JPH0717396A - 鉄道車両及びその屋根上機器取付け構造 - Google Patents

鉄道車両及びその屋根上機器取付け構造

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JPH0717396A
JPH0717396A JP16059593A JP16059593A JPH0717396A JP H0717396 A JPH0717396 A JP H0717396A JP 16059593 A JP16059593 A JP 16059593A JP 16059593 A JP16059593 A JP 16059593A JP H0717396 A JPH0717396 A JP H0717396A
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JP
Japan
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roof
equipment
railway vehicle
core material
plate member
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JP16059593A
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English (en)
Inventor
Michifumi Takechi
通文 武市
Sumio Okuno
澄生 奥野
Morishige Hattori
守成 服部
Mamoru Ohara
守 大原
Hitoshi Tsuruta
仁 鶴田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】結合強度の優れたかつ取付け作業の容易化が図
れる鉄道車両の屋根上機器取付け構造を提供することに
ある。 【構成】屋根構体4が、軽合金製の表材4a、芯材4
b、及び結合用部材9とから成り、前記芯材4bの両面
に表材4aを配置し、かつ該芯材及び表材の外周端及び
両表材間に結合用部材9を配置して、これらをろう付に
よって接合した屋根板部材40と、屋根板部材に一体に
固定され、車体幅方向に凹みを設けた軽合金製押出し部
材10とから構成される。この押出し部材10に屋根上
機器6を取付ける。 【効果】結合強度の優れたかつ取付け作業の容易化が図
れる鉄道車両の屋根上機器取付け構造を提供することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両に係り、特に
高速で走行する鉄道車両に好適な鉄道車両の屋根上機器
取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軽合金製の表材、芯材および結合
用部材とから成り、前記芯材の両面に表材を配置し、か
つ該芯材および表材の外周端および両表材間に結合用部
材を配置した積層材に各種部品を取付ける場合、前記芯
材の内部にスペーサを挿入し、ボルトによって各種部品
を取付ける構造であった。このような構造としては、例
えば特開昭63−172638号が挙げられる。
【0003】また、あらかじめ前記積層材を構成する芯
材の内部にスペーサを設置しない場合は、前記積層材に
ボルト用の穴を明け、座板を介して屋根上機器の取付け
作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来構造において
は、鉄道車両が高速で走行する場合に生じる風圧荷重等
の比較的大きな荷重が作用する各種部品、例えば鉄道車
両の屋根に設置されるパンタカバー等の取付けにおい
て、その結合強度を確保するため数多くの結合用部材を
取り付ける必要があった。結合用部材の一例としては、
前記積層材を構成する芯材の内部にスペーサを設置する
構造がある。この場合、前記積層材より成る屋根板部材
の製作工数の増大あるいは部品の取付けの位置合わせを
おこなうためにスペーサの設置における寸法精度を厳し
く管理する必要があった。そのため、前記屋根板部材の
材料費が増大するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、結合強度の優れたかつ取
付け作業の容易化が図れる鉄道車両の屋根上機器取付け
構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、鉄道車両の
屋根構体を屋根板部材と屋根上機器取付け構造から構成
し、屋根板部材は軽合金製の表材、芯材、枠材及び結合
用部材とから成り、前記芯材の両面に表材を配置し、か
つ該芯材及び表材の外周端及び両表材間に結合用部材を
配置して、これらをろう付によって接合することによっ
て形成し、屋根上機器取付け構造は、軽合金製押出し形
材で構成し、これを屋根板部材と一体に固定することに
より達成される。
【0007】
【作用】鉄道車両が高速で走行する場合に生じる風圧荷
重に対して屋根上機器の取付け部、例えば、パンタカバ
ー等の結合部の強度向上を図る必要がある。そのため、
軽合金製の表材、芯材、枠材及び結合用部材とから成
り、前記芯材の両面に表材を配置し、かつ該芯材及び表
材の外周端及び両表材間に結合用部材を配置して、これ
らをろう付によって接合した屋根板部材を形成する。こ
の屋根板部材に屋根上機器取付け用部材を軽合金製押出
し形材で形成し、前記軽合金製押出し形材の車外側を成
す表面に凹み部を設けた。これにより、屋根上機器側に
設置される台座を前記凹み部に容易にはめこんで溶接あ
るいはボルトにより結合できる。
【0008】したがって、本発明によれば、鉄道車両の
屋根上機器取付け部の結合強度を向上させることがで
き、取付け作業時間の短縮が図れる。
【0009】また、前記屋根板部材は、別部材の結合用
スペーサを取り付ける必要がないため前記屋根板部材の
製作工数を低減することができる。
【0010】さらに、屋根上機器取付け部の突起部分を
極力少なくすることができ、屋根外表面を平滑にするこ
とができるので高速走行における風切り音の発生を防止
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
よって説明する。図1は本発明を適用した鉄道車両の全
体構成を示したものである。本発明における鉄道車両1
は、図1に示すように、台枠2、側構体3、屋根構体
4、妻構体5及び屋根上機器6から構成される。
【0012】図2は屋根上機器6の取付け部の車体幅方
向断面を示し、図3は図2のA−A線断面図を示したも
のである。図において7は屋根上機器支え柱、8は車体
長手方向に引き通して設置される長桁である。屋根構体
4は、屋根板部材40と屋根上機器取付け構造50から
なる。屋根板部材40は、軽合金製の表材4a、芯材4
b、結合用部材9及び屋根上機器取付け用部材10とか
ら成り、前記芯材4bの両面に表材4aを配置し、かつ
該芯材4b及び表材4aの外周端に結合用部材9を車体
幅方向に配置して、これらをろう付によって接合する。
結合用部材9はタルキを兼用する部材である。屋根上機
器取付け構造50は、屋根上機器取付け用部材10を有
し、この屋根上機器取付け用部材10の車体外表面側に
は、屋根上機器支え柱7に設置された台座13を嵌め込
むための凹み部11が設けられている。この凹み部11
は、車体幅方向両端部に設置される長桁8の間に連続し
ている。屋根板部材40と屋根上機器取付け用部材10
の結合は、車体幅方向に引き通して設置された結合用部
材9の位置で溶接部12を形成することにより行われ
る。
【0013】図4は、屋根上機器6を屋根構体4へ取付
ける前の状態を示した平面図であり、図5は取付け状態
を示す斜視図である。屋根上機器6を屋根構体4へ取付
けるには、屋根上機器6を支持するための屋根上機器支
え柱7に設置された台座13を屋根上機器取付け用部材
10の凹み部11に嵌め込み、溶接部14を形成して結
合する。
【0014】この実施例によれば、屋根板部材40と屋
根上機器取付け構造50の結合において、車体幅方向に
連続した溶接部14により屋根上機器取付け部の結合強
度を向上させることができる。また、前記屋根構体4
は、別部材の結合用スペーサを挿入して取り付ける必要
がないため、その製作工数を低減することができる。さ
らに、屋根上機器取付け部の余分な突起部分をなくすこ
とができ、屋根外表面を平滑にすることができるので高
速走行における風切り音の発生を防止することができ
る。
【0015】次に、本発明の他の実施例を図6ないし図
13により説明する。なお、図6ないし図13におい
て、前記一実施例と同一符号は同一部材を示す。
【0016】まず、図6に示した鉄道車両の屋根上機器
取付け構造の第2の実施例を説明する。図6は屋根上機
器取付け部の車体長手方向断面を示したもので図2のA
−A線断面に相当するものである。屋根上機器取付け用
部材10は、屋根板部材40をろう付によって形成する
のと同時に、屋根板部材40にろう付けで結合されてい
る。本実施例によれば、前記実施例に比較して車体幅方
向に引き通して設置された結合用部材9を省略すること
ができ、溶接部14を形成する必要がないため屋根上機
器取付けの製作工数を低減できる。なお、屋根上機器取
付け部の結合強度向上、別部材の結合用スペーサの省略
及び屋根外表面の平滑化の効果は前記一実施例と同様に
