JPH0717348B2 - 平衡荷役装置 - Google Patents

平衡荷役装置

Info

Publication number
JPH0717348B2
JPH0717348B2 JP30789486A JP30789486A JPH0717348B2 JP H0717348 B2 JPH0717348 B2 JP H0717348B2 JP 30789486 A JP30789486 A JP 30789486A JP 30789486 A JP30789486 A JP 30789486A JP H0717348 B2 JPH0717348 B2 JP H0717348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
load
electric motor
comparing
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30789486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63165295A (ja
Inventor
仁 都丸
和彦 大坪
周 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP30789486A priority Critical patent/JPH0717348B2/ja
Publication of JPS63165295A publication Critical patent/JPS63165295A/ja
Publication of JPH0717348B2 publication Critical patent/JPH0717348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gears, Cams (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、重い荷物を非常に小さな力で昇降できる平衡
荷役装置で、特に操作性を向上した平衡荷役装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来の技術としては、操作レバーを操作し、これに従動
するポテンシヨメータにより駆動装置であるモータに速
度指令、または、位置指令信号を与えて荷を昇降させて
おり、荷に加わる操作力は1つのセンサによつて検出し
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
荷に加わる操作力を1つのセンサで検出しようとする
と、荷の昇降中には、荷の慣性力をも含めた力が検出さ
れてしまい、操作者の意図する昇降速度を得るのが困難
であつた。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、宙吊り
状態にある荷に操作力を加えてこの荷を昇降させようと
するときに、真の操作力を検知することができ、作業者
の意図する速度で荷を昇降することができるようにした
平衡荷役装置を提供しようとするものであり、その構成
は、電動機にて重力に抗して荷を昇降し、かつこの荷に
作用する上、下方向の操作力を重量検出器にて検出し、
操作力に応じた速度で上記電動機を駆動するようにした
平衡荷役装置において、上記荷の加速度を検出する手段
を設け、また上記電動機を制御する制御装置を、重量検
出器と加速度検出手段との双方からの信号を比較する第
1の比較手段と、この第1の比較手段からの信号と上記
荷の重量を記憶した記憶装置からの信号とを比較する第
2の比較手段と、この第2の比較手段からの信号と電動
機の回転を検出する回転検出器からの信号とを比較する
第3の比較手段と、この第3の比較手段からの信号を比
例積分する比例積分装置と、この比例積分装置からの出
力に応じた速度で上記電動機を駆動制御する電動機ドラ
イバとから構成されており、宙吊りになつている荷に上
方あるいは下方へ力を加えることにより、この力に応じ
た速度で荷が昇降される。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の全体を概略的に示すもので、図中1は
電動機2により回転駆動されるドラム、3は電動機2の
回転速度を検出する回転速度検出器である。一方4はロ
ープ5を介して上記ドラム1に巻上げられる荷である。
そしてこの荷4を吊るロープ5には重量検出器6と、操
作ボツクス7とが介装してある。また重量検出器6には
加速度検出器8が装備されている。9は操作レバーであ
る。
操作ボツクス7は操作レバー9の操作量に応じた速度指
令信号Viを出力するようになつている。一方重量検出器
6は荷4の重量を検出してその信号Tを出力するように
なつている。また加速度検出器8は荷4の加速度を検出
してその信号Vgを出力するようになつている。さらに上
記回転速度検出器3は電動機2の回転速度信号Vnを出力
するようになつている。
10は制御装置であり、この制御装置10は重量検出器6か
らの信号Tと、加速度検出器8からの信号Vgとを比較し
てその差信号Vdを出力する第1の比較器11と、この差信
号Vdと記憶装置12からの記憶値Woとを比較してその差を
