JPH0353237B2 - - Google Patents
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- JPH0353237B2 JPH0353237B2 JP17230486A JP17230486A JPH0353237B2 JP H0353237 B2 JPH0353237 B2 JP H0353237B2 JP 17230486 A JP17230486 A JP 17230486A JP 17230486 A JP17230486 A JP 17230486A JP H0353237 B2 JPH0353237 B2 JP H0353237B2
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- boom
- hoisting
- control valve
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- raising
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 21
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 14
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、クレーンの吊荷の水平移動制御装置
に関するものであり、とくに起動時の制御性を改
善したものである。
に関するものであり、とくに起動時の制御性を改
善したものである。
(従来の技術)
従来、ブームの俯仰に応じて巻上用ロープの巻
上下量を制御し、吊荷の水平移動を制御するよう
にしたもの(たとえば特開昭49−71650号公報)
が知られている。この従来の水平移動制御装置
は、ブームの俯仰角度を角度検出器によつて電気
的に検出するとともに、巻上用ロープの伸縮量の
ロープ検出器によつて電気的に検出し、上記ブー
ム角度検出器による角度検出値に基づいてブーム
の垂直方向の変化量を演算し、そのブーム変化量
と上記ロープ検出器によるロープ伸縮量の検出値
とを比較演算してブームの俯仰角度に応じたロー
プ伸縮量を求め、その出力信号を増幅して油圧サ
ーボ弁に送り、油圧サーボ弁を作動させて油圧シ
リンダを作動させ、ロープ伸縮装置を作動させる
ことによつて、ロープ伸縮量を調節し、吊荷を水
平移動させるものである。
上下量を制御し、吊荷の水平移動を制御するよう
にしたもの(たとえば特開昭49−71650号公報)
が知られている。この従来の水平移動制御装置
は、ブームの俯仰角度を角度検出器によつて電気
的に検出するとともに、巻上用ロープの伸縮量の
ロープ検出器によつて電気的に検出し、上記ブー
ム角度検出器による角度検出値に基づいてブーム
の垂直方向の変化量を演算し、そのブーム変化量
と上記ロープ検出器によるロープ伸縮量の検出値
とを比較演算してブームの俯仰角度に応じたロー
プ伸縮量を求め、その出力信号を増幅して油圧サ
ーボ弁に送り、油圧サーボ弁を作動させて油圧シ
リンダを作動させ、ロープ伸縮装置を作動させる
ことによつて、ロープ伸縮量を調節し、吊荷を水
平移動させるものである。
(発明が解決しようとする課題)
この従来装置では、定常運転時に、上記ブーム
俯仰角度とロープ伸縮量に基づいて吊荷の水平移
動がある程度スムーズに行われるが、起動時に応
答遅れが生じる。すなわちブーム操作レバーの操
作によつてブーム俯仰が開始された後、上記各検
出器による検出、制御装置の演算処理が行われ、
ロープ伸縮装置が作動されて吊荷の位置が調節さ
れるまでの間に、機械的および油圧的に応答遅れ
が生じ、起動時の制御に大きな偏差が生じ、ハン
チングが生じる。しかも、ブーム操作レバーを急
激に操作すると、ブームのみが急速俯仰し、ロー
プの伸縮制御が間に合わず、吊荷の振れが生じる
等の問題があつた。
俯仰角度とロープ伸縮量に基づいて吊荷の水平移
動がある程度スムーズに行われるが、起動時に応
答遅れが生じる。すなわちブーム操作レバーの操
作によつてブーム俯仰が開始された後、上記各検
出器による検出、制御装置の演算処理が行われ、
ロープ伸縮装置が作動されて吊荷の位置が調節さ
れるまでの間に、機械的および油圧的に応答遅れ
が生じ、起動時の制御に大きな偏差が生じ、ハン
チングが生じる。しかも、ブーム操作レバーを急
激に操作すると、ブームのみが急速俯仰し、ロー
プの伸縮制御が間に合わず、吊荷の振れが生じる
等の問題があつた。
本発明は、このような問題を解消するためにな
されたものであり、起動時の制御の安定性を向上
させ、ハンチングおよび吊荷の振れが生じること
なく、起動時から定常運転の全般に渡つて吊荷を
スムーズに水平移動させることができるクレーン
の吊荷の水平移動制御装置を提供することを目的
とする。
されたものであり、起動時の制御の安定性を向上
させ、ハンチングおよび吊荷の振れが生じること
なく、起動時から定常運転の全般に渡つて吊荷を
スムーズに水平移動させることができるクレーン
