行な方向から見たフィルム上にスジが発生した場合のスジ部での受光手段の受光軸の変化の概略図である。
図11a、図11bにおいて、10は被検査体であるプラスチックフィルム、2は光照射手段、3は受光手段、12はスジ状欠点、9は集光レンズ、21は受光レンズ、15は受光手段3の受光軸、16は光照射手段2からの照射光の中心軸を示し、φはフィルムの走行方向と受光手段の受光軸のなす角度、δはフィルムの走行方向と光照射手段からの照射光の中心軸のなす角度、θは受光手段3の受光軸と光照射手段2の照射軸の中心軸とのなす角度を表す。ηは受光手段3の受光軸15とプラスチックフィルム10の交点と受光手段3の受光瞳径の張る開口角を表す。
図11aに示すように、プラスチックフィルム10に微小凹欠点12が発生していない場合、受光手段3は光照射手段2からの照射光を受光しない。しかし、図11bに示すように、プラスチックフィルム10に微小凹欠点12が発生した場合、光照射手段からの照射光は凹欠点により屈折し、受光手段3で受光される。
さらに、受光手段の受光軸と光照射手段の照射軸の交点がプラスチックフィルム10で一致し、かつ、光照射手段2として高指向性の光源を用いることにより、数μm程度の微小凹欠点による、光照射手段の微小な角度変化を高コントラストに捉えることができる。図12aは、光照射手段として高指向性の光源を用い、光照射手段の照射軸と受光手段の受光軸の交点がプラスチックフィルムで一致した場合の光照射手段の長手方向に平行な方向からみた光照射手段の透過光分布を表した概略図を示し、図12bは光照射手段として指向性の低い光源を用い、光照射手段の照射軸と受光手段の受光軸の交点がプラスチックフィルムで一致した場合の光照射手段の長手方向に平行な方向からみた光照射手段の透過光分布を表した概略図を示し、図12cは光照射手段として高指向性の光源を用い、光照射手段の照射軸と受光手段の受光軸の交点がプラスチックフィルムで一致しない場合の光照射手段の長手方向に平行な方向からみた光照射手段の透過光分布を表した概略図を示す。図12a、図12b、図12cにおいて、2は光照射手段、3は受光手段、9は集光レンズ、21は受光レンズ、10は被検査体であるプラスチックフィルム、12は数μm程度の微小凹欠点、15は受光手段の受光軸、16は光照射手段からの照射光の中心軸、18は微小凹欠点12により屈折したときの光照射手段からの透過光分布、19は微小凹欠点12がないときの光照射手段からの透過光分布を示す。ここで、透過光分布とは、光照射手段2からプラスチックフィルム10に照射された際にプラスチックフィルム10を透過した光の分布領域のことを言う。
図12bにおいて、指向性の低い光源とは、光照射手段からの出射光が被検査体に照射される際、光照射手段の長手方向に垂直な方向の出射光の広がり角度が10°以上であることをいう。
図12aと図12bを比較すると、図12bのように高指向性の光照射手段を用いない場合、微小凹欠点12の影響により屈折した光照射手段からの透過光分布18と微小凹欠点が発生していない場合の光照射手段からの透過光分布19の受光軸方向での光量の変化量は、図12aのように高指向性の光照射手段を用いた場合に比べ、極端に少ない。そのため、欠点を検出することが困難である。
図12cのように光照射手段2の照射光の中心軸16と受光手段3の受光軸15が一致していない場合、微小凹欠点12で屈折した光照射手段からの透過光分布18は、受光手段3では検出することが困難であり、欠点の有無による違いが存在しない。そのため、欠点を検出することが困難である。
以上より、図12aに示すように、受光手段3の受光軸15と光照射手段2の照射軸16がプラスチックフィルム10上で一致することに、数μm程度の微小凹欠点を検出可能となる。
また、本発明では、被検査体であるプラスチックフィルム10表面に凹欠点がない場合、受光手段3は光照射手段2からの光を受光せず、凹欠点が発生した場合のみに受光手段3は光を受光しなければならない。図13aは本発明の一実施形態における、受光手段3の開口角ηが0°<η<2θである場合の光照射手段の照射光16と受光手段の受光軸15の概略図を示し、図13bは本発明の一実施形態における、受光手段3の開口角ηがη>2θである場合の光照射手段の照射光16と受光手段の受光軸15の概略図を示す。図13において、2は光照射手段、3は受光手段、9は集光レンズ、21は受光レンズ、10はプラスチックフィルム、15は受光手段の受光軸、16は光照射手段からの照射光の中心軸、φはフィルムの走行方向と受光手段の受光軸15のなす角度、δは光照射手段2の照射軸16とプラスチックフィルムの走行方向とのなす角度、θは受光手段の受光軸15と光照射手段の照射軸16とのなす角度、ηは受光手段の開口角を示す。