操作力信号Fhを出力する第2の比較器13と、この操作力
信号Fhを受ける第1接点aと、操作ボツクス7からの速
度指令信号Viを受ける第2接点bとを出力側へ選択的に
切換えるスイツチ14と、このスイツチ14からの信号と、
上記回転速度検出器3からの回転速度信号Vnとを比較し
てその偏差値eを出力する第3の比較器15と、この偏差
値eを比例積分する比例積分回路16と、この比例積分回
路16からの出力値に基づいた回転指令信号Voを電動機2
へ出力する電動機ドライバ17とからなつている。
上記構成における作用を以下に説明する。
まず制御装置10のスイツチ14を第2接点bに切換えてか
ら荷4を吊上げる方向に操作レバー9を操作する。かく
すると、このとき電動機2は停止していて回転速度検出
器3からの回転速度信号Vnはゼロであるから、電動機2
は上記操作レバー9の操作量に応じた速度で回転され、
荷4はドラム1、ロープ5を介して吊上げられる。そし
て操作レバー9を中立に戻すことにより電動機2は停止
して荷4は宙吊り状態になる。このときの荷4の重量W
は制御装置10の記憶装置12にて記憶されている。
ついで制御装置10のスイツチ14を第1接点aに切換え
る。
ここで、作業者が、例えば荷4を小さな力Fで持ち上げ
ると、このときの持ち上げ力Fが重量検出器6にて検出
される。このとき荷4はまだ動いていないので第1の比
較器11への信号は上記重量検出器6からの信号Tだけで
あり、従つて第1の比較器11ではこの信号Tと記憶装置
12からの信号Woとが比較され、その差に応じた信号によ
り第3の比較器15、比例積分回路16、電動機ドライバ17
を介して電動機2が回転され、荷4は上記持ち上げ力F
に応じた速度で上昇をはじめる。
荷4が上昇をはじめると、荷4に加速度が作用し、この
ときの加速度は加速度検出器8にて検出されてその信号
Vgは第1の比較器11にて上記持ち上げ力Fによる信号T
と比較され、その差の信号Vdと上記記憶装置12からの信
号Woとが第2の比較器13にて比較され、この第2の比較
器13からは操作力信号Fhが出力される。そしてこの信号
Fhは回転速度信号Vnと第3の比較器15にて比較され、そ
の偏差値eが比例積分回路16、電動機ドライバ17を介し
て電動機2に作用し、上記偏差値eに基づいた回転速度
で電動機2が駆動され、荷4は真の操作力、すなわち、
実際に荷4に加えた力に相当する速度で上昇する。
上記作用は荷4を下降しようとする場合も、単に力の方
向、及び電動機2の回転方向が変るだけで全く同様であ
る。
第2図、第3図は本発明の第2の実施例で、特に上記第
1の実施例と異なる部分を示す。
この実施例では、第2の比較器13とスイツチ14との間に
操作力−速度指令変換器18を設置した。
この実施例によれば、操作力を例えば第3図に示すよう
に、速度指令(昇降速度)に変換する。第2図に示す例
では、操作力が小さいときには位置決めのため微速で、
また操作力が大きいときは荷の高速昇降が可能になり、
各作業環境により操作者の感覚に合うセツテイングが行
なわれる。なお、この実施例に用いられる操作力−速度
変換器18は、真の操作力が得られることから、荷重量に
影響されず正確な操作力−速度変換が可能である。
第4図は本発明の第3の実施例を示すもので、この実施
例では、第1の実施例で用いた加速度検出器8を用いず
に慣性力をキヤンセルするようにしたものである。
すなわち、回転速度検出器3からの回転速度信号Vnを微
分器19に通して荷4の加速度を計算し、この計算値と、
記憶装置12に記憶されている荷4の重量とから慣性力を
算出するようになつている。その結果、加速度検出器8
を用いることなく第1の実施例と同様の効果を奏するこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、宙吊り状態にある荷4に操作力を加え
てこの荷4を昇降させようとするときに、真の操作力を
検知することができ、作業者の意図する速度で荷4を昇
降することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す概略的な全体構成
説明図、第2図は本発明の第2の実施例の要部を示す概
略的な構成説明図、第3図はその作用説明図、第4図は
本発明の第3の実施例を示す概略的な全体構成説明図で
ある。 2は電動機、3は回転速度検出器、4は荷、6は重量検
出器、8は加速度検出器、10は制御装置、11,13,15は比
較器、16は比例積分回路、17は電動機ドライバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機にて重力に抗して荷を昇降し、かつ
    この荷に作用する上、下方向の操作力を重量検出器にて
    検出し、操作力に応じた速度で上記電動機を駆動するよ
    うにした平衡荷役装置において、上記荷の加速度を検出
    する手段を設け、また上記電動機を制御する制御装置
    を、重量検出器と加速度検出手段との双方からの信号を
    比較する第1の比較手段と、この第1の比較手段からの
    信号と上記荷の重量を記憶した記憶装置からの信号とを
    比較する第2の比較手段と、この第2の比較手段からの
    信号と電動機の回転を検出する回転検出器からの信号と