の吊荷の水平移動制御装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、ブーム俯仰用リモコン弁と、このリ
モコン弁からの二次圧によつて切替えられるブー
ム俯仰用方向制御弁と、ブーム俯仰用方向制御弁
の切替えによつてブームを俯仰させるブーム俯仰
用駆動手段と、巻上用リモコン弁と、巻上用リモ
コン弁からの二次圧によつて切替えられる巻上用
方向制御弁と、巻上用方向制御弁の切替えによつ
て巻上用ロープを巻上下する巻上用駆動手段と、
上記ブーム俯仰用リモコン弁の操作量検出手段
と、ブームの俯仰角度検出手段とを有し、ブーム
俯仰用リモコン弁の操作時に、上記各検出手段に
よる検出値に基づいて、吊荷が水平移動するよう
にブーム俯仰用方向制御弁および巻上用方向制御
弁の切替量を制御してブームの俯仰量および巻上
用ロープの巻上下量を制御する主制御手段と、起
動時に上記主制御手段による制御に優先してブー
ムの俯仰速度および巻上用ロープの巻上下速度を
徐々に上昇させ、その後の定常運転時に上記各速
度が所定速度以上にならないように俯仰制御する
補助制御手段とを具備していることを特徴とする
ものである。
モコン弁からの二次圧によつて切替えられるブー
ム俯仰用方向制御弁と、ブーム俯仰用方向制御弁
の切替えによつてブームを俯仰させるブーム俯仰
用駆動手段と、巻上用リモコン弁と、巻上用リモ
コン弁からの二次圧によつて切替えられる巻上用
方向制御弁と、巻上用方向制御弁の切替えによつ
て巻上用ロープを巻上下する巻上用駆動手段と、
上記ブーム俯仰用リモコン弁の操作量検出手段
と、ブームの俯仰角度検出手段とを有し、ブーム
俯仰用リモコン弁の操作時に、上記各検出手段に
よる検出値に基づいて、吊荷が水平移動するよう
にブーム俯仰用方向制御弁および巻上用方向制御
弁の切替量を制御してブームの俯仰量および巻上
用ロープの巻上下量を制御する主制御手段と、起
動時に上記主制御手段による制御に優先してブー
ムの俯仰速度および巻上用ロープの巻上下速度を
徐々に上昇させ、その後の定常運転時に上記各速
度が所定速度以上にならないように俯仰制御する
補助制御手段とを具備していることを特徴とする
ものである。
(作用)
この構成により、ブーム俯仰用リモコン弁を操
作すると同時に、ブーム操作量検出手段により操
作量が検出されて、主制御手段によりブームの俯
仰が開始されるとともに、巻上用ロープの巻上下
が行われ、さらに補助制御手段により、起動時に
ブームの俯仰と巻上用ロープの巻上下とをほぼ同
時にかつ徐々に行うように制御され、起動時の偏
差が少なく、かつ、ブーム操作レバーを急激に操
作してもブームの俯仰速度および巻上用ロープの
巻上下の速度が小さくなるように俯仰され、吊荷
の振れが小さく、吊荷の水平移動制御がスムーズ
に行われる。
作すると同時に、ブーム操作量検出手段により操
作量が検出されて、主制御手段によりブームの俯
仰が開始されるとともに、巻上用ロープの巻上下
が行われ、さらに補助制御手段により、起動時に
ブームの俯仰と巻上用ロープの巻上下とをほぼ同
時にかつ徐々に行うように制御され、起動時の偏
差が少なく、かつ、ブーム操作レバーを急激に操
作してもブームの俯仰速度および巻上用ロープの
巻上下の速度が小さくなるように俯仰され、吊荷
の振れが小さく、吊荷の水平移動制御がスムーズ
に行われる。
(実施例)
第1図に本発明の制御装置が装備されたクレー
ンの概要を示している。第1図において、クレー
ン本体1に取付けられたブーム2は、ブーム俯仰
用ドラム4によるブーム俯仰用ロープ3の巻上下
によつて俯仰される。ブーム2の先端から巻上用
ロープ6を介して吊下げられたフツク5は巻上用
ドラム7による巻上用ロープ6の巻上下によつて
昇降される。8はフツク5に吊持された吊荷であ
る。
ンの概要を示している。第1図において、クレー
ン本体1に取付けられたブーム2は、ブーム俯仰
用ドラム4によるブーム俯仰用ロープ3の巻上下
によつて俯仰される。ブーム2の先端から巻上用
ロープ6を介して吊下げられたフツク5は巻上用
ドラム7による巻上用ロープ6の巻上下によつて
昇降される。8はフツク5に吊持された吊荷であ
る。
第2図は吊荷の水平移動制御装置のブロツク図
である。第2図において、10は巻上用ロープ移
動量検出器で、第1図に示すブーム先端のガイド
シーブ付近に設けられて巻上用ロープ6の上下方
向の移動量(巻上下量)を電気的に検出する。1
1はブーム角度検出器で、第1図に示すブーム2
のブームフツト付近に設けられてブーム2の水平
に対する角度θを電気的に検出する。12はブー
ム上げ、13はブーム下げの各圧力検出器(操作
量検出手段)で、たとえば後述する油圧回路にお
けるブーム俯仰用リモコン弁のブーム上げ側の二
次圧力およびブーム下げ側の二次圧力をそれぞれ
電気的に検出する。
である。第2図において、10は巻上用ロープ移
動量検出器で、第1図に示すブーム先端のガイド
シーブ付近に設けられて巻上用ロープ6の上下方
向の移動量(巻上下量)を電気的に検出する。1
1はブーム角度検出器で、第1図に示すブーム2
のブームフツト付近に設けられてブーム2の水平
