JPH07174088A - 回転式圧縮機 - Google Patents
回転式圧縮機Info
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- JPH07174088A JPH07174088A JP31963793A JP31963793A JPH07174088A JP H07174088 A JPH07174088 A JP H07174088A JP 31963793 A JP31963793 A JP 31963793A JP 31963793 A JP31963793 A JP 31963793A JP H07174088 A JPH07174088 A JP H07174088A
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- piston
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロータリー圧縮機を非塩素系冷媒雰囲気で使
用した際のベーン先端、ピストン外周間の潤滑状態の改
善。 【構成】 ピストンの外周の一部に軸と平行な方向に、
ベーン先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を設け、ベ
ーンをシリンダに揺動自在に嵌合したベーンガイドに摺
動自在に嵌合し、常にベーン先端とピストン外周の溝を
面接触する構成とした。
用した際のベーン先端、ピストン外周間の潤滑状態の改
善。 【構成】 ピストンの外周の一部に軸と平行な方向に、
ベーン先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を設け、ベ
ーンをシリンダに揺動自在に嵌合したベーンガイドに摺
動自在に嵌合し、常にベーン先端とピストン外周の溝を
面接触する構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の冷凍、ある
いはエアコン等の空調用に用いられる回転式圧縮機に関
する。
いはエアコン等の空調用に用いられる回転式圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常の回転式圧縮機で使用している構成
ではピストン、ベーン間の接触圧力が高くピストン、ベ
ーンのどちらかあるいは両方が摩耗する場合があるため
様々な工夫がなされている。例えば、実開昭57−12
0787では図8のような構造でピストンを回転させな
い構造としている。又、特開昭57−76285では図
9のような構造でベーンの先端を高硬度材料により構成
している。
ではピストン、ベーン間の接触圧力が高くピストン、ベ
ーンのどちらかあるいは両方が摩耗する場合があるため
様々な工夫がなされている。例えば、実開昭57−12
0787では図8のような構造でピストンを回転させな
い構造としている。又、特開昭57−76285では図
9のような構造でベーンの先端を高硬度材料により構成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地球環境の保護(オゾ
ンの破壊防止、温暖化防止)の問題から、従来の塩素を
含む冷媒(CFC,HCFC冷媒)から塩素を含まない
冷媒(HFC冷媒)へと変更する必要が生じてきた。し
かし、非塩素系冷媒を使用した場合には、冷媒自身に潤
滑性が無いため、上記のような構造の回転式圧縮機では
その構成上、ベーン先端とピストン間の潤滑が不十分で
摩耗が大きくなりその耐久性に問題がある。本発明は上
記従来例の課題を解決するもので、ベーン先端とピスト
ン間の潤滑状態を改善することにより従来の冷媒と比較
して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を使用した場合でも
十分な耐久性を持つ回転式圧縮機を実現することを目的
とするものである。
ンの破壊防止、温暖化防止)の問題から、従来の塩素を
含む冷媒(CFC,HCFC冷媒)から塩素を含まない
冷媒(HFC冷媒)へと変更する必要が生じてきた。し
かし、非塩素系冷媒を使用した場合には、冷媒自身に潤
滑性が無いため、上記のような構造の回転式圧縮機では
その構成上、ベーン先端とピストン間の潤滑が不十分で
摩耗が大きくなりその耐久性に問題がある。本発明は上
記従来例の課題を解決するもので、ベーン先端とピスト
ン間の潤滑状態を改善することにより従来の冷媒と比較
して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を使用した場合でも
十分な耐久性を持つ回転式圧縮機を実現することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
る本発明の第1の技術的手段は、電動機と、電動機に直
結されたクランクシャフトの外周面にピストンを嵌合
し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内揺動自在の嵌
合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合されたベーン
の先端部を前記ピストンに当接させて、シリンダ内を吸
入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回転によりピス
トンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも揺動しその内
部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、圧縮及び吐出
を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピストンは外周
の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の曲率半径と等
しい曲率半径の溝を有し、ベーン先端とピストンが常に
面接触する構成とすることである。
る本発明の第1の技術的手段は、電動機と、電動機に直