得られる。
【0017】次に、図7に示した鉄道車両の屋根上機器
取付け構造の第3の実施例を説明する。図7は屋根上機
器取付け部の車体長手方向断面を示したもので図2のA
−A線断面図を示したものである。この例において、屋
根上機器取付け用部材は、車体幅方向に引き通して設置
された結合用部材9を兼用したものである。屋根上機器
取付け用部材兼結合用部材9は、屋根板部材40がろう
付によって形成されると同時に、この屋根構体にろう付
けにより結合される。本実施例によれば、前記屋根板部
材40を車体長手方向に結合する部分に前記屋根上機器
6を結合する場合に有効である。なお、屋根上機器取付
け部の結合強度向上、別部材の結合用スペーサの省略及
び屋根外表面の平滑化の効果は前記一実施例と同様に得
られる。
【0018】次に、図8に示した鉄道車両の屋根上機器
取付け構造の第4の実施例を説明する。図8は、屋根上
機器6を屋根構体4へ取付ける前の状態を示した平面図
である。屋根上機器6の取付け用部材兼結合用部材9は
屋根板部材40にろう付によって、屋根板部材40が形
成されると同時に結合される。さらに、2つの屋根上機
器取付け用部材兼結合用部材9の間には、車体長手方向
に補強材15が屋根板部材40にろう付によって、前記
屋根板部材40が形成されるのと同時に、結合されてい
る。本実施例によれば、前記実施例に比較して屋根構体
4の屋根上機器6が設置される部分の面外変形量を低減
することができるので、屋根上機器取付け部の結合強度
をよりいっそう向上させることができる。
【0019】次に、図9に示した鉄道車両の屋根上機器
取付け構造の第5の実施例を説明する。図9は、屋根上
機器6を屋根構体4へ取付ける前の状態を示した平面図
である。屋根上機器取付け用部材兼結合用部材9は前記
屋根板部材40にろう付によって、屋根板部材40が形
成されると同時に、結合されている。さらに、屋根上機
器取付け用部材兼結合用部材9の車体幅方向の端部に補
強材16が、前記屋根板部材40にろう付によって前記
屋根板部材40が形成されると同時に、結合される。本
実施例によれば、前記実施例に比較して屋根上機器取付
け用部材兼結合用部材9の車体幅方向の端部の結合強度
向上を図ることができる。
【0020】次に、図10及び図11に示した鉄道車両
の屋根上機器取付け構造の第6の実施例を説明する。図
10は、屋根上機器6を屋根構体4へ取付ける前の状態
を示した平面図である。また、図11は図10のB−B
線断面図である。屋根上機器取付け用部材17は、前記
屋根板部材40にろう付によって前記屋根板部材40が
形成されると同時に、結合される。屋根上機器取付け用
部材17の車外表面には、屋根上機器取付け用ボルト1
8を挿入するための開口部19が設けられている。本実
施例によれば、任意の位置に屋根上機器を取付けること
ができる。
【0021】次に、図12に示した鉄道車両の屋根上機
器取付け構造の第7の実施例を説明する。図12は、屋
根上機器6を屋根構体4へ取付ける前の状態を示した平
面図である。この実施例において、屋根上機器取付け用
部材17は、前記屋根板部材40にろう付によって前記
屋根板部材40が形成されると同時に結合されており、
屋根上機器取付け用部材17の車外表面には、屋根上機
器取付け用ボルト18を挿入するための開口部19が設
けられている。さらに、該屋根上機器取付け用部材17
の間は、車体長手方向に補強材20が前記屋根板部材4
0にろう付されている。これは、前記屋根板部材40が
形成されると同時に、結合される。本実施例によれば、
前記実施例に比較して屋根上機器取付け用部材17の結
合強度向上を図ることができる。また、任意の位置に屋
根上機器を取付けることができ、取付け位置を増やすこ
とができるので屋根上機器取付けの一点当りの作用荷重
を低減することができる。
【0022】次に、図13に示した鉄道車両の屋根上機
器取付け構造の第8の実施例を説明する。図13は、屋
根上機器6を屋根構体4へ取付ける前の状態を示した平
面図である。図13に示した鉄道車両の屋根上機器取付
け構造において、屋根上機器取付け用部材21は前記屋
根板部材40にろう付によって、前記屋根板部材40が
形成されると同時に、結合されており、屋根上機器取付
け用部材21の車外表面には、屋根上機器取付け用ボル
ト18を挿入するための開口部22が車体幅方向に連続
して設けられている。さらに、各屋根上機器取付け用部
材21の間は、車体長手方向に補強材23が前記屋根板
部材40にろう付によって、前記屋根板部材40が形成
されると同時に、結合されており、補強材23の車外表
面には、屋根上機器取付け用ボルト18を挿入するため
の開口部24が車体長手方向に連続して設けられてい
る。本実施例によれば、前記実施例に比較して容易に任
意の位置に屋根上機器を取付けることができ、取付け位
置を増やすことができるので屋根上機器取付けの一点当
りの作用荷重を低減することができる。
【0023】なお、図1ないし図13に示した実施例は
任意に組み合わせることができる。
【0024】次に、屋根構体4と側構体3との関係を考
えるならば、側窓開口部に屋根上機器取付け用部材はな
るべく側窓開口部に対応して接合せず、吹寄間に対応し
て設置する構造が強度上望ましい。
【0025】すなわち、図14に示すように、側窓30
間に設けられる吹寄せ部32に一致させて屋根上機器取
付け用部材17を設けるのが応力を低減する上から有効
である。また、吹寄せ部32に一致させる場合も、該吹
寄せ部に設けられる垂直方向の補強部材34に一致させ
るのがよい。すなわち、この補強部材は、側構体3の上
下に伸び、上辺が側構体に接する位置において、屋根構
体4の屋根上機器取付け用部材17と接合される。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
結合強度に優れかつ取付け作業の容易な鉄道車両及びそ
の屋根上機器取付け構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付け
構造の一実施例を示す鉄道車両の全体斜視図。
【図2】屋根上機器取付け部の車体幅方向断面。
【図3】屋根上機器取付け部の車体長手方向断面(図2
のA−A線断面図)。
【図4】屋根上機器を屋根構体へ取付ける前の状態を示
す屋根構体の平面図。
【図5】屋根上機器を屋根構体へ取付けた状態を示す屋
根構体の斜視図。
【図6】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付け
構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の車体長手
方向断面(図2のA−A線断面図)。
【図7】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付け
構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の車体長手
方向断面(図2のA−A線断面図)。
【図8】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付け
構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の平面図。
【図9】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付け
構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の平面図。
【図10】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付
け構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の平面
図。
【図11】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付
け構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の車体長
手方向断面(図10のB−B線断面図)。
【図12】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付
け構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の平面
図。
【図13】本発明を適用した鉄道車両の屋根上機器取付
け構造の他の実施例を示す屋根上機器取付け部の平面
図。
【図14】本発明を適用した鉄道車両の構体の一例を斜
視図。
【符号の説明】
1…鉄道車両、2…台枠、3…側構体、4…屋根構体、
5…妻構体、6…屋根上機器、7…屋根上機器支え柱、
8…長桁、9…結合用部材、10…屋根上機器取付け用
部材、11…凹み部、12…溶接部、13…台座、14
…溶接部、15…補強材、16…補強材、17…屋根上
機器取付け用部材、18…屋根上機器取付け用ボルト、
19…開口部、20…補強材、21…屋根上機器取付け
用部材、22…開口部、23…補強材、24…開口部、
40…屋根板部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大原 守 山口県下松市東豊井794番地 株式会社日 立製作所笠戸工場内 (72)発明者 鶴田 仁 山口県下松市東豊井794番地 株式会社日 立製作所笠戸工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台枠、側構体、屋根構体及び妻構体を組合