図13aのように、受光手段の開口角ηが0°<η<2θの場合、プラスチックフィルム表面にスジ状凹欠点が存在しない時には、受光手段3は、光照射手段2からの照射光を受光せず、プラスチックフィルム表面にスジ状欠点が存在する時にのみ受光手段は光照射手段からの照射光を受光する構成となる。一方、図13bのように、受光手段の開口角ηがη>2θの時は、プラスチックフィルム表面にスジ状凹欠点がない場合でも、受光手段3は光を受光してしまい、欠点が発生した場合との区別が困難となる。そのため、受光手段の開口角ηは0°<η<2θの場合、高感度に凹欠点を検出することができる。また、受光軸15と照射軸16のなす角度θを小さくするほど、照射光の微小凹欠点による微小な屈折を検出することができるため、θは1°<θ<5°とする。
また、図1において、プラスチックフィルム10と受光手段3のなす角度φが小さくなるほど、凹欠点であるスジ状欠点の斜面での角度変化が大きくなり、スジ状欠点がない場合とある場合の光軸のずれが大きくなるため、スジ状欠点の検出性能は向上する。しかし、角度φが小さくなると、機器構成に必要な場所が広くなるため、30°<φ<75°が好ましい。
プラスチックフィルム10表面に凹欠点が生じた場合、光を透過するプラスチックフィルム表面に光を照射すると、凹欠点の斜面に垂直な平面方向に、照射された光の光路が偏向される。プラスチックフィルム表面に生じる走行方向に続くスジ状欠点の場合も同様に、スジの斜面に垂直な平面方向に光は屈折する。ここで、光照射手段2と受光手段3は長手方向がプラスチックフィルム10の走行方向に対して垂直となるように設置し、光照射手段2からの出射光がスジ状欠点に照射された場合、スジ状欠点の斜面の法線方向は走行方向に垂直な方向のみであるため、スジ状欠点で屈折された光は走行方向に対して垂直な方向に変化する。この方向は光照射手段の長手方向に平行であるため、プラスチックフィルム表面にスジ状欠点がある場合とない場合との光の光量は同じとなる。そのため、スジ状欠点を検出することが不可能である。
このことから図1に示すように、光照射手段2と受光手段3は、フィルムの走行方向に垂直な方向から、5°<α<85°である角度α傾けて設置することを特徴とする。
ここで、αは、0°に近くなると、プラスチックフィルム10にスジ状欠点が発生した場合の光照射手段2の長手方向と受光手段3の受光軸とに直交する軸方向の受光手段3の受光軸の変化量が小さいため、スジ状欠点部の出力信号波形が小さくなり、検出精度は低い。そのため、αは15°以上とすることが好ましい。一方、85°に近くなるに従い、スジ状欠点でのプラスチックフィルムの走行方向に屈折される光量は多くなり、検出信号は大きくなるが、プラスチックフィルムの幅方向に対する検査できる範囲が狭くなるので、60°以下とすることが好ましい。
以下に本実施形態の実施例として、製膜中の塗材を塗った後の透明プラスチックフィルムの表面に生じる、フィルム長さ方向に垂直な断面において凹形状で、かつ、フィルムの長さ方向に平行に続くスジ状欠点を検出した。
[実施例1]
図1と同じ構成を有する装置を用いた。受光手段としてのラインセンサカメラは、撮像素子が7500個直線状に配置されたものを、光照射手段には、メタルハロイド光源に直径20mmの円柱状の集光ロッドをつないだ照明を用いた。また、図1においては、ラインセンサカメラ、光源とフィルムの幅方向との角度αは20°とした。また、図1においては、ラインセンサカメラの受光軸とフィルムの為す角度φは50°とした。また、図13aにおいては、ラインセンサカメラの受光軸と光源の照射軸のなす角度θは2°とした。また、図13aにおいては、ラインセンサカメラの開口角ηは1.8°とした。
データ処理手段として、ラインセンサカメラの出力画像から、200ラインの画像を積算処理して、波形を出力させることに照明ムラおよびフィルムのバタツキの影響を除去した。
本実施形態の方法では、対象とする数μm程度の微小スジ状凹欠点を検出することができた。そして、フィルム全長に亘ってスジ状欠点を検出し、検査結果に基づいてフィルムの製造工程を管理することにより、フィルムの製造工程にフィードバックし、フィルムの製造方法を改善することができた。
[比較例1]
特許文献1に記載の方法として、図2と同じ構成を有する装置を用いた。受光手段としてのラインセンサカメラは、撮像素子が5000個直線状に配置されてものを、光照射手段には、直径20mmの円柱状のロッドレンズを用い、ロッドレンズの側面からメタルハロイド光源の光を入射した。また、図3において、角度αは20°とした。また、光源とフィルムの間に、乳白色のアクリル板と間隙5mmのスリットを配設した。
特許文献1に記載の方法では、数10μmの凹欠点は検出することが可能であったが、対象とする数μm前後の微小スジ状凹欠点を検査したところ、検出することができなかった。
本発明は、連続走行するプラスチックフィルム表面に生じる凹凸状欠点の検査装置に限らず、鉄鋼板表面に生じる凹凸状欠点の検査、高反射材料で表面をコーティングされたフィルム表面の局所的コーティング抜け度合いの検査などにも応用することができるが、その応用範囲が、これらに限られるものではない。
本発明の一実施形態における検査装置構成を示す斜視図である。 特許文献1の検査装置の原理図である。 特許文献1の検査装置の上方から見た原理図である。 特許文献2の検査装置の原理図である。 特許文献3の検査装置の原理図である。 特許文献4の検査装置の原理図である。 特許文献2の検査装置の検査性能を示す説明図である。 特許文献3の一実施形態における光照射手段の長手方向に平行な方向から見た受光手段の光軸を表した検査原理説明図である。 特許文献3の一実施形態における光照射手段の長手方向に平行な方向から見たフィルム上にスジが発生した場合での光照射手段からの照射光の光軸の変化概略図である。 特許文献3の一実施形態における光照射手段の長手方向に平行な方向から見たフィルム上に微小凹スジが発生した場合での光照射手段からの照射光の光軸の変化概略図である。 石英ロッドのレンズ効果の説明図である。 スジ状欠点の形状図である。 本発明の一実施形態における光照射手段の長手方向に平行な方向から見た受光手段の受光軸を表した概略図である。 本発明の一実施形態における光照射手段の長手方向に平行な方向から見たフィルム上にスジが発生した場合のスジ部での受光手段の受光軸の変化の概略図である。 光照射手段として高指向性の光源を用い、光照射手段の照射軸と受光手段の受光軸の交点がプラスチックフィルムで一致した場合の光照射手段の長手方向に平行な方向からみた光照射手段の透過光分布を表した概略図である。 光照射手段として指向性の低い光源を用い、光照射手段の照射軸と受光手段の受光軸の交点がプラスチックフィルムで一致した場合の光照射手段の長手方向に平行な方向からみた光照射手段の透過光分布を表した概略図である。 光照射手段として高指向性の光源を用い、光照射手段の照射軸と受光手段の受光軸の交点がプラスチックフィルムで一致しない場合の光照射手段の長手方向に平行な方向からみた光照射手段の透過光分布を表した概略図である。 本発明の一実施形態における、受光手段3の開口角ηが0°<η<2θである場合の光照射手段の照射光16と受光手段の受光軸15の概略図である。 本発明の一実施形態における、受光手段3の開口角ηがη>2θである場合の光照射手段の照射光16と受光手段の受光軸16の概略図である。
符号の説明
1 被検査体
2 光照射手段
3 受光手段
4 拡散板
5 スリット
6 主光線
7 画像処理装置
8 位置補正手段
9 集光レンズ
10 プラスチックフィルム
11 塗材層
12 微小凹欠点
13 CRTモニター
14 記録装置
15 受光軸
16 照射光の中心軸
17 凹凸欠点
18 透過光分布
19 プラスチックフィルム表面に凹欠点のない場合の光照射手段からの透過光分布
20 レンズ絞り
21 受光レンズ
22 石英ロッド
23 反射テープ
24 光出射口
25 照射光軸
α フィルムの幅方向と光照射手段の長手方向のなす角度
φ フィルムの走行方向と受光手段の受光軸のなす角度
δ フィルムの走行方向と光照射手段からの照射光の中心軸のなす角度
θ 受光手段の受光軸と光照射手段の照射軸の中心軸とのなす角度
η 受光手段の開口角
θ1 被検査体の表面に垂直な方向と光照射手段の照射軸の中心軸のなす角度