に対する角度θを電気的に検出する。12はブー
ム上げ、13はブーム下げの各圧力検出器(操作
量検出手段)で、たとえば後述する油圧回路にお
けるブーム俯仰用リモコン弁のブーム上げ側の二
次圧力およびブーム下げ側の二次圧力をそれぞれ
電気的に検出する。
ブーム制御系において、上記圧力検出器12,
13によつて検出された操作圧力(ブーム操作
量)はA/D変換器14によつてデジタル信号に
変換され、マイコン内に取込まれ、ブーム操作量
算出器15でブーム操作レバーの操作量と、レバ
ー操作方向すなわちブーム俯仰方向が算出され
る。ブーム俯仰方向はたとえばブーム上げを正、
ブーム下げを負とする。
13によつて検出された操作圧力(ブーム操作
量)はA/D変換器14によつてデジタル信号に
変換され、マイコン内に取込まれ、ブーム操作量
算出器15でブーム操作レバーの操作量と、レバ
ー操作方向すなわちブーム俯仰方向が算出され
る。ブーム俯仰方向はたとえばブーム上げを正、
ブーム下げを負とする。
ブーム抑制パターン記憶手段16には、ブーム
俯仰速度がその制御開始時から設定時間t1に至る
までの起動時には次第に上昇し、設定時間t1以後
はブーム俯仰速度が一定に(所定速度以上になら
ないように)抑制するための制御パターンが記憶
されている。
俯仰速度がその制御開始時から設定時間t1に至る
までの起動時には次第に上昇し、設定時間t1以後
はブーム俯仰速度が一定に(所定速度以上になら
ないように)抑制するための制御パターンが記憶
されている。
乗算器17は上記ブーム操作量算出器15によ
つて算出されたブーム操作レバーの操作量と、上
記ブーム抑制パターン記憶手段16に記憶された
ブーム俯仰速度の抑制パターンとを乗算してブー
ム俯仰の制御目標値(ブーム俯仰量)を求め、
D/A変換器21に入力させ、D/A変換器21
でアナログ量に変換されてブーム出力切替回路2
3に送られる。
つて算出されたブーム操作レバーの操作量と、上
記ブーム抑制パターン記憶手段16に記憶された
ブーム俯仰速度の抑制パターンとを乗算してブー
ム俯仰の制御目標値(ブーム俯仰量)を求め、
D/A変換器21に入力させ、D/A変換器21
でアナログ量に変換されてブーム出力切替回路2
3に送られる。
また、上記ブーム操作量算出器15によつて算
出されたブーム俯仰方向はデジタルIO器22を
経てブーム出力切替回路23に送られる。ブーム
出力切替回路23は上記デジタルIO器22から
入力されるブーム俯仰方向と、上記D/A変換器
21から入力されるブーム俯仰量とに応じてブー
ム上げ用電磁比例減圧弁25またはブーム下げ用
電磁比例減圧弁26に制御信号を送る。この電磁
比例減圧弁25または26の作動により、後述す
る油圧回路を介してブーム2が所定の方向に所定
量作動(俯仰)される。
出されたブーム俯仰方向はデジタルIO器22を
経てブーム出力切替回路23に送られる。ブーム
出力切替回路23は上記デジタルIO器22から
入力されるブーム俯仰方向と、上記D/A変換器
21から入力されるブーム俯仰量とに応じてブー
ム上げ用電磁比例減圧弁25またはブーム下げ用
電磁比例減圧弁26に制御信号を送る。この電磁
比例減圧弁25または26の作動により、後述す
る油圧回路を介してブーム2が所定の方向に所定
量作動(俯仰)される。
一方、巻上制御系において、巻上抑制パターン
記憶手段18に、上記ブーム抑制パターンに対応
して起動時に巻上速度が徐々に上昇するととも
に、その後の定常運転時に巻上速度が一定以上に
ならないように俯仰する巻上抑制パターンが記憶
されている。
記憶手段18に、上記ブーム抑制パターンに対応
して起動時に巻上速度が徐々に上昇するととも
に、その後の定常運転時に巻上速度が一定以上に
ならないように俯仰する巻上抑制パターンが記憶
されている。
乗算器19は上記ブーム操作量算出器15によ
つて算出されたブーム操作レバーの操作量と、上
記巻上抑制パターン記憶手段18に記憶された巻
上速度の抑制パターンとを乗算してブーム操作量
に応じた巻上下量を求める。
つて算出されたブーム操作レバーの操作量と、上
記巻上抑制パターン記憶手段18に記憶された巻
上速度の抑制パターンとを乗算してブーム操作量
に応じた巻上下量を求める。
演算器20は、上記乗算器19から入力された
ブーム操作レバーの操作量に対応する巻上下量に
基づいて、巻上のフイードフオワード量(予測
量)を演算するとともに、上記角度検出器11に
より検出されてA/D変換器14によりデジタル
信号に変換されたブーム俯仰角度θと、上記ロー
プ移動量検出器10により検出されてカウンタ回
路29によりカウントされたロープ移動量とに基
づいて、吊荷8の地表からの高さhを演算し、上
記巻上のフイードフオワード量に、上記高さhの
上下方向の偏差に比例したフイードバツク量を加
算して巻上の制御目標値(巻上下量)を求め、そ
の出力信号をD/A変換器21によりアナログ量
に変換して巻上出力切替回路24に送る。
ブーム操作レバーの操作量に対応する巻上下量に
基づいて、巻上のフイードフオワード量(予測
量)を演算するとともに、上記角度検出器11に
より検出されてA/D変換器14によりデジタル
信号に変換されたブーム俯仰角度θと、上記ロー
プ移動量検出器10により検出されてカウンタ回
路29によりカウントされたロープ移動量とに基
づいて、吊荷8の地表からの高さhを演算し、上
記巻上のフイードフオワード量に、上記高さhの
上下方向の偏差に比例したフイードバツク量を加
算して巻上の制御目標値(巻上下量)を求め、そ
の出力信号をD/A変換器21によりアナログ量
に変換して巻上出力切替回路24に送る。
巻上出力切替回路24は上記デジタルIO器2
2から入力されるブーム俯仰方向と、上記D/A
変換器21から入力される巻上下量とに応じて巻
上用電磁比例減圧弁27または巻下用電磁比例減
圧弁28に制御信号を送る。この電磁比例減圧弁
27または28の作動により、後述する油圧回路
を介して巻上用ロープ6が上記ブーム俯仰に応じ
た所定の方向に所定量作動(巻上または巻下)さ
れ、これによつて吊荷8の水平移動が行われる。
2から入力されるブーム俯仰方向と、上記D/A
変換器21から入力される巻上下量とに応じて巻
上用電磁比例減圧弁27または巻下用電磁比例減
圧弁28に制御信号を送る。この電磁比例減圧弁
27または28の作動により、後述する油圧回路
を介して巻上用ロープ6が上記ブーム俯仰に応じ
た所定の方向に所定量作動(巻上または巻下)さ
れ、これによつて吊荷8の水平移動が行われる。
第4図は上記の制御を行うための油圧回路図で
ある。第4図において、31は主油圧ポンプ、3
2はブーム俯仰用方向制御弁、33は巻上用方向
制御弁、34はブーム俯仰用ドラム4を駆動する
ブーム俯仰用油圧モータ、35は巻上用ドラム7
を駆動する巻上用油圧モータであり、上記各方向
制御弁32,33のパイロツト部に上記各電磁比
例減圧弁25,26および27,28の二次側回
路35,36および37,38が接続されてい
る。
ある。第4図において、31は主油圧ポンプ、3
2はブーム俯仰用方向制御弁、33は巻上用方向
制御弁、34はブーム俯仰用ドラム4を駆動する
ブーム俯仰用油圧モータ、35は巻上用ドラム7
を駆動する巻上用油圧モータであり、上記各方向
制御弁32,33のパイロツト部に上記各電磁比
例減圧弁25,26および27,28の二次側回
路35,36および37,38が接続されてい
る。
41,42は電磁切替弁、43,44,45,
46はチエツク弁、50はパイロツト油圧ポン
プ、51は一次側回路、52はブーム俯仰用リモ
コン弁、53はブーム操作レバー、56は巻上用
リモコン弁、57は巻上用操作レバーである。
46はチエツク弁、50はパイロツト油圧ポン
プ、51は一次側回路、52はブーム俯仰用リモ
コン弁、53はブーム操作レバー、56は巻上用
リモコン弁、57は巻上用操作レバーである。
ブーム俯仰用リモコン弁52は図示しない一対
の可変減圧弁を有し、レバー53の操作方向およ
び操作量に応じて、二次側回路54または55に
導く二次圧力が制御されるものであり、その二次
側回路54,55が電磁比例減圧弁25,26の
一次側に接続されている。また、このリモコン弁
52の二次側回路54,55にはそれぞれ圧力検
出器12,13が設けられ、この圧力検出器1
2,13によつて二次側回路54,55の二次圧
力を検出することによつてブーム操作レバー53
の操作量を検出する。
の可変減圧弁を有し、レバー53の操作方向およ
び操作量に応じて、二次側回路54または55に
導く二次圧力が制御されるものであり、その二次
側回路54,55が電磁比例減圧弁25,26の
一次側に接続されている。また、このリモコン弁
52の二次側回路54,55にはそれぞれ圧力検
出器12,13が設けられ、この圧力検出器1
2,13によつて二次側回路54,55の二次圧
力を検出することによつてブーム操作レバー53
の操作量を検出する。
一方、巻上用リモコン弁56は、上記ブーム俯
仰用リモコン弁52と同様に図示しない一対の可
変減圧弁を有し、レバー57の操作方向および操
作量に応じて、二次側回路58または79に導く
二次圧力が制御されるものであり、この二次側回
路58,59と、上記一次側回路51とが電磁切
替弁41,42を介して電磁比例減圧弁27,2
8の一次側に切替自在に接続されている。
仰用リモコン弁52と同様に図示しない一対の可
変減圧弁を有し、レバー57の操作方向および操
作量に応じて、二次側回路58または79に導く
二次圧力が制御されるものであり、この二次側回
路58,59と、上記一次側回路51とが電磁切
替弁41,42を介して電磁比例減圧弁27,2
8の一次側に切替自在に接続されている。
上記油圧回路において、図示しないモード切替
スイツチを水平移動制御モードに切替えた状態
で、ブーム操作レバー53をブーム上げ方向に操
作すると、ブーム俯仰用リモコン弁52からブー
ム上げ側の二次側回路54に二次圧力が導かれ、
その圧力が圧力検出器12によつて検出され、そ
の検出信号が第2図のA/D変換器14を経てブ
ーム操作量算出器15に入力され、この算出器1
5でブーム操作レバー52の操作量に応じたブー
ム上げ量が算出される。
スイツチを水平移動制御モードに切替えた状態
で、ブーム操作レバー53をブーム上げ方向に操
作すると、ブーム俯仰用リモコン弁52からブー
ム上げ側の二次側回路54に二次圧力が導かれ、
その圧力が圧力検出器12によつて検出され、そ
の検出信号が第2図のA/D変換器14を経てブ
ーム操作量算出器15に入力され、この算出器1
5でブーム操作レバー52の操作量に応じたブー
ム上げ量が算出される。
次いで、算出器15で算出されたブーム上げ量
と、ブーム抑制パターン記憶手段16に記憶され
た抑制パターンに基づく俯仰信号とが乗算器17
によつて乗算され、俯仰値を含むブーム上げ制御
信号が求められ、このブーム上げ制御信号がD/
A変換器21を経てブーム出力切替回路23に入
力されるとともに、上記算出器15で算出された
ブーム俯仰方向すなわちブーム上げ信号がデジタ
ルIO器22を経てブーム出力切替回路23に送
られ、この出力切替回路23からブーム上げ用電
磁比例減圧弁25に作動信号が送られる。
と、ブーム抑制パターン記憶手段16に記憶され
た抑制パターンに基づく俯仰信号とが乗算器17
によつて乗算され、俯仰値を含むブーム上げ制御
信号が求められ、このブーム上げ制御信号がD/
A変換器21を経てブーム出力切替回路23に入
力されるとともに、上記算出器15で算出された
ブーム俯仰方向すなわちブーム上げ信号がデジタ
ルIO器22を経てブーム出力切替回路23に送
られ、この出力切替回路23からブーム上げ用電
磁比例減圧弁25に作動信号が送られる。
このとき、リモコン弁52の二次側回路54に
はレバー操作量に応じた二次圧力が導かれるが、
その二次圧力は電磁比例減圧弁25の一次側に導
かれ、電磁比例減圧弁25により上記ブーム俯仰
抑制パターンに沿つて俯仰(減圧)され、この減
圧された二次圧力が二次側回路35を経てブーム
俯仰用方向制御弁35のブーム上げ側のパイロツ
ト部に導かれる。これによつて方向制御弁32が
徐々にブーム上げ位置に切替えられ、油圧ポンプ
31からの圧油がブーム俯仰用油圧モータ34に
徐々に供給されて同モータ34が巻上方向に徐々
に回転加速されるとともに、第1図のブーム俯仰
用ドラム4が徐々に回転加速され、ブーム俯仰用
ロープ3が徐々に巻上げられてブーム上げがスム
ーズに行われる。この場合、ブーム操作レバー5
3をブーム上げ方向に急激に操作しても上記の抑
制制御によりブーム上げは徐々に行われ、起動時
にシヨツクが少なく、ブーム上げがスムーズに行
われる。
はレバー操作量に応じた二次圧力が導かれるが、
その二次圧力は電磁比例減圧弁25の一次側に導
かれ、電磁比例減圧弁25により上記ブーム俯仰
抑制パターンに沿つて俯仰(減圧)され、この減
圧された二次圧力が二次側回路35を経てブーム
俯仰用方向制御弁35のブーム上げ側のパイロツ
ト部に導かれる。これによつて方向制御弁32が
徐々にブーム上げ位置に切替えられ、油圧ポンプ
31からの圧油がブーム俯仰用油圧モータ34に
徐々に供給されて同モータ34が巻上方向に徐々
に回転加速されるとともに、第1図のブーム俯仰
用ドラム4が徐々に回転加速され、ブーム俯仰用
ロープ3が徐々に巻上げられてブーム上げがスム
ーズに行われる。この場合、ブーム操作レバー5
3をブーム上げ方向に急激に操作しても上記の抑
制制御によりブーム上げは徐々に行われ、起動時
にシヨツクが少なく、ブーム上げがスムーズに行
われる。
一方、巻上制御系において、上記ブーム操作量
算出器15によつて算出されたブーム操作レバー
の操作量と、巻上抑制パターン記憶手段18に記
憶された巻上速度の抑制パターンとが乗算器19
により乗算されて上記ブーム上げの操作量に応じ
た巻上用ロープの巻下量が求められ、演算器20
により上記巻下量に基づく巻上系のフイードフオ
ワード量(予測量)と、角度検出器11により検
出されたブーム俯仰角度θとロープ移動量検出器
10により検出されたロープ移動量とに基づく吊
荷8の地表からの高さhおよびその高さhの上下
方向の偏差に比例したフイードバツク量とが演算
されるとともに、上記巻上系のフイードフオワー
ド量に上記高さhの偏差に比例したフイードバツ
ク量が加算されて巻上の制御目標値(巻下量)が
求められる。
算出器15によつて算出されたブーム操作レバー
の操作量と、巻上抑制パターン記憶手段18に記
憶された巻上速度の抑制パターンとが乗算器19
により乗算されて上記ブーム上げの操作量に応じ
た巻上用ロープの巻下量が求められ、演算器20
により上記巻下量に基づく巻上系のフイードフオ
ワード量(予測量)と、角度検出器11により検
出されたブーム俯仰角度θとロープ移動量検出器
10により検出されたロープ移動量とに基づく吊
荷8の地表からの高さhおよびその高さhの上下
方向の偏差に比例したフイードバツク量とが演算
されるとともに、上記巻上系のフイードフオワー
ド量に上記高さhの偏差に比例したフイードバツ
ク量が加算されて巻上の制御目標値(巻下量)が
求められる。
そして、巻上出力切替回路24に、上記演算器
20からの出力信号がD/A変換器21を経て入
力されるとともに、上記デジタルIO器22を経
てブーム上げ信号が入力され、これに伴つて巻上
出力切替回路24から巻上制御系の巻下用電磁比
例減圧弁28に制御信号が送られる。
20からの出力信号がD/A変換器21を経て入
力されるとともに、上記デジタルIO器22を経
てブーム上げ信号が入力され、これに伴つて巻上
出力切替回路24から巻上制御系の巻下用電磁比
例減圧弁28に制御信号が送られる。
このとき第4図の電磁切替弁42は上記モード
切替スイツチの切替えに伴う巻上出力切替回路2
4からの信号によつて上位置に切替えられてお
り、電磁比例減圧弁28の一次側にパイロツト油
圧ポンプ50からの一次圧が導かれている。従つ
て巻上操作レバー57を操作しなくても、上記電
磁比例減圧弁28の作動によつて同弁の二次側回
路38に二次圧力が導かれ、その二次圧力が巻上
用方向制御弁33の巻下側のパイロツト部に導か
れ、方向制御弁33が巻下位置(下位置)に自動
的にかつ徐々に切替えられる。そして、油圧ポン
プ31からの圧油が巻上用油圧モータ35に徐々
に供給され、同モータ35に巻下方向に徐々に回
転され、第1図の巻上用ドラム7が巻下方向に
徐々に回転加速され、巻上用ロープ6が徐々に巻
下げられ、フツク5に吊持された吊荷8が上記ブ
ーム上げに比例して徐々に下降される。ころによ
つて吊荷8が地表から所定の高さhに保持された
状態で水平移動(水平引込み)が円滑に行われ
る。
切替スイツチの切替えに伴う巻上出力切替回路2
4からの信号によつて上位置に切替えられてお
り、電磁比例減圧弁28の一次側にパイロツト油
圧ポンプ50からの一次圧が導かれている。従つ
て巻上操作レバー57を操作しなくても、上記電
磁比例減圧弁28の作動によつて同弁の二次側回
路38に二次圧力が導かれ、その二次圧力が巻上
用方向制御弁33の巻下側のパイロツト部に導か
れ、方向制御弁33が巻下位置(下位置)に自動
的にかつ徐々に切替えられる。そして、油圧ポン
プ31からの圧油が巻上用油圧モータ35に徐々
に供給され、同モータ35に巻下方向に徐々に回
転され、第1図の巻上用ドラム7が巻下方向に
徐々に回転加速され、巻上用ロープ6が徐々に巻
下げられ、フツク5に吊持された吊荷8が上記ブ
ーム上げに比例して徐々に下降される。ころによ
つて吊荷8が地表から所定の高さhに保持された
状態で水平移動(水平引込み)が円滑に行われ
る。
このようにブーム操作レバー53を巻上方向に
操作することにより、ブーム用リモコン弁52の
巻上側の二次側回路54に二次圧が導かれると同
時に、その二次圧力が圧力検出器12により検出
され、その検出に基づいてブーム制御系および巻
上制御系の制御がほぼ同時にスタートされ、ブー
ム上げと巻下げてがほぼ同時に行われる。従つて
起動時の偏差が小さくなり、スムーズに起動され
る。また、上記レバー53を急激に操作しても、
ブーム抑制パターン記憶手段16および巻上抑制
パターン記憶手段18に記憶された抑制パターン
に基づいて、ブーム上げおよび巻下げの各速度が
俯仰され、ブーム上げと巻下げが徐々に起動さ
れ、吊荷8の振れが生じることなく、円滑な水平
移動が行われる。さらに、定常運転時には、上記
各記憶手段に記憶された抑制パターンに基づいて
ブーム上げの速度および巻下げの速度がそれぞれ
所定値以上にならないように抑制され、スムーズ
に水平移動される。
操作することにより、ブーム用リモコン弁52の
巻上側の二次側回路54に二次圧が導かれると同
時に、その二次圧力が圧力検出器12により検出
され、その検出に基づいてブーム制御系および巻
上制御系の制御がほぼ同時にスタートされ、ブー
ム上げと巻下げてがほぼ同時に行われる。従つて
起動時の偏差が小さくなり、スムーズに起動され
る。また、上記レバー53を急激に操作しても、
ブーム抑制パターン記憶手段16および巻上抑制
パターン記憶手段18に記憶された抑制パターン
に基づいて、ブーム上げおよび巻下げの各速度が
俯仰され、ブーム上げと巻下げが徐々に起動さ
れ、吊荷8の振れが生じることなく、円滑な水平
移動が行われる。さらに、定常運転時には、上記
各記憶手段に記憶された抑制パターンに基づいて
ブーム上げの速度および巻下げの速度がそれぞれ
所定値以上にならないように抑制され、スムーズ
に水平移動される。
なお、吊荷8の水平押出しを行う時は、水平移
動制御モードで、ブーム操作レバー53をブーム
下げ側に操作すればよい。
動制御モードで、ブーム操作レバー53をブーム
下げ側に操作すればよい。
手動操作を行う場合は、前述したモード切替ス
イツチを手動操作モードに切替えることにより、
各電磁切替弁41,42が図示の位置に保持され
るとともに、各電磁比例減圧弁25,26,2
7,28がフルオンの状態に保持され、ブーム、
巻上の各レバー53,57の操作によりブーム、
巻上が互いに独立して作動される。
イツチを手動操作モードに切替えることにより、
各電磁切替弁41,42が図示の位置に保持され
るとともに、各電磁比例減圧弁25,26,2
7,28がフルオンの状態に保持され、ブーム、
巻上の各レバー53,57の操作によりブーム、
巻上が互いに独立して作動される。
ところで、上記実施例では、定常運転時を考慮
し、ブーム角度検出器11により検出されたブー
ム俯仰角度θと、ロープ移動量検出器10により
検出されたロープ移動量とから吊荷8の地表から
の高さhを演算し、この高さhに基づいて制御す
るようにしたが、ロープ移動量検出器10および
カウンタ回路29を省略し、ブーム角度検出器1
1により検出されたブーム俯仰角度θに基づいて
ブーム先端の地表からの高さhを演算し、この高
さhに基づいて制御するようにしても所期の目的
は十分に達成できる。
し、ブーム角度検出器11により検出されたブー
ム俯仰角度θと、ロープ移動量検出器10により
検出されたロープ移動量とから吊荷8の地表から
の高さhを演算し、この高さhに基づいて制御す
るようにしたが、ロープ移動量検出器10および
カウンタ回路29を省略し、ブーム角度検出器1
1により検出されたブーム俯仰角度θに基づいて
ブーム先端の地表からの高さhを演算し、この高
さhに基づいて制御するようにしても所期の目的
は十分に達成できる。
また、上記実施例において、ブーム操作量検出
手段として、圧力検出器12,13の代りに、ブ
ーム操作レバー53の枢支部等にレバー53の操
作量(操作角)を検出する角度検出器を用いても
よい。ブーム用の電磁比例減圧弁25,26の一
次側を上記巻上用の電磁比例減圧弁27,28と
同様に電磁切替弁(図示せず)を介してブーム俯
仰用リモコン弁52の二次側回路54,55と上
記一次側回路51とに切替自在に接続してもよ
い。
手段として、圧力検出器12,13の代りに、ブ
ーム操作レバー53の枢支部等にレバー53の操
作量(操作角)を検出する角度検出器を用いても
よい。ブーム用の電磁比例減圧弁25,26の一
次側を上記巻上用の電磁比例減圧弁27,28と
同様に電磁切替弁(図示せず)を介してブーム俯
仰用リモコン弁52の二次側回路54,55と上
記一次側回路51とに切替自在に接続してもよ
い。
本発明の制御装置は、図示のようにブーム2と
主巻の巻上用ロープ6の制御に限らず、ブームと
補巻の制御、またはタワークレーンのようにタワ
ージブと主巻の制御による水平移動制御にも適用
できることはいうまでもない。
主巻の巻上用ロープ6の制御に限らず、ブームと
補巻の制御、またはタワークレーンのようにタワ
ージブと主巻の制御による水平移動制御にも適用
できることはいうまでもない。
(発明の効果)
以上のように本発明は、ブーム操作レバーを操
作することにより、その操作量を検出してブーム
制御系と、巻上制御系との制御をほぼ同時にスタ
ートさせ、ブーム俯仰と巻上下とをほぼ同時に行
わせることができ、起動時の偏差を小さくして、
スムーズに起動できる。しかも、上記レバーを急
激に操作しても、補助制御手段による抑制制御に
より、ブーム俯仰および巻上下の各速度を抑制で
き、ブーム俯仰と巻上下を徐々に起動させ、吊荷
の振れが生じることなく、吊荷を円滑に水平移動
させることができる。また、定常運転時には、ブ
ーム俯仰の速度および巻上下の速度をそれぞれ所
定値以上にならないように抑制することもでき、
吊荷をスムーズに水平移動させることができる。
作することにより、その操作量を検出してブーム
制御系と、巻上制御系との制御をほぼ同時にスタ
ートさせ、ブーム俯仰と巻上下とをほぼ同時に行
わせることができ、起動時の偏差を小さくして、
スムーズに起動できる。しかも、上記レバーを急
激に操作しても、補助制御手段による抑制制御に
より、ブーム俯仰および巻上下の各速度を抑制で
き、ブーム俯仰と巻上下を徐々に起動させ、吊荷
の振れが生じることなく、吊荷を円滑に水平移動
させることができる。また、定常運転時には、ブ
ーム俯仰の速度および巻上下の速度をそれぞれ所
定値以上にならないように抑制することもでき、
吊荷をスムーズに水平移動させることができる。
第1図は本発明の制御装置を装備したクレーン
の一例を示す側面図、第2図はその水平移動制御
部のブロツク図、第3図はブーム俯仰抑制パター
ン記憶手段および巻上抑制パターン記憶手段に記
憶される抑制パターンを示す図、第4図は本発明
の実施例を示す油圧回路図である。 1……クレーン本体、2……ブーム、3……ブ
ーム俯仰用ロープ、4……ブーム俯仰用ドラム、
5……フツク、6……巻上用ロープ、7……巻上
用ドラム、8……吊荷、11……ブーム角度検出
器、12,13……圧力検出器(ブーム操作量検
出手段)、14……A/D変換器、15……ブー
ム操作量算出器、16……ブーム抑制パターン記
憶手段、17……乗算器、18……巻上抑制パタ
ーン記憶手段、19……乗算器、20……演算
器、21……D/A変換器、22……デジタル
IO器、23……ブーム出力切替回路、24……
巻上出力切替回路、25,26,27,28……
電磁比例減圧弁、31……主油圧ポンプ、32…
…ブーム俯仰用方向制御弁、33……巻上用方向
制御弁、34……ブーム俯仰用油圧モータ、35
……巻上用油圧モータ、50……パイロツト油圧
ポンプ、52……ブーム俯仰用リモコン弁、53
……ブーム操作レバー、56……巻上用操作レバ
ー、57……巻上操作レバー。
の一例を示す側面図、第2図はその水平移動制御