    せて構成される鉄道車両において、 前記屋根構体が、屋根板部材と屋根上機器取付け構造か
    ら構成されており、 前記屋根板部材は、軽合金製の表材、芯材及び結合用部
    材とから成り、前記両表材間に前記芯材及び結合用部材
    を配置し、これらをろう付によって接合した構成であ
    り、 屋根上機器取付け構造は、前記屋根板部材の結合用部材
    に一体に接合された軽合金製押出し形材を有することを
    特徴とする鉄道車両。
  2. 【請求項2】請求項1記載の屋根上機器取付け構造にお
    いて、前記押出し形材は車外側を成す表面に凹み部を有
    し、前記屋根上機器側に設置される台座を前記凹み部に
    はめこんで結合することを特徴とする鉄道車両。
  3. 【請求項3】請求項1記載の屋根上機器取付け構造にお
    いて、前記押出し形材をろう付によって前記屋根板部材
    に結合したことを特徴とする鉄道車両。
  4. 【請求項4】台枠、側構体、屋根構体及び妻構体を組合
    せて構成される鉄道車両において、 前記屋根構体が、屋根板部材と屋根上機器取付け構造か
    ら構成されており、 前記屋根板部材は、軽合金製の表材、芯材、枠材及び結
    合用部材とから成り、前記芯材の両面に表材を配置し、
    かつ該芯材及び表材の外周端及び両表材間に結合用部材
    を配置して、これらをろう付によって接合した構成であ
    り、 前記屋根上機器取付け構造は、前記屋根板部材の結合用
    部材の車外側を成す表面に凹み部を形成したものであ
    る、ことを特徴とする鉄道車両。
  5. 【請求項5】前記屋根上機器側に設置される台座を前記
    凹み部にはめこんで前記屋根上機器と前記屋根構体を結
    合したことを特徴とする請求項4記載の鉄道車両。
  6. 【請求項6】台枠、側構体、屋根構体及び妻構体を組合
    せて構成される鉄道車両における屋根構体であって、 軽合金製の表材、芯材及び結合用部材とから成り、前記
    両表材間に前記芯材及び結合用部材を配置し、これらを
    ろう付によって接合した屋根板部材と、 軽合金製の押出し形材から構成され、前記屋根板部材に
    の結合用部材に一体に固定された屋根上機器取付け構造
    とを備えたことを特徴とする鉄道車両の屋根構体。
  7. 【請求項7】請求項6記載の屋根上機器取付け構造にお
    いて、前記押出し形材の車外側を成す表面に凹み部を設
    けたことを特徴とする鉄道車両の屋根構体。
  8. 【請求項8】台枠、側構体、屋根構体及び妻構体を組合
    せて構成され、前記側構体が側窓間に設けられた吹寄せ
    部を有する鉄道車両において、 前記屋根構体が、屋根板部材と屋根上機器取付け構造か
    ら構成されており、 前記屋根板部材は、軽合金製の表材、芯材及び結合用部
    材とから成り、前記芯材の両面に表材が配置され、かつ
    該芯材及び該両表材の外周端及び該両表材間に結合用部
    材が配置され、これらの各部材をろう付によって接合さ
    れており、 前記屋根上機器取付け構造は、前記屋根構体内に固定さ
    れた軽合金製押出し形材から構成され、該押出し形材が
    前記側構体の吹寄せ部に対応して配置されている、こと
    を特徴とする鉄道車両。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記側構体が前記吹寄
    せ部に垂直方向に設けられた補強部材を備え、 前記押出し形材を、前記側構体の補強部材に対応する位
    置において、前記屋根板部材にろう付によって固定した
    ことを特徴とする鉄道車両。
JP16059593A 1993-06-30 1993-06-30 鉄道車両及びその屋根上機器取付け構造 Pending JPH0717396A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007138760A1 (ja) 2006-05-25 2007-12-06 Mitsubishi Electric Corporation 車両用制御装置
US8701809B2 (en) 2008-10-10 2014-04-22 Mitsubishi Electric Corporation Vehicle control device

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