    を比較する第3の比較手段と、この第3の比較手段から
    の信号を比例積分する比例積分装置と、この比例積分装
    置からの出力に応じた速度で上記電動機を駆動制御する
    電動機ドライバとから構成したことを特徴とする平衡荷
    役装置。
JP30789486A 1986-12-25 1986-12-25 平衡荷役装置 Expired - Fee Related JPH0717348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30789486A JPH0717348B2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25 平衡荷役装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30789486A JPH0717348B2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25 平衡荷役装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165295A JPS63165295A (ja) 1988-07-08
JPH0717348B2 true JPH0717348B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=17974444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30789486A Expired - Fee Related JPH0717348B2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25 平衡荷役装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717348B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0428724A4 (en) * 1989-05-11 1992-03-18 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Balanced cargo handling apparatus and its control method
WO2006054712A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Sintokogio, Ltd. 搬送手段の制御システム
JP4526072B2 (ja) * 2004-11-19 2010-08-18 新東工業株式会社 昇降装置の制御システム
JP4526073B2 (ja) * 2004-11-19 2010-08-18 新東工業株式会社 搬送手段の制御システム
JP4155527B2 (ja) 2006-05-25 2008-09-24 新東工業株式会社 昇降装置の制御システム
JP7334919B2 (ja) * 2018-10-30 2023-08-29 ユニパルス株式会社 電動昇降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63165295A (ja) 1988-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4155527B2 (ja) 昇降装置の制御システム
JPH0717348B2 (ja) 平衡荷役装置
EP0839614B1 (en) Manipulator
JPH01256496A (ja) ブームを有するクレーンの吊荷地切時荷振防止装置
JP4103125B2 (ja) パワーアシスト型吊搬装置
JP4107128B2 (ja) 昇降装置
JPH01197300A (ja) 平衡荷役装置の制御回路
JP2530446B2 (ja) 平衡荷役装置
JPH05310396A (ja) 電動ホイスト
JPH10182100A (ja) エアー式荷役物運搬機の電気制御方法
JPH0818797B2 (ja) 平衡荷役装置
JP3101084B2 (ja) 移動式クレーンの旋回自動停止装置
JPH06239566A (ja) エレベータのロープ張力平衡装置
JPH0648684A (ja) 負荷昇降装置
JPH08245103A (ja) エレベータの清掃装置
JPH1017279A (ja) 揚重制御装置
JPH04365800A (ja) 負荷平衡装置の制御方法
JP2002160891A (ja) クレーンの吊具高さ制御方法および吊具高さ制御装置
JP3073310B2 (ja) 移動式クレーンの旋回制動開始信号発生装置
JPH0711092Y2 (ja) エレベータのガバナロープ保持装置
JPH0570100A (ja) 負荷平衡装置の制御方法
JPH0353237B2 (ja)
JPS58109393A (ja) 巻上機における吊荷の着床制御方法
JPH08325000A (ja) バランサの制御装置
JPH0570097A (ja) 負荷昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees