JPH0717335A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

Info

Publication number
JPH0717335A
JPH0717335A JP5191908A JP19190893A JPH0717335A JP H0717335 A JPH0717335 A JP H0717335A JP 5191908 A JP5191908 A JP 5191908A JP 19190893 A JP19190893 A JP 19190893A JP H0717335 A JPH0717335 A JP H0717335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
roof
corner portion
door glass
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5191908A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Watanabe
浩也 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP5191908A priority Critical patent/JPH0717335A/ja
Publication of JPH0717335A publication Critical patent/JPH0717335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着脱屋根を備えたルーフ開放型自動車におい
て、車体側のウエザストリップと、着脱屋根のウエザス
トリップの衝合部のシール性能を向上させることであ
る。 【構成】 フロントピラーからルーフ開口の前縁に沿っ
て一連に取付けたウエザストリップ7のコーナ部70
に、着脱屋根の左右側縁に沿って取付けたウエザストリ
ップ8の前端が上記コーナ部70の上面72を覆うよう
に衝合する衝合部において、中空状の上記コーナ部70
内に、該コーナ部70の上面72と底面73とをつな
ぎ、ドア閉時にドアガラス4により押付けられるシール
面71と対向し、かつシール面71方向に突出する断面
く字形の縦壁74を形成し、縦壁74がシール面71を
介してドアガラス4により押されたときに、上面72を
押上げ、これに重ねられたウエザストリップ8の端部8
1に圧接せしめる構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウエザストリッ
プ、特にルーフ開放型自動車のウエザストリップに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】乗員に開放感を与える自動車として、図
1に示すように、ルーフ1の開口10がルーフサイドま
で開放されてドア開口に連なり、開口10に着脱屋根3
を設けた形式のものがある。この形式の自動車では、フ
ロントピラー5から上記開口10の前縁に沿って一連に
ウエザストリップ7を取付けるとともに、センタピラー
6から上記開口10の後縁に沿って一連にウエザストリ
ップ9を取付け、着脱屋根3には左右の側縁に沿ってそ
れぞれウエザストリップ8を取付け、着脱屋根3を装着
したときに、ウエザストリップ8の前後両端がそれぞれ
ウエザストリップ7,9のコーナ部に衝合するシール構
造が用いられている。
【0003】図4ないし図6は、前側の衝合部C(図
1)におけるウエザストリップの衝合状態を示すもの
で、図4に示すようにウエザストリップ7のフロントピ
ラー側7Aとルーフ側7Bとが連接するコーナ部70
に、図5に示すようにウエザストリップ8の前端が衝合
される。この衝合部におけるウエザストリップ7,8間
のシール構造は、上記コーナ部70の端末壁とウエザス
トリップ8の端末壁とが衝合されるとともに、ウエザス
トリップ8の端末から延びる重合部81が上記コーナ部
70の上面に重ね合される構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ウエザ
ストリップ7とウエザストリップ8との衝合部のシール
構造での問題は、着脱屋根3の建付けのバラツキや、両
ウエザストリップ7,8の組付けのバラツキで、図6に
示すようにウエザストリップ7のコーナ部70の上面
と、これに重ねられるウエザストリップ8の重合部81
との間に隙間aが生じることである。そして更に、ドア
ガラス4が閉じられて上記コーナ部70のシール面71
が押込まれるとシール面71の上端が引込まれ、これに
より上記隙間aが広がることがあり、シール性を低下さ
せる。
【0005】そこで本発明は上記の実情に鑑みてなされ
たもので、ドアガラス3が閉じられたときに上記の隙間
aが密着してシール性能を良好ならしめる着脱屋根用ウ
エザストリップを提供することを課題としてなされたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図2に例示す
るように、フロントピラーからルーフの着脱屋根開口の
前縁に沿って取付けられたウエザストリップ7のコーナ
部70に、着脱屋根の側縁に沿って取付けられたウエザ
ストリップ8の前端が衝合するとともに、ウエザストリ
ップ8の前端から延出する重合部81がウエザストリッ
プ7のコーナ部70の上面に重合される着脱屋根用のウ
エザストリップにおいて、中空状の上記コーナ部70内
に、コーナ部70の上面部72と底面73とをつなぎ、
閉じられたときのドアガラス4の端縁と対向する縦壁7
4を設け、かつこの縦壁74を車外方向、即ちドアガラ
ス3の端縁方向に突出する断面く字形に形成したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】図3に示すように、ドア閉時にコーナ部70の
シール面71がドアガラス4により押込まれると、押込
まれたシール面71が縦壁74を押し、縦壁74は直線
状となる。これによりコーナ部70の上面部72は持上
げられてウエザストリップ8の重合部(図2)に圧接す
る。
【0008】
【実施例】図1に示すように、自動車のフロントピラー
1からルーフの開口10の前縁に一連にウエザストリッ
プ7が取付けられている。図2(A)に示すように、フ
ロントピラー側のウエザストリップ7Aと開口前縁側の
ウエザストリップ7Bとが接続するコーナ部70には、
着脱屋根3(図1)を装着したときに、その側縁に取付
けたウエザストリップ8の前端が衝合するようになって
いる。
【0009】上記コーナ部70は、押出成形されたゴム
のウエザストリップ7A,7Bを型成形で中空状に接続
することのより形成される。ウエザストリップ8は前端
部は型成形で形成され、端末は閉じられており、端末か
らは、重合部81が延出している。そして衝合時、上記
コーナ部70の側面とウエザストリップ8の端末面とが
衝合し、上記重合部81がコーナ部70の上面に上から
重ねられるようになっている。
【0010】図2(A)および図2(B)に示すよう
に、中空状の上記コーナ部70内には、その上面部72
と底面73とをつなぐ縦壁74がシール面71と近接対
向するように形成してある。この縦壁74はシール面7
1方向に突出するく字形の断面形状としてあり、コーナ
部70と一体に型成形される。縦壁74の屈曲部には変
形を容易にするようにノッチ740が形成してある。7
5はウエザストリップ7Bに埋設された芯金である。
【0011】図3は、着脱屋根3(図1)が装着され、
ドアガラス4が閉じられたときの上記コーナ部70の作
動を示すものである。ドアガラス4が閉じられると、コ
ーナ部70のシール面71がドアガラス4の端縁により
押込まれ、シール面71が縦壁74の屈曲部を押す。こ
れにより縦壁74は直線状となってコーナ部70の上面
72を押上げる。これにより上面72はウエザストリッ
プ8の延出重合部81〔図2(B)〕に圧接される。従
って図6に示すようにコーナ部上面72と重合部81間
に間隙があってもこれが閉じられ完全にシールされるの
である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、自動車の着脱屋根の左
右両側縁に沿って取付けたウエザストリップの前端が、
フロントピラーからルーフ開口前縁に沿って一連に取付
けたウエザストリップのコーナ部に衝合する構造におい
て、ドアガラスが閉じられたときに衝合面が互に圧接さ
れることにより、良好なシール性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】着脱屋根式自動車に取付けられたウエザストリ
ップを示す図である。
【図2】図2(A)は本発明のウエザストリップの衝合
部(図1のC部)の斜視図、図2(B)は図2(A)の
IIB −IIB 線断面図である。
【図3】本発明のウエザストリップの衝合部の、ドアガ
ラス閉時の断面図である。
【図4】車体側のウエザストリップのコーナ部の斜視図
である。
【図5】上記コーナ部に着脱屋根側のウエザストリップ
が衝合された従来の衝合部の斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
1 自動車のルーフ 10 ルーフの開口 3 着脱屋根 4 ドアガラス 5 フロントピラー 7,8 ウエザストリップ 70 コーナ部 71 シール面 72 上面 73 底面 74 縦壁 81 重合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口と着脱屋根開口とが連続
    する自動車に装着されるウエザストリップであって、フ
    ロントピラーから上記屋根開口の前縁にかけて一連に取
    付けた中空状のウエザストリップのコーナ部に、着脱屋
    根の左右側縁に取付けたウエザストリップの前端が上記
    コーナ部の上面部を覆うように衝合するウエザストリッ
    プにおいて、上記中空状のウエザストリップのコーナ部
    内に、該コーナ部の上面部と底面とをつなぎ、ドア閉時
    に該コーナ部のシール面に押付けられるドアガラスの端
    縁に向けて突出する断面く字形の縦壁を形成し、該縦壁
    が上記シール面を介してドアガラスにより押込まれて上
    記上面部を持上げる構造とした自動車用ウエザストリッ
    プ。
JP5191908A 1993-07-06 1993-07-06 自動車用ウエザストリップ Pending JPH0717335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191908A JPH0717335A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 自動車用ウエザストリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191908A JPH0717335A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 自動車用ウエザストリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717335A true JPH0717335A (ja) 1995-01-20