θ2 被検査体の表面に垂直な方向と受光手段の受光軸のなす角度

Claims (9)

  1. 被検査体である光透過性シートの走行方向に続く凹凸欠点を検査する装置であって、前記被検査体の一面に、ライン状光線を前記被検査体に対して照射する光照射手段と、前記被検査体の他面に対向し、前記被検査体を透過したライン状光線を受光する受光素子を並列に並べた受光手段とを備え、かつ、前記光照射手段および前記受光手段が、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸が前記被検査体で交わり、かつ、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸のなす角度θが1°<θ<5°を満足するように設置され、かつ、前記受光手段の開口角が2θより小さく、かつ、前記光照射手段が該光照射手段からの出射光が被検査体に照射される際、出射光が被検査体の走行方向の広がり角度が2°以内である高指向性を有することを特徴とする光透過性シートの欠点検査装置。
  2. 前記光照射手段の長手方向および前記受光手段の走査方向が前記被検査体の幅方向に対して5°<α<85°傾いて配設することを特徴とする、請求項1に記載の光透過性シートの欠点検査装置。
  3. 前記受光手段が受光素子を1次元に配列したラインセンサカメラであることを特徴とする請求項1または2に記載の光透過性シートの欠点検査装置。
  4. 前記受光手段に接続して設けられるデータ処理手段を有し、該データ処理手段が前記受光手段からの信号をシートの走行方向に積算する手段を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光透過性シートの欠点検出装置。
  5. 被検査体である光透過性シートの走行方向に続く凹凸欠点を検査する方法であって、光照射手段として前記被検査体の一面から被検査体の走行方向の広がり角度が2°以内の高指向性を有するライン状光線を前記被検査体に対して照射するものを用い、受光手段として前記被検査体の他面に対向し、前記被検査体を透過したライン状光線を受光する受光素子を並列に並べたものを用い、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸が前記被検査体で交わり、かつ、前記ライン状光線の主光線と前記受光手段の受光軸の角度が1°<θ<5°となるように設置し、かつ、前記受光手段として開口角が2θより小さいものを用いて、前記被検査体からの透過光を撮像することを特徴とする光透過性シートの欠点検査方法。
  6. 前記光照射手段の長手方向と前記受光手段の走査方向は、前記被検査体の幅方向に対して所定の角度傾けることを特徴とする請求項5に記載の光透過性シートの欠点検査方法。
  7. 前記受光手段として、ラインセンサカメラを用いることを特徴とする請求項5または6に記載の光透過性シートの欠点検査方法。
  8. 前記受光手段に接続され、前記受光手段からの信号をシートの走行方向に積算してデータ処理を行うことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の光透過性シートの欠点検査方法。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載の光透過性シートの欠点検査方法を用いて前記シートの凹凸欠点を検査することを特徴とするシートの製造方法。
JP2007191665A 2007-07-24 2007-07-24 光透過性シートの欠点検査装置および欠点検査方法 Pending JP2009025269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007191665A JP2009025269A (ja) 2007-07-24 2007-07-24 光透過性シートの欠点検査装置および欠点検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007191665A JP2009025269A (ja) 2007-07-24 2007-07-24 光透過性シートの欠点検査装置および欠点検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009025269A true JP2009025269A (ja) 2009-02-05