結されたクランクシャフトの外周面にピストンを嵌合
し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内揺動自在の嵌
合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合されたベーン
の先端部を前記ピストンに当接させて、シリンダ内を吸
入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回転によりピス
トンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも揺動しその内
部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、圧縮及び吐出
を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピストンは外周
の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の曲率半径と等
しい曲率半径の溝を有し、ベーン先端とピストンが常に
面接触する構成とすることである。
【0005】次に本発明の第2の技術的手段は、電動機
と、電動機に直結されたクランクシャフトの外周面にピ
ストンを嵌合し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内
揺動自在の嵌合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合
されたベーンの先端部を前記ピストンに当接させて、シ
リンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回
転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも
揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、
圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピ
ストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の
曲率半径と等しいい曲率半径の溝を有し、ベーン先端と
ピストンが常に面接触する回転式圧縮機であって、前記
ベーンとピストンの接触部にベーン側から潤滑油を供給
する機構を設けることである。
と、電動機に直結されたクランクシャフトの外周面にピ
ストンを嵌合し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内
揺動自在の嵌合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合
されたベーンの先端部を前記ピストンに当接させて、シ
リンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回
転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも
揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、
圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピ
ストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の
曲率半径と等しいい曲率半径の溝を有し、ベーン先端と
ピストンが常に面接触する回転式圧縮機であって、前記
ベーンとピストンの接触部にベーン側から潤滑油を供給
する機構を設けることである。
【0006】次に本発明の第3の技術的手段は、電動機
と、電動機に直結されたクランクシャフトの外周面にピ
ストンを嵌合し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内
揺動自在の嵌合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合
されたベーンの先端部を前記ピストンに当接させて、シ
リンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回
転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも
揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、
圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピ
ストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の
曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベーン先端とピ
ストンが常に面接触する回転式圧縮機であって、前記ベ
ーンとピストンの接触部にピストンの吸入室側から潤滑
油を供給する油通路を設けることである。
と、電動機に直結されたクランクシャフトの外周面にピ
ストンを嵌合し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内
揺動自在の嵌合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合
されたベーンの先端部を前記ピストンに当接させて、シ
リンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回
転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも
揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、
圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピ
ストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の
曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベーン先端とピ
ストンが常に面接触する回転式圧縮機であって、前記ベ
ーンとピストンの接触部にピストンの吸入室側から潤滑
油を供給する油通路を設けることである。
【0007】次に本発明の第4の技術的手段は、電動機
と、電動機に直結されたクランクシャフトの外周面にピ
ストンを嵌合し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内
揺動自在の嵌合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合
されたベーンの先端部を前記ピストンに当接させて、シ
リンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回
転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも
揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、
圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピ
ストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の
曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベーン先端とピ
ストンが常に面接触する回転式圧縮機であって、前記ベ
ーンとピストンの接触部にピストンの圧縮室側から潤滑
油を供給する油通路を設けることである。
と、電動機に直結されたクランクシャフトの外周面にピ
ストンを嵌合し、シリンダにベーンガイドを可動範囲内
揺動自在の嵌合し、そのベーンガイドに摺動自在に嵌合
されたベーンの先端部を前記ピストンに当接させて、シ
リンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クランク軸の回
転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーンガイドも
揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体の吸入、
圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であって、前記ピ
ストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の
曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベーン先端とピ
ストンが常に面接触する回転式圧縮機であって、前記ベ
ーンとピストンの接触部にピストンの圧縮室側から潤滑
油を供給する油通路を設けることである。
【0008】
【作用】本発明は第1の手段によればベーン先端の接触
幅を広くし、接触部の面圧を下げることにより摩耗を低
減することができる。また第2、第3、あるいは第4の
手段によればベーンとピストンの接触部に潤滑油を供給
する油通路を設け積極的に潤滑油を供給し潤滑油膜を形
成し油膜潤滑を実現することができる。いずれの構成に
おいても従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系
の冷媒を使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧
縮機を実現することができる。
幅を広くし、接触部の面圧を下げることにより摩耗を低
減することができる。また第2、第3、あるいは第4の
手段によればベーンとピストンの接触部に潤滑油を供給
する油通路を設け積極的に潤滑油を供給し潤滑油膜を形
成し油膜潤滑を実現することができる。いずれの構成に
おいても従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系
の冷媒を使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧
縮機を実現することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の第1の実施例における空気調和
装置について図面とともに説明する。
装置について図面とともに説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例である。同図に
おいて、1はシリンダ、2はクランクシャフト、3はピ
ストン、4は吸入管、5はベーン、6はベーンガイドで
ある。
おいて、1はシリンダ、2はクランクシャフト、3はピ
ストン、4は吸入管、5はベーン、6はベーンガイドで
ある。
【0011】クランクシャフト2は電動機(図示せず)
に直結されておりその外摺面には、ピストン3が嵌合さ
れている、ピストン3は外周の一部に軸と平行な方向
に、ベーン5の先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を
有している。ベーン5はシリンダ1に可動範囲内揺動自
在に嵌合されたベーンガイド6に摺動自在に嵌合されそ
の先端部を前記ピストン3の溝に当接させてシリンダ1
内を吸入室と圧縮室に分けている。クランクシャフト2
の回転によりピストン3が揺動する、ピストン3の揺動
に従ってベーン5がその先端部を前記ピストン3の溝と
接触を保ったまま、接触点の移動につれて揺動するベー
ンガイド6内を往復運動し気体の吸入、圧縮及び吐出を
繰り返す回転式圧縮機を構成している。
に直結されておりその外摺面には、ピストン3が嵌合さ
れている、ピストン3は外周の一部に軸と平行な方向
に、ベーン5の先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を