Family

ID=16282454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5191908A Pending JPH0717335A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 自動車用ウエザストリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290282A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Nishikawa Rubber Co Ltd オープンカー用ウェザーストリップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290282A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Nishikawa Rubber Co Ltd オープンカー用ウェザーストリップ
JP4575221B2 (ja) * 2005-04-14 2010-11-04 西川ゴム工業株式会社 オープンカー用ウェザーストリップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002103985A (ja) シールリップ付ドアウエザーストリップ
JPH0717335A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP4073818B2 (ja) ウェザーストリップ
JP3635985B2 (ja) 自動車ドアのシール構造
JP3209964B2 (ja) 自動車用ドアのガラスシール構造
JP2677109B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JPS6119445B2 (ja)
JP3365932B2 (ja) ウェザストリップ
JP2000043581A (ja) ヒドンサッシ型ウェザストリップ
JPH0611247Y2 (ja) 自動車のドアサッシュモール
JP3782053B2 (ja) モールの継手構造
JP3876678B2 (ja) 自動車のドアシール構造
JPH081944Y2 (ja) 自動車のドアサッシュ構造
JP3176196B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JP3596629B2 (ja) 自動車のシール構造
JP3288781B2 (ja) コーナーピースグラスラン
JP3214227B2 (ja) 自動車のシール構造
JP3719086B2 (ja) ガラスランの取付構造
JP3196458B2 (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP2572297Y2 (ja) ドアミラーのモール構造
JPH0246415Y2 (ja)
JPH09142229A (ja) 自動車の車体上部のモール構造
JPH079713Y2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JPS61220917A (ja) パ−テ−シヨンサツシ上端部のシ−ル構造
JP3281198B2 (ja) グラスランの型成形部