Family

ID=40397196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007191665A Pending JP2009025269A (ja) 2007-07-24 2007-07-24 光透過性シートの欠点検査装置および欠点検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009025269A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042254A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Canon Inc レンズ欠陥の検査方法
WO2017134958A1 (ja) 2016-02-05 2017-08-10 東レ株式会社 シート状物の検査装置およびシート状物の検査方法
CN116858141A (zh) * 2023-09-02 2023-10-10 江苏迪牌新材料有限公司 一种pvc膜的平整度检测装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042254A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Canon Inc レンズ欠陥の検査方法
WO2017134958A1 (ja) 2016-02-05 2017-08-10 東レ株式会社 シート状物の検査装置およびシート状物の検査方法
KR20180108583A (ko) 2016-02-05 2018-10-04 도레이 카부시키가이샤 시트 형상물의 검사 장치 및 시트 형상물의 검사 방법
CN116858141A (zh) * 2023-09-02 2023-10-10 江苏迪牌新材料有限公司 一种pvc膜的平整度检测装置
CN116858141B (zh) * 2023-09-02 2023-12-05 江苏迪牌新材料有限公司 一种pvc膜的平整度检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4511978B2 (ja) 表面疵検査装置
JP4793266B2 (ja) 透明板状体の欠陥検査方法および装置
KR101326455B1 (ko) 투명 기판에서의 결함을 특성화하기 위한 장치 및 방법
CN101952712A (zh) 用于光学检测圆线材表面缺陷的设备和方法
US9588056B2 (en) Method for particle detection on flexible substrates
JP3036733B2 (ja) 透明体の欠陥検出装置
JP2012078144A (ja) 透明体シート状物の表面欠陥検査装置
JP4615532B2 (ja) 欠陥検査装置、照明装置
JP2007333563A (ja) 光透過性シートの検査装置および検査方法
JP2015068670A (ja) シート状物の欠点検査装置およびシート状物の欠点検査方法
JP5393973B2 (ja) ロッドレンズアレイ検査装置及び方法
JP2013205332A (ja) 欠点検査装置および欠点検査方法
JP2009025269A (ja) 光透過性シートの欠点検査装置および欠点検査方法
JP2010271133A (ja) 光走査式平面検査装置
JP2000298102A (ja) 表面検査装置
JP4630945B1 (ja) 欠陥検査装置
JP6679942B2 (ja) シートのキズ欠点検査装置
JP2007333608A (ja) シートにおける凹凸状欠点の検査装置および検査方法
JP6671938B2 (ja) 表面形状測定装置、欠陥判定装置、および表面形状の測定方法
JP3248445B2 (ja) 多心テープ光ファイバの表面異状検出方法および表面状態測定装置
JPH09105724A (ja) 表面検査装置
JP2001041719A (ja) 透明材の検査装置及び検査方法並びに記憶媒体
JP2000314707A (ja) 表面検査装置および方法
KR101185076B1 (ko) 반사체용 반사형 광센서
JP2012141322A (ja) 表面欠陥検査装置