部のブロツク図、第3図はブーム俯仰抑制パター
ン記憶手段および巻上抑制パターン記憶手段に記
憶される抑制パターンを示す図、第4図は本発明
の実施例を示す油圧回路図である。 1……クレーン本体、2……ブーム、3……ブ
ーム俯仰用ロープ、4……ブーム俯仰用ドラム、
5……フツク、6……巻上用ロープ、7……巻上
用ドラム、8……吊荷、11……ブーム角度検出
器、12,13……圧力検出器(ブーム操作量検
出手段)、14……A/D変換器、15……ブー
ム操作量算出器、16……ブーム抑制パターン記
憶手段、17……乗算器、18……巻上抑制パタ
ーン記憶手段、19……乗算器、20……演算
器、21……D/A変換器、22……デジタル
IO器、23……ブーム出力切替回路、24……
巻上出力切替回路、25,26,27,28……
電磁比例減圧弁、31……主油圧ポンプ、32…
…ブーム俯仰用方向制御弁、33……巻上用方向
制御弁、34……ブーム俯仰用油圧モータ、35
……巻上用油圧モータ、50……パイロツト油圧
ポンプ、52……ブーム俯仰用リモコン弁、53
……ブーム操作レバー、56……巻上用操作レバ
ー、57……巻上操作レバー。
Claims (1)
- 1 ブーム俯仰用リモコン弁と、このリモコン弁
からの二次圧によつて切替えられるブーム俯仰用
方向制御弁と、ブーム俯仰用方向制御弁の切替え
によつてブームを俯仰させるブーム俯仰用駆動手
段と、巻上用リモコン弁と、巻上用リモコン弁か
らの二次圧によつて切替えられる巻上用方向制御
弁と、巻上用方向制御弁の切替えによつて巻上用
ロープを巻上下する巻上用駆動手段と、上記ブー
ム俯仰用リモコン弁の操作量検出手段と、ブーム
の俯仰角度検出手段とを有し、ブーム俯仰用リモ
コン弁の操作時に、上記各検出手段による検出値
に基づいて、吊荷が水平移動するようにブーム俯
仰用方向制御弁および巻上用方向制御弁の切替量
を制御してブームの俯仰量および巻上用ロープの
巻上下量を制御する主制御手段と、起動時に上記
主制御手段による制御に優先してブームの俯仰速
度および巻上用ロープの巻上下速度を徐々に上昇
させ、その後の定常運転時に上記各速度が所定速
度以上にならないように抑制制御する補助制御手
段とを具備していることを特徴とするクレーンの
吊荷の水平移動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17230486A JPS6331995A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | クレ−ンの吊荷の水平移動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17230486A JPS6331995A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | クレ−ンの吊荷の水平移動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6331995A JPS6331995A (ja) | 1988-02-10 |
JPH0353237B2 true JPH0353237B2 (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=15939438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17230486A Granted JPS6331995A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | クレ−ンの吊荷の水平移動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6331995A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619165B2 (ja) * | 1987-11-26 | 1994-03-16 | 株式会社クボタ | 作業車 |
US6269635B1 (en) | 1999-01-20 | 2001-08-07 | Manitowoc Crane Group, Inc. | Control and hydraulic system for a liftcrane |
EP4378878A1 (en) * | 2021-09-02 | 2024-06-05 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Crane control method and crane |
-
1986
- 1986-07-22 JP JP17230486A patent/JPS6331995A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6331995A (ja) | 1988-02-10 |
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