有している。ベーン5はシリンダ1に可動範囲内揺動自
在に嵌合されたベーンガイド6に摺動自在に嵌合されそ
の先端部を前記ピストン3の溝に当接させてシリンダ1
内を吸入室と圧縮室に分けている。クランクシャフト2
の回転によりピストン3が揺動する、ピストン3の揺動
に従ってベーン5がその先端部を前記ピストン3の溝と
接触を保ったまま、接触点の移動につれて揺動するベー
ンガイド6内を往復運動し気体の吸入、圧縮及び吐出を
繰り返す回転式圧縮機を構成している。
【0012】次に、このような構成による回転式圧縮機
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト2が回転するとピストン3は回転軸を中
心に移動するがベーン5との接触はピストン3の外周に
ある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、クランクシ
ャフト2の回転につれてベーン5とピストン3のなす角
度が往復的に変化する。この際、接触するベーン5の先
端とピストン3の外周の溝はその半径が同一であるか
ら、接触点もクランクシャフト2の回転につれて移動す
る。ここでベーン5はシリンダ1に揺動自在に嵌合され
たベーンガイド6に摺動自在に嵌合されているために、
移動する接触点に追従することが可能になる。この結果
ピストン3とベーン5の先端の接触状態は常に面接触と
なり接触部の面圧を下げることにより潤滑状態が改善さ
れ従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒
を使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が
実現する。
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト2が回転するとピストン3は回転軸を中
心に移動するがベーン5との接触はピストン3の外周に
ある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、クランクシ
ャフト2の回転につれてベーン5とピストン3のなす角
度が往復的に変化する。この際、接触するベーン5の先
端とピストン3の外周の溝はその半径が同一であるか
ら、接触点もクランクシャフト2の回転につれて移動す
る。ここでベーン5はシリンダ1に揺動自在に嵌合され
たベーンガイド6に摺動自在に嵌合されているために、
移動する接触点に追従することが可能になる。この結果
ピストン3とベーン5の先端の接触状態は常に面接触と
なり接触部の面圧を下げることにより潤滑状態が改善さ
れ従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒
を使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が
実現する。
【0013】図2は、本発明の一実施例である。同図に
おいて、21はシリンダ、22はクランクシャフト、2
3はピストン、24は吸入管、25はベーン、26はベ
ーンガイド、27はオイル供給路である。
おいて、21はシリンダ、22はクランクシャフト、2
3はピストン、24は吸入管、25はベーン、26はベ
ーンガイド、27はオイル供給路である。
【0014】クランクシャフト22は電動機(図示せ
ず)に直結されておりその外摺面には、ピストン23が
嵌合されている、ピストン23は外周の一部に軸と平行
な方向に、ベーン25の先端の曲率半径と等しい曲率半
径の溝を有している。ベーン25はシリンダ21に可動
範囲内揺動自在に嵌合されたベーンガイド26に摺動自
在に嵌合されその先端部を前記ピストン23の溝に当接
させてシリンダ21内を吸入室と圧縮室に分けている。
クランクシャフト22の回転によりピストン23が揺動
する、ピストン23の揺動に従ってベーン25がその先
端部を前記ピストン23の溝と接触を保ったまま、接触
点の移動につれて揺動するベーンガイド26内を往復運
動し気体の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機
を構成している。 ベーン25は図3に示すように、先
端R部と背面を細い連通穴複数個で結んでいる。この穴
は背圧室(図示せず)内の高圧の潤滑油を減圧してベー
ン先端に供給するものである。
ず)に直結されておりその外摺面には、ピストン23が
嵌合されている、ピストン23は外周の一部に軸と平行
な方向に、ベーン25の先端の曲率半径と等しい曲率半
径の溝を有している。ベーン25はシリンダ21に可動
範囲内揺動自在に嵌合されたベーンガイド26に摺動自
在に嵌合されその先端部を前記ピストン23の溝に当接
させてシリンダ21内を吸入室と圧縮室に分けている。
クランクシャフト22の回転によりピストン23が揺動
する、ピストン23の揺動に従ってベーン25がその先
端部を前記ピストン23の溝と接触を保ったまま、接触
点の移動につれて揺動するベーンガイド26内を往復運
動し気体の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機
を構成している。 ベーン25は図3に示すように、先
端R部と背面を細い連通穴複数個で結んでいる。この穴
は背圧室(図示せず)内の高圧の潤滑油を減圧してベー
ン先端に供給するものである。
【0015】次に、このような構成による回転式圧縮機
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト22が回転するとピストン23は回転軸
を中心に移動するがベーン25との接触はピストン23
の外周にある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、ク
ランクシャフト22の回転につれてベーン25とピスト
ン23のなす角度が往復的に変化する。この際、接触す
るベーン25の先端とピストン23の外周の溝はその半
径が同一であるから、接触点もクランクシャフト22の
回転につれて移動する。ここでベーン25はシリンダ2
1に揺動自在に嵌合されたベーンガイド26に摺動自在
に嵌合されているために、移動する接触点に追従するこ
とが可能になる。さらに、ベーン25とピストン23の
なす角度が往復的に変化するこの際、給油通路27の出
口は周期的に低圧室に連通し潤滑油は、背圧室(図示せ
ず)と低圧室の差圧によりベーン25とピストン23の
接触部に供給される、供給された潤滑油によりベーン2
5とピストン23間の接触部に油膜が形成される。この
結果ピストン23とベーン25の先端の接触状態は常に
面接触となり接触部の面圧が下がり、同時に油膜の形成
も促進されるため潤滑状態が改善され従来の冷媒と比較
して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を使用した場合でも
十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が実現する。
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト22が回転するとピストン23は回転軸
を中心に移動するがベーン25との接触はピストン23
の外周にある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、ク
ランクシャフト22の回転につれてベーン25とピスト
ン23のなす角度が往復的に変化する。この際、接触す
るベーン25の先端とピストン23の外周の溝はその半
径が同一であるから、接触点もクランクシャフト22の
回転につれて移動する。ここでベーン25はシリンダ2
1に揺動自在に嵌合されたベーンガイド26に摺動自在
に嵌合されているために、移動する接触点に追従するこ
とが可能になる。さらに、ベーン25とピストン23の
なす角度が往復的に変化するこの際、給油通路27の出
口は周期的に低圧室に連通し潤滑油は、背圧室(図示せ
ず)と低圧室の差圧によりベーン25とピストン23の
接触部に供給される、供給された潤滑油によりベーン2
5とピストン23間の接触部に油膜が形成される。この
結果ピストン23とベーン25の先端の接触状態は常に
面接触となり接触部の面圧が下がり、同時に油膜の形成
も促進されるため潤滑状態が改善され従来の冷媒と比較
して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を使用した場合でも
十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が実現する。
【0016】図4は、本発明の一実施例である。同図に
おいて、41はシリンダ、42はクランクシャフト、4
3はピストン、44は吸入管、45はベーン、46はベ
ーンガイド、47はオイル供給路である。
おいて、41はシリンダ、42はクランクシャフト、4
3はピストン、44は吸入管、45はベーン、46はベ
ーンガイド、47はオイル供給路である。
【0017】クランクシャフト42は電動機(図示せ
ず)に直結されておりその外摺面には、ピストン43が
嵌合されている、ピストン43は外周の一部に軸と平行
な方向に、ベーン45の先端の曲率半径と等しい曲率半
径の溝を有している。ベーン45はシリンダ41に可動
範囲内揺動自在に嵌合されたベーンガイド46に摺動自
在に嵌合されその先端部を前記ピストン43の溝に当接
させてシリンダ41内を吸入室と圧縮室に分けている。
クランクシャフト42の回転によりピストン43が揺動
する、ピストン43の揺動に従ってベーン45がその先
端部を前記ピストン43の溝と接触を保ったまま、接触
点の移動につれて揺動するベーンガイド46内を往復運
動し気体の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機
を構成している。
ず)に直結されておりその外摺面には、ピストン43が
嵌合されている、ピストン43は外周の一部に軸と平行
な方向に、ベーン45の先端の曲率半径と等しい曲率半
径の溝を有している。ベーン45はシリンダ41に可動
範囲内揺動自在に嵌合されたベーンガイド46に摺動自
在に嵌合されその先端部を前記ピストン43の溝に当接
させてシリンダ41内を吸入室と圧縮室に分けている。
クランクシャフト42の回転によりピストン43が揺動
する、ピストン43の揺動に従ってベーン45がその先
端部を前記ピストン43の溝と接触を保ったまま、接触
点の移動につれて揺動するベーンガイド46内を往復運
動し気体の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機
を構成している。
【0018】ピストン43は図5に示すように、クラン
クシャフト42と低圧室を減圧的に連通し、潤滑油を供
給可能なオイル供給路47を複数個備えている。
クシャフト42と低圧室を減圧的に連通し、潤滑油を供
給可能なオイル供給路47を複数個備えている。
【0019】次に、このような構成による回転式圧縮機
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト42が回転するとピストン43は回転軸
を中心に移動するがベーン45との接触はピストン43
の外周にある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、ク
ランクシャフト42の回転につれてベーン45とピスト
ン43のなす角度が往復的に変化する。この際、接触す
るベーン45の先端とピストン43の外周の溝はその半
径が同一であるから、接触点もクランクシャフト42の
回転につれて移動する。ここでベーン45はシリンダ4
1に揺動自在に嵌合されたベーンガイド46に摺動自在
に嵌合されているために、移動する接触点に追従するこ
とが可能になる。さらに、潤滑油はクランクシャフト4
2に設けられた給油通路(図示せず)を経て、給油通路
47の入口(クランクシャフト42側)へ導かれる。一
方、給油通路47の出口は吸入室であるため潤滑油は差
圧によりベーン45とピストン43の接触部に供給され
る、供給された潤滑油によりベーン45とピストン43
間の接触部に油膜が形成される。
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト42が回転するとピストン43は回転軸
を中心に移動するがベーン45との接触はピストン43
の外周にある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、ク
ランクシャフト42の回転につれてベーン45とピスト
ン43のなす角度が往復的に変化する。この際、接触す
るベーン45の先端とピストン43の外周の溝はその半
径が同一であるから、接触点もクランクシャフト42の
回転につれて移動する。ここでベーン45はシリンダ4
1に揺動自在に嵌合されたベーンガイド46に摺動自在
に嵌合されているために、移動する接触点に追従するこ
とが可能になる。さらに、潤滑油はクランクシャフト4
2に設けられた給油通路(図示せず)を経て、給油通路
47の入口(クランクシャフト42側)へ導かれる。一
方、給油通路47の出口は吸入室であるため潤滑油は差
圧によりベーン45とピストン43の接触部に供給され
る、供給された潤滑油によりベーン45とピストン43
間の接触部に油膜が形成される。
【0020】この結果ピストン43とベーン45の先端
の接触状態は常に面接触となり接触部の面圧が下がり、
同時に油膜の形成も促進されるため潤滑状態が改善され
従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を
使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が実
現する。
の接触状態は常に面接触となり接触部の面圧が下がり、
同時に油膜の形成も促進されるため潤滑状態が改善され
従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を
使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が実
現する。
【0021】図6は、本発明の一実施例である。同図に
おいて、61はシリンダ、62はクランクシャフト、6
3はピストン、64は吸入管、65はベーン、66はベ
ーンガイド、67はオイル供給路である。
おいて、61はシリンダ、62はクランクシャフト、6
3はピストン、64は吸入管、65はベーン、66はベ
ーンガイド、67はオイル供給路である。
【0022】クランクシャフト62は電動機(図示せ
ず)に直結されておりその外摺面には、ピストン63が
嵌合されている、ピストン63は外周の一部に軸と平行
な方向に、ベーン65の先端の曲率半径と等しい曲率半
径の溝を有している。ベーン65はシリンダ61に可動
範囲内揺動自在に嵌合されたベーンガイド66に摺動自
在に嵌合されその先端部を前記ピストン63の溝に当接
させてシリンダ61内を吸入室と圧縮室に分けている。
クランクシャフト62の回転によりピストン63が揺動
する、ピストン63の揺動に従ってベーン65がその先
端部を前記ピストン63の溝と接触を保ったまま、接触
点の移動につれて揺動するベーンガイド66内を往復運
動し気体の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機
を構成している。
ず)に直結されておりその外摺面には、ピストン63が
嵌合されている、ピストン63は外周の一部に軸と平行
な方向に、ベーン65の先端の曲率半径と等しい曲率半
径の溝を有している。ベーン65はシリンダ61に可動
範囲内揺動自在に嵌合されたベーンガイド66に摺動自
在に嵌合されその先端部を前記ピストン63の溝に当接
させてシリンダ61内を吸入室と圧縮室に分けている。
クランクシャフト62の回転によりピストン63が揺動
する、ピストン63の揺動に従ってベーン65がその先
端部を前記ピストン63の溝と接触を保ったまま、接触
点の移動につれて揺動するベーンガイド66内を往復運
動し気体の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機
を構成している。
【0023】ピストン63は図7に示すように、クラン
クシャフト62と高圧室を減圧的に連通し、潤滑油を供
給可能なオイル供給路67を複数個備えている。
クシャフト62と高圧室を減圧的に連通し、潤滑油を供
給可能なオイル供給路67を複数個備えている。
【0024】次に、このような構成による回転式圧縮機
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト62が回転するとピストン63は回転軸
を中心に移動するがベーン65との接触はピストン63
の外周にある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、ク
ランクシャフト62の回転につれてベーン65とピスト
ン63のなす角度が往復的に変化する。この際、接触す
るベーン65の先端とピストン63の外周の溝はその半
径が同一であるから、接触点もクランクシャフト62の
回転につれて移動する。ここでベーン65はシリンダ6
1に揺動自在に嵌合されたベーンガイド66に摺動自在
に嵌合されているために、移動する接触点に追従するこ
とが可能になる。さらに、潤滑油はクランクシャフト6
2に設けられた給油通路(図示せず)を経て、給油通路
67の入口(クランクシャフト62側)へ導かれる。一
方、給油通路67の出口は圧縮室であるため潤滑油は差
圧によりベーン65とピストン63の接触部に供給され
る、供給された潤滑油によりベーン65とピストン63
間の接触部に油膜が形成される。
の動作を説明する。電動機(図示せず)の回転によりク
ランクシャフト62が回転するとピストン63は回転軸
を中心に移動するがベーン65との接触はピストン63
の外周にある軸と平行な方向の溝の部分に限定され、ク
ランクシャフト62の回転につれてベーン65とピスト
ン63のなす角度が往復的に変化する。この際、接触す
るベーン65の先端とピストン63の外周の溝はその半
径が同一であるから、接触点もクランクシャフト62の
回転につれて移動する。ここでベーン65はシリンダ6
1に揺動自在に嵌合されたベーンガイド66に摺動自在
に嵌合されているために、移動する接触点に追従するこ
とが可能になる。さらに、潤滑油はクランクシャフト6
2に設けられた給油通路(図示せず)を経て、給油通路
67の入口(クランクシャフト62側)へ導かれる。一
方、給油通路67の出口は圧縮室であるため潤滑油は差
圧によりベーン65とピストン63の接触部に供給され
る、供給された潤滑油によりベーン65とピストン63
間の接触部に油膜が形成される。
【0025】この結果ピストン63とベーン65の先端
の接触状態は常に面接触となり接触部の面圧が下がり、
同時に油膜の形成も促進されるため潤滑状態が改善され
従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を
使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が実
現する。
の接触状態は常に面接触となり接触部の面圧が下がり、
同時に油膜の形成も促進されるため潤滑状態が改善され
従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩素系の冷媒を
使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転式圧縮機が実
現する。
【0026】
【発明の効果】本発明による効果について説明する。
【0027】本発明の第1の手段によればピストンの外
周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の曲率半径と
等しい曲率半径の溝を設け、ベーンをシリンダに揺動自
在に嵌合したベーンガイドに摺動自在に嵌合し、常にベ
ーン先端とピストン外周の溝が面接触する構成を実現
し、ベーンとピストンの接触部の摩耗を低減する。また
第2、第3あるいは第4の手段によれば第1の手段で得
られる効果に加えて、ベーンとピストンの接触部に潤滑
油を供給する油通路を新たに設け積極的に潤滑油を供給
し潤滑油膜を形成し油膜潤滑を実現することにより、ベ
ーンとピストンの接触部の摩耗を低減する。いずれの構
成においても従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩
素系の冷媒を使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転
式圧縮機を実現することができる。
周の一部に軸と平行な方向に、ベーン先端の曲率半径と
等しい曲率半径の溝を設け、ベーンをシリンダに揺動自
在に嵌合したベーンガイドに摺動自在に嵌合し、常にベ
ーン先端とピストン外周の溝が面接触する構成を実現
し、ベーンとピストンの接触部の摩耗を低減する。また
第2、第3あるいは第4の手段によれば第1の手段で得
られる効果に加えて、ベーンとピストンの接触部に潤滑
油を供給する油通路を新たに設け積極的に潤滑油を供給
し潤滑油膜を形成し油膜潤滑を実現することにより、ベ
ーンとピストンの接触部の摩耗を低減する。いずれの構
成においても従来の冷媒と比較して潤滑作用の低い非塩
素系の冷媒を使用した場合でも十分な耐久性を持つ回転
式圧縮機を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例における回転式圧縮機の概略
断面図
断面図
【図2】本発明の一実施例における回転式圧縮機の概略
断面図
断面図
【図3】本発明の一実施例における回転式圧縮機のベー
ンの概略図
ンの概略図
【図4】本発明の一実施例における回転式圧縮機の概略
断面図
断面図
【図5】本発明の一実施例における回転式圧縮機のピス
トンの概略図
トンの概略図
【図6】本発明の一実施例における回転式圧縮機の概略
断面図
断面図
【図7】本発明の一実施例における回転式圧縮機のピス
トンの概略図
トンの概略図
【図8】従来例における回転式圧縮機の概略断面図
【図9】従来例における回転式圧縮機のベーンの概略図
1 シリンダ 2 クランクシャフト 3 ピストン 4 吸入管 5 ベーン 6 ベーンガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】電動機と、電動機に直結されたクランクシ
ャフトの外周面にピストンを嵌合し、シリンダにベーン
ガイドを揺動自在に嵌合し、そのベーンガイドに摺動自
在に嵌合されたベーンの先端部を前記ピストンに当接さ
せて、シリンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クラン
ク軸の回転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーン
ガイドも揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体
の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であっ
て、前記ピストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベ
ーン先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベー
ン先端とピストンが常に面接触する回転式圧縮機。 - 【請求項2】電動機と、電動機に直結されたクランクシ
ャフトの外周面にピストンを嵌合し、シリンダにベーン
ガイドを揺動自在に嵌合し、そのベーンガイドに摺動自
在に嵌合されたベーンの先端部を前記ピストンに当接さ
せて、シリンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クラン
ク軸の回転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーン
ガイドも揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体
の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であっ
て、前記ピストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベ
ーン先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベー
ン先端とピストンが常に面接触する回転式圧縮機であっ
て、前記ベーンとピストンの接触部にベーン側から潤滑
油を供給する機構を設けた回転式圧縮機。 - 【請求項3】電動機と、電動機に直結されたクランクシ
ャフトの外周面にピストンを嵌合し、シリンダにベーン
ガイドを揺動自在に嵌合し、そのベーンガイドに摺動自
在に嵌合されたベーンの先端部を前記ピストンに当接さ
せて、シリンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クラン
ク軸の回転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーン
ガイドも揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体
の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であっ
て、前記ピストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベ
ーン先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベー
ン先端とピストンが常に面接触する回転式圧縮機であっ
て、前記ベーンとピストンの接触部にピストンの吸入室
側から潤滑油を供給する油通路を設けた回転式圧縮機。 - 【請求項4】電動機と、電動機に直結されたクランクシ
ャフトの外周面にピストンを嵌合し、シリンダにベーン
ガイドを揺動自在に嵌合し、そのベーンガイドに摺動自
在に嵌合されたベーンの先端部を前記ピストンに当接さ
せて、シリンダ内を吸入室と圧縮室に分け、前記クラン
ク軸の回転によりピストンが揺動し、さらに前記ベーン
ガイドも揺動しその内部で前記ベーンが往復運動し気体
の吸入、圧縮及び吐出を繰り返す回転式圧縮機であっ
て、前記ピストンは外周の一部に軸と平行な方向に、ベ
ーン先端の曲率半径と等しい曲率半径の溝を有し、ベー
ン先端とピストンが常に面接触する回転式圧縮機であっ
て、前記ベーンとピストンの接触部にピストンの圧縮室
側から潤滑油を供給する油通路を設けた回転式圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31963793A JPH07174088A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31963793A JPH07174088A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 回転式圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07174088A true JPH07174088A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18112524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31963793A Pending JPH07174088A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07174088A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001263278A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-26 | Mitsubishi Electric Corp | ロータリ圧縮機 |
EP3744947A1 (en) * | 2019-05-31 | 2020-12-02 | LG Electronics Inc. | Rotary compressor |
US11225970B2 (en) * | 2019-05-24 | 2022-01-18 | Lg Electronics Inc. | Rotary compressor with vane slot disposed at predetermined tilting angle |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP31963793A patent/JPH07174088A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001263278A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-26 | Mitsubishi Electric Corp | ロータリ圧縮機 |
US11225970B2 (en) * | 2019-05-24 | 2022-01-18 | Lg Electronics Inc. | Rotary compressor with vane slot disposed at predetermined tilting angle |
EP3744947A1 (en) * | 2019-05-31 | 2020-12-02 | LG Electronics Inc. | Rotary compressor |
US11441566B2 (en) | 2019-05-31 | 2022-09-13 | Lg Electronics Inc. | Rotary compressor having roller with dimple portion |
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